JPWO2010058537A1 - ノード装置、経路制御方法、経路計算システム、及び経路計算装置 - Google Patents

ノード装置、経路制御方法、経路計算システム、及び経路計算装置 Download PDF

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Abstract

複数のノード装置間におけるパケット転送に用いるネットワーク上でトポロジーに変化が生じた場合に、新たな正常な経路を確立する動的経路制御を行うノード装置。他のノード装置から経路を決定するために必要となる情報を含む経路制御メッセージを受信する手段と、前記受信した経路制御メッセージを元に前記ネットワーク上の経路を計算する手段と、他のノード装置で前記ネットワーク上の経路を決定するために必要な情報を含む経路制御メッセージを他のノード装置に送信する手段と、前記経路制御メッセージを受信すると、トポロジー変更箇所と自ノード装置との距離に基づいて、前記経路計算と前記メッセージ送信とによる経路制御動作に関わる動作開始時間を算出する手段と、前記算出された動作開始時間に基づいて、前記経路制御動作の実行を制御する手段と、を備える。

Description

本発明は、動的に経路制御を行うネットワークシステムに係り、ノード装置、経路制御方法、経路計算システム、及び経路計算装置に関する。
本願は、2008年11月19日に出願された特願2008−295928号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
インターネットに代表されるネットワーク技術の普及に伴い、ネットワークに対する信頼性の向上が急務となっている。
従来、ネットワークを構成するノード装置や、リンクなどを予め冗長に構成しておき、動的経路制御を行うことで、ネットワーク信頼性の向上を行っていた。動的経路制御を行っているネットワークでは、ネットワークを構成するノード装置同士が互いの接続状況に関する情報を交換し、それらの情報を元に最適な経路を自律的に決定している。
例えば、自身に接続するリンクや、隣接するノード装置などに故障(トポロジー変更)が発生した場合、その故障を検知したノード装置は、他のノード装置に通知を行う。このことにより、ネットワーク中の全ノード装置は、故障したノード装置や、リンクなどを除いた状態で経路計算を行い、新たな経路を決定する。
このように、動的経路制御は、故障が発生しても、残りのノード装置や、リンクなどのみで通信サービスを継続することを可能としている。
このような動的経路制御を実現するために、標準化団体であるIETF(Internet Engineering Task Force)において、BGP(Border Gateway Protocol)−4(例えば、非特許文献1参照)や、OSPF(Open Shortest Path First)(例えば、非特許文献2参照)、RIP(Routing Information Protocol)(例えば、非特許文献3参照)といった経路制御プロトコルが標準化されている。
Y. Rekhter, T. Li and S. Hares : "A Border Gateway Protocol 4 (BGP-4)", RFC 4271, pp. 1-6,InternetEngineering Task Force, 2006. J. Moy : "OSPF Version 2", RFC 2328, Internet Engineering Task Force, pp. 1-3,1998. G. Malkin : "RIP Version 2", RFC 2453, Internet Engineering Task Force, pp. 1-4, 1998.
ところで、故障発生時のサービス停止時間を短くするためには、故障を検知したノード装置からネットワーク中の全ノードに対して、より短い時間で故障の通知を行う必要がある。この場合、故障の通知を受け取ったノード装置は、なるべく間を置かずに隣接するノード装置に通知を転送する必要がある。
しかしながら、上述した非特許文献1、2、3では、ネットワーク中の各ノード装置がこのような動作を行った場合、各ノード装置の負荷が一時的に高くなるという問題がある。経路計算処理によりノード装置の負荷が高くなると、他の処理を行うことができなくなり、ノード装置としての役割を果たせなくなる可能性がある。このように処理負荷の増大は、ネットワークの安定性に影響を与える可能性がある。
各ノード装置の負荷が高まるのを抑えるために、各種タイマが用いられている。例えば、通知受信後、その通知を隣接ルータに送るまでの時間を管理する転送タイマや、通知受信後経路計算を開始するまでの計算開始タイマが、これに相当する。
このようなタイマに長めの値を設定すると、経路計算の負荷が一時的に高まることを防ぐことで、ネットワークの安定性向上を実現できるが、その分、故障発生時のサービス停止時間が長くなる。
このように、サービス停止時間とネットワークの安定性とは、トレードオフの関係にあり、両立することが難しいという問題があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、ネットワークの安定性を損なうことなく、サービス停止時間を短縮することができるノード装置、経路制御方法、経路計算システム、及び経路計算装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、複数のノード装置間におけるパケット転送に用いるネットワーク上でトポロジーに変化が生じた場合に、新たな正常な経路を確立する動的経路制御を行うノード装置であって、他のノード装置から経路を決定するために必要となる情報を含む経路制御メッセージを受信するメッセージ受信手段と、前記受信した経路制御メッセージを元に前記ネットワーク上の経路を決定する経路計算手段と、他のノード装置で前記ネットワーク上の経路を決定するために必要な情報を含む経路制御メッセージを他のノード装置に送信するメッセージ送信手段と、前記メッセージ受信手段により経路制御メッセージを受信すると、トポロジー変更箇所と自ノード装置との距離に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作に関わる動作開始時間を算出する遅延計算手段と、前記遅延計算手段により算出された動作開始時間に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作の実行を制御する実行制御手段と、を備えることを特徴とするノード装置を提供する。