JPWO2010047229A1 - 通信システムおよび通信装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、SIPクライアント1−2、プロキシ2−2およびノード3−2を含んだ通信システムであって、ノード3−2は、SIPクライアント1−2宛のSIPメッセージを中継する場合、パラメータに設定されている管理情報をIDに置き換え、またIDと管理情報を関連付けて記憶し、記憶したIDが設定されたSIPメッセージを中継する場合、IDをこれに関連付けられた管理情報に置き換え、SIPクライアント1−2は、受信したSIPメッセージのパラメータにIDが設定されている場合、パラメータとIDを関連付けて記憶し、また、記憶したパラメータを含んだSIPメッセージを送信する場合、パラメータに対して、これに関連付けられたIDを設定する。
Description
本発明は、SIP(Session Initiation Protocol)シグナリングに使用するSIPメッセージを圧縮・伸張する機能を有する通信システムおよび通信装置に関する。
SIPは音声や映像などマルチメディアのセッションを確立するためのプロトコルであり、IETF(The Internet Engineering Task Force)RFC2543で規定されている。SIPで使用するメッセージはHTTPと同じくテキストで規定されているため、メッセージは一般的に大きなサイズになり、帯域の小さな通信環境で使用する場合、呼設定時間の増大や帯域の浪費などが問題となる。そのため、IETFではRFC3320でSIPシグナリングの圧縮技術SigComp(Signaling Compression)を規定している。このSigCompでは圧縮解凍アルゴリズムは規定されていないが、暗黙的にはDeflateなどの圧縮アルゴリズムが利用される。これら圧縮アルゴリズムは各パケットに含まれるビットにおける冗長性を除去するバイナリ圧縮を行うものである。
また、下記特許文献1には、SIPを終端する通信装置同士が、SIPメッセージを送信する際に冗長なパラメータを削除した短いテキストメッセージを作成・送信し、また、SIPメッセージを受信する際には送信側で削除されたテキスト構文(パラメータ)を特定してSIPメッセージを復元することにより圧縮効率を向上させる手法が記載されている。
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、SIPの意味を知っている通信装置(SIPクライアント(SIP Client)、SIPプロキシ(SIP Proxy)など)に対してのみ適用が可能である、すなわち、適用可能な区間がSIPを終端する通信装置間に限られ、SIPの意味を知らない通信装置ではSIPメッセージを圧縮することができない、という問題があった。
通信システムでは、SIPの意味を知っているSIPプロキシでSIPメッセージの圧縮を行わず、SIPの意味を知らないノードで圧縮を行うケースも想定される。たとえば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で規定されたPDCP(Packet Data Convergence Protocol)機能は、IPヘッダなどの圧縮を行う機能であるが、この機能はSIPを終端しない基地局制御装置に実装される。このためSIPメッセージ圧縮もこのノード(基地局制御装置)で行う可能性がある。SIPメッセージの圧縮も基地局制御装置で行うようにした方が効率的な圧縮が可能となるからである。しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、この様なケースには適用できず、圧縮効率を向上させることができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、SIPの意味を知らないノードにおいて、SIPの高効率な圧縮を行う通信システムおよびこれを構成する通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、SIPクライアント、当該SIPクライアントのプロキシ、および当該SIPクライアントと当該プロキシの間に位置し、受信したSIPメッセージを中継するノードを含んだ通信システムであって、前記ノードは、前記SIPクライアント宛のSIPメッセージを中継する場合、受信したSIPメッセージの特定のパラメータに設定されている管理情報をその内容を一意に示すIDに置き換え、また当該IDと当該管理情報とを関連付けて記憶し、一方、前記SIPクライアントから送信されたSIPメッセージでありかつその特定のパラメータに前記記憶したIDと同じIDが設定されたSIPメッセージを中継する場合、当該IDをこれに関連付けられた管理情報に置き換え、前記SIPクライアントは、受信したSIPメッセージの特定のパラメータに前記IDが設定されている場合、当該パラメータと当該IDとを関連付けて記憶し、また、当該記憶したパラメータと同じパラメータを含んだSIPメッセージを送信する場合、当該パラメータに対して、これに関連付けられたIDを設定することを特徴とする。
この発明によれば、各パラメータの設定値とIDとを置き換える処理を実施するノードは、SIPメッセージに含まれるパラメータのうち、IDに置き換える必要があるパラメータのみを認識していればよく、SIPプロトコル(SIPメッセージ内のパラメータへの設定値)の意味を知らなくてもSIPメッセージを圧縮することができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる通信システムおよび通信装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。本実施の形態の無線通信システムは、音声通信機能を有し、SIP終端部となるSIPクライアント(SIP Client)1−1および1−2と、SIPを実装し、SIPクライアント1−1および1−2の対向ノードとなるプロキシ(Proxy)2−1および2−2と、SIPを終端しないが、受信したSIPメッセージの圧縮および伸張(圧縮される前のSIPメッセージの復元)を行うノード3−1および3−2と、を含み、プロキシ2−1および2−2はSIPネットワークに接続されている。また、ノード3−1は、SIPクライアント1−1とプロキシ2−1との間に位置し、SIPメッセージを含む各種メッセージ(信号)を中継する。ノード3−2は、SIPクライアント1−2とプロキシ2−2との間に位置し、SIPメッセージを含む各種メッセージ(信号)を中継する。なお、各SIPクライアントと各ノードは無線通信を行う。各ノードは、複数のSIPクライアントを収容可能である。
