JPWO2010073837A1 - スピーカユニットおよび携帯情報端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化、薄型化を実現し、かつ音圧が高いスピーカユニットおよび携帯情報端末を提供する。【解決手段】スピーカユニットは、平面視において矩形の外形を有するヨーク1と、ヨーク1上に配置され、かつ上面にてN極とS極とが一の方向に並ぶように着磁された磁石部材2と磁石部材2の上面上に間隔を空けて配置されたコイル3と、コイル3に取り付けられた振動板4と、振動板4を支持するフレーム5とを備えている。ヨーク1の矩形の外形を規定する辺のうち一の方向に沿う辺に、フレーム5とヨーク1とを係合させる係合凸部7が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、スピーカユニットおよび携帯情報端末に関し、特に小型化、薄型化されたスピーカユニットおよび携帯情報端末に関するものである。
スピーカユニットは、携帯電話機、DSC(Digital Still Camera)、PDA(Personal Digital Assistants)、PC(Personal Computer)などの携帯情報端末に使用されている。なお、ここでスピーカユニットとは、いわゆるスピーカとレシーバーとを含んでいる。
小型化、薄型化のため、厚み方向におけるコイルの積層数より幅方向におけるコイルの積層数が多い扁平な形状のコイル(水平型コイル)を有している電気音響変換装置(スピーカユニット)が提案されている(たとえば、特許第3213521号公報:特許文献1参照)。
特許第3213521号公報
近年、携帯電話機、DSC(Digital Still Camera)、PDA(Personal Digital Assistants)、PC(Personal Computer)などの携帯情報端末の小型化、薄型化が急速に進んでいる。それにあわせて、携帯情報端末に使用されるスピーカユニットの搭載スペースは削減され続けている。そのため省スペースでより性能の高いスピーカユニットの使用ニーズが加速している。特に、小型化、薄型化による音圧低下の影響が大きいため、小型、薄型構造を有しつつ音圧性能が高いスピーカユニットおよび携帯情報端末への期待が高まっている。
音圧を向上させるためには、水平型コイルを有しているスピーカユニットにおいては、コイルと対向して配置される磁性体を大きくすることが効果的である。
また、磁性体からの磁束が装置外部に漏洩することを防止するために磁性体の底部をヨークで覆う構成も考えられる。
しかし、ヨークを用いた場合、このヨークをフレームに取付ける必要があり、ヨークにフレームへ取付けるための取付部も設ける必要がある。かかる取付部をヨークに設けた場合、その取付部のスペース、取付部とフレームとの係合のためのスペースなどにより、磁性体の寸法の大型化が制限される。磁性体の大型化が制限されると、スピーカユニットの音圧の向上が困難となる。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化、薄型化を実現し、かつ音圧が高いスピーカユニットおよび携帯情報端末を提供することである。
本発明のスピーカユニットは、平面視において矩形の外形を有するヨークと、ヨーク上に配置され、かつ上面にてN極とS極とが一の方向に並ぶように着磁された磁石部材と、磁石部材の上面上に間隔を空けて配置されたコイルと、コイルに取り付けられた振動板と、振動板を支持するフレームとを備えている。ヨークの矩形の外形を規定する辺のうち一の方向に沿う辺に、フレームとヨークとを係合させる係合凸部が設けられている。
本発明のスピーカユニットによれば、一の方向に沿う辺に係合凸部が設けられている。
この係合凸部によって、フレームとヨークとの係合強度を向上させることができる為、一の方向に交差する辺にて、ヨーク内側とフレームとの係合部を設ける必要がない。そのため、磁石部材の一の方向の寸法がヨークとフレームとの係合によって制限されない。したがって、磁石部材の寸法を一の方向に大きくすることができる。
