JPWO2010029798A1 - 通信システム、ネットワークノード、移動ノード、通信方法、およびプログラム - Google Patents

通信システム、ネットワークノード、移動ノード、通信方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

ネットワークノードは、移動ノードが、通信量又は消費電力量を抑制する抑制モードであるか否かを判断し、該移動ノードが該抑制モードでなければ、有効期限付きの通信設定を示す設定情報を、該有効期限以下の周期で定期的に該移動ノードに送信する。前記移動ノードは、前記ネットワークノードから前記設定情報を受信し、前記抑制モードの間、該設定情報の示す前記通信設定を維持する。

Description

本発明は、無線リソースを効率的に利用し、移動ノードの電力消費を節約する技術に関する。
携帯電話機のような移動体通信機器(以下、「移動ノード」という)では、重量やサイズの制約から、移動ノードが装備できる電池容量が限られている。また、無線通信においてノードに割り当てられる帯域は、概して有線通信の場合と比較して小さなものとなる。さらに、現在の携帯電話機を収容する通信システムのように、無線基地局が多数の移動ノードをカバーする通信システムでは、各移動ノードは、無線基地局の限られた帯域を共有することとなる。
このように、移動ノードの電池容量や帯域は限られているので、移動ノードには、自身の電力消費量や無線リソースを抑制する機能が設けられている。
例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access) Forumにより定められた規格においては、移動ノードは、しばらく通信を行わなかった場合などにアイドルモードに移行する。
このアイドルモードとは、移動ノードが下り方向(無線基地局から移動ノードへの方向)のブロードキャスト信号のみを受信できる状態である。この状態においては、移動ノードは電力消費量を抑制することができ、無線基地局は、その移動ノードに割り当てていたチャネル(無線リソース)を開放することができる。
特許文献1に開示された通信システムは、基地局との接続が休止したときに計時を開始し、稼働中の状態を検出したときは停止し、期限切れでアイドルモードに進入するタイマーをモバイルユニットに設けることで、無線リソースが不要に解放されることを抑制している。
また、特許文献2に記載の通信システムは、無線リンク失敗等により計時を開始し、期限切れとなったときにアイドルモードに移行するタイマーを設けることで、不要な電力消費を防いでいる。
特開2004−159297号公報 特開2004−166198号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載の通信システムでは、依然として無線リソースの不要な解放や電力消費を十分に抑制できないことがあった。
近年は移動通信システムにはIP技術を採用する流れとなっており、携帯端末は非常に数が多いのでIPv6が採用されるケースが多い。このIPv6では、ルータは、移動ノードをネットワークに接続させるため、RA(Router Advertisement)メッセージを移動ノードに送信する。
このRAメッセージには、Router Lifetimeという、デフォルトルータの通信設定の有効期間を示す情報が含まれており、RAメッセージを受信した移動ノードは、RAメッセージの送信元をデフォルトルータのIPアドレスとして自ら取得する。このデフォルトルータの設定は、有効期間の間だけ有効となるので、ルータは、通信設定を維持するため定期的にRAメッセージを送信する必要がある。
そして、複数の移動ノードで無線チャネルを共有し、Point-to-Pointモデルを採用する場合、一部の移動ノードがアイドルモードとなっているときであっても、通信設定の失効を防ぐため、無線基地局は、そのノードも含めて全ての端末にRAメッセージを個別に定期送信しなければならない。
このときアイドルモードの移動ノードは、RAを受信するためアイドルモードから復帰する必要があり、無線リソースの使用効率が低下し、移動ノードの電力も余分に消費してしまうという問題があった。特許文献1又は2に記載の通信システムにおいては、アイドルモードへの移行に関する記述があるものの、前記の状況においてアイドルモードを維持する手段については考慮されていない。
Router Lifetimeを長く設定するという対処法も考えられるが、上限が存在する。また、長く設定しても定期送信そのものをなくすわけではないので、携帯電話機のような一般的な移動通信システムでは、無線基地局配下に多数の膨大な数の移動ノードが収容されることを考慮すると、根本的な解決とはならない。
本発明の目的は、通信システムの無線リソースを効率的に利用し、また、移動ノードの消費電力を低減する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の通信システムは、移動ノードが、通信量又は消費電力量を抑制する抑制モードであるか否かを判断し、該移動ノードが該抑制モードでなければ、有効期限付きの通信設定を示す設定情報を、該有効期限以下の周期で定期的に該移動ノードに送信するネットワークノードと、前記ネットワークノードから前記設定情報を受信し、前記抑制モードの間、該設定情報の示す前記通信設定を維持する移動ノードと、を有する。
