JPWO2008010493A1 - ディスクドライブ装置 - Google Patents

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Abstract

電子的機能部への電源供給を簡素かつ低コストで可能とするディスクドライブ装置を提供する。ディスクの開口穴周辺には、電子的機能部に接続された薄膜形成の複数の第1の導電部113が、ターンテーブルの突出部21Aに、ディスク回転、駆動時に、第1の導電部113と押圧接触して電気的に接続する押圧接続部材3A〜3Cが設けられ、回転軸周辺部21A及び他端部21Bに押圧接続部材と電気的に接続された第1及び/又は第2の光電変換手段4A、4Bが、ターンテーブル20とは物理的に離隔され、第1及び第2の光電変換手段との対向位置に第3及び第4の光電変換手段5A、5Bが設けられ、第1及び第2の導電部、第1乃至第4の光電変換手段を介して電子的機能部とディスクドライブ装置側間の信号授受を行う。回転部にバッテリ6から押圧接続部材3A〜3Cと第1の導電部113を介して電子的機能部に電源を供給する。

Description

本発明はディスクドライブ装置に関し、例えば、ディスク(回転記録媒体)とディスクドライブ装置間での信号の送受信を簡単な構成で確実に行なうディスクドライブ装置やディスク信号処理システムに関する。
光ディスクは、主にポリカーボネート等の樹脂のようなきわめて廉価な素材で構成されるにもかかわらず記録できるデータ量が非常に多く、コストパフォーマンス面できわめて有利であるため、将来の記録媒体として最も有望である。
光ディスクに記録されている情報を読み出し、又は情報を書き込む(読み出し/書き込み)ためにはディスクドライブ装置が使用される。ディスクドライブ装置は、光ディスクをターンテーブル上に載置し、クランパによりクランプし、スピンドルモータで回転させて、レーザ光を照射し、光ディスク表面からの反射光を受光し、復調することにより記録信号を読み出すように構成している。かかるディスクドライブ装置の代表的構成例が特許文献1乃至3に開示されている。
特開平11−353749(段落番号〔0024〕図1) 特開2000−100031(段落番号〔0013〕〜〔0015〕図3) 特開2000−100032(段落番号〔0012〕〜〔0017〕図1)
ところで、光ディスク上に記録領域だけでなく、電子的機能部等の電気的回路をも搭載した形態の光ディスクが提案されている。しかしながら、光ディスクとディスクドライブ装置は、電気的には完全に絶縁された状態で動作することと、光ディスクが高速で回転すること等に起因して、光ディスク上に搭載された電子的機能部と、ディスクドライブ装置側の内部回路との間の信号送受信は簡単には行なえない。
かかる種類の光ディスクのディスクドライブ装置として提案されているのは、光ディスク側とディスクドライブ装置側での信号の送受信に無線信号を利用するものである。例えば、光ディスク面とディスクドライブ側にそれぞれアンテナを形成しておき、このアンテナを介して無線信号の送受信を行うものである(特許文献4)。現在の主流は、このような無線による信号授受である。
特開平8−161790(段落番号〔0020〕〜〔0025〕図1)
また、光ディスク側とディスクドライブ側にそれぞれ発光/受光回路を形成しておき、この発光/受光回路を介しての光信号の送受信を行なう構成も考えられるが現実の提案はない。
更には、当該電子的機能部と、ディスクドライブ装置側の内部回路との間の信号送受信を、ディスクドライブ装置による回転を停止させた状態で行う構成も提案されている(特許文献5参照)。
米国特許第5,119,353号(Fig.2 第4、5欄)
また、特許文献6には、図7(A)と(B)に示すような構造のディスクドライブ装置が開示されている。
特開平5−54460号公報(図1、段落番号〔0013〕〜〔0028〕)
このディスクドライブ装置は、ディスク610内に固体メモリ612を埋設しておき、固体メモリ612の入出力端子DI、DO、CS、SCK、VDOからはリード線が引き出され(固体メモリ612内に埋設)、各リード線に対応させて同心円状のリング状端子614a〜614f(614aのみ図示)がディスク表面に形成されている。一方、クランパ615の上面側に、固体メモリ612の入出力端子にリード線を介して接続されるべき外部接触端子617a〜617fが設けられ、これら外部接触端子は信号伝達媒体(具体的構成不明)を介してデータ入力部620に電気的に接続されている。
クランパのディスク対向側には凹部700が設けられ、この凹部700に先端が先鋭な接触端子616a〜616fがディスク表面に存在するリング状端子614a〜614fに対向して半径方向に沿って並設されている。接触端子616a〜616fは、コイルバネ618によって下方に付勢されている。また、各接触端子616a〜616fと同形状のダミーピン616g〜616lが各接触端子616a〜616fの同一線上に設けられている。これらダミーピン616g〜616lも同様に、各リング状端子614a〜614fの間隔に合わせて設けられている。
光ディスク610がクランパ615の凹部700を除いた光ディスク610との当接面によってクランプされると、クランパ615の突起615Aが光ディスク610の中心孔610Aに嵌り込むことによってクランパ615に対する光ディスク610の位置決めが行われる。このとき、クランパ615の各接触端子616a〜616fは各リング状端子614a〜614fの間隔に位置合わせされて設けられているため、クランプ時においては各接触端子616a〜616fと各リング状端子614a〜614fとの対応がとられる。
そして、各接触端子616a〜616fは、コイルバネ618によって下方に付勢されているため、各リング状端子614a〜614fに対する電気的接触が行われる。
上述のように、従来は、ディスク表面に搭載されている電子的機能部とディスクドライブ装置の内部回路間の信号の送受信は、主にディスク面とディスクドライブ側にそれぞれを形成したアンテナを介しての無線信号の送受信を行なう。しかしながら、かかるアンテナの形成には無線信号の周波数用に適合するような形状パラメータでの形成が必要であり、ディスク面上へのかかるアンテナの形成は高精度なエッチング手法を要するだけでなく、無線周波数への/無線周波数からの周波数変換回路を形成する必要もあり、低コストが大きな有益性をもつ光ディスクにとって大きな問題となる。
特に、光ディスクの場合、表面に薄いアルミ等の金属膜が形成されているため、その表面に密着されて(ミクロンオーダー)形成されているアンテナの電波授受に障害要因となる。このことは他のディスクについても同様であり、ディスクドライブ装置を含め、ディスク近傍に電波障害の原因となる多くの金属部材が存在するので問題となる。また、数千ppmで高速回転しているディスク上に搭載されているアンテナは、物理的にも電気的にも不安定になるおそれがあるだけでなく、送信電力の大きさによっては外部に電波が漏れて電波盗聴の恐れも生ずるし、逆に外部からの電波妨害の問題も生じてくる。更に、アンテナ配置方向も送受信感度に大きな影響を与え、安定な送受信感度を得ることができない。また、アンテナを含む無線部をディスクに搭載するには、規格及びバランスを考えると、可能な限り薄型化、小型化しなければならず、性能との関係で問題が生ずる。これらの問題は、アンテナが搭載されているディスクがきわめて高速に回転しているので更に顕著になってくる。