図1は、本発明にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。本実施の形態の無線通信システムは、音声通信機能を有し、SIP終端部となるSIPクライアント(SIP Client)1−1および1−2と、SIPを実装し、SIPクライアント1−1および1−2の対向ノードとなるプロキシ(Proxy)2−1および2−2と、SIPを終端しないが、受信したSIPメッセージの圧縮および伸張(圧縮される前のSIPメッセージの復元)を行うノード3−1および3−2と、を含み、プロキシ2−1および2−2はSIPネットワークに接続されている。また、ノード3−1は、SIPクライアント1−1とプロキシ2−1との間に位置し、SIPメッセージを含む各種メッセージ(信号)を中継する。ノード3−2は、SIPクライアント1−2とプロキシ2−2との間に位置し、SIPメッセージを含む各種メッセージ(信号)を中継する。なお、各SIPクライアントと各ノードは無線通信を行う。各ノードは、複数のSIPクライアントを収容可能である。
ここでまず、本実施の形態の無線通信システムにおける特徴的な動作を説明する前に、その前提となるSIPシグナリング制御動作を図1および図2に基づいて説明する。図2は、通常の(SIPメッセージの圧縮を行わない)SIPシグナリング(SIPによる呼設定)を示すシーケンス図であり、一例として、図1の無線通信システムにおいて通常のSIPシグナリングを実行する場合のシーケンスを示している。なお、SIPメッセージの圧縮を行わないSIPシグナリングでは、図1に示したノード3−1および3−2はSIPメッセージを単に中継するだけなので、図2においては、ノード3−1および3−2の動作の記載を省略している。
図2に示したように、SIPによる呼設定では、まず通信開始を希望するクライアント(この例ではSIPクライアント1−1)がINVITEメッセージを通信相手先のクライアント(SIPクライアント1−2)に向けて発行(送信)する。このINVITEメッセージはプロキシ2−1およびプロキシ2−2を介して相手側に到達するが、各プロキシで中継される際にプロキシに関する情報が追記される。たとえば、プロキシ2−1では、INVITEメッセージのヘッダに含まれるViaパラメータ(図示した「Via:○○○○」に相当)およびRecord−Routeパラメータ(図示した「Record−Route:○○○○;Ir」に相当)に対してプロキシ2−1のURL情報(図示した「Proxy2−1_URL」に相当)が追記される。また、各プロキシは、INVITEメッセージ転送(中継)後、このINVITEメッセージの送信元のSIPクライアントまたはプロキシに対して100 Tryingメッセージを送信する。
上記INVITEメッセージを受信したSIPクライアント1−2は、応答メッセージとして180 Ringingメッセージ(以下、単に「Ringingメッセージ」と記載する)を送信する。その際、受信したINVITEメッセージに含まれていたViaパラメータおよびRecord−Routeパラメータの値をそのまま設定する。また、このRingingメッセージは、各プロキシにおいてViaパラメータに設定された一部の情報が削除された上で転送(中継)される。たとえばプロキシ2−2では「Via:Proxy2−2_URL」が削除される。すなわち、各プロキシは、Ringingメッセージを転送する際に、そのViaパラメータに設定されている情報から自身のURL情報を削除する。
同様に、上記RingingメッセージにつづいてSIPクライアント1−2からSIPクライアント1−1へ送信された200 OKメッセージ(以下、単に「OKメッセージ」と記載する)を転送する場合にも、各プロキシは、受信したOKメッセージのViaパラメータに設定されている情報から自身のURL情報を削除する。
また、SIPクライアント1−1が、上記OKメッセージを受信し、その応答メッセージとしてACKメッセージを送信する場合、それに含まれるパラメータの一つであるRecordパラメータ(図示した「Record:○○○○;Ir」に相当)には、受信したOKメッセージのRecord−Routeパラメータに設定されていた各プロキシのURL情報(URL情報のリスト)を、その並び順が逆になるように並べ替えた上で設定する。そして、各プロキシは、ACKメッセージを転送する場合、受信したACKメッセージのRecordパラメータに設定されている情報から自身のURL情報を削除する。
さらに、SIPクライアント間で通信を切断する場合、BYEメッセージを発行するSIPクライアント(図2の例ではSIPクライアント1−2)は、通信を開始する際に受信したINVITEメッセージのRecord−Routeパラメータに設定されていた各プロキシのURL情報を、そのまま(各URL情報を並べ替えることなく)BYEメッセージのRecordパラメータに設定する。各プロキシは、BYEメッセージを転送する場合、受信したBYEメッセージのViaパラメータに設定されている情報に自身のURL情報を追記し、またRecordパラメータに設定されている情報からは自身のURL情報を削除する。
