以下、本発明に係る印刷物の色調調整方法を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、本発明に係る印刷物の色調調整方法は、インキ供給量調整装置を有する各種の印刷機に適用することが可能である。また、以下において、C、M、Y及びKは、シアン、マゼンダ、イエロー及びブラック(クロ)を意味する。
はじめに、本発明に係る印刷物の色調調整方法における色調調整領域指定画面及び色調調整画面の画面構成について説明する。
なお、色調調整領域指定画面及び色調調整画面は画像を表示する表示器に表示される。本実施形態では、この表示器として、例えば、タッチパネルを用いるものとするが、これ以外の一般的なディスプレイ等を用いることとしてもよい。また、表示器に表示される画像データの生成、各種の演算処理及び記憶装置へのデータ記憶指令、及び、周辺機器の制御等は演算処理装置により行う。この演算処理装置には各種データを記憶することができる記憶装置や各種入出力装置が併設されている。
図1に示すように、色調調整領域指定画面1は、印刷物のPPF(CMYK)データより求めた印刷物の各部の(RGB)データにより画像を表示し、色調を調整したい領域をカーソル10により指定することができる色調調整領域指定部2と、各インキ・ツボ・キーのブレードの開き量を調整して各インキ・ツボ・キーに対応する部位のインキ供給量を調整するインキ供給量調整部3と、後述する再表示を行うための再表示スイッチ11や、セットを行うためのセットスイッチ12が配置されるスイッチ配置部4とにより構成されている。なお、色調調整領域指定画面1における色調調整領域指定部2、インキ供給量調整部3及びスイッチ配置部4の配置位置は適宜変更することが可能である。
また、インキ供給量調整部3には、インキ供給装置によるインキ供給量を表示するインキ供給量表示部13と、インキ供給装置の各インキ・ツボ・キーのブレードの開き量を大きくしてインキ供給量を増加させるインキ供給量アップスイッチ14と、インキ供給装置の各インキ・ツボ・キーのブレードの開き量を小さくしてインキ供給量を減少させるインキ供給量ダウンスイッチ15が配置されている。
なお、本実施形態では、例としてスイッチ配置部3に再表示スイッチ11とセットスイッチ12を配置した構成を示したが、必要に応じてこれ以外のスイッチをさらに配置するようにしてもよい。
図2に示すように、色調調整画面5は、色調調整領域指定画面1の色調調整領域指定部2でカーソル10により指定した領域の現在の色調が表示される現在の色調表示部16と変更した色調が表示される調整した色調表示部17が配置される変更画像表示部6と、イエローのインキ供給量を増加させた時の色調の予測画像が表示されるYup表示部18と、マゼンタのインキ供給量を増加させた時の色調の予測画像が表示されるMup表示部19と、シアンのインキ供給量を増加させた時の色調の予測画像が表示されるCup表示部20と、ブラックのインキ供給量を増加させた時の色調の予測画像が表示されるKup表示部21と、イエローのインキ供給量を減少させた時の色調の予測画像が表示されるYdown表示部22と、マゼンタのインキ供給量を減少させた時の色調の予測画像が表示されるMdown表示部23と、シアンのインキ供給量を減少させた時の色調の予測画像が表示されるCdown表示部24と、ブラックのインキ供給量を減少させた時の色調の予測画像が表示されるKdown表示部25とにより構成されている。なお、色調調整画面5における変更画像表示部6及び各表示部18〜25の配置位置は、適宜変更することが可能である。
また、Yup表示部18には、イエローのインキ供給量を増加させるYupスイッチ26が配置され、Mup表示部19には、マゼンタのインキ供給量を増加させるMupスイッチ27が配置され、Cup表示部20には、シアンのインキ供給量を増加させるCupスイッチ28が配置され、Kup表示部21には、ブラックのインキ供給量を増加させるKupスイッチ29が配置され、Ydown表示部22には、イエローのインキ供給量を減少させるYdownスイッチ30が配置され、Mdown表示部23には、マゼンタのインキ供給量を減少させるMdownスイッチ31が配置され、Cdown表示部24には、シアンのインキ供給量を減少させるCdownスイッチ32が配置され、Kdown表示部25には、ブラックのインキ供給量を減少させるKdownスイッチ33が配置されている。
以上が、本発明に係る印刷物の色調調整方法における色調調整領域指定画面及び色調調整画面の画面構成である。
次に、本発明に係る印刷物の色調調整方法における印刷物の色調調整処理の動作フローについて説明する。
図3に示すように、ステップP1において、演算処理装置は、印刷物のPPF(CMYK)データを読込む。演算処理装置は、ステップP1における処理が終了した後、ステップP2を実行する。
ステップP2において、演算処理装置は、印刷物のPPF(CMYK)データより、印刷物の各部の(RGB)データを求め、色調調整領域指定画面1の色調調整領域指定部2に表示する。演算処理装置は、ステップP2における処理が終了した後、ステップP3を実行する。
ステップP3において、オペレータが、色調調整する範囲をカーソル10で指定する。演算処理装置は、ステップP3における処理が終了した後、ステップP4を実行する。
ステップP4において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲の(RGB)データを読込む。演算処理装置は、ステップP4における処理が終了した後、ステップP5を実行する。
ステップP5において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲の(RGB)データを、現在の色調表示部16に表示する。演算処理装置は、ステップP5における処理が終了した後、ステップP6を実行する。
図4に示すように、ステップP6において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲のPPF(CMYK)データを読込む。演算処理装置は、ステップP6における処理が終了した後、ステップP7を実行する。
ステップP7において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲のPPFデータのYデータに一定値を加算し、Y+データを演算する。演算処理装置は、ステップP7における処理が終了した後、ステップP8を実行する。
ステップP8において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲の(CMY+K)データより、各部の(RGB)データを求め、Yup表示部18に表示する。演算処理装置は、ステップP8における処理が終了した後、ステップP9を実行する。
ステップP9において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲のPPFデータのMデータに一定値を加算し、M+データを演算する。演算処理装置は、ステップP9における処理が終了した後、ステップP10を実行する。
ステップP10において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲の(CM+YK)データより、各部の(RGB)データを求め、Mup表示部19に表示する。演算処理装置は、ステップP10における処理が終了した後、ステップP11を実行する。
ステップP11において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲のPPFデータのCデータに一定値を加算し、C+データを演算する。演算処理装置は、ステップP11における処理が終了した後、ステップP12を実行する。
ステップP12において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲の(C+MYK)データより、各部の(RGB)データを求め、Cup表示部20に表示する。演算処理装置は、ステップP12における処理が終了した後、ステップP13を実行する。
ステップP13において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲のPPFデータのKデータに一定値を加算し、K+データを演算する。演算処理装置は、ステップP13における処理が終了した後、ステップP14を実行する。
ステップP14において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲の(CMYK+)データより、各部の(RGB)データを求め、Kup表示部21に表示する。演算処理装置は、ステップP14における処理が終了した後、ステップP15を実行する。
図5に示すように、ステップP15において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲のPPFデータのYデータから一定値を減算し、Y−データを演算する。演算処理装置は、ステップP15における処理が終了した後、ステップP16を実行する。
ステップP16において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲の(CMY−K)データより、各部の(RGB)データを求め、Ydown表示部22に表示する。演算処理装置は、ステップP16における処理が終了した後、ステップP17を実行する。
ステップP17において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲のPPFデータのMデータから一定値を減算し、M−データを演算する。演算処理装置は、ステップP17における処理が終了した後、ステップP18を実行する。
ステップP18において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲の(CM−YK)データより、各部のRGBデータを求め、Mdown表示部23に表示する。演算処理装置は、ステップP18における処理が終了した後、ステップP19を実行する。
ステップP19において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲のPPFデータのCデータから一定値を減算し、C−データを演算する。演算処理装置は、ステップP19における処理が終了した後、ステップP20を実行する。
ステップP20において、演算処理装置は、カーソルで指定された範囲の(C−MYK)データより、各部の(RGB)データを求め、Cdown表示部24に表示する。演算処理装置は、ステップP20における処理が終了した後、ステップP21を実行する。
ステップP21において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲のPPFデータのKデータから一定値を減算し、K−データを演算する。演算処理装置は、ステップP21における処理が終了した後、ステップP22を実行する。
ステップP22において、演算処理装置は、カーソルで指定された範囲の(CMYK−)データより、各部のRGBデータを求め、Kdown表示部25に表示する。演算処理装置は、ステップP22における処理が終了した後、ステップP23を実行する。
図6に示すように、ステップP23において、演算処理装置は、オペレータが、CMYKのupスイッチ26〜29又はdownスイッチ30〜33をONにしているかどうか判断する。演算処理装置は、CMYKのupスイッチ26〜29又はdownスイッチ30〜33がONにされている場合、ステップP24を実行する。また、演算処理装置は、CMYKのupスイッチ26〜29又はdownスイッチ30〜33がONにされていない場合、ステップP29を実行する。
ステップP24において、演算処理装置は、upスイッチ26〜29又はdownスイッチ30〜33による調整量を読込む。演算処理装置は、ステップP24における処理が終了した後、ステップP25を実行する。
ステップP25において、演算処理装置は、調整量より、CMYKの各調整総量を演算する。演算処理装置は、ステップP25における処理が終了した後、ステップP26を実行する。
ステップP26において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲のPPF(CMYK)データを読込む。演算処理装置は、ステップP26における処理が終了した後、ステップP27を実行する。
ステップP27において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲の(CMYK)データに各調整総量を加減算し、(C’M’Y’K’)データを演算する。演算処理装置は、ステップP27における処理が終了した後、ステップP28を実行する。
ステップP28において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲の(C’M’Y’K’)データより各部の(R’G’B’)データを求め、変更した色調表示部17に表示する。演算処理装置は、ステップP28における処理が終了した後、ステップP29を実行する。
図7に示すように、ステップP29において、演算処理装置は、オペレータが、再表示スイッチ11をONにしているかどうか判断する。演算処理装置は、再表示スイッチ11がONにされている場合、ステップP30を実行する。また、演算処理装置は、再表示スイッチ11がONにされていない場合、ステップP35を実行する。
ステップP30において、演算処理装置は、カーソル10で指定された範囲より、対応するインキ供給量調整範囲を求める。演算処理装置は、ステップP30における処理が終了した後、ステップP31を実行する。
ステップP31において、演算処理装置は、印刷物のインキ供給量調整範囲のPPF(CMYK)データを読込む。演算処理装置は、ステップP31における処理が終了した後、ステップP32を実行する。
ステップP32において、演算処理装置は、CMYKの各調整総量を読込む。演算処理装置は、ステップP32における処理が終了した後、ステップP33を実行する。
ステップP33において、演算処理装置は、印刷物のインキ供給量調整範囲のPPF(CMYK)データにCMYKの各調整総量を加減算し、インキ供給量調整範囲の(C”M”Y”K”)データを演算する。演算処理装置は、ステップP33における処理が終了した後、ステップP34を実行する。
ステップP34において、演算処理装置は、印刷物のインキ供給量調整範囲以外の範囲のPPF(CMYK)データを読込み、インキ供給量調整範囲以外の範囲の(C”M”Y”K”)データとして記憶装置に記憶する。演算処理装置は、ステップP34における処理が終了した後、ステップP35を実行する。
図8に示すように、ステップP35において、演算処理装置は、オペレータが、セットスイッチ12をONにしているかどうか判断する。演算処理装置は、セットスイッチ12がONにされている場合、ステップP36を実行する。また、演算処理装置は、セットスイッチ12がONにされていない場合、ステップP23を実行する。
ステップP36において、演算処理装置は、印刷物の(C”M”Y”K”)データより、各インキ供給量調整範囲のインキ供給量を演算する。演算処理装置は、ステップP36における処理が終了した後、ステップP37を実行する。
ステップP37において、演算処理装置は、印刷機の各インキ供給量調整装置を、求めたインキ供給量に設定する。演算処理装置は、ステップP34における処理が終了した後、印刷物の色調調整処理を終了する。
以上が、本発明に係る印刷物の色調調整方法における印刷物の色調調整処理の動作フローである。
以下、本発明に係る印刷物の色調調整方法を実施するための形態について詳細に説明する。
はじめに、本発明に係る印刷物の色調調整方法を用いる色調調整装置とその周辺装置の装置構成について説明する。
図9A〜図9Cに示すように、本発明に係る印刷物の色調調整方法を用いる色調調整装置100は、バス上にCPU101、RAM102、ROM103、入出力装置(I/O)104,106,122及びインタフェース(I/F)124を備えている。
また、色調調整装置100は、I/O104を介して、マウス105を備えている
また、色調調整装置100は、I/O106を介して、選択範囲確定スイッチ107、Y増加スイッチ108、Y減少スイッチ109、M増加スイッチ110、M減少スイッチ111、C増加スイッチ112、C減少スイッチ113、K増加スイッチ114、K減少スイッチ115、色調調整完了スイッチ116、色調再調整スイッチ117、入力装置118、表示器119、F・Dドライブ120及びプリンタ等の出力装置121を備えている。
また、色調調整装置100は、I/O122を介して、内部クロック・カウンタ123を備えている。
また、色調調整装置100は、I/F124を介して各色の各インキ・ツボ・キー開き量制御装置200と接続されている。