また、ディスク側とディスクドライブ装置側に形成した発光/受光回路を介しての光信号の送受信を行なう構成においては、回転体であるディスクと静止体であるディスクドライブ装置間では、位置関係がきわめて高速で変化するため、その構成の実現はきわめて困難である。
更には、ディスクドライブ装置による回転を停止させた状態で、電子的機能部とディスクドライブ装置側の内部回路との間の信号送受信を行なう場合には、ディスク回転中にディスクとディスクドライブ装置側との信号送受信を行なうことはできず、リアルタイムでの信号処理は不可能である。
また、特許文献6に開示されているディスクドライブ装置は、非常に複雑な構成でコスト高となるだけでなく、安定かつ確実な動作を実現することが殆ど不可能である。以下、その問題点をより具体的に説明する。
固体メモリは小さいから、そこからの入出力端子の間隔も狭く、したがって、ディスク表面に径方向に形成するリング状端子の形成間隔も狭く、形成が難しく、その結果、例えばCDプレーヤのような携帯型装置や、車載CDプレーヤ装置等の場合には、外力によりクランパとディスクの相対位置がずれてしまうこともあり、その場合には、接触端子と本来接触すべきリング状端子との接触が外れ、ときに、隣のリング状端子と接触する恐れさえ生ずる。このことはディスクが数千回転/秒で高速回転することを考えれば、さらに深刻な問題となる。更に大きな問題は、このように狭間隔で、それぞれコイルバネを有し長手方向の複数の接触端子をクランパ凹部に高精度で設置することはきわめて困難であり、また、これらの接触端子をディスク上の狭間隔で設置されたリング状端子に正確に位置合わせすることも極めて困難であり、現実的には実用化が不可能である。
また、接触端子コイルバネ618によって下方に付勢されて初めてリング状端子との電気的接触が可能となるが、長時間使用によりコイルバネが劣化した場合には、スペース上、また複雑な構成であることから使用不可能となってしまうこともあるし、接触圧が変化し電気的接続特性も劣化してしまう。
更に、固体メモリはディスクに埋め込まれているため、製造工程が複雑化し、リード線も固体メモリとともにディスクに埋め込まなければならず、更には表面に露出させたリード線に接続してリング状端子を径方向に高精度で形成しなければならずコストが著しく高くなるだけでなく、一旦埋設してしまった固体メモリの交換は不可能である。
また、固体メモリから取り出すリード線は真上方向に配置するのが製造上効率的であるため、固体メモリの真上にリング状端子が配設されるのが通常で、固体メモリと、電気的接続の対象となるリング状端子を、離隔して配設することは困難であり、構造の複雑化とコスト増の大きな要因となる。
更に、固体メモリは高々1ミリ程度の厚みのディスク内に埋め込まれており、外部からの衝撃に弱い半導体にとっては大きな問題が生ずる。固体メモリが埋設されているディスク表面はクランパの凹部内のスプリングバネで付勢されている接触端子の先端部が常時点接触圧力を受けて突き当たっており、特にディスクを最初にクランプするときには大きな圧力となって埋設されている固体メモリに衝撃を与える。当該ディスクドライブ装置によるディスク再生、記録の都度、このような衝撃が固体メモリに加わるのであるから固体メモリに与える影響は見過ごすことができない問題であり、長寿命化の面での問題もある。
また特に、この構造では、固体メモリとの電気的接続は、クランパの存在が大前提であり、クランパのないディスクドライブ装置では採用不可能である。
更に、この構造では、ディスク上には固体メモリのような受動素子が搭載されることを前提とし、CPU等の能動素子についてはまったく考慮されていない。能動素子を搭載する場合には、動作用の電源が必要となるが、そのための具体的な構成は何らの開示も示唆もない。
そこで、本発明の目的は、上述課題を悉く解決し、低コスト、簡単な構成でディスク側とディスクドライブ装置側間で信号の確実な送受信を可能とするディスクドライブ装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、ディスクと外部装置間の電気信号の確実な送受信を可能としてディスク利用分野の拡張性を格段に改善する低コストで簡単な構成のディスクドライブ装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、低コスト、簡単な構成でディスク側とディスクドライブ装置側間で複数信号の確実な送受信も可能とするディスクドライブ装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、クランパをもたないディスクドライブ装置への適用が可能なディスクドライブ装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、電源を必要とする能動素子等を搭載した場合においても簡素かつ低コストで電源配設を可能とするディスクドライブ装置を提供することにある。
なお、本発明は、ディスク側とディスクドライブ装置側間の信号の授受態様のすべてを意味し、“送信”、“受信”、“送信及び受信”等のすべての電気的情報、信号、電力等のやりとりの態様を含む。また、ディスクドライブ装置に限らず、それに用いられるディスクやそれを使用する信号授受システムについても適用されることは勿論である。
上述課題を解決するため、本発明によるディスクドライブ装置は次のような特徴的な構成を採用している。
(1)電子的機能部が搭載されたディスクがターンテーブル上に載置され、クランプされて回転駆動されるディスクドライブ装置において、
前記ディスクの開口穴周辺には、周方向に離隔形成され、前記電子的機能部に接続された薄膜形成の複数の第1の導電部が設けられ、
前記ディスクドライブ装置側であって、ディスクが挿入されてディスクを載置するターンテーブルの前記挿入後に突出する突出部に、ディスク回転、駆動時に、前記第1の導電部と押圧接触して電気的に接続する押圧接続部材が設けられ、
前記ターンテーブルの突出部の回転軸周辺部または回転軸の他端部に前記押圧部材と電気的に接続された第1の光電変換手段が設けられ、
前記ディスクドライブ装置側であって、前記ターンテーブルとは物理的に離隔され、前記第1の光電変換手段との対向位置に第2の光電変換手段が設けられ、
前記第1及び第2の導電部、第1及び第2の光電変換手段を介して前記電子的機能部と前記ディスクドライブ装置側間の信号授受を行うディスクドライブ装置。
(2)電子的機能部が搭載されたディスクがターンテーブル上に載置され、クランプされて回転駆動されるディスクドライブ装置において、
前記ディスクの開口穴周辺には、周方向に離隔形成され、前記電子的機能部に接続された薄膜形成の複数の第1の導電部が設けられ、
前記ディスクドライブ装置側であって、ディスクが挿入されてディスクを載置するターンテーブルの前記挿入後に突出する突出部に、ディスク回転、駆動時に、前記第1の導電部と押圧接触して電気的に接続する押圧接続部材が設けられ、
