JPWO2009028272A1 - ステント留置装置およびステント留置方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 シンプルな構造にもかかわらずステントを先端よりも末端を先に留置することができ、低侵襲性に富み、かつ体内管腔内壁を傷つけることなく所望位置へスムーズにステントを挿入配置し、確実・簡便に留置する。【解決手段】 ステント4を体内管腔内に留置するための留置装置1において、前記ステント4を体内管腔内の所望位置へ案内するガイドワイヤー3と、前記ガイドワイヤー3の中途位置に固定されているとともに前記ステント2を係留するためのステント係留部が設けられている先端チップ4と、前記ステント2の先端開口部2aを収束保持するステント収束保持部材5とを有している。【選択図】 図2
Description
本発明は、ステントを体内管腔内に留置する装置に関し、特にステントを所望位置へスムーズに挿入配置でき、ステントの先端よりも末端を先に留置することができる、低侵襲性に富み、かつ確実性と簡便性とを備えたステント留置装置、およびこれを用いたステント留置方法に関するものである。
従来、大動脈瘤や解離性大動脈瘤の治療は、開胸または開腹手術による人工血管置換手術によって治療が行われている。しかし、このような治療方法は、患部によっては人工心肺の配設を要したり、低体温を生じたりする等、侵襲性が高く身体に負担の大きい手術操作を必要とする。このため、例えば、高齢により体力が低下している場合や、過度の喫煙等により呼吸状態が悪い場合、治療中の悪性腫瘍を有する場合、合併疾患を有する場合、過去に開胸または開腹手術経歴があって再手術が困難な場合等においては、最適な治療方法とはいえなかった。
そこで近年、前記人工血管置換手術以外の治療方法として、ステントを用いた治療方法が採用されている。この治療方法は、ステントを大腿動脈から挿入して患部まで導き、内腔から血管に密着させて留置し、動脈瘤の前後に新たな血管腔を設けて動脈瘤への血流を遮断減圧することにより、血管の破裂を防ぐ治療方法である。
このステントを用いた治療方法は、開胸または開腹手術の必要がなく、かつ切開部が小さくて済む等、低侵襲性であるため、患者の身体の負担は極めて小さく、人工血管置換手術に不適な場合にも採用されている。また、前記大動脈瘤や解離性大動脈瘤の治療のみならず、狭窄または閉塞状態になった体内管状器官の内腔を拡げて、再び狭くならないように保持する治療にも採用されている。
そしてこれまで、ステントを体内管腔内に留置するための装置であるステント留置装置が開発されている(特許文献1〜3)。
例えば、 特許文献1には、ステントグラフトに取り付けられたフックを着脱可能に係合させる切り欠きが設けられ、切り欠きにフックを着脱可能に係合させてステントグラフト保持部に保持させたステントグラフトを、体内管状体内の位置決めされた留置位置で自己拡張させることができるステントグラフト留置装置が開示されている。
また、特許文献2には、ステントを可撓性シャフト先端部の弾性樹脂被覆部の外周に配置し、その状態で縮径されたステントをシース内部に収容することにより、可撓性シャフトに対してシースを基部側に引くことでステントをシース先端部からスムーズに吐出させ体内管状体内に留置させることができるステント留置装置が開示されている。
さらに、特許文献3には、ステントグラフトを収縮状態に保持し、ステントグラフトの遠位端をその近位端よりも先に解放することができることにより、留置の間、ステントグラフトを移動させることがないようにするステントグラフト留置装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1および2に開示されたステント等留置装置は、ステント等が先端から末端へ順次解放されて留置されるものであり、特に胸部動脈瘤や腹部動脈瘤の場合等においては、血流の上流から下流の順に解放されて留置されることとなり、留置中にステント等が血流にあおられて留置すべき所望位置からずれてしまうといった問題がある。また、ガイドワイヤーを体内管腔内に挿入した後、別途、ステント等留置装置を挿入しなければならず、血流に逆行して挿し入れる操作を複数回行う必要があり、患者への負担や血管損傷のリスクが増す等の問題があった。
