JPWO2006062117A1 - 記録型光ディスク媒体及びその光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 どのような種類の光ディスク媒体でも記録トラックの追従動作を正確に実施する。【解決手段】 光ディスク媒体10は、スパイラル状の記録トラック11を有するデータ記録領域12と、エンボスピットから成るリードイン領域12とを備えている。そして、このリードイン領域12に、グルーブトラックから光ヘッドで検出される信号の特性範囲を示す情報が予め記録されている。光ディスク媒体10の種類に応じて、グルーブトラックから光ヘッドで検出される信号の特性範囲が異なる場合でも、その特性範囲を示す情報が光ディスク媒体10に予め記録されているので、その特性範囲に合った条件で記録トラックの追従動作を実施できる。したがって、どのような種類の光ディスク媒体10でも記録トラック11の追従動作を正確に実施できる。【選択図】 図1

Description

本発明は、微小な光スポットによってデータの記録再生を行う光ディスク媒体において、特にCD−R/RWやDVD−R/RWのような記録型光ディスク媒体、及びその記録再生を行う光ディスク装置に関する。
CDやDVDなどの光ディスク分野においては、エンボスによるデータピット列を形成した再生専用のROM媒体に加えて、記録型光ディスク媒体として、一度だけデータの記録ができるCD−R、DVD−R、書換え可能なCD−RW、DVD−RW、DVD−RAMなどが広く普及している。
記録型光ディスク媒体は、トラッキングのためのスパイラル状のプリグルーブによる記録トラックを光ディスク基板に形成し、その上に有機材料などによる多層の記録層を形成したものである。この記録層に高いパワーのレーザ光を集光することにより、記録層を部分的に変質させて記録ピットを形成し、これによりデータを記録する。CD−RやDVD−Rは、記録後エンボスによるROM媒体と同じ構成のデータフォーマットで、ほぼ同じ特性のサーボ信号を得ることができるので、再生専用のドライブ装置でも容易に再生できる利点がある。
例えばDVD−Rの場合、未記録状態ではプリグルーブを使ってプッシュプル信号によるトラックエラーを検出し、データ記録後はROMと同じようにピットを使って位相差検出信号によるトラックエラーを検出することが可能となる。
ところで、光ディスク装置において良好な記録再生を実現するためには、光ディスク媒体の種類や特性を示す、いわゆる制御データ情報を記録型光ディスク媒体に、予め記録しておく必要がある(例えば特許文献1)。以下、記録型光ディスク媒体を、単に「光ディスク媒体」という。
一般に図5に示すように従来の光ディスク媒体50では、記録トラック51が設けられたデータ記録領域52の内周側に、リードイン領域53と呼ばれる領域が設けられている。このリードイン領域53に、光ディスク媒体50を出荷する前に制御データを記録する。光ディスク装置では、まずこの制御データを再生してから、データ記録領域52でのトラック追従動作を行うことになる。
例えば、DVD−R媒体においては、前記制御データ情報としては、光デイスク媒体にデータを何倍速で記録可能であるかの単純な情報のみが記載されている。光ディスク装置は、この情報を読み取って、対応する速度で記録動作を実施することができる。
特開2004−327013号公報
ところで、一般的に広く利用されているDVD−RやCD−Rなどでは、どのメーカの光ディスク媒体に対しても光ディスク装置が安定した動作を実現できるように、光ディスク媒体の許容できる特性範囲を設定してある。この設定範囲は、規格書としてまとめられ、光ディスク装置メーカ及び光ディスク媒体メーカの共通の標準的な仕様となっている。例えば、DVD−R(3.95GB)ではECMA-279の規格として発行されている。
このように特性範囲が設定されたものの一つに、プリグルーブから検出するトラックエラーであるプッシュプル信号がある。図6に、トラックエラーをプッシュプル信号で検出する原理図を示す。図6[2]に示すように、光ヘッドからの集光スポット61bの照射位置が記録トラックのプリグルーブ62に対して、中心に照射される場合は、光ヘッドで検出する反射光分布63bが左右対称な分布となる。一方、図6[1][3]に示すように、プリグルーブ62に対して集光スポット61a,61cが左側又は右側に偏ると、それに応じて反射光分布63a,63cが左右非対称となる。
これらの反射光分布63a〜63cを中央に分割線をもつ二分割光検出器で受光し、その二つの出力信号I1,I2に基づいてI1−I2から成る差信号を生成すると、これがプッシュプル信号となる。このプッシュプル信号は、集光スポット61a〜61cとプリグルーブ62との位置ずれを表わすトラックエラーの検出信号となる。