磁石部材では一の方向にN極とS極とが並んでいるから磁石部材の一の方向の寸法を大きくすることでN極からS極へ向かう磁束数を増加させることができる。これにより、コイルを通過する磁束数を多くできるため音圧を向上させることができる。
また、磁石部材と係合凸部との間で一の方向と交差する方向で磁束が形成されているため、磁気効率を向上させることができる。
上記のスピーカユニットにおいて好ましくは、係合凸部は、外側に向かって折れ曲がる折れ曲り部を有している。
この折れ曲り部により、ヨークをより強固にフレームに接合することができ、ヨークとフレームとの接合強度を向上させることができる。
上記のスピーカユニットにおいて好ましくは、ヨークはヨークの矩形の外形を規定する辺のうち一の方向と交差する辺に凸部を有し、凸部は一の方向と交差する辺の中央部に切り欠き部を有している。
これにより、切り欠き部では、ヨークを通って磁石部材の上面に磁束が導かれない。したがって、磁石部材の切り欠き部と隣り合う部分において、磁石部材の上面の磁束数を増加させることができる。これにより、コイルを通過する磁束数を多くできるため音圧を向上させることができる。
上記のスピーカユニットにおいて好ましくは、磁石部材は上面がN極に着磁された第1の磁性体とS極に着磁された第2の磁性体とを含む複数の磁性体よりなる。
これにより、磁石部材の上面上の高密度の磁束の水平成分によって、水平型コイルを駆動することができる。
上記スピーカユニットにおいて好ましくは、磁石部材は上面にN極とS極とを有する1つの磁性体よりなる。
これにより、部品数を減らすことができるため製造コストを低くすることができ、生産時間などを含めた生産性を向上させることができる。
上記スピーカユニットにおいて好ましくは、コイルが、角形コイル、楕円形コイル、トラック形コイルおよび多角形コイルのいずれかである。
これにより、設計の自由度を向上させることができる。
本発明の携帯情報端末は、上記のいずれかのスピーカユニットを備えている。
本発明の携帯情報端末によれば、上記のいずれかのスピーカユニットを備えているので、携帯情報端末の小型化、薄型化を図ることができるとともに、通話音声、着信音などの音圧を向上させることができる。
以上説明したように、本発明のスピーカユニットおよび携帯情報端末によれば、小型化、薄型化を実現し、かつ音圧を高くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
最初に本実施の形態のスピーカユニットの構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1におけるスピーカユニットの構成を示す概略断面図である。図2は、図1に示すスピーカユニットの概略平面図である。なお、図2においては、見やすくするため振動板およびフレームカバーは図示されていない。図2のI−I線に沿う概略断面図が図1である。
図1および図2を参照して、本実施の形態のスピーカユニットは、ヨーク1と、磁石部材2と、コイル3と、振動板4と、フレーム5と、フレームカバー10と、凸部6とを主に有している。ヨーク1は、図2に示すように平面視において矩形の外形を有している。
磁石部材2は、ヨーク1上に接して配置されている。磁石部材2は、図中X方向(一の方向)に沿って上面がS極、N極、S極の順で並ぶように着磁されており、下面がN極、S極、N極の順で並ぶように着磁されている。
磁石部材2は、たとえば複数の磁性体21、22を有している。たとえば、磁石部材2の中央部21(第1の磁性体)は、上面がN極で下面がS極に着磁された磁石で構成されている。一方、磁石部材2の両端部22(第2の磁性体)は、上面がS極で下面がN極に着磁された磁石で構成されている。磁石部材2は、磁石部材2の両端部22の外側が凸部6の内側と接するように配置されている。
コイル3は、磁石部材2の上面上に間隔を空けて配置されている。このコイル3はコイルの積層数が厚み方向(図1中Z方向)よりも幅方向(図1、2中XまたはY方向)の方が多い扁平な形状のコイル(水平型コイル)である。コイル3は、磁石部材2によって生じる磁束がコイル3を横切るように配置されている。