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、複数のノード装置間におけるパケット転送に用いるネットワーク上でトポロジーに変化が生じた場合に、新たな正常な経路を確立するための経路制御方法であって、前記ネットワーク上の経路を決定するために必要となる情報を含む経路制御メッセージを受信する受信ステップと、前記受信した経路制御メッセージを元に前記ネットワーク上の経路を決定する経路計算ステップと、他のノード装置で前記ネットワーク上の経路を決定するために必要な情報を含む経路制御メッセージを他のノード装置に送信する送信ステップと、前記経路制御メッセージを受信すると、トポロジー変更箇所と自ノード装置との距離に基づいて、前記ネットワーク上の経路の決定動作と前記経路制御メッセージの送信動作とに関わる動作開始時間を算出する遅延計算ステップと、前記算出された動作開始時間に基づいて、前記経路の決定動作と前記経路制御メッセージの送信動作との実行を制御する実行制御ステップとを含むことを特徴とする経路制御方法も提供する。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、同一の自律システム内で動作し、自律システム内の内部ネットワークを介して互いに接続されるノード装置と故障箇所推定装置とからなり、パケット転送に用いるネットワーク上でトポロジーに変化が生じた場合に、新たな正常な経路を確立するための動的経路制御を行う経路計算システムであって、前記故障箇所推定装置は、トポロジー変更箇所を推定する故障箇所推定手段と、故障箇所推定手段により推定された前記トポロジー変更箇所をノード装置に通知する故障箇所通知手段とを備え、前記ノード装置は、他のノード装置から前記ネットワーク上の経路を決定するために必要となる情報を含む経路制御メッセージを受信するメッセージ受信手段と、前記故障箇所推定装置から前記トポロジー変更箇所を受信する故障箇所受信手段と、前記受信した経路制御メッセージを元に経路を決定する経路計算手段と、他のノード装置で前記ネットワーク上の経路を決定するために必要な情報を含む経路制御メッセージを他のノード装置に送信するメッセージ送信手段と、前記メッセージ受信手段により経路制御メッセージを受信すると、前記故障箇所受信手段により受信した前記トポロジー変更箇所と自ノード装置との距離に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作に関わる動作開始時間を算出する遅延計算手段と、前記遅延計算手段により算出された動作開始時間に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作の実行を制御する実行制御手段とを備えることを特徴とする経路計算システムも提供する。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、同一の自律システム内で動作し、自律システム内の内部ネットワークを介して互いに接続されるノード装置と距離推定装置とからなり、パケット転送に用いるネットワーク上でトポロジーに変化が生じた場合に、新たな正常な経路を確立するための動的経路制御を行う経路計算システムであって、前記距離推定装置は、前記ノード装置とトポロジー変更箇所までの距離を推定する距離推定手段と、前記距離推定手段により推定された距離を前記ノード装置に通知する距離通知手段とを備え、前記ノード装置は、他のノード装置から前記ネットワーク上の経路を決定するために必要となる情報を含む経路制御メッセージを受信するメッセージ受信手段と、前記距離推定装置から前記トポロジー変更箇所までの距離を受信する距離受信手段と、前記受信した経路制御メッセージを元に前記ネットワーク上の経路を決定する経路計算手段と、他のノード装置で前記ネットワーク上の経路を決定するために必要な情報を含む経路制御メッセージを他のノード装置に送信するメッセージ送信手段と、前記メッセージ受信手段により経路制御メッセージを受信すると、前記距離受信手段により受信した前記トポロジー変更箇所までの距離に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作に関わる動作開始時間を算出する遅延計算手段と、前記遅延計算手段により算出された動作開始時間に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作の実行を制御する実行制御手段とを備えることを特徴とする経路計算システムも提供する。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、複数のノード装置の少なくとも1つのノード装置に接続され、パケット転送に用いるネットワーク上でトポロジーに変化が生じた場合に、新たな正常な経路を確立するための動的経路制御を行う経路計算装置であって、前記少なくとも1つのノード装置から前記ネットワーク上の経路を決定するために必要となる情報を含む経路制御メッセージを受信するメッセージ受信手段と、前記受信した経路制御メッセージを元に前記ネットワーク上の経路を決定する経路計算手段と、他のノード装置で前記ネットワーク上の経路を決定するために必要な情報を含む経路制御メッセージを、前記少なくとも1つのノード装置を介して他のノード装置に送信するメッセージ送信手段と、前記メッセージ受信手段により経路制御メッセージを受信すると、トポロジー変更箇所と前記少なくとも1つのノード装置との距離に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作に関わる動作開始時間を算出する遅延計算手段と、前記遅延計算手段により算出された動作開始時間に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作の実行を制御する実行制御手段とを備えることを特徴とする経路計算装置も提供する。
この発明によれば、ネットワーク上でトポロジーに変化が生じたとき、ネットワークの安定性を損なうことなく、サービス停止時間を短縮することができるという利点が得られる。
本発明の第1実施形態によるノード装置の構成を示すブロック図である。 本第1実施形態によるノード装置の経路制御プロトコルによるメッセージ受信時の動作を説明するためのフローチャートである。 OSPFメッセージにおけるLSA headerの各フィールドの構成を示す概念図である。 OSPFメッセージにおけるRouter LSAの各フィールドの構成を示す概念図である。 OSPFメッセージにおけるNetwork LSAの各フィールドの構成を示す概念図である。 本第1実施形態において、経路計算時に得られるツリー構造を示す概念図である。 本第1実施形態において、OSPFによる故障箇所までの距離を求める手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるノード装置の構成を示すブロック図である。 本第2実施形態によるノード装置1’と故障箇所推定システム2の構成例を示すブロック図である。 本第2実施形態における経路制御プロトコルによるメッセージ受信時の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態によるノード装置10の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態によるノード装置10’の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態によるノード装置の構成を示すブロック図である。