BYEメッセージに対してOKメッセージを返送する場合、上記INVITEメッセージに対してOKメッセージを返送する場合と同様に、受信したメッセージのViaパラメータに設定されていた情報およびRecord−Routeパラメータに設定されていた情報を、そのままOKメッセージのViaパラメータおよびRecord−Routeパラメータに設定する。ただし、BYEメッセージにはRecord−Routeパラメータが含まれないため、実際には、Viaパラメータのみを設定する。各プロキシは、OKメッセージを転送する場合、上記INVITEメッセージに対するOKメッセージを転送する場合と同様に、Viaパラメータに設定されている情報から自身のURL情報を削除する。
なお、図2の例では、INVITEメッセージの受信側であるSIPクライアント1−2がBYEメッセージを発行するシーケンスを示したが、SIPクライアント1−1がBYEメッセージを発行する場合についても同様である。すなわち、SIPクライアント1−1がBYEメッセージを発行する場合、そのRecordパラメータには、上記INVITEメッセージに対するOKメッセージのRecord−Routeパラメータに設定されていた情報(各プロキシのURL情報)を設定する。
以上のように、各SIPメッセージに含まれるViaパラメータ、Record−Routeパラメータ、Recordパラメータには相関関係がある。そして、この相関関係は、SIPプロトコルを終端するSIPクライアントでは暗黙的に既知とみなすことができる。
また、図1に示した無線通信システムでは、SIPクライアント1−1と1−2との間でSIPメッセージを中継するプロキシ(SIPメッセージの内容を理解して転送するプロキシ)の数は2であるが、実際には、さらに多くのプロキシが存在する。上記説明からも分かるように、SIPクライアント間に多くのプロキシが存在する場合には、Viaパラメータなどに設定される情報が増加し、SIPメッセージのサイズが大きくなる。SIPクライアントが無線通信端末である場合など、SIPメッセージの伝送経路に無線区間が含まれる場合には、SIPメッセージを圧縮して無線リソースの有効利用を図ることが望まれる。
つづいて、本実施の形態の無線通信システムにおけるシグナリング制御動作を図1および図3に基づいて説明する。図3は、実施の形態1の無線通信システムにおけるSIPシグナリングの一例を示すシーケンス図であり、上記図2で示したシーケンスと同様に、図1に示したSIPクライアント1−1からSIPシグナリングを開始する場合の例を示している。なお、図3は、特に、本実施の形態の無線通信システムにおいてSIPメッセージの圧縮・伸張制御を実行する区間に位置しているSIPクライアント1−2、プロキシ2−2およびノード3−2に注目し、これらの間で実行されるシーケンスを示している。
図3に示したように、通信開始後、プロキシ2−2は、ノード3−2経由でSIPクライアント1−2に対してINVITEメッセージを送信するが、このメッセージのヘッダ内のViaパラメータおよびRecord−RouteパラメータにはURLリストが設定されている。ここで、URLリストとは、伝送経路の管理情報であり、SIPメッセージの経路上の全てのプロキシ(SIPクライアントを含む場合もある)のURLを経路上の順番に従って並べたリストである。上述したとおり、各SIPメッセージに含まれるViaパラメータ、Record−Routeパラメータには相関関係があり、この相関関係は、SIPプロトコルを終端するSIPクライアントでは暗黙的に既知とみなすことができる。
そのため、ノード3−2は、SIPメッセージをSIPクライアント1−2へ送信する際、この各種URLリストに対して独自のIDを割り当て、ヘッダ内のViaパラメータに設定されている情報(URLリスト)およびRecord−Routeパラメータに設定されている情報(URLリスト)を上記IDに置き換えるとともに、これらの各種URLリストと置き換えたIDとを対応付けて記憶する。
また、SIPクライアント1−2は、INVITEメッセージ受信時に、このINVITEメッセージに含まれる上記IDをそれが設定されていたパラメータと関連付けて記憶する。なお、各種URLリストに対して割り当てるIDは、URLリストの値各々に対して割り当てる。すなわち、IDは、URLリストの種別を示すのではなく、URLリストの内容を一意に示す。
上記図2に基づいて説明したように、SIPクライアント1−2は、Ringingメッセージ、OKメッセージおよびBYEメッセージを送信する場合、それらのヘッダにViaパラメータ、Record−Routeパラメータ、Recordパラメータを設定するが、これらの値は受信したINVITEメッセージのヘッダに設定されていたURLリストと同じである。そのため、SIPクライアント1−2は、INVITEメッセージで通知されたIDを、上記各送信メッセージのヘッダに設定してノード3−2経由でプロキシ2−2へ送信する。
ノード3−2は、SIPクライアント1−2からSIPメッセージを受信した場合、まず、そのヘッダに設定されているID(URLリストを一意に示す情報)に対応するURLリストを、記憶しておいたURLリストの中から特定する。次に、受信メッセージのヘッダに設定されているIDを上記特定したURLリストに置き換えた後、プロキシ2−2へ転送する。
図3の例では、ノード3−2は、INVITEメッセージを受信した際に、そのヘッダ内のViaパラメータに設定されているURLリスト,Record−Routeパラメータに設定されているURLリストをそれぞれ、ID#1,ID#3に置き換えている。また、SIPクライアント1−2は、SIPメッセージ(Ringingメッセージ,OKメッセージ,BYEメッセージ)を送信する場合、それらのヘッダ内のViaパラメータ、Record−Routeパラメータには、本来設定するURLリストに代えて、これらに対応したID#1,ID#3をそれぞれ設定している。そして、ノード3−2は、SIPクライアント1−2からSIPメッセージを受信した場合、そのヘッダ内のViaパラメータおよびRecord−Routeパラメータに設定されているIDを対応するURLリストに置き換えた上でプロキシ2−2へ転送する。
