JPWO2006006197A1 - 光モジュール及び光波長合分波装置 - Google Patents
光モジュール及び光波長合分波装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2006006197A1 JPWO2006006197A1 JP2006527584A JP2006527584A JPWO2006006197A1 JP WO2006006197 A1 JPWO2006006197 A1 JP WO2006006197A1 JP 2006527584 A JP2006527584 A JP 2006527584A JP 2006527584 A JP2006527584 A JP 2006527584A JP WO2006006197 A1 JPWO2006006197 A1 JP WO2006006197A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- light
- wavelength
- fiber
- collimator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/26—Optical coupling means
- G02B6/28—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
- G02B6/293—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means
- G02B6/29379—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means characterised by the function or use of the complete device
- G02B6/2938—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means characterised by the function or use of the complete device for multiplexing or demultiplexing, i.e. combining or separating wavelengths, e.g. 1xN, NxM
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/26—Optical coupling means
- G02B6/28—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
- G02B6/293—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means
- G02B6/29346—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means operating by wave or beam interference
- G02B6/29361—Interference filters, e.g. multilayer coatings, thin film filters, dichroic splitters or mirrors based on multilayers, WDM filters
- G02B6/29362—Serial cascade of filters or filtering operations, e.g. for a large number of channels
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/26—Optical coupling means
- G02B6/28—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
- G02B6/293—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means
- G02B6/29346—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means operating by wave or beam interference
- G02B6/29361—Interference filters, e.g. multilayer coatings, thin film filters, dichroic splitters or mirrors based on multilayers, WDM filters