また、特許文献1および2に開示されたステント等留置装置は、ステント等留置装置とガイドワイヤーとが個別に動くため、ステント等の微細な制御操作が困難となり、挿通過程や留置箇所に屈曲部があると、ステント等留置装置の回転や捻れが起きたり、ステント等の留置位置や向きが調整できなかったり、あるいは留置箇所で安定しないためシースを引き抜く等の操作中に位置ずれが生じたりするといった問題もあった。また、ステント等留置装置の一部である先端チップを回収できず、体内に置き去りにしてしまうといった問題もあった。
さらに、特許文献1、2および3に開示されたステント等留置装置は、ステント等を収容するシースとカテーテルまたは弾性樹脂との二重構造を有するため、ステント等留置装置自体の口径が大きくなって屈曲部で引っ掛かってしまい、所望位置までスムーズにステント等留置装置を到達させられないといった問題や、屈曲部での留置の際にシースが引き抜けないといった問題、あるいは引っ掛かりによって体内管腔内壁を傷つけてしまうといった問題も生じていた。
そして、特許文献3に開示されたステントグラフト留置装置は、ガイド・ワイヤ・カテーテルがステントグラフト留置装置の近位端である先端からさらに先へ伸びていないため、ステントグラフト留置装置を基端側のみで制御操作しなければならない。その結果、ステントグラフトを所望位置に配置する際、屈曲部での回転や捻れに対応できず、微細な制御操作が困難となり、また血流に逆らってステントグラフト留置装置を挿入しなければならない場合には、さらに制御操作が困難になるといった問題があった。
また、特許文献3に開示されたステントグラフト留置装置は、ステントグラフトの近位端がトリガーワイヤにより作動される係留めループにより保持され、かつ遠位端がカプセルおよびトリガーワイヤにより保持されているため、トリガーワイヤを引き抜く際、ステントグラフトに偏った力が掛かってしまい、ステントグラフトが所望位置からずれてしまうといった問題があった。
さらに、特許文献3に開示されたステントグラフト留置装置は、ステントグラフトの遠位端が開放されると、ステントグラフトの近位端がトリガーワイヤで保持されているだけで、ステントグラフト留置装置には保持されず非常に不安定な状態となる。この状態でトリガーワイヤによるステントグラフト近位端の保持を解く操作を行うと、ステントグラフトが所望位置からずれてしまうといった問題もあった。
しかも、特許文献3に開示されたステントグラフト留置装置は、ハンドルや解放機構、ネジ等の部品が多いので留置操作の手順が煩雑になり、精度やスピードに欠け、操作ミスも増すことから、優れた技倆を必要とした。特に、留置位置の許容範囲が狭く、血流量の多い箇所においては、ステントをずらすことなく所望位置に留置させるには、さらなる熟練を必要とするといった問題もあった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、シンプルな構造にもかかわらずステントを先端よりも末端を先に留置することができ、低侵襲性に富み、かつ体内管腔内壁を傷つけることなく所望位置へスムーズにステントを挿入配置し、確実・簡便に留置することができるステント留置装置およびステント留置方法を提供することを目的としている。
本発明に係るステント留置装置は、ステントを体内管腔内に留置するための留置装置において、前記ステントを体内管腔内の所望位置へ案内するガイドワイヤーと、前記ガイドワイヤーの中途位置に固定されているとともに前記ステントを係留するためのステント係留部が設けられている先端チップと、前記ステントの先端開口部を収束保持するステント収束保持部材とを有している。
また、本発明において、前記ステント収束保持部材は、長尺細線状の操作本体部と、この操作本体部の先端で放射状に拡開可能に分岐されている複数本の細線状部材で構成された先端拡開部とを有している態様であってもよい。
さらに、本発明において、前記ステント収束保持部材は、形状記憶可能な素材で形成されてる態様であってもよい。
そして、本発明において、前記ステント係留部は、1または複数個の係留穴として構成されており、前記ステント収束保持部材の前記先端拡開部が前記係留穴に嵌め込まれて係留される態様であってもよい。
