JPWO2006090535A1 - Led照明装置 - Google Patents

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Abstract

コンデンサ(C1)とLEDブロック(140)、(150)とコンデンサ(C2)を直列接続して構成したLEDアレイ(110)と、同様の構成のLEDアレイ(120)およびLEDアレイ(130)とを並列接続して、それを交流電源ACに接続する。各LEDブロックは、同方向に2つのLEDを直列接続してなる第1の直列回路と、逆方向に2つのLEDを直列接続してなる第2の直列回路を並列に接続したもので、隣接する一方側のLEDブロックの第2の直列回路の2つのLEDの接続点と他方側のLEDブロックの第1の直列回路の2つのLEDの接続点とを連結する。

Description

本発明は、交流電源で駆動するLED照明装置、特に商用交流電源で直接駆動できるLED照明装置に関する。
LED(light-emittingdiode、発光ダイオード)は発光効率が高いことで知られているが、昨今の省エネルギー化と高輝度白色発光ダイオードの商品化、低価格化によって、照明にもLEDを利用することが考えられている。
照明にLEDを利用するものの文献としては特許文献1がある。特許文献1は複数のLEDを直並列の格子状に配置して、直流電圧を印加して駆動するもので、そのうちの1つのLEDが故障して消灯しても他のLEDが消灯しないようにしたことを特徴としている。
ただ、照明用の装置としては、商用交流電源を利用できることが好ましく、その場合はエネルギー効率の面からも交流電圧を直流電圧に変換することなくそのままLEDに印加して点灯させる方式が望ましい。
交流電圧でLEDを点灯させる回路の文献としては特許文献2がある。特許文献2では、LEDとダイオードを互いに逆極性になるように並列接続し、その並列回路にコンデンサを介して交流電圧を印加することを提案している。このときのコンデンサは極性のないものを用い、交流電圧の半周期のみLEDに順方向電流を通電して点灯させるようにしている。この場合、商用交流電源のようなLEDの耐電圧以上の電圧の電源を用いても、コンデンサで電圧降下させることによってLEDの破損を防止できるとしている。
なお、LEDに並列に逆向きのダイオードを接続しているのはLEDが点灯しない半周期にダイオードに電流を流すことによって、この回路自身に整流作用をもたせないためだと考えられる。このダイオードが接続されていないと、LEDによる整流作用によってコンデンサに電荷が蓄えられ、その結果としてLEDに順方向電圧が印加されなくなるため、点灯しなくなってしまうからである。
もちろん、このダイオードの代わりにLEDを用いても構わないと思われる。
特表2003−513453号公報 特開2003−332625号公報
直流電源を利用する照明用のLEDでは、特許文献1のようにアレイ状に配置することによって、そのうちの1つが断線して消灯しても他のLEDが消灯しないような構成が提案されている。しかしながら、特許文献1の場合は当然ながら交流電源を直接利用するのは不可能である。また、商用交流電源を単に整流、平滑しただけの直流電圧を利用する場合には何らかの方法で電圧を適当な電圧まで降下させる必要があるが、例えば抵抗で電圧降下させる方式では効率面で現実的ではない。逆に商用交流電源を整流、平滑した電圧を高電圧のまま直接LEDに印加する場合には、LEDの直列接続数を非常に多くする必要があり、これも現実的ではない。なお、別途低電圧の出力の高高率な直流電源を備えることによって上記の問題は解決できるが、余分な回路(直流電源)が必要になって、サイズ面および価格面で問題がある。
一方、特許文献2のように商用交流電源を利用する場合は、上記のような問題はない。しかしながら、特許文献2では1つのLEDを点灯させる回路を提示しているだけであり、照明用として必要な複数のLEDを点灯させる手段や、特許文献1で提示されているような1つのLEDが故障しても他のLEDに影響しないような構成については何の提案もない。特許文献2の構成でダイオードをLEDに代えたものも考えられるが、そのままではどちらかのLEDが断線、消灯するともう一方も消灯してしまう。
さらには、白色LEDにおける故障頻度としては断線より短絡の方が多いという場合もあり、いずれの特許文献の技術もそれには対応していない。