図において、ノード装置1は、他のノード装置との間で経路情報等の交換を行い、パケット転送に用いる経路表を作成する経路制御部11と、該経路制御部11で作成された経路表の情報を元にパケットの転送を行うパケット転送部12と、経路制御部11が用いる各種タイマを管理するタイマ管理部13と、現在時刻を保持するリアルタイムクロック14と、外部のネットワーク31〜3nと接続するためのネットワークインターフェイス21〜2nとから構成されている。
経路制御部11は、他のノード装置からの経路制御プロトコルにおけるメッセージを受信するメッセージ受信部111と、遅延実行部133から動作指示を受けたときに、他のノード装置に対して経路制御プロトコルにおけるメッセージを送信するメッセージ送信部112と、メッセージ受信部111により他のノード装置から取得した経路情報を保存しておく経路情報データベース113と、遅延実行部133から動作指示を受けたときに経路情報データベース113に保存された経路情報を用いて経路計算を行う経路計算部114と、メッセージ受信部111がメッセージを受信したとき、そのメッセージにより通知されるトポロジー変更箇所を用いて、メッセージ受信後、経路計算を開始するまでの時間、及び受信したメッセージを隣接ノード装置へ転送するまでの時間を計算する遅延計算部115とから構成されている。
また、パケット転送部12は、ネットワークインターフェイス21〜2nを介して受信したパケットの転送処理を行うルーティング処理部121と、パケットの宛先から、次の転送先と、どのネットワークインターフェイスから送出するかを決定するためのテーブルを持つ主経路表122とから構成されている。
タイマ管理部13は、メッセージ受信後、経路計算を開始するまでの時間t(タイマ値t)を計時する計算開始遅延タイマ131と、受信したメッセージを隣接ノード装置へ転送するまでの時間t(タイマ値t)を計時するメッセージ転送遅延タイマ132と、計算開始遅延タイマ131、及びメッセージ転送遅延タイマ132のいずれかにおいて計時時間が設定されたタイマ値t、t分の時間が経過した旨の通知を受けたときに、それぞれ経路計算部114、もしくはメッセージ送信部112に動作開始の指示を出す遅延実行部133から構成されている。
なお、本第1実施形態では、経路制御部11、タイマ管理部13、及びリアルタイムクロック14は、ノード装置1の内部にあるが、ノード装置1とは別の装置上に存在してもよい。
例えば、ノード装置1と別にサーバ装置を用意し、そのサーバ装置内に経路制御部11、タイマ管理部13、及びリアルタイムクロック14が存在してもよい。
ノード装置1とサーバ装置との間は、専用のケーブルを用いて一対一で接続を行ってもよいし、ノード装置1と接続されたネットワーク31、32、…、3nのいずれかを介して接続を行ってもよい。
次に、本第1実施形態の動作について説明する。
図2は、本第1実施形態によるノード装置の経路制御プロトコルによるメッセージ受信時の動作を説明するためのフローチャートである。
経路制御プロトコルによるメッセージは、ネットワークを構成するノード装置や、リンクなどの故障によりトポロジーに変化があった場合に通知される以外にも、隣接ノード装置の監視などにも用いられる。
ここでいう経路制御プロトコルによるメッセージとは、何らかのトポロジーの変更を通知するメッセージを意味しており、以下、このようなメッセージを受信したときの動作について説明するものである。
まず、メッセージ受信部111により、隣接ノードからの経路制御プロトコルのメッセージが到着するのを待つ(ステップSa1)。
次に、遅延計算部115は、メッセージ受信部111が受け取った経路制御プロトコルのメッセージから、自ノードと障害箇所との間の距離dを求める(ステップSa2)。ここでの距離dは、自ノードから故障箇所(トポロジー変更箇所)までの最短パス上におけるノードの数(ホップ数)とする。
遅延計算部115は、予め設定された値tic、titを用いて、計算開始遅延タイマ131に設定するタイマ値t=tic×d、及びメッセージ転送遅延タイマ132に設定するタイマ値t=tit×dを求める(ステップSa3)。
次に、遅延計算部115は、求めたタイマ値t、及びタイマ値tを、それぞれ、計算開始遅延タイマ131、及びメッセージ転送遅延タイマ132に設定し、それぞれの計時動作を開始させる(ステップSa4)。
計算開始遅延タイマ131による計時時間が設定されたタイマ値t分の時間が経過すると、遅延実行部133は、経路計算部114に経路計算の実行を行うよう指示を出す(ステップSa5)。
さらに、メッセージ転送遅延タイマ132による計時時間が設定されたタイマ値t分の時間が経過すると、遅延実行部133は、メッセージ送信部112にメッセージの送信を行うよう指示を出す(ステップSa6)。
なお、ステップSa5、及びステップSa6は、設定されるタイマ値t、tの値によっては、実行順序が入れ替わってもよい。
そして、全ての処理が終了すると、ステップSa1へ戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
なお、ステップSa3では、タイマ値t、tは、距離dに比例した値として算出されているが、これに限定されることなく、例えば、これらのタイマ値t、tを距離dの自乗に比例する値にしてもよいし、あるいは、距離dを変数とする任意の関数により求められる値にしてもよい。
あるいは、次のように算出してもよい。
上述した方法で求められたタイマ値t、またはタイマ値tと、予め設定により与えられた上限値tcmax、ttmaxとをそれぞれ比較し、後者(上限値)の方が小さかった場合に、後者の上限値tcmax、ttmaxをタイマ値t、tとして用いる。つまり、タイマ値t、tの値が大きくなりすぎてしまうのを防ぐために、タイマ値がとりうる値として、上限値tcmax、ttmaxを定めておくということである。
この上限値の設定は、計算により求められるタイマ値t、tに対してのみでなく、距離dに対して適用してもよい。例えば、計算に用いる距離dが予め設定された上限値dmaxよりも大きかった場合、タイマ値のt、tの算出に、距離dの代わりに上限値dmaxを用いればよい。
また、タイマ値t、tの計算は、次のように算出してもよい。
遅延計算部115により求められたタイマ値t、またはタイマ値tと、予め設定により与えられた所定の値とを比較し、前者の方が大きかった場合、タイマ値t、tを無限大とする。
