JPWO2006082881A1 - 送信電力目標値可変制御装置及びその方法並びに移動通信端末 - Google Patents

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Abstract

T−SIR生成部(106a)は、基地局の送信電力を移動通信端末から制御する際に用いられる目標値T−SIRを、移動通信端末における実際の受信品質(205)に応じて生成する。T−SIR補正部(106b)は、移動通信端末が予め定められた特定通信キャリアのサービスエリアに存在する場合に、T−SIR生成部(106a)で生成されたT−SIRに補正値Kを加算する。これにより、受信電界が強くてBLERも良い条件である通信キャリアの場合にたとえ受信SIRが急激に悪化しても、受信SIRが移動通信端末のSIR限界値以下となることがなくなるので、基地局からの信号を受信することができ、通話等のサービスを継続することができる。また、上記受信品質(205)として、BERではなく、BLERの長期間測定結果を用いることにより、通常は安定した送信電力制御を行なうことができる。

Description

本発明は、送信電力目標値可変制御装置及びその方法に関し、特に、移動通信端末と基地局との間の無線回線における送信電力制御のための目標値を、実際の受信品質に応じて可変制御するようにした目標値可変制御方式に関する。
第3世代の移動体通信手段として、W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)通信方式が開発されて、既にサービスが開始さている。このW−CDMA通信システムにおける送信電力制御方式は、インナーループ(Inner Loop)制御と、アウターループ(Outer Loop)制御とから構成されている。
インナーループ制御では、携帯端末が直接電波を受けている基地局に対して、短時間周期で電力の増減を制御する。具体的には、制御の目標値としてT−SIR(Target SIR(Signal to Interference Ratio):目標となるSIR)を用い、このT−SIRと携帯端末において受信信号から測定した受信SIRとを比較する。その結果、T−SIRよりも受信SIRが低い場合には、基地局に対して送信電力を上げる要求を出し、T−SIRよりも受信SIRが高い場合には、基地局に対して送信電力を下げる要求を出す。
アウターループ制御では、BLER(BLock Error Rate)の長時間平均に基づいて、インナーループ制御で目標値として用いられる適切なT−SIRを決定する。具体的には、基地局から所要受信品質(Target BLER :T−BLER)を得て、携帯端末で測定した測定BLERがT−BLERより悪い場合には、T−SIRを上げ、測定BLERがT−BLERより良い場合は、T−SIRを下げる処理を行う。
図8を参照して、従来のアウターループ制御について更に詳しく説明する。逆拡散部1101は、受信信号の逆拡散を行って生成した信号をRake(レイク)受信部1102に送出する。Rake受信部1102は、Rake受信を行って復調した信号を長区間品質測定部1103に送出する。長区間品質測定部1103は、復調した信号の一定時間のBLERを計算し、その計算結果である測定BLER1203を比較判定部1105に送出する。
T−BLER1104は、基地局の信号から得た所要受信品質であるT−BLERを保持しており、この所要受信品質であるT−BLER1204を比較判定部1105に送出する。比較判定部1105は、長区間品質測定部1103において計算された測定BLER1203とT−BLER1204とを比較し、比較結果1205をT−SIR生成部1106に送出する。T−SIR生成部1106は、この比較結果1205からT−SIR1206を算出し、図示せぬインナーループ制御側へ送出する。
この例は、アウターループ制御において、受信品質としてBLERの長時間平均を使用したものである。文献1(特開2003−32184号)においては、当該受信品質としてBER(Bit Error Rate)を用いる技術も提案されている。