本発明は上記の問題点を解決することを目的とするもので、簡単な回路構成でありながら、複数のLEDを交流電源で直接駆動し、点灯させることができ、しかも1つのLEDの断線故障や短絡故障が他のLEDの点灯に極力影響しないようにしたLED照明装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明のLED照明装置においては、互いに並列に接続されたn個(nは2以上の整数)の同一内部構成のLEDアレイを備え、該LEDアレイは1つ以上のコンデンサと1つ以上のLEDブロックを順次直列接続して構成されていて、該LEDブロックは、同じ向きに直列接続された第1および第2のLEDからなる第1の直列回路と、該第1の直列回路のLEDとは逆向きに直列接続された第3および第4のLEDからなる第2の直列回路とを並列接続したものであり、i番目とi+1番目(iは1以上、n以下の整数。i=nの時はi+1番目を1番目とする)の前記LEDアレイにおける同一順次のLEDブロック間で、i番目の前記LEDアレイにおける前記第3および第4のLEDの接続点がi+1番目の前記LEDアレイにおける前記第1および第2のLEDの接続点に連結されていることを特徴とする。
また、本発明のLED照明装置は、前記複数のLEDアレイを円筒状に配置したことを特徴とする。
さらに、本発明のLED照明装置は、前記並列接続された複数のLEDアレイに直列に接続された全波整流回路を備えたことを特徴とする。
本発明のLED照明装置においては、交流電源、特に商用交流電源をそのまま印加して複数のLEDを点灯することができる。また、複数のLEDのうちの1つが断線や短絡することによって消灯しても他のLEDに極力悪影響が及ばないようにでき、その消灯を防止することができる。
本発明のLED照明装置の一実施例を示す回路図である。 本発明のLED照明装置の別の実施例を示す回路図である。 本発明のLED照明装置のさらに別の実施例を示す回路図である。
符号の説明
100、200、300…LED照明装置
110、120、130…LEDアレイ
140、150、160、170、180、190…LEDブロック
LED1〜LED24…LED
C1、C2、C3、C4、C5、C6…コンデンサ
AC…交流電源
Da…全波整流回路
(第1の実施形態)
<構成の説明>
本発明の第1の実施形態に係るLED照明装置の回路を図1に示す。図1に示すように、LED照明装置10は、それぞれ2つの端子を有する3つのLEDアレイ110、120、130を備えている。ここで、LEDアレイ110、120、130をそれぞれ1番目、2番目、3番目のLEDアレイとする。LEDアレイ110、120、130は並列に接続していて、その両端は交流電源ACに接続する。
LEDアレイ110は2つの端子間に順次直列に接続されたコンデンサC1とLEDブロック140、150(それぞれ第1、第2のLEDブロック)とコンデンサC2という4つの構成要素を備えている。LEDアレイ120も2つの端子間に順次直列に接続されたコンデンサC3とLEDブロック160、170(それぞれ第1、第2のLEDブロック)とコンデンサC4という4つの構成要素を備えている。LEDアレイ130も2つの端子間に順次直列に接続されたコンデンサC5とLEDブロック180、190(それぞれ第1、第2のLEDブロック)とコンデンサC6という4つの構成要素を備えている。コンデンサC1、C2、C3、C4、C5、C6は無極性のコンデンサである。
LEDアレイ110の構成要素であるLEDブロック140は、2つのLEDを同じ向きに直列接続した直列回路を2つ並列に接続して構成している。但し、2つの直列回路のうちの1つは第1の直列回路(LED1とLED2からなる直列回路)であり、残りの1つは第2の直列回路(LED3とLED4からなる直列回路)であり、互いにLEDの向きを逆にしている。LEDアレイ110のもう1つのLEDブロック150に関してもLEDブロック140と同様に構成していて、第1の直列回路(LED13とLED14からなる直列回路)と第2の直列回路(LED15とLED16からなる直列回路)を備えている。
また、LEDアレイ120の構成要素であるLEDブロック160は、2つのLEDを同じ向きに直列接続した直列回路を2つ並列に接続して構成している。但し、2つの直列回路のうちの1つは第1の直列回路(LED5とLED6からなる直列回路)であり、残りの1つは第2の直列回路(LED7とLED8からなる直列回路)であり、互いにLEDの向きを逆にしている。LEDアレイ120のもう1つのLEDブロック170に関してもLEDブロック160と同様に構成していて、第1の直列回路(LED17とLED18からなる直列回路)と第2の直列回路(LED19とLED20からなる直列回路)を備えている。