また、色調調整装置100は、バス上に、カウント値N記憶用メモリM1、カウント値X記憶用メモリM2、カウント値Y記憶用メモリM3、PPFデータ記憶用メモリM4、表示用CMYKデータ記憶用メモリM5、印刷物のX方向の画素数Xmax記憶用メモリM6、印刷物のY方向の画素数Ymax記憶用メモリM7、印刷物表示用データ記憶用メモリM8、ポインタ位置(Xs、Ys)記憶用メモリM9、マウスがドラッグされた距離(Xd、Yd)記憶用メモリM10、選択範囲の終端位置(Xe、Ye)記憶用メモリM11、色調調整用表示開始位置(Xs、Ys)記憶用メモリM12、色調調整用表示終了位置(Xe、Ye)記憶用メモリM13、色調調整用表示範囲のY方向の画素数記憶用メモリM14、色調調整用表示範囲のX方向の画素数記憶用メモリM15、カウント値L記憶用メモリM16、現在の色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM17、現在の色調表示用データ記憶用メモリM18、Yデータの+方向の補正値記憶用メモリM19、Y+データ記憶用メモリM20、Yup表示部用CMYKデータ記憶用メモリM21、Yデータの−方向の補正値記憶用メモリM22、Y−データ記憶用メモリM23、Ydown表示部用CMYKデータ記憶用メモリM24、Mデータの+方向の補正値記憶用メモリM25、M+データ記憶用メモリM26、Mup表示部用CMYKデータ記憶用メモリM27、Mデータの−方向の補正値記憶用メモリM28、M−データ記憶用メモリM29、Mdown表示部用CMYKデータ記憶用メモリM30、Cデータの+方向の補正値記憶用メモリM31、C+データ記憶用メモリM32、Cup表示部用CMYKデータ記憶用メモリM33、Cデータの−方向の補正値記憶用メモリM34、C−データ記憶用メモリM35、Cdown表示部用CMYKデータ記憶用メモリM36、Kデータの+方向の補正値記憶用メモリM37、K+データ記憶用メモリM38、Kup表示部用CMYKデータ記憶用メモリM39、Kデータの−方向の補正値記憶用メモリM40、K−データ記憶用メモリM41、Kdown表示部用CMYKデータ記憶用メモリM42、Yup表示部用データ記憶用メモリM43、Ydown表示部用データ記憶用メモリM44、Mup表示部用データ記憶用メモリM45、Mdown表示部用データ記憶用メモリM46、Cup表示部用データ記憶用メモリM47、Cdown表示部用データ記憶用メモリM48、Kup表示部用データ記憶用メモリM49、Kdown表示部用データ記憶用メモリM50、現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値記憶用メモリM51、現在の色調表示用CMYKデータのMデータの合計値記憶用メモリM52、現在の色調表示用CMYKデータのCデータの合計値記憶用メモリM53、現在の色調表示用CMYKデータのKデータの合計値記憶用メモリM54、色調表示用CMYKデータのYデータの調整比率記憶用メモリM55、色調表示用CMYKデータのMデータの調整比率記憶用メモリM56、色調表示用CMYKデータのCデータの調整比率記憶用メモリM57、色調表示用CMYKデータのKデータの調整比率記憶用メモリM58、Yの調整量の合計値記憶用メモリM59、Mの調整量の合計値記憶用メモリM60、Cの調整量の合計値記憶用メモリM61、Kの調整量の合計値記憶用メモリM62、時間計測用の内部クロック・カウンタのカウント値記憶用メモリM63、今回のYの調整量記憶用メモリM64、調整後の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値記憶用メモリM65、今回のMの調整量記憶用メモリM66、調整後の色調表示用CMYKデータのMデータの合計値記憶用メモリM67、今回のCの調整量記憶用メモリM68、調整後の色調表示用CMYKデータのCデータの合計値記憶用メモリM69、今回のKの調整量記憶用メモリM70、調整後の色調表示用CMYKデータのKデータの合計値記憶用メモリM71、調整した色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM72、調整した色調表示用データ記憶用メモリM73、色調を調整するインキ・ツボ・キーの最小番号記憶用メモリM74、色調を調整するX方向の画素の最小番号記憶用メモリM75、色調を調整するインキ・ツボ・キーの最大番号記憶用メモリM76、色調を調整するX方向の画素の最大番号記憶用メモリM77、調整した印刷物表示用CMYKデータ記憶用メモリM78、調整した印刷物表示用データ記憶用メモリM79、Yの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM80、Mの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM81、Cの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM82、Kの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM83、各色のインキ・ツボ・キー総数記憶用メモリM84、各インキ・ツボ・キーの範囲のX方向の画素の最大番号Xn記憶用メモリM85、各インキ・ツボ・キーの範囲の総画素数記憶用メモリM86、各色の各インキ・ツボ・キーの範囲の絵柄面積率記憶用メモリM87、各色の絵柄面積率−インキ・ツボ・キー開き量変換テーブル記憶用メモリM88及び各インキ・ツボ・キーの開き量記憶用メモリM89を備えている。
図10に示すように、各色の各インキ・ツボ・キー開き量制御装置200は、バス上に、CPU201、ROM202、RAM203、I/O204及びI/F209を備えている。
また、各色の各インキ・ツボ・キー開き量制御装置200は、I/O204を介して、インキ・ツボ・キー駆動用モータ・ドライバ205を備えており、インキ・ツボ・キー駆動用モータ・ドライバ205にはインキ・ツボ・キー駆動用モータ206が接続されている。
また、各色の各インキ・ツボ・キー開き量制御装置200は、I/O204を介して、カウンタ207を備えており、カウンタ207にはインキ・ツボ・キー駆動用モータ用ロータリー・エンコーダ208が接続されている。
また、各色の各インキ・ツボ・キー開き量制御装置200は、I/F209を介して色調調整装置100と接続されている。
また、各色の各インキ・ツボ・キー開き量制御装置200は、バス上に、受信したインキ・ツボ・キーの開き量記憶用メモリM100、目標とするインキ・ツボ・キーの開き量記憶用メモリM101、カウンタのカウント値記憶用メモリM102、現在のインキ・ツボ・キーの開き量記憶用メモリM103を備えている。
以上が、本発明に係る印刷物の色調調整方法を用いる色調調整装置とその周辺装置の装置構成である。
次に、本発明に係る印刷物の色調調整方法を用いる色調調整装置100の動作フローについて詳細に説明する。
図11A〜図11Cに示すように、本発明に係る印刷物の色調調整方法を用いる色調調整装置100は、処理の開始後、ステップP100において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1に、1を上書きする。CPU101は、ステップP100における処理が終了した後、ステップP101を実行する。
ステップP101において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、1を上書きする。CPU101は、ステップP101における処理が終了した後、ステップP102を実行する。
ステップP102において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2に、1を上書きする。CPU101は、ステップP102における処理が終了した後、ステップP103を実行する。
ステップP103において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP103における処理が終了した後、ステップP104を実行する。
ステップP104において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP104における処理が終了した後、ステップP105を実行する。
ステップP105において、CPU101は、F・Dドライブ120より、印刷物のN番目のPPF(CMYK)データを読込み、PPFデータ記憶用メモリM4及び表示用CMYKデータ記憶用メモリM5の(X、Y)のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP105における処理が終了した後、ステップP106を実行する。
ステップP106において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1からカウント値Nを読込む。CPU101は、ステップP106における処理が終了した後、ステップP107を実行する。
ステップP107において、CPU101は、カウント値Nに1を加算し、カウント値N記憶用メモリM1に上書きする。CPU101は、ステップP107における処理が終了した後、ステップP108を実行する。
ステップP108において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP108における処理が終了した後、ステップP109を実行する。
ステップP109において、CPU101は、カウント値Xに1を加算し、カウント値X記憶用メモリM2に上書きする。CPU101は、ステップP109における処理が終了した後、ステップP110を実行する。
ステップP110において、CPU101は、印刷物のX方向の画素数Xmax記憶用メモリM6から印刷物のX方向の画素数Xmaxを読込む。CPU101は、ステップP110における処理が終了した後、ステップP111を実行する。
ステップP111において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP111における処理が終了した後、ステップP112を実行する。
ステップP112において、CPU101は、カウント値Xが印刷物のX方向の画素数Xmaxより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Xが印刷物のX方向の画素数Xmaxより大きい場合、ステップP113を実行する。また、CPU101は、カウント値Xが印刷物のX方向の画素数Xmaxより大きくない場合、ステップP103を実行する。
ステップP113において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP113における処理が終了した後、ステップP114を実行する。
ステップP114において、CPU101は、カウント値Yに1を加算し、カウント値Y記憶用メモリM3に上書きする。CPU101は、ステップP114における処理が終了した後、ステップP115を実行する。
ステップP115において、CPU101は、印刷物のY方向の画素数Ymax記憶用メモリM7から印刷物のY方向の画素数Ymaxを読込む。CPU101は、ステップP115における処理が終了した後、ステップP116を実行する。
ステップP116において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP116における処理が終了した後、ステップP117を実行する。
ステップP117において、CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きい場合、ステップP118を実行する。また、CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きくない場合、ステップP102を実行する。
ステップP118において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、1を上書きする。CPU101は、ステップP118における処理が終了した後、ステップP119を実行する。
ステップP119において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2に、1を上書きする。CPU101は、ステップP119における処理が終了した後、ステップP120を実行する。
ステップP120において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP120における処理が終了した後、ステップP121を実行する。
ステップP121において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP121における処理が終了した後、ステップP122を実行する。
ステップP122において、CPU101は、表示用CMYKデータ記憶用メモリM5の(X、Y)のアドレス位置より、(X、Y)の位置のCMYKデータを読込む。CPU101は、ステップP122における処理が終了した後、ステップP123を実行する。
ステップP123において、CPU101は、(X、Y)の位置のCMYKデータより(X、Y)の位置のRGBデータを求め、印刷物表示用データ記憶用メモリM8の(X、Y)のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP123における処理が終了した後、ステップP124を実行する。
ステップP124において、CPU101は、表示器119の色調調整領域指定画面1の色調調整領域指定部2の(X、Y)の位置に、(X、Y)の位置のRGBデータを表示
する。CPU101は、ステップP124における処理が終了した後、ステップP125を実行する。
ステップP125において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP125における処理が終了した後、ステップP126を実行する。
ステップP126において、CPU101は、カウント値Xに1を加算し、カウント値X記憶用メモリM2に上書きする。CPU101は、ステップP126における処理が終了した後、ステップP127を実行する。
ステップP127において、CPU101は、印刷物のX方向の画素数Xmax記憶用メモリM6から印刷物のX方向の画素数Xmaxを読込む。CPU101は、ステップP127における処理が終了した後、ステップP128を実行する。
ステップP128において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP128における処理が終了した後、ステップP129を実行する。
ステップP129において、CPU101は、カウント値Xが印刷物のX方向の画素数Xmaxより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Xが印刷物のX方向の画素数Xmaxより大きい場合、ステップP130を実行する。また、CPU101は、カウント値Xが印刷物のX方向の画素数Xmaxより大きくない場合、ステップP120を実行する。
ステップP130において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP130における処理が終了した後、ステップP131を実行する。
ステップP131において、CPU101は、カウント値Yに1を加算し、カウント値Y記憶用メモリM3に上書きする。CPU101は、ステップP131における処理が終了した後、ステップP132を実行する。
ステップP132において、CPU101は、印刷物のY方向の画素数Ymax記憶用メモリM7から印刷物のY方向の画素数Ymaxを読込む。CPU101は、ステップP132における処理が終了した後、ステップP133を実行する。
ステップP133において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP133における処理が終了した後、ステップP134を実行する。
ステップP134において、CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きい場合、ステップP135を実行する。また、CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きくない場合、ステップP119を実行する。
以上の動作フローによって、F・Dドライブ120よりPPFデータを読込み、読み込んだPPFデータを基に表示器119に印刷物の絵柄を表示する。なお、ここでのX方向は、印刷物の絵柄の左端が基準位置で右方向に大きくなり、Y方向は絵柄の上端が基準位置で下方向に大きくなる。
図12A〜図12Fに示すように、ステップP135において、CPU101は、マウスポインタがオペレータによりONにされているかどうか判断する。CPU101は、マウスポインタがONにされている場合、ステップP136を実行する。また、CPU101は、マウスポインタがONにされていない場合、ステップP135を再度実行する。
ステップP136において、CPU101は、表示器119上のカーソル位置(Xs、Ys)を読込み、ポインタ位置(Xs、Ys)記憶用メモリM9に記憶する。CPU101は、ステップP136における処理が終了した後、ステップP137を実行する。
ステップP137において、CPU101は、マウス105より、X方向及びY方向の移動距離(Xd、Yd)が送信されているかどうか判断する。CPU101は、マウス105より、X方向及びY方向の移動距離(Xd、Yd)が送信されている場合、ステップP138を実行する。また、CPU101は、マウス105より、X方向及びY方向の移動距離(Xd、Yd)が送信されていない場合、ステップP137を再度実行する。
ステップP138において、CPU101は、マウス105より、マウス105がドラッグされた距離(Xd、Yd)を受信し、マウスがドラッグされた距離(Xd、Yd)記憶用メモリM10に記憶する。CPU101は、ステップP138における処理が終了した後、ステップP139を実行する。
ステップP139において、CPU101は、ポインタ位置(Xs、Ys)記憶用メモリM9からX方向のポインタ位置Xsを読込む。CPU101は、ステップP139における処理が終了した後、ステップP140を実行する。
ステップP140において、CPU101は、マウスがドラッグされた距離(Xd、Yd)記憶用メモリM10からマウス105がドラッグされたX方向の距離Xdを読込む。CPU101は、ステップP140における処理が終了した後、ステップP141を実行する。
ステップP141において、CPU101は、X方向のポインタ位置Xsにマウス105がドラッグされたX方向の距離Xdを加算し、選択範囲のX方向の終端位置Xeを演算し、選択範囲の終端位置(Xe、Ye)記憶用メモリM11に記憶する。CPU101は、ステップP141における処理が終了した後、ステップP142を実行する。
ステップP142において、CPU101は、ポインタ位置(Xs、Ys)記憶用メモリM9からY方向のポインタ位置Ysを読込む。CPU101は、ステップP142における処理が終了した後、ステップP143を実行する。
ステップP143において、CPU101は、マウスがドラッグされた距離(Xd、Yd)記憶用メモリM10からマウス105がドラッグされたY方向の距離Ydを読込む。CPU101は、ステップP143における処理が終了した後、ステップP144を実行する。
ステップP144において、CPU101は、Y方向のポインタ位置Ysにマウス105がドラッグされたY方向の距離Ydを加算し、選択範囲のY方向の終端位置Ye演算し、選択範囲の終端位置(Xe、Ye)記憶用メモリM11に記憶する。CPU101は、ステップP144における処理が終了した後、ステップP145を実行する。
ステップP145において、CPU101は、ポインタ位置(Xs、Ys)記憶用メモリM9からX方向のポインタ位置Xsを読込む。CPU101は、ステップP145における処理が終了した後、ステップP146を実行する。
ステップP146において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2に、X方向のポインタ位置Xsを上書きする。CPU101は、ステップP146における処理が終了した後、ステップP147を実行する。
ステップP147において、CPU101は、ポインタ位置(Xs、Ys)記憶用メモリM9からY方向のポインタ位置Ysを読込む。CPU101は、ステップP147における処理が終了した後、ステップP148を実行する。
ステップP148において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、Y方向のポインタ位置Ysを上書きする。CPU101は、ステップP148における処理が終了した後、ステップP149を実行する。
ステップP149において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP149における処理が終了した後、ステップP150を実行する。
ステップP150において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP150における処理が終了した後、ステップP151を実行する。
ステップP151において、CPU101は、表示器119の色調調整領域指定画面1の色調調整領域指定部2の(X、Y)位置に、選択範囲の表示を表示する。CPU101は、ステップP151における処理が終了した後、ステップP152を実行する。
ステップP152において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP152における処理が終了した後、ステップP153を実行する。
ステップP153において、CPU101は、カウント値Xに1を加算し、カウント値X記憶用メモリM2に上書きする。CPU101は、ステップP153における処理が終了した後、ステップP154を実行する。