本発明のネットワークノードは、移動ノードが、通信量又は消費電力量を抑制する抑制ノードであるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記移動ノードが前記抑制モードでないと判断されたのであれば、有効期限付きの通信設定を示す設定情報を、該有効期限以下の周期で定期的に該移動ノードに送信する送信手段と、を有する。
移動ノードは、ネットワークノードから有効期限付きの通信設定を示す設定情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記設定情報の示す前記通信設定を、通信量又は消費電力量を抑制する抑制モードの間、維持する設定手段と、を有する。
本発明の通信方法は、移動ノードが、通信量又は消費電力量を抑制する抑制モードであるか否かを判断し、該移動ノードが該抑制モードでなければ、有効期限付きの通信設定を示す設定情報を、該有効期限以下の周期で定期的に該移動ノードに送信し、移動ノードが前記設定情報を受信し、前記抑制モードの間、該設定情報の示す前記通信設定を維持する、通信方法である。
本発明の第1の観点にかかるプログラムは、コンピュータに、移動ノードが、通信量又は消費電力量を抑制する抑制ノードであるか否かを判断する判断手順、前記判断手順で抑制モードでないと判断されたのであれば、有効期限付きの通信設定を示す設定情報を、該有効期限以下の周期で定期的に該移動ノードに送信する送信手順、を実行させるためのプログラムである。
本発明の第2の観点にかかるプログラムは、コンピュータに、ネットワークノードから有効期限付きの通信設定を示す設定情報を受信する受信手順、及び前記受信手順で受信された前記設定情報の示す前記通信設定を、通信量又は消費電力量を抑制する抑制モードの間、維持する設定手順、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、移動ノードが抑制モードである間は、通信設定を維持するので、ネットワークノードは、抑制モードの間、設定情報を定期送信するために移動ノードに無線リソースを割り当てなくともよくなる結果、無線リソースを効率的に利用することができる。また、移動ノードは、抑制モードにおいて、パケットの受信処理のために抑制モードから復帰しなくてよいので、消費電力を低減できる。
第1の実施形態の通信システムの全体図である。 第1の実施形態の転送ノードの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の移動ノードの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のRAパケットのフォーマットを示す図である。 第1の実施形態の転送ノードの動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態の移動ノードの動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態のパケット受信処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態の生成処理を示すシーケンス図である。 第1の実施形態の通信システムの動作を示すシーケンス図である。 変形例の設定情報の構成を示す図である。 第2の実施形態の転送ノードの動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態の生成処理を示すシーケンス図である。 第3の実施形態の生成処理を示すシーケンス図である。 第3の実施形態の通知処理を示すシーケンス図である。 第4の実施形態の生成処理を示すシーケンス図である。 第4の実施形態の転送ノードの動作を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
本発明を実施するための第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の通信システム1の構成を示す全体図である。同図を参照すると、通信システム1は、移動管理サーバ10と、通信ノード20と、転送ノード30(ネットワークノード)と、無線基地局40と、移動ノード50とを有する。通信システム1は、通信プロトコルとしてIPv6などを使用する。コアネットワークN2には移動管理サーバ10および通信ノード20が含まれている。アクセスネットワークN1には転送ノード30および無線基地局40が含まれている。移動ノード50は、アクセスネットワークN1に接続される。
移動管理サーバ10は、転送ノード30の位置情報を保持し、通信ノード20から送信された転送ノード30宛てのパケットをトンネリングなどの方法で、転送ノード30に送信する。また移動管理サーバ10は、転送ノード30を経由して受信した、通信ノード20宛てのパケットを、通信ノード20に送信する。