コイル3は、その外形の平面視における直線部が磁石部材2の中央部21と両端部22との境界上に配置されている。水平型コイルにおいては磁石部材2の上面に沿う方向の磁束がコイル3を駆動させる。磁石部材2の上面に沿う方向の磁束密度は、磁石部材2の中央部21と両端部22との境界上で最大となる。そのため、コイル3の直線部を磁石部材2の中央部21と両端部22との境界上に配置することにより最大の磁束密度でコイル3を駆動することができる。
上記のヨーク1、磁石部材2およびコイル3により磁気回路が構成されている。磁石部材2の上面上でコイル3を通るように磁石部材2の中央部21上面のN極から両端部22上面のS極へ磁束X1、X2が導かれている。また、磁石部材2の両端部22とヨーク1の凸部6との間では、磁石部材の両端部22下面のN極からヨーク1の凸部6を通って同じ両端部22上面のS極へ向かうように磁束X3、X4が導かれている。また、図2に示すように磁石部材2の中央部21とヨーク1の係合凸部7との間では、磁石部材2の中央部21上面のN極からヨーク1の係合凸部7を通って同じ中央部21下面のS極へ向かうように磁束X5、X6が導かれている。
振動板4は、その下面にコイル3を取り付けられている。振動板4は、上下方向(Z方向)に振動可能なように薄板によって構成されている。振動板4は、たとえば、合成樹脂で形成されている。この振動板4の外周部はフレーム5に支持されている。
図3は、本実施の形態におけるヨークの概略斜視図である。図4は、本実施の形態におけるヨークおよび磁石部材の概略斜視図である。図3および図4を参照して、ヨーク1は、磁石部材2の上面のS極、N極、S極の並ぶ方向に交差する方向(Y方向)に沿う辺に凸部6を有している。この凸部6は、ヨーク1の辺から図中上方向(Z方向)に立ち上がっている。
また、ヨーク1は、磁石部材2の上面のS極、N極、S極の並ぶ方向(X方向)に沿う辺に係合凸部7を有している。この係合凸部7は、ヨーク1の辺から図中上方向(Z方向)に立ち上がっている。この係合凸部7は、凸部6と同様フレーム5にヨーク1を取り付けるための取付部である。この係合凸部7は、ヨーク1の一の方向に沿う2つの辺にそれぞれ形成されている。また、係合凸部7は、ヨーク1の一の方向に沿う辺の中央部に形成されている。
図5は、本実施の形態におけるヨークおよびフレームの概略斜視図である。図6は、図5のVI−VI線に沿う概略断面図である。図5および図6を参照して、ヨーク1の係合凸部7がフレーム5の孔に嵌合されて、係合凸部7の両側からフレーム5に支持されることにより、ヨーク1はフレーム5に接合されている。
ヨーク1とフレーム5との組付けは、たとえばインサート成形によりなされる。つまり金型内にヨーク1を装填した状態で樹脂を注入して樹脂からフレーム5を形成することで組付けが行なわれる。その結果、フレーム5は、ヨーク1の凸部6の外側および係合凸部7の周りを樹脂が取り囲むように成形されている。一方、フレーム5は、ヨーク1の凸部6の内側には成形されていない。
振動板4を覆うようにフレームカバー10が配置されている。フレームカバー10は、上面に向けて台形状に形成されている。フレームカバー10は、振動板4の外周部分上面とフレームカバー10の外周部分下面とが対向するように振動板4を介在してフレーム5に取り付けられている。なお、振動板4を覆わないように、フレームカバー10の無いものもある。
以上のように本実施の形態のスピーカユニットは構成されている。
なお、上記においては、磁石部材2の中央部21および両端部22として磁石が配置された磁石部材2について説明したが、磁石部材2は、中央部21として強磁性体(第1の磁性体)が配置され、両端部22としてその強磁性体(第1の磁性体)の両側に磁石が配置されていてもよい。その強磁性体(第1の磁性体)の両側の磁石(第2の磁性体)は、上面がS極で下面がN極に着磁された磁石で構成されていてもよい。
なお、第1の磁性体と第2の磁性体の位置は上記の構成と逆であってもよい。すなわち、磁石部材2の中央部21が第2の磁性体として上面がS極で下面がN極となる極性を有し、両端部22が第1の磁性体として上面がN極で下面がS極となる極性を有していてもよい。
また、上記においては、磁石部材2は中央部21と両端部22とが平面視において同じ長さである磁石部材2について説明したが、磁石部材2は、平面視において中央部21が両端部22より長くてもよい。これにより磁石部材2の中央部21と係合凸部7との間の磁束密度を向上させることができる。