- G02B6/29362—Serial cascade of filters or filtering operations, e.g. for a large number of channels
- G02B6/29365—Serial cascade of filters or filtering operations, e.g. for a large number of channels in a multireflection configuration, i.e. beam following a zigzag path between filters or filtering operations
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/26—Optical coupling means
- G02B6/32—Optical coupling means having lens focusing means positioned between opposed fibre ends
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Abstract
Description
(1)反射損失低減を目的とするため、光ファイバと屈折率分布型レンズ等の端面を斜め端面としていること;
(2)出射光の光軸とレンズの光軸にずれが生じていること;
(3)波長選択フィルタである誘電体多層膜フィルタの基板を光が透過する際に光軸がずれること;
などが考えられる。
端面反射損失=−10×log(IR /IO ) … (1)
但し、IR は反射光量、IO は入射光量を示す。
tanθ=e/f …(2)
但し、eは偏芯量、fは焦点距離を示す。
tanθ=d/(2・f) …(3)
但し、dは外径の差。
前記第1のファイバコリメータから入射され前記分波用の波長選択フィルタで反射される反射光の進路に、分波用の波長選択フィルタからの反射光を更に自身の表面で反射すると共に自身の背面から入射されて透過する透過光を前記表面での反射光に合波させる合波用の波長選択フィルタを配置し、前記第1のファイバコリメータから入射され前記分波用の波長選択フィルタで反射され更に前記合波用の波長選択フィルタの表面で反射される反射光の進路に、前記第1、第2のファイバコリメータと同様の構成を持つ第3のファイバコリメータを配置すると共に、前記合波用の波長選択フィルタの背面側に、当該合波用の波長選択フィルタの背面に対して透過可能な波長帯域の光を入射させる、前記第1、第2のファイバコリメータと同様の構成を持つ第4のファイバコリメータを配置し、前記第3、第4のファイバコリメータをそれぞれ、前記基板上の前記第1、第2の位置決め溝と同一平面内に形成した第3、第4の位置決め溝に配置して位置決めしたことを特徴とする。
(a)最上流の分波用の波長選択フィルタへの入射光の光路上と、
(b)各組の上流側の分波用の波長選択フィルタの透過光の光路上と、
(c)各組の下流側の合波用の波長選択フィルタの背面への入射光の光路上と、
(d)最下流の合波用の波長選択フィルタの反射光の光路上と、
にそれぞれコリメータを配置し、それら各コリメータとして、中心部のコア及びその外周部のクラッドを有する光ファイバの端面に、前記コアと略同一で均一な屈折率を有する材料よりなるコアレスファイバの一端面を接合し、前記光ファイバの光軸上で前記コアレスファイバの他端面側にコリメータレンズを配置して構成したファイバコリメータを使用し、これらファイバコリメータのうち、前記(b)各組の上流側の分波用の波長選択フィルタの透過光の光路上に位置するファイバコリメータ及び前記(d)最下流の合波用の波長選択フィルタの反射光の光路上に位置するファイバコリメータと、前記(a)最上流の分波用の波長選択フィルタの入射光の光路上に位置するファイバコリメータ及び前記(c)各組の下流側の合波用の波長選択フィルタの背面への入射光の光路上に位置するファイバコリメータとを、1枚の基板の一方側と他方側に、前記波長選択フィルタを含む光学素子の配置スペースを挟んで対向配置すると共に、各ファイバコリメータを、前記基板上の同一面内に形成した位置決め溝内に配置して位置決めし、更に、前記基板の一方側と他方側で波長選択フィルタを介して対向する関係にあるファイバコリメータの少なくとも1組を、同一軸線上に形成した前記位置決め溝に配置すると共に、両ファイバコリメータ間の光路上に光路補正板を配置したことを特徴とする。
