JPWO2008023429A1 - ワークパレット用位置決め固定装置 - Google Patents

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Abstract

位置決め機構によりベース部材にワークパレットを位置決めする位置決め精度を高めるとともに位置決め機構を簡単化できる、ワークパレット用位置決め固定装置を提供する。X,Y軸位置決め機構4,5は、上方ほどX,Y方向幅が減少するX,Y軸テーパ係合部20a,30aとX,Y軸テーパ係合部20a,30aの下端部分からX方向,Y方向の両側へ延びる弾性変形可能なX,Y軸弾性板部20b,30bとを有し且つベース部材2に固定されたX,Y軸係合雄部材20,30と、ベース部材2の上面側部分のうちX,Y軸弾性板部20b,30bに対向する部分に凹設されてX,Y軸弾性板部20b,30bの下方への微小弾性変形を許す逃し溝29,39と、X,Y軸テーパ係合部20a,30aが密着状に係合するX,Y軸テーパ係合凹部25a,30aを有し且つワークパレット2に固定されたX,Y軸係合雌部材25,35とを備えている。

Description

本発明は、ベース部材にワークパレットを位置決めして固定するワークパレット用位置決め固定装置に関するものである。
一般に、ワークパレット用位置決め固定装置は、ベース部材、ベース部材にワークパレットを下方へ引き付けて固定するクランプ機構、クランプ機構によりベース部材にワークパレットを固定する際に、ワークパレットを水平面上で直交するX,Y方向と鉛直なZ方向とに夫々位置決めする、X軸位置決め機構、Y軸位置決め機構、Z軸位置決め機構を備えている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1に記載の装置では、X軸位置決め機構が、ベース部材に固定されてX方向幅が上方ほど減少する1対のテーパ係合部を有する係合雄部材、ワークパレットに固定されて1対のテーパ係合部が夫々密着状に係合可能な1対のテーパ係合凹部を有する係合雌部材を備え、Y軸位置決め機構が、ベース部材に固定されてY方向幅が上方ほど減少する1対のテーパ係合部を有する係合雄部材、ワークパレットに固定されて1対のテーパ係合部が夫々密着状に係合可能な1対のテーパ係合凹部を有する係合雌部材を備えている。
X,Y軸位置決め機構の各係合雌部材は、ワークパレットの下面のフラットな部分に配置され、幅方向両端部分が厚肉に形成されてワークパレットの下面にボルトで固定され、その他のテーパ係合凹部を有する部分が上方へ弾性変形可能に、ワークパレットの下面との間に間隙を作るように薄肉に且つ断面ハット形に形成されている。尚、クランプ機構は、ベース部材に上方突出状に設けられた4組のクランプ本体を有し、Z軸位置決め機構は、4組のクランプ本体の円錐台状の部材がワークパレットの下面を受け止めることで、ベース部材にワークパレットをZ方向に位置決めするように構成されている。
特許文献2に記載の装置では、特許文献1と同じように、X,Y軸位置決め機構の2対の係合雄部材がベース部材に設けられ、2対の係合雌部材がワークパレットに設けられているが、ベース部材の周縁近傍部分に上方凸の段部が形成され、各係合雄部材がベース部材の段部に一体形成され、この係合雄部材が下方へ弾性変形可能に、ベース部材の段部のうち係合雄部材の下側部分にスリットが形成されている。
特許文献3に記載の装置では、X,Y軸位置決め機構の2対の係合雌部材がベース部材に設けられ、2対の係合雄部材がワークパレットに設けられ、ワークパレットの周縁近傍部分に下方凸の段部が形成され、各係合雄部材がワークパレットの段部に一体形成され、この係合雄部材が上方へ弾性変形可能に、ワークパレットの段部うち係合雄部材の上側部分にスリットや大きな凹部が形成されている。