移動管理サーバ10は、例えば、3GPP(Third Generation Partnership Project)で検討されている次世代ネットワークであるEPC(Evolved Packet Core)におけるPDN−GW(Packet Data Network-Gateway)やS−GW(Serving-Gateway)、あるいは、WiMAX(Worldwide Interoperability Microwave Access) Forumにより認証された通信システムにおけるHA(Home Agent)である。
通信ノード20は、通信プロトコルとしてIP(Internet Protocol)を使用し、移動ノード50を含む他のノードと通信する機能を有する。
転送ノード30は移動ノード50を制御し、ルータ機能を有する。具体的には、転送ノード30は移動ノード50から送信されたパケットを移動管理サーバ10に転送し、移動管理サーバ10から送信された、移動ノード50宛てのパケットを移動ノード50に転送する。また、転送ノード30は、無線基地局40を制御する。
例えば、転送ノード30は、3GPPにおけるS−GW、WiMAX Forumにより認証された通信システムにおけるASN−GW(Access Service Network-Gateway)である。
図2は、転送ノード30の構成を示すブロック図である。同図を参照すると、転送ノード30は、制御部310および送受信部320を有する。
制御部310は、移動ノード50の通信状態を監視し、移動ノード50が所定時間以上、継続して通信を行っていないことを検知したとき、この移動ノード50をアイドルモードに移行させる。このアイドルモードは、例えば、IEEE802.16e−2005において定義されているアイドルモードである。また、転送ノード30は、移動ノード50から、アイドルモードに移行した旨の通知を受信したとき、移動ノード50がアイドルモードに移行したと判断する。
制御部310は、送受信部320が移動ノード50宛のパケットを受信したとき、ページングメッセージを移動ノード50に送信することにより、移動ノード50をアイドルモードから復帰させる。また、移動ノード50から、アイドルモードから復帰した旨の通知を受信したとき、制御部310は、その移動ノード50がアイドルモードから復帰したと判断する。
送受信部320は、移動ノード50がアイドルモードでない場合、移動ノード50の通信設定を有効にするために、RA(Router Advertisement)メッセージを含むパケット(以下、「RAパケット」という)を、移動ノード50に送信する。例えば、移動ノード50からRS(Router Solicitation)メッセージを受信したとき、転送ノード30は、RAパケットを送信する。移動ノード50は、RAパケット(第1のパケット)に基づいて、自身のIPアドレスを取得し、RAパケットの発信元のノードをデフォルトルータに設定する。
そして、移動ノード50が通信可能な範囲にある限り、送受信部320は、移動ノード50に、RAパケットを定期的に送信する。RAパケットを定期的に送信するのは、RAパケットにおいて設定された所定の有効期間が経過すると、移動ノード50の通信設定が失効するためである。RAパケットのフォーマットについては後述する。
移動ノード50がアイドルモードである間、送受信部320は、移動ノード50へのRAメッセージの定期送信を停止する。そして、制御部310は、移動ノード50に割り当てた無線リソースの全部、または一部を開放する。
無線基地局40は、移動ノード50からパケットや制御信号などの信号を受信し、転送ノード30へ送信する。また、無線基地局40は、転送ノード30から受信したパケットを移動ノード50に送信する。
移動ノード50は、通信プロトコルとしてIPを使用する、携帯電話機などの移動体通信機器である。
図3は、移動ノード50の構成を示すブロック図である。同図を参照すると、移動ノード50は、送受信部510、記憶部520、および制御部530を有する。
送受信部510は、無線基地局40を介して転送ノード30との間でパケットや制御信号を送受信する。送受信部510は、例えば、WiMAXカードや無線LAN(Local Area Network)カードなどの無線機能を有するNIC(Network Interface Card)と、このNICを制御するドライバとから構成される。
記憶部520は、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリ等の記憶媒体であり、移動ノード50は、転送ノード30からRAパケットを受信したとき、そのパケットを記憶部520にRAパケット5201として記憶する。そして、移動ノード50は、RAパケットを受信するたびに、記憶部520に格納されたRAパケット5201を、受信したパケットで更新する。
図4は、RAパケットのフォーマットを示す図である。同図を参照すると、RAパケット5201は、MAC(Media Access Control)ヘッダ、IPヘッダ、およびICMP(Internet Control Message Protocol)ヘッダを含む。IPヘッダにはRAパケット5201の「送信元IPアドレス」、すなわち転送ノード30のIPアドレスなどが格納される。ICMPヘッダには、「タイプ」フィールドや「ルータライフタイム」フィールド、「プレフィックス情報」フィールドなどが設けられている。「タイプ」フィールドには、パケットの種類を示す値が格納され、RAパケットの場合、「134」の値が格納される。「ルータライフタイム」フィールドには、デフォルトルータの設定の有効にする期間を示す情報が格納される。例えば、送信側においては、「ルータライフタイム」として、0(秒)から9000(秒)までの間のいずれかの値が16ビットの整数値で設定される。