また、上記においては、磁石部材2が複数の磁性体よりなる場合について説明したが、磁石部材2は、上面にN極とS極とを有する1つの磁性体であってもよい。以下、その構成を説明する。図7は、本実施の形態におけるヨークおよび1つの磁性体よりなる磁石部材の概略斜視図である。図7を参照して、磁石部材2は、多極着磁された単一の磁性体からなっている。上記の磁石部材2が複数の磁性体21、22を有している場合と同様に磁石部材2は、中央部21と両端部22とを有し、中央部21と両端部22とは逆向きの極性を有している。たとえば、中央部21は上面がN極で下面がS極となる極性を有し、両端部22は上面がS極で下面がN極となる極性を有している。磁石部材2として多極着磁された単一の磁性体が用いられることにより、複数の磁性体が用いられる場合に比べて、部品数を減らすことができるため製造コストを低くすることができ、生産時間などを含めた生産性を向上させることができる。
上記では、コイル3の形状について、平面視においてトラック形の場合を説明したが、コイル3は、角形コイル、楕円形コイル、トラック形コイルおよび多角形コイルのいずれでもよい。これにより、設計の自由度を向上させることができる。図8(A)〜(D)は、コイルの形状を示す概略平面図である。図8(A)は、平面視において矩形であって長径側と短径側とが角形状に連結されている角形コイルを示している。図8(B)は、平面視において長軸と短軸を有する楕円形状に形成されている楕円形コイルを示している。図8(C)は、平面視において直線部を有するトラック形状に形成されているトラック形コイルを示している。図8(D)は、平面視において複数の直線部からなる多角形状に形成されている多角形コイルを示している。
次に、本実施の形態のスピーカユニットの動作について説明する。
上記の構成により、磁石部材2から発生する磁束がコイル3の配置されている空隙に収束されて磁界が発生する。そして、コイル3に電流が流れると、コイル3を流れる電流と磁石部材2から発生する磁界とによってフレミングの左手の法則に基づいて、コイル3が上下に振動する。したがって、コイル3に取り付けられた振動板4が振動する。これにより、電気信号(電流)が音響(振動)に変換される。
次に、本実施の形態のスピーカユニットの作用効果について他のスピーカユニットと比較して説明する。
上述したように、磁石部材2から出る磁束がスピーカユニットの外部へ漏洩することを防止するためには、磁石部材2の下面全体を覆うヨーク1を設ける必要がある。ヨーク1は、たとえば透磁性の高い金属で形成されているため、曲げ加工などにより複雑な形状に加工することは困難である。そのため、ヨーク1とフレーム5とを別に設けて、フレーム5はたとえば樹脂で形成することによりフレーム5を複雑な形状に成形することできる。また、樹脂で形成されることによりフレーム5を軽量化することができる。このようにフレーム5とは別にヨーク1を設けた場合、ヨーク1をフレーム5に固定する必要がある。
このため、ヨーク1にフレーム5への取付部を設ける必要がある。
ここで、図1および図2に示すように、磁石部材2の上面にN極とS極とをX方向に並べる場合、通常、磁石部材2はY方向の長さがX方向の長さより長くなるように設計される。なぜなら、磁石部材2のY方向の長さを長くすることで磁石部材2の上面のN極からS極へ向かう磁束X1、X2の数を増やすことができるからである。
このため、ヨーク1とフレーム5との接合強度を大きく確保したい場合には、ヨーク1の長辺側(Y方向に沿う辺側)の全体に、フレーム5との取付部を設けることが考えられる。つまり、長辺側に取付部を設けることで接合部を大きく確保することが可能となるので接合強度も大きくすることができる。
図9および図10は、ヨークの長辺側(Y方向に沿う辺側)の全体に、フレームとの取付部となる凸部を設けた構成を示す概略断面図および概略平面図である。なお、図10においては、見やすくするため振動板およびフレームカバーは図示されていない。図10のXI−XI線に沿う概略断面図が図9である。また図11は、図9および図10に示す構成のヨークの短辺側(X方向に沿う辺側)の中央部に沿う線の概略断面図である。