また、LEDアレイ130の構成要素であるLEDブロック180は、2つのLEDを同じ向きに直列接続した直列回路を2つ並列に接続して構成している。但し、2つの直列回路のうちの1つは第1の直列回路(LED9とLED10からなる直列回路)であり、残りの1つは第2の直列回路(LED11とLED12からなる直列回路)であり、互いにLEDの向きを逆にしている。LEDアレイ130のもう1つのLEDブロック190に関してもLEDブロック180と同様に構成していて、第1の直列回路(LED21とLED22からなる直列回路)と第2の直列回路(LED23とLED24からなる直列回路)を備えている。
そして、LEDアレイ110のコンデンサC1に次いで2番目の構成要素であるLEDブロック140(LEDアレイ110の第1のLEDブロック)の第2の直列回路と、LEDアレイ120のコンデンサC3に次いで2番目の構成要素であるLEDブロック160(LEDアレイ120の第1のLEDブロック)の第1の直列回路とを連結している。具体的には、LEDブロック140の第2の直列回路の第3のLED3と第4のLED4の接続点と、LEDブロック160の第1の直列回路の第1のLED5と第2のLED6の接続点とを連結している。すなわち、1番目のLEDアレイにおける第3および第4のLEDの接続点を2番目のLEDアレイにおける第1および第2のLEDの接続点に連結している。
また、LEDアレイ120のLEDブロック160の第2の直列回路と、LEDアレイ130のコンデンサC5に次いで2番目の構成要素であるLEDブロック180(LEDアレイ130の第1のLEDブロック)の第1の直列回路を連結している。具体的には、LEDブロック160の第2の直列回路の第3のLED7と第4のLED8の接続点と、LEDブロック180の第1の直列回路の第1のLED9と第2のLED10の接続点とを連結している。すなわち、2番目のLEDアレイにおける第3および第4のLEDの接続点を3番目のLEDアレイにおける第1および第2のLEDの接続点に連結している。
さらに、LEDアレイ130のLEDブロック180の第2の直列回路と、LEDアレイ110のLEDブロック140の第1の直列回路とを連結している。具体的には、LEDブロック180の第2の直列回路の第3のLED11と第4のLED12の接続点と、LEDブロック140の第1の直列回路の第1のLED1と第2のLED2の接続点とを連結している。すなわち、3番目のLEDアレイにおける第3および第4のLEDの接続点を1番目(3+1番目)のLEDアレイにおける第1および第2のLEDの接続点に連結している。
すなわち、i番目のLEDアレイにおける第3および第4のLEDの接続点をi+1番目のLEDアレイにおける第1および第2のLEDの接続点に連結している。なお、iは1以上、3以下の整数で、i=3の時はi+1番目は1番目とする。
LEDアレイ110のLEDブロック140に次ぐ3番目の構成要素であるLEDブロック150(LEDアレイ110の第2のLEDブロック)とLEDアレイ120のLEDブロック160に次ぐ3番目の構成要素であるLEDブロック170(LEDアレイ120の第2のLEDブロック)とLEDアレイ130のLEDブロック180に次ぐ3番目の構成要素であるLEDブロック190(LEDアレイ130の第2のLEDブロック)も同様に、i番目のLEDアレイにおける第3および第4のLEDの接続点をi+1番目のLEDアレイにおける第1および第2のLEDの接続点に連結している。
<非故障時の動作説明>
このように構成したLED照明装置100の動作について以下に説明する。
まず、各LEDアレイについて考える。LEDアレイ110、LEDアレイ120、LEDアレイ130には交流電源ACの電圧を直接印加する。なお、交流電源ACは商用交流電源をそのまま利用してもよいし、トランスを利用して降圧したものでも構わない。
LEDアレイ110に印加した交流電源ACの交流電圧はコンデンサC1、LEDブロック140、LEDブロック150、コンデンサC2にそれぞれ印加されるが、大部分の電圧はコンデンサC1、C2に印加され、LEDブロック140およびLEDブロック150にはそれぞれ数V程度の電圧が印加される。逆に言えば、LEDブロック140およびLEDブロック150に印加される電圧が数V程度になるようにコンデンサC1、C2の容量値を設定する。例えばLED照明装置100の場合には、商用電源の電圧がAC50Hz、100V(283Vp−p)であり、実質的に直列接続されるLEDの数が4つである。各LEDの点灯条件が3.6V、500mAとすると、2つのLEDブロックに印加される電圧は合計で7.2Vとなる。また、コンデンサC1、C2と各LEDブロックに流れる電流は2Aとなる。そこで、コンデンサC1、C2の容量を46μFとすると各コンデンサのインピーダンスは68.95Ω(2つで137.9Ω)となり、275.8Vの電圧降下が実現できる。LEDアレイ120、LEDアレイ130もLEDアレイ110と同じ構成としている。