ステップP154において、CPU101は、選択範囲の終端位置(Xe、Ye)記憶用メモリM11から選択範囲のX方向の終端位置Xeを読込む。CPU101は、ステップP154における処理が終了した後、ステップP155を実行する。
ステップP155において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP155における処理が終了した後、ステップP156を実行する。
ステップP156において、CPU101は、カウント値Xが選択範囲のX方向の終端位置Xeより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Xが選択範囲のX方向の終端位置Xeより大きい場合、ステップP157を実行する。また、CPU101は、カウント値Xが選択範囲のX方向の終端位置Xeより大きくない場合、ステップP149を実行する。
ステップP157において、CPU101は、ポインタ位置(Xs、Ys)記憶用メモリM9からX方向のポインタ位置Xsを読込む。CPU101は、ステップP157における処理が終了した後、ステップP158を実行する。
ステップP158において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2に、Xsを上書きする。CPU101は、ステップP158における処理が終了した後、ステップP159を実行する。
ステップP159において、CPU101は、ポインタ位置(Xs、Ys)記憶用メモリM9からY方向のポインタ位置Ysを読込む。CPU101は、ステップP159における処理が終了した後、ステップP160を実行する。
ステップP160において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、Ysを上書きする。CPU101は、ステップP160における処理が終了した後、ステップP161を実行する。
ステップP161において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP161における処理が終了した後、ステップP162を実行する。
ステップP162において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP162における処理が終了した後、ステップP163を実行する。
ステップP163において、CPU101は、表示器119の色調調整領域指定画面1の色調調整領域指定部2の(X、Y)位置に、選択範囲の表示を表示する。CPU101は、ステップP163における処理が終了した後、ステップP164を実行する。
ステップP164において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP164における処理が終了した後、ステップP165を実行する。
ステップP165において、CPU101は、カウント値Yに1を加算し、カウント値Y記憶用メモリM3に上書きする。CPU101は、ステップP165における処理が終了した後、ステップP166を実行する。
ステップP166において、CPU101は、選択範囲の終端位置(Xe、Ye)記憶用メモリM11から選択範囲のY方向の終端位置Yeを読込む。CPU101は、ステップP166における処理が終了した後、ステップP167を実行する。
ステップP167において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP167における処理が終了した後、ステップP168を実行する。
ステップP168において、CPU101は、カウント値Yが選択範囲のY方向の終端位置Yeより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Yが選択範囲のY方向の終端位置Yeより大きい場合、ステップP169を実行する。また、CPU101は、カウント値Yが選択範囲のY方向の終端位置Yeより大きくない場合、ステップP161を実行する。
ステップP169において、CPU101は、ポインタ位置(Xs、Ys)記憶用メモリM9からX方向のポインタ位置Xsを読込む。CPU101は、ステップP169における処理が終了した後、ステップP170を実行する。
ステップP170において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2に、X方向のポインタ位置Xsを上書きする。CPU101は、ステップP170における処理が終了した後、ステップP171を実行する。
ステップP171において、CPU101は、選択範囲の終端位置(Xe、Ye)記憶用メモリM11から選択範囲のY方向の終端位置Yeを読込む。CPU101は、ステップP171における処理が終了した後、ステップP172を実行する。
ステップP172において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、選択範囲のY方向の終端位置Yeを上書きする。CPU101は、ステップP172における処理が終了した後、ステップP173を実行する。
ステップP173において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP173における処理が終了した後、ステップP174を実行する。
ステップP174において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP174における処理が終了した後、ステップP175を実行する。
ステップP175において、CPU101は、表示器119の色調調整領域指定画面1の色調調整領域指定部2の(X、Y)位置に、選択範囲の表示を表示する。CPU101は、ステップP175における処理が終了した後、ステップP176を実行する。
ステップP176において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP176における処理が終了した後、ステップP177を実行する。
ステップP177において、CPU101は、カウント値Xに1を加算し、カウント値X記憶用メモリM2に上書きする。CPU101は、ステップP177における処理が終了した後、ステップP178を実行する。
ステップP178において、CPU101は、選択範囲の終端位置(Xe、Ye)記憶用メモリM11から選択範囲のX方向の終端位置Xeを読込む。CPU101は、ステップP178における処理が終了した後、ステップP179を実行する。
ステップP179において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP179における処理が終了した後、ステップP180を実行する。
ステップP180において、CPU101は、カウント値Xが選択範囲のX方向の終端位置Xeより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Xが選択範囲のX方向の終端位置Xeより大きい場合、ステップP181を実行する。また、CPU101は、カウント値Xが選択範囲のX方向の終端位置Xeより大きくない場合、ステップP173を実行する。
ステップP181において、CPU101は、選択範囲の終端位置(Xe、Ye)記憶用メモリM11から選択範囲のX方向の終端位置Xeを読込む。CPU101は、ステップP181における処理が終了した後、ステップP182を実行する。
ステップP182において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2に、選択範囲のX方向の終端位置Xeを上書きする。CPU101は、ステップP182における処理が終了した後、ステップP183を実行する。
ステップP183において、CPU101は、ポインタ位置(Xs、Ys)記憶用メモリM9からY方向のポインタ位置Ysを読込む。CPU101は、ステップP183における処理が終了した後、ステップP184を実行する。
ステップP184において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、Y方向のポインタ位置Ysを上書きする。CPU101は、ステップP184における処理が終了した後、ステップP185を実行する。
ステップP185において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP185における処理が終了した後、ステップP186を実行する。
ステップP186において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP186における処理が終了した後、ステップP187を実行する。
ステップP187において、CPU101は、表示器119の色調調整領域指定画面1の色調調整領域指定部2の(X、Y)位置に、選択範囲の表示を表示する。CPU101は、ステップP187における処理が終了した後、ステップP188を実行する。
ステップP188において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP188における処理が終了した後、ステップP189を実行する。
ステップP189において、CPU101は、カウント値Yに1を加算し、カウント値Y記憶用メモリM3に上書きする。CPU101は、ステップP189における処理が終了した後、ステップP190を実行する。
ステップP190において、CPU101は、選択範囲の終端位置(Xe、Ye)記憶用メモリM11から選択範囲のY方向の終端位置Yeを読込む。CPU101は、ステップP190における処理が終了した後、ステップP191を実行する。
ステップP191において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP191における処理が終了した後、ステップP192を実行する。
ステップP192において、CPU101は、カウント値Yが選択範囲のY方向の終端位置Yeより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Yが選択範囲のY方向の終端位置Yeより大きい場合、ステップP193を実行する。また、CPU101は、カウント値Yが選択範囲のY方向の終端位置Yeより大きくない場合、ステップP185を実行する。
ステップP193において、CPU101は、選択範囲確定スイッチ107がオペレータによりONにされているかどうか判断する。CPU101は、選択範囲確定スイッチ107がONにされている場合、ステップP194を実行する。また、CPU101は、選択範囲確定スイッチ107がONにされていない場合、ステップP135を実行する。
以上の動作フローによって、図1に示すように、色調調整領域指定部2にマウス105で選択された範囲がカーソル10で表示され、色調調整領域が選択される。なお、選択範囲確定スイッチ107は、図1に示すセットスイッチ12に対応する。
ステップP194において、CPU101は、ポインタ位置(Xs、Ys)記憶用メモリM9からポインタ位置(Xs、Ys)を読込む。CPU101は、ステップP194における処理が終了した後、ステップP195を実行する。
ステップP195において、CPU101は、色調調整用表示開始位置(Xs、Ys)記憶用メモリM12に、ポインタ位置(Xs、Ys)を書込む。CPU101は、ステップP195における処理が終了した後、ステップP196を実行する。
ステップP196において、CPU101は、選択範囲の終端位置(Xe、Ye)記憶用メモリM11から選択範囲の終端位置(Xe、Ye)を読込む。CPU101は、ステップP196における処理が終了した後、ステップP197を実行する。
ステップP197において、CPU101は、色調調整用表示終了位置(Xe、Ye)記憶用メモリM13に、選択範囲の終端位置(Xe、Ye)を書込む。CPU101は、ステップP197における処理が終了した後、ステップP198を実行する。
ステップP198において、CPU101は、色調調整用表示開始位置(Xs、Ys)記憶用メモリM12からY方向の色調調整用表示開始位置Ysを読込む。CPU101は、ステップP198における処理が終了した後、ステップP199を実行する。
ステップP199において、CPU101は、色調調整用表示終了位置(Xe、Ye)記憶用メモリM13からY方向の色調調整用表示終了位置Yeを読込む。CPU101は、ステップP199における処理が終了した後、ステップP200を実行する。
ステップP200において、CPU101は、Y方向の色調調整用表示終了位置YeよりY方向の色調調整用表示開始位置Ysを減算し、色調調整用表示範囲のY方向の画素数を求め、色調調整用表示範囲のY方向の画素数記憶用メモリM14に記憶する。CPU101は、ステップP200における処理が終了した後、ステップP201を実行する。
ステップP201において、CPU101は、色調調整用表示開始位置(Xs、Ys)記憶用メモリM12からX方向の色調調整用表示開始位置Xsを読込む。CPU101は、ステップP201における処理が終了した後、ステップP202を実行する。
ステップP202において、CPU101は、色調調整用表示終了位置(Xe、Ye)記憶用メモリM13からX方向の色調調整用表示終了位置Xeを読込む。CPU101は、ステップP202における処理が終了した後、ステップP203を実行する。
ステップP203において、CPU101は、X方向の色調調整用表示終了位置XeよりX方向の色調調整用表示開始位置Xsを減算し、色調調整用表示範囲のX方向の画素数を求め、色調調整用表示範囲のX方向の画素数記憶用メモリM15に記憶する。CPU101は、ステップP203における処理が終了した後、ステップP204を実行する。
図13A〜図13Gに示すように、ステップP204において、CPU101は、色調調整用表示開始位置(Xs、Ys)記憶用メモリM12からX方向の色調調整用表示開始位置Xsを読込む。CPU101は、ステップP204における処理が終了した後、ステップP205を実行する。
ステップP205において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2に、X方向の色調調整用表示開始位置Xsを上書きする。CPU101は、ステップP205における処理が終了した後、ステップP206を実行する。
ステップP206において、CPU101は、色調調整用表示開始位置(Xs、Ys)記憶用メモリM12からY方向の色調調整用表示開始位置Ysを読込む。CPU101は、ステップP206における処理が終了した後、ステップP207を実行する。
ステップP207において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、Y方向の色調調整用表示開始位置Ysを上書きする。CPU101は、ステップP207における処理が終了した後、ステップP208を実行する。
ステップP208において、CPU101は、カウント値L記憶用メモリM16に、1を上書きする。CPU101は、ステップP208における処理が終了した後、ステップP209を実行する。
ステップP209において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1に、1を上書きする。CPU101は、ステップP209における処理が終了した後、ステップP210を実行する。
ステップP210において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP210における処理が終了した後、ステップP211を実行する。
ステップP211において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP211における処理が終了した後、ステップP211aを実行する。
ステップP211aにおいて、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1からカウント値Nを読込む。CPU101は、ステップP211aにおける処理が終了した後、ステップP211bを実行する。
ステップP211bにおいて、CPU101は、カウント値L記憶用メモリM16からカウント値Lを読込む。CPU101は、ステップP211bにおける処理が終了した後、ステップP212を実行する。
ステップP212において、CPU101は、表示用CMYKデータ記憶用メモリM5の(X、Y)のアドレス位置より、(X、Y)の位置のCMYKデータを読込み、現在の色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM17の(L、N)のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP212における処理が終了した後、ステップP213を実行する。
ステップP213において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1からカウント値Nを読込む。CPU101は、ステップP213における処理が終了した後、ステップP214を実行する。
ステップP214において、CPU101は、カウント値Nに1を加算し、カウント値N記憶用メモリM1に上書きする。CPU101は、ステップP214における処理が終了した後、ステップP215を実行する。
ステップP215において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP215における処理が終了した後、ステップP216を実行する。
ステップP216において、CPU101は、カウント値Yに1を加算し、カウント値Y記憶用メモリM3に上書きする。CPU101は、ステップP216における処理が終了した後、ステップP217を実行する。
ステップP217において、CPU101は、色調調整用表示終了位置(Xe、Ye)記憶用メモリM13からY方向の色調調整用表示終了位置Yeを読込む。CPU101は、ステップP217における処理が終了した後、ステップP218を実行する。
ステップP218において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP218における処理が終了した後、ステップP219を実行する。
ステップP219において、CPU101は、カウント値YがY方向の色調調整用表示終了位置Yeより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値YがY方向の色調調整用表示終了位置Yeより大きい場合、ステップP220を実行する。また、CPU101は、カウント値YがY方向の色調調整用表示終了位置Yeより大きくない場合、ステップP210を実行する。
ステップP220において、CPU101は、カウント値L記憶用メモリM16からカウント値Lを読込む。CPU101は、ステップP220における処理が終了した後、ステップP221を実行する。
ステップP221において、CPU101は、カウント値Lに1を加算し、カウント値L記憶用メモリM16に上書きする。CPU101は、ステップP221における処理が終了した後、ステップP222を実行する。
ステップP222において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP222における処理が終了した後、ステップP223を実行する。
ステップP223において、CPU101は、カウント値Xに1を加算し、カウント値X記憶用メモリM2に上書きする。CPU101は、ステップP223における処理が終了した後、ステップP224を実行する。
