JPWO2010008074A1 - 木材の管理システム - Google Patents

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Abstract

本発明に係る木材の管理システムでは、木材の外観を撮像して得られた画像データから木材の三次元座標モデルを生成し、その三次元座標モデルから木材の最小径と長さを求めて、木材の材積を算出する。また、前記画像データから抽出された木材の端面紋様データと木材に施された各種処理の履歴データとが関連付けて記憶されており、現物の端面紋様と前記端面紋様データとを照合することによって、現物の木材に施された各種処理の履歴を追跡することが可能である。

Description

本発明は、木材の管理システムに関するものであり、特に木材を運搬車に積み込むとき又は木材を運搬車から降ろすときに木材を撮像して画像データを得て、この画像データから木材の材積を測定することによって木材の取引の効率化を図るとともに、木材に施した各種処理の履歴を追跡して調査することができるようにした木材の管理システムに関するものである。
木材は、山林から伐採した後、木材を運搬するトラックで木材市場や製材工場に運ばれ取引される。木材の価格は、農林規格で細かい決め事はあるが、基本的には木材の末口の直径の二乗に木材の長さを乗じて算出した体積(以下にこれを「材積」という。単位は立方メートルである。)に立方メートル単価を乗じて算出する。
ここで、木材は、樹幹の元口(元側)と末口(先側)では木口の直径が異なり、また木口の形状も一定ではない。そこで材積の測定には末口側の最小径が採用され、木材の最小径の二乗に長さを乗じて近似値的な体積を求め、この近似値的な体積に立方メートル単価を乗じて木材一本の価格を算出する。
このように、木材の価格を算出するには末口側の最小径を測定する必要があり、従来はこの測定を物さしを用いて作業者の手作業により測定している。
しかし、木材は自然物であるから様々な原因で樹幹に変形を生じる。木口のどの箇所を測定すれば最小径を測定することになるかについては日本農林規格によって決まっているものの、作業者が最小径を測定する技術を習得するにはそれなりの熟練を必要とする。
また、誰が測定しても同じ結果が得られるという測定結果の均質化も必要である。そうでなければ、売り手側の材積測定結果が正確かどうか買い手側でも確認する必要が生じ、その結果大量の木材を効率的に売買できない。
従って、木材の売買を効率的に行うためには、材積測定結果の客観性を担保し、売り手側と買い手側の双方が納得できる共通スケールが必要となる。この共通スケールには極力人的な要素を介在させないで、売り手側と買い手側の何れが材積測定を行っても同じ結果が得られることが重要である。
特許文献1には、搬送された木材の断面を暗色を背景として撮像する撮像手段と、撮像手段が撮像した画像に基づいて一定のステップを含む画像処理を実行する画像処理手段と、画像処理手段から出力された木材径に応じて木材の搬送位置を切り換える搬送位置切換手段とを設けた木材選別装置が開示されている。
一方、近年においては、食料品に代表される加工製品について、安全性の確保や信頼性の向上のために、原材料の産地や加工時期・場所などを追跡して調査できるようにしたトレーサビリティが注目されている。
これは、食料品だけでなく木製品についても同様であり、住宅や家具などに使用されている木材の伐採地や加工時期・場所などを追跡して調査できるようにすることで、住宅や家具などの木製品の安全性を確保することができ、木製品に対する信頼性を向上させることができる。また、伐採現場を特定できることで、跡地再造林を合法的に行った木材であることを証明する手段ともなる。
そのため、従来より、木材のトレーサビリティに関しては食料品などと同様に木材にバーコードやICタグなどを貼付して、バーコードやICタグなどを用いて木材に施された乾燥や加工などの各種処理の履歴を追跡して調査できるようにしていた。
また、アイディアレベルではあるが、伐採後の木材の年輪を記録しておき、記録した年輪と現物の木材の年輪とを照合することで木材を特定する方法について提案されている(たとえば、特許文献2参照。)。
特開平6一55142号公報 特開2007−210119号公報
ところが、木材の場合、木口の輪郭の識別は閥値による二値化処理で作成した二次元画像でもある程度識別できるものの、木材の木口は、生育条件によって形成される年輪の不定形模様や土による汚れ、或いは雪、また、木口の斜め切断などの影響により、色差だけで識別して木口の輪郭を特定するのは困難であると考えられる。