一方、本発明に係るステント留置方法は、ステントを体内管腔内の所望位置に留置するための方法であって、縮径されたステントの先端開口部をステント収束保持部材によって拘束保持させ、当該ステントをガイドワイヤーの中途位置に固定された先端チップに係留するとともに、長尺筒状のシースに収容させた状態で体内管腔内に挿入し、前記先端チップの案内によって所望位置に配置するステント配置ステップと、前記ステントの先端開口部を前記ステント収束保持部材によって拘束保持した状態のまま前記シースを末端側に引いて前記ステントの末端を拡開し、このステント末端のみを所望位置に留置する第一留置ステップと、前記ステント収束保持部材による先端開口部の拘束を解いてステント全体を所望位置に留置する第二留置ステップと、前記ガイドワイヤーを体内管腔外へ引き抜く操作により、前記先端チップを体内から回収するステップとを有している。
本発明によれば、シンプルな構造にもかかわらず、体内管腔内壁を傷つけることなく、ステントを所望位置へスムーズに挿入配置して確実・簡便に留置することができ、かつステント留置後にステント留置装置を残さず体内から回収することができる。
以下、本発明に係るステント留置装置およびステント留置方法の実施形態について図面を用いて説明する。
まず、本発明に係るステント留置装置の実施形態について説明する。
図1は本発明に係るステント留置装置の一実施形態を示す斜視図であり、図2は図1の長手方向断面図、図3および図4は本実施形態に係るガイドワイヤーと先端チップとを示す図、図5および図6は本実施形態に係るステント収束保持部材を示す図、図7は本実施形態に係るステント収束保持部材によってステント先端開口部が収束保持される説明図である。
図1および図2に示すように、本実施形態におけるステント留置装置1は、ステント2、ガイドワイヤー3、先端チップ4、ステント収束保持部材5、シース6、プッシャー7で構成されている。図3に示すように、先端チップ4は、ガイドワイヤー3に貫通された状態で固定されている。また、図2に示すように、先端チップ4から後方へ順に先端チップ4、ステント2、およびプッシャー7が配設されている。そして、ガイドワイヤー3およびステント収束保持部材5が、ステント2の内腔を通り、プッシャー7の長手方向略中心に形成された挿通口7aに挿通されている。
また、図2に示すように、ステント2は、ステント先端開口部2aがステント収束保持部材5によって収束保持された状態で先端チップ4に係留されている。また、先端チップ4、ステント2、プッシャー7の一部、ガイドワイヤー3の一部、およびステント収束保持部材5の一部がシース6に一体的に収容されている。
ここで、本実施形態に係るステント2は、体内管腔内に留置した後、安定して管内腔を確保できるものであれば特に限定されない。例えば、径縮された状態から再び元の形状を保つことができるものや可撓性のあるもの、形状記憶可能な素材から形成されているもの等が挙げられる。また、好ましい形状記憶可能な素材としてはCu-Al-Ni合金やCu-Zn-Al合金、Ni-Ti合金であるナイチノール等が挙げられる。
なお、本発明においてステントとは、金属製の網状のチューブ等の一般にいうステントの他、人工血管であるグラフトをステントに被覆、あるいは縫着したステントグラフトや、薬剤溶出ステント等を含む趣旨であり、留置する体内管腔内の患部に応じて選択することができる。なお、本実施形態に係るステント2には、ステントグラフトが用いられている。
次に、図1から図4に示すように、本実施形態に係るガイドワイヤー3は、先端チップ4と、これに係留されたステント2とを体内管腔内の所望位置へ誘導する役割を有している。すなわち、ステントを体内管腔内に挿入後、挿入口の手前に残ったガイドワイヤー3と、所望位置を経て挿出口より体外に延出されたガイドワイヤー3とを操作することによって、体内管腔内にあるステント2を所望位置へ誘導することができる。
つまり、本実施形態に係るガイドワイヤー3は、挿入口から体内管腔内に挿入され、所望位置を経て挿出口より再び体外に延出されているが、本発明に係るガイドワイヤーの長さは特に限定されず、少なくとも体外から体内管腔内にあるステントの操作を可能とする長さが確保されればよい。
また、本発明に係るガイドワイヤーの素材は特に限定されないが、例えば、体内管腔内壁を傷つけずに屈曲部でもスムーズに体内管腔内を挿通することのできる素材が好ましいとの観点から、Ni-Ti合金であるナイチノール等が挙げられる。