タイマ値t、tを無限大とするということは、つまり、計算開始遅延タイマ131とメッセージ転送遅延タイマ132とを動作させないということであり、経路計算部114による経路計算、及びメッセージ送信部112によるメッセージの再転送を行わないということである。
このとき、経路計算等は行われないが、経路情報データベース113には、今回受信した経路制御メッセージにより通知された変更分(経路情報)が反映されている。この後、別の経路制御メッセージを受信し、遅延計算部115により求められたタイマ値t、tが無限大でなかったときには、前回の変更分を含む形で経路計算を行う。また、このとき、メッセージの送信に関しても、前回送信されなかった分の経路制御メッセージも同時に送信される。
同様な処理は、距離dに対する上限値dmaxにも適用することができる。計算に用いる距離dが上限値dmaxを超えていた場合、タイマ値t、tを無限大として扱う。
また、計算に用いる距離dが予め定められた閾値dthを超えているか否かで、異なる計算方法を用いてもよい。
例えば、距離dが閾値dthを超えていなければ、距離dに比例するタイマ値t、tを用い、そうでなければ、距離dの自乗に比例する値を用いるという具合にしてもよい。
ここでの閾値は1つでなく、複数の閾値を用いるようにしてもよい。例えば、閾値dth1,dth2(dth1<dth2)の2つを用いるようにし、計算に用いる距離dについて、以下の3つのケースでそれぞれ異なる計算方法を用いるようにしてもよい。
(1)d<dth1
(2)dth1≦d<dth2
(3)dth2≦d
なお、ステップSa3で用いる距離dとして、ホップ数の代わりに、2つのノード間のパスのコスト値の合計を用いてもよい。パスのコスト値とは、経由する各ノードと各リンクのコスト値の合計である。
OSPFのように、各リンクにのみコスト値が設定されており、各ノードにコスト値が設定されていない場合には、パスのコスト値として、経由する各リンクのコスト値の合計を用いてもよい。
逆に各ノードにのみコスト値が設定されており、各リンクにコスト値が設定されていない場合には、パスのコスト値として、経由する各ノードのコスト値の合計を用いてもよい。
次に、ステップSa2における距離dを求めるプロセスについて、もう少し詳細に説明する。
本第1実施形態におけるこのプロセスでは、図1に示す経路計算部114において、一般的なOSPFにおける経路計算を行う過程で生成されるツリー構造の情報を用いる。このため、まず、OSPFにおける経路計算とそのために利用される情報とについて説明する。
OSPFにより運用されているネットワーク中の各ノード装置間では、LSA(Link State Advertisement)と呼ばれる単位で情報が交換され、経路計算に用いられている。図3乃至図5は、主に使用されるLSAのパケットフォーマットを示す概念図である。
図3は、OSPFメッセージにおけるLSA headerと呼ばれる部分のフォーマットであり、各種LSAの種類を問わず共通に使用される部分である。
図4は、OSPFメッセージにおけるRouter LSAのパケットフォーマットを表しており、図3で示したLSA headerに続いて配置される。
Router LSAでは、図3のフィールド42(Link State Type)に、このLSAがRouter LSAであることを示す数値「1」が格納される。
図3のフィールド43(Link State ID)には、ノード装置(ルータ)毎に一意に割り当てられた番号(Router ID)が格納される。
LSA headerに続いて配置される図4の部分では、フィールド53〜57で一組となり、ノード装置に接続するリンクに関する情報が格納される。
また、ノード装置に接続されるリンクが複数存在する場合には、同様な情報が図4のフィールド58以降のフィールドに続けて格納される。
このように、Router LSAは、ノード装置(ルータ)がどのリンクと接続しているかを表している。
次に、図5は、OSPFメッセージにおけるNetwork LSAのパケットフォーマットを表しており、図3で示したLSA headerに続いて配置される。
Network LSAでは、図3のフィールド42(Link State Type)に、このLSAがNetwork LSAであることを示す数値「2」が格納される。
図3のフィールド43(Link State ID)には、そのリンクに接続されているノード装置(ルータ)のうち、指名ルータと呼ばれる代表となるノード装置(ルータ)を一意に識別するためのID(Router ID)が格納される。
図5のフィールド71〜7n(Attached Router 1〜n)には、このリンクに接続されるノード装置のRouter IDが格納される。
このように、Network LSAは、当該リンクにそのルータが接続しているかを表している。
OSPFでは、経路計算を行う際に、収集したRouter LSA、及びNetwork LSAの情報を繋ぎ合わせることで得られるネットワークのトポロジー情報を利用している。そして、このトポロジー情報に対して最短経路問題を解くためのアルゴリズムであるダイクストラアルゴリズムを適用することで、最短経路を決定している。
図6は、本第1実施形態において、経路計算時に得られるツリー構造を示す概念図である。
この計算過程において、図6に示すような、自分自身を表すRouter LSAを頂点(L11)とするツリー構造の情報を得ることができる。
本第1実施形態では、故障箇所からノード装置1までの距離dを求めるために、このツリー構造の情報を用いる。
図7は、本第1実施形態において、OSPFによる故障箇所までの距離を求める手順を説明するためのフローチャートである。
まず、経路計算部114において経路計算を行った際に得られるツリー構造の情報を遅延計算部115へと送る(ステップSb1)。これは、一回前の経路計算時に得られるツリー構造の情報を用いて、次の経路計算、もしくはメッセージ送信のためのタイマ値t、tを決定するということを示す。
次に、受信したメッセージ中のLSAを参照し、そのLSAがツリー構造のどの部分に相当するかを調べる(ステップSb2)。
次に、ステップSb2において見つけたツリー構造上のLSAと、このツリーのルートとの間にいくつのRouter LSAが存在するかを調べる(ステップSb3)。
そして、ステップSb3で求めた値に「1」を加えた数を距離dとする(ステップSb4)。
例えば、図6におけるRouter(LSA)L53と接続するNetwork(LSA)L61との間に故障が発生した場合について説明を行う。
このとき、Router(LSA)53が表すノード装置は、Network(LSA)L61が表すリンクと接続関係がなくなるため、Router(LSA)L53が更新され、各ノード装置に通知される。
