JPWO2009060521A1 - スイッチング電源、スイッチング電源を制御する制御回路、スイッチング電源の制御方法およびモジュール基板 - Google Patents

スイッチング電源、スイッチング電源を制御する制御回路、スイッチング電源の制御方法およびモジュール基板 Download PDF

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Abstract

本発明は、直流電源の正側端子(N21)と負荷の正側端子(N31)との間に設けられた第1スイッチ(SW1)と、第1スイッチ(SW1)と並列に設けられた第2スイッチ(SW2)と、第2スイッチ(SW2)と第1スイッチ(SW1)の直流電源側のノード(N13)との間に設けられた第1キャパシタ(C1)と、第1キャパシタ(c1)と直流電源の正側端子(N21)との間に設けられた第1インダクタ(L1)と、第1スイッチ(SW1)をオフした後であり、かつ第1キャパシタ(C1)両端の電圧が0になる時点またはそれ以前に、第2スイッチ(SW2)をオフさせる制御回路40と、を具備するスイッチング電源、スイッチング電源を制御する制御回路、スイッチング電源の制御方法およびモジュール基板である。

Description

本発明はスイッチング電源、スイッチング電源を制御する制御回路、スイッチング電源の制御方法およびモジュール基板に関する。
例えば降圧型のDC−DCコンバータは情報機器に用いられている。このようなDC−DCコンバータにはスイッチを用いたスイッチング電源が用いられている。特許文献1の図2および特許文献2の図29には、スイッチに並列に、過度電流スイッチとキャパシタとを直列に接続し、さらにこのキャパシタに並列に抵抗を接続したスイッチング電源が開示されている。
特許文献1および特許文献2によれば、スイッチをオンオフした際の過度電流をキャパシタに蓄積し、キャパシタに蓄積された電荷を抵抗で消費することができる。
特開2006−173717号公報 国際公開第2005/041231号パンフレット
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載されたスイッチング電源によれば、キャパシタに蓄積された電荷を抵抗を用い消費するため、抵抗において電力の損失が生じる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、電力損失を抑制することを目的とする。
本発明は、直流電源の正側端子と負荷の正側端子との間に設けられた第1スイッチと、前記第1スイッチと並列に設けられた第2スイッチと、前記第2スイッチと前記第1スイッチの前記直流電源側のノードとの間に設けられた第1キャパシタと、前記第1キャパシタと前記直流電源の正側端子との間に設けられた第1インダクタと、前記第1スイッチをオフした後であり、かつ前記第1キャパシタ両端の電圧が0になる時点またはそれ以前に、前記第2スイッチをオフさせる制御回路と、を具備することを特徴とするスイッチング電源である。本発明によれば、第1インダクタと第1キャパシタとの共振現象を用い、第1キャパシタに充電された電荷を直流電源側に放電することができる。これにより、電力の回生が可能となり、電力損失を抑制することができる。
上記構成において、前記第1インダクタの前記直流電源側のノードと前記直流電源の負側端子との間に設けられた第2キャパシタを具備する構成とすることができる。この構成によれば、第1キャパシタが放電した電荷を第2キャパシタに蓄積し、電力を回生することができる。よって、消費電力を抑制することができる。
上記構成において、前記第1スイッチの前記負荷側のノードと前記直流電源の前記負側端子側との間に設けられた第3スイッチを具備し、前記制御回路は、前記第1スイッチをオフした後に前記第3スイッチをオンさせる構成とすることができる。この構成によれば、第3スイッチを経由する電流により第1キャパシタが放電した電荷を第2キャパシタに充電させることができる。
上記構成において、前記第1インダクタのインダクタンス値をL、前記第2スイッチのオン抵抗をR、前記第1キャパシタのキャパシタンス値をCとしたとき、L>R×C/4である構成とすることができる。この構成によれば、第1キャパシタと第1インダクタとの過渡現象を振動させることができる。
上記構成において、前記制御回路は、前記第1キャパシタ両端の電圧が0となった時点で前記第2スイッチをオフさせる構成とすることができる。この構成によれば、電力損失をより抑制することができる。