まず、最も基本的な構成である第1実施形態の光モジュールAについて、図1を参照して説明する。
図1に示す光モジュールAは、第1、第2の2組のファイバコリメータ101、102を、1枚の基板50上に同一軸線上に位置するように形成した第1、第2の位置決め溝61、62内に対向配置すると共に、それらのファイバコリメータ101、102の対向面間にフィルタ機能を有した光学素子70と光路補正板80とを配置し、各部品間で光が空間伝播するように構成したものである。
ファイバコリメータ101、102を構成する光ファイバ端末110は、中心部のコア111a及びその外周部のクラッド111bを有する、125μmの標準外径で、任意長さのシングルモード光ファイバ(SMF)111の端面に、前記コア111aと同一の均一な屈折率を有する材料よりなるコアレスファイバ(CLF)112の一端面を融着接合し、そのコアレスファイバ112の長さを350μmに設定した上で、コアレスファイバ112の他端面を、光ファイバ111の光軸と垂直な面に対して0°に研削・研磨し、更に、これを光モジュールの実装で一般的に用いられる外径1.249mmの一芯フェルール115に通して接着固定し、反射防止膜を設けたものである。但し、これらの光ファイバ111やフェルール115などの寸法は上記に限られるものではない。
この光モジュールAは、次のようにして製造することができる。図1、図2を用いて説明する。
ここでは、V溝61、62内に光ファイバ端末110及びコリメータレンズ120を別々に配置して、ファイバコリメータ101、102を作製する場合の例について述べる。
次に、光波長分波装置または光波長分波装置としての利用を想定した光モジュールのシリーズB及びシリーズCについて説明する。シリーズBは、V溝をすべて基板50上の同一平面内に互いに平行に形成したタイプ、シリーズCは、V溝のいくつかは互いに平行に形成するのもの、残りのいくつかは、平行ではない角度に形成したタイプである。
まず、シリーズBについて説明する。
シリーズBでは、V溝をすべて基板50上の同一平面内に平行に形成してあり、単体の光モジュールB(B1、B2、B3)は、光波長分波装置または光波長分波装置のどちらか一方に専用に使用されることを想定して作られている。
まず、図4及び図5を用いて、最も基本的な1ch用の光モジュールB1について説明する。
この光モジュールB1は、第1、第2の2組のファイバコリメータ101、102を、1枚の基板50上に同一軸線上に位置するように形成した第1、第2の位置決め溝(V溝)61、62内に対向配置すると共に、それらのファイバコリメータ101、102の対向面間に波長選択フィルタ70と光路補正板80とを配置し、更に、第1のファイバコリメータ101から入射され波長選択フィルタ70で反射される反射光の進路に、第1、第2のファイバコリメータ101、102と同様の構成を持つ第3のファイバコリメータ103を配置し、その第3のファイバコリメータ103を、基板50上の第1、第2の位置決め溝61、62と同一平面上に形成した第3の位置決め溝(V溝)63に配置して位置決めし、各部品間で光が空間伝播するように構成したことを特徴としている。
この光モジュールB1は、次のようにして製造することができる。
まず、第1、第2のV溝61、62を同一軸線上に形成し、更に第1のV溝61と平行に第3のV溝63を形成した基板50を準備する。但し、第3のV溝63は、第1のV溝61と同じ側に形成する。次いで、前記光モジュールAの場合と同様に、ファイバ端末110及びコリメータレンズ120をそれぞれ第1、第2のV溝61、62に配置して位置調整することにより、第1、第2のファイバコリメータ101、102を作製する。
この光モジュールB1を光波長分波装置として使用する場合は、図5(a)に示すように、第1のファイバコリメータ101の光ファイバ端末110を、外部の入力用光伝送路1001から伝送されてくる波長多重光(λ1を含む光)を波長選択フィルタ70に対し入力光として入射させる入力用端末(In)とし、第2のファイバコリメータ102の光ファイバ端末110を、波長選択フィルタ70に入射され透過した特定波長λ1の透過光を外部の分岐用光伝送路1002に取り出すための分岐用端末(Drop)とし、第3のファイバコリメータ103の光ファイバ端末110を、波長選択フィルタ70に入射され反射した特定波長λ1以外の光を外部の出力用光伝送路1003へ送り出すための出力用端末(Out)として利用する。こうすることで、波長多重光を分波する機能(ここでは特定波長λ1の光を取り出す機能)を発揮する。