また、木材の場合、食料品などと大きく異なっているのは、伐採されてから住宅や家具などに使用されるまでの間に、屋外において天然乾燥される処理工程が含まれている点である。そのため、木材の場合には、天然乾燥処理時において、風雨によりバーコードやICタグが剥離してしまったり破損してしまうおそれがあり、食料品と同様にバーコードやICタグを用いたトレーサビリティシステムを構築することが困難であった。また、木材の場合には、天然乾燥処理によって木材が収縮するために、乾燥処理の前後で年輪模様が変化してしまい、伐採後の木材の年輪と現物の年輪とでは大幅に異なっていて照合することが極めて困難であると考えられる。
そこで、請求項1に係る本発明では、木材の管理システムにおいて、木材の外観を撮像した画像データを得て、その画像データから木材の三次元座標モデルを生成し、その三次元座標モデルから木材の最小径と長さを求めて木材の材積を算出することにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記画像データは、木材を運搬車に積み込むとき又は木材を運搬車から降ろすときに、運搬車に備えられている旋回式のグラップルで木材を掴み、掴んだ木材を旋回して撮像することにした。
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記画像データから木材の端面に現れる端面模様を抽出するとともに、木材に対して施された各種処理の履歴を蓄積した履歴データと、各種処理を施した後の木材の端面に現れる端面紋様を記録した端面紋様データとを関連付けて記憶しておき、現物の木材の端面に現れている端面紋様と前記端面紋様データとを照合することにより、現物の木材に施された各種処理の履歴を追跡可能とすることにした。
また、請求項4に係る本発明では、前記請求項3に係る本発明において、前記端面紋様として木材の端面の年輪を用いることにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本発明では、木材の管理システムにおいて、木材の外観を撮像した画像データを得て、その画像データから木材の三次元座標モデルを生成し、その三次元座標モデルから木材の最小径と長さを求めて木材の材積を算出することにしているために、売り手側と買い手側の何れが材積測定を行っても同じ結果が得られることとなり、材積測定のスケールを共通化できる。
また、本発明では、木材を運搬車に積み込むとき又は木材を運搬車から降ろすときに、運搬車に備えられている旋回式のグラップルで木材を掴み、掴んだ木材を旋回して画像データを撮像することにしているために、木材の材積は木材を運搬車に積み込むとき又は木材を運搬車から降ろすときに行うので、積み降ろし作業が終わったときは木材の材積の測定も終わることになり木材の取引の効率化が図られる。
また、本発明では、画像データから木材の端面に現れる端面模様を抽出するとともに、木材に対して施された各種処理の履歴を蓄積した履歴データと、各種処理を施した後の木材の端面に現れる端面紋様を記録した端面紋様データとを関連付けて記憶しておき、現物の木材の端面に現れている端面紋様と端面紋様データとを照合することにより、現物の木材に施された各種処理の履歴を追跡可能としているために、伐採後に木材に対して屋外において天然乾燥処理が施されてもバーコードやICタグなどとは違って木材の端面紋様が剥離や破損してしまう心配がなく、しかも、乾燥処理後の端面紋様を記録した端面紋様データを用いて照合することができるので、木材の追跡調査を確実に行うことができるようになる。
また、本発明では、端面紋様として木材の端面の年輪を用いているために、年輪の模様が木材に特有の模様であり人工的に偽造することができないため、木材の追跡調査の信頼性を向上させることができる。
木材の管理システムの構成を示す説明図である。 撮像された画像データの画像処理を行う場合の処理の流れを示す説明図である。 三次元座標モデルから木材の材積を求める手順を示すフロー図である。 処理のフローについての概念図である。 図4に示した処理のフローについての概念図の続きであるー 木材に施される各種処理を示す説明図である。 追跡データを示す説明図である。 端面紋様データを示す説明図である。
以下に、本発明に係る木材の管理システムの具体的な内容について図面を参照しながら説明する。