図6に示すツリー構造の情報を管理しているノード装置が当該通知を受け取った時、ステップSb3における処理で、Router(LSA)L53とルートであるRouter(LSA)L11との間にあるRouter(LSA)の数を調べる。
該当するのは、Router(LSA)L34の1つのみであるため、これに1を足して、このときの距離は「2」となる。
なお、本第1実施形態においては、IPv4の経路制御プロトコルであるOSPFを用いて説明を行っているが、IPv6における経路制御でも、同様な仕組みで動作可能である。
上述した第1実施形態によれば、負荷増大防止のために用いられているタイマに、故障箇所からノード装置自身までの距離に応じたタイマ値を用いることにより、故障箇所から近いノード装置に対しては、より小さなタイマ値を用いることで、サービス停止時間を短縮することができる一方、故障箇所から遠いノード装置に対しては、大きなタイマ値を用いることで、経路計算における負荷が一時的に高まることを抑え、ネットワークの安定性向上させることができる。
また、このようにすることで、故障箇所から近いノード装置では、従来技術よりも経路計算負荷が高まる可能性もあるが、ネットワーク全体としてみると、平均的に経路計算負荷を低くすることができる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図8は、本発明の第2実施形態によるノード装置の構成を示すブロック図である。
図において、本第2実施形態は、前述した第1実施形態による構成(図1)と比較して、故障箇所情報受信部116を備えている点で異なる。
BGPなどパスベクトル型の経路制御プロトコルでは、通知されるプレフィックスは、AS(Autonomous System)パスと共に通知される。リンク故障などが発生した場合には、代替の経路が新たなパスと共に通知されるが、通知された情報からだけでは、どこに故障が発生したのかは分からない。
しかし、参考文献1(立花 篤男、阿野 茂浩、鶴 正人:“シミュレーション解析に基づくBGP経路障害箇所推定法の提案”、2008年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会、B−16−6、p.314、2008.)などでは、各種情報から故障箇所を推定する技術が研究開発されている。
このため、本第2実施形態によるノード装置1’では、後述する故障箇所推定システムにより推定された故障箇所に関する情報の通知を故障箇所情報受信部116により受信し、その情報を元にタイマ値t、tの決定を行う。
図9は、本第2実施形態によるノード装置1’と故障箇所推定システム2の構成例を示すブロック図である。
図において、ノード装置1’と故障箇所推定システム2との間は、BGPにおける同一の自律システム内で動作し、自律システム内の内部ネットワーク4を介して接続される。また、故障箇所推定システム2は、自律システムの外部のネットワーク5とは、内部ネットワーク4、もしくはノード装置1’を介して接続されている。
図9の故障箇所推定システム2内には、故障箇所の推定を行う故障箇所推定部210、及び故障箇所推定部により推定された故障箇所をノード装置1’に通知する故障箇所通知部220が備えられている。
図10は、本第2実施形態における経路制御プロトコルによるメッセージ受信時の動作を説明するためのフローチャートである。
なお、図10において、ステップSc1、Sc5、Sc6、Sc7、及びステップSc8は、前述した第1実施形態における動作を示している図2のステップSa1、Sa3、Sc4、Sc5、及びSc6と同じであり、ステップSc1とSc4の間に新たにステップSc2、Sc3が追加されている点で異なるとともに、ステップSc4(図2のステップSa2に対応)の動作が一部異なる。
ステップSc2では、故障箇所推定システム2が隣接ノードから到着したメッセージから故障箇所を推定し、ノード装置1’へと通知を行う。
さらに、ステップSc3では、ノード装置1’における故障箇所情報受信部116は、故障箇所推定システム2から推定された故障箇所に関する情報が到着するのを待つ。
さらに、ステップSc4では、遅延計算部115は、故障箇所情報受信部116から通知された障害箇所と自ノード間の距離dを求める。
前述した第1実施形態における距離dはノードのホップ数であったが、本第2実施形態では、ホップ数の代わりに、経由するASパス数を用いてもよい。
また、本第2実施形態では、故障箇所を外部にある故障箇所推定システム2で推定しているが、故障箇所までの距離dについても、外部のシステムで求めるようにしてもよい。この場合、本第2実施形態におけるノード装置1’は、外部システムから故障箇所までの距離dを受け取り、受け取った距離dを元に経路制御に用いるタイマ値t、tを求めるようにしてもよい。
上述した第2実施形態によれば、外部の故障箇所推定システム2で故障箇所、または故障箇所までの距離を推定し、ノード装置1’では、外部の故障箇所推定システム2から受信した故障箇所、または故障箇所までの距離を用いて、経路制御に用いるタイマ値t、tを求めるようにしたので、経路制御に係る負荷をより軽減することができ、ネットワークの安定性をより向上させることができる。
C.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図11は、本発明の第3実施形態によるノード装置10の構成を示すブロック図である。
図において、本第3実施形態は、前述した第1実施形態による構成(図1)と比較して、遅延管理部134を備えている点で異なる。
本第3実施形態では、計算開始遅延タイマ131、もしくはメッセージ転送遅延タイマ132の動作中に、さらに、経路制御プロトコルにおけるメッセージを受信した場合への対応を行っている。
前述した第1実施形態と同様に、遅延計算部115において、経路計算開始、もしくはメッセージの再転送開始までのタイマ値t、tを決定し、遅延管理部134へと送る。
遅延管理部134は、遅延計算部115から送られてきた経路計算開始までのタイマ値tと、計算開始遅延タイマ131における現在値との比較を行う。
そして、遅延計算部115から送られてきた経路計算開始までのタイマ値tの方が小さい場合に、計算開始遅延タイマ131の値を、遅延計算部115から送られてきたタイマ値tで更新する。
同様に、遅延管理部134は、遅延計算部115から送られてきたメッセージ転送までのタイマ値tとメッセージ転送遅延タイマ132における現在値とを比較し、前者の値が小さい場合に、メッセージ転送遅延タイマ132の値を、遅延計算部115から送られてきたメッセージ転送までのタイマ値tで更新する。
上述した第3実施形態によれば、ネットワークトポロジーの変更が複数箇所で起きた場合にも対応することができる。
D.第4実施形態
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