一方、この光モジュールB1を、光波長合波装置として使用する場合は、図5(b)に示すように、第3のファイバコリメータ103の光ファイバ端末110を、外部の入力用光伝送路1003から伝送されてくる特定波長λ1以外の光を波長選択フィルタ70の表面に対し入力光として入射させる入力用端末(In)とし、第2のファイバコリメータ102の光ファイバ端末110を、外部の挿入用光伝送路1002から送られてくる特定波長λ1の挿入光を波長選択フィルタ70の裏面に対し挿入光として入射させる挿入用端末(Add)とし、第1のファイバコリメータ103の光ファイバ端末110を、波長選択フィルタ70にて反射する入力光と透過する挿入光との合波光を外部の出力用光伝送路1001へ伝送するための出力用端末(Out)として利用する。こうすることで、異なる波長の光を合波する機能(ここでは特定波長λ1を挿入し合波する機能)を発揮する。
次に、図6〜図9を用いて、2ch以上用(2ch用と4ch用)の光モジュールB2、B3について説明する。図6及び図7は2ch用の光モジュールB2を示し、図8及び図9は4ch用の光モジュールB3を示している。2ch以上用の光モジュールB2、B3は、基本的に次に述べるように構成されている。なお、2ch用の光モジュールB2は、4ch用の光モジュールB3に基本的な構成が含まれているので、ここでは、4ch用の光モジュールB3について先に述べる。
前記4ch用の光モジュールB3は、次のようにして製造することができる。
まず、第1、第2のV溝61、62及び第3、第6のV溝63、66をそれぞれ同一軸線上に且つ互いに平行に形成し、更に、第3のV溝63と平行に第5のV溝65を形成し、第2、第6のV溝62、66との間にそれらと平行に第4のV溝64を形成した基板50を準備する。基板50の中央部には、左右のコリメータ配置面52、53より一段凹んだ光学素子配置面51を形成してある。
まず、2ch用の光モジュールB2を光波長分波装置として使用する場合について説明する。
この場合は、図7(a)に示すように、光の進行方向の最上流の第1のファイバコリメータ101を、外部の入力用光伝送路1001から伝送されてくる波長多重光(波長λ1、λ2を含む)を最上流の波長選択フィルタ71に対し入力光として入射させる入力光用コリメータ(In)とし、最下流の第4のファイバコリメータ104を、最下流の波長選択フィルタ72で反射した光を外部の出力用光伝送路1004へ送り出すための出力用コリメータ(Out)とし、それ以外の第2、第3のファイバコリメータ102、103を、各波長選択フィルタ71、72で透過した光(それぞれ波長λ1、λ2の光)を外部の伝送路1002、1003へ取り出すための分岐光用コリメータ(Drop)として利用する。こうすることで、波長多重光を順次分波(波長λ1、λ2の光信号を分波)する機能を発揮することができる。
次に、4ch用の光モジュールB3を光波長分波装置として使用する場合について説明する。
この場合は、図9(a)に示すように、光の進行方向の最上流の第1のファイバコリメータ101を、外部の入力用光伝送路1001から伝送されてくる波長多重光(波長λ1〜λ4を含む)を最上流の波長選択フィルタ71に対し入力光として入射させる入力光用コリメータ(In)とし、最下流の第6のファイバコリメータ106を、最下流の波長選択フィルタ74で反射した光を外部の出力用光伝送路1006へ送り出すための出力用コリメータ(Out)とし、それ以外の第2〜第5のファイバコリメータ102〜105を、各波長選択フィルタ71〜74で透過した光(それぞれ波長λ1〜λ4の光)を外部の伝送路1002〜1005に取り出すための分岐光用コリメータ(Drop)として利用する。こうすることで、波長多重光を順次分波(波長λ1〜λ4の光信号を分波)する機能を発揮することができる。
まず、2ch用の光モジュールB2を光波長合波装置として使用する場合について説明する。
この場合は、図7(b)に示すように、合波するときの光の進行方向の最上流の第4のファイバコリメータ104を、外部の入力用光伝送路1004から伝送されてくる光を最上流の第2の波長選択フィルタ72の表面に対し入力光として入射させる入力光用コリメータ(In)とし、最下流の第1のファイバコリメータ101を、最下流の第1の波長選択フィルタ71で反射する反射光と透過する挿入光との合波光を外部の出力用光伝送路1001へ伝送する出力光用コリメータ(Out)とし、それ以外の第3、第2のファイバコリメータ103、102を、外部の挿入光用伝送路1003、1002から各波長選択フィルタ72、71の裏面に対し各フィルタ71、72ごとの特定の波長帯域λ2、λ1の挿入光を入射させる挿入光用コリメータ(Add)として利用する。こうすることで、異なる波長の光(波長λ1、λ2の光)を順次合波する機能を発揮することができる。