特開平7−132429号公報 米国特許第6152436号公報 米国特許第5634757号公報
ワークパレット用位置決め固定装置において、クランプ機構によりベース部材にワークパレットを引き付けて固定する際に、X,Y軸位置決め機構により、単に、その係合雄部材のテーパ係合部と係合雌部材のテーパ係合凹部とを係合させることによって、ワークパレットをX,Y方向に位置決めするものでは、この位置決め固定装置の各種部材の製作誤差や、係合雄部材、係合雌部材のベース部材、ワークパレットへの組付誤差等から、X,Y,Z軸位置決め機構の少なくとも1つが有効に機能しなくなり、ベース部材にワークパレットをX,Y,Zの全方向に確実に位置決めできない虞がある。
そこで、クランプ機構によりベース部材にワークパレットを引き付けて固定する際、係合雄部材のテーパ係合部と係合雌部材のテーパ係合凹部とを係合させた状態で、特許文献1ではワークパレットに設けた係合雌部材を上方へ弾性変形させることで、特許文献2ではベース部材に設けた係合雄部材を下方へ弾性変形させることで、特許文献3ではワークパレットに設けた係合雄部材を上方へ弾性変形させることで、ベース部材にワークパレットをX,Y,Zの全方向に確実に位置決めすることができる。
しかし、特許文献1に記載の装置では、係合雌部材を上方へ弾性変形可能にワークパレットに設けるために、係合雌部材の幅方向両端部分を厚肉に形成し、その他のテーパ係合凹部を有する部分を薄肉に且つ断面ハット形に形成するため、係合雌部材の形状が複雑になり、故に、係合雌部材が大型になり、製作コスト的に不利になる。しかも、この係合雌部材をワークパレットに設けることから、使用に供する多数のワークパレット分の多数の係合雌部材が必要になり、整備コストが高くなる。
特許文献2に記載の装置では、ベース部材に係合雄部材を設けて下方へ弾性変形可能に構成したので、係合雌部材を有するワークパレットの構成を簡単化できる。しかし、ベース部材の周縁近傍部分に段部を形成し、その段部に係合雄部材を一体形成するとともに、この係合雄部材を下方へ弾性変形させるために、ベース部材の段部のうち係合雄部材の下側部分にスリットを形成するので、この係合雄部材及びスリットを有するベース部材が複雑化し、製作負荷が大きくなり、製作コスト的に不利になる。
特許文献3に記載の装置では、ワークパレットに周縁近傍部分に段部を形成し、その段部に係合雄部材を一体形成するとともに、この係合雄部材を上方へ弾性変形させるために、ワークパレットの段部のうち係合雄部材の上側部分にスリットや大きな凹部を形成するので、この係合雄部材及びスリットや凹部を有するワークパレットの製作負荷が大きくなり、製作コスト的に不利になり、ワークパレットが複雑化するため、特許文献1と同様に、整備コストが高くなる。
尚、特許文献2,3に記載の装置では、係合雄部材、係合雌部材をワークパレット、ベース部材に一体形成することから、X,Y軸位置決め機構を確実に機能させる為の微調節が難しいこと、係合雄部材、係合雌部材が摩耗した場合には、ベース部材、ワークパレットの全体を交換する必要があること、等の課題もある。
本発明の目的は、特に、X,Y軸位置決め機構の構造を簡単化して、X,Y,Z軸位置決め機構によりベース部材にワークパレットをX,Y,Zの全方向に確実に位置決めすることができる、ワークパレット用位置決め固定装置を提供することである。