図8を用いて説明した従来のアウターループ制御における問題点について説明する。通信キャリア(通信事業者)の回線設計により、基地局からの受信電界が強く、かつBLERも良い条件場合には、次のような問題が生じる。すなわち、アウターループ制御は、受信電界が強くてBLERも良い条件の場合には、T−SIRを下げ続けることでT−SIRが下限値となる。ここで、他の基地局や端末からの干渉により受信SIRが急激に悪化すると、アウターループ制御はT−SIRの引き上げを行おうとする。しかし、BLERの長時間平均の結果を用いているので、受信SIRが急激に悪化した場合には制御が追従できず、T−SIRが上がる前に、受信SIRが携帯端末の限界値以下のSIRとなってしまう。その結果、携帯端末は基地局からの信号を受信することができず、通話等で携帯端末を使用中であればサービス中断となる。
図9にその様子を示している。図9においては、受信SIRの時間(t)に対する変化例を示している。「T」は上述したT−SIRの下限値、「G」は携帯端末のSIR限界値である。T−SIRが下限値Tの状態において、他の基地局や端末からの干渉等により、時刻t1でBLERが急激に悪化するとすると、それ以降はアウターループによるT−SIRの制御周期では追従できなくなる。その後、携帯端末限界値Gを下回る時刻t2以降は、携帯端末は基地局からの信号を受信できず、サービス中断となる。
一方、文献1の技術は、受信品質としてBLERの長時間平均値の代わりにBERを用いているので、追従性が早くなる。しかし、通常の状態においてBERを用いると、T−SIRの変動が時間的に極めて激しくなり、結果としてインナーループにおける電力制御が頻繁に変動して不安定となり、また基地局や携帯端末のにおける送信電力制御のための消費電力が極めて大となるという欠点がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、基地局からの受信電界が強くかつ受信品質が良い条件の場所において、受信SIRが急激に悪化した場合でも、サービス中断とならないようにすることにある。
また、他の目的は、通常は安定した送信電力制御を行えるようにすることにある。
このような目的を達成するために、本発明に係る送信電力目標値可変制御装置は、基地局の送信電力を移動通信端末から制御する際に用いられる目標値を移動通信端末における実際の受信品質に応じて生成する目標値生成手段と、所定の場合に、目標値生成手段により生成された目標値に補正値を加算する目標値補正手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る移動通信端末は、基地局の送信電力を制御する際に用いられる目標値を実際の受信品質に応じて生成する目標値生成手段と、所定の場合に、目標値生成手段により生成された目標値に補正値を加算する目標値補正手段を備える。
また、本発明に係る送信電力目標値可変制御方法は、基地局の送信電力を移動通信端末から制御する際に用いられる目標値を移動通信端末における実際の受信品質に応じて生成するステップと、所定の場合に、生成された目標値に補正値を加算するステップとを備えることを特徴とする。
本発明では、目標値に補正値を加算して目標値を補正する。これにより、受信電界が強くてBLERも良い条件である通信キャリアの場合にたとえ受信SIRが急激に悪化しても、受信SIRが移動通信端末のSIR限界値以下となることがなくなるので、基地局からの信号を受信することができ、通話等のサービスを継続することができる。
また、本発明では、受信信号における一定時間毎のエラー発生数に基づいて実際の受信品質を測定し、この受信品質を目標値の生成に利用するので、通常は安定した送信電力制御を行なうことができる。
図1は、本発明の一実施例に係る携帯端末の要部構成を示すブロック図である。 図2は、図1におけるアウターループ制御部の一構成例を示すブロック図である。 図3は、図2におけるT−SIR出力部の一構成例を示すブロック図である。 図4は、図2に示したアウターループ制御部の動作を説明する図である。 図5は、本発明の他の実施例に係る携帯端末のアウターループ制御部の一構成例を示すブロック図である。 図6は、図5における検出部の一構成例を示すブロック図である。 図7は、図5における制御部の一構成例を示すブロック図である。 図8は、従来例のブロック図である。 図9は、図8に示した従来例の問題点を説明する図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施例について説明する。