上記構成において、カソードが前記直流電源側およびアノードが前記負荷側となるように、前記第2スイッチに並列に接続されたダイオードを有する構成とすることができる。この構成によれば、第2スイッチSW2が第1キャパシタ両端の電圧が0となる前にオフしてもダイオードを介して電流を流すことができる。
上記構成において、前記第1キャパシタに並列に設けられた抵抗を具備する構成とすることができる。この構成によれば、第1キャパシタから放電された電荷のうち第2キャパシタに充電されない電荷を上記抵抗により、消費することができる。
上記構成において、前記制御回路は、前記第1キャパシタ両端の電圧差が所定値以下の場合、かつ前記第2スイッチをオンオフするための信号がオフを示す場合、前記第2スイッチをオフさせ、前記第1キャパシタ両端の電位差が所定値より大きい場合、および前記第2スイッチをオンオフさせるための信号がオフを示す場合、の少なくとも一方の場合、前記第2スイッチをオンさせる構成とすることができる。この構成によれば、第1キャパシタ両端の電位差がほぼ0となった時間において、第2スイッチをオフすることができる。
上記構成において、前記制御回路は、前記第2スイッチをオンオフするための信号がオフからオンになると第2スイッチをオンさせ、前記第1キャパシタを流れる電流の絶対値が所定値以上となると第2スイッチをオフさせる構成とすることができる。この構成によれば、第1キャパシタ両端の電位差がほぼ0となった時間において、第2スイッチをオフすることができる。
本発明は、上記スイッチング電源が単一基板に形成されてモジュール基板である。
本発明は、上記スイッチング電源と、前記スイッチング電源から電源が供給される電子部品と、を具備することを特徴とするモジュール基板である。
本発明は、直流電源の正側端子と負荷の正側端子との間に設けられた第1スイッチと、前記第1スイッチと並列に設けられた第2スイッチと、前記第2スイッチと前記第1スイッチの前記直流電源側のノードとの間に設けられた第1キャパシタと、前記第1キャパシタと前記直流電源の正側端子との間に設けられた第1インダクタと、を有するスイッチング電源を制御する制御回路であって、前記第1スイッチをオフした後であり、かつ前記第1キャパシタ両端の電圧が0になる時点またはそれ以前に、前記第2スイッチをオフさせることを特徴とするスイッチング電源を制御する制御回路である。
本発明は、直流電源の正側端子と負荷の正側端子との間に設けられた第1スイッチと、前記第1スイッチと並列に設けられた第2スイッチと、前記第2スイッチと前記第1スイッチの前記直流電源側のノードとの間に設けられた第1キャパシタと、前記第1キャパシタと前記直流電源の正側端子との間に設けられた第1インダクタと、を有するスイッチング電源を制御する制御方法であって、前記第1スイッチをオフした後であり、かつ前記第1キャパシタ両端の電圧が0になる時点またはそれ以前に、前記第2スイッチをオフさせるステップを有することを特徴とするスイッチング電源の制御方法である。
本発明によれば、第1インダクタと第1キャパシタとの共振現象を用い、第1キャパシタに充電された電荷を直流電源側に放電することができる。これにより、電力の回生が可能となり、電力損失を抑制することができる。
図1は比較例に係るスイッチング電源の回路図である。 図2は実施例1に係るスイッチング電源の回路図である。 図3は実施例1の動作を示す図である。 図4は実施例1の動作を示す回路図である。 図5は比較例のシミュレーション結果を示す図(その1)である。 図6は比較例のシミュレーション結果を示す図(その2)である。 図7は実施例1のシミュレーション結果を示す図(その1)である。 図8は実施例1のシミュレーション結果を示す図(その2)である。 図9は等価回路の回路図である。 図10は等価回路のシミュレーション結果を示す図である。 図11は実施例2に係るスイッチング電源の回路図である。 図12は実施例3に係るスイッチング電源の一部の回路図である。 図13は実施例3の動作を示す図である。 図14は実施例4に係るスイッチング電源の一部の回路図である。 図15は実施例4の動作を示す図である。 図16は実施例5に係るモジュール基板の模式図である。
以下、図面を用い本発明に係る実施例について説明する。