また、図4は、ノード3−2における圧縮対象パラメータ(Viaパラメータ,Record−Routeパラメータ,Recordパラメータ)の管理方法を示す図である。図示したように、ノード3−2は、プロキシ2−2から受信したSIPメッセージ内の圧縮対象パラメータに設定されていたURLリストとIDを対応付けて管理する。なお、図4の例では、ノード3−2は、SIPクライアント1−2a、SIPクライアント1−2b、SIPクライアント1−2cなど複数のSIPクライアントを管理しているが、SIPクライアントごとにIDを管理する必要はない。すなわち、IDに対応するURLリストをどのクライアントが送信してきたか、どのクライアントに送信すべきか、などを認識しておく必要はない。また、Viaパラメータ、Record−Routeパラメータ、Recordパラメータなどの種別を認識して情報種別毎にIDを管理する必要もない。一方、各SIPクライアントは、セッション情報とIDとを対応付けて管理する。なお、ノード3−1およびこれに接続されたSIPクライアントにおける圧縮対象パラメータおよびそのIDの管理方法も同様である。
このように、本実施の形態の無線通信システムでは、SIPクライアントとプロキシとの間でSIPメッセージを中継するノードが、SIPクライアントへSIPメッセージを中継する際に、中継するメッセージのヘッダに設定されたパラメータのうち、他のメッセージと関連性を有するパラメータ(Viaパラメータ、Record−Routeパラメータ、Route情報)については、各パラメータの内容(設定された情報)をその情報を一意に示すIDに置き換えることとした。さらに、SIPクライアントから受信したSIPメッセージのヘッダに各パラメータの内容を示すIDが設定されている場合、当該IDを対応する内容に置き換えた上で中継することとした。また、SIPクライアントは、SIPメッセージを送信する場合、そのヘッダに設定するパラメータのうち、他のメッセージと関連性を有するパラメータについては、実際の情報に代えてそれらの内容を一意に示すIDを設定することとした。これにより、SIPメッセージの圧縮効率を向上できる。また、各パラメータの設定値(設定情報)とIDとを置き換える処理を実施するノードは、SIPメッセージのヘッダ内のパラメータのうち、IDに置き換える必要があるパラメータのみを認識できればよく、SIPプロトコル(SIPメッセージ内のパラメータへの設定値)の意味を知らなくてよいというメリットが生じる。
実施の形態2.
つづいて、実施の形態2について説明する。なお、本実施の形態の無線通信システムの構成は、上述した実施の形態1と同様である。図5は、実施の形態2の無線通信システムにおけるSIPシグナリングの一例を示すシーケンス図であり、上記図2で示したシーケンスと同様に、図1に示したSIPクライアント1−1からSIPシグナリングを開始する場合の例を示している。なお、図5は、特に、本実施の形態の無線通信システムにおいてSIPメッセージの圧縮・伸張制御を実行する区間に位置しているSIPクライアント1−1、プロキシ2−1およびノード3−1に注目し、これらの間で実行されるシーケンスを示している。以下に、本実施の形態の無線通信システムにおけるシグナリング制御動作を図1および図5に基づいて説明する。なお、実施の形態1と重複する部分については説明を省略する。
つづいて、実施の形態2について説明する。なお、本実施の形態の無線通信システムの構成は、上述した実施の形態1と同様である。図5は、実施の形態2の無線通信システムにおけるSIPシグナリングの一例を示すシーケンス図であり、上記図2で示したシーケンスと同様に、図1に示したSIPクライアント1−1からSIPシグナリングを開始する場合の例を示している。なお、図5は、特に、本実施の形態の無線通信システムにおいてSIPメッセージの圧縮・伸張制御を実行する区間に位置しているSIPクライアント1−1、プロキシ2−1およびノード3−1に注目し、これらの間で実行されるシーケンスを示している。以下に、本実施の形態の無線通信システムにおけるシグナリング制御動作を図1および図5に基づいて説明する。なお、実施の形態1と重複する部分については説明を省略する。
通信開始後、シーケンスが正常に進んでいくと、プロキシ2−1は、ノード3−1経由でSIPクライアント1−1に対して、100 Tryingメッセージ(以下、単に「Tryingメッセージ」と記載する)、Ringingメッセージ、OKメッセージを送信する。このとき、これらのSIPメッセージのヘッダにはViaパラメータやRecord−RouteパラメータとしてURLリストが設定されている。そして、実施の形態1で説明したとおり、各SIPメッセージに含まれるViaパラメータ、Record−Routeパラメータが有する相関関係は、SIPプロトコルを終端するSIPクライアントでは暗黙的に既知とみなすことができる。そのため、ノード3−1は、SIPメッセージをSIPクライアント1−1へ送信する際、この各種URLリストに対してIDを割り当て、ViaパラメータおよびRecord−Routeパラメータに設定するURLリストをこのIDで置き換えるとともに、これらの各種URLリストをIDと対応付けて記憶する。また、SIPクライアント1−1は、上記SIPメッセージを受信した場合、そのヘッダ内のViaパラメータやRecord−Routeパラメータに設定されていたIDを記憶する。なお、各種URLリストに対して割り当てるIDは、実施の形態1と同様に、URLリストの各値(URL)それぞれに対して割り当てる。
また、SIPクライアント1−1は、OKメッセージを受信し、これの応答としてACKメッセージを送信する場合、そのヘッダ内のViaパラメータおよびRecordパラメータを設定するが、Viaパラメータへの設定値は、その前に受信したOKメッセージのViaパラメータに設定されていた値(URLリスト)と同じである。また、Recordパラメータへの設定値は、受信したOKメッセージのRecord−Routeパラメータに設定されていたURLリストを、その並び順が逆になるように並び替えたものである。したがって、SIPクライアント1−1は、受信したOKメッセージのヘッダ内のViaパラメータに設定されていたIDを、ACKメッセージのヘッダ内のViaパラメータに設定するとともに、受信したOKメッセージのヘッダ内のRecord−Routeパラメータに設定されていたIDと、そのIDが示すURLリストを逆転する(順番が逆になるように並び替える)ことを指示するコード(もしくは文字列:図5では一例として「Reverse」と記載している)をACKメッセージのヘッダ内のRecordパラメータに設定し、ノード3−1経由でプロキシ2−1へ送信する。