ステップP224において、CPU101は、色調調整用表示終了位置(Xe、Ye)記憶用メモリM13からX方向の色調調整用表示終了位置Xeを読込む。CPU101は、ステップP224における処理が終了した後、ステップP225を実行する。
ステップP225において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP225における処理が終了した後、ステップP226を実行する。
ステップP226において、CPU101は、カウント値XがX方向の色調調整用表示終了位置Xeより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値XがX方向の色調調整用表示終了位置Xeより大きい場合、ステップP227を実行する。また、CPU101は、カウント値XがX方向の色調調整用表示終了位置Xeより大きくない場合、ステップP209を実行する。
ステップP227において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2に、1を上書きする。CPU101は、ステップP227における処理が終了した後、ステップP228を実行する。
ステップP228において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、1を上書きする。CPU101は、ステップP228における処理が終了した後、ステップP229を実行する。
ステップP229において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP229における処理が終了した後、ステップP230を実行する。
ステップP230において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP230における処理が終了した後、ステップP231を実行する。
ステップP231において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM17の(X、Y)のアドレス位置より、(X、Y)の位置のCMYKデータを読込む。CPU101は、ステップP231における処理が終了した後、ステップP232を実行する。
ステップP232において、CPU101は、(X、Y)のアドレス位置のCMYKデータより(X、Y)の位置のRGBデータを求め、現在の色調表示用データ記憶用メモリM18の(X、Y)のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP232における処理が終了した後、ステップP233を実行する。
ステップP233において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM17の(X、Y)のYデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のYデータを読込む。CPU101は、ステップP233における処理が終了した後、ステップP234を実行する。
ステップP234において、CPU101は、Yデータの+方向の補正値記憶用メモリM19からYデータの+方向の補正値を読込む。CPU101は、ステップP234における処理が終了した後、ステップP235を実行する。
ステップP235において、CPU101は、(X、Y)の位置のYデータにYデータの+方向の補正値を加算し、(X、Y)の位置のYup表示用のY+データを演算し、Y+データ記憶用メモリM20の(X、Y)のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP235における処理が終了した後、ステップP236を実行する。
ステップP236において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM17の(X、Y)のCMKデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のCMKデータを読込む。CPU101は、ステップP236における処理が終了した後、ステップP237を実行する。
ステップP237において、CPU101は、Y+データ記憶用メモリM20の(X、Y)のアドレス位置より、(X、Y)の位置のY+データを読込む。CPU101は、ステップP237における処理が終了した後、ステップP238を実行する。
ステップP238において、CPU101は、(X、Y)の位置のCMKデータ及びY+データを組合わせ、Yup表示部用CMYKデータ記憶用メモリM21の(X、Y)のアドレス位置に(CMY+K)データを書込む。CPU101は、ステップP238における処理が終了した後、ステップP239を実行する。
ステップP239において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM17の(X、Y)のYデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のYデータを読込む。CPU101は、ステップP239における処理が終了した後、ステップP240を実行する。
ステップP240において、CPU101は、Yデータの−方向の補正値記憶用メモリM22からYデータの−方向の補正値を読込む。CPU101は、ステップP240における処理が終了した後、ステップP241を実行する。
ステップP241において、CPU101は、(X、Y)の位置の画素のYデータからYデータの−方向の補正値を減算し、(X、Y)の位置のYdown表示用のY−データを演算し、Y−データ記憶用メモリM23の(X、Y)のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP241における処理が終了した後、ステップP242を実行する。
ステップP242において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM17の(X、Y)のCMKデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のCMKデータを読込む。CPU101は、ステップP242における処理が終了した後、ステップP243を実行する。
ステップP243において、CPU101は、Y−データ記憶用メモリM23の(X、Y)のアドレス位置より、(X、Y)の位置のY−データを読込む。CPU101は、ステップP243における処理が終了した後、ステップP244を実行する。
ステップP244において、CPU101は、(X、Y)の位置のCMKデータ及びY−データを組合わせ、Ydown表示部用CMYKデータ記憶用メモリM24の(X、Y)のアドレス位置に(CMY−K)データを書込む。CPU101は、ステップP244における処理が終了した後、ステップP245を実行する。
ステップP245〜P256、ステップP257〜P268及びステップP269〜P280において、CPU101は、それぞれM、C及びKについて、ステップP233〜P244においてYについて行った処理と同様の処理を実行する。CPU101は、ステップP280における処理が終了した後、ステップP281を実行する。
ステップP281において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP281における処理が終了した後、ステップP282を実行する。
ステップP282において、CPU101は、カウント値Yに1を加算し、カウント値Y記憶用メモリM3に上書きする。CPU101は、ステップP282における処理が終了した後、ステップP283を実行する。
ステップP283において、CPU101は、色調調整用表示範囲のY方向の画素数記憶用メモリM14から色調調整用表示範囲のY方向の画素数を読込む。CPU101は、ステップP283における処理が終了した後、ステップP284を実行する。
ステップP284において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP284における処理が終了した後、ステップP285を実行する。
ステップP285において、CPU101は、カウント値Yが色調調整用表示範囲のY方向の画素数より大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Yが色調調整用表示範囲のY方向の画素数より大きい場合、ステップP286を実行する。また、CPU101は、カウント値Yが色調調整用表示範囲のY方向の画素数より大きくない場合、ステップP229を実行する。
ステップP286において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP286における処理が終了した後、ステップP287を実行する。
ステップP287において、CPU101は、カウント値Xに1を加算し、カウント値X記憶用メモリM2に上書きする。CPU101は、ステップP287における処理が終了した後、ステップP288を実行する。
ステップP288において、CPU101は、色調調整用表示範囲のX方向の画素数記憶用メモリM15から色調調整用表示範囲のX方向の画素数を読込む。CPU101は、ステップP288における処理が終了した後、ステップP289を実行する。
ステップP289において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP289における処理が終了した後、ステップP290を実行する。
ステップP290において、CPU101は、カウント値Xが色調調整用表示範囲のX方向の画素数より大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Xが色調調整用表示範囲のX方向の画素数より大きい場合、ステップP291を実行する。また、CPU101は、カウント値Xが色調調整用表示範囲のX方向の画素数より大きくない場合、ステップP228を実行する。
図14A〜図14Fに示すように、ステップP291において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2に、1を上書きする。CPU101は、ステップP291における処理が終了した後、ステップP292を実行する。
ステップP292において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、1を上書きする。CPU101は、ステップP292における処理が終了した後、ステップP293を実行する。
ステップP293において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP293における処理が終了した後、ステップP294を実行する。
ステップP294において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP294における処理が終了した後、ステップP295を実行する。
ステップP295において、CPU101は、現在の色調表示用データ記憶用メモリM18の(X、Y)のアドレス位置より、(X、Y)の位置のRGBデータを読込む。CPU101は、ステップP295における処理が終了した後、ステップP296を実行する。
ステップP296において、CPU101は、表示器119の色調調整画面5の現在の色調表示部16の(X、Y)の位置に、(X、Y)の位置のRGBデータを表示する。CPU101は、ステップP296における処理が終了した後、ステップP297を実行する。
ステップP297において、CPU101は、Yup表示部用CMYKデータ記憶用メモリM21の(X、Y)のアドレス位置より、(X、Y)の位置の(CMY+K)データを読込む。CPU101は、ステップP297における処理が終了した後、ステップP298を実行する。
ステップP298において、CPU101は、(X、Y)の位置の(CMY+K)データより、Yup表示部の(X、Y)の位置のRGBデータを演算し、Yup表示部用データ記憶用メモリM43の(X、Y)のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP298における処理が終了した後、ステップP299を実行する。
ステップP299において、CPU101は、表示器119の色調調整画面5のYup表示部18の(X、Y)の位置に、Yup表示部の(X、Y)の位置のRGBデータを表示する。CPU101は、ステップP299における処理が終了した後、ステップP300を実行する。
ステップP300において、CPU101は、Ydown表示部用CMYKデータ記憶用メモリM24の(X、Y)のアドレス位置より、(X、Y)の位置の(CMY−K)データを読込む。CPU101は、ステップP300における処理が終了した後、ステップP301を実行する。
ステップP301において、CPU101は、(X、Y)の位置の(CMY−K)データより、Ydown表示部の(X、Y)の位置のRGBデータを演算し、Ydown表示部用データ記憶用メモリM44の(X、Y)のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP301における処理が終了した後、ステップP302を実行する。
ステップP302において、CPU101は、表示器119の色調調整画面5のYdown表示部22の(X、Y)の位置に、Ydown表示部の(X、Y)の位置のRGBデータを表示する。CPU101は、ステップP302における処理が終了した後、ステップP303を実行する。
ステップP303〜P308、ステップP309〜P314及びステップP315〜P320において、CPU101は、それぞれM、C及びKについて、ステップP297〜P302においてYについて行った処理と同様の処理を実行する。CPU101は、ステップP320における処理が終了した後、ステップP321を実行する。
ステップP321において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP321における処理が終了した後、ステップP322を実行する。
ステップP322において、CPU101は、カウント値Yに1を加算し、カウント値Y記憶用メモリM3に上書きする。CPU101は、ステップP322における処理が終了した後、ステップP323を実行する。
ステップP323において、CPU101は、色調調整用表示範囲のY方向の画素数記憶用メモリM14から色調調整用表示範囲のY方向の画素数を読込む。CPU101は、ステップP323における処理が終了した後、ステップP324を実行する。
ステップP324において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP324における処理が終了した後、ステップP325を実行する。
ステップP325において、CPU101は、カウント値Yが色調調整用表示範囲のY方向の画素数より大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Yが色調調整用表示範囲のY方向の画素数より大きい場合、ステップP326を実行する。また、CPU101は、カウント値Yが色調調整用表示範囲のY方向の画素数より大きくない場合、ステップP293を実行する。
ステップP326において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP326における処理が終了した後、ステップP327を実行する。
ステップP327において、CPU101は、カウント値Xに1を加算し、カウント値X記憶用メモリM2に上書きする。CPU101は、ステップP327における処理が終了した後、ステップP328を実行する。
ステップP328において、CPU101は、色調調整用表示範囲のX方向の画素数記憶用メモリM15から色調調整用表示範囲のX方向の画素数を読込む。CPU101は、ステップP328における処理が終了した後、ステップP329を実行する。
ステップP329において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP329における処理が終了した後、ステップP330を実行する。
ステップP330において、CPU101は、カウント値Xが色調調整用表示範囲のX方向の画素数より大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Xが色調調整用表示範囲のX方向の画素数より大きい場合、ステップP331を実行する。また、CPU101は、カウント値Xが色調調整用表示範囲のX方向の画素数より大きくない場合、ステップP292を実行する。
以上の動作フローによって、選択された範囲の印刷物の絵柄を図2に示す色調調整画面5の現在の色調表示部16に表示すると共に、インキ供給量の調整の為のオペレータの指針として、前記選択された範囲の絵柄のCMYKをそれぞれ一定量調整した時の絵柄を、Yup表示部18、Mup表示部19、Cup表示部20、Kup表示部21、Ydown表示部22、Mdown表示部23、Cdown表示部24及びKdown表示部25にそれぞれ表示する。
ステップP331において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値記憶用メモリM51に、ゼロを書込む。CPU101は、ステップP331における処理が終了した後、ステップP332を実行する。
ステップP332において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのMデータの合計値記憶用メモリM52に、ゼロを書込む。CPU101は、ステップP332における処理が終了した後、ステップP333を実行する。
ステップP333において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのCデータの合計値記憶用メモリM53に、ゼロを書込む。CPU101は、ステップP333における処理が終了した後、ステップP334を実行する。
ステップP334において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのKデータの合計値記憶用メモリM54に、ゼロを書込む。CPU101は、ステップP334における処理が終了した後、ステップP335を実行する。
ステップP335において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2に、1を上書きする。CPU101は、ステップP335における処理が終了した後、ステップP336を実行する。
ステップP336において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、1を上書きする。CPU101は、ステップP336における処理が終了した後、ステップP337を実行する。
ステップP337において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP337における処理が終了した後、ステップP338を実行する。
ステップP338において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP338における処理が終了した後、ステップP339を実行する。