次に、図1から図4に示すように、本実施形態に係る先端チップ4は、ガイドワイヤー3に貫通されて中途位置で固定されており、ガイドワイヤー3と協働してステント2を誘導する役割を有している。これにより別途、カテーテルをステント留置装置1に配設する必要がなく、一度の挿入操作でガイドワイヤー3と先端チップ4とを体内管腔内に挿入することができ、しかもステント2を所望位置に留置した後、ガイドワイヤー3を引き抜けば、同時に先端チップ4を体内から確実に回収することが可能となる。
なお、本発明に係る先端チップは、ガイドワイヤー3の両端ではなく、その中途位置であれば固定箇所は特に限定されないが、本実施形態においては、体外から体内管腔内のステント2を操作することができるように先端チップ4をガイドワイヤー3に固定している。すなわち、体内管腔内のステント2を体外の二方向から操縦できるように、ガイドワイヤー3の一端を挿入口の手前に残し、他端を挿出口から体外に延出させて、これらによって操作することができるよう先端チップ4をガイドワイヤー3に固定している。
なお、本発明に係る先端チップの形状は特に限定されないが、体内管腔内壁を傷つけることなくステントを所望位置へスムーズに挿通し配置するため、略楕円形状であることが好ましい。本実施形態における先端チップ4は、先端チップ先端部4bを略尖突状に形成し、先端チップ末端4cを緩やかな球面状に形成している。これにより、ステント2を体内管腔内に挿通し配置する操作において、血流への抵抗を小さくすることができ、かつステント2を留置した後の引き抜き操作において、管腔内壁を傷つけることなく先端チップ4を体内から回収することができる。
次に、図2、図5、図6、および図7に示すように、本実施形態に係るステント収束保持部材5は、操作本体部5aと先端拡開部5bとを有している。操作本体部5aは長尺細線状に形成されたワイヤー状部材から構成されており、ステント2の内腔を長手方向に挿通している。また、先端拡開部5bは操作本体部5aの先端に形成され、放射状に拡開することのできる複数本に分岐されたワイヤー状部材から構成されている。前記先端拡開部5bは、ステント2の内腔側からステント先端開口部2aの開口縁部をほぼ均等な間隔で係留し、かつステント先端開口部2aを先端チップ4に係留するものである。これにより、ステント先端開口部2aが収束保持されるため、ステントを拡開させる際には、ステント末端側とは別のタイミングでステント先端側を拡開制御することができる。本実施形態では、後述するように、シース6を引っ張ってステント2を露出させてもステント末端2bのみを先に拡開させて留置するようになっている。
そして、ステント収束保持部材5の解放操作は引く操作だけであり、これによりステント末端2bの後にステント先端開口部2aを拡開させてステント2全体を留置させることができる。このとき、ステント2へ掛かる引張力を最小限に抑えることができるため、配置されたステント2の位置ずれを生じさせないという効果を奏する。
なお、図5(a)および図6(a)に示すように、ステント収束保持部材5を引き解く操作をゆっくり行う場合には、体内管腔内壁を傷つけないようにするために、先端拡開部5bが拡開していないステント収束保持部材5を用いることができる。この場合、先端拡開部5bを形状記憶合金で形成して、ゆっくり拡開する構成にしてもよい。他方、図5(b)および図6(b)に示すように、ステント収束保持部材5を引き解く操作を迅速に行う場合には、収束保持されたステント先端開口部2aを迅速に開口させるために、先端拡開部5bが拡開しているステント収束保持部材5を用いることができる。いずれを用いるかは、術者の癖や練達度により適時選択することができる。
また、本発明に係るステント収束保持部材は、ステントが体内管腔内に挿通されて所望の留置箇所に配置された際に挿入口の手前で操作できれば、長さは特に限定されない。
なお、図5および図6に示すように、本実施形態に係るステント収束保持部材5は、先端拡開部5bを必要に応じて拡開できるようにするため、形状記憶可能な素材で形成されているが、形状記憶可能な素材は特に限定されない。例えば、Cu-Al-Ni合金やCu-Zn-Al合金、Ni-Ti合金であるナイチノール等が挙げられる。