図3に戻り、制御部530は、生成部531および通信設定部532を有する。制御部530は、受信部510が受信したパケットのICMPヘッダから「タイプ」フィールドの値を読み出し、その値が「134」であれば、受信したパケットがRAパケットであると判断する。そして、制御部530は、受信したパケットをRAパケット5201として記憶部520に格納する。
生成部531は、移動ノード50がアイドルモードであるか否かを判断する。例えば、ユーザによる操作が所定時間以上なされないとき、または転送ノード30からアイドルモードに移行する旨の通知を受信したとき、移動ノード50はアイドルモードに移行する。そして、ユーザにより所定の操作がなされたとき、または転送ノード30からページングメッセージを受信したとき、移動ノード50は、アイドルモードから復帰する。
生成部531は、移動ノード50がアイドルモードであれば、記憶部520から、RAパケット5201を読み出し、読み出したパケットからRAパケット5311を定期的に生成し、OS(Operating System)のL3(Layer3)スタック(不図示)に格納する。
RAパケット5311は、維持したい通信設定に関する情報(「プレフィックス情報」や、「送信元アドレス」、「ルータライフタイム」など)がRAパケット5201と同一のパケットである。
通信設定部532は、L3スタックに格納されたRAパケット5311から、「プレフィックス情報」や「送信元アドレス」、「ルータライフタイム」などを示す情報を読み出し、「プレフィクス情報」により自らのアドレスを設定し、「送信元アドレス」をデフォルトルータのIPアドレスに設定し、「ルータライフタイム」の期間だけ、そのデフォルトルータの設定を有効にする。
このように、移動ノード50がアイドルモードである間、移動ノード50が転送ノード30の代わりに、自身でRAパケットを生成するので、転送ノード30は、移動ノード50がアイドルモードである間は、通信設定を維持するためにRAパケットを移動ノード50に定期送信する必要がない。このため、転送ノード30は、アイドルモードの間は、RAパケット送信の分の無線リソースを解放することができるので、無線リソースを効率的に利用できる。また、移動ノード50は、アイドルモードから復帰して、RAパケットの受信処理を行わずにすむので、電力消費を抑えることできる。
特に、IPレイヤやトランスポートレイヤの処理は、通常OSの一部として実装されているので、OSの開発元のベンダ以外の者が変更するのは困難であるため、本実施形態のように、IPスタックに変更を加えない方法を使用すれば、通信システムは、容易に無線リソースの効率を向上させ、移動ノードの電力消費を低減させることができる。
次に、図5〜図8を参照して、本実施形態の転送ノード30および移動ノード50の動作について説明する。図5は、転送ノード30の動作を示すフローチャートである。この動作は、転送ノード30が起動したとき、または所定のアプリケーションが実行されたときに開始され、転送ノード30が停止、または所定のアプリケーションが終了されるまで繰り返し実行される。同図を参照すると、転送ノード30は、移動ノード50がアイドルモードであるか否かを判断する(ステップS5)。
移動ノード50がアイドルモードでなければ(ステップS5:NO)、転送ノード30は、移動ノード50からRSパケット(RSメッセージ)を受信したとき、または前回RAパケットを送信したときから、所定期間が経過したか否かを判断する(ステップS7)。この所定期間は、RAパケットにおいて設定される「ルータライフタイム」より短い期間である。
所定期間が経過したならば(ステップS7:YES)、転送ノード30はRAパケットを移動ノードに送信する(ステップS9)。
移動ノード50がアイドルモードである場合(ステップS5:YES)、または所定期間が経過していない場合(ステップS7:NO)、あるいはステップS9の後、転送ノード30は動作を終了する。
図6は、移動ノード50の動作を示すフローチャートである。この動作は、移動ノード50が転送ノード30からパケットを受信した際に開始される。同図を参照すると、送受信部510はパケット受信処理を実行し(ステップT1)、生成部531は生成処理を実行し(ステップT3)、通信設定部532は、生成部531により生成されたRAパケット5311を処理してデフォルトルータのアドレスを設定する(ステップT5)。ステップT5の後、移動ノード50は動作を終了する。
図7は、前記パケット受信処理を示すフローチャートである。同図を参照すると、送受信部510は、パケットを転送ノード30から受信したとき、そのパケットのICMPヘッダの「タイプ」の番号を読み出すことにより、受信したパケットがRAパケットであるか否かを判断する(ステップT11)。