ステップP339において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値記憶用メモリM51から現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値を読込む。CPU101は、ステップP339における処理が終了した後、ステップP340を実行する。
ステップP340において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM17の(X、Y)のYデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のYデータを読込む。CPU101は、ステップP340における処理が終了した後、ステップP341を実行する。
ステップP341において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値に(X、Y)の位置のYデータを加算し、求めた値を現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値記憶用メモリM51に上書きする。CPU101は、ステップP341における処理が終了した後、ステップP342を実行する。
ステップP342において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのMデータの合計値記憶用メモリM52から現在の色調表示用CMYKデータのMデータの合計値を読込む。CPU101は、ステップP342における処理が終了した後、ステップP343を実行する。
ステップP343において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM17の(X、Y)のMデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のMデータを読込む。CPU101は、ステップP343における処理が終了した後、ステップP344を実行する。
ステップP344において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのMデータの合計値に(X、Y)の位置のMデータを加算し、求めた値を現在の色調表示用CMYKデータのMデータの合計値記憶用メモリM52に上書きする。CPU101は、ステップP344における処理が終了した後、ステップP345を実行する。
ステップP345において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのCデータの合計値記憶用メモリM53から現在の色調表示用CMYKデータのCデータの合計値を読込む。CPU101は、ステップP345における処理が終了した後、ステップP346を実行する。
ステップP346において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM17の(X、Y)のCデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のCデータを読込む。CPU101は、ステップP346における処理が終了した後、ステップP347を実行する。
ステップP347において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのCデータの合計値に(X、Y)の位置のCデータを加算し、求めた値を現在の色調表示用CMYKデータのCデータの合計値記憶用メモリM53に上書きする。CPU101は、ステップP347における処理が終了した後、ステップP348を実行する。
ステップP348において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのKデータの合計値記憶用メモリM54から現在の色調表示用CMYKデータのKデータの合計値を読込む。CPU101は、ステップP348における処理が終了した後、ステップP349を実行する。
ステップP349において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM17の(X、Y)のKデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のKデータを読込む。CPU101は、ステップP349における処理が終了した後、ステップP350を実行する。
ステップP350において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのKデータの合計値に(X、Y)の位置のKデータを加算し、求めた値を現在の色調表示用CMYKデータのKデータの合計値記憶用メモリM54に上書きする。CPU101は、ステップP350における処理が終了した後、ステップP351を実行する。
ステップP351において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP351における処理が終了した後、ステップP352を実行する。
ステップP352において、CPU101は、カウント値Yに1を加算し、カウント値Y記憶用メモリM3に上書きする。CPU101は、ステップP352における処理が終了した後、ステップP353を実行する。
ステップP353において、CPU101は、色調調整用表示範囲のY方向の画素数記憶用メモリM14から色調調整用表示範囲のY方向の画素数を読込む。CPU101は、ステップP353における処理が終了した後、ステップP354を実行する。
ステップP354において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP354における処理が終了した後、ステップP355を実行する。
ステップP355において、CPU101は、カウント値Yが色調調整用表示範囲のY方向の画素数より大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Yが色調調整用表示範囲のY方向の画素数より大きい場合、ステップP356を実行する。また、CPU101は、カウント値Yが色調調整用表示範囲のY方向の画素数より大きくない場合、ステップP337を実行する。
ステップP356において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP356における処理が終了した後、ステップP357を実行する。
ステップP357において、CPU101は、カウント値Xに1を加算し、カウント値X記憶用メモリM2に上書きする。CPU101は、ステップP357における処理が終了した後、ステップP358を実行する。
ステップP358において、CPU101は、色調調整用表示範囲のX方向の画素数記憶用メモリM15から色調調整用表示範囲のX方向の画素数を読込む。CPU101は、ステップP358における処理が終了した後、ステップP359を実行する。
ステップP359において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP359における処理が終了した後、ステップP360を実行する。
ステップP360において、CPU101は、カウント値Xが色調調整用表示範囲のX方向の画素数より大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Xが色調調整用表示範囲のX方向の画素数より大きい場合、ステップP361を実行する。また、CPU101は、カウント値Xが色調調整用表示範囲のX方向の画素数より大きくない場合、ステップP336を実行する。
図15A〜図15Iに示すように、ステップP361において、CPU101は、色調表示用CMYKデータのYデータの調整比率記憶用メモリM55に、1を書込む。CPU101は、ステップP361における処理が終了した後、ステップP362を実行する。
ステップP362において、CPU101は、色調表示用CMYKデータのMデータの調整比率記憶用メモリM56に、1を書込む。CPU101は、ステップP362における処理が終了した後、ステップP363を実行する。
ステップP363において、CPU101は、色調表示用CMYKデータのCデータの調整比率記憶用メモリM57に、1を書込む。CPU101は、ステップP363における処理が終了した後、ステップP364を実行する。
ステップP364において、CPU101は、色調表示用CMYKデータのKデータの調整比率記憶用メモリM58に、1を書込む。CPU101は、ステップP364における処理が終了した後、ステップP365を実行する。
ステップP365において、CPU101は、Yの調整量の合計値記憶用メモリM59に、ゼロを書込む。CPU101は、ステップP365における処理が終了した後、ステップP366を実行する。
ステップP366において、CPU101は、Mの調整量の合計値記憶用メモリM60に、ゼロを書込む。CPU101は、ステップP366における処理が終了した後、ステップP367を実行する。
ステップP367において、CPU101は、Cの調整量の合計値記憶用メモリM61に、ゼロを書込む。CPU101は、ステップP367における処理が終了した後、ステップP368を実行する。
ステップP368において、CPU101は、Kの調整量の合計値記憶用メモリM62に、ゼロを書込む。CPU101は、ステップP368における処理が終了した後、ステップP369を実行する。
ステップP369において、CPU101は、Y増加スイッチ108がオペレータによりONにされているかどうか判断する。CPU101は、Y増加スイッチ108がONにされている場合、ステップP370を実行する。また、CPU101は、Y増加スイッチ108がONにされていない場合、後述するステップP382を実行する。なお、Y増加スイッチ108は、図2に示すYupスイッチ26に対応する。
ステップP370において、CPU101は、時間計測用の内部クロック・カウンタ123に、イネーブル信号及びリセット信号を出力する。CPU101は、ステップP370における処理が終了した後、ステップP371を実行する。
ステップP371において、CPU101は、時間計測用の内部クロック・カウンタ123へのリセット信号の出力を停止する。CPU101は、ステップP371における処理が終了した後、ステップP372を実行する。
ステップP372において、CPU101は、Y増加スイッチ108がオペレータによりOFFにされているかどうか判断する。CPU101は、Y増加スイッチ108がOFFにされている場合、ステップP373を実行する。また、CPU101は、Y増加スイッチ108がOFFにされていない場合、ステップP372を再度実行する。
ステップP373において、CPU101は、時間計測用の内部クロック・カウンタ123より、カウント値を読込み、時間計測用の内部クロック・カウンタのカウント値記憶用メモリM63に記憶する。CPU101は、ステップP373における処理が終了した後、ステップP374を実行する。
ステップP374において、CPU101は、時間計測用の内部クロック・カウンタ123のカウント値より、今回のYの調整量を演算し、今回のYの調整量記憶用メモリM64に記憶する。CPU101は、ステップP374における処理が終了した後、ステップP375を実行する。
ステップP375において、CPU101は、Yの調整量の合計値記憶用メモリM59からYの調整量の合計値を読込む。CPU101は、ステップP375における処理が終了した後、ステップP376を実行する。
ステップP376において、CPU101は、Yの調整量の合計値に今回のYの調整量を加算し、求めた値をYの調整量の合計値記憶用メモリM59に上書きする。CPU101は、ステップP376における処理が終了した後、ステップP377を実行する。
ステップP377において、CPU101は、Yの調整量の合計値記憶用メモリM59からYの調整量の合計値を読込む。CPU101は、ステップP377における処理が終了した後、ステップP378を実行する。
ステップP378において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値記憶用メモリM51から現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値を読込む。CPU101は、ステップP378における処理が終了した後、ステップP379を実行する。
ステップP379において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値にYの調整量の合計値を加算し、調整後の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値を演算し、調整後の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値記憶用メモリM65に記憶する。CPU101は、ステップP379における処理が終了した後、ステップP380を実行する。
ステップP380において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値記憶用メモリM51から現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値を読込む。CPU101は、ステップP380における処理が終了した後、ステップP381を実行する。
ステップP381において、CPU101は、調整後の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値を現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値で除算し、Yデータの調整比率を演算し、色調表示用CMYKデータのYデータの調整比率記憶用メモリM55に上書きする。CPU101は、ステップP381における処理が終了した後、ステップP382を実行する。
ステップP382において、CPU101は、Y減少スイッチ109がオペレータによりONにされているかどうか判断する。CPU101は、Y減少スイッチ109がONにされている場合、ステップP383を実行する。また、CPU101は、Y減少スイッチ109がONにされていない場合、後述するステップP395を実行する。なお、Y減少スイッチ109は、図2に示すYdownスイッチ30に対応する。
ステップP383において、CPU101は、時間計測用の内部クロック・カウンタ123に、イネーブル信号及びリセット信号を出力する。CPU101は、ステップP383における処理が終了した後、ステップP384を実行する。
ステップP384において、CPU101は、時間計測用の内部クロック・カウンタ123へのリセット信号の出力を停止する。CPU101は、ステップP384における処理が終了した後、ステップP385を実行する。
ステップP385において、CPU101は、Y減少スイッチ109がオペレータによりOFFにされているかどうか判断する。CPU101は、Y減少スイッチ109がOFFにされている場合、ステップP386を実行する。また、CPU101は、Y減少スイッチ109がOFFにされていない場合、ステップP385を再度実行する。
ステップP386において、CPU101は、時間計測用の内部クロック・カウンタ123より、カウント値を読込み、時間計測用の内部クロック・カウンタのカウント値記憶用メモリM63に記憶する。CPU101は、ステップP386における処理が終了した後、ステップP387を実行する。
ステップP387において、CPU101は、時間計測用の内部クロック・カウンタ123のカウント値より、今回のYの調整量を演算し、今回のYの調整量記憶用メモリM64に記憶する。CPU101は、ステップP387における処理が終了した後、ステップP388を実行する。
ステップP388において、CPU101は、Yの調整量の合計値記憶用メモリM59からYの調整量の合計値を読込む。CPU101は、ステップP388における処理が終了した後、ステップP389を実行する。
ステップP389において、CPU101は、Yの調整量の合計値から今回のYの調整量を減算し、求めた値をYの調整量の合計値記憶用メモリM59に上書きする。CPU101は、ステップP389における処理が終了した後、ステップP390を実行する。
ステップP390において、CPU101は、Yの調整量の合計値記憶用メモリM59からYの調整量の合計値を読込む。CPU101は、ステップP390における処理が終了した後、ステップP391を実行する。
ステップP391において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値記憶用メモリM51から現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値を読込む。CPU101は、ステップP391における処理が終了した後、ステップP392を実行する。
ステップP392において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値からYの調整量の合計値を減算し、調整後の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値を演算し、調整後の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値記憶用メモリM65に記憶する。CPU101は、ステップP392における処理が終了した後、ステップP393を実行する。
ステップP393において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値記憶用メモリM51から現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値を読込む。CPU101は、ステップP393における処理が終了した後、ステップP394を実行する。
ステップP394において、CPU101は、調整後の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値を現在の色調表示用CMYKデータのYデータの合計値で除算し、Yデータの調整比率を演算し、色調表示用CMYKデータのYデータの調整比率記憶用メモリM55に上書きする。CPU101は、ステップP394における処理が終了した後、ステップP395を実行する。
ステップP395〜P420、ステップP421〜P446及びステップP447〜P472において、CPU101は、それぞれM、C及びKについて、ステップP369〜P394においてYについて行った処理と同様の処理を実行する。CPU101は、ステップP472における処理が終了した後、ステップP473を実行する。
図16A〜図16Cに示すように、ステップP473において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2に、1を上書きする。CPU101は、ステップP473における処理が終了した後、ステップP474を実行する。
ステップP474において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、1を上書きする。CPU101は、ステップP474における処理が終了した後、ステップP475を実行する。
ステップP475において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP475における処理が終了した後、ステップP476を実行する。