次に、4ch用の光モジュールB3を光波長合波装置として使用する場合について説明する。
この場合は、図9(b)に示すように、合波するときの光の進行方向の最上流の第6のファイバコリメータ106を、外部の入力用光伝送路1006から伝送されてくる光を最上流の第4の波長選択フィルタ74の表面に対し入力光として入射させる入力光用コリメータ(In)とし、最下流の第1のファイバコリメータ101を、最下流の第1の波長選択フィルタ71で反射する反射光と透過する挿入光との合波光を外部の出力用光伝送路1001へ伝送する出力光用コリメータ(Out)とし、それ以外の第5、4、3、2のファイバコリメータ105、104、103、102を、外部の挿入光用伝送路1005、1004、1003、1002から各波長選択フィルタ74、73、72、71の裏面に対し各フィルタ74、73、72、71ごとの特定の波長帯域λ4、λ3、λ2、λ1の挿入光を入射させる挿入光用コリメータ(Add)として利用する。こうすることで、異なる波長の光(波長λ1〜λ4の光)を順次合波する機能を発揮することができる。
次に、シリーズCの光モジュールについて説明する。
図10〜図12に示すシリーズCの光モジュールC1〜C3では、第1のV溝61と同じ側にある第3のV溝63と第5のV溝65だけを、第1のV溝61と平行ではない所定の角度で形成してある。その他の構成は、Bシリーズの光モジュールB1〜B3とそれぞれ対応しているので、細かな説明は省略する。
図10の1ch用の光モジュールC1の特徴点は、第1のファイバコリメータ101から入射され波長選択フィルタ70で反射された反射光の進行方向の直線上に第3のファイバコリメータ103が位置するような角度で、第3のV溝63を形成していることである。こうすることにより、光路を曲げる必要がなくなるので、光路補正手段であるミラー(図4参照)を省略できる。
図11の2ch用の光モジュールC2の特徴点は、第1のファイバコリメータ101から入射され第1の波長選択フィルタ71で反射された反射光の進行方向の直線上に第3のファイバコリメータ103が位置するような角度で、第3のV溝63を形成していること、及び、第1の波長選択フィルタ71と第3のファイバコリメータ103の間の光路上に第2の波長選択フィルタ72を配置している関係から、第3のファイバコリメータ103と第2の波長選択フィルタ72との間に、ミラーではなく、第2の波長選択フィルタ72による光路ずれを補正する光路補正板82を配置していることである。
図12の4ch用の光モジュールC3の特徴点は、第1のファイバコリメータ101から入射され第1の波長選択フィルタ71で反射された反射光の進行方向の直線上に第3のファイバコリメータ103が位置するような角度で、第3のV溝63を形成していること、また、第1のファイバコリメータ101から入射され第1の波長選択フィルタ71、第2の波長選択フィルタ72、第3の波長選択フィルタ73で順次反射された反射光の進行方向の直線上に第5のファイバコリメータ105が位置するような角度で、第5のV溝65を形成していること(この場合、第3、第5のV溝63、65は互いに平行に形成されている)、また、第3のファイバコリメータ103と第2の波長選択フィルタ72との間、及び、第5のファイバコリメータ105と第4の波長選択フィルタ74との間に、ミラーではなく、第2、第4の波長選択フィルタ72、74それぞれによる光路ずれを補正する光路補正板82、84を配置していることである。
図12に示す光モジュールC3は、次のようにして製造することができる。
まず、第1〜第6の6本のV溝61〜66を形成した基板50を準備する。ここで、奇数番で呼ぶ第1、第3、第5のV溝61、63、65は、基板50の一方側のコリメータ配置面52に形成し、偶数番で呼ぶ第2、第4、第6のV溝62、64、66は、基板50の他方側のコリメータ配置面53に形成する。これらV溝61〜66は、同一平面上に並ぶよう形成してある。
以上においては、単体の各光モジュールについてそれぞれ説明してきたが、次に、上述した光モジュールを組み合わせて光波長合分波装置として使用する場合について説明する。ここでは、例として、Bシリーズの中の1ch用の光モジュールB1を一対(2つ)使用して構成した1ch用光波長合分波装置について、また、4ch用の光モジュールB3を一対(2つ)使用して構成した4ch用光波長合分波装置について説明する。
図13は、1ch用の光モジュールB1を2つ用いて構成した1ch用光波長合分波装置の構成を示している。図の左側の光モジュールB1aは光波長分波器として使用し、右側の光モジュールB1bは光波長合波器として使用している。左右の光モジュールB1a、B1bは、図では左右対称に描いてあるが、同一の光モジュールB1を、図のものと同様に機能するように接続して構成することもできる。