図7は、複数の記録トラックを横断する方向に集光スポットが移動した場合における、二分割光検出器の出力信号の変化を示す波形図である。差信号は、トラック中心位置でゼロとなるほぼ正弦波状の検出信号となる。一方、二つの出力信号を足した和信号I1+I2は、変化の少ない検出信号となる。
差信号(I1−I2)の振幅のピーク値をトラック横断時の和信号(I1+I2)の平均値で割った、
(I1−I2)p-p/(I1+I2)DC ・・・(1)
を規格化プッシュプル信号という。この規格化プッシュプル信号がとり得る数値の範囲は、光ディスク装置の動作マージンを考慮して設定される。
図8は、光ディスク装置の中でプッシュプル信号によるトラック追従動作を行う部分を示す構成図である。以下、図5及び図8に基づき説明する。
レーザ光源71からの出射光は、駆動機構付きレンズ72を介して光ディスク媒体50の記録トラック51に集光スポットを形成する。この集光スポットからの反射光は、ミラー73で分離され、二分割光検出器74で受光される。二分割光検出器74の二つの出力信号は差動回路75でプッシュプル信号を生成し、このプッシュプル信号がサーボ駆動回路76に送られる。サーボ駆動回路76は、検出された集光スポット位置のずれ量に応じて、駆動機構付きレンズ72をトラック直交方向に駆動して、集光スポットと記録トラックとのずれを補正する。このような、フィードバックサーボ制御と呼ばれる動作によって、記録トラック51の追従動作が行われる。
このようなサーボ制御で大切なことは、サーボ駆動回路76の利得を最適に設定することである。もし利得が大きいと、フィードバックループとしての利得が高くなりすぎて発振してしまう可能性がある。また利得が小さいと、フィードバックループとしての利得が足らずに、トラック追従が外れてしまう可能性が高くなる。
規格化プッシュプル信号が変化すると、フィードバックループとしての利得が変化してしまう。そのため、光ディスク装置の動作に問題が発生しないように、規格化プッシュプル信号に対して許容できる範囲を定める必要がある。一般的には、中心利得に対して±3dB程度の変化を許容できるように設定する。したがって、規格化プッシュプル信号としては、最小値に対して最大値が二倍となる程度が許容範囲となる。例えば、DVD−Rでは、記録ピットが無い状態で、規格化プッシュプル信号として最小が0.22、最大が0.44に設定されている。
従来のCDやDVDでは、一つのプッシュプル信号の設定範囲があれば十分であった。しかし、例えば波長が400nm帯の青色レーザを用いるような光ディスク媒体では、用途に応じて有機系や無機系など、さまざまな記録材料を利用することが求められるので、二倍の許容範囲に全ての光ディスク媒体の特性を合わせることが難しくなってきた。設定する許容範囲そのものを二倍以上に広げることも考えられるが、先に述べたようなサーボ制御の特性から、光ディスク装置の安定性を確保し難くなる。
更に、従来の制御データを記録する方法にも問題があった。すなわち、リードイン領域においても、データ記録領域と同じプリグルーブ付きの記録トラックを形成し、光ディスク媒体メーカにおいて製品出荷前に制御データ情報を記録する方法がある。しかし、この方法では、一枚ごとに記録する手間がかかるのでコスト高となる。
そこで、本発明の目的は、どのような種類の光ディスク媒体でも記録トラックの追従動作を正確に実施でき、かつ制御データ情報の記録に手間のかからない、光ディスク媒体及び光ディスク装置を提供することにある。
本発明に係る光ディスク媒体は、スパイラル状のグルーブトラックを有するデータ記録領域と、エンボスピットから成る制御データ記録領域とを備えている。そして、この制御データ記録領域に、グルーブトラックから光ヘッドで検出される信号の特性範囲を示す情報が、予め記録されている。
光ディスク媒体の種類に応じて、グルーブトラックから光ヘッドで検出される信号の特性範囲が異なる場合でも、その特性範囲を示す情報が光ディスク媒体に予め記録されているので、その特性範囲に合った条件で記録トラックの追従動作を実施できる。したがって、どのような種類の光ディスク媒体でも記録トラックの追従動作を正確に実施できる。また、その特性範囲を示す情報は、エンボスピットから成る制御データ記録領域に記録されることにより、他の情報とともにスタンパで一度に形成できるので記録の手間がかからない。