まず、実施例1と比較する比較例について説明する。図1は比較例に係るバック型降圧スイッチング電源の回路図である。図1を参照に、スイッチング電源10aには直流電源20および負荷30が接続されている。直流電源20は、電源S1と内部抵抗R2から構成される。負荷30は、等価回路的に抵抗R3で構成される。
スイッチング電源10aは、降圧電源部14と過度電流抑制部16aとからなる。降圧電源部14は、直流電源20の正側端子に端子N21において接続され、直流電源20の負側端子に端子N22において接続されている。降圧電源部14は、負荷30の正側端子に端子N31において接続され、負荷30の負側端子に端子N32において接続されている。直流電源20用の端子N21とN22との間に第2キャパシタC2が接続され、負荷用の端子N31とN32との間に第3キャパシタC3が設けられている。端子N21とN31との間には第1スイッチSW1およびインダクタL2が接続されている。第1スイッチSW1の直流電源20側のノードがN11、負荷30側のノードがN12である。ノードN12と負側端子N22およびN32との間には第3スイッチSW3が接続されている。
第1スイッチSW1がオンすると、インダクタL2を通過し直流電源20から負荷30の方向に流れる電流は増加する。第1スイッチSW1がオフするとインダクタL2を流れる電流は減少する。第1スイッチSW1は、第3キャパシタC3に蓄積されている電荷が一定になるように、すなわち、負荷用の端子N31とN32との間の電圧が一定になるように制御される。これにより、端子N31とN32との間の電圧は、直流電源20の電圧に対し低い電圧で一定に維持される。
過度電流抑制部16aにおいては、第1スイッチSW1と並列にノードN11とN12との間に、第2スイッチSW2と第1キャパシタC1とが接続されている。このように、第2スイッチSW2は第1スイッチSW1と並列に設けられている。第1キャパシタC1が第2スイッチSW2とノードN11との間に接続されている。第2スイッチSW2と第1キャパシタC1との間がノードN13である。抵抗R1は、ノードN13とN11との間に第1キャパシタC1と並列に接続されている。第2スイッチSW2は第1スイッチSW1が切り換わる際にオンする。これにより、過度電流による電荷は、第1キャパシタC1に充電される。充電された電荷は抵抗R1により消費される。
このように、比較例におけるスイッチング電源においては、降圧電源部14において直流電源20の電圧を降圧し、過度電流抑制部16aにおいてスイッチングによる過度電流を抑制する。
次に、実施例1について説明する。図2は実施例1に係るバック型降圧スイッチング電源10の回路図である。図2を参照に、スイッチング電源10は、降圧電源部14、過度電流抑制部16および制御回路40を有している。降圧電源部14、直流電源20および負荷30は比較例と同じであり説明を省略する。
過渡電流抑制部16においては、ノードN13とN12との間に、第2スイッチSW2に並列にダイオードD1が接続されている。ダイオードD1は、カソードが直流電源20側、アノードが負荷30側となるように接続されている。第1キャパシタC1に並列に抵抗は設けられていない。第1インダクタL1が、ノードN11とN21との間に接続されている。つまり、第1インダクタL1は第1キャパシタC1と端子N21との間に接続されている。
制御回路40は第1スイッチSW1、第2スイッチSW2および第3スイッチSW3のオンオフを制御する回路である。
降圧電源部14の動作は比較例と同じであり説明を省略し、過渡電流抑制部16の動作について説明する。図3は、第1スイッチSW1を流れる電流、第2スイッチSW2を流れる電流、第1キャパシタC1両端の電圧、並びに各スイッチSW1、SW2およびSW3の動作タイミングを時間に対し示した模式図である。なお、電流は、直流電源20側から負荷30側に流れる電流を正としている。図4は図2の回路図に各ステップでの電流の流れを示した図である。図3を参照に、時間t0において、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2はオフ、第3スイッチSW3はオンしている。時間t0からt1の期間においては、ノードN12はほぼ負側端子N22の電圧であり、第2インダクタL2の電流が減少する。時間t0からt1の期間は、第3キャパシタC3が充電から放電状態に移行する期間である。