受信したパケットがRAパケットであれば(ステップT11:YES)、移動ノード50は、RAパケットを記憶部520に格納する(ステップT13)。
受信したパケットがRAパケットでない場合(ステップT11:NO)、またはステップT13の後、移動ノード50はパケット受信処理を終了する。
図8は、前記生成処理を示すフローチャートである。同図を参照すると、生成部531は、移動ノード50がアイドルモードであるか否かを判断する(ステップT31)。移動ノード50がアイドルモードであれば(ステップT31:YES)、生成部531は、アイドルモードに移行したとき、または前回RAパケット5311を生成したときから所定期間が経過したか否かを判断する(ステップT33)。
所定期間が経過したのであれば(ステップT33:YES)、生成部531は、RAパケット5201に基づいてRAパケット5311を生成する(ステップT35)。そして、生成部531は、RAパケットをL3スタックに格納する(ステップT37)。
移動ノード50がアイドルモードでない場合(ステップT31:NO)、所定期間が経過していない場合(ステップT33:NO)、またはステップT37の後、生成部531は生成処理を終了する。
続いて、図9を参照して、通信システム1の動作結果の一例について説明する。同図は、通信システム1の動作を示すシーケンス図である。同図を参照すると、転送ノード30は、登録された移動ノード50がアイドルモードでなければ(ステップS5:NO)、移動ノード50に定期的にRAパケットを送信する(ステップS9)。また、通信ノード20から受信した移動ノード50宛のパケットP1を移動ノード50に転送する。
移動ノード50は、RAパケットを記憶部520に格納する(ステップT13)。
移動ノード50がアイドルモードであれば(ステップS5:YES)、転送ノード30はRAパケットの定期送信を停止する。そして、移動ノード50は、アイドルモードの状態において(ステップT31:YES)、RAパケット5311を生成し(ステップT35)、通信設定を維持する(ステップT5)。
移動ノード50がアイドルモードである場合において、通信ノード20が移動ノード50宛のパケットP2を送信したとき、転送ノード30はページングメッセージを移動ノード50に送信することにより、移動ノード50をアイドルモードから復帰させる。そして、転送ノード30は、パケットP2を移動ノードに転送する。
移動ノード50は、アイドルモードから復帰したとき、RAパケットの定期的な生成を停止する。転送ノード30は、移動ノード50に定期的にRAパケットを送信する(ステップS9)。
なお、通信システム1は、複数の転送ノード30を収容してもよいし、1つの転送ノード30は、複数の移動ノード50を制御してもよいのは勿論である。
本実施形態では、転送ノード50を無線基地局40と別途設ける構成としているが、無線基地局40と転送ノード50とを1つの装置に実装する構成としてもよい。
本実施形態では、通信システム1は、通信プロトコルとしてIPv6を使用しているが、端末(50)の通信設定の維持のためにメッセージの定期送信を要するプロトコルであれば、他のプロトコルを使用してもよい。
本実施形態では、通信ノード20は、コアネットワークN2に接続する構成としているが、アクセスネットワークN1に接続する構成としてもよい。
本実施形態では、IEEE802.16e−2005におけるアイドルモードを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。通信量または電力消費量を抑制するような他の動作モード(抑制モード)にも本発明を適用することができる。例えば、抑制モードには、アイドルモードのほか、IEEE802.16e−2005におけるスリープモードや3GPPなどの通信システムに定義されたドーマントモードを含めてもよい。
本実施形態では、転送ノード30と無線基地局40とを分離した構成としているが、無線基地局40が転送ノード30の機能を備える構成としてもよい。
本実施形態では、移動ノード50は、「ルータライフタイム」を示す設定情報を記憶する構成としているが、記憶する情報は、有効期間に限り通信設定を有効とするための設定情報であればよい。例えば、移動ノード50は、アドレスプレフィックスの有効期間を示す「Validライフタイム」など、他の設定情報を含むRAパケット5311を記憶しておき、定期的に生成する構成としてもよい。
本実施形態では、移動ノード50が、RAパケットをそのまま、記憶部520に格納する構成としているが、この構成は変更することもできる。例えば、図10に示すように、RAパケットから「プレフィックス情報」、「送信元アドレス」、「ルータライフタイム」を示す情報などを読み出し、読み出した情報のみを設定情報5201aとして記憶部520に格納する構成としてもよい。