請求項1の発明は、ベース部材と、このベース部材にワークパレットを鉛直なZ方向と水平面上で直交するX,Y方向に夫々位置決めするZ軸位置決め機構、X軸位置決め機構及びY軸位置決め機構と、ベース部材にワークパレットを下方へ引き付けて固定するクランプ機構とを有するワークパレット用位置決め固定装置において、前記Z軸位置決め機構は、ベース部材の上面の相互に離隔した少なくとも3箇所に設けられてワークパレットの下面を受け止める少なくとも3つのZ軸基準部材を備え、前記X軸位置決め機構は、上方ほどX方向幅が減少するX軸テーパ係合部とこのX軸テーパ係合部の下端部分からX方向の両側へ延びる弾性変形可能なX軸弾性板部とを有し且つベース部材の上面又は上面近傍部にボルトで固定されたX軸係合雄部材と、前記ベース部材の上面側部分のうち前記X軸弾性板部に対向する部分に凹設されて前記X軸弾性板部の下方への微小弾性変形を許す逃し溝と、前記X軸係合雄部材のX軸テーパ係合部が密着状に係合するX軸テーパ係合凹部を有し且つワークパレットの下面にボルトで固定されたX軸係合雌部材とを備え、前記Y軸位置決め機構は、上方ほどY方向幅が減少するY軸テーパ係合部とこのY軸テーパ係合部の下端部分からY方向の両側へ延びる弾性変形可能なY軸弾性板部とを有し且つベース部材の上面又は上面近傍部にボルトで固定されたY軸係合雄部材と、前記ベース部材の上面側部分のうち前記Y軸弾性板部に対向する部分に凹設されて前記Y軸弾性板部の下方への微小弾性変形を許す逃し溝と、前記Y軸係合雄部材のY軸テーパ係合部が密着状に係合するY軸テーパ係合凹部を有し且つワークパレットの下面にボルトで固定されたY軸係合雌部材とを備えたことを特徴とする。
このワークパレット用位置決め固定装置では、クランプ機構により、ベース部材にワークパレットが下方へ引き付けられて固定され、その際、X,Y,Z軸位置決め機構により、ワークパレットがベース部材にX,Y,Z方向に夫々位置決めされる。このとき、X軸位置決め機構では、ベース部材に固定されたX軸係合雄部材のX軸テーパ係合部が、ワークパレットに固定されたX軸係合雌部材のX軸テーパ係合凹に密着状に係合されて、ワークパレットがX方向に位置決めされ、Y軸位置決め機構では、ベース部材に固定されたY軸係合雄部材のY軸テーパ係合部が、ワークパレットに固定されたY軸係合雌部材のY軸テーパ係合凹に密着状に係合されて、ワークパレットがY方向に位置決めされる。
Z軸位置決め機構では、ベース部材に設けられた少なくとも3つのZ軸基準部材がワークパレットの下面を受け止めて、ワークパレットがZ方向に位置決めされるが、その前に、X,Y軸テーパ係合部がX,Y軸テーパ係合凹に密着状に係合されるように構成する。
即ち、クランプ機構により、ベース部材にワークパレットが下方へ引き付けられると、そのクランプ力により、X,Y軸テーパ係合部がX,Y軸テーパ係合凹に密着状に係合した状態を維持して、X軸係合雄部材のX軸弾性板部が下方へ微小弾性変形し、Y軸係合雄部材のY軸弾性板部が下方へ微小弾性変形して、Z軸基準部材にワークパレットの下面が受け止められ、ワークパレットがX,Y,Zの全方向に位置決めされ固定される。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ベース部材の上面側部分にX軸係合雄部材と略同じ平面視形状の取付凹部が形成され、この取付凹部にX軸係合雄部材のX軸弾性板部が嵌合されてそのX方向両端部分がボルトで固定され、この取付凹部の底部からX軸弾性板部の弾性変形を許す逃し溝が凹設され、前記ベース部材の上面側部分にY軸係合雄部材と略同じ平面視形状の取付凹部が形成され、この取付凹部にY軸係合雄部材のY軸弾性板部が嵌合されてそのY方向両端部分がボルトで固定され、この取付凹部の底部にY軸弾性板部の弾性変形を許す逃し溝が凹設されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記X軸係合雄部材の固定用のボルトがベース部材に下面側から挿通されて、そのボルトの上端部がX軸弾性板部に螺合され、前記Y軸係合雄部材の固定用のボルトがベース部材に下面側から挿通されて、そのボルトの上端部がY軸弾性板部に螺合されたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、前記逃し溝に収容された圧縮変形可能且つ形状