図14は、4ch用の光モジュールB3を2つ用いて構成した4ch用光波長合分波装置の構成を示している。図の左側の光モジュールB3aは光波長分波器として使用し、右側の光モジュールB3bは光波長合波器として使用している。左右の光モジュールB3a、B3bは、図では左右対称に描いてあるが、同一の光モジュールB3を、図のものと同様に機能するように接続して構成することもできる。
次に、分波と合波を同一モジュール内で行えるようにしたシリーズDの光モジュールD1、D2について説明する。ここでは、1ch用の光モジュールD1を実施形態8として、また、2ch用の光モジュールD2を実施形態9として説明する。
図15は、1ch用の光波長合分波装置として利用される光モジュールD1の構成を示している。
この光モジュールD1は、基本的な要素として、先に説明した光モジュールAの構成を含んでいる。その光モジュールAに相当する部分の構成として、基板50の両側のコリメータ配置面52、53に、それぞれ第1のファイバコリメータ101、第2のファイバコリメータ102を配置している。これらの第1、第2のファイバコリメータ101、102は、同一軸線上に形成した第1のV溝61と第2のV溝62内にそれぞれ配置している。そして、第1、第2のファイバコリメータ101、102間の光路上に、特定波長の光のみを透過し他波長の光を反射する分波用の波長選択フィルタ70(A)を配置し、また、同波長選択フィルタ70(A)と第2のファイバコリメータ102との間に、波長選択フィルタ70(A)による光路ずれを補正する光路補正板80を、波長選択フィルタ70(A)と対称な角度で配置している。
次に、2ch以上用の合分波装置を説明する。ここでは、図16に示す2ch用の光モジュールD2を例にとりながら、一般的な2ch以上用の光モジュールについて、その構成を説明する。
(a)最上流の分波用の波長選択フィルタ71(A)への入射光の光路上と、
(b)各組の上流側の分波用の波長選択フィルタ71(A)、72(A)の透過光の光路上と、
(c)各組の下流側の合波用の波長選択フィルタ71(B)、72(B)の背面への入射光の光路上と、
(d)最下流の合波用の波長選択フィルタ72(B)の反射光の光路上と、
にそれぞれファイバコリメータ101〜106を配置している。各ファイバコリメータ101〜106の構成は、先述したものと全く同様であるので、ここでは説明を省略する。
この光モジュールD2を2ch用の波長光合分波装置として使用する場合は、最上流のファイバコリメータ101を外部の入力用光伝送路1001からの波長多重光を受光する入力ポート(In)、最下流のファイバコリメータ105を外部の出力用光伝送路1005に波長多重光を出光する出力ポート(Out)、その他のファイバコリメータのうち、第2のファイバコリメータ102及び第3のファイバコリメータ103を分岐用光伝送路1002、1003へ分波光を取り出す分岐ポート(Drop)、第4のファイバコリメータ104及び第6のファイバコリメータ106を挿入用伝送路1004、1006からの挿入光を入射する挿入ポート(Add)として使用する。
図16に示す光モジュールD2は、次のようにして製造することができる。
まず、第1〜第6の6本のV溝61〜66を形成した基板50を準備する。ここで、第1、第4、第6のV溝61、64、66は、基板50の一方側のコリメータ配置面52にこの順に形成し、第2、第3、第5のV溝62、63、65は、基板50の他方側のコリメータ配置面53にこの順に形成する。これらV溝61〜66は、同一平面上に互いに平行に並ぶよう形成してある。ここで、第1のV溝61と第2のV溝62、第4のV溝64と第3のV溝63、第6のV溝66と第5のV溝65は、それぞれ同一軸線上に配置してある。また、同じ側に並んだV溝は等ピッチで配置してある。
また、上記実施形態の全ての部材寸法、仕様は上記に限るものではなく、組立て方法も上記に限るものではない。
また、前述で波長選択フィルタを他の機能を果たすフィルタで置き換えることを示したが、上記実施形態全てにおいて、1つの波長選択フィルタを用いる形態では、その前後のどちらか一方あるいは両方に、また複数の波長選択フィルタを用いる形態では、最上流の波長選択フィルタの前あるいは最下流の波長選択フィルタの後ろのどちらか一方あるいは両方に、利得等価フィルタや、入射される光の光量の一部分のみを取り出すためのフィルタを配置しそれぞれの機能を付与しても良い。
50 基板
51 光学素子配置面(光学素子配置スペース)
52 コリメータ配置面(コリメータ配置スペース)
61〜66 V溝(位置決め溝)