本発明の一実施例に係る携帯端末(移動通信端末)1は、W−CDMA通信方式を採用したものであり、図1に示すように、送信電力制御部10と、送信電力制御部10に接続されたアンテナ20とを備える。送信電力制御部10は更に、インナーループ制御部11と、アウターループ制御部(送信電力目標値可変制御装置)12とを備える。
インナーループ制御部11は、携帯端末1が直接電波を受けている基地局に対して、短時間周期で電力の増減を制御する。具体的には、制御の目標値としてT−SIRを用い、このT−SIRと携帯端末1において受信信号から測定した受信SIRとを比較する。その結果、T−SIRよりも受信SIRが低い場合には、基地局に対して送信電力を上げる要求を出し、T−SIRよりも受信SIRが高い場合には、基地局に対して送信電力を下げる要求を出す。
アウターループ制御部12は、BLERの長時間平均に基づいて、インナーループ制御部11で目標値として用いられる適切なT−SIRを決定する。具体的には、基地局から所要受信品質T−BLERを得て、携帯端末1で測定した測定BLERがT−BLERより悪い場合には、T−SIRを上げ、測定BLERがT−BLERより良い場合は、T−SIRを下げる処理を行う。また、所定の場合に、T−SIRに補正値を加算する処理を行う。
図2に示すように、アウターループ制御部12は、逆拡散部101と、Rake受信部102、長区間品質測定部103と、T−BLER保持部104と、比較判定部105と、T−SIR出力部106と、USIM(Universal Subscriber Identify Module)107と、制御部108と、検出部109とを備える。
逆拡散部101は、受信信号の逆拡散を行い、生成した信号をRake(レイク)受信部102に送出する。Rake受信部102は、Rake受信を行って復調した信号を長区間品質測定部103に送出する。長区間品質測定部103は、復調した信号における一定時間毎のエラー発生数に基づいて実際の受信品質を測定し、この受信品質を比較判定部105に送出する。より具体的には、長区間品質測定部103は、復調した信号の一定時間のBLERを計算し、その計算結果である測定BLER203を比較判定部105に送出する。
T−BLER保持部104は、基地局の信号から得た所要受信品質であるT−BLERを保持しており、この所要受信品質であるT−BLER204を比較判定部105に送出する。比較判定部105は、長区間品質測定部103において計算された測定BLER203とT−BLER204とを比較し、比較結果205をT−SIR出力部106に送出する。
USIM107は、SIM(Subscriber Identify Module)カードを第3世代移動体通信向けに拡張したものである。このUSIM107は、通信キャリアに関する情報、すなわち通信キャリアを特定するための識別情報である通信キャリアIDを格納しており、この通信キャリアID207を制御部108へ供給する。検出部109は、受信信号から、携帯端末1が現在キャンプオン(在圏)しているサービスエリアの通信キャリアID(通信キャリアの識別子)を検出し、制御部108へ供給する。制御部108は、検出部109からの通信キャリアIDとUSIM107からの通信キャリアID207とを比較し、両者が一致している場合に制御信号208をT−SIR出力部106に送出する。
T−SIR出力部106は、比較判定部105からの比較結果205と制御部108からの制御信号208とに基づいてT−SIR206を算出し、インナーループ制御部11へ送出する。このT−SIR出力部106は、図3に示すように、T−SIR生成部(目標値生成部)106aと、T−SIR補正部(目標値補正部)106bとを備える。
T−SIR生成部106aは、図8における従来のT−SIR生成部1106と同一のものであり、比較判定部105からの比較結果205に応じてT−SIRを生成する。すなわち、携帯端末1における実際の受信品質に応じてT−SIRを生成する。
T−SIR補正部106bは、制御部108からの制御信号208に応答して、T−SIR生成部106aで生成されたT−SIRに対して補正値Kを加え、その加算結果をインナーループ制御でのT−SIR206として送出する。これにより、携帯端末1が予め定められた特定通信キャリアのサービスエリアにキャンプオンしている場合に、T−SIR生成部106aで生成されたT−SIRに対して、補正値Kが加算されることになる。