復帰可能な封止部材を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、X,Y軸位置決め機構において、係合雄部材をベース部材にボルトで固定して設け、係合雌部材をワークパレットにボルトで固定して設け、係合雄部材に弾性板部を設けて、その弾性板部の下方への微小弾性変形を許す逃し溝をベース部材に凹設したので、クランプ機構によりベース部材にワークパレットを引き付けて固定する際に、係合雄部材のテーパ係合部が係合雌部材のテーパ係合凹部に密着状に係合した状態を維持して、弾性板部を下方へ微小弾性変形させることで、X,Y,Z軸位置決め機構の全てを有効に機能させて、ベース部材にワークパレットをX,Y,Zの全方向に確実に位置決めできる。そして、ベース部材に逃し溝を凹設することにより、係合雄部材を簡単な形状に形成できて、その弾性板部を下方へ確実に弾性変形させることができ、また、ベース部材にも逃し溝を簡単な形状で容易に形成できるので、X,Y軸位置決め機構の構造を簡単化でき、係合雄部材と逃し溝を有するベース部材を容易に製造できるので、製作コスト的に有利になり、しかも、ワークパレットの構造を更に簡単化でき、使用に供する多数のワークパレットについても同様であるので、設備コストを低減できる。また、係合雄部材をベース部材にボルトで固定して、また、係合雌部材をワークパレットにボルトで固定して、係合雄部材、係合雌部材を設けたので、X,Y軸位置決め機構を確実に機能させる為の微調節を確実に行い、係合雄部材、係合雌部材が摩耗した場合でも、その係合雄部材、係合雌部材だけを交換して位置決め機能を維持できる。
請求項2の発明によれば、ベース部材に取付凹部を形成し、その取付凹部に係合雄部材の弾性板部を嵌合させたので、係合雄部材をベース部材に確実に位置決めして組み付けできて、弾性板部をベース部材から上方へ大きく突出させずに設けることができ、この弾性板部の両端部分を取付凹部にボルトで固定し、取付凹部の底部に逃し溝を凹設したので、弾性板部を下方へ確実に弾性変形させることができる。
請求項3の発明によれば、係合雄部材の固定用のボルトをベース部材に下面側から挿通して、そのボルトの上端部を弾性板部に螺合させたので、ボルトをベース部材の上面側へ露出させずに、弾性板部の両端部を取付凹部に確実に固定することができる。
請求項4の発明によれば、逃し溝に収容された圧縮変形可能且つ形状復帰可能な封止部材を設けたので、係合雄部材の弾性板部の下方への弾性変形を阻害することなく、逃し溝にワーク加工による切り子等のゴミや埃等が侵入することを確実に防止できる。
実施例のワークパレット用位置決め固定装置の上側からの斜視図である。 ワークパレット用位置決め固定装置の下側からの斜視図である。 ベース部材の平面図である。 ベース部材の側面図である。 ワークパレット用位置決め固定装置の縦断面図である。 ワークパレット用位置決め固定装置の縦断面図である。
符号の説明
1 ワークパレット用位置決め固定装置
2 ベース部材
2c 取付凹部
3 クランプ機構
4 X軸位置決め機構
5 Y軸位置決め機構
6 Z軸位置決め機構
9 ワークパレット
20 X軸係合雄部材
20a X軸テーパ係合部
20b X軸弾性板部
21 ボルト
25 X軸係合雌部材
25a X軸テーパ係合凹部
29 逃し溝
30 Y軸係合雄部材
30a Y軸テーパ係合部
30b Y軸弾性板部
35 Y軸係合雌部材
35a Y軸テーパ係合凹部
39 逃し溝
40 Z軸基準部材
本発明のワークパレット用位置決め固定装置は、ベース部材にワークパレットを下方へ引き付けて固定し、その際、ベース部材にワークパレットを水平面上で直交するX,Y方向と鉛直なZ方向に夫々位置決めするものである。