ノード3−1は、SIPクライアント1−1からメッセージを受信した場合、まず、そのヘッダ内に設定されている各IDに対応するURLリストを、記憶しておいたURLリストの中から特定する。次に、受信メッセージのViaパラメータについては、そこに設定されているIDを上記特定したURLリストの中の対応するURLリストに置き換え、一方、Recordパラメータについては、そこに設定されているIDを上記特定したURLリストの中の対応するURLリストを逆転させたもの(順番が逆になるように並び替えたもの)に置き換えた後、プロキシ2−1へ転送する。
また、通信を終了する際のBYEメッセージを受信した場合、SIPクライアント1−1は、受信したBYEメッセージのViaパラメータに設定されていたIDを、OKメッセージのViaパラメータに設定して送信する。ノード3−1は、受信したOKメッセージのViaパラメータに設定されていたIDを、それに対応する設定値(URLリスト)に置き換えた後、プロキシ2−1へ転送する。
このように、本実施の形態の無線通信システムでは、SIPクライアントが、あるURLリストを含んだ第1のSIPメッセージを受信し、その応答メッセージとして、受信したURLリストを逆転させて得られたURLリスト(順番が逆になるように並び替えて得られたURLリスト)を含んだ第2のSIPメッセージを送信するシーケンスを実行する場合、第1のSIPメッセージを送信するノードは、URLリストをIDに置き換えた第1のSIPメッセージをSIPクライアントへ送信し、第1のSIPメッセージを受信したSIPクライアントは、受信メッセージに含まれていたIDを第2のSIPメッセージに設定するとともに、当該IDに対応するURLリストを逆転させる旨の指示情報を設定し、この第2のSIPメッセージを受信したノードは、それに含まれているIDに対応したURLリストを指示内容に従って変形し、得られた変形後のURLリストを当該IDに代えて設定した上で対向するプロキシへ転送することとした。これにより、あるSIPメッセージおよびその応答メッセージに設定するURLリストが同一ではなく、順番が逆転したURLリストとなっている場合であっても、冗長パラメータ(URLリスト)を圧縮してSIP圧縮効率を向上させることができる。
なお、本実施の形態で示した制御動作は、実施の形態1で示した制御動作と並行して実施可能(組み合わせることが可能)である。
実施の形態3.
つづいて、実施の形態3について説明する。なお、本実施の形態の無線通信システムの構成は、上述した実施の形態1と同様である。図6は、実施の形態3の無線通信システムにおけるSIPシグナリングの一例を示すシーケンス図であり、上記図2で示したシーケンスと同様に、図1に示したSIPクライアント1−1からSIPシグナリングを開始する場合の例を示している。なお、図6は、特に、本実施の形態の無線通信システムにおいてSIPメッセージの圧縮・伸張制御を実行する区間に位置しているSIPクライアント1−2、プロキシ2−2およびノード3−2に注目し、これらの間で実行されるシーケンスを示している。以下に、本実施の形態の無線通信システムにおけるシグナリング制御動作を図1および図6に基づいて説明する。なお、実施の形態1または2と重複する部分については説明を省略する。
つづいて、実施の形態3について説明する。なお、本実施の形態の無線通信システムの構成は、上述した実施の形態1と同様である。図6は、実施の形態3の無線通信システムにおけるSIPシグナリングの一例を示すシーケンス図であり、上記図2で示したシーケンスと同様に、図1に示したSIPクライアント1−1からSIPシグナリングを開始する場合の例を示している。なお、図6は、特に、本実施の形態の無線通信システムにおいてSIPメッセージの圧縮・伸張制御を実行する区間に位置しているSIPクライアント1−2、プロキシ2−2およびノード3−2に注目し、これらの間で実行されるシーケンスを示している。以下に、本実施の形態の無線通信システムにおけるシグナリング制御動作を図1および図6に基づいて説明する。なお、実施の形態1または2と重複する部分については説明を省略する。
本実施の形態では、SIPクライアント1−2がRingingメッセージを送信する際に、そのViaパラメータとして、INVITEメッセージで受信したViaパラメータ(URLリスト)をベースに、リストの一番上のURLに対して「received=192.0.2.222」という文字列を追加する場合の制御動作について説明する。
受信したINVITEメッセージのViaパラメータに設定されたURLリストの一番上のURLに対して「received=192.0.2.222」という文字列を追加して得られた情報をRingingメッセージのViaパラメータに設定して送信する場合、SIPクライアント1−2は、RingingメッセージのViaパラメータに対して、INVITEメッセージで通知されたID(INVITEメッセージのViaパラメータに設定されていたID)と、当該IDに対応するURLリストの最初のURLに文字列を追加することを指示するコード(もしくは文字列:図6では一例として「+」と記載している)と、追加文字列(図6では「recv=192.0.2.222」と記載している)と、を設定してプロキシ2−2宛に送信する。ノード3−2は、上記Ringingメッセージを受信すると、まず、そのViaパラメータに設定されたIDに対応するURLリストを記憶しておいたURLリストの中から特定する。次に、受信したRingingメッセージのViaパラメータに設定されていたIDを上記特定したURLリストに置き換え、さらに、当該受信メッセージに含まれていた指示情報および追加文字列に従い、置き換えたURLリストの先頭に文字列を追加した後、プロキシ2−2へ転送する。