図12は、本発明の第4実施形態によるノード装置10’の構成を示すブロック図である。
図において、本第4実施形態は、前述した第1実施形態による構成(図1)と比較して、計算開始遅延タイマ131、及びメッセージ転送遅延タイマ132の代わりに、経路更新開始遅延タイマ315が存在する点が異なる。
本第4実施形態による遅延計算部115は、第1実施形態と同様な方法で、経路更新を開始するまでのタイマ値tを計算し、経路更新開始遅延タイマ315に設定する。
経路更新開始遅延タイマ315は、タイマ値tが設定されると、該タイマ値tが「0」になるまでのカウントダウン動作を開始する。
遅延実行部133は、経路更新開始遅延タイマ315の値が「0」になると、経路計算部114に対し、経路計算求められた経路を用いて、主経路表122の更新を開始するよう指示を行う。
本第4実施形態によれば、経路表更新時のパケット転送部12の動作の不安定さに起因するネットワークにおける安定性の低下を、主経路表122の更新自体を遅らせることにより、時間的、空間的に分散し、ネットワークの安定性をより向上させることができる。
本発明の活用例として、主にキャリアバックボーンのIPネットワークにおける高可用性ルータに適用することを想定している。
1,1’,10,10’ ノード装置
11 経路制御部
12 パケット転送部
13 タイマ管理部
14 リアルタイムクロック
21〜2n ネットワークインターフェイス
31〜3n 外部のネットワーク
111 メッセージ受信部
112 メッセージ送信部
113 経路情報データベース
114 経路計算部
115 遅延計算部
116 故障箇所情報受信部
121 ルーティング処理部
122 主経路表
131 計算開始遅延タイマ
132 メッセージ転送遅延タイマ
133 遅延実行部
134 遅延管理部
135 経路更新開始遅延タイマ
2 故障箇所推定システム
210 故障箇所推定部
220 故障箇所通知部
4 内部ネットワーク
5 外部ネットワーク

Claims (43)

  1. 複数のノード装置間におけるパケット転送に用いるネットワーク上でトポロジーに変化が生じた場合に、新たな正常な経路を確立する動的経路制御を行うノード装置であって、
    他のノード装置から経路を決定するために必要となる情報を含む経路制御メッセージを受信するメッセージ受信手段と、
    前記受信した経路制御メッセージを元に前記ネットワーク上の経路を決定する経路計算手段と、
    他のノード装置で前記ネットワーク上の経路を決定するために必要な情報を含む経路制御メッセージを他のノード装置に送信するメッセージ送信手段と、
    前記メッセージ受信手段により経路制御メッセージを受信すると、トポロジー変更箇所と自ノード装置との距離に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作に関わる動作開始時間を算出する遅延計算手段と、
    前記遅延計算手段により算出された動作開始時間に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作の実行を制御する実行制御手段と、
    を備えることを特徴とするノード装置。
  2. 前記実行制御手段は、前記遅延計算手段により算出された動作開始時間に基づいて、前記経路計算手段による経路計算の開始までの時間を計時する計算開始遅延タイマ手段を備えることを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  3. 前記実行制御手段は、前記計算開始遅延タイマ手段による計時が前記動作開始時間に達すると、前記経路計算手段に経路計算の開始を指示する遅延実行手段を備えることを特徴とする請求項2記載のノード装置。
  4. 前記実行制御手段は、前記遅延計算手段により算出された動作開始時間に基づいて、前記メッセージ送信手段による経路制御メッセージの送信の開始までの時間を計時するメッセージ転送遅延タイマ手段を備えることを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  5. 前記実行制御手段は、前記メッセージ転送遅延タイマ手段による計時が前記動作開始時間に達すると、前記メッセージ送信手段に経路制御メッセージの送信を指示する遅延実行手段を備えることを特徴とする請求項4記載のノード装置。
  6. 前記遅延計算手段は、前記動作開始時間を算出するために用いる距離として、トポロジー変更箇所と自ノード装置との間に存在するノード数であるホップ数を用いることを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  7. 前記遅延計算手段は、前記動作開始時間を算出するために用いる距離として、トポロジー変更箇所と自ノード装置との間のパスのコストの合計値を用いることを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  8. 前記遅延計算手段は、前記動作開始時間を算出するために用いる距離として、トポロジー変更箇所と自ノード装置との間にある自律システム数を用いることを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  9. 前記遅延計算手段は、前記動作開始時間を算出するために用いる距離を決定する際に、前記経路計算手段による経路計算過程において生成される最短パスツリーを用いることを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  10. 前記遅延計算手段は、前記動作開始時間を算出するために用いる距離を決定する際に、他のシステムにより算出され、通知された距離を用いることを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  11. 前記遅延計算手段は、前記距離を求める際に用いる前記トポロジー変更箇所を、前記メッセージ受信手段により受信された経路制御メッセージから取得することを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  12. 前記遅延計算手段は、前記距離を求める際に用いる前記トポロジー変更箇所を、他のシステムにより決定され、通知された情報により取得することを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  13. 前記遅延計算手段は、前記トポロジー変更箇所と前記自ノード装置との距離に比例した値を、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作に関わる動作開始時間とすることを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  14. 前記遅延計算手段は、前記トポロジー変更箇所までの距離と予め設定されている値との比較結果に応じて決定した計算方法により、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作に関わる動作開始時間を算出することを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  15. 前記遅延計算手段は、前記比較結果により、前記トポロジー変更箇所までの距離が予め定められた値よりも大きかった場合、前記予め定められた値を距離として用いて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作に関わる動作開始時間を算出することを特徴とする請求項14記載のノード装置。