本発明に係る光ディスク装置は、本発明に係る光ディスク媒体に対して光ヘッドを介してデータを記録又は再生するものである。そして、この光ディスク装置は、制御データ記録領域に記録されている特性範囲を示す情報を検出する制御データ検出部と、制御データ検出部で検出された特性範囲に合わせたサーボ条件を設定するサーボ条件設定部と、サーボ条件設定部で設定されたサーボ条件を用いてデータ記録領域のグルーブトラックのサーボ追従動作を行うサーボ駆動部と、を備えている。
また、本発明の光ディスク媒体は、予め設定されたプッシュプル信号の特性範囲が二種類以上あり、どの設定に合致しているかの識別情報が記録されているものであってもよい。また、本発明の光ディスク媒体は、予め設定されたプッシュプル信号の特性範囲における代表値の数値が識別情報として記録されているものであってもよい。更に、本発明に係る光ディスク媒体は、二種類以上の設定された特性範囲のそれぞれが、他の設定の特性範囲との共通部分を有しているものであってもよい。更に、本発明の光ディスク媒体は、各規定された特性範囲は、最大の値が最小の値の2倍を超えない範囲であることが望ましいものである。
本発明の光ディスク装置は、スパイラル状のグルーブトラックを有するデータ記録領域と、エンボスピットによる制御データ記録領域とを有する光ディスク媒体を記録再生する光ディスク装置において、制御データ記録領域を再生して、グルーブトラックから光ヘッドで検出される信号の特性情報を検出した後に、特性情報に合わせたサーボ特性条件を初期セットして、データ記録領域のグルーブトラックのサーボ追従動作を行うものであってもよい。
本発明は、複数のプッシュプル信号の特性範囲を設定し、これをリードイン領域に情報として記載することにより、広い特性範囲での安定した記録再生動作を実現する光ディスク装置を得ることができる。
以上説明したように本発明によれば、グルーブトラックから光ヘッドで検出される信号の特性範囲が光ディスク媒体の種類ごとに異なる場合でも、その特性範囲を示す情報が光ディスク媒体に予め記録されているので、その特性範囲に合った条件で記録トラックの追従動作を実施できる。したがって、どのような種類の光ディスク媒体でも記録トラックの追従動作を正確に実施できる。また、その特性範囲を示す情報は、エンボスピットから成る制御データ記録領域に記録されることにより、他の情報とともにスタンパで一度に形成できるので記録の手間がかからない。
さらに、本発明によれば、再生装置に大きな変更を加えることなく、異なる特性範囲を持つ光ディスク媒体を安定して記録再生することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように光ディスク媒体10は、スパイラル状の記録トラック11を有するデータ記録領域12と、エンボスピット12aを備えている。前記エンボスピット12aには、例えばグルーブトラックなどの記録トラックから光ヘッドで検出される信号の特性範囲を示す情報が予め記録されている。なお、前記エンボスピット12aは、記録トラック11の内側に位置するリードイン領域13に設けられることが望ましいものである。
光ディスク媒体10の種類に応じて、グルーブトラックから光ヘッドで検出される信号の特性範囲が異なる場合について説明する。例えば、波長405nmの青色レーザ光源とNA0.65の対物レンズを使用した光ヘッドにて測定した複数の追記型光ディスクのデータ記録領域におけるプッシュプル信号と、ミラー面に対するプリグルーブ上での反射率比を表わすオントラック信号の一例は、表1に示すとおりである。
Figure 2006062117
ここで、記録前のプッシュプル信号の特性範囲を、記録後に反射率が増大するディスクに対しては0.35から0.55、例えば、ディスク毎の変動分も考慮して2倍の範囲として0.30から0.60を条件とし、記録後に反射率が低下するディスクに対しては0.28から0.50、例えば、ディスク毎の変動分も考慮して2倍の範囲として0.26から0.52を条件とすることができる。
また、オントラック信号にもディスク毎での差異が見られるので、オントラック信号の特性範囲を示す情報を用いても良く、ディスクの記録モード毎ではなく、ディスク毎に特性範囲を示す情報を設定しても良い。記録前のオントラック信号の特性範囲を、記録後に反射率が増大するディスクに対しては、例えばディスク毎の変動分も考慮して2倍の範囲として0.40から0.80を条件とし、記録後に反射率が低下するディスクに対しては、例えばディスク毎の変動分も考慮して2倍の範囲として0.50から1.00を条件とすることができる。