ステップP476において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP476における処理が終了した後、ステップP477を実行する。
ステップP477において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM17の(X、Y)のYデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のYデータを読込む。CPU101は、ステップP477における処理が終了した後、ステップP478を実行する。
ステップP478において、CPU101は、色調表示用CMYKデータのYデータの調整比率記憶用メモリM55からYデータの調整比率を読込む。CPU101は、ステップP478における処理が終了した後、ステップP479を実行する。
ステップP479において、CPU101は、(X、Y)の位置のYデータにYデータの調整比率を乗算し、求めた値Y’を調整した色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM72の(X、Y)のYデータ用のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP479における処理が終了した後、ステップP480を実行する。
ステップP480において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM17の(X、Y)のMデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のMデータを読込む。CPU101は、ステップP480における処理が終了した後、ステップP481を実行する。
ステップP481において、CPU101は、色調表示用CMYKデータのMデータの調整比率記憶用メモリM56からMデータの調整比率を読込む。CPU101は、ステップP481における処理が終了した後、ステップP482を実行する。
ステップP482において、CPU101は、(X、Y)の位置のMデータにMデータの調整比率を乗算し、求めた値M’を調整した色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM72の(X、Y)のMデータ用のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP482における処理が終了した後、ステップP483を実行する。
ステップP483において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM17の(X、Y)のCデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のCデータを読込む。CPU101は、ステップP483における処理が終了した後、ステップP484を実行する。
ステップP484において、CPU101は、色調表示用CMYKデータのCデータの調整比率記憶用メモリM57からCデータの調整比率を読込む。CPU101は、ステップP484における処理が終了した後、ステップP485を実行する。
ステップP485において、CPU101は、(X、Y)の位置のCデータにCデータの調整比率を乗算し、求めた値C’を調整した色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM72の(X、Y)のCデータ用のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP485における処理が終了した後、ステップP486を実行する。
ステップP486において、CPU101は、現在の色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM17の(X、Y)のKデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のKデータを読込む。CPU101は、ステップP486における処理が終了した後、ステップP487を実行する。
ステップP487において、CPU101は、色調表示用CMYKデータのKデータの調整比率記憶用メモリM58からKデータの調整比率を読込む。CPU101は、ステップP487における処理が終了した後、ステップP488を実行する。
ステップP488において、CPU101は、(X、Y)の位置のKデータにKデータの調整比率を乗算し、求めた値K’を調整した色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM72の(X、Y)のKデータ用のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP488における処理が終了した後、ステップP489を実行する。
ステップP489において、CPU101は、調整した色調表示用CMYKデータ記憶用メモリM72の(X、Y)のアドレス位置より、(X、Y)の位置のC’M’Y’K’データを読込む。CPU101は、ステップP489における処理が終了した後、ステップP490を実行する。
ステップP490において、CPU101は、(X、Y)の位置のC’M’Y’K’データより(X、Y)の位置のR’G’B’データを求め、調整した色調表示用データ記憶用メモリM73の(X、Y)のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP490における処理が終了した後、ステップP491を実行する。
ステップP491において、CPU101は、表示器119の色調調整画面5の調整した色調表示部17の(X、Y)の位置に、(X、Y)の位置のR’G’B’データを表示する。CPU101は、ステップP491における処理が終了した後、ステップP492を実行する。
ステップP492において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP492における処理が終了した後、ステップP493を実行する。
ステップP493において、CPU101は、カウント値Yに1を加算し、カウント値Y記憶用メモリM3に上書きする。CPU101は、ステップP493における処理が終了した後、ステップP494を実行する。
ステップP494において、CPU101は、色調調整用表示範囲のY方向の画素数記憶用メモリM14から色調調整用表示範囲のY方向の画素数を読込む。CPU101は、ステップP494における処理が終了した後、ステップP495を実行する。
ステップP495において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP495における処理が終了した後、ステップP496を実行する。
ステップP496において、CPU101は、カウント値Yが色調調整用表示範囲のY方向の画素数より大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Yが色調調整用表示範囲のY方向の画素数より大きい場合、ステップP497を実行する。また、CPU101は、カウント値Yが色調調整用表示範囲のY方向の画素数より大きくない場合、ステップP475を実行する。
ステップP497において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP497における処理が終了した後、ステップP498を実行する。
ステップP498において、CPU101は、カウント値Xに1を加算し、カウント値X記憶用メモリM2に上書きする。CPU101は、ステップP498における処理が終了した後、ステップP499を実行する。
ステップP499において、CPU101は、色調調整用表示範囲のX方向の画素数記憶用メモリM15から色調調整用表示範囲のX方向の画素数を読込む。CPU101は、ステップP499における処理が終了した後、ステップP500を実行する。
ステップP500において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP500における処理が終了した後、ステップP501を実行する。
ステップP501において、CPU101は、カウント値Xが色調調整用表示範囲のX方向の画素数より大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Xが色調調整用表示範囲のX方向の画素数より大きい場合、ステップP502を実行する。また、CPU101は、カウント値Xが色調調整用表示範囲のX方向の画素数より大きくない場合、ステップP474を実行する。
ステップP502において、CPU101は、色調調整完了スイッチ116がオペレータによりONにされているかどうか判断する。CPU101は、色調調整完了スイッチ116がONにされている場合、ステップP503を実行する。また、CPU101は、色調調整完了スイッチ116がONにされていない場合、ステップP369を実行する。
以上の動作フローによって、図2に示すYupスイッチ(Y増加スイッチ)108、Ydownスイッチ(Y減少スイッチ)109、Mupスイッチ(M増加スイッチ)110、Mdownスイッチ(M減少スイッチ)111、Cupスイッチ(C増加スイッチ)112、Cdownスイッチ(C減少スイッチ)113、Kupスイッチ(K増加スイッチ)114及びKdownスイッチ(K減少スイッチ)115がオペレータに操作されて色調調整範囲のインキ供給量が調整され、調整された色調で色調調整範囲の絵柄が調整した色調表示部17に表示される。
図17A〜図17Gに示すように、ステップP503において、CPU101は、色調調整用表示開始位置(Xs、Ys)記憶用メモリM12からX方向の色調調整用表示開始位置Xsを読込む。CPU101は、ステップP503における処理が終了した後、ステップP504を実行する。
ステップP504において、CPU101は、X方向の色調調整用表示開始位置Xsより、色調を調整するインキ・ツボ・キーの最小番号を演算し、色調を調整するインキ・ツボ・キーの最小番号記憶用メモリM74に記憶する。なお、ここで、インキ・ツボ・キーの番号は、印刷物の絵柄と同様に、左側を基点とし、右になる程大きい番号が順に割り当てられている。CPU101は、ステップP504における処理が終了した後、ステップP505を実行する。
ステップP505において、CPU101は、色調を調整するインキ・ツボ・キーの最小番号より、色調を調整するX方向の画素の最小番号を演算し、色調を調整するX方向の画素の最小番号記憶用メモリM75に記憶する。なお、ここで、X方向の画素の番号は、前記した印刷物の絵柄の左側を基点とした時の位置Xに対応する。CPU101は、ステップP505における処理が終了した後、ステップP506を実行する。
ステップP506において、CPU101は、色調調整用表示終了位置(Xe、Ye)記憶用メモリM13からX方向の色調調整用表示終了位置Xeを読込む。CPU101は、ステップP506における処理が終了した後、ステップP507を実行する。
ステップP507において、CPU101は、X方向の色調調整用表示終了位置Xeより、色調を調整するインキ・ツボ・キーの最大番号を演算し、色調を調整するインキ・ツボ・キーの最大番号記憶用メモリM76を記憶する。CPU101は、ステップP507における処理が終了した後、ステップP508を実行する。
ステップP508において、CPU101は、色調を調整するインキ・ツボ・キーの最大番号より、色調を調整するX方向の画素の最大番号を演算し、色調を調整するX方向の画素の最大番号記憶用メモリM77に記憶する。CPU101は、ステップP508における処理が終了した後、ステップP509を実行する。
ステップP509において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2に、1を上書きする。CPU101は、ステップP509における処理が終了した後、ステップP510を実行する。
ステップP510において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、1を上書きする。CPU101は、ステップP510における処理が終了した後、ステップP511を実行する。
ステップP511において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP511における処理が終了した後、ステップP512を実行する。
ステップP512において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP512における処理が終了した後、ステップP513を実行する。
ステップP513において、CPU101は、表示用CMYKデータ記憶用メモリM5の(X、Y)のアドレス位置より、(X、Y)の位置のCMYKデータを読込み、調整した印刷物表示用CMYKデータ記憶用メモリM78及び表示用CMYKデータ記憶用メモリM5の(X、Y)のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP513における処理が終了した後、ステップP514を実行する。
ステップP514において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP514における処理が終了した後、ステップP515を実行する。
ステップP515において、CPU101は、カウント値Yに1を加算し、カウント値Y記憶用メモリM3に上書きする。CPU101は、ステップP515における処理が終了した後、ステップP516を実行する。
ステップP516において、CPU101は、印刷物のY方向の画素数Ymax記憶用メモリM7から印刷物のY方向の画素数Ymaxを読込む。CPU101は、ステップP516における処理が終了した後、ステップP517を実行する。
ステップP517において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP517における処理が終了した後、ステップP518を実行する。
ステップP518において、CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きい場合、ステップP519を実行する。また、CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きくない場合、ステップP511を実行する。
ステップP519において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP519における処理が終了した後、ステップP520を実行する。
ステップP520において、CPU101は、カウント値Xに1を加算し、カウント値X記憶用メモリM2に上書きする。CPU101は、ステップP520における処理が終了した後、ステップP521を実行する。
ステップP521において、CPU101は、色調を調整するX方向の画素の最小番号記憶用メモリM75から色調を調整するX方向の画素の最小番号を読込む。CPU101は、ステップP521における処理が終了した後、ステップP522を実行する。
ステップP522において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP522における処理が終了した後、ステップP523を実行する。
ステップP523において、CPU101は、カウント値Xが色調を調整するX方向の画素の最小番号より大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Xが色調を調整するX方向の画素の最小番号より大きい場合、ステップP524を実行する。また、CPU101は、カウント値Xが色調を調整するX方向の画素の最小番号より大きくない場合、ステップP510を実行する。
ステップP524において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、1を上書きする。CPU101は、ステップP524における処理が終了した後、ステップP525を実行する。
ステップP525において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP525における処理が終了した後、ステップP526を実行する。
ステップP526において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP526における処理が終了した後、ステップP527を実行する。
ステップP527において、CPU101は、表示用CMYKデータ記憶用メモリM5の(X、Y)のYデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のYデータを読込む。CPU101は、ステップP527における処理が終了した後、ステップP528を実行する。
ステップP528において、CPU101は、色調表示用CMYKデータのYデータの調整比率記憶用メモリM55からYデータの調整比率を読込む。CPU101は、ステップP528における処理が終了した後、ステップP529を実行する。
ステップP529において、CPU101は、(X、Y)の位置のYデータにYデータの調整比率を乗算し、求めた値Y’を調整した印刷物表示用CMYKデータ記憶用メモリM78及び表示用CMYKデータ記憶用メモリM5の(X、Y)のYデータ用のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP529における処理が終了した後、ステップP530を実行する。
ステップP530において、CPU101は、表示用CMYKデータ記憶用メモリM5の(X、Y)のMデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のMデータを読込む。CPU101は、ステップP530における処理が終了した後、ステップP531を実行する。
ステップP531において、CPU101は、色調表示用CMYKデータのMデータの調整比率記憶用メモリM56からMデータの調整比率を読込む。CPU101は、ステップP531における処理が終了した後、ステップP532を実行する。
ステップP532において、CPU101は、(X、Y)の位置のMデータにMデータの調整比率を乗算し、求めた値M’を調整した印刷物表示用CMYKデータ記憶用メモリM78及び表示用CMYKデータ記憶用メモリM5の(X、Y)のMデータ用のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP532における処理が終了した後、ステップP533を実行する。
ステップP533において、CPU101は、表示用CMYKデータ記憶用メモリM5の(X、Y)のCデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のCデータを読込む。CPU101は、ステップP533における処理が終了した後、ステップP534を実行する。
ステップP534において、CPU101は、色調表示用CMYKデータのCデータの調整比率記憶用メモリM57からCデータの調整比率を読込む。CPU101は、ステップP534における処理が終了した後、ステップP535を実行する。