前記ターンテーブルの突出部の回転軸周辺部及び回転軸の他端部にそれぞれ前記押圧部材と電気的に接続された第1及び第2の光電変換手段が設けられ、
前記ディスクドライブ装置側であって、前記ターンテーブルとは物理的に離隔され、前記第1及び第2の光電変換手段との対向位置にそれぞれ第3及び第4の光電変換手段が設けられ、
前記第1及び第2の導電部、第1乃至第4の光電変換手段を介して前記電子的機能部と前記ディスクドライブ装置側間の信号授受を行うディスクドライブ装置。
(3)電子的機能部が搭載されたディスクがターンテーブル上に載置され、クランプされて回転駆動されるディスクドライブ装置において、
前記ディスクの開口穴周辺には、周方向に離隔形成され、前記電子的機能部に接続された薄膜形成の複数の第1の導電部が設けられ、
前記ディスクドライブ装置側であって、ディスクが挿入されてディスクを載置するターンテーブルの前記挿入後に突出する突出部に、ディスク回転、駆動時に、前記第1の導電部と押圧接触して電気的に接続する押圧接続部材が設けられ、
前記ターンテーブルの突出部の回転軸周辺部または回転軸の他端部に前記押圧部材と電気的に接続された第1の光電変換手段が設けられ、
前記ディスクドライブ装置側であって、前記ターンテーブルとは物理的に離隔され、前記第1の光電変換手段との対向位置に第2の光電変換手段が設けられ、
前記第1及び第2の導電部、第1及び第2の光電変換手段を介して前記電子的機能部と前記ディスクドライブ装置側間の信号授受を行い、
前記ディスクを回転させる回転部にバッテリを設け、
前記バッテリから前記押圧接続部材と前記第1の導電部を介して前記ディスク上の前記電子的機能部電源を供給するディスクドライブ装置。
(4)電子的機能部が搭載されたディスクがターンテーブル上に載置され、クランプされて回転駆動されるディスクドライブ装置において、
前記ディスクの開口穴周辺には、周方向に離隔形成され、前記電子的機能部に接続された薄膜形成の複数の第1の導電部が設けられ、
前記ディスクドライブ装置側であって、ディスクが挿入されてディスクを載置するターンテーブルの前記挿入後に突出する突出部に、ディスク回転、駆動時に、前記第1の導電部と押圧接触して電気的に接続する押圧接続部材が設けられ、
前記ターンテーブルの突出部の回転軸周辺部及び回転軸の他端部に前記押圧部材と電気的に接続された第1及び第2の光電変換手段が設けられ、
前記ディスクドライブ装置側であって、前記ターンテーブルとは物理的に離隔され、前記第1及び第2の光電変換手段との対向位置にそれぞれ第3及び第4の光電変換手段が設けられ、
前記第1及び第2の導電部、第1の光電変換手段乃至第4の光電変換手段を介して前記電子的機能部と前記ディスクドライブ装置側間の信号授受を行うとともに、
前記ディスクを回転させる回転部にバッテリを設け、
前記バッテリから前記押圧接続部材と前記第1の導電部を介して前記ディスク上の前記電子的機能部に電源を供給するディスクドライブ装置。
(5)前記バッテリは充電型電源である上記(1)乃至(4)のいずれかのディスクドライブ装置。
(6)前記バッテリは、前記第2の光電変換手段からの出力により充電される上記(5)のディスクドライブ装置。
(7)前記バッテリは、前記第1の光電変換手段よりも軸心位置をずらして設けられた充電用光発生手段からの光を受光し、電気信号に変換する充電用光電変換手段からの出力により充電される上記(5)のディスクドライブ装置。
(8)前記バッテリは、外部からの電波信号を受信して得られる電気信号により充電される上記(5)のディスクドライブ装置。
本発明によれば、ディスクとディスクドライブ装置間での確実な信号送受信を可能とすることにより、ディスクと外部装置間の電気信号の確実な送受信を可能とし、つまり、ディスクに記録されている情報の読み出しやディスクへの書き込みは勿論、当該ディスク上に搭載されている1または複数の電子的機能部(信号処理回路やメモリ等の回路動作に必要な構成、バッテリ等を含み、総称して電子的機能部と称する)と外部装置間の信号送受信を簡単な構成で可能とすることができる。また、ディスクへの電子的機能部への電源供給やディスクに搭載したバッテリへの電源の供給等の他態様の機能を簡単かつ確実に達成することができる。したがって、それぞれのディスク上に形成された1または複数の電子的機能部の機能に基づく固有の動作を規定することができるようになり、ディスクを用いた利用分野の拡張性が格段に改善される。更に、通常のディスク表面に薄膜IC等の電子的機能部と、この電子的機能部と電気的に接続された薄膜等の導電部を形成するだけで、著しい応用範囲が拡張される新たな構成のディスクが最小限のコスト上昇で得られる。また、かかるディスクにアクセスするためのディスクドライブも簡単な構成の追加だけで済み、コスト上昇を最小限に抑えたディスクドライブ装置が得られる。このような効果は、きわめて廉価でありながら大きな記録容量が得られる光ディスクを用いる場合に特に顕著となる。そして、本発明によれば、ディスクとディスクドライブ装置間の信号授受を速度やデータ量に殆ど制約がなく高速かつ安定に行うことができるようになる。
特に、本発明では、ディスク回転中であってもディスク搭載電子的機能部に接続されている導電部と、ディスクドライブの当該ディスクを一体的に回転させるための保持、把持部に形成された導電部とが直接接触して電気的に接続されるため、ディスク側とディスクドライブ側の導電部間は強力な圧接力(通常は面圧力)で把持、クランプされているので安定かつ確実な電気的接続が得られる。ディスク表面に形成された金属膜や、その周辺の金属部材による電波障害は全く問題とならないし、外部への電波等による電波漏れに起因する盗聴の恐れも全くなく、外部からの電波妨害の問題も生じることなく、また信号授受(通信)速度の制約もない。
更に本発明では、ディスクとディスクドライブ装置側の導電部間を確実に接続する各種態様の電気的経路が簡単に得られ、これら種々の接続態様を同時にまたは適宜いくつかを組み合わせて用いることにより多種多様な応用分野が得られる。
また、本発明では、導電部の他部との接続は精度は全く要求されず、単に接続されていれば良く、電子的機能部と導電部の配置は任意で用途に応じて適宜位置に設けることができる。
また、本発明では、電子的機能部等はディスクドライブ装置側のクランパやターンテーブルと接触しない、つまりクランプ圧力を全く受けない位置に配設されているから、特許文献6のような、クランパ凹部内のスプリングバネで付勢されている接触端子の先端部からの常時の点接触圧力やクランプ圧力を受けることはなく、衝撃に弱い半導体回路、チップ等に衝撃を与えることはなくなり、長寿命化が図れる。
更に、ディスク上に複数の導電部を有する電気的経路を容易に形成でき、電子的機能部への複数の信号ラインの形成や複数の電子的機能部への信号ラインの形成が可能となり、搭載回路の拡張が可能となる。
更に、本発明では、ディスクに搭載される電子的機能部に供給する電源をディスク側にもつ必要がなくなり、格段のディスクコストの削減、動作の安定性が得られる。電源は、ディスクドライブ装置側、特にディスクと一体的に回転する部位(例えば、ターンテーブルのディスク開口穴が挿入される突出部)に設けられており、その電源は、取り外して充電もでき、取り付けたまま充電も可能であるから、構成も簡単になるしコストも低くなる。