次に、図3、図4、および図7に示すように、本実施形態においては、前記先端チップ4にステント係留部であるステント係留穴4aが設けられており、このステント係留穴4aにステント収束保持部材5の先端拡開部5bが収束された状態で嵌め込まれることによって、ステント2が係留されている。つまり、ステント収束保持部材5の先端拡開部5bが、ステント先端開口部2aを係留した状態で先端チップ4のステント係留穴4aに嵌め込まれると、先端拡開部5bが収束保持されるとともに、ステント2が先端チップ4に係留される。
また、前述の通り、先端チップ4はガイドワイヤー3に固定されて協動するため、ガイドワイヤー3の操作によってステント2の動きを微細に制御操作することが可能であり、さらに、ステント2を所望の位置や向きへ誘導し配置することができる。
なお、本実施形態においては、ステント係留穴4aを形成しているため、ステント収束保持部材5を引き解く際に先端チップ4およびステント2に対して余分な負荷を与えることがなく、わずかな力で前記先端開口部2aの収束保持とステント2の係留とを解くことができる。
次に、図1および図2に示すように、本実施形態におけるシース6は、ステント2を収束させた状態で内部に収容し、所望の位置まで収束状態で移動させるためのものである。シース6は、その末端を挿入口の手前に残しており、プッシャー7で前記ステント2を抑えながら、後方に引き抜くことができ、これにより前記ステント2を所望の位置にて拡開させるようになっている。また、シース6の末端には止血弁6aが設けられており、ステント留置装置1内に侵入した体液または血液が体外に浸出するのを防止する役割を有している。
なお、本実施形態に係るシース6は、ステント2をスムーズに露出することができるよう、プッシャー7との間に隙間がなく、好適な口径に形成されている。
次に、図1および図2に示すように、本実施形態に係るプッシャー7は、シース6を引き抜く際、ステント2の位置が後方へずれるのを防止する役割を有し、末端を挿入口の手前に残したまま、その先端が体内管腔内に配置されたステント末端2bに接するように配設されている。また、本実施形態に係るプッシャー7は、挿入口の手前に残された末端が、シース6の末端より長く、ガイドワイヤー3およびステント収束保持部材5よりも短い長さに形成されている。
また、本実施形態に係るプッシャー7は、長手方向にガイドワイヤー3およびステント収束保持部材5を挿通可能とする挿通孔7aが形成され、かつ縮径されたステント2とほぼ同径の円柱状に形成されたものが使用されている。
次に、本発明に係るステント留置方法の一実施形態について説明する。図8は本実施形態に係るステント留置方法を示す説明図、図9は胸部動脈瘤にステントを留置するステント留置方法を示す説明図である。
本実施形態に係るステント留置方法は、図8および図9に示すように、ステント2を体内管腔内の所望位置に留置するための方法であり、以下の4つのステップにより完結する。
[ステップ1]ステント配置ステップ
図8(a)に示すように、ステント留置装置1を一体的にセットした状態にし、ガイドワイヤー3の先導操作により、ステント2を体内管腔内に挿入して、当該ステント2を所望位置に配置する。ステント2は先端チップ4に係留されており、この先端チップ4はガイドワイヤー3の中途位置に固定されて、これと協働することから、ガイドワイヤー3の操作でステント2を所望位置へ誘導することができ、微妙な留置位置や向き等を操作制御することができる。このときステント2は、そのステント先端開口部2aをステント収束保持部材5により収束保持され、かつ、全体を縮径させた状態で長尺筒状のシース6に収容されている。
図8(a)に示すように、ステント留置装置1を一体的にセットした状態にし、ガイドワイヤー3の先導操作により、ステント2を体内管腔内に挿入して、当該ステント2を所望位置に配置する。ステント2は先端チップ4に係留されており、この先端チップ4はガイドワイヤー3の中途位置に固定されて、これと協働することから、ガイドワイヤー3の操作でステント2を所望位置へ誘導することができ、微妙な留置位置や向き等を操作制御することができる。このときステント2は、そのステント先端開口部2aをステント収束保持部材5により収束保持され、かつ、全体を縮径させた状態で長尺筒状のシース6に収容されている。
例えば、本実施形態に係るステント留置方法を胸部動脈瘤Aの治療方法として採用する場合、図9(a)に示すように、ガイドワイヤー3を大腿動脈(図示せず)から右腕頭動脈Bへ挿通させ、前記大腿動脈の挿入口の手前に残ったガイドワイヤー3の末端と前記右腕頭動脈Bの挿出口から体外に延出したガイドワイヤー3の先端とを操作して、左鎖骨下動脈Cを塞がないように、ステント先端開口部2aを左鎖骨下動脈Cの遠位直下の大動脈弓部に配置する。ここで、近位とは、心臓に近い方をいい、遠位とは、心臓から遠い方をいう。