次に、図4を参照し、本実施例の動作について説明する。図4においても、図9と同様に、T−SIRの下限値を「T」、携帯端末1のSIR限界値を「G」とする。受信電界が強くて受信BLERも良い条件である通信キャリアの場合には、長区間受信品質測定の結果、T−SIRがTとなる。しかし、携帯端末1が特定通信キャリアのサービスエリアにキャンプオンしている場合には、USIM107の通信キャリアID207により、制御部108からT−SIR出力部106に制御信号208が送出される。これにより、T−SIR出力部106において、T−SIRに一定値Kが加算され、T+Kの値がT−SIR206として出力されることになる。
したがって、時刻t1以降、急激に受信SIRが悪くなっても、一定値KだけT−SIRが上げられているために、時刻t2以降になっても、受信SIRが携帯端末1のSIR限界値Gを下回ることがない。このため、携帯端末1は基地局からの信号を受信し続けることができ、通話断等のサービス中断を防止することができる。
次に、図5を参照し、本発明の他の実施例について説明する。図5において、図2に示した構成要素と同等部分については、図2と同一符号で示している。本実施例に係る携帯端末は、アウターループ制御部の構成が図2におけるUSIM107を省いて記憶部110および比較判定部111を追加するとともに、図2における制御部108および検出部109をそれぞれ制御部108aおよび検出部109aに置き換えたものである。
検出部109aは、図6に示すように、セル情報検出部109bと、信号レベル検出部109cとを備える。セル情報検出部109bは、復調信号から、現在のセル情報として基地局IDを検出する。信号レベル検出部109cは、復調信号の信号レベルを検出する。本実施例では、信号レベル検出部109cは、復調信号のレベル低下を検出するものとする。セル情報検出部109bにより検出された基地局IDと、信号レベル検出部109cにより検出された復調信号のレベル低下は、検出信号209として制御部108、記憶部110および比較判定部11へ供給される。
制御部108aは、図7に示すように、記憶制御部108bと、補正制御部108cとを備える。記憶制御部108bは、信号レベル検出部109cからのレベル低下の信号に基づいて、受信SIRが予め設定された基準値よりも急激に悪化したかどうかを判断する。その結果、急激に悪化したと判断した場合には、セル情報検出部109bで検出された現在受信中の基地局IDを記憶部110へ記憶するよう指示する。したがって、記憶部110には、受信SIRが急激に悪化したときの基地局IDの履歴が順次記憶されることになる。
一方、比較判定部111は、記憶部110に記憶されている基地局ID211と現在受信中の基地局IDとを比較し、基地局ID211の中に現在受信中の基地局IDがある場合に、一致信号212を制御部108に送出する。制御部108の補正制御部108cは、この一致信号212に応答して、制御信号208をT−SIR出力部106に送出する。これにより、T−SIR出力部106によって、T−SIRに一定値Kが加算されたT+Kの値が、T−SIR206として出力されることになる。
このように、本実施例では、受信電界が強くてBLERも良い条件の場合から、受信SIRが急激に劣化した基地局を記憶しておき、次回同じ基地局を使用するときにT−SIRに一定値Kを加える動作を行う。したがって、本実施例では、USIM107から通信キャリア情報を得られなくても、一度受信SIRが急激に劣化した基地局のセルにおいて、上記実施例と同様の効果が得られる。

Claims (16)

  1. 基地局の送信電力を移動通信端末から制御する際に用いられる目標値を前記移動通信端末における実際の受信品質に応じて生成する目標値生成手段と、
    所定の場合に、前記目標値生成手段により生成された目標値に補正値を加算する目標値補正手段と
    を備えることを特徴とする送信電力目標値可変制御装置。
  2. 前記目標値補正手段は、前記移動通信端末が予め定められた特定通信キャリアのサービスエリアに存在する場合に、目標値に補正値を加算するようになされていることを特徴とする請求項1に記載の送信電力目標値可変制御装置。
  3. 受信信号から前記移動通信端末が現在存在するサービスエリアの通信キャリアの識別子を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された識別子と特定通信キャリアの識別子とを比較し、両識別子が一致している場合に前記目標値補正手段に制御信号を出力する制御手段とを更に備え、
