JPWO2006129417A1 - 心臓ペースメーカー及び心臓ペーシング法 - Google Patents
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Abstract
心房細動を伴う重症の心不全においても両心室の再同期を図ることのできる、心臓ペースメーカー及び心臓ペーシング法を提供する。心室の早期興奮部位である右室心尖部Aの電気興奮を検出する検出手段2と、この検出手段2により電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後に興奮の遅延部位である左室側壁Bを刺激する刺激手段3とを備えた。心室の早期興奮部位である右室心尖部Aの電気興奮を検出し、電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後に興奮の遅延部位である左室側壁Bを刺激する。心房細動を伴う重症の心不全においても両心室の再同期を図り、心不全を治療することができる。
Description
本発明は、心臓ペースメーカー及び心臓ペーシング法に関する。
近年、右心室と左心室へ同時に刺激を与える両心室ペーシング法が注目を集めている。この両心室ペーシング法は心臓再同期療法とも呼ばれ、例えば特許文献1に開示されているように、心房の興奮を検出して心房の興奮から所定の遅延時間後に右心室と左心室を同時に刺激するものである。両心室ペーシング法によれば両心室の同期性を保つことが可能となり、心電図に幅広いQRSを有する、心室内伝導障害を伴う薬剤抵抗性、難治性慢性心不全の治療法として有効である。
しかしながら、従来の両心室ペーシング法は、心房の興奮をトリガーとして両心室を刺激するものであるので、心房細動を伴う心不全の場合には、両心室ペーシング法を有効に利用することができなかった。しかも、両心室ペーシング法が必要とされるような重症の心不全では、高率に心房細動を合併するという問題があった。
特開2004−181068号公報
そこで本発明は上記問題点に鑑み、心房細動を伴う重症の心不全においても両心室の再同期を図ることのできる、心臓ペースメーカー及び心臓ペーシング法を提供することをその目的とする。
本発明の請求の範囲第1項記載の心臓ペースメーカーは、心室の早期興奮部位の電気興奮を検出する検出手段と、この検出手段により電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後に興奮の遅延部位を刺激する刺激手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求の範囲第2項記載の心臓ペースメーカーは、請求の範囲第1項において、前記早期興奮部位は右室心尖部であり、前記遅延部位は左室側壁であることを特徴とする。
本発明の請求の範囲第3項記載の心臓ペーシング法は、心室の早期興奮部位の電気興奮を検出し、電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後に興奮の遅延部位を刺激することを特徴とする。
本発明の請求の範囲第4項記載の心臓ペーシング法は、請求の範囲第3項において、前記早期興奮部位は右室心尖部であり、前記遅延部位は左室側壁であることを特徴とする。
本発明の心臓ペースメーカー及び心臓ペーシング法によれば、心房細動を伴う重症の心不全においても両心室の再同期を図り、心不全を治療することができる。
以下、本発明の心臓ペースメーカーの一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1において、1は心臓ペースメーカーの本体である。本体1は、心室の電気興奮を検出する検出手段2、心室を刺激する刺激手段3、検出手段3で検出された心室の電気興奮に基づき刺激手段3を動作させる制御手段4を備えている。また、制御手段4には、検出手段3で心室の電気興奮が検出されてからの時間を計測する計時手段5が設けられている。そして、計時手段5により計測された時間に基づき、制御手段4は、検出手段2により電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後に刺激手段3を動作させるように構成されている。なお、検出手段2により電気興奮が検出されてから刺激手段3が動作するまでの時間が100ミリ秒を超えると、両心室の同期性が低下し心機能を回復させる効果が損なわれるため、検出手段2により電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後に刺激手段3が動作するように構成されている。
ここで、「電気興奮が検出されてから0ミリ秒後」とは、「電気興奮の検出と同時」を意味する。したがって、「電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後」とは、電気興奮が検出された直後から100ミリ秒の間のほか、電気興奮の検出と同時の場合をも含む。