ステップP535において、CPU101は、(X、Y)の位置のCデータにCデータの調整比率を乗算し、求めた値C’を調整した印刷物表示用CMYKデータ記憶用メモリM78及び表示用CMYKデータ記憶用メモリM5の(X、Y)のCデータ用のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP535における処理が終了した後、ステップP536を実行する。
ステップP536において、CPU101は、表示用CMYKデータ記憶用メモリM5の(X、Y)のKデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のKデータを読込む。CPU101は、ステップP536における処理が終了した後、ステップP537を実行する。
ステップP537において、CPU101は、色調表示用CMYKデータのKデータの調整比率記憶用メモリM58からKデータの調整比率を読込む。CPU101は、ステップP537における処理が終了した後、ステップP538を実行する。
ステップP538において、CPU101は、(X、Y)の位置のKデータにKデータの調整比率を乗算し、求めた値K’を調整した印刷物表示用CMYKデータ記憶用メモリM78及び表示用CMYKデータ記憶用メモリM5の(X、Y)のKデータ用のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP538における処理が終了した後、ステップP539を実行する。
ステップP539において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP539における処理が終了した後、ステップP540を実行する。
ステップP540において、CPU101は、カウント値Yに1を加算し、カウント値Y記憶用メモリM3に上書きする。CPU101は、ステップP540における処理が終了した後、ステップP541を実行する。
ステップP541において、CPU101は、印刷物のY方向の画素数Ymax記憶用メモリM7から印刷物のY方向の画素数Ymaxを読込む。CPU101は、ステップP541における処理が終了した後、ステップP542を実行する。
ステップP542において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP542における処理が終了した後、ステップP543を実行する。
ステップP543において、CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きい場合、ステップP544を実行する。また、CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きくない場合、ステップP525を実行する。
ステップP544において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP544における処理が終了した後、ステップP545を実行する。
ステップP545において、CPU101は、カウント値Xに1を加算し、カウント値X記憶用メモリM2に上書きする。CPU101は、ステップP545における処理が終了した後、ステップP546を実行する。
ステップP546において、CPU101は、色調を調整するX方向の画素の最大番号記憶用メモリM77から色調を調整するX方向の画素の最大番号を読込む。CPU101は、ステップP546における処理が終了した後、ステップP547を実行する。
ステップP547において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP547における処理が終了した後、ステップP548を実行する。
ステップP548において、CPU101は、カウント値Xが色調を調整するX方向の画素の最大番号より大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Xが色調を調整するX方向の画素の最大番号より大きい場合、ステップP549を実行する。また、CPU101は、カウント値Xが色調を調整するX方向の画素の最大番号より大きくない場合、ステップP524を実行する。
ステップP549において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、1を上書きする。CPU101は、ステップP549における処理が終了した後、ステップP550を実行する。
ステップP550において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP550における処理が終了した後、ステップP551を実行する。
ステップP551において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP551における処理が終了した後、ステップP552を実行する。
ステップP552において、CPU101は、表示用CMYKデータ記憶用メモリM5の(X、Y)のアドレス位置より、(X、Y)の位置のCMYKデータを読込み、調整した印刷物表示用CMYKデータ記憶用メモリM78及び表示用CMYKデータ記憶用メモリM5の(X、Y)のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP552における処理が終了した後、ステップP553を実行する。
ステップP553において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP553における処理が終了した後、ステップP554を実行する。
ステップP554において、CPU101は、カウント値Yに1を加算し、カウント値Y記憶用メモリM3に上書きする。CPU101は、ステップP554における処理が終了した後、ステップP555を実行する。
ステップP555において、CPU101は、印刷物のY方向の画素数Ymax記憶用メモリM7から印刷物のY方向の画素数Ymaxを読込む。CPU101は、ステップP555における処理が終了した後、ステップP556を実行する。
ステップP556において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP556における処理が終了した後、ステップP557を実行する。
ステップP557において、CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きい場合、ステップP558を実行する。また、CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きくない場合、ステップP550を実行する。
ステップP558において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP558における処理が終了した後、ステップP559を実行する。
ステップP559において、CPU101は、カウント値Xに1を加算し、カウント値X記憶用メモリM2に上書きする。CPU101は、ステップP559における処理が終了した後、ステップP560を実行する。
ステップP560において、CPU101は、印刷物のX方向の画素数Xmax記憶用メモリM6から印刷物のX方向の画素数Xmaxを読込む。CPU101は、ステップP560における処理が終了した後、ステップP561を実行する。
ステップP561において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP561における処理が終了した後、ステップP562を実行する。
ステップP562において、CPU101は、カウント値Xが印刷物のX方向の画素数Xmaxより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Xが印刷物のX方向の画素数Xmaxより大きい場合、ステップP563を実行する。また、CPU101は、カウント値Xが印刷物のX方向の画素数Xmaxより大きくない場合、ステップP549を実行する。
ステップP563において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2に、1を上書きする。CPU101は、ステップP563における処理が終了した後、ステップP564を実行する。
ステップP564において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、1を上書きする。CPU101は、ステップP564における処理が終了した後、ステップP565を実行する。
ステップP565において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP565における処理が終了した後、ステップP566を実行する。
ステップP566において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP566における処理が終了した後、ステップP567を実行する。
ステップP567において、CPU101は、調整した印刷物表示用CMYKデータ記憶用メモリM78の(X、Y)のアドレス位置より、(X、Y)の位置のC”M”Y”K”データを読込む。CPU101は、ステップP567における処理が終了した後、ステップP568を実行する。
ステップP568において、CPU101は、(X、Y)の位置のC”M”Y”K”データより(X、Y)の位置のR”G”B”データを求め、調整した印刷物表示用データ記憶用メモリM79の(X、Y)のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP568における処理が終了した後、ステップP569を実行する。
ステップP569において、CPU101は、表示器119の色調調整領域指定画面1の色調調整領域指定部2の(X、Y)の位置に、(X、Y)の位置のR”G”B”データ
を表示する。CPU101は、ステップP569における処理が終了した後、ステップP570を実行する。
ステップP570において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP570における処理が終了した後、ステップP571を実行する。
ステップP571において、CPU101は、カウント値Yに1を加算し、カウント値Y記憶用メモリM3に上書きする。CPU101は、ステップP571における処理が終了した後、ステップP572を実行する。
ステップP572において、CPU101は、印刷物のY方向の画素数Ymax記憶用メモリM7から印刷物のY方向の画素数Ymaxを読込む。CPU101は、ステップP572における処理が終了した後、ステップP573を実行する。
ステップP573において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP573における処理が終了した後、ステップP574を実行する。
ステップP574において、CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きい場合、ステップP575を実行する。また、CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きくない場合、ステップP565を実行する。
ステップP575において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP575における処理が終了した後、ステップP576を実行する。
ステップP576において、CPU101は、カウント値Xに1を加算し、カウント値X記憶用メモリM2に上書きする。CPU101は、ステップP576における処理が終了した後、ステップP577を実行する。
ステップP577において、CPU101は、印刷物のX方向の画素数Xmax記憶用メモリM6から印刷物のX方向の画素数Xmaxを読込む。CPU101は、ステップP577における処理が終了した後、ステップP578を実行する。
ステップP578において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP578における処理が終了した後、ステップP579を実行する。
ステップP579において、CPU101は、カウント値Xが印刷物のX方向の画素数Xmaxより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Xが印刷物のX方向の画素数Xmaxより大きい場合、ステップP580を実行する。また、CPU101は、カウント値Xが印刷物のX方向の画素数Xmaxより大きくない場合、ステップP564を実行する。
以上の動作フローによって、図1に示す色調調整領域指定画面1の色調調整領域指定部2に、選択された範囲が調整された色調に変更された印刷物の絵柄全体が表示される。
ステップP580において、CPU101は、色調調整完了スイッチ116がオペレータによりONにされているかどうか判断する。CPU101は、色調調整完了スイッチ116がONにされている場合、ステップP582を実行する。また、CPU101は、色調調整完了スイッチ116がONにされていない場合、ステップP581を実行する。つまり、調整された色調で問題無い場合、オペレータは色調調整完了スイッチ116を押し、色調調整を完了する。なお、色調調整完了スイッチ116は、図1に示すセットスイッチ12に対応する。
ステップP581において、CPU101は、色調再調整スイッチ117がオペレータによりONにされているかどうか判断する。CPU101は、色調再調整スイッチ117がONにされている場合、ステップP135を実行する。また、CPU101は、色調再調整スイッチ117がONにされていない場合、ステップP580を実行する。つまり、調整された色調に問題がある場合、オペレータは色調再調整スイッチ117を押し、色調調整を再度実施する。なお、色調再調整スイッチ117は、図1に示す再表示スイッチ11に対応する。
図18A〜図18Dに示すように、ステップP582において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1に、1を上書きする。CPU101は、ステップP582における処理が終了した後、ステップP583を実行する。
ステップP583において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1からカウント値Nを読込む。CPU101は、ステップP583における処理が終了した後、ステップP584を実行する。
ステップP584において、CPU101は、Yの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM80のN番目のアドレス位置に、ゼロを書込む。CPU101は、ステップP584における処理が終了した後、ステップP585を実行する。
ステップP585において、CPU101は、Mの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM81のN番目のアドレス位置に、ゼロを書込む。CPU101は、ステップP585における処理が終了した後、ステップP586を実行する。
ステップP586において、CPU101は、Cの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM82のN番目のアドレス位置に、ゼロを書込む。CPU101は、ステップP586における処理が終了した後、ステップP587を実行する。
ステップP587において、CPU101は、Kの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM83のN番目のアドレス位置に、ゼロを書込む。CPU101は、ステップP587における処理が終了した後、ステップP588を実行する。
ステップP588において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1からカウント値Nを読込む。CPU101は、ステップP588における処理が終了した後、ステップP589を実行する。
ステップP589において、CPU101は、カウント値Nに1を加算し、カウント値N記憶用メモリM1に上書きする。CPU101は、ステップP589における処理が終了した後、ステップP590を実行する。
ステップP590において、CPU101は、各色のインキ・ツボ・キー総数記憶用メモリM84から各色のインキ・ツボ・キーの総数を読込む。CPU101は、ステップP590における処理が終了した後、ステップP591を実行する。
ステップP591において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1からカウント値Nを読込む。CPU101は、ステップP591における処理が終了した後、ステップP592を実行する。
ステップP592において、CPU101は、カウント値Nが各色のインキ・ツボ・キーの総数より大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Nが各色のインキ・ツボ・キーの総数より大きい場合、ステップP593を実行する。また、CPU101は、カウント値Nが各色のインキ・ツボ・キーの総数より大きくない場合、ステップP583を実行する。
ステップP593において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1に、1を上書きする。CPU101は、ステップP593における処理が終了した後、ステップP594を実行する。
ステップP594において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2に、1を上書きする。CPU101は、ステップP594における処理が終了した後、ステップP595を実行する。
ステップP595において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3に、1を上書きする。CPU101は、ステップP595における処理が終了した後、ステップP596を実行する。
ステップP596において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP596における処理が終了した後、ステップP597を実行する。
ステップP597において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP597における処理が終了した後、ステップP598を実行する。
ステップP598において、CPU101は、調整した印刷物表示用CMYKデータ記憶用メモリM78の(X、Y)のYデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のY”データを読込む。CPU101は、ステップP598における処理が終了した後、ステップP599を実行する。
ステップP599において、CPU101は、Yの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM80のN番目のアドレス位置より、YのN番目のインキ・ツボ・キーの範囲の合計値を読込む。CPU101は、ステップP599における処理が終了した後、ステップP600を実行する。
ステップP600において、CPU101は、YのN番目のインキ・ツボ・キーの範囲の合計値に(X、Y)の位置のY”データを加算し、求めた値をYの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM80のN番目のアドレス位置に上書きする。CPU101は、ステップP600における処理が終了した後、ステップP601を実行する。