  16. 前記遅延計算手段は、前記比較結果により、前記トポロジー変更箇所までの距離が予め定められた値よりも大きかった場合、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作に関わる動作開始時間を無限大とすることを特徴とする請求項14記載のノード装置。
  17. 前記遅延計算手段は、算出された動作開始時間と予め定められた値とを比較し、算出された動作開始時間が予め定められた値よりも大きかった場合、前記予め定められた値を前記動作開始時間とすることを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  18. 前記遅延計算手段は、前記比較結果により、算出された動作開始時間が予め定められた値よりも小さかった場合にのみ、算出された動作開始時間を有効とすることを特徴とする請求項17記載のノード装置。
  19. 前記実行制御手段は、前記遅延計算手段により算出された動作開始時間に基づいて、前記経路計算手段により計算された経路で、パケット転送に用いる前記ネットワーク上の経路情報を保持する経路表の更新を開始するまでの時間を計時する経路更新開始遅延タイマ手段を備えることを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  20. 前記実行制御手段は、前記経路更新開始遅延タイマ手段による計時が前記動作開始時間に達すると、前記経路計算手段に経路表の更新の開始を指示する遅延実行手段を備えることを特徴とする請求項19記載のノード装置。
  21. 前記実行制御手段は、前記メッセージ受信手段により新たな経路制御メッセージが受信されると、前記タイマ手段が動作中だった場合、前記遅延計算手段により算出された動作開始時間と現在動作中の前記タイマ手段の計時時間との比較結果に基づいて、前記タイマ手段による計時時間の更新を制御する遅延管理手段を備えることを特徴とする請求項2、4,19のいずれかに記載のノード装置。
  22. 前記遅延計算手段は、前記動作開始時間を算出するために用いる距離として、トポロジー変更箇所と自ノード装置との間に存在するノード数であるホップ数を用い、前記トポロジー変更箇所を、前記メッセージ受信手段により受信された経路制御メッセージから取得することを特徴とする請求項3、5のいずれかに記載のノード装置。
  23. 複数のノード装置間におけるパケット転送に用いるネットワーク上でトポロジーに変化が生じた場合に、新たな正常な経路を確立するための経路制御方法であって、
    前記ネットワーク上の経路を決定するために必要となる情報を含む経路制御メッセージを受信する受信ステップと、
    前記受信した経路制御メッセージを元に前記ネットワーク上の経路を決定する経路計算ステップと、
    他のノード装置で前記ネットワーク上の経路を決定するために必要な情報を含む経路制御メッセージを他のノード装置に送信する送信ステップと、
    前記経路制御メッセージを受信すると、トポロジー変更箇所と自ノード装置との距離に基づいて、前記ネットワーク上の経路の決定動作と前記経路制御メッセージの送信動作とに関わる動作開始時間を算出する遅延計算ステップと、
    前記算出された動作開始時間に基づいて、前記経路の決定動作と前記経路制御メッセージの送信動作との実行を制御する実行制御ステップと、
    を含むことを特徴とする経路制御方法。
  24. 前記実行制御ステップは、前記動作開始時間に基づいて、前記経路の決定動作開始までの時間を計時する計算開始時間計時ステップを含むことを特徴とする請求項23の経路制御方法。
  25. 前記実行制御ステップは、前記動作開始時間に基づいて、前記経路制御メッセージの送信の開始までの時間を計時するメッセージ転送開始時間計時ステップを含むことを請求項23記載の経路制御方法。
  26. 前記遅延計算ステップは、前記動作開始時間を算出するために用いる距離として、トポロジー変更箇所と自ノード装置との間に存在するノード数であるホップ数を用いることを特徴とする請求項23記載の経路制御方法。
  27. 前記遅延計算ステップは、前記動作開始時間を算出するために用いる距離として、トポロジー変更箇所と自ノード装置との間のパスのコストの合計値を用いることを特徴とする請求項23記載の経路制御方法。
  28. 前記遅延計算ステップは、前記動作開始時間を算出するために用いる距離として、トポロジー変更箇所と自ノード装置との間にある自律システム数を用いることを特徴とする請求項23記載の経路制御方法。
  29. 前記遅延計算ステップは、前記動作開始時間を算出するために用いる距離を決定する際に、前記経路計算ステップにおいて生成される最短パスツリーを用いることを特徴とする請求項23記載の経路制御方法。
  30. 前記遅延計算ステップは、前記動作開始時間を算出するために用いる距離を決定する際に、他のシステムにより算出され、通知された距離を用いることを特徴とする請求項23記載の経路制御方法。
  31. 前記遅延計算ステップは、前記距離を求める際に用いる前記トポロジー変更箇所を、前記受信ステップで受信された経路制御メッセージから取得することを特徴とする請求項23記載の経路制御方法。
  32. 前記遅延計算ステップは、前記距離を求める際に用いる前記トポロジー変更箇所を、他のシステムにより決定され、通知された情報により取得することを特徴とする請求項23記載の経路制御方法。
  33. 前記遅延計算ステップは、前記トポロジー変更箇所と前記自ノード装置との距離に比例した値を、前記経路の決定動作と前記経路制御メッセージの送信動作とに関わる動作開始時間とすることを特徴とする請求項23記載の経路制御方法。
  34. 前記遅延計算ステップは、前記トポロジー変更箇所までの距離と予め設定されている値との比較結果に応じて決定した計算方法により、前記経路の決定動作と前記経路制御メッセージの送信動作とに関わる動作開始時間を算出することを特徴とする請求項23記載の経路制御方法。