以上のような手法を用いることで、受信したSIPメッセージに含まれていたURLリストを設定し、このURLリストに対してさらに所定の文字列を追加したSIPメッセージを送信するシーケンスを実行する場合においても、冗長パラメータを削除することができ、SIP圧縮効率を向上させることができる。
このように、本実施の形態の無線通信システムでは、SIPクライアントが、あるURLリスト含んだ第1のSIPメッセージを受信し、受信したURLリストの最初のURLに文字列を追加して得られたURLリストを含んだ第2のSIPメッセージを送信するシーケンスを実行する場合、第1のSIPメッセージを送信するノードは、URLリストをIDに置き換えた第1のSIPメッセージをSIPクライアントへ送信し、第1のSIPメッセージを受信したSIPクライアントは、受信メッセージに含まれていたIDを第2のSIPメッセージに設定するとともに、当該IDに対応するURLリストの最初のURLに対して文字列を追加する旨の指示情報および追加する文字列を設定し、この第2のSIPメッセージを受信したノードは、それに含まれているIDに対応したURLリストを指示内容に従って変形し、得られた変形後のURLリストを当該IDに代えて設定した上で対向するプロキシへ転送することとした。これにより、SIPクライアントが受信したSIPメッセージに含まれていたURLリストを設定し、このURLリストに対してさらに所定の文字列を追加したSIPメッセージをプロキシへ送信するシーケンスを実行する場合においても、冗長パラメータ(URLリスト)を圧縮してSIP圧縮効率を向上させることができる。
なお、本実施の形態で示した制御動作は、実施の形態1や実施の形態2で示した制御動作と並行して実施可能(組み合わせることが可能)である。
実施の形態4.
つづいて、実施の形態4について説明する。なお、本実施の形態の無線通信システムの構成は、上述した実施の形態1と同様である。図7は、実施の形態4の無線通信システムにおけるSIPシグナリングの一例を示すシーケンス図であり、上記図2で示したシーケンスと同様に、図1に示したSIPクライアント1−1からSIPシグナリングを開始する場合の例を示している。なお、図7は、特に、本実施の形態の無線通信システムにおいてSIPメッセージの圧縮・伸張制御を実行する区間に位置しているSIPクライアント1−2、プロキシ2−2およびノード3−2に注目し、これらの間で実行されるシーケンスを示している。本実施の形態では、実施の形態1、2または3と重複する部分については説明を省略する。
つづいて、実施の形態4について説明する。なお、本実施の形態の無線通信システムの構成は、上述した実施の形態1と同様である。図7は、実施の形態4の無線通信システムにおけるSIPシグナリングの一例を示すシーケンス図であり、上記図2で示したシーケンスと同様に、図1に示したSIPクライアント1−1からSIPシグナリングを開始する場合の例を示している。なお、図7は、特に、本実施の形態の無線通信システムにおいてSIPメッセージの圧縮・伸張制御を実行する区間に位置しているSIPクライアント1−2、プロキシ2−2およびノード3−2に注目し、これらの間で実行されるシーケンスを示している。本実施の形態では、実施の形態1、2または3と重複する部分については説明を省略する。
実施の形態1において図2を用いて示したように、SIPクライアント間で送信されるINVITEメッセージのViaパラメータに設定されたURLリストは、発信者となるSIPクライアント(図2の例ではSIPクライアント1−1)のURLを含み、このURLはリストの最後に設定されている。
そのため、本実施の形態のシグナリング制御動作では、ノード3−2およびSIPクライアント1−2は、以下に示す動作を実行することにより、ノード3−2が必要とするメモリ容量を削減する。
図7に示したように、本実施の形態のSIPシグナリングでは、ノード3−2は、プロキシ2−2から受信したINVITEメッセージをSIPクライアント1−2へ転送する場合、そのViaパラメータに設定された情報(URLリスト)の中の発信者となるSIPクライアントのURL(以下、「発信者URL」と記載する)を除いたURLリストをIDに置き換える(図7では一例として「#1+SIP/2.0/TCP Client1-1 URL:5060;branch=z9hg4bk74bf9;received=192.0.2.101」に置き換えている)。さらに、Viaパラメータ以外のパラメータ(Record−Routeパラメータ)については、実施の形態1と同様に、設定された情報(URLリスト)のすべてをIDに置き換える。また、IDに置き換えたURLリストは、IDと対応付けて記憶しておく。なお、図7では、Record−Routeパラメータの記載を省略している。
また、SIPクライアント1−2は、INVITEメッセージ受信時に、それに含まれる上記IDとURL文字列(発信者URL)を記憶する。そして、SIPクライアント1−2は、Ringingメッセージを送信する場合、そのViaパラメータにはINVITEメッセージ受信時に記憶しておいたIDとURL文字列を設定する。なお、図示するのを省略しているが、RingingメッセージのRecord−Routeパラメータには、INVITEメッセージ受信時に記憶しておいたID(INVITEメッセージのRecord−Routeパラメータに設定されていたID)を設定する。このSIPクライアント1−2の動作は、基本的に実施の形態1で示したSIPクライアント1−2の動作と同じである。すなわち、いずれの動作においても、受信したINVITEメッセージのViaパラメータおよびRecord−Routeパラメータに設定されていた情報を記憶しておき、Ringingメッセージを送信する際には、そのViaパラメータおよびRecord−Routeパラメータに対して、INVITEメッセージ受信時に記憶しておいた情報を設定する。