図9および図10を参照して、このスピーカユニットでは、ヨーク1のY方向に沿う辺にフレーム5とヨーク1とを係合させる凸部6が形成されている。このヨーク1は、凸部6の両側(内側および外側)がフレーム5にはさみ込まれることにより支持されている。
これにより、凸部6と磁石部材2との間にはフレーム5の一部を差し込むためのスペース(隙間G1、G2)が必要になる。このスペースを設ける必要から、磁石部材2のX方向の大きさLは、制約を受け、小さくなる。
ここで、磁石部材2のX方向の寸法が小さくなると、磁石部材2の上面のN極からS極へ向かう磁束X1、X2(図10)の数が少なくなる。これにより、コイル3を横切る磁束数が少なくなるので音圧が低下する。
なお、図11を参照して、このスピーカユニットでは、ヨーク1の短辺側(X方向に沿う辺側)では取付部が形成されていないので、フレーム5はヨーク1の短辺側では支持されていない。
一方、本実施の形態におけるスピーカユニットによれば、一の方向(X方向)に沿う辺に係合凸部7が設けられている。この係合凸部7によって、フレーム5とヨーク1との接合強度を向上させている。それにより、ヨーク1の凸部6の外側とフレーム5との結合と合わせて充分な接合強度を確保でき、隙間G1、G2の削除が可能となっている。そのため、磁石部材2の一の方向(X方向)の寸法がヨーク1とフレーム5との係合によって制限されない。したがって、磁石部材2の一の方向(X方向)への寸法をヨーク1の長辺側内径まで大きくすることができる。
磁石部材2では一の方向(X方向)にN極とS極とが並んでいるから磁石部材2の一の方向の寸法を大きくすることでN極からS極へ向かう磁束数を増加させることができる。
これにより、コイルを通過する磁束数を多くできるため音圧を向上させることができる。
また、磁石部材2の中央部21とヨーク1の係合凸部7との間で磁束X5、X6が形成されているため、磁気効率を向上させることができる。これにより音圧を向上させることができる。
(実施の形態2)
最初に本実施の形態におけるスピーカユニットの構成について説明する。
図12は、本発明の実施の形態2におけるスピーカユニットに用いられるヨークの概略斜視図である。図12を参照して、本実施の形態のスピーカユニットは、実施の形態1と比較して、ヨーク1の係合凸部7が外側に向かって折れ曲がる折れ曲り部8を有している点において主に異なっている。
図13は、本実施の形態におけるヨークおよび磁石部材の概略斜視図である。図13を参照して、上面がN極に着磁された第1の磁性体とS極に着磁された第2の磁性体とを含む複数の磁性体よりなる磁石部材2がヨーク1の上に配置されている。
図14は、実施の形態におけるヨークおよびフレームの概略斜視図である。図15は、図14のXV−XV線に沿う概略断面図である。図14および図15を参照して、係合凸部7の折れ曲り部8の上面がフレーム5の一の段差の上面と略同一面上に配置されている。フレーム5の一の段差の上面において、係合凸部7が外側に向かって折れ曲がる折れ曲り部8を有しているため折れ曲り部8の上面の分、係合凸部7と嵌合する孔が実施の形態1と比較して広く開口している。
図16は、本実施の形態におけるヨークおよび1つの磁性体よりなる磁石部材の概略斜視図である。図16を参照して、上面にN極とS極とを有する1つの磁性体よりなる磁石部材2がヨーク1の上に配置されていてもよい。
なお、本実施の形態のこれ以外の構成は、上記した実施の形態1の構成と同様であるため同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
次に本実施の形態におけるスピーカユニットの作用効果について説明する。
本実施の形態におけるスピーカユニットによれば、上記の構成を有しているので実施の形態1と同様の作用効果を有している。
また、本実施の形態におけるスピーカユニットによれば、係合凸部7が外側に向かって折れ曲がる折れ曲り部8を有している。折れ曲り部8は、フレーム5にインサート成形される。その結果、ヨーク1はY方向でさらに強く保持される。またZ方向でも保持される。これにより、ヨーク1をより強固にフレーム5に接合することができ、ヨーク1とフレーム5との接合強度を向上させることができる。