木材の管理システムでは、図1及び図2に示すように、木材100を積み降ろしする旋回式のグラップル14を備える木材運搬車10と、木材の撮像手段20と、撮像手段20で撮像する木材の撮像状態をグラップル14を操作する作業者Hが確認する撮像状態確認手段16と、撮像手段20で撮像された木材の画像データを画像処理して木材100の材積を演算する材積演算手段を備えるコンピュータ30を備えている。
撮像手段20で撮像された木材100の画像データをコンピュータ30で画像処理して木材100の材積を演算する一連の手段は、売り手側と買い手側の何れが材積測定を行っても本質的に同じ結果が得られることから売り手と買い手の間で共通できるスケールとして機能する。
撮像手段20で木材100を撮像し、その画像データをコンピュータ30に送る。コンピュータ30では、画像取込手段32で画像を取り込み、取り込まれた画像を三次元画像化手段33で三次元画像化した後、画像計測手段34で画像計測をする。
画像計測は、(l)断面エッジ(円柱の底面周囲曲線)を求めるステップ、(2)最小径を求めるステップ、(3)末口、元口を判定するステップを含んでいる。
前記ステップの内容に関して更に詳しく説明する。
(1)断面エッジ(円柱の底面周囲曲線)を求めるステップ
このステップでは、三次元画像から同一平面(奥行き座標も連続性がある)をもつ曲線を捜す。閉曲線は、予め与えた面積(閾値)以上の閉曲線領域のものを木材断面とする。
即ち、断面のエッジの部分は木材の縦方向(長さ方向)から断面方向に90度前後で変化しているので、それを検出する。木材に網をかけて網の結び目の部分の三次元座標を連続的にとると、木材の表面部分の結び目の座標と断面部分にかかっているところの結び目の座標はベクトルが変化しており、そこを検出する。
(2)最小径を求めるステップ
このステップでは、(1)で求めた断面エッジを形成する閉曲線の重心を求め、その重心から一度間隔に放射状にl80本の直線を引く。その直線と閉曲線との二点の交点間の距離が最小のものを求める。
なお、閉領域の重心を算出する方法としては、例えば領域を四角形や三角形で細かく切り、それぞれの重心をもとめて、それぞれの重心でできる多角形の重心を求められる他、一つの方法として、コンピュータで画面に表示できる図形の重心を求める場合は、画面のピクセルが正方形であるから、端から色を二値化(白は0、黒は1)し、最初に全体のピクセルの黒の部分を合計する。次に、縦方向にl列ずつ黒を足し算し、全体の半分になる地点と、横方向に1列ずつ黒を足し算し、全体の半分になる地点の交わる部分が重心となる。
(3)末口、元口を判定するステップ
このステップでは、三次元データを元に木材円柱の他端を求める。
画像計測後に木材の材積が測定される。測定データはハードディスク等の記憶装置35に蓄積され、必要に応じてディスプレイl6で明細を表示したり、プリンタ37で送り状などに出力される。
本実施の形態ではコンピュータ30として、入力装置(キーボード)、中央処理装置(演算装置、制御装置)、記憶装置、出力装置であるディスプレイ16がー体に組み込まれている汎用のノート型パーソナルコンピュータ(以下「ノートパソコン」といい符号30,16で示す。)を使用している。
木材を運搬するトラック10は後部に木材を積載する荷台l5を有する。木材100の運搬には通常はトラック10が使用される。
トラック1Oの荷台15の後部には、グラップル装置11が装備されている。グラップル装置11は、ブーム12とアーム13を備え、アームl3先端に旋回式のグラップルl4が取り付けられている。グラップル装置11は油圧式の公知のものであり、詳細な説明は省略する。
グラップル14には平面視で長方形の頂点の位置四箇所にマーカ140が立設してあり、撮像された木材の写真を合成する場合に必要な共通点としている。この場合それぞれ認識できるように色分けをするのが好ましい。
グラップル装置11を操作する作業者Hが坐る座席17の近傍には、撮像状態確認手段であるディスプレイ16を配置している。ノートパソコン30,16の場合は、備えられているディスプレイが撮像状態確認手段となる。ディスプレイがコンピュータ本体と分離している場合は、分離したディスプレイで撮像を確認する。これによって作業者が木材100を撮像するときに木材100が撮像するのに適した位置や姿勢の状態にあるかどうかを確認できる。
なお、撮像状態確認手段は作業者Hが木材100を撮像するときに撮像するのに適した位置や姿勢を有するどうかを確認できれば良く、ディスプレイ16の他に公知の各種手段を採用することができる。