70,71〜74 波長選択フィルタ(光学素子)
80,81,82 光路補正板
90,91,92 ミラー(光路補正手段)
101〜106 ファイバコリメータ
110 光ファイバ端末
111 光ファイバ
111a コア
111b クラッド
120 コリメータレンズ
特許文献2:特表平10-511476号公報
特許文献3:特開平10-311905号公報
特許文献4:特開平11-337765号公報
特許文献5:特開2003-43270号公報
Claims (25)
- 中心部のコア及びその外周部のクラッドを有する光ファイバの端面に、前記コアと略同一で均一な屈折率を有する材料よりなるコアレスファイバの一端面を接合し、前記光ファイバの光軸上で前記コアレスファイバの他端面側にコリメータレンズを配置して構成した第1、第2の2組のファイバコリメータを、同一軸線上に位置するように1枚の基板上に形成した第1、第2の位置決め溝内に対向配置すると共に、それらのファイバコリメータの対向面間にフィルタ機能を有した光学素子を配置したことを特徴とする光モジュール。
- 請求項1に記載の光モジュールであって、
前記ファイバコリメータが、端面にコアレスファイバを接合した前記光ファイバの端末と、前記コリメータレンズとを、前記位置決め溝内に配置することにより構成されていることを特徴とする光モジュール。 - 請求項1に記載の光モジュールであって、
前記ファイバコリメータが、端面にコアレスファイバを接合した前記光ファイバの端末と、前記コリメータレンズとを、ガラス管内に配置することにより単体の光部品として構成されており、当該単体の光部品として構成されたファイバコリメータの前記ガラス管が、前記位置決め溝内に配置されていることを特徴とする光モジュール。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の光モジュールであって、
前記フィルタ機能を有する光学素子として、
前記第1のファイバコリメータから入射される波長多重光のうち特定の波長帯域の光のみを前記第2のファイバコリメータに向けて透過し他波長の光を反射する分波機能と、前記第2のファイバコリメータから片面に入射されて透過する特定波長の透過光と他面から入射されて反射する他波長の反射光を第1のファイバコリメータへ向けて合波する合波機能と、を有する波長選択フィルタが設けられると共に、
該波長選択フィルタと前記第2のファイバコリメータとの間に、光路補正板が設けられていることを特徴とする光モジュール。 - 請求項4に記載の光モジュールであって、
前記第1のファイバコリメータから入射され前記波長選択フィルタで反射される反射光の進路に、前記第1、第2のファイバコリメータと同様の構成を持つ第3のファイバコリメータを配置し、該第3のファイバコリメータを、前記基板上の前記第1、第2の位置決め溝と同一平面上に形成した第3の位置決め溝に配置して位置決めしたことを特徴とする光モジュール。 - 請求項5に記載の光モジュールであって、
前記第3の位置決め溝を前記第1、第2の位置決め溝と平行に形成し、その第3の位置決め溝に配置した前記第3のファイバコリメータと前記波長選択フィルタとの間に、前記第1のファイバコリメータと第3のファイバコリメータとの間で前記波長選択フィルタによる反射光を相互に結合させる光路補正手段を配置したことを特徴とする光モジュール。 - 請求項5または6に記載の光モジュールであって、
前記第1のファイバコリメータを、外部の入力用光伝送路から伝送されてくる波長多重光を前記波長選択フィルタに対し入力光として入射させる入力光用コリメータとし、前記第2のファイバコリメータを、前記波長選択フィルタに入射され透過した特定波長帯域の光を外部に取り出すための分岐光用コリメータとし、前記第3のファイバコリメータを、前記波長選択フィルタに入射され反射した特定波長帯域以外の光を外部の出力用光伝送路へ送り出すための出力光用コリメータとして利用することで、波長多重光を分波する光波長分波装置を構成したことを特徴とする光モジュール。 - 請求項5または6に記載の光モジュールであって、
前記第3のファイバコリメータを、外部の入力用光伝送路から伝送されてくる前記特定の波長帯域以外の光を前記波長選択フィルタの表面に対し入力光として入射させる入力光用コリメータとし、前記第2のファイバコリメータを、特定の波長帯域の光を前記波長選択フィルタの裏面に対し挿入光として入射させる挿入光用コリメータとし、前記第1のファイバコリメータを、前記波長選択フィルタにて反射する入力光と透過する挿入光との合波光を外部の出力用光伝送路へ伝送する出力光用コリメータとして利用することで、光波長合波装置として構成したことを特徴とする光モジュール。 - 入射光の中の特定波長の光のみを透過し他波長の光を反射する分波機能と、片面から入射されて透過する特定波長の透過光と他面から入射されて反射する他波長の反射光を合波する合波機能とを有する波長選択フィルタを、前記特定波長を異ならせて複数装備すると共に、