時間t1において、第3スイッチSW3がオフする。時間t2において第1スイッチSW1がオンする。第1スイッチSW1がオンしている間(時間t2からt4の間)、図4の実線矢印のように、直流電源20から負荷30に電流80が流れる。図3のように、インダクタL1およびL2により、第1スイッチSW1を流れる電流80は徐々に増加する。時間t2からt4の期間は、第3キャパシタC3が放電から充電状態に移行する期間である。この期間の任意の時間t3において、第2スイッチSW2がオンする。時間t3からt4の期間は、第2スイッチSW2はオンしているが第1スイッチSW1もオンしているため、図4のように電流80は第1スイッチSW1を主に通過する。
図3の時間t4において第1スイッチSW1がオフすると、図4の点線矢印のように、電流81は第2スイッチSW2を通過し直流電源20から負荷30に流れる。時間t4からt6の期間、電流81は徐々に減少し、第1キャパシタC1が充電され、第1キャパシタC1両端の電圧は増加する。時間t4からt6の期間における任意の時間t5において第3スイッチSW3がオンする。時間t6において、第2スイッチSW2を流れる電流81は0になる。時間t6からt7の期間においては、第1キャパシタC1と第1インダクタL1の共振現象により、図4の破線矢印で示した電流82のように、直流電源20の負側端子N22から第3スイッチSW3、第2スイッチSW2を経由し第2キャパシタC2に電流が流れ、第1キャパシタC1の電荷は第2キャパシタC2に充電される。時間t7において第1キャパシタC1の両端の電圧が0になったとき、つまり第1キャパシタC1の電荷が0となったとき第2スイッチSW2がオフし、第2スイッチSW2を流れる電流は0となる。
比較例と実施例1についてシミュレーションを行った結果について説明する。シミュレーションした比較例および実施例1に係るスイッチング電源においては、図1および図2を参照に、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2、第3スイッチSW3をn型MOSFETとした。n型MOSFETは、オン抵抗が5mΩのFETとして、IRF3711の特性を使用した。第2スイッチSW2に用いたMOSFETは、図2のダイオードD1を実質的に内蔵している。第1キャパシタC1、第2キャパシタC2および第3キャパシタC3の容量値をそれぞれ330nF、560μFおよび560μFとし、第2インダクタL2のインダクタンス値を70nHとした。直流電源20は5Vの電源S1とし、内部抵抗R2の抵抗値を10mΩとした。負荷30においては抵抗R2の抵抗値を100mΩとした。比較例においては、抵抗R1の抵抗値を500mΩとした。実施例1においては、第1インダクタL1のインダクタンスを30nHとした。
図5は比較例の第1スイッチSW1のゲート電圧、第2スイッチSW2のゲート電圧、第3スイッチSW3のゲート電圧および第1スイッチSW1を流れる電流を任意スケールの時間に対し示した図である。スイッチSW1からSW3はn型MOSFETのため、ゲート電圧が大きいとオンし、小さいとオフする。図6は比較例の第2スイッチSW2を流れる電流、第2インダクタL2を流れる電流、第1キャパシタC1を流れる電流および抵抗R1が消費する電力を示している。なお、第1スイッチSW1の電流はノードN11からN12に流れる電流を正に、第2スイッチSW2の電流はノードN12からN13に流れる電流を正に、第2インダクタ電流はノードN12からN31に流れる電流を正に、第1キャパシタC1に流れる電流は、ノードN11からN13に流れる電流を正としている。
図5および図6を参照に、第1スイッチSW1がオフしている時間t9からt12の期間内の時間t10からt11の期間において、第2スイッチSW2がオンする。これにより、第2スイッチSW2に電流が流れ第1キャパシタC1が充電される。充電された電荷は抵抗R1を流れ放電される。このため、抵抗R1の消費電力P1が生じる。
図7は実施例1の第1スイッチSW1のゲート電圧、第2スイッチSW2のゲート電圧、第3スイッチSW3のゲート電圧および第1スイッチSW1を流れる電流を任意スケールの時間に対し示した図である。図8は実施例1の第2スイッチSW2を流れる電流、第1キャパシタC1を流れる電流、第1インダクタL1を流れる電流および第2キャパシタC2を流れる電流を示している。第1スイッチSW1を流れる電流はノードN11からN12を正に、第2スイッチSW2を流れる電流はノードN13からN12を正に、第1キャパシタC1を流れる電流はノードN11からN13を正に、第1インダクタL1を流れる電流はノードN21からN11を正に、第2キャパシタC2を流れる電流はノードN21からN22を正とした。