木材100は撮像装置20で撮像する。本実施例では撮像装置20は三台のデジタルカメラ22、デジタルカメラ22を設置する架台26、架台26を支持する三脚24を備えている。撮像装置20を構成するデジタルカメラ22は、三脚24上に設置された架台20に正三角形の各頂点の位置に配置している。デジタルカメラ22の間隔は適宜設定され、本実施例では60cmである。
本実施例では、三台のデジタルカメラを使用するが、その数は特に限定するものではない。また、デジタルカメラの相対的位置が明確であれぱ、その位置は特に限定するものではない。さらに、本実施例では、グラップル14で木材100を旋回させて撮像するようにしているが、木材100の位置を固定し撮像装置20を移動させて撮像するようにしてもよく、また、木材100の周囲に複数個の撮像装置20を設置して撮像するようにしてもよい。
木材100の撮像には通常デジタルカメラ22が使用されるが、木材100を撮像できてコンピュータによる画像処理を行うことができればカメラの種類は問わない。
三台のデジタルカメラ22とノートパソコン30,l6との間には同時シャッターコントローラ28を介在させることにより、三台のデジタルカメラ22で同時に木材100を撮像できる。図1に示すようにノートパソコン30,16と同時シャッターコントローラ28とデジタルカメラ22が繋がっており、ノートパソコン30,16のENTERキーを押すことで同時シャッターコントローラ28を通じて前記デジタルカメラ22のシャッターを同時に切ることができる。
デジタルカメラ22で撮像された木材の画像データは、後述する一連の演算処理による画像計測後、木材の材積が測定され、さらに、画像処理により端面の紋様を端面紋様データとして抽出し、材積の測定データ及び端面紋様データはハードディスク等の記憶装置35に蓄積される。積載現場で送り状を作成する場合は、携帯用のプリンタ37で送り状などに出力される。また、測定データはノートパソコン30,16のディスプレイ16に表示される他、通信手段で現場から木材市場や製材工場に測定データを送ることもできる。更には、他のコンピュータで読み取り可能な電子データとして出力される。
山林から伐採した木材は搬出場所まで運ばれ山積みされている。トラック1Oの運転手を兼ねている作業者Hはグラップル装置11を操作する座席l7に坐って同装置11のブーム12及びアームl3を操作し、山積みされている木材の中からグラップル14で適宜本数の木材100掴み、デジタルカメラ22の前に木材1O0を移動させる。木材は一本ずつ掴むこともできるし、樹幹の大きさにもよるが一度に複数本掴むこともできる。
作業者Hは、木材100を掴んだ状態でグラップル14を旋回して、木材100の末口面側、一方の側面側、元口面側、他方の側面側の四方向から木材100を撮像する。その際に作業者Hはノートパソコン3O,16のディスプレイl6を見ながら木材100の四方向からの面が正確に撮像される位置に位置しているかどうかを確認し、木材1O0を撮像する(図4(l))。
撮像された木材100の画像データはノートパソコン30,16に入力され、材積演算手段で下記のステップを経て材積が測定される。なお、下記の説明は材積測定の例示であり、また、木材一本についての説明であるが、グラップル14で複数本の木材100を掴んだ場合も、下記の材積測定方法に準じて行えばよい。
1.木材の三次元座標モデルを求めるステップ(図4(2)、図5(3))
木材の三次元座標モデルを求める方法は、写真測量による三次元計測方法が特開2006−113001号公報に開示されているほか、株式会社倉敷紡績からKURAVES(登録商標)という商品名でソフトウェアが販売されており、公知技術であるために詳細な説明は省略する。
2.木材断面エッジ(輪郭)座標を算出するステップ(図5(4))
1.のステップで得られた三次元座標の集まりの中から、長さ方向の両端部分10cm程度について表面座標を5mm程度間隔でサンプリングし、長さ方向に隣合う座標間のベクトルの垂直方向の座標が90度前後で転換する座標の集まりを断面のエッジとして求める。
3.木材断面エッジ閉曲線を算出するステップ(図5(5))
2.のステップで求めた座標の集まりを連続的閉曲線としてスムージング(曲線補完)する。スムージングにはスプライン曲線を使用する。
4.木材断面エッジ閉曲線で囲まれた閉領域の重心を算出するステップ(図5(6))
このステップは、下記の三つのステップから構成される。
a.閉領域を縦方向に1mm幅の矩形(閉曲線との交点を長さとする)で面積積算し、面積合計を求める。
b.再度縦方向に面積積算し、a.で求めた面積の半分の時点で長さ(縦(Y)方向の座標)を求める。