(実施の形態3)
最初に本実施の形態におけるスピーカユニットの構成について説明する。
図17は、本発明の実施の形態3におけるスピーカユニットの構成を示す概略断面図である。図18は、図17に示すスピーカユニットの概略平面図である。なお、図18においては、見やすくするため振動板およびフレームカバーは図示されていない。図18のXVII−XVII線に沿う概略断面図が図17である。
図17および図18を参照して、本実施の形態のスピーカユニットは、実施の形態2と比較して、ヨーク1の凸部6が中央部に切り欠き部9を有している点において主に異なっている。磁石部材2の両端部22は、切り欠き部9と隣接する箇所では凸部6と接していない。
図19は、本実施の形態におけるヨークの概略斜視図である。図19を参照して、ヨーク1は、ヨーク1の矩形の外形を規定する辺のうち一の方向(X方向)と交差する辺に凸部6を有している。凸部6は、その中央部に切り欠き部9を有している。この凸部6の中央部は、凸部6の長手方向の中間部分である。
図20は、本実施の形態におけるヨークおよび磁性体の概略斜視図である。図20を参照して、磁石部材2の四隅の外側は、ヨーク1の凸部6の内側と接するように配置されている。
図21は、実施の形態におけるヨークおよびフレームの概略斜視図である。図21のXV−XV線に沿う概略断面図が図15である。図21を参照して、フレーム5は、切り欠き部9において一の方向と交差する方向(Y方向)で凸部6と嵌合するように形成されている。また、フレーム5の内側およびヨーク1の凸部6の内側は、略同一面上に形成されている。
図22は、本実施の形態におけるヨークおよび1つの磁性体よりなる磁石部材の概略斜視図である。図22を参照して、磁石部材2は、上面にN極とS極とを有する1つの磁性体よりなっていてもよい。
なお、本実施の形態のこれ以外の構成は、上記した実施の形態2と同様であるため同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
なお、実施の形態1と同様に係合凸部7が折り曲がり部8を有さない形状であってもよい。
また、磁石部材2の幅は、切り欠き部9の上に配置される大きさに形成されていてもよい。これにより、磁石部材2の寸法を一の方向により大きくすることができるので音圧を高くすることができる。
次に本実施の形態におけるスピーカユニットの作用効果について説明する。
本実施の形態におけるスピーカユニットによれば、上記の構成を有しているので実施の形態1と同様の作用効果を有している。
また、本実施の形態におけるスピーカユニットによれば、係合凸部7が外側に向かって折れ曲がる折れ曲り部8を有しているため、実施の形態2と同様の作用効果を有している。
続いて、本実施の形態のスピーカユニットの作用効果について他のスピーカユニットと比較して説明する。図9および図10を参照して、ヨーク1の凸部6に切り欠き部9がない場合には、図9に示すように、磁石部材2の両端部22の下面からヨーク1および凸部6によって磁束X3、X4が、磁石部材2の上面に導かれる。
本実施の形態のスピーカユニットでは、ヨーク1の凸部6の中央部に切り欠き部9を設けた。これにより、切り欠き部9では、磁石部材2の両端部22の下面からヨーク1および凸部6を通って磁石部材2の上面に磁束X3、X4が導かれない。これにより、磁石部材2の切り欠き部9と隣り合う部分において、磁石部材2の上面の磁束数を増加させることができる。これにより、コイルを通過する磁束数を多くできるため音圧を向上させることができる。
また、ヨーク1の凸部6に切り欠き部9がない場合には、図9に示すように、磁石部材2の両端部22の下面からヨーク1および凸部6によって導かれた磁束X3、X4が、磁石部材2の上面上のN極からS極に導かれた磁束X1、X2と打ち消しあう。このように磁束X1とX3とが打ち消しあい、また磁束X2とX4とが打ち消しあうことで磁束に損失が発生し、その結果、磁石部材2の上面に沿う方向の磁束の磁気効率が低下する。