ノード3−2は、SIPクライアント1−2からRingingメッセージを受信した場合、まず、そのヘッダ内のViaパラメータおよびRecord−Routeパラメータに設定されているIDに対応するURLリストを、記憶しておいたURLリストの中から特定する。次に、受信メッセージのヘッダに設定されているIDを上記特定したURLリストに置き換え、さらにViaパラメータについては、受信したRingingメッセージのViaパラメータに設定されていた発信者URLを設定した後、プロキシ2−2へ転送する。
このように、本実施の形態の無線通信システムでは、SIPメッセージを圧縮した上で転送するノードは、SIPメッセージを受信した場合、それに含まれているViaパラメータについては発信者URLを除いたURLリストをIDに置き換え、また、その他の情報(Record−Routeパラメータ)については、URLリストすべてをIDに置き換えた上で転送することとした。これにより、ノードで管理するURLリストの中の文字列からSIPクライアントを表現する部位(SIPクライアントのURL)が取り除かれ、SIPメッセージを圧縮するノードは、中継するプロキシのURLのみを管理することとなる。そのため、ノードにおいては、管理するURLリストの文字列が、収容している複数のSIPクライアントで共通になる可能性が高くなる。この結果、ノードが管理するURLリスト情報量が少なくなり、ノードが必要とするメモリ容量を削減できる。
なお、本実施の形態では、ViaパラメータへIDとともに記載するURL文字列の一例として「SIP/2.0/TCP Client1-1 URL:5060;branch=z9hg4bk74bf9;received=192.0.2.101」を示したが(図7参照)、このように、URL文字列には、実際のURLを示す文字列だけでなく、SIP/2.0/TCPといったプロトコルを表現する文字列、branchなどのオプションが記載可能である。すなわち、Viaパラメータを圧縮する(IDに置き換える)際に対象とするURL文字列は、URLを含んだ一般的な文字列を意味する。
このような手法を用いることで、URLリストのURL部に各種オプションが付与されていても、冗長パラメータを削除することができ、SIP圧縮効率を向上させることができる。
また、本実施の形態で示した制御動作は、実施の形態1の変形例であるが、実施の形態2や実施の形態3で示した制御動作と並行して実施可能(組み合わせることが可能)である。
実施の形態5.
つづいて、実施の形態5について説明する。上述した実施の形態の無線通信システムにおいてSIPメッセージの圧縮を行う各ノードは、図4に示した手法で圧縮処理の対象情報(Viaパラメータ,Record−Routeパラメータ,Recordパラメータ)であるURLリストを管理することとしたが、本実施の形態では、これとは異なる管理方法について説明する。
つづいて、実施の形態5について説明する。上述した実施の形態の無線通信システムにおいてSIPメッセージの圧縮を行う各ノードは、図4に示した手法で圧縮処理の対象情報(Viaパラメータ,Record−Routeパラメータ,Recordパラメータ)であるURLリストを管理することとしたが、本実施の形態では、これとは異なる管理方法について説明する。
図4に示した手法では、各ノードにおいて、たとえばSIPメッセージの圧縮処理を実行するSIP圧縮部がURLリストとIDの一元管理を行っている。しかし、基地局制御装置などではSIPプロトコルは意識しないものの結果的にSIPクライアントと1:1に対応するコネクションを管理する部位が存在している。たとえば、ユーザごとの無線リソースを管理する部位などである。この部位では無線コネクション情報をSIPクライアントに対応させて管理していることになる。このような場合、URLリストを無線コネクション情報と対応付けて管理することができ、IDは一つのSIPクライアントの中でユニークにアサインすればよくなる。たとえば図8に示したように、ノード3−2は、すでに保持している各SIPクライアント(SIPクライアント1−2a,1−2b,1−2c)との間の無線コネクションの管理情報(図示した無線コネクション情報a,無線コネクション情報b,無線コネクション情報c)に対応付けてURLリストのIDを管理することにより、値が同じIDの複数利用が可能になる。図8に示したような圧縮対象パラメータの管理方法を適用した場合、図4に示した手法を適用した場合と比較して、IDの値が大きくなるのを防止できる。
URLリストとIDの対応表は非常に大きくなるケースがあり、このような場合、図4に示した、コネクション(セッション)を意識せずにURLリストとIDを管理する手法では、SIPクライアントから受信したSIPメッセージ内のIDに対応する情報(URLリスト)を検索して特定する処理に時間を要するという問題が発生する。しかしながら、図8で示した管理方法を用いると、無線コネクションさえ特定できれば、ターゲットとするURLリストを短時間で特定することができるので、上記のような問題が発生するのを防止できる。
なお、各実施の形態ではSIPのVia、Record−Route、Recordパラメータを例に説明を行ったが、使用方法がこれらと同様のパラメータであれば、同様の手法で圧縮することが可能である。また、各実施の形態では無線通信システムにおける例を示したが、有線通信システムであってもよく、無線通信システムと同様の効果を奏する。
以上のように、各実施の形態で示した通信システムによれば、SIPプロトコルの意味を知らないノードがSIPメッセージ圧縮を行う場合であっても、冗長なSIPパラメータの削除と復元が可能になり、より大きなSIPメッセージ圧縮効率を達成することができる。たとえば、プロキシ(SIPプロキシ)を20個経由するような構成のネットワークでは、一つのプロキシを表現するURLが20文字であるとすると、Via、Record−RouteのURLリストは各々400バイトとなり、この二つのパラメータが存在するだけで800バイトを要する。一方、SIPメッセージの他のパートはより小さく、SIPメッセージのサイズの観点ではこのURLリストが支配的になってくる。本発明ではこのURLリストをサイズの小さい識別情報(上述したID)に置き換えるため、大きな圧縮効率を実現できる。