c.同様に横方向に面積積算し、a.で求めた面積の半分の時点で長さ(横(Z)方向の座標)を求める。
5.座標の相対移動ステップ
4.で求めた重心の一方を(x,y,z)=(0,0,0)として、また、もう一方の(y,z)座標を(0,0)として全ての座標を相対的に変換する。
6.両端の重心を結ぶ重心線の方程式を求めるステップ(図5(7))
4.および5.で求めた両端の重心の座標を結ぶ直線の方程式を算出する。
7.重心線に垂直な断面エッジ閉曲線を算出するステップ(図5(8))
このステップは、下記の三つのステップから構成される。
a.3.で求めた木材断面エッジ閉曲線のx座標が6.で求めた直線の中点に最も近い座標を求める(両端について同様に行う)。
b.a.で求めたxを新しい重心のx座標(他端はx'座標)とする。
c.a.で求めたx座標を持つ、木材の表面座標の集まりを求め、3.と同様に閉曲線の方程式を求める(両端についで行う)。
8.木材断面の最小径を求めるステップ(図5(9))
7.b.で求めた新重心を通り、7.c.で求めた閉曲線と2点で交差する直線の交差する2点間の距離を求める。
同様に重心を中心にl度ずつずらして、閉曲線との2点の交点が最も短い長さを求める。同様に反対側についでも最短の長さを求め、短い方を採用する。
9.材積計算をするステップ(図5(l0))
8.で求めた長さと、7.b.で求めた両端の重心間の長さから木材の材積を求める。
以上のステップで、木材の材積を測定することができる。
以上のようにして材積が測定される木材は、山林において伐採された後に、乾燥処理や製材処理などの各種処理が施され、その後、住宅の柱や床材、家具の構成材、足場や型枠といった建築補助材などの幅広い用途で利用されている。
特に、住宅や家具などの木製品においては、近年、安全性の確保や信頼性の向上などを目的とし、伐採から木製品に到るまでに木材に施された各種処理の履歴を追跡調査できるようにするために、木材のトレーサビリティシステムの構築が望まれている。
例えば、住宅の柱として使用される木材は、図6に示すように、山林において伐採され、その後の所定期間で山林において天然乾燥され(葉枯らし乾燥)、その後、所定の長さに切断され(玉切り)、切断された丸太の状態で山林から製材所に搬送される。
その後、製材所の屋外において丸太の状態のまま天然乾燥され(丸太乾燥)、その後、所定の形状に切断され(製材)、さらに、製材された状態で屋内において強制的に乾燥され(乾燥)、製材所からプレカット工場に搬送される。
その後、プレカット工場において、最終的な柱の形状に加工され、その後、プレカット工場から施工現場に搬送され、施工現場で住宅の柱として施工される。
このように木材が山林で伐採され施工現場で住宅の柱として施工されるまでには、伐採、葉枯らし乾燥、玉切り、丸太乾燥、製材、乾燥、加工、施工といった各種処理が木材に施される。
この木材に施される各種処理の履歴を追跡調査することができるようにするために、木材の管理システムでは、図7に模式的に示すように、コンピュータの記録媒体41に、木材に施された処理内容とともに、その処理が施された処理日や処理を施した処理業者(名称)や上記方法で測定した材積などを組合わせた処理データ42a〜42hを蓄積して履歴データ43を構築するようにしている(履歴データ構築ステップ)。
しかも、木材の管理システムでは、図8に模式的に示すように、各種処理が施された後の木材の端面(木口面)に現れる端面紋様を撮影し、その撮影した写真を端面紋様データ44c〜44gとし(端面紋様データ作成ステップ)、これらの端面紋様データ44c〜44gをコンピュータの記録媒体41に履歴データ43の該当する処理データ42c〜42gと関連付けて記憶し(端面紋様データ記憶ステップ)、コンピュータの記録媒体41に履歴データ43と端面紋様データ44c〜44gとからなる追跡データ45を構築するようにしている(追跡データ構築ステップ)。ここで、丸太乾燥後製材前の木材の端面紋様44dとしては、前記材積測定時に撮像した画像データから抽出した木材100の端面の紋様を用いている。
そして、木材の管理システムでは、住宅の柱として実際に使用される現物の木材が、どのような履歴を有する木材かを追跡調査する場合に、現物の木材の端面に現れている端面紋様を撮影することによって現物データを作成し(現物データ作成ステップ)、コンピュータを用いて現物データと端面紋様データ44gとを照合して現物データと一致(又は近似)する端面紋様データ44gを検索し(照合ステップ)、その後、検索された端面紋様データ44gと関連付けて記憶されている履歴データ43に基づいて木材に施された各種処理の履歴を表示することができるようにしている(履歴表示ステップ)。