そして、電源の充電は、公知の非接触充電手段を用いることができる。ディスクドライブ側の回転部に設けられた電源が太陽電池で、光で充電する場合には、当該電源に外部から光を当てるように、例えば、対向位置に光源を設けるように構成できる。また、電源が電波等の高周波信号で充電可能な電源である場合には、当該電源に外部から電波信号のような電磁波信号を供給するように、信号源を設けるように構成できる 更に、電源が通常の電流で充電する場合には、スリップリングを介して当該電源に外部から電源供給することができる。
なお、かかる効果は、ディスクとディスクドライブ装置に限らず、同様な基本的原理に基づく構造を有するものでも得られる。本発明の他の効果は、以下の実施例の説明において明らかとなる。
本発明によるディスクドライブ装置が適用されるディスクの一例を示す簡略化されたディスク構成である。 本発明におけるディスクとディスクドライブ装置側の簡略化された要部断面図である。た断面図である。 本発明におけるターンテーブル側の簡略化された平面図である。 本発明における押圧接続部材の例を示す簡略化された要部断面図である。 本発明で利用するディスクとディスクドライブ装置側との位置関係を規定するための特有な構成を模式化した要部斜視図である。 本発明で利用するディスクとディスクドライブ装置側との位置関係を規定するための他の特有な構成を模式化した要部斜視図である。 従来のディスクドライブ装置の構成を説明するための模式化された要部の概略断面図である。
符号の説明
1 光ディスク
111、111A〜111C 電子的機能部
112、112A〜112C 接続部
113、113A〜113C 導電部
100 開口穴
20 ターンテーブル
21A 回転軸の突出部
21B 回転軸の他端部
3A〜3C、25 押圧接続部材
31A〜31D、32A、32B、33A、33B 電気パス
4A、4B、5A、5B 接続インタフェース部
以下、本発明の実施例の具体的構成例について図面を参照しながら説明する。
本発明は、ディスクを含む回転記憶媒体及びその媒体を回転駆動して信号授受を行うドライブ装置を対象とするものであり、ディスクドライブ装置のディスクの保持、把持手段によりしっかりと把持、保持、クランプされ、回転駆動される記憶媒体であれば任意のディスクやカード等(例えばCD、DVD、MO、MD、FD、HD等)に適用することができるが、以下では光ディスクを例とした場合について説明する。
本発明によるディスクドライブ装置が適用されるディスクは、電子回路等の電子的機能部が搭載されているディスクであり、その一例を示す簡略化されたディスク構成が図1に示されている。また、図2と図3には、ディスクとディスクドライブ装置側の簡略化された要部断面図とターンテーブル側の簡略化された平面図が示されている。
図1において、ディスク1は、ターンテーブルの突出部に挿入されてディスクの位置決めを行うための開口穴100を有し、開口穴100の周方向に沿って少なくとも1個(本例では、3個)の導電部(電極)113A〜113Cが設けられている。この導電部は径方向に離隔されたリング状に形成することもできる。
ディスク1の表面又は内部に少なくとも1個のCPU等の電子的機能部111が設けられ、例えば、電子的機能部111の端子に導電部113A〜113Cが接続部112A〜112Cを介してそれぞれ電気的に接続されている。電子的機能部111の設置位置は、ディスク1の内周部の非記録領域が好ましい。このようにターンテーブル上に電子的機能部を配設することにより、電子的機能部のような重量のある部品等がディスク上に搭載された場合であってもディスクの回転バランスの影響はなくなる。
ディスク1の開口穴100がターンテーブル20の突出部21Aに挿入され、位置決めされる。ディスク1がターンテーブル20上に載置されると、ターンテーブル20の突出部21A(ディスク1との当接部)の周方向に設けられたクランプ部材3A〜3C(等の押圧接続部材)によって、ディスクの開口穴100の内周部を上方から押圧(係止)されてターンテーブル20との間でディスクが把持、保持、クランプ(回転に必要な把持、保持)される。
本実施例では、図2や図3に示すように、押圧接続部材3A〜3Cは、ターンテーブル20の突出部21Aの周方向に複数個(例えば、等間隔に3個)設けられ、突出部21A内に設けられたバネ部材(図示せず)により外径方向(及び/又は下方向)にバイアス力がかかっており、このバネ部材によるスプリング力に抗してディスクを上方から押し込んで接触固定する。
すなわち、ディスク1の中央開口穴100を上方向から突出部21Aに押圧接続部材3A〜3Cのスプリング力に抗して押し込んでディスク1をターンテーブル20上に載置させると、押圧接続部材3A〜3Cが一旦、内側(点線部内)に引っ込んだ後、ディスク1の上面に入り込んで、ディスク1をクランプ部材3A〜3Cとターンテーブル20間で強力に固定する。
このような構成を有するディスクドライブ装置は、ディスク上方向からディスクを固定するクランパが不要であるため構成が簡素化され、且つ薄型化されるため、低コストで且つ小型化に適し、ノートパソコン、DVD機器、ゲーム機のような小型な電子機器に適用されることが多い。
押圧接続部材3A〜3Cのディスク1との接触部の少なくとも一部には導電部が設けられ、ディスク載置時にディスク1側の対応する導電部113A〜113Cとの電気的接続が確立される。こうして、ディスク1の電子的機能部111とディスクドライブ装置側間の電気的接続が確立される。
ここで、ディスク1の導電部113A〜113Cとの電気的接続は、図示のように、クランプ部部材である必要はなく、ディスク駆動時にディスク1の導電部113A〜113Cと電気的に接続されるような構成手段であれば何でも良い。例えば、導電部を有する部材を、通常時は突出部21Aに収納しておき、ディスク載置後に、当該部材を突出部から出させ、その導電部がディスク1の導電部113と確実に電気的に接続されるように上方向から押圧するような構成を採用することができる。これら部材の構成は、任意でユーザ等の操作に応答して動作するように構成することもできる。
また、押圧接続部材は、ディスクの挿入、取り外し時に障害とならないような部位、構造であればどのような位置であってもどのような構成でも良い。例えば、突出部21Aの上部に同様な機能を有する押圧接続部材を設けることができる。
本実施例では、ディスク1の開口穴100の内周端部の周方向領域に少なくとも1個の、本例では3個の導電部113A〜113Cを形成し、この導電部113A〜113Cとターンテーブル20の突出部21Aの対応する押圧接続部材3A〜3Cと電気的に接続している。