図1〜図6に示すように、ワークパレット用位置決め固定装置1は、ベース部材2、ベース部材2にワークパレット9を下方へ引き付けて固定するクランプ機構3、ベース部材2にワークパレット9を水平面上で直交するX,Y方向と鉛直なZ方向に夫々位置決めするX軸位置決め機構4、Y軸位置決め機構5、Z軸位置決め機構6を有する。
ベース部材2は、このベース部材2に固定するワークパレット9に応じたサイズの平面視矩形のブロック状に形成され、このベース部材2に、クランプ機構3のクランプ本体10、X軸位置決め機構4の1対のX軸係合雄部材20、Y軸位置決め機構5の1対のY軸係合雄部材30、Z軸位置決め機構6の4つのZ軸基準部材40が設けられている。
クランプ本体10はベース部材2の中央部分に配置され、1対のX軸係合雄部材20はベース部材2のX方向中央部分にクランプ本体10を挟んでY方向に対称に配置され、1対のY軸係合雄部材30はベース部材2のY方向中央部分にクランプ本体10を挟んでX方向に対称に配置されている。これら4つの係合雄部材20,30がクランプ本体10の軸心回りに90度間隔おきに配置され、4つのZ軸基準部材40は、クランプ本体10の軸心回りに90度間隔おきに且つ4つの係合雄部材20,30に対して45度シフトさせた位置に配置されている。
ワークパレット9は、平面視矩に形成され、このワークパレット9に、クランプ機構3のクランプ係合部材15、X軸位置決め機構4の1対のX軸係合雌部材25、Y軸位置決め機構5の1対のY軸係合雌部材35が、夫々、ベース部材2に設けられたクランプ本体10、1対のX軸係合雄部材20、1対のY軸係合雄部材30に対応する配置で設けられている。
クランプ機構3は、前記クランプ本体10及びクランプ係合部材15と復帰用油圧供給機構(図示略)を備えている。クランプ本体10は、筒状部材50、出力部材51、蓋部材52、複数のボール部材53、クランプバネ部材54を有する。筒状部材50には、上小径筒部50a、下大径筒部50b、下端フランジ部50cが一体形成され、下大径筒部50bと下端フランジ部50cが、ベース部材2の中央部分に形成された上小径穴部2aと下大径穴部2bに内嵌されている。
下大径穴部2bには更に蓋部材52が内嵌されて、複数のボルト55により蓋部材52と下端フランジ部50cがベース部材2に固定され、下大径筒部50bの上面とベース部材2の上面とが略連続し、上小径筒部50aがベース部材2から上方へ突出している。上小径筒部50aの上部に複数の横穴50dが形成され、これら横穴50dに複数のボール部材53が夫々進退可能に保持されている。
出力部材51はロッド部51aとピストン部51bを有し、ロッド部51aが上小径筒部50aに摺動自在に内嵌され、ピストン部51bが下大径筒部50bに摺動自在に内嵌されている。ロッド部51aの上部には、複数のボール部材53に夫々線接触して複数のボール部材53をを夫々外側へ進出させるように押動する複数の溝状の押動部51cと、これら押動部51cから下側へ連なり複数のボール部材53を夫々内側へ退入させるように収容する複数の部分球面状に凹んだ収容部51dとを有する。
バネ部材54は複数の皿バネを上下方向に積層して構成され、ピストン部51に形成された環状凹部51eに収容されて、ピストン部51と下大径筒部50bの上壁との間に介装され、出力部材51を下方へ強力に付勢している。ピストン部51bと蓋部材52と下大径筒部50bとで囲まれた部分に油室55が油密に形成され、この油室55に復帰用油圧供給機構により油圧が供給される。
クランプ係合部材15は、ワークパレット9の下面側部分に、ワークパレット9の上面側から挿通された複数のボルト16で固定されている。クランプ係合部材15には貫通穴15aが形成され、クランプ係合部材15の貫通穴15aに臨む上端部には、複数のボール係合部53が夫々係合する複数の係合凹部15bであって、軸心側程下方へ移行するように傾斜する複数の係合凹部15bが形成されている。