このように、光ディスク媒体10の種類に応じて、グルーブトラックから光ヘッドで検出される信号の特性範囲が異なる場合でも、その特性範囲を示す情報が光ディスク媒体10に予め記録されているので、その特性範囲に合った条件で記録トラックの追従動作を実施できる。
したがって、どのような種類の光ディスク媒体10でも記録トラック11の追従動作を正確に実施できる。また、その特性範囲を示す情報は、エンボスピットから成るリードイン領域12に記録されることにより、他の情報とともにスタンパで一度に形成できるので記録の手間がかからない。
本発明の実施形態においては、記録トラックから光ヘッドで検出される信号の特性範囲が異なる場合でも、その特性範囲を示す情報が光ディスク媒体10に予め記録されているので、その特性範囲に合った条件で記録トラックの追従動作を実施できる。したがって、どのような種類の光ディスク媒体10でも記録トラック11の追従動作を正確に実施できる。また、その特性範囲を示す情報は、エンボスピットから成るリードイン領域13に記録されることにより、他の情報とともにスタンパで一度に形成できるので、記録の手間がかからない。
光ディスク媒体10の記録又は再生を行う光ディスク装置は、まずリードイン領域13に記載されている制御データ情報を再生し、その再生データに基づいて、データ記録領域12の記録トラック11にサーボ投入を行い、データの記録や再生を行う。リードイン領域13内の制御データは、ROMと同じエンボス状のピットで形成しておけば、ROMプレーヤ装置と同じように安定した情報再生が実現できる利点がある。
プリグルーブを形成した記録トラック11に、後から記録ピットを形成することにより、制御データを記録する方法もある。しかし、一つのスタンパを用いて形成するエンボス状のピットと比べ、光ディスク媒体ごとに記録ピットを生成するため、ピットの形状等のばらつきが大きくなり、媒体によっては安定した再生が難しくなる問題点があった。また、光ディスク媒体に対して一枚ずつ書き込むので、その記録に要する手間も膨大になる。
データ記録領域12では、記録ピットが形成されていなければ、プリグルーブから得られるプッシュプル信号に基づいてトラック追従サーボ動作を行うことになる。このとき、安定にトラック投入及び追従動作を行うためには、プッシュプル信号の検出レベルを事前に知り、最適なサーボ駆動回路の利得を設定しておく必要がある。従来は、前述の(1)式のプッシュプル信号の特性範囲について許容できる量を規格書で設定していたので、光ディスク装置ではその設定範囲で安定な特性が得られる利得をセットしてトラック追従動作を行っていた。
もし、特性範囲が想定された信号よりも大きいと、利得が大きくなりすぎて発振してしまう可能性がある。また、特性範囲が想定された信号よりも小さいと、利得が足らずに、トラック追従が外れてしまう可能性が高くなる。このようなサーボ動作の不安定性を招かない実用的な範囲として、最小値に対して最大値が二倍以下となるような許容範囲に設定してきたが、種々の記録材料を利用するには一つの設定で収めることが難しくなってきている。
そこで、本発明では、規格化プッシュプル信号の設定範囲としてaからbまでが必要となり、b>2aとなった場合、設定範囲全体を複数の狭い設定範囲の集合とすることを提案している。
例えば、図2に示すように、設定範囲全体としてaからbまでが必要な場合、設定範囲Aとしてaから2aまで、設定範囲Bとしてb/2からbまでとする。このように設定すれば、材料の特性によって設定範囲A又は設定範囲Bを満足するように光ディスク媒体10を製造すればよい。
設定範囲の決め方としては、図3に示すように、設定範囲Cを更に加えることにより、光ディスク媒体10の設計の自由度を広げることも可能である。もちろん、個々の設定範囲は、二倍より更に小さな値を持つ狭い設定範囲として、サーボ動作を更に安定化することも可能である。また、それぞれの設定範囲に該当する光ディスク媒体10は、一つのディスク面内での均一性については別に定めて、各設定範囲より狭めることも可能である。例えば、設定範囲が二倍あるのに対し、均一性では平均値に対し40%以下の変動、というように設定することができる。このように均一性を狭めることで、光ディスク媒体10の各記録トラック11におけるサーボ追従特性を均一に揃えることが可能となる。
図2及び図3に示すように、規格化プッシュプル信号の設定範囲全体を、複数の狭い設定範囲A,B,Cの集合とする構成にあっては、設定範囲全体がa−bの範囲であり、光デイスク媒体の記録トラックから検出される信号の特性を示す情報の狭い設定範囲A,B(C)がそれぞれa−2a,b/2−bである場合に、前記狭い設定範囲A,B(C)の一部を重複させ、それらの範囲A,B,Cの端部をそれぞれずらせて設定する。