以上に説明したように、上記木材の管理システムでは、履歴データ構築ステップで木材に対して施された各種処理の履歴を蓄積した履歴データ43を構築するとともに、端面紋様データ作成ステップで各種処理が施された後の木材の端面に現れる端面紋様を記録した端面紋様データ44c〜44gを作成し、端面紋様データ記憶ステップで端面紋様データ44c〜44gを履歴データ43と関連付けて記憶しておき、その後、現物データ作成ステップで作成した現物の木材の端面に現れている端面紋様からなる現物データと端面紋様データ記憶ステップで記憶した端面紋様データ44c〜44gとを照合ステップで照合し、履歴表示ステップで該当する履歴データ43に基づいて木材の履歴を表示するように構成しており、各ステップをコンピュータで実行するようにしている。
このように、上記木材の管理システムにおいては、木材に対して施された各種処理の履歴を蓄積した履歴データ43と、各種処理を施した後の木材の端面に現れる端面紋様を記録した端面紋様データ44c〜44gとを関連付けて記憶しておき、現物の木材の端面に現れている端面紋様と端面紋様データ44c〜44gとを照合することにより、現物の木材に施された各種処理の履歴を追跡可能としている。
そのため、上記木材の管理システムにおいては、伐採後に木材に対して屋外において天然乾燥処理が施されてもバーコードやICタグなどとは違って木材の端面紋様が剥離や破損してしまう心配がなく、しかも、乾燥処理後の端面紋様を記録した端面紋様データを用いて照合することができるので、木材の追跡調査を確実に行うことができるようになる。
なお、上記図6〜図8に示す具体例は、本発明に係る木材の管理システムの具体的な一例に過ぎない。たとえば、上記具体例では所定の処理(ここでは、玉切り、丸太乾燥、製材、乾燥、加工。)の後にだけ木材の端面紋様を撮影して端面紋様データ44c〜44gを作成しているが、全ての処理の後に木材の端面紋様を撮影するようにしてもよい。
また、上記具体例では、木材の端面紋様を撮影した写真を端面紋様データ44c〜44gとしているため、木材の端面に現れる年輪やひび割れや虫食い跡や傷などを含んだ情報から端面紋様データ44c〜44gが構成されているが、撮影した写真を画像処理することで、木材の端面の年輪だけを端面紋様として抽出し、抽出したデータを端面紋様データ44c〜44gとしてもよい。
このように、端面紋様として木材の端面の年輪を用いた場合には、年輪の模様が木材に特有の模様であり人工的に偽造することができないため、木材の追跡調査の信頼性を向上させることができる。
10 木材運搬車
11 グラップル装置
12 ブーム
13 アーム
14 グラップル
15 荷台
16 ディスプレイ
17 座席
20 撮像手段
22 デジタルカメラ
24 三脚
26 架台
28 シャッターコントローラ
30 コンピュータ
41 記録媒体
42a〜42h 処理データ
43 履歴データ
44c〜44g 端面紋様データ
45 追跡データ
100 木材
140 マーカ

Claims (4)

  1. 木材の外観を撮像した画像データを得て、その画像データから木材の三次元座標モデルを生成し、その三次元座標モデルから木材の最小径と長さを求めて木材の材積を算出することを特徴とする木材の管理システム。
  2. 前記画像データは、木材を運搬車に積み込むとき又は木材を運搬車から降ろすときに、運搬車に備えられている旋回式のグラップルで木材を掴み、掴んだ木材を旋回して撮像することを特徴とする請求項1に記載の木材の管理システム。
  3. 前記画像データから木材の端面に現れる端面模様を抽出するとともに、木材に対して施された各種処理の履歴を蓄積した履歴データと、各種処理を施した後の木材の端面に現れる端面紋様を記録した端面紋様データとを関連付けて記憶しておき、
    現物の木材の端面に現れている端面紋様と前記端面紋様データとを照合することにより、現物の木材に施された各種処理の履歴を追跡可能としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の木材の管理システム。
  4. 前記端面紋様として木材の端面の年輪を用いることを特徴とする請求項3に記載の木材の管理システム。
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