X軸位置決め機構4は、前記1対のX軸係合雄部材20及び1対のX軸係合雌部材25と、1対のX軸逃し溝29を備えている。各X軸係合雄部材20は、X方向に細長に形成され、凸部20Aと、凸部20Aの上端部に形成され上方ほどX方向幅が減少するX軸テーパ係合部20aと、X軸テーパ係合部20a(凸部20A)の下端部分からX方向の両側へ延びる弾性変形可能なX軸弾性板部20bとを有する。
ベース部材2の上面側部分には、X軸係合雄部材20と略同じ平面視形状の取付凹部2cが形成され、この取付凹部2cにX軸弾性板部20bが嵌合されて、X軸弾性板部20bのX方向両端部分が1対のボルト21で固定されている。こうして、X軸係合雄部材20は、そのX軸弾性板部20bの上面とベース部材2の上面とが略連続するように、ベース部材2の上面近傍部にボルト21で固定されている。1対のボルト21は、ベース部材2に下面側から挿通され、それらの上端部がX軸弾性板部20bに螺合されている。
1対のX軸逃し溝29は、1対のX軸係合雄部材20のX軸弾性板部20aの下方への微小弾性変形を許すものであり、各X軸逃し溝29は、ベース部材2の上面側部分のうちX軸弾性板部20aに対向する部分、即ち、取付凹部2cの底部に、X軸弾性板部20aが適度に弾性変形し得るX方向適正幅で凹設されている。
各X軸係合雌部材25は、X方向に細長に形成され、凹部25Aと、凹部25Aの下端部に形成され下方ほどX方向幅が拡大してX軸係合雄部材20のテーパ係合部20aが密着状に且つ凹部25Aの上壁面から隙間28を空けて係合するX軸テーパ係合凹部25aを有し、ワークパレット9の下面に当接された状態で、1対のピン26で位置決めされて、X方向両端部が1対のボルト27で固定されている。1対のボルト27は、ワークパレット9に上面側から挿通され、それらの下端部がX軸係合雌部材25に螺合されている。
Y軸位置決め機構5は、前記1対のY軸係合雄部材30及び1対のY軸係合雌部材35と、1対のY軸逃し溝39を備え、各Y軸係合雄部材30はY軸テーパ係合部30aとY軸弾性板部30bとを有し、各Y軸係合雌部材35はY軸テーパ係合凹部35aを有する。各Y軸係合雄部材30、Y軸係合雌部材35、Y軸逃し溝39は、前記X軸係合雄部材20、X軸係合雌部材25、X軸逃し溝29と同様の構成であり、詳細には、方向が異なるただけであるので、重複的な説明は省略する。
Z軸位置決め機構6は、前記4つのZ軸基準部材40を備え、これらZ軸基準部材40が、ベース部材2の上面の相互に離隔した前記4箇所に設けられて、ワークパレット9の下面を受け止めることで、ワークパレット9をZ方向に位置決めする。
以上説明したワークパレット用位置決め固定装置1の作用・効果について説明する。
ベース部材2にワークパレット9を位置決めして固定する場合、先ず、ワークパレット9をベース部材2の上方へ搬送し、ベース部材2の2対の係合雄部材20,30とワークパレット9の2対の係合雌部材25,35とが互いに対向するようにして、ワークパレット9を下降させ、クランプ機構3のクランプ本体10の上小径筒部50aをクランプ係合部材15の貫通穴15aに挿入して、クランプ機構3を作動させる。
このクランプ機構3により、ベース部材2にワークパレット9が下方へ引き付けられて固定され、その際、X,Y,Z軸位置決め機構4,5,6により、ワークパレット9がベース部材2にX,Y,Z方向に夫々位置決めされる。このとき、X軸位置決め機構4では、ベース部材2に固定されたX軸係合雄部材20のX軸テーパ係合部20aが、ワークパレット9に固定されたX軸係合雌部材25のX軸テーパ係合凹25aに密着状に係合されて、ワークパレット9がX方向に位置決めされ、Y軸位置決め機構5では、ベース部材2に固定されたY軸係合雄部材30のY軸テーパ係合部30aが、ワークパレット9に固定されたY軸係合雌部材35のY軸テーパ係合凹35aに密着状に係合されて、ワークパレット9がY方向に位置決めされる。