このように同一の光ディスク媒体10の制御データ記録領域13に複数の設定範囲A,B,Cが存在する場合は、光ディスク装置では、新しい光ディスク媒体がセットされるごとに、どの設定に沿った特性を持つ光ディスク媒体であるかを知る必要がある。そこで、制御データ記録領域としてのリードイン領域13の制御データとして、設定範囲A,B,Cを識別するための識別情報を記載しておく。光ディスク装置は、この識別情報を読み取ってからデータ記録領域12をアクセスできるので、安定したサーボ条件を事前に設定することができる。
制御データの記載の仕方として、例えば、設定範囲Aに相当するフラグや設定範囲Bに相当するフラグをそれぞれデータビットとして記録する方法もある。また、設定範囲を代表する数値そのものをバイナリデータとして記載することも可能である、代表する数値としては、その範囲の最小値や最大値も可能であるが、実際にサーボ駆動回路にセットする値として、最小αと最大βの平均値(α+β)/2のような中間値も利用可能である。また、中間値として比率の平均となる√(αβ)のような値も利用可能である。更には、最小値と最大値の両方を記載することも可能である。
このように数値を記載する利点として、後から新しい設定範囲が追加されても、それ以前に製造された光ディスク装置において数値を直接読み出すことによって対応可能となることが挙げられる。
数値としては、0.22や0.44などの二桁の数値が表現できれば有効数字としては十分であるので、バイナリデータであれば6〜8ビットを割り当てれば十分である。また、補数による負値の表現を許しておけば、プリグルーブ上ではなくプリグルーブ間のランド上を記録トラックとして、プッシュプル信号の極性が反転するような場合にも、対応が可能となる。
表2は2048バイトを1セットの制御データとしたときの構成例である。
Figure 2006062117
バイト0はディスクの種類で、例えばDVD−Rならバイナリデータで00000001b、DVD−RWならば00000010bと表わす。バイト2はディスクサイズで、12cmなら00000000b、8cmなら00000001bと表わす。バイト3は片面ディスクなら00000000b、両面なら00000001bと表わす。
バイトnは本発明に係る設定例であり、プッシュプル信号の設定範囲がAなら00000000b、設定範囲がBなら00000001bというように表わす。バイトn+1はプッシュプル信号最小値で、少数点以下二桁をバイナリで表わすとすれば、例えば0.22であれば00010110bとなる。また、極性が逆で最小が0.22であれば、補数表現として11101010bと表わすことが可能である。
プリグルーブの特性を表わす情報としては、プッシュプル信号以外に、和信号のレベルを設定する情報も有効である。例えば、反射率の絶対値(入射光量に対する反射光量の比)や、ミラー面に対するプリグルーブ上での反射率比を表わす、オントラック光量などが考えられる。これらの設定範囲を制御データとして記載することも、更に装置の安定性を増すことに有効となる。
プッシュプル信号と同様に和信号レベルも複数の範囲を設定することにより、更に材料選択の自由度を広げられるので、高速での記録が可能なものや、長期保存安定性に優れたものなど、特徴ある光ディスク媒体を活用することができる。
図4は、本発明に係る光ディスク装置の一実施形態を示すブロック図である。以下、図1及び図4に基づき説明する。
光ディスク装置20では、スピンドル21にセットされた光ディスク媒体10に対し、光ヘッド22を使って集光スポットを形成することにより、データの記録又は再生を行う。まず、光ヘッド22をリードイン領域13にアクセスして、制御データを制御データ検出回路23で検出する。次に、検出した情報に基づいてプッシュプル信号の特性範囲を判断し、サーボ利得設定回路24によってサーボ駆動回路25の利得設定を行う。この設定において、光ヘッド22から検出されるプッシュプル信号をサーボ駆動回路25に入力し、サーボ駆動回路25からの出力信号によって光ヘッド22の集光スポット位置を制御してデータ記録領域12でのトラック追従動作を行う。
このように事前に、プッシュプル信号に関する特性情報を検出することで、安定したサーボ動作を実現することが可能となる。
