JPWO2007046400A1 - 不正インストールを防止するプロテクトシステム - Google Patents

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Abstract

インストール元のファイルに制約を設けて不正インストールを防止することができるプロテクトシステムを提供するために、コンピュータソフトウェアの不正インストールを防止するためのプロテクトシステムであって、インストール元の記録媒体4に記録されたインストールファイルを実行することにより、所定のインストール先の記録媒体2へソフトウェアをインストールした後、前記インストールファイルの全部又は一部を消去することにより、再インストール不能にした。

Description

本発明は、コンピュータ上で動作するソフトウェアの不正インストールを防止するプロテクトシステムに関するものである。なお、本発明は、高機能化した携帯電話機を含む機器についても適用可能なものである。
昨今は、様々な分野でパーソナルコンピュータを初めとするコンピュータが使用され、業務目的及び私的に利用されている。このコンピュータは、基本ソフトウェアであるオペレーティングシステム(以下、OSと呼ぶ。)によって使用環境が整えられ、このOS上で動作する様々なソフトウェア(アプリケーションソフト)が提供されている。
ところで、これらのソフトウェアは、高機能化が図られた結果、インストールファイルの容量が数百メガバイトを超えることが多くなり、CD−ROMやDVD−ROM等の大容量の記録媒体に記録されて提供されることが多くなった。さらに、昨今は、通信回線のブロードバンド化が進み、大容量のデータを短時間で送受信できる環境が、一昔前よりも安価で手軽に手に入るようになった。
そこで、前述のソフトウェアの提供も、大容量記録媒体を利用せずに、通信回線を介して、直接、利用者のコンピュータに搭載されている大容量記録媒体(通常はハードディスク)上にダウンロードすることによって行われることができるようになった。
一方で、大容量で高機能なソフトウェアの入手が容易になった反面、これらのソフトウェアの不正インストールの問題が深刻化しており、多額の開発費を投じたソフトウェアの提供者の利益を正当に守ることが困難になっている。
そこで、特許文献1〜3のような、不正コピー又は不正インストールを防止するための様々な発明が提案されている。
特開平11−212783号公報 特開2002−55728号公報 特開2003−173297号公報
特許文献1の「ソフトウェアの不正使用防止方法」の発明は、インストール先のハードディスクに固有のパスワードを生成し、取得したライセンス数以上の台数のコンピュータへのインストールを防止するものである。
特許文献2の「コピープロテクトシステム」の発明は、インストールまたは実行されるコンピュータシステムの固有情報が、ソフトウェアが持つ固有情報(頒布バージョン)に対応しているか否かを判定することにより、不正使用を防止するものである。
また、特許文献3の「記録媒体の情報処置システムおよび情報処理方法」の発明は、不正コピー自体は許容するが、不正コピーされたソフトウェアの使用を阻止することができる構成を備えたものである。
これら特許文献1〜3を含む従来のソフトウェアのコピーを防止するための発明を実施しても、インストール元のファイルは、依然として無防備である。
そこで本発明は、インストール元のファイルに制約を設けて不正インストールを防止することができるプロテクトシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、コンピュータソフトウェアの不正インストールを防止するためのプロテクトシステムであって、インストール元の記録媒体に記録されたインストールファイルを実行することにより、所定のインストール先の記録媒体へソフトウェアをインストールした後、前記インストールファイルの全部又は一部を消去することにより、再インストール不能にする。
これにより、インストールを行った後のインストール元の記録媒体には、インストールファイルが残らず、所定のインストールが行われた後の、別のコンピュータへのインストールを確実に阻止することができる。
また、本発明は、前述の発明に加えて、インストールファイルを、通信回線を介してインストール先のコンピュータ側の記録媒体に記録し、前記記録されたインストールファイルによってインストールを実行するようにした。
本発明を実施すると、インストールファイルを、通信回線を介してインストール先のコンピュータ側の記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたインストールファイルによってインストールを実行する場合においても、正規の回数のインストール作業が行われると、それ以上の不正インストールを阻止することができる。
また、本発明は、前述の発明に加えて、インストールを実行した後に、インストールファイルを消去する消去プログラムを設けた。
これにより、インストールファイルに消去プログラムをリンクさせるだけで不正インストールを阻止することができる。すなわち、消去プログラムのアルゴリズムを、インストールファイル内に組み込む必要がなくなり、汎用性を向上させることができるようになる。