本実施形態では、移動ノード50がRAパケットを定期的に生成する構成としているが、この構成は変更することもできる。所定の有効期間に限り該移動ノードの通信設定を有効とするために転送ノード30が定期的に送信する必要のあるパケットであれば、生成するパケットはRAパケットに限らない。例えば、AA(Agent Advertisement)パケットを移動ノード50が定期的に生成する構成としてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、移動ノード50が抑制モードである間は、移動ノード50が、自ら記憶しておいた設定情報に基づいて通信設定を有効にするので、転送ノード30は、設定情報を含むRAパケット5201を定期送信するために移動ノード50に無線リソースを割り当てなくともよくなる。この結果、通信システムは、無線リソースを効率的に利用することができる。また、移動ノード50は、抑制モードにおいて、パケットの受信処理のために抑制モードから復帰しなくてよいので、消費電力を低減できる。
また、移動ノード50は、RAパケット5311を前記有効期間以下の所定の周期で定期的に生成することにより、自身の通信設定を有効にするので、パケットをIPスタックに格納して通信設定する通信システムに対し、最小限の変更で本発明を適用できる。
(第2の実施形態)
図11を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態の通信システムの構成は、第1の実施形態の通信システムの構成と同様である。但し、本実施形態の通信システムは、転送ノード30が、制御対象のノード(50)がアイドルモードにおいて自ら通信設定をするノードであるか否かを判断する点で、第1の実施形態と異なる。
図11は、本実施形態の転送ノード30の動作を示すフローチャートである。同図を参照すると、本実施形態の転送ノード30の動作は、転送ノード30がステップS1を更に実行する以外は、第1の実施形態の転送ノード30の動作と同様である。
転送ノード30は、移動ノード50がRAパケットを生成するノードであるか否かを判断する(ステップS1)。例えば、転送ノード30は、予めRAパケットを生成するノードを特定するための情報を記憶しておく。または、転送ノード30は、他のノードから、RAパケットを生成するノードを特定するための情報を受信する。そして、転送ノード30は、これらの情報に基づき、移動ノード50がRAパケットを生成するノードであるか否かを判断する。
移動ノード50がRAパケットを生成するノードであれば(ステップS1:YES)、転送ノード30は、その転送ノード50がアイドルモードであるか否かを判断する(ステップS5)。
移動ノード50がRAパケットを生成するノードでなければ(ステップS1:NO)、転送ノード30は、所定期間が経過したか否かを判断する(ステップS7)。
以上説明したように、本実施形態によれば、転送ノード30は、移動ノード50がRAパケットを生成するノードであり、且つ、移動ノード50がアイドルモードである場合に、RAパケットの定期送信を停止するので、RAパケットを生成しないノードへの定期送信を停止するおそれがなくなる。また、通信システムは、RAパケットを生成するノードと、そうでないノードとを通信システムにおいて混在させることができる。
(第3の実施形態)
図12および図13を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態の通信システムの構成は、第1の実施形態の通信システムの構成と同様である。但し、本実施形態の通信システムは、転送ノード30からRAパケットの定期送信を停止する旨を受信し、且つアイドルモードに移行したときのみ、移動ノード50がRAパケット5311を生成する点で、第1の実施形態と異なる。
図12は、本実施形態の転送ノード30の動作を示すフローチャートである。同図を参照すると、本実施形態の転送ノード30の動作は、転送ノード30がステップS2およびS3を更に実行する以外は、第1の実施形態の転送ノード30の動作と同様である。
転送ノード30は、移動ノード50をアイドルモードに移行させることを決定するか否かを判断する(ステップS2)。
例えば、転送ノード30は、移動ノード50の通信状態を監視し、移動ノードが所定時間以上、パケットの送信を行わないことを検出すると、移動ノード50をアイドルモードに移行させることを決定する。
移動ノード50をアイドルモードに移行させることを決定したならば(ステップS2:YES)、転送ノード30は、移動ノード50にRAパケットの定期送信を停止する旨のメッセージ(送信停止メッセージ)を送信する(ステップS3)。
移動ノード50をアイドルモードに移行させることを決定していない場合(ステップS2:NO)、またはステップS3の後、転送ノード30はステップS5を実行する。
図13は、本実施形態の生成処理を示すフローチャートである。同図を参照すると、本実施形態の生成処理は、ステップT30を更に実行する点で、第1の実施形態の生成処理と異なる。
生成部531は、送信停止メッセージを転送ノード30から受信したか否かを判断する(ステップT30)。
送信停止メッセージを受信していれば(ステップT30:YES)、移動ノード50はステップT31を実行する。
送信停止メッセージを受信していなければ(ステップT30:NO)、生成部531は、生成処理を終了する。
転送ノード30がアイドルモード中にも定期送信を停止しないノードである場合は、移動ノード50は、自らRAパケット5311を生成する必要がない。逆に、定期送信中にも移動ノード50がRAパケット5311を生成するのは無駄であり、動作不良の原因ともなり得る。