本実施例では、接続部112を介して電気的に接続された電子的機能部111をディスク1の上面に搭載している。ディスク1のターンテーブル20側(ディスクの下面)に情報記録面が形成され、光ピックアップによる情報の書き込み、読み出しが行われ、一方、ディスクの上面に電子的機能部111等が搭載されているので、光ピックアップ駆動機構等の物理的制約がなく、複数の電子的機能部等の搭載等、利用性、設計の自由度が拡張される。ディスク開口穴100の内周端部の周方向領域の他に開口穴100の内周壁にも同様な導電部を形成すればより確実な電気的接触が得られる。これら導電部は、押圧接続部材3A〜3Cとは強力に接触し、確実な電気的接触が得られる。
さて、本実施例では、図2や図3に示すように、回転部であるディスク側(例えば、ターンテーブルの突出部21A)と静止部であるディスクドライブ側との信号授受の接続インタフェース部としての光電変換素子、本例では、フォトトランジスタ4Aが突出部21Aの回転中心軸または近傍に、軸に沿って設けられ、突出部21Aには(内部または上部等の任意位置)バッテリ6が設けられている。勿論、他の電子的機能部等を設けることもできる。バッテリ6は、フォトトランジスタ4Aの駆動用電源として用いることができるし、バッテリ6を押圧接続部材3A〜3Cとディスク1の導電部113A〜113Cの少なくともいずれかを介してディスク1上の電子的機能部111に電源として供給することもできる。この場合には、ディスク上に電源を搭載する必要がなくなるので、そのコスト面や動作安定性等きわめて顕著な効果を奏する。突出部21Aの内部は通常は空洞になっているのでこの空洞部にこれら構成部品を搭載することには何らの問題も生じない。
図3に示す実施例では、押圧接続部材3A〜3Cを介してディスク上の電子的機能部111との信号授受や電源供給が行われる。バッテリ6は、電気パス32B、32C、32Dを介して押圧接続部材3A〜3Cや接続インタフェース部4Aに接続されている。また、押圧接続部材3Aは、電気パス32Aを介して接続インタフェース部4Aに接続されている。
バッテリ6は取り外し可能として必要なときに充電できるようにしてもよいし、使い捨てでもよい。勿論、後述するように、搭載したまま電気的/光学的/電磁気的に充電することもできる。
本実施例のように、ディスク1側にバッテリ6を設けることなく、電子的機能部に直接電源を供給することもできる。バッテリ6は、ターンテーブルのような回転体側に設けておけば、クランプピン3A〜3Cや導電部113A〜113C等を介して、接続は相対的に静止状態で行われるので、電源供給はスムーズに行われる。
上記バッテリ(電源)の充電は、公知の非接触充電手段を用いることができる。ディスクドライブ側の回転部側に設けられたバッテリが太陽電池で、光で充電する場合には、当該電源に外部から光を当てるようにすれば良い。例えば、回転軸に沿った対向位置に光源(充電手段)を設けるように構成できる。勿論、対向位置に限らず充電用の光が照射可能な位置に設ければ良く、太陽電池はターンテーブルの突出部の回転軸の周囲にリング状に形成すれば、充電用光源を回転軸からリング状対応位置に設置することで太陽電池の常時充電が可能となる。リング状に形成しない場合でも、回転体の回転に伴って間欠的に、すなわち、1回転に1回は光が太陽電池に照射されるので充電は可能である。また、バッテリが電波等の高周波信号で充電可能な電源である場合には、当該電源に外部から電波信号のような電磁波信号を供給(充電手段)するため、同様な位置に信号源を設けるように構成できる。電波の場合には、伝播の幅が広いため信号源の設置許容位置は幅広く、回転中心軸からずれた位置に設置することができるし、ディスクドライブ装置の外部から電波を放射することもできる。更に、電源を通常の電流で充電する場合には、スリップリングを介して当該電源に外部から電源(充電手段)を供給することもできる。
突出部21A上面に、光電変換手段4Aや電波送受信用のアンテナを設け、変換された電気信号(電子的機能部111との通信用信号やバッテリ充電用信号)を上記バッテリと接続インタフェース手段に供給するようにすれば、信号授受とバッテリ充電を同時に行なうことができる。バッテリ充電は、上述のように、通信時に同時に充電し、または必要に応じて、例えば、通信停止時に任意に行うことができる。また、突出部21Aとは反対側の回転軸部21Bに、同様に、充電信号を受ける手段(光電変換手段、アンテナ、スリップリング用の導電部等)を設け、充電用信号をバッテリ6に供給して充電するように構成することもできる。
上述のようなバッテリの配置構成は、本発明に限定的に適用されるものではなく、ディスクとディスクドライブ側の導電部の電気的接触により電気的経路が確立されるような構造であれば、すべて適用できる。
本実施例のように、バッテリを回転側に設けることにより、ディスク搭載の電子回路(CPU、メモリ等の電子的機能部)に電源を供給するための電源をディスクに設ける必要がなくなる。したがって、ディスクの著しいコスト削減効果が得られ、バッテリ消耗時の交換が不要となるだけでなく、バッテリ不良に起因するディスク再生ができなくなるという問題が解消される。
電子的機能部111としての電子回路は、後述するように種々の構成を含み、CPU、メモリ等の任意の構成要素やバッテリ等の任意の構成要素を含むこともあるし、これらの構成要素の一部を含むこともできることは勿論であり、その構成は薄膜化構成が望ましい。電子回路等とは、必ずしも電子的機能部だけでなく、光機能部等任意の機能部を意味し、入出力が電気的なものであれば何でも良い。
以上では、電子的機能部111としての電子回路はディスク表面に固定的に搭載される場合を想定しているが、電子的機能部111はディスク内部に埋設させることもできる。電子的機能部111等を適宜取替え可能にディスクに搭載するような構成も有益である。この場合は、ディスクの電子的機能部の搭載場所に電子的機能部(チップ)を搭載係止する係止部を設けておき、この係止部に電子的機能部(チップ)を取り付け、係止させれば良い。係止部には、電子的機能部111の入出力端子に接続される導電部112A〜112Cに接続される端子を固定的に配設、接続しておくことができる。この実施例は、電子的機能部等が搭載されるディスクすべてに適用可能であることは勿論である。つまり、特定個人が所持する電子機能チップを多数のディスクのうち使用するディスクに当該チップを取り付けることにより、多数のディスクを特定個人固有のディスクとしての利用が可能となる。
すなわち、かかる構成によれば、搭載されている電子的機能部(チップ)が故障したときには新たな電子的機能部に簡単に取り替えられる。また、ユーザやディスクに特有な電子回路、電子的機能部を簡単に搭載でき、例えば、ディスク、ユーザ毎に異なる暗号情報、ID情報等の情報をもたせることが可能となる。したがって、使用時のみ電子的機能部を取り付け、搭載し、使用終了時に電子的機能部を取り外しておけば、第3者によるアクセスが不可能となり、セキュリティが格段に改善される。また、CDやDVD等のデジタルコンテンツの再生をチップに格納されているキーデータの存在を必要としておけば、当該チップを取り外すことにより不正コピーを完全に排除することができる。