Z軸位置決め機構6では、ベース部材2に設けられた4つのZ軸基準部材40がワークパレット9の下面を受け止めて、ワークパレット9がZ方向に位置決めされるが、その前に、係合雄部材20,30のテーパ係合部20a,30aが、係合雌部材25,35のテーパ係合凹部25a,35aに密着状に係合されるように構成する。
即ち、クランプ機構3により、ベース部材2にワークパレット9が下方へ引き付けられると、そのクランプ力により、テーパ係合部20a,30aがテーパ係合凹部25a,35aに密着状に係合した状態を維持して、係合雄部材20,30のX軸弾性板部20b,30bが下方へ微小弾性変形して、Z軸基準部材40にワークパレット9の下面が受け止められ、ワークパレット9がX,Y,Zの全方向に位置決めされ固定される。
このワークパレット用位置決め固定装置1によれば、X,Y軸位置決め機構4,5において、係合雄部材20,30をベース部材2にボルト21で固定して設け、係合雌部材25,35をワークパレット9にボルト27で固定して設け、係合雄部材20,30に弾性板部20b,30bを設けて、その弾性板部20b,30bの下方への微小弾性変形を許す逃し溝29,39をベース部材2に凹設したので、クランプ機構3によりベース部材2にワークパレット9を引き付けて固定する際に、係合雄部材20,30のテーパ係合部20a,30aが係合雌部材25,35のテーパ係合凹部25a,35aに密着状に係合した状態を維持して、弾性板部20b,30bを下方へ微小弾性変形させることで、X,Y,Z軸位置決め機構4,5,6の全てを有効に機能させて、ベース部材2にワークパレット9をX,Y,Zの全方向に確実に位置決めすることができる。
そして、ベース部材2に逃し溝29,39を凹設することにより、係合雄部材20,30を簡単な形状に形成できて、その弾性板部20b,30bを下方へ確実に弾性変形させることができ、また、ベース部材2にも逃し溝29,39を簡単な形状で容易に形成できるので、X,Y軸位置決め機構4,5の構造を簡単化でき、係合雄部材20,30と逃し溝29,39を有するベース部材2を容易に製造できるので、製作コスト的に有利になり、しかも、ワークパレット9の構造を更に簡単化でき、使用に供する多数のワークパレット9についても同様であるので、設備コストを低減できる。
また、係合雄部材20,30をベース部材2にボルトで固定21して、また、係合雌部材25,35をワークパレット9にボルト27で固定して、係合雄部材20,30、係合雌部材25,35を設けたので、X,Y軸位置決め機構4,5を確実に機能させる為の微調節を確実に行い、係合雄部材20,30、係合雌部材25,35が摩耗した場合でも、その係合雄部材20,30、係合雌部材25,35だけを交換して位置決め機能を維持できる。
ベース部材2に取付凹部2cを形成し、その取付凹部2cに係合雄部材20,30の弾性板部20b,30bを嵌合させたので、係合雄部材20,30をベース部材2に確実に位置決めして組み付けできて、弾性板部20b,30bをベース部材2から上方へ大きく突出させずに設けることができ、この弾性板部20b,30bの両端部分を取付凹部2cにボルト21で固定し、取付凹部2cの底部に逃し溝29を凹設したので、弾性板部20b,30bを下方へ確実に弾性変形させることができる。
係合雄部材20,30の固定用のボルト21をベース部材2に下面側から挿通して、そのボルト21の上端部を弾性板部20b,30bに螺合させたので、ボルト21をベース部材2の上面側へ露出させずに、弾性板部20b,30bの両端部を取付凹部2cに確実に固定することができる。
尚、逃し溝29,39に収容された圧縮変形可能且つ形状復帰可能なゴム製又は可撓性のある合成樹脂製の封止部材を設けてもよい。これにより、係合雄部材20,30の弾性板部20b,30bの下方への弾性変形を阻害することなく、逃し溝29,39にワーク加工による切り子等のゴミや埃等が侵入することを確実に防止することができる。