しかし、以上説明したように、本実施形態によれば、移動ノード50は、定期送信を停止する旨のメッセージを受信し、且つ、アイドルモードに移行したとき、RAパケットの生成を開始するので、転送ノード30が定期送信をしないのに、RAパケットの生成を行うことがなくなる。この結果、不要な処理による電力消費量の増加や動作不良を抑制できる。
(第4の実施形態)
図14〜図16を参照して、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態の通信システムの構成は、第1の実施形態の通信システムの構成と同様である。但し、本実施形態の通信システムは、移動ノード50が、RAパケットの定期送信の停止を転送ノード30に要求する点で、第1の実施形態と異なる。
図14は、本実施形態の生成処理を示すフローチャートである。同図を参照すると、本実施形態の生成処理は、アイドルモードであれば(ステップT31:YES)、移動ノード50が通知処理を実行し(ステップT32)、ステップT33を実行する以外は、第1の実施形態の生成処理と同様である。
図15は、前記通知処理を示すフローチャートである。同図を参照すると、移動ノード50は、RAパケットの定期送信の停止を要求するメッセージ(停止要求メッセージ)を転送ノード30に通知したか否かを判断する(ステップS321)。
停止要求メッセージを通知していなければ(ステップS321:NO)、移動ノード50は、停止要求メッセージを転送ノード30に送信する(ステップS323)。ステップS323の後、移動ノード50は、通知処理を終了する。
図16は、本実施形態の転送ノード30の動作を示すフローチャートである。同図を参照すると、本実施形態の転送ノードの動作は、ステップS4を実行するほかは、第1の実施形態の転送ノードの動作と同様である。
転送ノード30は、停止要求メッセージを移動ノード50から受信したか否かを判断する(ステップS4)。停止要求メッセージを受信していれば(ステップS4:YES)、転送ノード30は、ステップS5を実行する。停止要求メッセージを受信していなければ(ステップS4:NO)、転送ノード30は、ステップS7を実行する。
以上説明したように本実施形態によれば、移動ノード50がRAパケットの停止を要求し、かつ、アイドルモードに移行したとき、転送ノード30が定期送信を停止する。このため、RAパケットを自身で生成しない移動ノードに対し、転送ノード30が定期送信を停止してしまい、移動ノードの通信設定が失効することがなくなる。
なお、図5〜図8、および図11〜図15に示したフローチャートの全部または一部は、コンピュータプログラムの実行により実現することもできる。
この出願は、2008年9月10日に出願された日本出願特願2008−232251を基礎として優先権の利益を主張するものであり、その開示の全てを引用によってここに取り込む。
1 通信システム
10 通信ノード
20 移動管理サーバ
30 転送ノード
40 無線基地局
50 移動ノード
510 送受信部
520 記憶部
530 制御部
531 生成部
532 通信設定部
5201、5311 RAパケット
5201a 設定情報
P1、P2 パケット
S1〜S9、T1〜T5、T11〜T13、T31〜T39、T321、T323 ステップ

Claims (18)

  1. 移動ノードが、通信量又は消費電力量を抑制する抑制モードであるか否かを判断し、該移動ノードが該抑制モードでなければ、有効期限付きの通信設定を示す設定情報を、該有効期限以下の周期で定期的に該移動ノードに送信するネットワークノードと、
    前記ネットワークノードから前記設定情報を受信し、前記抑制モードの間、該設定情報の示す前記通信設定を維持する移動ノードと、
    を有する通信システム。
  2. 前記ネットワークノードは、前記移動ノードが前記抑制モードでなければ、前記設定情報を含むパケットを前記周期で定期的に該移動ノードに送信し、
    前記移動ノードは、前記ネットワークノードから受信した前記パケットが含む前記設定情報を保持しておき、保持しておいた該設定情報に基づいて該パケットを疑似する内部パケットを、前記抑制モードの間において前記有効期限より短い周期で、定期的に自身内で生成する、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記ネットワークノードは前記移動ノードの動作モードを制御しており、該移動ノードを前記抑制モードに移行させるとき、前記設定情報の定期的な送信を停止する旨を示す送信停止メッセージを前記移動ノードに送信し、該パケットの定期的な送信を停止し、
    前記移動ノードは、前記送信停止メッセージを受信したならば、前記抑制モードの間、前記通信設定を維持する、請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記ネットワークノードは、前記移動ノードが、前記抑制モードの間において前記通信設定を維持するノードであるか否かを更に判断し、前記移動ノードが、該抑制モードの間において該通信設定を維持するノードでない場合、又は該移動ノードが該抑制モードでない場合、前記設定情報を、前記周期で定期的に該移動ノードに送信する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記移動ノードは、前記抑制モードに移行したとき、前記設定情報の定期的な送信の停止を要求する停止要求メッセージを前記ネットワークノードに送信し、