[ステップ2]第1留置ステップ
次に、図8(b)に示すように、ステント2がずれないようにプッシャー7の末端を押さえながらシース6を末端側に引き抜き、縮径状態で収容されているステント2を露出させて拡開させる。このとき、ステント先端開口部2aはステント収束保持部材5により拘束保持された状態にあるため、ステント末端2bのみが拡開し、体内管腔内の所望位置に留置される。
次に、図8(b)に示すように、ステント2がずれないようにプッシャー7の末端を押さえながらシース6を末端側に引き抜き、縮径状態で収容されているステント2を露出させて拡開させる。このとき、ステント先端開口部2aはステント収束保持部材5により拘束保持された状態にあるため、ステント末端2bのみが拡開し、体内管腔内の所望位置に留置される。
ここで、前記胸部動脈瘤Aの治療の場合、図9(b)に示すように、シース6およびプッシャー7の大腿動脈の挿入口の手前に残った部分を操作して、シース6を引き抜き、ステント末端2bを胸部動脈瘤Aの遠位の下行大動脈上部Dに留置させる。
[ステップ3]第2留置ステップ
つづいて、図8(c)に示すように、ステント収束保持部材5を引き解いて、ステント先端開口部2aの拘束を解放し、ステント先端を拡開させることでステント2全体を体内管腔内の所望位置に留置させる。
つづいて、図8(c)に示すように、ステント収束保持部材5を引き解いて、ステント先端開口部2aの拘束を解放し、ステント先端を拡開させることでステント2全体を体内管腔内の所望位置に留置させる。
前記胸部動脈瘤Aの治療の場合、図9(c)に示すように、ステント収束保持部材5の大腿動脈の挿入口の手前に残った部分を操作して、ステント先端開口部2aの拘束を解放して、胸部動脈瘤Aを架橋するようにステント2を留置させる。これにより胸部動脈瘤Aの前後にステント2を使った新たな血管腔を形成することができる。
[ステップ4]
その後、図8(d)に示すように、ガイドワイヤー3を引き抜いて、ガイドワイヤー3とこれに固定された先端チップ4とを体内から回収する。このとき、本実施形態においては、先端チップ末端4cは緩やかな円曲状に形成され、かつステント留置装置1の口径も小さいため、体内管腔内壁を傷つけることなく先端チップ4を体内から回収することができる。また、ここで、体内に残っているシース6およびプッシャー7を完全に体外に引き出す。
その後、図8(d)に示すように、ガイドワイヤー3を引き抜いて、ガイドワイヤー3とこれに固定された先端チップ4とを体内から回収する。このとき、本実施形態においては、先端チップ末端4cは緩やかな円曲状に形成され、かつステント留置装置1の口径も小さいため、体内管腔内壁を傷つけることなく先端チップ4を体内から回収することができる。また、ここで、体内に残っているシース6およびプッシャー7を完全に体外に引き出す。
前記胸部動脈瘤Aの治療の場合、図9(d)に示すように、大腿動脈の挿入口の手前に残ったガイドワイヤー3を引っ張って、ステント2を除くステント留置装置1を体内管腔内から回収することができる。
すなわち、本実施形態に係るステント留置方法は、ステップ1によりステント2を所望位置に配置し、ステップ2によりステント末端2bを留置し、ステップ3によりステント先端開口部2aを留置し、これらの結果ステント2全体を留置するとともに、ステップ4により先端チップ4をガイドワイヤー3とともに回収するという方法である。
そして、ステップ1の操作はステント2を進める操作であり、ステップ2からステップ4までの操作は「引く」操作であることから、例えば、従来において心停止させて行っていたステントを用いた胸部動脈瘤の治療を、心停止させずに、あるいは極めて短い時間の心停止だけで行なうことが可能となる。
以上のような本実施形態によれば、
1.体内官腔内にステントを留置する際、ステント末端側を先に拡開させて留置し、後からステント先端を拡開させて留置することができるため、ステントが血流にあおられて位置ずれしてしまうのを防止し、正確に所望位置に配置することができる。
2.ガイドワイヤーの操作のみでステントの微細な制御操作をすることができる。