図7および図8を参照に、時間t6からt7の期間において、第1インダクタL1に負の電流が流れ、第2スイッチSW2に負の電流が流れる。この電流により、第2キャパシタC2が充電される。第2キャパシタC2は、Q1の範囲の電荷を放電し、Q2の範囲の電荷を充電する。このように、第1キャパシタC1に充電された電荷を第2キャパシタC2に充電し、その後第3キャパシタC3を充電する際に放電する。このように、第1スイッチSW1のオフの際に生じる過度電流により、第1キャパシタC1に充電された電荷を回生することができる。よって、スイッチング電源の効率を向上させることができる。
実施例1によれば、制御回路40が第1キヤパシタC1両端の電圧が0となった時間t7において、第2スイッチSW2をオフさせる。これにより、第1インダクタL1と第1キャパシタC1との共振現象を用い、第1キャパシタC1に充電された電荷を直流電源20側に放電することができる。これにより、電力の回生が可能となり、電力損失を抑制することができる。第1キャパシタC1に充電された電荷をすべて第2キャパシタC2に放電するためには、実施例1のように第2スイッチSW2は時間t7にオフすることが好ましい。しかしながら、制御回路40が、第1スイッチSW1がオフした後であり、かつ第1キャパシタC1の両端の電圧が0になる時点またはそれ以前(すなわち時間t4からt7の間)に、第2スイッチSW2をオフさせてもよい。時間6と時間7との間に第2スイッチSW2をオフさせることでも、第1キャパシタC1に充電された電荷を放電させることができる。
また、第2キャパシタC2が第1インダクタL1の直流電源20側の正側端子N21と直流電源20の負側端子N22との間に接続されていることが好ましい。これにより、第1キャパシタC1が放電した電荷を第2キャパシタC2に蓄積し、電力を回生することができる。よって、消費電力を抑制することができる。
さらに、制御回路40は、第1スイッチSW1をオフした後に第3スイッチSW3をオンさせる。これにより、第3スイッチSW3を経由する図3の電流82により第1キャパシタC1が放電した電荷を第2キャパシタC2に充電することができる。第3スイッチSW3は、第1スイッチSW1のオフ直後にオンすることが好ましい。
図2のように、カソードが直流電源20側およびアノードが負荷30側となるように、第2スイッチに並列にダイオードD1が接続されている。これにより、第2スイッチSW2が時間t7より早くオフしてもノードN12からノードN11にダイオードD1を介して電流を流すことができる。
図2のように、スイッチング電源10は、単一基板60に形成されている。このように、スイッチング電源10は単一基板60に形成されたモジュール基板でもよい。
次に、第1インダクタL1のインダクタンス値Lの好ましい範囲について説明する。図9は第2スイッチSW2と第3スイッチSW3がオンしている図3の時間t5からt7の期間における図2の等価回路である。抵抗R0は、直流電源20の内部抵抗R2、第2スイッチSW2および第3スイッチSW3のオン抵抗の和である。第1インダクタL1のインダクタンス値をL、第1キャパシタC1の容量値をC、抵抗R0の抵抗値をR、図9の等価回路を流れる電流をI、時間をtとすると、図9の等価回路の回路方程式は、数1となる。
Figure 2009060521
数1より、第1キャパシタC1と第1インダクタL1との過渡現象が振動する条件は、第1キャパシタC1の容量値をC、第1インダクタL1のインダクタンス値をLとすると数2となる。
Figure 2009060521
第1スイッチSW1がオフする時間t4をt=0、t=0のときの電流をIとしたときの第1キャパシタC1の両端の電圧Vcは、数3となる。
Figure 2009060521
ここで、
Figure 2009060521
図10は、数3を用い第1インダクタL1のインダクタンス値Lを変え、第1キャパシタC1両端の電圧Vcの時間依存を示した図である。インダクタンス値Lが大きくなると電圧の変動が大きくなる。Lが30nHでは、第1キャパシタC1の電圧が負になる。電圧Vcが0となる時点で第2スイッチSW2をオフする。第1キャパシタC1の電圧が負になることにより、図3の電流82が流れ、第1キャパシタC1が放電した電荷を第2キャパシタC2に充電させることができる。図9および数3のように、この過渡現象には負荷抵抗R3は関与しない。よって、第2スイッチSW2をオフするタイミングが定まれば、スイッチング電源に接続される負荷によらず、第1キャパシタC1が放電した電荷を第2キャパシタC2に充電させることができる。