  35. 前記遅延計算ステップは、前記比較結果により、前記トポロジー変更箇所までの距離が予め定められた値よりも大きかった場合、前記予め定められた値を距離として用いて、前記経路の決定動作と前記経路制御メッセージの送信動作とに関わる動作開始時間を算出することを特徴とする請求項34記載の経路制御方法。
  36. 前記遅延計算ステップは、前記比較結果により、前記トポロジー変更箇所までの距離が予め定められた値よりも大きかった場合、前記経路の決定動作と前記経路制御メッセージの送信動作とに関わる動作開始時間を無限大とすることを特徴とする請求項34記載の経路制御方法。
  37. 前記遅延計算ステップは、算出された動作開始時間と予め定められた値とを比較し、算出された動作開始時間が予め定められた値よりも大きかった場合、前記予め定められた値を前記動作開始時間とすることを特徴とする請求項23記載の経路制御方法。
  38. 前記遅延計算ステップは、前記比較結果により、算出された動作開始時間が予め定められた値よりも小さかった場合にのみ、算出された動作開始時間を有効とすることを特徴とする請求項37記載の経路制御方法。
  39. 実行制御ステップは、前記遅延計算ステップで算出された動作開始時間に基づいて、前記経路計算ステップ計算された経路で、パケット転送に用いる前記ネットワーク上の経路情報を保持する経路表の更新を開始するまでの時間を計時する経路更新開始時間計時ステップを含むことを特徴とする請求項23記載の経路制御方法。
  40. 前記実行制御ステップは、前記受信ステップで新たな経路制御メッセージを受信すると、前記計時ステップが動作中だった場合、前記遅延計算ステップで前記新たな経路制御メッセージから算出された動作開始時間と現在動作中の前記計時ステップでの計時時間とを比較し、該比較結果に基づいて、前記計時ステップによる計時動作の更新を制御する遅延管理ステップを含むことを特徴とする請求項24、25、39のいずれかに記載の経路制御方法。
  41. 同一の自律システム内で動作し、自律システム内の内部ネットワークを介して互いに接続されるノード装置と故障箇所推定装置とからなり、パケット転送に用いるネットワーク上でトポロジーに変化が生じた場合に、新たな正常な経路を確立するための動的経路制御を行う経路計算システムであって、
    前記故障箇所推定装置は、
    トポロジー変更箇所を推定する故障箇所推定手段と、
    前記故障箇所推定手段により推定された前記トポロジー変更箇所をノード装置に通知する故障箇所通知手段とを備え、
    前記ノード装置は、
    他のノード装置から前記ネットワーク上の経路を決定するために必要となる情報を含む経路制御メッセージを受信するメッセージ受信手段と、
    前記故障箇所推定装置から前記トポロジー変更箇所を受信する故障箇所受信手段と、
    前記受信した経路制御メッセージを元に経路を決定する経路計算手段と、
    他のノード装置で前記ネットワーク上の経路を決定するために必要な情報を含む経路制御メッセージを他のノード装置に送信するメッセージ送信手段と、
    前記メッセージ受信手段により経路制御メッセージを受信すると、前記故障箇所受信手段により受信した前記トポロジー変更箇所と自ノード装置との距離に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作に関わる動作開始時間を算出する遅延計算手段と、
    前記遅延計算手段により算出された動作開始時間に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作の実行を制御する実行制御手段と
    を備えることを特徴とする経路計算システム。
  42. 同一の自律システム内で動作し、自律システム内の内部ネットワークを介して互いに接続されるノード装置と距離推定装置とからなり、パケット転送に用いるネットワーク上でトポロジーに変化が生じた場合に、新たな正常な経路を確立するための動的経路制御を行う経路計算システムであって、
    前記距離推定装置は、
    前記ノード装置とトポロジー変更箇所までの距離を推定する距離推定手段と、
    前記距離推定手段により推定された距離を前記ノード装置に通知する距離通知手段とを備え、
    前記ノード装置は、
    他のノード装置から前記ネットワーク上の経路を決定するために必要となる情報を含む経路制御メッセージを受信するメッセージ受信手段と、
    前記距離推定装置から前記トポロジー変更箇所までの距離を受信する距離受信手段と、
    前記受信した経路制御メッセージを元に前記ネットワーク上の経路を決定する経路計算手段と、
    他のノード装置で前記ネットワーク上の経路を決定するために必要な情報を含む経路制御メッセージを他のノード装置に送信するメッセージ送信手段と、
    前記メッセージ受信手段により経路制御メッセージを受信すると、前記距離受信手段により受信した前記トポロジー変更箇所までの距離に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作に関わる動作開始時間を算出する遅延計算手段と、
    前記遅延計算手段により算出された動作開始時間に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作の実行を制御する実行制御手段と
    を備えることを特徴とする経路計算システム。
  43. 複数のノード装置の少なくとも1つのノード装置に接続され、パケット転送に用いるネットワーク上でトポロジーに変化が生じた場合に、新たな正常な経路を確立するための動的経路制御を行う経路計算装置であって、
    前記少なくとも1つのノード装置から前記ネットワーク上の経路を決定するために必要となる情報を含む経路制御メッセージを受信するメッセージ受信手段と、
    前記受信した経路制御メッセージを元に前記ネットワーク上の経路を決定する経路計算手段と、
    他のノード装置で前記ネットワーク上の経路を決定するために必要な情報を含む経路制御メッセージを、前記少なくとも1つのノード装置を介して他のノード装置に送信するメッセージ送信手段と、
    前記メッセージ受信手段により経路制御メッセージを受信すると、トポロジー変更箇所と前記少なくとも1つのノード装置との距離に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作に関わる動作開始時間を算出する遅延計算手段と、
    前記遅延計算手段により算出された動作開始時間に基づいて、前記経路計算手段と前記メッセージ送信手段とによる経路制御動作の実行を制御する実行制御手段と
    を備えることを特徴とする経路計算装置。
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