    前記ネットワークノードは、前記移動ノードから前記停止要求メッセージを受信したとき、前記設定情報の定期的な送信を停止する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 前記ネットワークノードは、前記移動ノードと他のノードとの間で送受信されるデータを転送する転送ノードである、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信システム。
  7. 移動ノードが、通信量又は消費電力量を抑制する抑制ノードであるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記移動ノードが前記抑制モードでないと判断されたのであれば、有効期限付きの通信設定を示す設定情報を、該有効期限以下の周期で定期的に該移動ノードに送信する送信手段と、
    を有するネットワークノード。
  8. 前記判断手段は、前記移動ノードを前記抑制モードに移行させるか否かを判断し、
    前記送信手段は、前記判断手段により前記移動ノードを前記抑制モードに移行させると判断されたならば、前記設定情報の定期的な送信を停止する旨を示す送信停止メッセージを送信し、該パケットの送信を停止する、請求項7に記載のネットワークノード。
  9. 前記判断手段は、前記移動ノードが、前記抑制モードの間において前記通信設定を維持するノードであるか否かを更に判断し、
    前記送信手段は、前記判断手段により前記移動ノードが、前記抑制モードの間において前記通信設定を維持するノードでないと判断された場合、又は該移動ノードが該抑制モードでないと判断された場合、前記設定情報を、前記周期で定期的に該移動ノードに送信する、請求項7又は8に記載のネットワークノード。
  10. 他のノードから、前記設定情報の定期的な送信の停止を要求する停止要求メッセージを受信する受信手段を更に有し、
    前記送信手段は、前記受信手段により前記停止要求メッセージを受信されたとき、前記設定情報の定期的な送信を停止する、請求項7乃至9のいずれか1項に記載のネットワークノード。
  11. 前記ネットワークノードは、前記移動ノードと他のノードとの間で送受信されるデータを転送する転送ノードである、請求項7乃至10のいずれか1項に記載のネットワークノード。
  12. ネットワークノードから有効期限付きの通信設定を示す設定情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記設定情報の示す前記通信設定を、通信量又は消費電力量を抑制する抑制モードの間、維持する設定手段と、
    を有する移動ノード。
  13. 前記受信手段は、前記設定情報を含むパケットを受信し、
    前記受信手段により受信された前記パケットが含む前記設定情報を保持しておく記憶手段を更に有し、
    前記設定手段は、前記記憶手段に保持しておいた前記設定情報に基づいて該パケットを疑似する内部パケットを、前記抑制モードの間において前記有効期限より短い周期で、定期的に生成する、請求項12に記載の移動ノード。
  14. 前記受信手段は、前記設定情報の定期的な送信を停止する旨を示す送信停止メッセージを更に受信し、
    前記設定手段は、前記送信停止メッセージを受信したならば、前記抑制モードの間、前記通信設定を維持する、請求項12又は13に記載の移動ノード。
  15. 前記抑制モードに移行したとき、前記設定情報の定期的な送信の停止を要求する停止要求メッセージをネットワークノードに送信する送信手段を更に有する、請求項12乃至14のいずれか1項に記載の移動ノード。
  16. 移動ノードが、通信量又は消費電力量を抑制する抑制モードであるか否かを判断し、
    該移動ノードが該抑制モードでなければ、有効期限付きの通信設定を示す設定情報を、該有効期限以下の周期で定期的に該移動ノードに送信し、
    移動ノードが前記設定情報を受信し、
    前記抑制モードの間、該設定情報の示す前記通信設定を維持する、通信方法。
  17. コンピュータに、
    移動ノードが、通信量又は消費電力量を抑制する抑制ノードであるか否かを判断する判断手順、
    前記判断手順で抑制モードでないと判断されたのであれば、有効期限付きの通信設定を示す設定情報を、該有効期限以下の周期で定期的に該移動ノードに送信する送信手順、
    を実行させるためのプログラム。
  18. コンピュータに、
    ネットワークノードから有効期限付きの通信設定を示す設定情報を受信する受信手順、及び
    前記受信手順で受信された前記設定情報の示す前記通信設定を、通信量又は消費電力量を抑制する抑制モードの間、維持する設定手順、
    を実行させるためのプログラム。

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