ステップP601において、CPU101は、調整した印刷物表示用CMYKデータ記憶用メモリM78の(X、Y)のMデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のM”データを読込む。CPU101は、ステップP601における処理が終了した後、ステップP602を実行する。
ステップP602において、CPU101は、Mの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM81のN番目のアドレス位置より、MのN番目のインキ・ツボ・キーの範囲の合計値を読込む。CPU101は、ステップP602における処理が終了した後、ステップP603を実行する。
ステップP603において、CPU101は、MのN番目のインキ・ツボ・キーの範囲の合計値に(X、Y)の位置のM”データを加算し、求めた値をMの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM81のN番目のアドレス位置に上書きする。CPU101は、ステップP603における処理が終了した後、ステップP604を実行する。
ステップP604において、CPU101は、調整した印刷物表示用CMYKデータ記憶用メモリM78の(X、Y)のCデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のC”データを読込む。CPU101は、ステップP604における処理が終了した後、ステップP605を実行する。
ステップP605において、CPU101は、Cの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM82のN番目のアドレス位置より、CのN番目のインキ・ツボ・キーの範囲の合計値を読込む。CPU101は、ステップP605における処理が終了した後、ステップP606を実行する。
ステップP606において、CPU101は、CのN番目のインキ・ツボ・キーの範囲の合計値に(X、Y)の位置のC”データを加算し、求めた値をCの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM82のN番目のアドレス位置に上書きする。CPU101は、ステップP606における処理が終了した後、ステップP607を実行する。
ステップP607において、CPU101は、調整した印刷物表示用CMYKデータ記憶用メモリM78の(X、Y)のKデータ用のアドレス位置より、(X、Y)の位置のK”データを読込む。CPU101は、ステップP607における処理が終了した後、ステップP608を実行する。
ステップP608において、CPU101は、Kの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM83のN番目のアドレス位置より、KのN番目のインキ・ツボ・キーの範囲の合計値を読込む。CPU101は、ステップP608における処理が終了した後、ステップP609を実行する。
ステップP609において、CPU101は、KのN番目のインキ・ツボ・キーの範囲の合計値に(X、Y)の位置のK”データを加算し、求めた値をKの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM83のN番目のアドレス位置に上書きする。CPU101は、ステップP609における処理が終了した後、ステップP610を実行する。
ステップP610において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP610における処理が終了した後、ステップP611を実行する。
ステップP611において、CPU101は、カウント値Yに1を加算し、カウント値Y記憶用メモリM3に上書きする。CPU101は、ステップP611における処理が終了した後、ステップP612を実行する。
ステップP612において、CPU101は、印刷物のY方向の画素数Ymax記憶用メモリM7から印刷物のY方向の画素数Ymaxを読込む。CPU101は、ステップP612における処理が終了した後、ステップP613を実行する。
ステップP613において、CPU101は、カウント値Y記憶用メモリM3からカウント値Yを読込む。CPU101は、ステップP613における処理が終了した後、ステップP614を実行する。
ステップP614において、CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きい場合、ステップP615を実行する。CPU101は、カウント値Yが印刷物のY方向の画素数Ymaxより大きくない場合、ステップP596を実行する。
ステップP615において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP615における処理が終了した後、ステップP616を実行する。
ステップP616において、CPU101は、カウント値Xに1を加算し、カウント値X記憶用メモリM2に上書きする。CPU101は、ステップP616における処理が終了した後、ステップP617を実行する。
ステップP617において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1からカウント値Nを読込む。CPU101は、ステップP617における処理が終了した後、ステップP618を実行する。
ステップP618において、CPU101は、各インキ・ツボ・キーの範囲のX方向の画素の最大番号Xn記憶用メモリM85のN番目のアドレス位置より、N番目のインキ・ツボ・キーの範囲のX方向の画素の最大番号Xnを読込む。CPU101は、ステップP618における処理が終了した後、ステップP619を実行する。
ステップP619において、CPU101は、カウント値X記憶用メモリM2からカウント値Xを読込む。CPU101は、ステップP619における処理が終了した後、ステップP620を実行する。
ステップP620において、CPU101は、カウント値XがN番目のインキ・ツボ・キーの範囲のX方向の画素の最大番号Xnより大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値XがN番目のインキ・ツボ・キーの範囲のX方向の画素の最大番号Xnより大きい場合、ステップP621を実行する。また、CPU101は、カウント値XがN番目のインキ・ツボ・キーの範囲のX方向の画素の最大番号Xnより大きくない場合、ステップP595を実行する。
ステップP621において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1からカウント値Nを読込む。CPU101は、ステップP621における処理が終了した後、ステップP622を実行する。
ステップP622において、CPU101は、カウント値Nに1を加算し、カウント値N記憶用メモリM1に上書きする。CPU101は、ステップP622における処理が終了した後、ステップP623を実行する。
ステップP623において、CPU101は、各色のインキ・ツボ・キー総数記憶用メモリM84から各色のインキ・ツボ・キーの総数を読込む。CPU101は、ステップP623における処理が終了した後、ステップP624を実行する。
ステップP624において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1からカウント値Nを読込む。CPU101は、ステップP624における処理が終了した後、ステップP625を実行する。
ステップP625において、CPU101は、カウント値Nが各色のインキ・ツボ・キーの総数より大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Nが各色のインキ・ツボ・キーの総数より大きい場合、ステップP626を実行する。また、CPU101は、カウント値Nが各色のインキ・ツボ・キーの総数より大きくない場合、ステップP595を実行する。
図19A〜図19Dに示すように、ステップP626において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1に、1を上書きする。CPU101は、ステップP626における処理が終了した後、ステップP627を実行する。
ステップP627において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1からカウント値Nを読込む。CPU101は、ステップP627における処理が終了した後、ステップP628を実行する。
ステップP628において、CPU101は、Yの各インキ・ツボ・キーの範囲の合計値記憶用メモリM80のN番目のアドレス位置より、YのN番目のインキ・ツボ・キーの範囲の合計値を読込む。CPU101は、ステップP628における処理が終了した後、ステップP629を実行する。
ステップP629において、CPU101は、各インキ・ツボ・キーの範囲の総画素数記憶用メモリM86のN番目のインキ・ツボ・キーのアドレス位置より、N番目のインキ・ツボ・キーの範囲の総画素数を読込む。CPU101は、ステップP629における処理が終了した後、ステップP630を実行する。
ステップP630において、CPU101は、YのN番目のインキ・ツボ・キーの範囲の合計値をN番目のインキ・ツボ・キーの範囲の総画素数で除算し、YのN番目のインキ・ツボ・キーの範囲の絵柄面積率を演算し、各色の各インキ・ツボ・キーの範囲の絵柄面積率記憶用メモリM87のYのN番目用のアドレス位置に書込む。CPU101は、ステップP630における処理が終了した後、ステップP631を実行する。
ステップP631において、CPU101は、各色の絵柄面積率−インキ・ツボ・キー開き量変換テーブル記憶用メモリM88のY用のアドレス位置より、Yの絵柄面積率−インキ・ツボ・キー開き量変換テーブルを読込む。CPU101は、ステップP631における処理が終了した後、ステップP632を実行する。
ステップP632において、CPU101は、Yの絵柄面積率−インキ・ツボ・キー開き量変換テーブルを用いて、YのN番目のインキ・ツボ・キーの範囲の絵柄面積率より、YのN番目のインキ・ツボ・キー開き量を求め、各インキ・ツボ・キーの開き量記憶用メモリM89のYのN番目のアドレス位置に記憶する。CPU101は、ステップP632における処理が終了した後、ステップP633を実行する。
ステップP633において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1からカウント値Nを読込む。CPU101は、ステップP633における処理が終了した後、ステップP634を実行する。
ステップP634において、CPU101は、各色の各インキ・ツボ・キー開き量制御装置200に、YのN番目のインキ・ツボ・キー開き量を送信する。CPU101は、ステップP634における処理が終了した後、ステップP635を実行する。
ステップP635において、CPU101は、各色の各インキ・ツボ・キー開き量制御装置200より、受信完了信号が送信されているかどうか判断する。CPU101は、各色の各インキ・ツボ・キー開き量制御装置200より、受信完了信号が送信されている場合、ステップP636を実行する。また、CPU101は、各色の各インキ・ツボ・キー開き量制御装置200より、受信完了信号が送信されていない場合、ステップP635を再度実行する。
ステップP636〜P644、ステップP645〜P653及びステップP654〜P662において、CPU101は、それぞれM、C及びKについて、ステップP627〜P635においてYについて行った処理と同様の処理を実行する。CPU101は、ステップP662における処理が終了した後、ステップP663を実行する。
ステップP663において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1からカウント値Nを読込む。CPU101は、ステップP663における処理が終了した後、ステップP664を実行する。
ステップP664において、CPU101は、カウント値Nに1を加算し、カウント値N記憶用メモリM1に上書きする。CPU101は、ステップP664における処理が終了した後、ステップP665を実行する。
ステップP665において、CPU101は、各色のインキ・ツボ・キー総数記憶用メモリM84から各色のインキ・ツボ・キーの総数を読込む。CPU101は、ステップP665における処理が終了した後、ステップP666を実行する。
ステップP666において、CPU101は、カウント値N記憶用メモリM1からカウント値Nを読込む。CPU101は、ステップP666における処理が終了した後、ステップP667を実行する。
ステップP667において、CPU101は、カウント値Nが各色のインキ・ツボ・キーの総数より大きいかどうか判断する。CPU101は、カウント値Nが各色のインキ・ツボ・キーの総数より大きい場合、本発明に係る印刷物の色調調整方法を用いる色調調整装置は、処理を終了する。また、CPU101は、カウント値Nが各色のインキ・ツボ・キーの総数より大きくない場合、ステップP627を実行する。
以上が、本発明に係る印刷物の色調調整方法を用いる色調調整装置100の動作フローである。
次に、本発明に係る印刷物の色調調整方法を用いる色調調整装置により制御される各色の各インキ・ツボ・キー開き量制御装置200の動作フローについて詳細に説明する。
図20A,図20Bに示すように、本発明に係る印刷物の色調調整方法を用いる色調調整装置により制御される各色の各インキ・ツボ・キー開き量制御装置200は、処理の開始後、ステップP1000において、CPU201は、色調調整装置100より、インキ・ツボ・キーの開き量が送信されているかどうか判断する。CPU201は、色調調整装置100より、インキ・ツボ・キーの開き量が送信されている場合、ステップP1001を実行する。また、CPU201は、色調調整装置100より、インキ・ツボ・キーの開き量が送信されていない場合、ステップP1000を実行する。
ステップP1001において、CPU201は、インキ・ツボ・キーの開き量を受信し、受信したインキ・ツボ・キーの開き量記憶用メモリM100に記憶する。CPU201は、ステップP1001における処理が終了した後、ステップP1002を実行する。
ステップP1002において、CPU201は、色調調整装置100に、インキ・ツボ・キーの開き量の受信完了信号を送信する。CPU201は、ステップP1002における処理が終了した後、ステップP1003を実行する。
ステップP1003において、CPU201は、受信したインキ・ツボ・キーの開き量を、目標とするインキ・ツボ・キーの開き量記憶用メモリM101に上書きする。CPU201は、ステップP1003における処理が終了した後、ステップP1004を実行する。
ステップP1004において、CPU201は、カウンタ207より、カウント値を読込み、カウンタのカウント値記憶用メモリM102に記憶する。CPU201は、ステップP1004における処理が終了した後、ステップP1005を実行する。
ステップP1005において、CPU201は、カウンタ207のカウント値より、現在のインキ・ツボ・キーの開き量を演算し、現在のインキ・ツボ・キーの開き量記憶用メモリM103に記憶する。CPU201は、ステップP1005における処理が終了した後、ステップP1006を実行する。
ステップP1006において、CPU201は、目標とするインキ・ツボ・キーの開き量記憶用メモリM101から目標とするインキ・ツボ・キーの開き量を読込む。CPU201は、ステップP1006における処理が終了した後、ステップP1007を実行する。
ステップP1007において、CPU201は、現在のインキ・ツボ・キーの開き量が目標とするインキ・ツボ・キーの開き量と等しいかどうか判断する。CPU201は、現在のインキ・ツボ・キーの開き量が目標とするインキ・ツボ・キーの開き量と等しい場合、ステップP1000を実行する。また、CPU201は、現在のインキ・ツボ・キーの開き量が目標とするインキ・ツボ・キーの開き量と等しくない場合、ステップP1008を実行する。
ステップP1008において、CPU201は、現在のインキ・ツボ・キーの開き量が目標とするインキ・ツボ・キーの開き量より小さいかどうか判断する。CPU201は、現在のインキ・ツボ・キーの開き量が目標とするインキ・ツボ・キーの開き量より小さい場合、ステップP1009を実行する。また、CPU201は、現在のインキ・ツボ・キーの開き量が目標とするインキ・ツボ・キーの開き量より小さくない場合、ステップP1010を実行する。
ステップP1009において、CPU201は、インキ・ツボ・キー駆動用モータ・ドライバ205に、正転指令を出力する。CPU201は、ステップP1009における処理が終了した後、ステップP1011を実行する。
ステップP1010において、CPU201は、インキ・ツボ・キー駆動用モータ・ドライバ205に、逆転指令を出力する。CPU201は、ステップP1010における処理が終了した後、ステップP1011を実行する。
ステップP1011において、CPU201は、カウンタ207より、カウント値を読込み、カウンタのカウント値記憶用メモリM102に記憶する。CPU201は、ステップP1011における処理が終了した後、ステップP1012を実行する。
ステップP1012において、CPU201は、カウンタ207のカウント値より、現在のインキ・ツボ・キーの開き量を演算し、現在のインキ・ツボ・キーの開き量記憶用メモリM103に記憶する。CPU201は、ステップP1012における処理が終了した後、ステップP1013を実行する。
ステップP1013において、CPU201は、目標とするインキ・ツボ・キーの開き量記憶用メモリM101から目標とするインキ・ツボ・キーの開き量を読込む。CPU201は、ステップP1013における処理が終了した後、ステップP1014を実行する。
ステップP1014において、CPU201は、現在のインキ・ツボ・キーの開き量が目標とするインキ・ツボ・キーの開き量と等しいかどうか判断する。CPU201は、現在のインキ・ツボ・キーの開き量が目標とするインキ・ツボ・キーの開き量と等しい場合、ステップP1015を実行する。また、CPU201は、現在のインキ・ツボ・キーの開き量が目標とするインキ・ツボ・キーの開き量と等しくない場合、ステップP1011を実行する。
ステップP1015において、CPU201は、インキ・ツボ・キー駆動用モータ・ドライバ205に、駆動停止指令を出力する。CPU201は、ステップP1015における処理が終了した後、ステップP1000を実行する。
以上が、本発明に係る印刷物の色調調整方法を用いる色調調整装置により制御される各色の各インキ・ツボ・キー開き量制御装置200の動作フローである。
以上の動作フローによって、印刷機の各色の各インキ・ツボ・キーが調整された色調に応じた開き量に設定される。よって、前記PPFデータに応じて絵柄が焼き付けられた刷版を印刷機に装着し、前記で設定された各インキ・ツボ・キーの開き量で印刷が行われることにより、調整された色調の印刷物が即座に印刷されることになる。
以上に説明したように、本発明に係る印刷物の色調調整方法によれば、参照画像として各インキ色のインキ供給量を増減したときの絵柄の色調を小さく分割して表示器に表示してオペレータに対する指針を示し、それを参考にしながらオペレータがインキ供給量を調整することにより、印刷物の色調を容易に調整することができる。