3.ステント留置装置を屈曲部に引っかけることなく体内管腔内にスムーズに挿通することができ、体内管腔内壁を傷つけず、極めて侵襲性の低い治療を実現することができる。
4.ガイドワイヤーを引き抜く操作のみで、確実に先端チップを回収することができる。
5.ステント留置装置の構成部材が少なく構造がシンプルであり、かつステントを留置する操作手順が少なく簡便であるため、ミスを生じず迅速に操作できる等の効果を奏することができる。
1.体内官腔内にステントを留置する際、ステント末端側を先に拡開させて留置し、後からステント先端を拡開させて留置することができるため、ステントが血流にあおられて位置ずれしてしまうのを防止し、正確に所望位置に配置することができる。
2.ガイドワイヤーの操作のみでステントの微細な制御操作をすることができる。
3.ステント留置装置を屈曲部に引っかけることなく体内管腔内にスムーズに挿通することができ、体内管腔内壁を傷つけず、極めて侵襲性の低い治療を実現することができる。
4.ガイドワイヤーを引き抜く操作のみで、確実に先端チップを回収することができる。
5.ステント留置装置の構成部材が少なく構造がシンプルであり、かつステントを留置する操作手順が少なく簡便であるため、ミスを生じず迅速に操作できる等の効果を奏することができる。
なお、本発明に係るステント留置方法は、本実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
1 ステント留置装置
2 ステント
2a ステント先端開口部
2b ステント末端
3 ガイドワイヤー
4 先端チップ
4a ステント係留穴
4b 先端チップ先端部
4c 先端チップ末端
5 ステント収束保持部材
5a 操作本体部
5b 先端拡開部
6 シース
6a 止血弁
7 プッシャー
7a 挿通孔
A 胸部動脈瘤
B 右腕頭動脈
C 左鎖骨下動脈
D 下行大動脈上部
2 ステント
2a ステント先端開口部
2b ステント末端
3 ガイドワイヤー
4 先端チップ
4a ステント係留穴
4b 先端チップ先端部
4c 先端チップ末端
5 ステント収束保持部材
5a 操作本体部
5b 先端拡開部
6 シース
6a 止血弁
7 プッシャー
7a 挿通孔
A 胸部動脈瘤
B 右腕頭動脈
C 左鎖骨下動脈
D 下行大動脈上部
Claims (5)
- ステントを体内管腔内に留置するための留置装置において、
前記ステントを体内管腔内の所望位置へ案内するガイドワイヤーと、
前記ガイドワイヤーの中途位置に固定されているとともに前記ステントを係留するためのステント係留部が設けられている先端チップと、
前記ステントの先端開口部を収束保持するステント収束保持部材と
を有しているステント留置装置。 - 請求項1において、前記ステント収束保持部材は、長尺細線状の操作本体部と、この操作本体部の先端で放射状に拡開可能に分岐されている複数本の細線状部材で構成された先端拡開部とを有しているステント留置装置。
- 請求項1または請求項2において、前記ステント収束保持部材は、形状記憶可能な素材で形成されているステント留置装置。
- 請求項1から請求項3のいずれかにおいて、前記ステント係留部は、1または複数個の係留穴として構成されており、前記ステント収束保持部材の前記先端拡開部が前記係留穴に嵌め込まれて係留されるステント留置装置。
- ステントを体内管腔内の所望位置に留置するための方法であって、
縮径されたステントの先端開口部をステント収束保持部材によって拘束保持させ、当該ステントをガイドワイヤーの中途位置に固定された先端チップに係留するとともに、長尺筒状のシースに収容させた状態で体内管腔内に挿入し、前記先端チップの案内によって所望位置に配置するステント配置ステップと、
前記ステントの先端開口部を前記ステント収束保持部材によって拘束保持した状態のまま前記シースを末端側に引いて前記ステントの末端を拡開し、このステント末端のみを所望位置に留置する第一留置ステップと、
前記ステント収束保持部材による先端開口部の拘束を解いてステント全体を所望位置に留置する第二留置ステップと、
前記ガイドワイヤーを体内管腔外へ引き抜く操作により、前記先端チップを体内から回収するステップと
を有しているステント留置方法。
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