また、本発明は、前述の発明に加えて、インストールファイルを実行した回数をカウントするカウンタを設け、インストールの実行回数が、予め設定した所定回数に達すると、インストール元の記録媒体から前記インストールファイルを消去するようにした。
これにより、許容された所定回数はインストール作業を行うことができ、使用者の便宜を図ることができる。すなわち、コンピュータの動作が不安定になると、起動ハードディスクをフォーマットし、OSを再インストールすることで動作不良が改善されることが多い。その場合に本発明を実施すると、再インストールを正当に行うことができるようになる。
また、本発明は、前述の発明に加えて、インストールの実行回数が予め設定した所定回数に達した際に、インストールファイルを消去する消去プログラムを設けた。
これにより、インストールの実行回数が予め設定した所定回数に達するまではインストールファイルは消去されず、インストールの実行回数が所定回数に達したときにインストールファイルが消去されるようにすることができる。
また、発明は、前述の発明に加えて、インストールファイルを消去した後、前記消去プログラムを消去するようにした。
これにより、インストールファイルと消去プログラムが共に消去され、記録媒体上に不要なファイルを放置せずに済む。
また、本発明は、前述の発明に加えて、インストール先の記録媒体の固有情報を収集し、収集した前記固有情報を元に、インストールしたソフトウェアの起動キーを生成するように構成した。
これにより、ソフトウェアが、インストールされた記録媒体以外の記録媒体にコピーされても、起動キーと記録媒体とが一致せず、ソフトウェアの起動を阻止することができる。すなわち、インストールされたソフトウェアのファイルをコピーすることによる別のコンピュータへの不正インストールを阻止することができる。
また、本発明は、前述の発明に加えて、初回インストール時に、インストール先のハードウェア固有の情報を収集する固有情報収集手段と、前記固有情報収集手段によって収集された固有情報をインストール先の記録媒体とインストールファイルに記録する記録手段とを備えた。
これにより、複数のコンピュータへのソフトウェアの不正インストールを防止することができる。
また、本発明は、前述の発明に加えて、インストールファイルによるインストール時にはパスワードの入力が要求されるようにした。
これにより、パスワードを知り得る正規ライセンス保持者以外による不正なインストールを排除することができるようになる。
また、本発明は、前述の発明に加えて、パスワードの入力間違いが所定回数に達すると、インストールファイルが削除されるようにした。
このようにパスワードの入力回数に制限を設けることにより、不正なインストールを排除することができるようになる。
また、本発明は、前述の発明に加えて、パスワードの入力を開始してから所定時間が経過するまでにパスワードの入力が完了しない場合には、インストールファイルが削除されるようにした。
このようにパスワードの入力時間に制限を設けることにより、不正なインストールを排除することができるようになる。
また、本発明は、前述の発明に加えて、コンピュータソフトウェアは、携帯型の機器又はナビゲーション機器にインストールされるものとした。
これにより、高機能化した携帯型の機器(例えば携帯電話機や、携帯ナビゲーション機器等)や、車に搭載されるナビゲーション機器にインストールされるソフトウェアの不正インストールを排除することができる。
また、本発明は、前述の発明に加えて、前記携帯型の機器を、携帯電話機とした。
これにより、高機能化した携帯電話機で実行されるソフトウェアの不正インストールを排除することができる。
本発明を実施すると、インストールを行った後のインストール元の記録媒体には、インストールファイルが残らず、所定のインストールが行われた後の、別のコンピュータ又はコンピュータを搭載した機器へのインストールを確実に阻止することができる。
本発明を実施するノート型のパーソナルコンピュータの斜視図である。 通信回線を介して、インストールファイルを取得して本発明を実施する場合の全体系統図である。 本発明を実施する手順を示す流れ図である。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ
2 ハードディスク
3 駆動ドライブ
4 記録媒体
6 インターネット(通信回線)
図1は、本発明を実施するノート型のパーソナルコンピュータ1(以下、PC1と呼ぶ。)の斜視図である。本発明は、(パーソナル)コンピュータ以外に、携帯電話機等の携帯型の機器にも実施可能であるが、以下ではパーソナルコンピュータ1を例に挙げて説明する。携帯電話機に本発明を実施する際には、以下において「PC1」を「携帯電話機」に置き換え、「ハードディスク2」を「携帯電話機の本体メモリ」又は「追加メモリユニット」に置き換えて読むことができる。
PC1は、オペレーティングシステム(以下、OSと呼ぶ。)がインストールされたハードディスク2を内蔵している。ハードディスク2には、データを保存したり、アプリケーションソフトウェアをインストールすることができる領域が形成されている。また、PC1には、DVD−RAM、DVD±RW、CD−RW等の書き換え可能なリムーバブル型の記録媒体4の駆動ドライブ3が設けてある。