本実施の形態のスピーカユニットでは、ヨーク1の凸部6の中央部に切り欠き部9を設けた。これにより、磁石部材2の上面上のN極からS極の境界付近の磁束と磁石部材2とヨーク1とによって導かれた磁束が磁石部材2の上面上で打ち消しあうことを抑制することができ、磁石部材2の上面に沿う方向の磁束の磁気効率を向上することができる。これにより、音圧を向上させることができる。
なお、水平型コイルにおいては、磁石部材2の両端部22とヨーク1の凸部6との間の磁束X3、X4は、コイル3の駆動に有効に作用しない。そのため、磁石部材2の両端部22の外側においては、ヨーク1の凸部6が形成されていない方がよい。
また、切り欠き部9は、コイル3の外形の平面視における直線部に対応する長さとされ得る。水平型コイルは、主にコイル3の外形の平面視における直線部と磁石部材2の上面上のN極およびS極の境界付近との磁束によって駆動される。そのため、切り欠き部9の長さをコイル3の外形の平面視における直線部に対応する長さとすることにより、磁気効率を向上することができる。これにより、音圧を向上させることができる。
この場合は、凸部6がフレーム5にインサート成形されることにより、ヨーク1とフレーム5とが組み付けられる。よって、凸部6が形成されていることにより、ヨーク1とフレーム5との接合強度を向上させることができる。
なお、コイル3として、上記の角形コイルが使用される場合には、この角形コイルの平面視における直線部に対応する長さが、凸部6の切り欠き部9の長さとされ得る。また、コイル3として、上記のトラック形コイルが使用される場合には、このトラック形コイルの平面視における直線部に対応する長さが、凸部6の切り欠き部9の長さとされ得る。
なお、コイル3の外形の平面視におけるラウンド部とヨーク1の凸部6との間の磁束は、コイル3の駆動に有効に作用しない。そのため、ヨーク1の凸部6は、コイル3の外形の平面視におけるラウンド部近辺に形成されることにより、磁気効率の低下を防ぐことができる。
(実施の形態4)
最初に本実施の形態における携帯情報端末の構成について説明する。
図23および図24は、本発明の実施の形態4における携帯情報端末の概略斜視図である。図23および図24を参照して、本実施の形態における携帯情報端末は、携帯電話機であって、上部筐体101、表示部102、放音孔103、ヒンジ部104、下部筐体105、操作ボタン106、数字ボタン107、表示部111、放音孔112と、図示しない実施の形態1〜3のいずれかのスピーカユニットを主に備えている。
図23を参照して、上部筐体101の表面には表示部102が設けられている。上部筐体101の表面の一方端部側には放音孔103が形成されている。上部筐体101の他方端部側にはヒンジ部104が形成されている。下部筐体105の一方端部側にはヒンジ部104が形成されている。ヒンジ部104によって上部筐体101と下部筐体105とは開閉可能に連結されている。下部筐体105の表面のヒンジ部104側には操作ボタン106が形成されている。操作ボタン106からヒンジ部104と反対側に向かって数字ボタン107が形成されている。
図24を参照して、上部筐体101の裏面には表示部111が設けられている。表示部111の横に放音孔112が形成されている。
図示しない実施の形態1〜3のいずれかのスピーカユニットは、上部筐体101の内側に設けられている。そのスピーカユニットより主に放音孔103および112を通じて携帯情報端末の外に音が発せられる。
次に本実施の形態における携帯情報端末の作用効果について説明する。
本実施の形態における携帯情報端末によれば、上記の実施の形態1〜3のいずれかのスピーカユニットを備えているので、携帯情報端末の小型化、薄型化を図ることができるとともに、通話音声、着信音などの音圧を向上させることができる。
つまり、本実施の形態における携帯情報端末によれば、小型化、薄型化を進めてより小さい携帯情報端末にすることができる。また、省スペースなスピーカユニットを備えることにより設計自由度を向上することができる。また、音圧を大きくすることにより通話音や着信音などが明確に認識され得る。
なお、上記の各実施の形態では、携帯情報端末として携帯電話機について説明したが、これに限定されず、DSC、PDAまたはPCなどであってもよい。
なお、本発明のスピーカユニットは、上記の各実施の形態の各構成が適時組み合わせられた構成であっても良い。