また、検出手段2は、右心室電極リード6を介して心室の早期興奮部位である右室心尖部Aに電気的に接続しており、右室心尖部Aの電気興奮を電気信号として検出できるようになっている。刺激手段3は、左心室電極リード7を介して興奮の遅延部位である左室側壁Bに電気的に接続しており、左室側壁Bを電気パルスにより刺激できるようになっている。
つぎに、図2に基づき動作について説明する。ステップ1において検出手段2により右心室尖部Aの電気興奮が検出されると同時に、ステップ2において計時手段5が計時を開始する。そして、ステップ3において制御手段4は0〜100ミリ秒の所定の時間が経過すると刺激手段3を動作させ、ステップ4において刺激手段3は電気パルスにより左室側壁Bを刺激する。
図3(b)に、上記の動作によりペーシングされた心臓の心電図の模式図を、図4(b)に心臓の動きを示す模式図を示す。矢印Xの位置において、右室心尖部Aが電気興奮し、図1及び図4(b)における心室中隔aが収縮して右心室C側から左心室Dの内側へ向かって矢印の方向(図中右側)へ移動する。検出手段2により右室心尖部Aの電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後に刺激手段3が左室側壁Bを電気パルスで刺激し、図1及び図4(b)における左室側壁Bが収縮して左心室Dの内側へ向かって矢印の方向(図中左側)へ移動する。この左室側壁Bの収縮は、図3の心電図の矢印Yの位置に相当する。図3の矢印Xと矢印Yまでの時間は0〜100ミリ秒と短くなっており、両心室の同期性が良好に保たれる。そして、両心室の同期性が良好に保たれるため、左心室Dから僧帽弁Eを経由して左心房Fへ向かう血液の逆流Gはほとんど見られない。
なお、矢印Xから矢印Yまでの時間が長くなり、100ミリ秒を大幅に超えるような図3(a)に示すような心電図を有する心不全の症例では、図4(a)に示すように、心室中隔aが収縮して左心室Dの内側(図中右側)へ向かって動くときに左室側壁Bが左心室Dの外側(図中右側)に向かって動き、左室側壁Bが収縮して左心室Dの内側(図中左側)へ向かって動くときには心室中隔aの収縮は終了することになる。このような場合には、心室中隔aと左室側壁Bの収縮の方向が合わずに両心室の同期性が失われ、左心室Dから僧帽弁Eを経由して左心房Fへ向かう血液の逆流Gが多くなって心臓が正常に動作しないことになる。このような症例において、本発明の心臓ペースメーカー及び心臓ペーシング法を用いることにより、心電図は図3(b)のようになり、両心室の同期性を良好に保って心臓を正常に動作させることができる。
以上のように、本実施形態の心臓ペースメーカーは、心室の早期興奮部位である右室心尖部Aの電気興奮を検出する検出手段2と、この検出手段2により電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後に興奮の遅延部位である左室側壁Bを刺激する刺激手段3とを備えたものである。
また、本実施形態の心臓ペーシング法は、心室の早期興奮部位である右室心尖部Aの電気興奮を検出し、電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後に興奮の遅延部位である左室側壁Bを刺激するものである。
したがって、心室の電気興奮をもとにペーシングを行うことにより、心房細動の影響を受けることがなく、心房細動を伴う重症の心不全においても、両心室の再同期を図ることが可能となり、両心室ペーシング法が適応できる症例の範囲を大幅に拡大することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の思想を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。上記実施形態では、症例が最も多い早期興奮部位が右心室尖部であって遅延部位が左室側壁である場合について説明したが、これに限らず、例えば、早期興奮部位が左室側壁であって遅延部位が心室中隔であってもよい。
【0001】
[技術分野]
[0001]
本発明は、心臓ペースメーカーに関する。
[背景技術]
[0002]
近年、右心室と左心室へ同時に刺激を与える両心室ペーシング法が注目を集めている。この両心室ペーシング法は心臓再同期療法とも呼ばれ、例えば特許文献1に開示されているように、心房の興奮を検出して心房の興奮から所定の遅延時間後に右心室と左心室を同時に刺激するものである。両心室ペーシング法によれば両心室の同期性を保つことが可能となり、心電図に幅広いQRSを有する、心室内伝導障害を伴う薬剤抵抗性、難治性慢性心不全の治療法として有効である。
[0003]
しかしながら、従来の両心室ペーシング法は、心房の興奮をトリガーとして両心室を刺激するものであるので、心房細動を伴う心不全の場合には、両心室ペーシング法を有効に利用することができなかった。しかも、両心室ペーシング法が必要とされるような重症の心不全では、高率に心房細動を合併するという問題があった。
特許文献1:特開2004−181068号公報
[発明の開示]
[発明が解決しようとする課題]
[0004]
そこで本発明は上記問題点に鑑み、心房細動を伴う重症の心不全においても両心室の再同期を図ることのできる、心臓ペースメーカーを提供することをその目的とする。