電子的機能部111は、例えば、ディスク面のROM領域に記録されているプログラムに基づく動作処理を実行する回路であり、処理結果はディスクドライブ装置側に送信される。また、逆にディスクドライブ装置側からの信号を受信する。電子的機能部111は、上述の如く、他の記録媒体に記録されているプログラムに基づく動作を行うようにしても良いし、動作が予め規定された動作を実行するように構成しても良く、メモリを含むことも当然に前提として想定しており、要するにその構成は任意であり、メモリ機能等を含むし、電子的機能部は、その入出力が電気信号であれば良く、処理は光処理等、任意である。
電子的機能部111の上記所定の処理としては、例えば、記録部に記録されている情報が暗号化されている場合に、その暗号化されている情報を読み出して予め定められているプログラムに基づいて解読するような処理がある。また、暗号化して書き込むときには、同様に、予め定められている暗号化プログラムに基づいて暗号化するように構成することもできる。
突出部21Aのフォトトランジスタ4Aとの対向面側には、例えば、ディスクドライブ装置の筐体が配設され、その対向部にはフォトトランジスタ5Aが設けられ、光信号の送受信が行われる。ここで、接続インタフェース手段としては、光学的に限定されず、電磁気的またはスリップリング構造の手段(回転軸スリップリング)を用いることができることは勿論である。
ここで、暗号化プログラムや解読プログラムをディスク毎に規定しておけば、ディスク毎に外部からの情報を一切必要としないクローズされた信号処理が可能となり、クローズされた固有の処理に基づく処理でない限りは当該ディスクへのアクセスを困難として高いセキュリティを確保することができる。また、暗号解読のためのキーを個別に外部から設定するようにすれば、より高いセキュリティが確保できる。更に、外部処理回路で処理された処理結果を記録部に記録するようにすることもできる。こうすることにより、処理結果が、外部処理装置に残ることなく、ディスクの記録部としてのRAM領域のみに保存、記録され、しかも保存、記録処理するデータを電子的機能部で暗号化等の処理を施しておけば、第三者は、暗号化データを解読するためのキー情報を含む解読プログラムがない限り解読データを得ることができず、きわめてセキュリティの高いシステムが実現できる。また、ディスクに形成されている電子的機能部等と外部回路との信号送受信により、これまで想定されていなかった利用分野の著しい拡張が図られる。すなわち、電子的機能部は、CPUとして独自のプロセッサー機能、メモリとしての機能、独自処理態様の実行機能等を有するから、ディスクと機能的、有機的に関連した、従来想定されなかった利用分野への拡張が可能となる。
上述のように、接続インタフェース部4Aや5A(4Bや5B)とは、あくまでもインタフェース機能を有することを意味し、当該部に光電変換手段やドライブ回路等のような構成要素をもたなくとも良く、これらは、いずれかの位置に設けておいても良い。例えば、回転軸端部やプリント基板側の接続インタフェースとして光ファイバを設けて、光ファイバ間で光信号の授受を行うこともできる。このことは、無線を利用した場合も同様であり、端部にはアンテナのみを設ければ良く、他の構成部はそれ以外の部位に設けることができる。なお、接続インタフェース部は、以上の部位以外に設けても良いことは勿論である。
さて、接続インタフェース部5Aのフォトトランジスタで受光した光信号は電気信号に変換され、変換された電気信号がディスクドライブ装置や外部の回路部に送出される。また、逆のルートの信号伝送が行われる。
このように、突出部21Aの回転軸部の回転軸中心(回転軸に沿って)に近接して設けられた光学手段や無線手段による接続は、互いが接近しているから、光や電波の強度が弱くとも接続(通信)が可能となり、また、外部に漏れる恐れも殆どなく、外部からの妨害や雑音の影響の影響もきわめて少なくできるのでセキュリティ面でも有効である。すなわち、回転軸部の軸心に沿った光学手段や無線手段の設置は、回転軸部の回転に起因する信号光のブレが少なくて済むし、また、無線手段により信号送受信を行なう場合も効率的な送受信が可能となる。これらは、以下で説明するすべての実施例を含み、ディスクドライブ装置の回転部材と静止部材間の信号授受に利用され、同様な効果が得られる。
以上の説明において、ディスク側とディスクドライブ装置側の各導電部は常に対応して形成されている必要はなく、一方に対応する導電部が存在しなくとも、当該存在しない導電部に関連する機能を無効とすることができる。したがって、ディスク側に形成する導電部は、ディスク特有にその数や位置を定めておき、ディスクドライブ装置側では、ディスク側に形成されている導電部との間でのみ信号の授受を行うことができる。したがって、また、ディスクが導電部等をもたない通常のディスクであっても、ディスクドライブ装置は通常の動作をし、互換性が維持できる。
以上、本発明の好適実施例の構成を詳述した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に理解できよう。
なお、ディスクドライブ装置によりディスクの電子的機能部から取得した情報を外部のコンピュータ等の処理装置で処理し、また当該処理装置で処理された信号又は電子的機能部で処理された信号をディスクのRAM領域や電子的機能部内または別設のメモリ等に書き込むように構成することもでき、その処理は任意である。
図4には、押圧接続部材として、突出部21Aに通常時は収納されており、ディスククランプ時に露出して導電部2と接触するように構成する例が示されている。通常時には、突出部21Aに収納されており、クランプ時には図示点線で示すように略90度回転させて導電部113との電気的接続を得ている。この接続部材としては、例えば、幅のある縦長の平面導電部を有する部材を用い、ディクが戴置されない通常状態では突出部内に略収納されているが、ディスクをターンテーブルに戴置した後は、自動的にまたは手動で、当該押圧接続部材の接続部が略90度回転し、ディスク側に倒れて、ディスク面に対して押圧力を加えて密着し、ディスクと接続部部材の導電部間の電気的接続関係を確立するように構成できる。ディスクが戴置され回転駆動されるとき、ディスク面の導電部とできるだけ接触面積が大きく、強い面圧力で押圧されて密着していることが好ましい。
また、図4に示す押圧接続部材25では、突出部21Aに通常時は収納されており、ディスククランプ時に露出して導電部113と接触するような導電部27を有する。押圧接続部材25は、導電部28や接続線33Aを介して接続インタフェース4Aに接続されている。図4において、通常時には、突出部21Aに収納されており、クランプ時には図示点線で示すように、回転軸26を中心として略90度回転させて導電部113との電気的接続を得ている。この押圧接続部材としては、例えば、幅のある縦長の平面導電部を有する部材を用い、ディスク1が戴置されない通常状態では突出部21A内に略収納されているが、ディスク1をターンテーブル20に戴置した後は、自動的にまたは手動で、当該押圧接続部材25を略90度回転させ、ディスク1側に倒して、ディスク面に対して押圧力を加えて密着させ、ディスクの導電部113と押圧接続部部材25の導電部27間の電気的接続関係を確立するように構成することができる。ディスクが戴置され回転駆動されるとき、ディスク面の導電部とできるだけ接触面積が大きく、強い面圧力で押圧されて密着していることが好ましい。ターンテーブル20の回転軸の他端側21B側にも接続インタフェース部4Bを設けることができ、接続線33Bを介して所定の押圧接続部材(図示せず)に接続されている。