尚、係合雄部材20,30、係合雌部材25,30の配置について、また、Z軸基準部材40の配置及び数(3個以上)については適宜変更可能である。また、取付凹部2cを省略し、ベース部材2の上面に係合雄部材20,30を単に当接させた状態でボルト21で固定してもよい。また、クランプ機構3として既存の種々のクランプ機構を採用してもよい。その他、前記開示事項以外の種々の変更を付加して実施可能である。

Claims (4)

  1. ベース部材と、このベース部材にワークパレットを鉛直なZ方向と水平面上で直交するX,Y方向に夫々位置決めするZ軸位置決め機構、X軸位置決め機構及びY軸位置決め機構と、ベース部材にワークパレットを下方へ引き付けて固定するクランプ機構とを有するワークパレット用位置決め固定装置において、
    前記Z軸位置決め機構は、ベース部材の上面の相互に離隔した少なくとも3箇所に設けられてワークパレットの下面を受け止める少なくとも3つのZ軸基準部材を備え、
    前記X軸位置決め機構は、
    上方ほどX方向幅が減少するX軸テーパ係合部とこのX軸テーパ係合部の下端部分からX方向の両側へ延びる弾性変形可能なX軸弾性板部とを有し且つベース部材の上面又は上面近傍部にボルトで固定されたX軸係合雄部材と、
    前記ベース部材の上面側部分のうち前記X軸弾性板部に対向する部分に凹設されて前記X軸弾性板部の下方への微小弾性変形を許す逃し溝と、
    前記X軸係合雄部材のX軸テーパ係合部が密着状に係合するX軸テーパ係合凹部を有し且つワークパレットの下面にボルトで固定されたX軸係合雌部材とを備え、
    前記Y軸位置決め機構は、
    上方ほどY方向幅が減少するY軸テーパ係合部とこのY軸テーパ係合部の下端部分からY方向の両側へ延びる弾性変形可能なY軸弾性板部とを有し且つベース部材の上面又は上面近傍部にボルトで固定されたY軸係合雄部材と、
    前記ベース部材の上面側部分のうち前記Y軸弾性板部に対向する部分に凹設されて前記Y軸弾性板部の下方への微小弾性変形を許す逃し溝と、
    前記Y軸係合雄部材のY軸テーパ係合部が密着状に係合するY軸テーパ係合凹部を有し且つワークパレットの下面にボルトで固定されたY軸係合雌部材とを備えた、
    ことを特徴とするワークパレット用位置決め固定装置。
  2. 前記ベース部材の上面部分にX軸係合雄部材と略同じ平面視形状の取付凹部が形成され、この取付凹部にX軸係合雄部材のX軸弾性板部が嵌合されてそのX方向両端部分がボルトで固定され、この取付凹部の底部にX軸弾性板部の弾性変形を許す逃し溝が凹設され、
    前記ベース部材の上面部分にY軸係合雄部材と略同じ平面視形状の取付凹部が形成され、この取付凹部にY軸係合雄部材のY軸弾性板部が嵌合されてそのY方向両端部分がボルトで固定され、この取付凹部の底部にY軸弾性板部の弾性変形を許す逃し溝が凹設された、
    ことを特徴とする請求項1に記載のワークパレット用位置決め固定装置。
  3. 前記X軸係合雄部材の固定用のボルトがベース部材に下面側から挿通されて、そのボルトの上端部がX軸弾性板部に螺合され、
    前記Y軸係合雄部材の固定用のボルトがベース部材に下面側から挿通されて、そのボルトの上端部がY軸弾性板部に螺合された、
    ことを特徴とする請求項2に記載のワークパレット用位置決め固定装置。
  4. 前記逃し溝に収容された圧縮変形可能且つ形状復帰可能な封止部材を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のワークパレット用位置決め固定装置。
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