以上のように、本発明にかかる通信システムは、情報伝送量を削減したSIPシグナリングを実現する場合に有用であり、特に、基地局制御装置や基地局などSIPプロトコルを終端しないノードにおいてSIPメッセージの圧縮および伸張を行い、より高い圧縮効率を実現する場合に適している。
1−1、1−2、1−2a、1−2b、1−2c SIPクライアント(SIP Client)
2−1、2−2 プロキシ(Proxy)
3−1、3−2 ノード
2−1、2−2 プロキシ(Proxy)
3−1、3−2 ノード
Claims (10)
- SIPクライアント、当該SIPクライアントのプロキシ、および当該SIPクライアントと当該プロキシの間に位置し、受信したSIPメッセージを中継するノードを含んだ通信システムであって、
前記ノードは、
前記SIPクライアント宛のSIPメッセージを中継する場合、受信したSIPメッセージの特定のパラメータに設定されている管理情報をその内容を一意に示すIDに置き換え、また当該IDと当該管理情報とを関連付けて記憶し、一方、前記SIPクライアントから送信されたSIPメッセージでありかつその特定のパラメータに前記記憶したIDと同じIDが設定されたSIPメッセージを中継する場合、当該IDをこれに関連付けられた管理情報に置き換え、
前記SIPクライアントは、
受信したSIPメッセージの特定のパラメータに前記IDが設定されている場合、当該パラメータと当該IDとを関連付けて記憶し、また、当該記憶したパラメータと同じパラメータを含んだSIPメッセージを送信する場合、当該パラメータに対して、これに関連付けられたIDを設定する
ことを特徴とする通信システム。 - 前記管理情報を、前記SIPクライアント宛のSIPメッセージが通過してきた経路上の各プロキシのURL、および当該SIPメッセージの発行元のURL、のリストとすることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- 前記管理情報を、前記SIPクライアント宛のSIPメッセージが通過してきた経路上の各プロキシのURLのリストとすることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- 前記管理情報を、前記SIPクライアント宛のSIPメッセージが通過してきた経路上の各プロキシのURLをそれぞれ含む複数の文字列、および当該SIPメッセージの発行元のURLを含む文字列、のリストとすることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- 前記管理情報を、前記SIPクライアント宛のSIPメッセージが通過してきた経路上の各プロキシのURLをそれぞれ含む複数の文字列のリストとすることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- 前記SIPクライアントは、さらに、
前記IDと関連付けて記憶したパラメータに対応するURLリストまたは文字列リストの各情報の順番を逆転させて得られたリスト、を設定すべきパラメータを含んだSIPメッセージを送信する場合、送信するSIPメッセージの当該パラメータに対して、前記記憶したパラメータに関連付けられたID、および当該IDを対応するリストに置き換えた後にそのリスト内の各情報の順番を逆転させるように指示する指示情報、を設定し、
前記ノードは、
特定のパラメータに前記記憶したIDと同じIDおよび前記指示情報が設定されたSIPメッセージを前記SIPクライアントから受信した場合、当該受信メッセージに設定されているIDを、これに関連付けられたリストの各情報の順番を逆転させて得られたリストに置き換えて転送する
ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか一つに記載の通信システム。 - 前記SIPクライアントは、
前記記憶したパラメータと同じパラメータを含んだSIPメッセージを送信する場合、当該パラメータに対して、これに関連付けられたIDを設定し、さらに必要に応じて、当該IDに関連付けて記憶されているリストの所定位置に文字列を追加するように指示する文字列追加指示情報を設定し、
前記ノードは、
特定のパラメータに、前記記憶したIDと同じIDおよび前記文字列追加指示情報が設定されたSIPメッセージを前記SIPクライアントから受信した場合には、当該IDをこれに関連付けられたリストに置き換え、さらに、当該指示情報により指示された位置へ指定された文字列を追加し、得られたSIPメッセージを転送する
ことを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の通信システム。 - 前記ノードは、前記管理情報をその内容を一意に示すIDと関連付けて記憶するにあたって、さらに、これらの情報を前記SIPクライアントのコネクション情報と対応付けて記憶することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の通信システム。
- 請求項1〜8のいずれか一つに記載のノードとして動作することを特徴とする通信装置。
- 請求項1〜8のいずれか一つに記載のSIPクライアントとして動作することを特徴とする通信装置。
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Request for written amendment filed |
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A02 | Decision of refusal |
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