上述のように、ディスク側とターンテーブル側のそれぞれに複数個の導電部が形成されている場合には、それぞれの導電部間の位置合わせが必要となることがある。すなわち、ディスクドライブ装置や外部装置(パソコン)等の特定回路部との信号授受関係が特定されている場合には、当該導電部が接続されている電子回路と対応する特定回路との電気的接続関係は固定される必要がある。そのための手段は種々考えられ、例えば、ディスク1とターンテーブル20側にそれぞれ目印を付けたり、物理的特定形状部を設け、これら物理的特定形状部の相対的関係により位置決めすることができる。また、両者に光学的、電気的、磁気的な関係を定めておき、それらの関係で位置決めすることもできる。例えば、磁石をそれぞれに設けておき、両磁石の磁力によって一律な位置決めをすることができる。また、光学的な目標位置を互いに設け、これらの目標位置を合致させるように構成することもできる。
図5には、本発明による位置決め機構として、ディスク1の(好ましくは内周部の)所定部位に径方向のスリットや切り欠き(穴)11を形成し、一方、ターンテーブル20の突出部21Aの外周壁には当該スリット11が入り込む凸部21を設け、ディスク1のスリット11に凸部21を入り込ませ(嵌合させ)、両者の対応位置関係を一義的に位置付けることができる。ここでの位置決めは、対応する導電部間が確実に接触するような位置決めであり、導電部の幅は比較的広いので、スリット11や凸部21の配設位置やサイズは高精度である必要はない。
図6には、位置決め機構の他の実施例が示されている。本実施例では、ディスク1の(好ましくは内周部の)所定部位に穴12を設け、一方、ターンテーブル20には当該穴12に入り込む凸部22を設け、ディスク1の穴12に凸部22を入り込ませ(嵌合させ)、両者の対応位置関係を一義的に位置付けする。ここでの位置決めも、対応する導電部間が確実に接触するような位置決めであり、導電部の幅が比較的広いので、穴12や凸部22の配設位置やサイズは高精度である必要はない。
ディスクを自動的にローディングするような構成においては、切り欠きを大きめにしておき、ディスクをターンテーブルの突出部に挿入させる際に、ディスクを周方向にシャッフルしてこの切り欠きに凸部21を嵌合させるように構成することができる。また、ディスク載置時の初期状態において、ターンテーブルの回転軸の凸部の絶対的位置を予め定めておき、ローディング時等には必ず凸部が周方向の位置が定め、一方、この凸部の絶対的位置に合致する位置に切り欠きやスリットが位置するようにディスクの位置関係を制御するような構成も採用できる。
ディスクとターンテーブル側の一義的位置決めを行うことなく、導電部からの出力を受けて切り替え出力する切り替え手段を設け、対応する信号を選択的に対応する接続先に送出するように構成することもできる。この場合には、信号に何らかの識別信号を含ませ、受信した信号の識別信号を判別し、判別結果に基づいて対応する接続先への送出を行うことができる。この切り替え手段は、外部回路側に設けることができることは勿論である。
かかる位置決めや切り替え手法は、これらの実施例や後述実施例に限定されないことは勿論であり、ディスクとディスクドライブ装置側の対応する複数の導電部間の対応付けを行う場合等にすべて適用できることは明らかである。
上述のような構成で、ディスク搭載電子的機能部とディスクドライブ装置間の電気的経路が確立され、ディスク側と、ディスクドライブ装置が接続された電子装置(パソコン、ゲーム機等)との間の信号授受が行われる。
ところで、このようにディスクの周方向に複数個の離隔導電部を形成する構成は、複数の電気的経路を得るためには大変有効であるが、導電部は所定の長さが必要であるため形成する導電部の数には制約がある。ディスクに搭載する電子回路の数が増えると、必要な電気的経路の数もより多くなり、対応できなくなる。そこで、本発明では、異なる径方向距離にある複数個の周方向のそれぞれの周方向に沿って複数個の離隔導電部を形成することにより、多数のディスクドライブ側のクランプピンのような接続部材との接続が可能となる。
以上の実施例において、ディスク表面に形成される導電部は、単なる導電膜であればよいから蒸着により容易に膜形成することができる。また、導電膜を表面に貼り付けることもできるし、蒸着以外の他の任意の方法で形成することもできる。
ディスクとディスクドライブ装置側のそれぞれに電波信号授受のためのアンテナを設ける構成では、両アンテナ間は離隔配設可能であり、近接配設すれば、電波強度は微弱でもよく、外部からのノイズの影響を受けたり、外部への信号漏れもほとんどなく、確実な通信が可能となる。両アンテナの直接接触を避けるために、少なくとも一方のアンテナ表面を保護膜(例えば、絶縁膜)で被覆しておけば両者を接触させることもできる。
以上、本発明によるディスクドライブ装置並びにディスクの好適実施例の構成を詳述した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に理解できよう。すなわち、本発明は上述実施例で説明したディスクドライブ装置とディスクに限定するものではなく、回転材を接触して保持(把持)部材により保持(把持)して回転させる回転機構における回転材と回転機構についても同様に適用可能である。
また、ディスクとディスクドライブ装置側の導電部(電極部)の形状は任意であるが、より確実な電気的接続を得るために、クランプ時に導電部が嵌合するような形状(一方が凹形状で、他方が凸形状)とすることもできる。こうすれば、ディスク回転時の両者の周方向のずれもなくより確実な接続が可能となる。このとき、材料を弾性材とすることができる。このような構成により、位置ずれのない確実な電気的接触が得られる。
なお、ディスクドライブ装置によりディスクの電子回路から取得した情報を外部のコンピュータ等の処理装置で処理し、また当該処理装置で処理された信号又は電子回路で処理された信号をディスクのRAM領域や電子回路内または別設のメモリ等に書き込むように構成することもでき、その処理は任意である。
上述実施例において、電子回路はディスク内に埋設することができ、そうすることにより外部からの(手あかや油等)の汚れ、傷を受ける等を回避できるようになる。また、ディスク表面上に形成した電子回路を何らかの絶縁材料で被覆することにより電子回部やメモリ等を汚れや衝撃、更には水に対する防止策となる。
ディスクのクランプ領域の外側に複数個の電子回路を搭載する場合には、ディスク中心から対称位置にそれぞれの電子回路を設置するようにすればディスク全体のバランスを維持できるようになる。この場合、導電部はディスクとディスクドライブ装置側において径方向に離隔しておいて互いの電気的接触を回避する。同様に対となる電子回路を搭載する場合には、一対の電子回路はディスク開口孔中心に対して対称位置に形成することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明は、電子回路を搭載していない通常のディスクであっても使用可能である。すなわち、電子回路を搭載していないディスクを本発明によるディスクドライブ装置に利用した場合には、ディスクドライブ装置側の導電部には、何らの導電部が接触するわけではないので、通常のディスクドライブ装置として動作することになる。