次に、各LEDブロックについて考える。LEDアレイ110のLEDブロック140には交流電圧が印加される。交流電圧が第1の直列回路のLED(LED1、LED2)にとって順方向電圧となる期間には、これらのLEDに電流が流れ、点灯する。逆に交流電圧が第2の直列回路のLED(LED3、LED4)にとって順方向電圧となる期間には、これらのLEDに電流が流れ、点灯する。LEDアレイ110のもう1つのLEDブロック150においても同様に電流が流れ、その期間に電流の流れるLEDが点灯する。
LEDアレイ120のLEDブロック160およびLEDブロック170においても同様に電流が流れ、それぞれの期間に電流が流れるLEDが点灯する。また、LEDアレイ130のLEDブロック180およびLEDブロック190においても同様に電流が流れ、それぞれの期間に電流が流れるLEDが点灯する。
ここで、LEDアレイ間の連結部分について見てみる。LEDブロック140のLED3とLED4との接続点は、LEDブロック160のLED5とLED6との接続点に連結している。しかしながら、LED3、LED4に順方向の電圧が印加されるときにはLED5、LED6には逆方向の電圧が印加される。そのため、この連結点にいずれか一方のLEDブロックから他方のLEDブロックに電流が流れることはない。すなわち、両者を連結していていない状態と同じになる。
LEDブロック160のLED7とLED8との接続点もLEDブロック180のLED9とLED10との接続点に連結している。また、LEDブロック180のLEDアレイ110とLEDアレイ120との接続点もLEDブロック140のLED1とLED2と接続点に連結している。そして、これらの連結点においてもいずれか一方のLEDブロックから他方のLEDブロックに電流が流れることはない。すなわち、両者が連結されていていない状態と同じになる。
LEDアレイ110のLEDブロック150、LEDアレイ120のLEDブロック170、LEDアレイ130のLEDブロック190の間の連結に関しても同様に、連結点においてもいずれか一方のLEDブロックから他方のLEDブロックに電流が流れることはない。
<断線故障時の動作説明1>
ここで、例えばLEDアレイ110に含まれるLED1が断線することを考える。この場合、LED1には交流電圧がLED1にとって順方向(これ以降、第1の直列回路のLEDに順方向電圧が印加される状態を交流電圧の順方向と称する。)の期間であっても電流は流れない。そのため、LED1に対して直列に接続しているコンデンサC1にも交流電圧が順方向の時には電流は流れない。交流電圧が逆方向の時にはLED1の断線直後であればLED3を介してコンデンサC1に電流が流れるが、LED3の整流作用によってコンデンサC1に電荷がすぐに蓄えられるためにLED3に順方向電圧が印加されなくなり、消灯してしまう。このように、コンデンサに直接接続されるLEDが断線した場合には、そのコンデンサに直接接続されているもう1つのLEDも消灯してしまう。なお、整流作用によって電荷が蓄えられたコンデンサ(この場合はコンデンサC1)は電圧降下用のインピーダンス素子としての役割は果たさなくなる。
一方、LED2に流れる電流を考えると、交流電圧が順方向の時にLEDアレイ130のLED10を流れる電流の一部がLED12および連結点を介してLED2に流れ込むという現象が起きる。そのため、LED2が消灯することなく点灯状態が維持される。
また、交流電圧が逆方向の時にLED4に流れる電流を考えると、LED1が断線してLED3が非導通になると、LED4を流れる電流が連結点とLEDアレイ120のLED6を介してLED8に流れ込むという現象が起きる。そのためLED4が消灯することなく点灯状態が維持される。
さらに、交流電圧が順方向および逆方向の時にLED2、LED4を流れる電流があるために、LEDブロック140に隣接するLEDブロック150の各LEDが消灯することもない。すなわち、LED1が断線してもLED1とLED3の2つのLEDが消灯するだけで済む。LED3、5、7、9、11が断線する場合でも同様に2つのLEDの消灯で済む。さらには、LEDブロック150、170、190においてコンデンサC2、C4、C6に直接接続されるLED14、16、18、20、22、24が断線した場合にも同様に2つのLEDの消灯で済む。