このPC1を使用して本発明を実施する手順を、図3を参照しながら説明する。図3は、本発明を実施する手順を示す流れ図である。
ソフトウェアを使用するユーザは、まず、正当な使用ライセンスを取得する必要がある。多くの場合、ライセンス料を支払うことで、ソフトウェアを使用するライセンスを取得することができる。ライセンス料を支払うと、ソフトウェアのインストールファイルが記録された書き換え可能な記録媒体4を入手することができる。
記録媒体4には、ユーザの利用に供するソフトウェアをインストールするためのインストールファイルと、インストール情報記録ファイルとが記録されている。インストール情報記録ファイルには、ユーザによるインストール作業の実行回数をカウントするカウントプログラムと、インストールファイル及びインストール情報記録ファイルを消去する消去プログラムとが包含されている。さらに、インストール情報記録ファイルは、初めてインストールを実行する際に、または、記録媒体4をディスクドライブに装填した際に、インストール先の固有情報(PC1のハードウェア情報)を収集し、記録媒体4に記録する。
ユーザがソフトウェアをインストールすることができる回数には制限が設けられており、予め設定された所定回数(設定値)まではインストールが可能である。例えば、5回までのインストールが容認されているとすると、インストール情報記録ファイルが、カウントプログラムによってインストールの回数をカウントし、カウントした回数が5回に達すると、消去プログラムによってインストールファイルの全部又は一部を消去し、6回目のインストールができないようになっている。しかし、インストール先が、初回にインストールしたPC1とは異なるPCである場合には、インストールは実行せず、カウンタは進めない。
このインストール情報記録ファイルは、記録媒体4上にあって、ソフトウェアをインストールした際に、記録媒体4にインストール回数を記録する。初回のインストール実行後、消去プログラムを直ちに実行し、当該記録媒体4による再インストールを不能にすることもできる。
インストール回数(カウントプログラムによるカウント値)が所定の設定値に達するまではインストールを容認する場合には、インストールを実行する度にカウントプログラムによってカウント値が加算され、カウント値が設定値に達すると、消去プログラムによって、記録媒体4上のインストールファイルが消去される。ここで、消去プログラムが、インストールファイルとインストール情報記録ファイル(消去プログラム自身)とを同時に消去するようにしてもよい。
ソフトウェアをPC1のハードディスク2にインストールする際に、インストール情報記録ファイルによって、ハードディスク2の固有情報(製造番号やシリアル番号)を取得し、取得した固有情報を元にソフトウェアの起動キーを生成し、起動キーをソフトウェアと共にハードディスク2に記録するのが好ましい。
ソフトウェアの起動プログラムは、ソフトウェアの起動時において、ソフトウェアが記録されている記録媒体の固有情報を取得し、これが起動キーと一致していればソフトウェアを正常に起動させ、逆に、一致しなければ、ソフトウェアを起動しないように構成されている。
よって、ハードディスク2の固有情報と、別の記録媒体の固有情報とが異なるので、ハードディスク2にインストールされたソフトウェアを、別の記録媒体に移植(コピー)しても、使用することができない。これにより、記録媒体4で提供されるソフトウェアが、インストール先のハードディスク2を介して、別の記録媒体にインストールされることを防止することができる。
前述の例では、固有情報は、ハードディスク2の固有情報を例に挙げて説明したが、ハードディスク2の代わりに、CPU、メモリモジュール等のその他のハードウェアの製造番号やシリアル番号等を固有情報としてもよい。
図2は、インターネット(通信回線)を介して、インストールファイルを取得して本発明を実施する場合の全体系統図である。ソフトウェアのユーザが所有するPC1は、ブロードバンドルータ5を介してインターネット6に接続されている。また、ソフトウェアの提供者が所有するサーバ8も、ブロードバンドルータ7を介してインターネット6に接続されている。サーバ8に備えたハードディスク9には、インストールファイルのオリジナルファイルが格納されている。
図2に示す例では、インストールファイルは、記録媒体4(図1)に記録された状態で提供されるのではなく、ライセンスを取得したユーザが、ソフトウェアの提供者(販売者)のサーバ8から、インターネット6(通信回線)を介してPC1のハードディスク2にダウンロードすることにより提供される。図2の例では、インストールファイルが、PC1のハードディスク2上にダウンロードされるが、それ以外の点は、図1の例と実施の仕方は同じである。