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることを意図される。
本発明は、小型化、薄型化されたスピーカユニットおよび携帯情報端末に特に有利に適用され得る。
実施の形態1におけるスピーカユニットの概略断面図である。 実施の形態1におけるスピーカユニットの概略平面図である。 実施の形態1におけるスピーカユニットのヨークの概略斜視図である。 実施の形態1におけるスピーカユニットのヨークおよび磁石部材の概略斜視図である。 実施の形態1におけるスピーカユニットのヨークおよびフレームの概略斜視図である。 実施の形態1におけるスピーカユニットのヨークおよびフレームの概略断面図である。 実施の形態1におけるスピーカユニットのヨークおよび磁石部材の概略斜視図である。 実施の形態1におけるスピーカユニットのコイルの概略平面図である。 比較のための他のスピーカユニットの概略断面図である。 比較のための他のスピーカユニットの概略平面図である。 比較のための他のスピーカユニットのヨークおよびフレームの概略断面図である。 実施の形態2におけるスピーカユニットのヨークの概略斜視図である。 実施の形態2におけるスピーカユニットのヨークおよび磁石部材の概略斜視図である。 実施の形態2におけるスピーカユニットのヨークおよびフレームの概略斜視図である。 実施の形態2におけるスピーカユニットのヨークおよびフレームの概略断面図である。 実施の形態2におけるスピーカユニットのヨークおよび磁石部材の概略斜視図である。 実施の形態3におけるスピーカユニットの概略断面図である。 実施の形態3におけるスピーカユニットの概略平面図である。 実施の形態3におけるスピーカユニットのヨークの概略斜視図である。 実施の形態3におけるスピーカユニットのヨークおよび磁石部材の概略斜視図である。 実施の形態3におけるスピーカユニットのヨークおよびフレームの概略斜視図である。 実施の形態3におけるスピーカユニットのヨークおよび磁石部材の概略斜視図である。 実施の形態4における携帯情報端末の概略斜視図である。 実施の形態4における携帯情報端末の概略斜視図である。
1 ヨーク、2 磁石部材、3 コイル、4 振動板、5 フレーム、6 凸部、7 係合凸部、8 折れ曲り部、9 切り欠き部、10 フレームカバー、21 中央部、22 両端部、101 上部筐体、102 表示部、103,112 放音孔、104 ヒンジ部、105 下部筐体、106 操作ボタン、107 数字ボタン、111 表示部

Claims (7)

  1. 平面視において矩形の外形を有するヨークと、
    前記ヨーク上に配置され、かつ上面にてN極とS極とが一の方向に並ぶように着磁された磁石部材と、
    前記磁石部材の前記上面上に間隔を空けて配置されたコイルと、
    前記コイルに取り付けられた振動板と、
    前記振動板を支持するフレームとを備え、
    前記ヨークの前記矩形の外形を規定する辺のうち前記一の方向に沿う辺に、前記フレームと前記ヨークとを係合させる係合凸部が設けられている、スピーカユニット。
  2. 前記係合凸部は、外側に向かって折れ曲がる折れ曲り部を有している、請求項1に記載のスピーカユニット。
  3. 前記ヨークは前記ヨークの前記矩形の外形を規定する辺のうち前記一の方向と交差する辺に凸部を有し、前記凸部は前記一の方向と交差する辺の中央部に切り欠き部を有している、請求項1または2に記載のスピーカユニット。
  4. 前記磁石部材は上面がN極に着磁された第1の磁性体とS極に着磁された第2の磁性体とを含む複数の磁性体よりなる、請求項1または2のいずれかに記載のスピーカユニット。
  5. 前記磁石部材は上面にN極とS極とを有する1つの磁性体よりなる、請求項1または2のいずれかに記載のスピーカユニット。
  6. 前記コイルが、角形コイル、楕円形コイル、トラック形コイルおよび多角形コイルのいずれかである、請求項1または2のいずれかに記載のスピーカユニット。
  7. 請求項1または2のいずれかのスピーカユニットを備えた、携帯情報端末。
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