[課題を解決するための手段]
[0005]
本発明の請求の範囲第1項記載の心臓ペースメーカーは、心室の早期興奮部位の電気興奮を検出する検出手段と、この検出手段により電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後に興奮の遅延部位を刺激する刺激手段とを備えたことを特徴とする。
[0006]
本発明の請求の範囲第2項記載の心臓ペースメーカーは、請求の範囲第1項において、前記早期興奮部位は右室心尖部であり、前記遅延部位は左室側壁であること
[技術分野]
[0001]
本発明は、心臓ペースメーカーに関する。
[背景技術]
[0002]
近年、右心室と左心室へ同時に刺激を与える両心室ペーシング法が注目を集めている。この両心室ペーシング法は心臓再同期療法とも呼ばれ、例えば特許文献1に開示されているように、心房の興奮を検出して心房の興奮から所定の遅延時間後に右心室と左心室を同時に刺激するものである。両心室ペーシング法によれば両心室の同期性を保つことが可能となり、心電図に幅広いQRSを有する、心室内伝導障害を伴う薬剤抵抗性、難治性慢性心不全の治療法として有効である。
[0003]
しかしながら、従来の両心室ペーシング法は、心房の興奮をトリガーとして両心室を刺激するものであるので、心房細動を伴う心不全の場合には、両心室ペーシング法を有効に利用することができなかった。しかも、両心室ペーシング法が必要とされるような重症の心不全では、高率に心房細動を合併するという問題があった。
特許文献1:特開2004−181068号公報
[発明の開示]
[発明が解決しようとする課題]
[0004]
そこで本発明は上記問題点に鑑み、心房細動を伴う重症の心不全においても両心室の再同期を図ることのできる、心臓ペースメーカーを提供することをその目的とする。
[課題を解決するための手段]
[0005]
本発明の請求の範囲第1項記載の心臓ペースメーカーは、心室の早期興奮部位の電気興奮を検出する検出手段と、この検出手段により電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後に興奮の遅延部位を刺激する刺激手段とを備えたことを特徴とする。
[0006]
本発明の請求の範囲第2項記載の心臓ペースメーカーは、請求の範囲第1項において、前記早期興奮部位は右室心尖部であり、前記遅延部位は左室側壁であること
【0002】
を特徴とする。
[0007]
[0008]
[発明の効果]
[0009]
本発明の心臓ペースメーカーによれば、心房細動を伴う重症の心不全においても両心室の再同期を図り、心不全を治療することができる。
[図面の簡単な説明]
[0010]
[図1]本発明の心臓ペースメーカーの一実施形態の構成を示す概略図である。
[図2]同上動作を示すフローチャートである。
[図3]本発明の心臓ペーシング法によりペーシングされた心臓の心電図を示す模式図である。
[図4]本発明の心臓ペーシング法によりペーシングされた心臓の動きを示す模式図である。
[発明を実施するための最良の形態]
[0011]
以下、本発明の心臓ペースメーカーの一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[0012]
図1において、1は心臓ペースメーカーの本体である。本体1は、心室の電気興奮を検出する検出手段2、心室を刺激する刺激手段3、検出手段3で検出された心室の電気興奮に基づき刺激手段3を動作させる制御手段4を備えている。また、制御手段4には、検出手段3で心室の電気興奮が検出されてからの時間を計測する計時手段5が設けられている。そして、計時手段5により計測された時間に基づき、制御手段4は、検出手段2により電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後に刺激手段3を動作させるように構成されている。なお、検出手段2により電気興奮が検出されてから刺激手段3が動作するまでの時間が100ミリ秒を超えると、両心室の同期性が低下し心
を特徴とする。
[0007]
[0008]
[発明の効果]
[0009]
本発明の心臓ペースメーカーによれば、心房細動を伴う重症の心不全においても両心室の再同期を図り、心不全を治療することができる。
[図面の簡単な説明]
[0010]
[図1]本発明の心臓ペースメーカーの一実施形態の構成を示す概略図である。
[図2]同上動作を示すフローチャートである。
[図3]本発明の心臓ペーシング法によりペーシングされた心臓の心電図を示す模式図である。
[図4]本発明の心臓ペーシング法によりペーシングされた心臓の動きを示す模式図である。
[発明を実施するための最良の形態]
[0011]
以下、本発明の心臓ペースメーカーの一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[0012]