実施例2は、第1キャパシタC1に並列に抵抗R1を接続した例である。図11を参照に、実施例2に係るスイッチング電源は第1キャパシタC1に並列に抵抗R1が接続されている。その他の構成は実施例1の図2と同じである。なお、図11では制御回路40は図示していない。実施例2によれば、第1キャパシタC1から放電された電荷のうち第2キャパシタC2に充電されない電荷を抵抗R1により、消費することができ、第1スイッチSW1における発熱を抑えることができる。
実施例3は実施例1に係るスイッチング電源の制御回路40の一例であり、第1キャパシタC1両端の電位差で第2スイッチSW2を制御する例である。図12は実施例3の過度電流抑制部16および制御回路40の一部を示す回路図である。図12を参照に、制御回路40は電圧検知回路50、バッファ回路42およびOR回路44を有している。電圧検知回路50は、ノードN11とN13との電圧差が所定値以下の場合ローレベルを、所定値以上の場合ハイレベルを出力する。所定値を小さくすることにより、電圧検知回路50は、ノードN11とN13との電圧差がほぼ0のときローレベルを信号V50として出力する。バッファ回路42は、信号V50を所定のレベルに整形し信号V42としてOR回路44に出力する。OR回路44は、第2スイッチSW2をオンオフするための信号Vonおよび信号V42の少なくとも一方がハイレベルの場合、制御信号Vsw2としてハイレベルを第2スイッチSW2に出力する。これにより、第2スイッチSW2はオンする。一方、信号Vonおよび信号V42がいずれもローレベルの場合、制御信号Vsw2としてローレベルを第2スイッチSW2に出力する。これにより、第2スイッチSW2はオフする。
図13は信号Von、第1キャパシタC1両端の電圧、第1スイッチSW1のオンオフ、および第2スイッチSW2のオンオフを時間に対し示した図である。図13を参照に、時間t0においては、信号Vonはローレベル、第1キャパシタC1両端の電圧は0V、第1スイッチSW1はオン、第2スイッチSW2はオフである。時間t3において、第2スイッチSW2はオンする。時間t4において、第1スイッチSW1がオフすると、信号V50およびV42はハイレベルとなる。制御信号Vsw2はハイレベルのままであり、第2スイッチSW2はオンしたままである。時間t4とt7との間の期間で信号Vonがローレベルとなるが、信号V50およびV42はハイレベルであるため、第2スイッチSW2はオンのままである。時間t7において、第1キャパシタC1両端の電圧が0になると、信号V50およびV42がローレベルとなり、第2スイッチSW2はオフする。
実施例3においては、制御回路40は、第1キャパシタC1両端の電圧差が所定値以下の場合、かつ第2スイッチSW2をオンオフするための信号Vonがオフを示す場合、第2スイッチSW2をオフさせる。一方、第1キャパシタC1両端の電位差が所定値より大きい場合、および第2スイッチSW2をオンオフさせるための信号Vonがオフを示す場合、の少なくとも一方の場合、制御回路40は第2スイッチSW2をオンさせる。これにより、第1キャパシタC1両端の電位差がほぼ0となった時間t7において、第2スイッチSW2をオフさせることができる。図2を参照に、ダイオードD1に順方向電流が流れると、ターンオン電圧の相当する消費電力が発生する。実施例3によれば、ダイオードD1を介した電流がほとんど流れないため消費電力を削減することができる。
実施例4は実施例1に係るスイッチング電源の制御回路40の別の一例であり、第1キャパシタC1を流れる電流を検知し第2スイッチSW2を制御する例である。図14は実施例4の過度電流抑制部16および制御回路40の一部を示す回路図である。図14を参照に、制御回路40はコンパレータ回路52およびフリップフロップ回路48を有している。過度電流抑制部16のノードN13と第1キャパシタC1との間の線路の近くに電流検出コイルL3を配置する。第1キャパシタC1の電流は、コイルL3により電圧VL3に変換される。コンパレータ回路52は、コイルL3の電圧VL3が所定電圧VC0に達すると、信号V52としてハイレベルをフリップフロップ回路48のリセットRに出力する。ここで、所定電圧VC0は、第1キャパシタC1電流の最小値に近い所定値IC0に対応する。フリップフロップ回路48のセットSには信号Vonが事前に入力する。フリップフロップ回路48の出力Qは制御信号Vsw2として第2スイッチSW2に出力する。フリップフロップ回路48は、信号Vonがハイレベルとなると制御信号Vsw2としてハイレベルを出力し、信号V52がハイレベルとなると制御信号Vsw2としてローレベルを出力する。