<断線故障時の動作説明2>
次に、LEDアレイ110のLED2が断線する場合を考える。この場合、LED2には交流電圧が順方向の期間でも電流は流れない。ところが、LED2が断線すると、LED1を流れる電流が連結点とLEDアレイ130のLED11を介してLED9に流れ込むという現象が起きる。よって、交流電圧が順方向の期間にLED1は消灯しない。
LED2を流れる電流がないと、隣接するLEDブロック150にはLED2を介して流れ込む電流はない。しかしながら、LEDアレイ120のLED17を流れる電流の一部が連結点とLED15を介してLED13に流れるという現象が起きる。また、LEDアレイ130のLED22を流れる電流の一部がLED24と連結点を介してLED14に流れるという現象が起きる。そのため、交流電圧が順方向の期間にLED2を介してLEDブロック150に流れ込む電流がなくてもLED13、LED14は消灯しない。
なお、交流電圧が逆方向の期間には本来のLED16、LED15、LED4、LED3を電流が流れる経路が存在するためにLED3、LED4、LED15、LED16は消灯しない。
このように、LED2が断線した場合にはLED2のみが消灯し、他のLEDが消灯することはない。同様に、LED4、6、8、10、12が断線する場合でもそれのみの消灯で済む。さらに、LEDブロック150、170、190においてLED13、15、17、19、21、23が断線する場合でも同様にそれのみの消灯で済む。
このように、LED照明装置100においては、交流電源を直接印加して点灯させることができるだけでなく、1つのLEDが断線して消灯しても、その影響をそのLEDあるいはもう1つのLEDに限定してそれ以上のLEDが消灯するのを防止することができる。
また、LED照明装置100においては複数のLEDが実質的に直列に接続されている。個々のLEDには順方向電圧降下量にばらつきがあり、すべてのLEDを並列に接続するような場合は流れる電流が異なって明るさにばらつきが生じる可能性があるが、複数のLEDが直列に接続されることによって、全体としての順方向電圧降下量が平均化され、流れる電流の大きさのばらつきが軽減される。これは、LEDアレイ内で直列接続されるLEDブロックの数が多いほど顕著になる。
このように、LED照明装置100においては、1つのLEDアレイにおいてLEDが断線した場合には、隣接するLEDアレイを介して電流の流れる経路が形成されることによって、断線したLEDに流れる電流がなくなることの悪影響が大きく広がらないようにすることができる。
<短絡故障時の動作説明>
次に、LED1が短絡する場合を考える。この場合にはLED1を通る経路も含めて他のLEDに電流の流れる経路はそのまま維持される。そのため、他のLEDが消灯することはなく、LED1のみの消灯で済む。また、LED2が短絡する場合も同様にLED2を通る経路も含めて他のLEDに電流の流れる経路はそのまま維持される。そのため、他のLEDが消灯することはなく、LED2のみの消灯で済む。もちろん、他のいずれのLEDが短絡した場合もその短絡したLEDのみが消灯するだけで済む。
このように、LED照明装置100においては、1つのLEDが短絡して消灯しても、その影響をそのLEDに限定してそれ以上のLEDが消灯するのを防止することができる。
以上のように、本発明のLED照明装置100においては、i番目とi+1番目(3をLEDアレイの数とすると、iは1以上、3以下の整数。i=3の時はi+1番目を1番目とする)のLEDアレイにおける同一順次のLEDブロック間で、i番目のLEDアレイにおける第3および第4のLEDの接続点がi+1番目のLEDアレイにおける第1および第2のLEDの接続点に連結されているため、連結されたLEDアレイを介して電流経路ができ、1つのLEDが断線や短絡で消灯しても、極力他のLEDが消灯するのを防止することができる。
なお、LED照明装置100においては3つのLEDアレイを並列接続して構成しているが、並列接続するLEDアレイの数は2つ以上あればよい。