図1において、1は心臓ペースメーカーの本体である。本体1は、心室の電気興奮を検出する検出手段2、心室を刺激する刺激手段3、検出手段3で検出された心室の電気興奮に基づき刺激手段3を動作させる制御手段4を備えている。また、制御手段4には、検出手段3で心室の電気興奮が検出されてからの時間を計測する計時手段5が設けられている。そして、計時手段5により計測された時間に基づき、制御手段4は、検出手段2により電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後に刺激手段3を動作させるように構成されている。なお、検出手段2により電気興奮が検出されてから刺激手段3が動作するまでの時間が100ミリ秒を超えると、両心室の同期性が低下し心
Claims (4)
- 心室の早期興奮部位の電気興奮を検出する検出手段と、この検出手段により電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後に興奮の遅延部位を刺激する刺激手段とを備えたことを特徴とする心臓ペースメーカー。
- 前記早期興奮部位は右室心尖部であり、前記遅延部位は左室側壁であることを特徴とする請求の範囲第1項記載の心臓ペースメーカー。
- 心室の早期興奮部位の電気興奮を検出し、電気興奮が検出されてから0〜100ミリ秒後に興奮の遅延部位を刺激することを特徴とする心臓ペーシング法。
- 前記早期興奮部位は右室心尖部であり、前記遅延部位は左室側壁であることを特徴とする請求の範囲第3項記載の心臓ペーシング法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005163419 | 2005-06-03 | ||
JP2005163419 | 2005-06-03 | ||
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2006129417A1 true JPWO2006129417A1 (ja) | 2008-12-25 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007518871A Pending JPWO2006129417A1 (ja) | 2005-06-03 | 2006-04-04 | 心臓ペースメーカー及び心臓ペーシング法 |
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---|---|
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WO (1) | WO2006129417A1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6219579B1 (en) * | 1997-12-15 | 2001-04-17 | Medtronic Inc. | Four-chamber pacing system for optimizing cardiac output and determining heart condition |
JP2004536677A (ja) * | 2001-07-30 | 2004-12-09 | メドトロニック・インコーポレーテッド | 複数部位心臓ペーシングシステムにおけるペーシングチャネルの絶縁 |
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US20050027323A1 (en) * | 2001-10-30 | 2005-02-03 | Medtronic, Inc. | Implantable medical device for monitoring cardiac blood pressure and chamber dimension |
-
2006
- 2006-04-04 WO PCT/JP2006/307137 patent/WO2006129417A1/ja active Application Filing
- 2006-04-04 JP JP2007518871A patent/JPWO2006129417A1/ja active Pending
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US6219579B1 (en) * | 1997-12-15 | 2001-04-17 | Medtronic Inc. | Four-chamber pacing system for optimizing cardiac output and determining heart condition |
JP2004536677A (ja) * | 2001-07-30 | 2004-12-09 | メドトロニック・インコーポレーテッド | 複数部位心臓ペーシングシステムにおけるペーシングチャネルの絶縁 |
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---|---|
WO2006129417A1 (ja) | 2006-12-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101224 |