ダウンロードされるインストールファイルは、アーカイブと呼ばれる圧縮したファイルであるのが好ましい。このアーカイブには、アプリケーションソフトウェアの実行に必要なファイル群と、インストール先のハードウェア環境に固有の情報(ハードディスク、CPU、メモリモジュール等の製造番号やシリアル番号等)を収集する固有情報収集プログラムと、収集した固有情報をインストールファイル(アーカイブ)とインストール先の記録媒体(ハードディスク2)に記録する記録プログラムとが包含されている。この記録プログラムは、初回インストール時にのみ有用であり、インストールファイルとインストール先の記録媒体に記録した後は、消去プログラムによって消去するようにするのが好ましい。記録プログラムを消去することにより、何らかの不正手段によって、複数のコンピュータへ個々のハードウェア情報が記録されることを防止することができ、不正インストールを防止することができるようになる。
固有情報収集プログラムは、インストールファイルがダウンロードされる前に、ダウンロード先のハードウェア情報(上記した固有情報)を収集し、インストールファイルに記録するようにしてもよい。その後、このインストールファイルをダウンロードする。これにより、ダウンロード先以外のコンピュータでは、このインストールファイルを使用してソフトウェアのインストールを行うことができなくなる。また、インストール前にインストールファイルが他のコンピュータへコピーされたとしても、当該他のコンピュータにおける不正インストールを防止することができるようになる。
さらにインストールファイル(アーカイブ)は、ソフトウェアを再インストールする際に、新たに収集したインストール先のハードウェアの固有情報と前回のインストール時(又はダウンロード時)に収集して記録した固有情報とを比較し、これらが一致しているか否かをチェックするチェックプログラムを備えている。
ソフトウェアを再インストールする際には、再インストールする先のハードウェア情報と、初回にインストールした先のハードウェア情報とが、チェックプログラムでチェックされる。両者が一致していれば、ソフトウェアのインストールが開始され、逆に一致していなければ、インストールは強制終了される。これにより、ソフトウェアが、複数のコンピュータへ不正にインストールされることを防止することができる。
また、インストール先の記録媒体(ハードディスク2)には、ソフトウェア起動時にハードウェア情報を収集するハードウェア情報収集プログラムと、初回インストール時に収集し且つ記録されたハードウェア情報(固有情報)と、ソフトウェア起動時に収集したハードウェア情報とを比較する比較プログラムとが記録される。
ソフトウェア起動時には、比較プログラムが、インストール時に収集し且つ記録されたハードウェア情報(固有情報)と、新たに収集したハードウェア情報(固有情報)とを比較する。これらが一致していれば、ソフトウェアを正常に起動させる。逆に、これらが一致していなければ、ソフトウェアを起動させない。これにより、インストールされたソフトウェアが、別のコンピュータへコピーされたとしても、インストール先のコンピュータの固有情報も一緒にコピーされるので、コピー先のコンピュータの固有情報と異なる固有情報がコピー先のコンピュータの記録媒体に記録されることになる。よって、ソフトウェア起動時において、比較プログラムが比較した結果、両者が相違するので、ソフトウェアは起動されない。これにより、ソフトウェアの不正コピーを、実質的に防止することができる。
固有情報収集プログラム、記録プログラム、チェックプログラム、及び比較プログラムは、インストールファイルの提供が、通信回線を介してダウンロードされる場合のみでなく、記録媒体で提供される場合においても採用することができる。
インターネットを使用せず、通信回線としてISDN回線や電話回線(ZMODEM等の通信プロトコル)を使用し、サーバ8とPC1とで直にインストールファイルの送受信を行ってもよい。しかし、これらは、インターネットを介するブロードバンドと比較して通信速度が桁違いに遅いので好ましくはない。しかし、インストールファイルの大きさが数メガバイト以下であれば、十分に実用することができる。
ところで、昨今はインストール時にパスワードやシリアル番号等の入力を要求するソフトウェアも多く存在する。不正インストールを排除するには、パスワードやシリアル番号の桁数を増やすことも考えられるが、それでは正規ライセンス保持者にとってインストール作業が煩雑になる。
そこで、パスワードやシリアル番号の入力間違いが所定回数(例えば5回)に達すると、インストールファイルが削除されるようにする。例えば、削除プログラムにパスワード入力間違いの回数を計測する機能を設ける。そして、計測した回数が、所定回数に達したら、削除プログラムによってインストールファイルが削除されるようにする。また、インストールを開始してから所定時間(例えば3分)が経過するまでにパスワードやシリアル番号の入力が完了しない場合に、インストールファイルが削除されるようにすることもできる。不正インストールを極めて有効に排除することができる。
以上では、一般の汎用コンピュータについて実施する例を記述したが、本発明は、高機能化した携帯機器についても実施可能である。すなわち、携帯機器の一つである携帯電話機では、従来の通話機能に加え、電子メールの送受信,様々なゲームソフト,電子決済,現在地を表示するGPS(Global Positioning System)を利用したナビゲーションシステム等の様々なアプリケーションが利用可能である。すなわち、これらの付加機能を利用するには、携帯電話機にコンピュータと同様のシステム構成(処理装置としてのCPU,記憶装置としてのメモリ,処理結果を表示するディスプレイ装置等)を備える必要がある。