なお、図14において、ノードN13と第1キャパシタC1との間に数十mΩ以下の低抵抗を接続し、低抵抗両端の電圧より、第1キャパシタC1を流れる電流を検知してもよい。以上のように、第1キャパシタC1の電流検出のために、コイルL3や低抵抗を用いることにより、消費電力を抑制することができる。
図15は信号Von、第1スイッチSW1のオンオフ、第2スイッチSW2のオンオフ、第1キャパシタC1両端の電圧、第1キャパシタC1を流れる電流(ノードN13からN11に流れる電流を正とした)、コイルL3両端の電圧VL3、コンパレータ回路52の出力信号V52を時間に対し示した図である。図15を参照に、時間t0においては、信号Vonはローレベル、第1スイッチSW1はオン、第2スイッチSW2はオフ、第1キャパシタC1電圧は0V、第1キャパシタC1電流は0、コンパレータ回路52の出力はローレベルである。時間t3において、信号Vonがハイレベルとなると、フリップフロップ回路48にはハイレベルがセットされ、第2スイッチSW2がオンする。時間t4において、第1スイッチSW1がオフしても、フリップフロップ回路48はハイレベルを保持したままであり、第2スイッチSW2はオンしたままである。時間t4からt7の期間において、第1キャパシタC1電流が正から減少し負になるに従い、コイルL3の電圧VL3は負から増加し正になる。第1キャパシタC1電流が最小になる直前の時間t13において、第1キャパシタC1電流は所定値IC0となる。所定値IC0に対応するコイルL3の電圧が所定電圧VC0である。
時間t4からt7の期間において、信号Vonがローレベルとなるが、フリップフロップ回路48はハイレベルを保持したままであり、第2スイッチSW2はオンのままである。時間t13において、第1キャパシタC1の電流が所定値IC0以下(絶対値では所定値以上)になると、コイルL3両端の電圧VL3は所定電圧VC0以上となる。これにより、コンパレータ回路52の出力信号V52がハイレベルとなる。よって、フリップフロップ回路48がリセットされ、制御信号Vsw2はローレベルとなり、第2スイッチSW2はオフする。時間t7において、第1キャパシタC1の電流が所定値IC0以上となるためコイルL3両端の電圧VL3は所定電圧VC0以下となり、コンパレータ回路52の出力信号V52はローレベルとなる。
実施例4においては、制御回路40は、第2スイッチSW2をオンオフするための信号Vonがオフからオンになると第2スイッチSW2をオンさせる。さらに、第1キャパシタC1を流れる電流の絶対値が所定値以上となると第2スイッチSW2をオフさせる。これにより、第1キャパシタC1を流れる電流がほぼ最大となった時間t7において、第2スイッチSW2をオフすることができる。よって、実施例3と同様に、消費電力を削減することができる。
実施例5は、スイッチング電源が電子部品と同じ基板に形成されたモジュール基板の例である。図16を参照に、マザーボード70は、実施例1から実施例4のいずれかのスイッチング電源を組み込んだモジュール100と、CPU等の電子部品90と、PCB基板等の基板60を有している。スイッチング電源モジュール100および電子部品90は同一基板60に搭載されている。スイッチング電源モジュール100は、端子62に供給される直流電圧を降圧し、電子部品90に供給する。これにより、マザーボード70の消費電力を削減することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

Claims (13)

  1. 直流電源の正側端子と負荷の正側端子との間に設けられた第1スイッチと、
    前記第1スイッチと並列に設けられた第2スイッチと、
    前記第2スイッチと前記第1スイッチの前記直流電源側のノードとの間に設けられた第1キャパシタと、
    前記第1キャパシタと前記直流電源の正側端子との間に設けられた第1インダクタと、
    前記第1スイッチをオフした後であり、かつ前記第1キャパシタ両端の電圧が0になる時点またはそれ以前に、前記第2スイッチをオフさせる制御回路と、を具備することを特徴とするスイッチング電源。