また、LED照明装置100のLEDアレイ110、120、130においては、2つのコンデンサと2つのLEDブロックを直列に接続しているが、1つのLEDアレイにおけるLEDブロックの数は1つでも構わないし、3つ以上直列に接続する構成でも構わない。また、LEDブロックと直列に接続されるコンデンサの数については、少なくとも1つ存在すれば、それ以上いくつ接続されていても構わない。たとえば複数のLEDブロックが直列に接続される場合には、2つのLEDブロックの間に接続されていても構わない。ただ、好ましくは直列に接続された複数のLEDブロックの両端もしくは一端に接続される構成にするとよい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るLED照明装置の回路概念図を図2に示す。この図2に示すLED照明装置200においては、11個のLEDアレイを円筒状に立体的に配置して構成している。
各LEDアレイは、両端に位置するコンデンサと3つのLEDブロックとを直列接続して構成している。4つのLEDで菱形に形成している部分が1つのLEDブロックである。
そして、各LEDブロックは図1に示したLED照明装置100におけるLEDブロックと同様に構成していて、LEDアレイにおけるLEDブロックの第3および第4のLEDの接続点がそれぞれ片側に隣接する、すなわち次の順番のLEDアレイにおける同一順次のLEDブロックの第1および第2のLEDの接続点に連結している。
このように、LED照明装置200においては、隣接するLEDアレイにおける同一順次のLEDブロック間を順次連結していくことによって複数のLEDアレイを円筒状に配置することができる。各LEDブロックを平面的に配置するとLEDアレイの並列方向における両端のLEDブロックの連結には立体的な配線が必要になるが、LED照明装置200のように円筒状に配置する場合には円筒面に対してさらに立体的に配線する必要がなく、配線の不具合が生じにくく、また配線不良箇所の発見も容易になる。さらに、この円筒形状は一般的な蛍光灯の形状に似ていることから容易に想像できるように、蛍光灯の置き換え用としての利用も可能になる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係るLED照明装置の回路を図3に示す。図3において、図1と同一の部分には同じ記号を付し、その説明を省略する。
図3に示すLED照明装置300においては、LED照明装置100に加えて全波整流回路Daを備えている。すなわち、交流電源ACの電圧を全波整流してLED照明装置100と同じ構成のLED照明装置300に印加している。
LED照明装置300においては、交流電源ACの電圧を全波整流したものが平滑されずにそのままLED照明装置100と同じ構成に印加される。交流電源ACの電圧を全波整流して得られた電圧は、その基本周波数が交流電源ACの周波数の2倍になる。そのため、その周波数においてはコンデンサのインピーダンスは半分になり、電圧降下量も半分になる。逆に言えば、コンデンサの容量を半分にすればインピーダンスが2倍になり、電圧降下量がLED照明装置100と同じになる。これは表現を変えれば、全波整流回路Daを備えることによって、LEDに同じ電流を流しながらもコンデンサC1やC2の容量を半分にできることを意味する。コンデンサは一般的に容量が小さいほうが低コストであるため、LED照明装置300においてはLED照明装置100に比べて低価格化を図ることができる。

Claims (3)

  1. 互いに並列に接続されたn個(nは2以上の整数)の同一内部構成のLEDアレイを備え、
    該LEDアレイは1つ以上のコンデンサと1つ以上のLEDブロックを順次直列接続して構成されており、
    該LEDブロックは、同じ向きに直列接続された第1および第2のLEDからなる第1の直列回路と、該第1の直列回路のLEDとは逆向きに直列接続された第3および第4のLEDからなる第2の直列回路とを並列接続したものであり、
    i番目とi+1番目(iは1以上、n以下の整数。i=nの時はi+1番目を1番目とする)の前記LEDアレイにおける同一順次のLEDブロック間で、i番目の前記LEDアレイにおける前記第3および第4のLEDの接続点がi+1番目の前記LEDアレイにおける前記第1および第2のLEDの接続点に連結されていることを特徴とするLED照明装置。
  2. 前記複数のLEDアレイを円筒状に配置したことを特徴とする、請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 前記並列接続された複数のLEDアレイに直列に接続された全波整流回路を備えたことを特徴とする、請求項1または2に記載のLED照明装置。
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