メモリとしては、携帯電話機本体には取り外しできない本体メモリと、脱着が可能な追加メモリユニットとが設けられている。追加メモリユニットとしては、例えばminiSDカードが利用可能である。インストールファイルの容量が本体メモリの容量を超えている場合には、インストールファイルは電話回線又はインターネットを介して追加メモリユニットに記録することができる。また、ソフトウェアのインストール先も追加メモリユニットに設定することもできる。
また、他の携帯機器に対しても、携帯電話機と同様に本発明を実施することができる。例えば、携帯電話機とは別の専用の携帯型のナビゲーション機器では、GPSによって位置情報が入力され、ディスプレイに地図と現在地とが表示される。この基本機能に対して、音声案内機能を追加したり、現在地に近い施設情報を表示したりするには、処理装置としてのCPUや記憶装置としてのメモリ等が必要である。車に搭載されるナビゲーション機器についても同様である。
すなわち、これらの機器において上述の機能を実現するためには、これらの機器にはコンピュータと同様のシステム構成が備えられている必要がある。そこで、本発明を実施すると、これらの機器で実行されるソフトウェアの不正インストールを排除することができるようになる。

Claims (13)

  1. コンピュータソフトウェアの不正インストールを防止するためのプロテクトシステムであって、インストール元の記録媒体に記録されたインストールファイルを実行することにより、所定のインストール先の記録媒体へソフトウェアをインストールした後、前記インストールファイルの全部又は一部を消去することにより、再インストール不能にすることを特徴とする不正インストールを防止するプロテクトシステム。
  2. インストールファイルを、通信回線を介してインストール先のコンピュータ側の記録媒体に記録し、前記記録媒体に記録されたインストールファイルによってインストールを実行することを特徴とする請求項1に記載の不正インストールを防止するプロテクトシステム。
  3. インストールを実行した後に、インストールファイルを消去する消去プログラムを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の不正インストールを防止するプロテクトシステム。
  4. インストールファイルを実行した回数をカウントするカウンタを設け、インストールの実行回数が、予め設定した所定回数に達すると、インストール元の記録媒体から前記インストールファイルを消去することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の不正インストールを防止するプロテクトシステム。
  5. インストールの実行回数が予め設定した所定回数に達した際に、インストールファイルを消去する消去プログラムを設けたことを特徴とする請求項4に記載の不正インストールを防止するプロテクトシステム。
  6. インストールファイルを消去した後、前記消去プログラムを消去することを特徴とする請求項3又は請求項5に記載の不正インストールを防止するプロテクトシステム。
  7. インストール先の記録媒体の固有情報を収集し、収集した前記固有情報を元に、インストールしたソフトウェアの起動キーを生成することを特徴とする請求項1〜請求項6のうちのいずれかに記載の不正インストールを防止するプロテクトシステム。
  8. 初回インストール時に、インストール先のハードウェア固有の情報を収集する固有情報収集手段と、前記固有情報収集手段によって収集された固有情報をインストール先の記録媒体とインストールファイルに記録する記録手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項7のうちのいずれかに記載の不正インストールを防止するプロテクトシステム。
  9. インストールファイルによるインストール時にはパスワードの入力が要求されることを特徴とする請求項1〜請求項8のうちのいずれかに記載の不正インストールを防止するプロテクトシステム。
  10. パスワードの入力間違いが所定回数に達すると、インストールファイルが削除されることを特徴とする請求項9に記載の不正インストールを防止するプロテクトシステム。
  11. パスワードの入力を開始してから所定時間が経過するまでにパスワードの入力が完了しない場合には、インストールファイルが削除されることを特徴とする請求項9に記載の不正インストールを防止するプロテクトシステム。
  12. 前記コンピュータソフトウェアは、携帯型の機器又はナビゲーション機器にインストールされるものであることを特徴とする請求項1〜11に記載の不正インストールを防止するプロテクトシステム。
  13. 前記携帯型の機器は、携帯電話機であることを特徴とする請求項12に記載の不正インストールを防止するプロテクトシステム。
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