以上の説明では、グルーブを記録トラックとする光ディスク媒体を想定しているが、これに限られるものではない。本発明は、ランドとグルーブの両方を記録トラックとするランド・グルーブ媒体に適用してもよいものである。また、以上の説明では、記録トラックから光ヘッドで検出される信号の特性を表す情報として、プッシュプル信号の情報を用いたが、これに限られるものではない。このプッシュプル信号に代えて、図7に示す和信号のレベル(特性)を示す情報を用いてもよい。この和信号のレベル情報としては、例えば、反射率の絶対値(入射光量に対する反射光量の比)、ミラー面に対するプレグルーブ上での反射率比で表すオントラック光量による情報を用いてもよいものである。これらの特性範囲を制御データとして制御データ記録領域に記録することにより、更に装置の安定性を増すに際して有効である。和信号のレベル情報を用いるに際しては、図2及び図3に示すように1つの設定範囲に複数の狭い設定範囲を集合させる構成を採ることが望ましいものである。
また、本発明は、記録したピット部の反射率が未記録部の反射率よりも、低くなる媒体及び高くなる媒体に適用するようにしてよいものである。ピット部の反射率が未記録部より高くなる媒体に適用する場合は、和信号レベルの設定として、比較的長いマークを記録した時のピット部の反射率レベルを用いてもよいものである。
また、光ディスク装置が単純なプッシュプル信号検出ではなく、サブビームを形成して複数の集光スポットからの反射光でトラックエラー信号を得るような場合も、信号レベルの参照値としてプッシュプル信号の設定範囲の情報は有効である。いずれにしても、光ディスク媒体に制御データを記載することによって、安定したサーボ動作を実現することができる。
以上説明したように本発明によれば、光ディスク媒体であれば、その種類を問わず、記録トラックの追従動作を正確に実施でき、かつ制御データ情報の記録に手間のかからない、光ディスク媒体及び光ディスク装置を提供することができる。
本発明に係る光ディスク媒体の一実施形態を示す平面図である。 本実施形態におけるプッシュプル信号の特性範囲(第一例)を示す説明図である。 本実施形態におけるプッシュプル信号の特性範囲(第二例)を示す説明図である。 本発明に係る光ディスク装置の一実施形態を示すブロック図である。 従来の光ディスク媒体を示す平面図である。 トラックエラーをプッシュプル信号で検出する方法を示す説明図である。 複数の記録トラックを横断する方向に集光スポットが移動した場合における、二分割光検出器の出力信号の変化を示す波形図である。 一般的な光ディスク装置の中でプッシュプル信号によるトラック追従動作を行う部分を示す構成図である。
符号の説明
10 光ディスク媒体(記録用光ディスク媒体)
11 記録トラック
12 データ記録領域
13 リードイン領域(制御データ記録領域)
20 光ディスク装置
21 スピンドル
22 光ヘッド
23 制御データ検出回路(制御データ検出部)
24 サーボ利得設定回路(サーボ条件設定部)
25 サーボ駆動回路(サーボ駆動部)

Claims (8)

  1. スパイラル状の記録トラックを有するデータ記録領域と、エンボスピットを有し、
    前記エンボスピットは制御データ記録領域として機能し、当該エンボスピットには、前記記録トラックから光ヘッドで検出される信号の特性範囲を示す情報に記録されていることを特徴とする記録型光ディスク媒体。
  2. 前記エンボスピットは、光ディスク媒体のリードイン領域に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の記録型光ディスク媒体。
  3. 前記情報は、複数集合させた信号の特性範囲を示すものであることを特徴とする請求項1に記載の記録型光ディスク媒体。
  4. 前記情報に、前記信号の特性範囲相互を識別する識別情報を含めていることを特徴とする請求項1に記載の記録型光ディスク媒体。
  5. 前記識別情報は、前記信号の特性範囲に関する代表値を示す数値の情報であることを特徴とする請求項3に記載の記録型光ディスク媒体。
  6. 前記信号の特性範囲を示す情報は、一部が重複して集合されていることを特徴とする請求項2に記載の記録型ディスク媒体。
  7. 前記集合される各信号の特性範囲は、その範囲の最大値が最小値の2倍を超えない範囲に設定されていることを特徴する請求項2に記載の記録型光ディスク媒体。
  8. 光ディスク媒体の制御データ記録領域に記録された、記録トラックから光ヘッドで検出される信号の特性範囲を示す情報を検出する制御データ検出部と、
    前記制御データ検出部で検出された前記特性範囲に合わせたサーボ条件を設定するサーボ条件設定部と、
    前記サーボ条件設定部で設定されたサーボ条件を用いて前記データ記録領域のグルーブトラックのサーボ追従動作を行うサーボ駆動部を有することを特徴とする光ディスク装置。
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