    前記目標値補正手段は、制御信号が入力されたときに、目標値に補正値を加算するようになされていることを特徴とする請求項2に記載の送信電力目標値可変制御装置。
  4. 受信レベルが所定値以上に急激に悪化したときのセル情報を履歴として記憶する記憶手段を更に備え、
    前記目標値補正手段は、前記記憶手段に記憶されているセル情報の中に現在のセル情報がある場合に、目標値に補正値を加算するようになされていることを特徴とする請求項1に記載の送信電力目標値可変制御装置。
  5. 受信信号から現在のセル情報を検出するセル情報検出手段と、
    受信信号の信号レベルを検出する信号レベル検出手段と、
    前記信号レベル検出手段の検出結果から受信レベルの悪化を検出し、前記セル情報検出手段により検出されたセル情報を前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記記憶手段に記憶されているセル情報の中に前記セル情報検出手段により検出された現在のセル情報がある場合に、前記目標値補正手段に制御信号を出力する補正制御手段とを更に備え、
    前記目標値補正手段は、制御信号が入力されたときに、目標値に補正値を加算するようになされていることを特徴とする請求項4に記載の送信電力目標値可変制御装置。
  6. 受信信号における一定時間毎のエラー発生数に基づいて実際の受信品質を測定し、この受信品質を前記目標値生成手段に出力する品質測定手段を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の送信電力目標値可変制御装置。
  7. 基地局の送信電力を制御する際に用いられる目標値を実際の受信品質に応じて生成する目標値生成手段と、
    所定の場合に、前記目標値生成手段により生成された目標値に補正値を加算する目標値補正手段と
    を備えることを特徴とする移動通信端末。
  8. 前記目標値補正手段は、当該移動通信端末が予め定められた特定通信キャリアのサービスエリアに存在する場合に、目標値に補正値を加算するようになされていることを特徴とする請求項7に記載の移動通信端末。
  9. 受信レベルが所定値以上に急激に悪化したときのセル情報を履歴として記憶する記憶手段を更に備え、
    前記目標値補正手段は、前記記憶手段に記憶されているセル情報の中に現在のセル情報がある場合に、目標値に補正値を加算するようになされていることを特徴とする請求項7に記載の移動通信端末。
  10. 受信信号における一定時間毎のエラー発生数に基づいて実際の受信品質を測定し、この受信品質を前記目標値生成手段に出力する品質測定手段を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の移動通信端末。
  11. W−CDMA通信方式を採用したものであることを特徴とする請求項7に記載の移動通信端末。
  12. 基地局の送信電力を移動通信端末から制御する際に用いられる目標値を前記移動通信端末における実際の受信品質に応じて生成するステップと、
    所定の場合に、生成された目標値に補正値を加算するステップと
    を備えることを特徴とする送信電力目標値可変制御方法。
  13. 加算するステップは、前記移動通信端末が予め定められた特定通信キャリアのサービスエリアに存在する場合に、目標値に補正値を加算するようになされていることを特徴とする請求項12に記載の送信電力目標値可変制御方法。
  14. 受信レベルが所定値以上に急激に悪化したときのセル情報を履歴として記憶手段に記憶するステップを更に備え、
    加算するステップは、前記記憶手段に記憶されているセル情報の中に現在のセル情報がある場合に、目標値に補正値を加算するようになされていることを特徴とする請求項12に記載の送信電力目標値可変制御方法。
  15. 受信信号における一定時間毎のエラー発生数に基づいて実際の受信品質を測定するステップを更に備えることを特徴とする請求項12に記載の送信電力目標値可変制御方法。
  16. W−CDMA通信方式に用いられることを特徴とする請求項12に記載の送信電力目標値可変制御方法。
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