ところで、このようにディスクの周方向に複数個の離隔導電部を形成する構成は、複数の電気的経路を得るためには大変有効であるが、導電部は所定の長さが必要であるため形成する導電部の数には制約がある。ディスクに搭載する電子回路の数が増えると、必要な電気的経路の数もより多くなり、対応できなくなる。
そこで、本発明では、ディスクに形成する導電部の数を増加させる目的で、異なる径方向距離にあり、それぞれの周方向に沿って複数個の離隔導電部(113等に対応)を形成する。この場合には、押圧接続部材(図2や図3参照)は、それぞれの径方向距離に形成された導電部と電気的に接続されるような構成とすることは勿論である。
この実施例では、説明を簡単にするため、一面側にすべての構成要素を形成、搭載していることとしているが、上述実施例のように、一面側に電子回路4A〜4Dや接続部30、31〜38を形成し、ディスクの他面側に形成した導電部2A(R1)〜2D(R1)や2A(R2)〜2D(R2)間を上述したような縦接続部(図示せず)を介して接続するように構成することもできる。
本発明は、上述した実施例に限定されず、ディスクの周方向に沿って離隔した導電部を形成する場合すべてに適用可能である。

Claims (8)

  1. 電子的機能部が搭載されたディスクがターンテーブル上に載置され、クランプされて回転駆動されるディスクドライブ装置において、
    前記ディスクの開口穴周辺には、周方向に離隔形成され、前記電子的機能部に接続された薄膜形成の複数の第1の導電部が設けられ、
    前記ディスクドライブ装置側であって、ディスクが挿入されてディスクを載置するターンテーブルの前記挿入後に突出する突出部に、ディスク回転、駆動時に、前記第1の導電部と押圧接触して電気的に接続する押圧接続部材が設けられ、
    前記ターンテーブルの突出部の回転軸周辺部または回転軸の他端部に前記押圧部材と電気的に接続された第1の光電変換手段が設けられ、
    前記ディスクドライブ装置側であって、前記ターンテーブルとは物理的に離隔され、前記第1の光電変換手段との対向位置に第2の光電変換手段が設けられ、
    前記第1及び第2の導電部、第1及び第2の光電変換手段を介して前記電子的機能部と前記ディスクドライブ装置側間の信号授受を行うことを特徴とするディスクドライブ装置。
  2. 電子的機能部が搭載されたディスクがターンテーブル上に載置され、クランプされて回転駆動されるディスクドライブ装置において、
    前記ディスクの開口穴周辺には、周方向に離隔形成され、前記電子的機能部に接続された薄膜形成の複数の第1の導電部が設けられ、
    前記ディスクドライブ装置側であって、ディスクが挿入されてディスクを載置するターンテーブルの前記挿入後に突出する突出部に、ディスク回転、駆動時に、前記第1の導電部と押圧接触して電気的に接続する押圧接続部材が設けられ、
    前記ターンテーブルの突出部の回転軸周辺部及び回転軸の他端部にそれぞれ前記押圧部材と電気的に接続された第1及び第2の光電変換手段が設けられ、
    前記ディスクドライブ装置側であって、前記ターンテーブルとは物理的に離隔され、前記第1及び第2の光電変換手段との対向位置にそれぞれ第3及び第4の光電変換手段が設けられ、
    前記第1及び第2の導電部、第1乃至第4の光電変換手段を介して前記電子的機能部と前記ディスクドライブ装置側間の信号授受を行うことを特徴とするディスクドライブ装置。
  3. 電子的機能部が搭載されたディスクがターンテーブル上に載置され、クランプされて回転駆動されるディスクドライブ装置において、
    前記ディスクの開口穴周辺には、周方向に離隔形成され、前記電子的機能部に接続された薄膜形成の複数の第1の導電部が設けられ、
    前記ディスクドライブ装置側であって、ディスクが挿入されてディスクを載置するターンテーブルの前記挿入後に突出する突出部に、ディスク回転、駆動時に、前記第1の導電部と押圧接触して電気的に接続する押圧接続部材が設けられ、
    前記ターンテーブルの突出部の回転軸周辺部または回転軸の他端部に前記押圧部材と電気的に接続された第1の光電変換手段が設けられ、
    前記ディスクドライブ装置側であって、前記ターンテーブルとは物理的に離隔され、前記第1の光電変換手段との対向位置に第2の光電変換手段が設けられ、
    前記第1及び第2の導電部、第1及び第2の光電変換手段を介して前記電子的機能部と前記ディスクドライブ装置側間の信号授受を行い、
    前記ディスクを回転させる回転部にバッテリを設け、
    前記バッテリから前記押圧接続部材と前記第1の導電部を介して前記ディスク上の前記電子的機能部電源を供給することを特徴とするディスクドライブ装置。
  4. 電子的機能部が搭載されたディスクがターンテーブル上に載置され、クランプされて回転駆動されるディスクドライブ装置において、
    前記ディスクの開口穴周辺には、周方向に離隔形成され、前記電子的機能部に接続された薄膜形成の複数の第1の導電部が設けられ、
    前記ディスクドライブ装置側であって、ディスクが挿入されてディスクを載置するターンテーブルの前記挿入後に突出する突出部に、ディスク回転、駆動時に、前記第1の導電部と押圧接触して電気的に接続する押圧接続部材が設けられ、
    前記ターンテーブルの突出部の回転軸周辺部及び回転軸の他端部に前記押圧部材と電気的に接続された第1及び第2の光電変換手段が設けられ、
    前記ディスクドライブ装置側であって、前記ターンテーブルとは物理的に離隔され、前記第1及び第2の光電変換手段との対向位置にそれぞれ第3及び第4の光電変換手段が設けられ、
    前記第1及び第2の導電部、第1の光電変換手段乃至第4の光電変換手段を介して前記電子的機能部と前記ディスクドライブ装置側間の信号授受を行うとともに、
    前記ディスクを回転させる回転部にバッテリを設け、
    前記バッテリから前記押圧接続部材と前記第1の導電部を介して前記ディスク上の前記電子的機能部に電源を供給することを特徴とするディスクドライブ装置。
  5. 前記バッテリは充電型電源であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のディスクドライブ装置。
  6. 前記バッテリは、前記第2の光電変換手段からの出力により充電されることを特徴とする請求項5に記載のディスクドライブ装置。
  7. 前記バッテリは、前記第1の光電変換手段よりも軸心位置をずらして設けられた充電用光発生手段からの光を受光し、電気信号に変換する充電用光電変換手段からの出力により充電されることを特徴とする請求項5に記載のディスクドライブ装置。
  8. 前記バッテリは、外部からの電波信号を受信して得られる電気信号により充電されることを特徴とする請求項5に記載のディスクドライブ装置。
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