  2. 前記第1インダクタの前記直流電源側のノードと前記直流電源の負側端子との間に設けられた第2キャパシタを具備することを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源。
  3. 前記第1スイッチの前記負荷側のノードと前記直流電源の前記負側端子側との間に設けられた第3スイッチを具備し、
    前記制御回路は、前記第1スイッチをオフした後に前記第3スイッチをオンさせることを特徴とする請求項2記載のスイッチング電源。
  4. 前記第1インダクタのインダクタンス値をL、前記第2スイッチのオン抵抗をR、前記第1キャパシタのキャパシタンス値をCとしたとき、
    L>R×C/4
    であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のスイッチング電源。
  5. 前記制御回路は、前記第1キャパシタ両端の電圧が0となった時点で前記第2スイッチをオフさせることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載のスイッチング電源。
  6. カソードが前記直流電源側およびアノードが前記負荷側となるように、前記第2スイッチに並列に接続されたダイオードを有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載のスイッチング電源。
  7. 前記第1キャパシタに並列に設けられた抵抗を具備することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載のスイッチング電源。
  8. 前記制御回路は、
    前記第1キャパシタ両端の電圧差が所定値以下の場合、かつ前記第2スイッチをオンオフするための信号がオフを示す場合、前記第2スイッチをオフさせ、
    前記第1キャパシタ両端の電位差が所定値より大きい場合、および前記第2スイッチをオンオフさせるための信号がオフを示す場合、の少なくとも一方の場合、前記第2スイッチをオンさせることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載のスイッチング電源。
  9. 前記制御回路は、
    前記第2スイッチをオンオフするための信号がオフからオンになると第2スイッチをオンさせ、
    前記第1キャパシタを流れる電流の絶対値が所定値以上となると第2スイッチをオフさせることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載のスイッチング電源。
  10. 請求項1から9のいずれか一項記載のスイッチング電源が単一基板に形成されてモジュール基板。
  11. 請求項1から9のいずれか一項記載のスイッチング電源と、
    前記スイッチング電源から電源が供給される電子部品と、
    を具備することを特徴とするモジュール基板。
  12. 直流電源の正側端子と負荷の正側端子との間に設けられた第1スイッチと、前記第1スイッチと並列に設けられた第2スイッチと、前記第2スイッチと前記第1スイッチの前記直流電源側のノードとの間に設けられた第1キャパシタと、前記第1キャパシタと前記直流電源の正側端子との間に設けられた第1インダクタと、を有するスイッチング電源を制御する制御回路であって、
    前記第1スイッチをオフした後であり、かつ前記第1キャパシタ両端の電圧が0になる時点またはそれ以前に、前記第2スイッチをオフさせることを特徴とするスイッチング電源を制御する制御回路。
  13. 直流電源の正側端子と負荷の正側端子との間に設けられた第1スイッチと、前記第1スイッチと並列に設けられた第2スイッチと、前記第2スイッチと前記第1スイッチの前記直流電源側のノードとの間に設けられた第1キャパシタと、前記第1キャパシタと前記直流電源の正側端子との間に設けられた第1インダクタと、を有するスイッチング電源を制御する制御方法であって、
    前記第1スイッチをオフした後であり、かつ前記第1キャパシタ両端の電圧が0になる時点またはそれ以前に、前記第2スイッチをオフさせるステップを有することを特徴とするスイッチング電源の制御方法。

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