前記複数の波長選択フィルタを、光の進行方向の上流側から下流側に向かって順番にフィルタの反射光が入射するように配置し、
最上流の波長選択フィルタへの入射光の光路上と、
各波長選択フィルタの透過光の光路上と、
最下流の波長選択フィルタの反射光の光路上と、にそれぞれコリメータを配置し、
それら各コリメータとして、中心部のコア及びその外周部のクラッドを有する光ファイバの端面に、前記コアと略同一で均一な屈折率を有する材料よりなるコアレスファイバの一端面を接合し、前記光ファイバの光軸上で前記コアレスファイバの他端面側にコリメータレンズを配置して構成したファイバコリメータを使用し、
これらファイバコリメータを、光の合分波順序に従って1枚の基板の一方側と他方側に交互に、且つ前記波長選択フィルタを含む光学素子の配置スペースを挟んで対向配置すると共に、各ファイバコリメータを、前記基板上の同一面内に形成した位置決め溝内に配置して位置決めし、
更に、前記基板の一方側と他方側で波長選択フィルタを介して対向する関係にあるファイバコリメータの少なくとも1組を、同一軸線上に形成した位置決め溝に配置すると共に、両ファイバコリメータ間の光路上に光路補正板を配置したことを特徴とする光モジュール。 - 請求項9に記載の光モジュールであって、
前記すべての位置決め溝を互いに平行に形成し、平行に形成することで光路補正の生じた箇所に光路補正手段を介在させたことを特徴とする光モジュール。 - 請求項9または10に記載の光モジュールであって、
分波器として使用するときの光の進行方向の最上流のファイバコリメータを、外部の入力用光伝送路から伝送されてくる波長多重光を最上流の波長選択フィルタに対し入力光として入射させる入力光用コリメータとし、最下流のファイバコリメータを、最下流の波長選択フィルタで反射した光を外部の出力用光伝送路へ送り出すための出力用コリメータとし、それ以外のファイバコリメータを、各波長選択フィルタで透過した光を外部に取り出すための分岐光用コリメータとして利用することで、波長多重光を多段に分波する光波長分波装置を構成したことを特徴とする光モジュール。 - 請求項9または10に記載の光モジュールであって、
合波器として使用するときの光の進行方向の最上流のファイバコリメータを、外部の入力用光伝送路から伝送されてくる光を最上流の波長選択フィルタの表面に対し入力光として入射させる入力光用コリメータとし、最下流のファイバコリメータを、最下流の波長選択フィルタで反射する反射光と透過する挿入光との合波光を外部の出力用光伝送路へ伝送する出力光用コリメータとし、それ以外のファイバコリメータを、各波長選択フィルタの裏面に対し各フィルタごとの特定の波長帯域の挿入光を入射させる挿入光用コリメータとして利用することで、光波長合波装置として構成したことを特徴とする光モジュール。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の光モジュールであって、
前記フィルタ機能を有する光学素子として、前記第1のファイバコリメータから入射される波長多重光のうち特定の波長帯域の光のみを前記第2のファイバコリメータに向けて透過し他波長の光を反射する分波用の波長選択フィルタを設ける共に、該波長選択フィルタと前記第2のファイバコリメータとの間に光路補正板を設け、
前記第1のファイバコリメータから入射され前記分波用の波長選択フィルタで反射される反射光の進路に、分波用の波長選択フィルタからの反射光を更に自身の表面で反射すると共に自身の背面から入射されて透過する透過光を前記表面での反射光に合波させる合波用の波長選択フィルタを配置し、
前記第1のファイバコリメータから入射され前記分波用の波長選択フィルタで反射され更に前記合波用の波長選択フィルタの表面で反射される反射光の進路に、前記第1、第2のファイバコリメータと同様の構成を持つ第3のファイバコリメータを配置すると共に、
前記合波用の波長選択フィルタの背面側に、当該合波用の波長選択フィルタの背面に対して透過可能な波長帯域の光を入射させる、前記第1、第2のファイバコリメータと同様の構成を持つ第4のファイバコリメータを配置し、
前記第3、第4のファイバコリメータをそれぞれ、前記基板上の前記第1、第2の位置決め溝と同一平面内に形成した第3、第4の位置決め溝に配置して位置決めしたことを特徴とする光モジュール。 - 請求項13に記載の光モジュールであって、
前記分波用の波長選択フィルタと合波用の波長選択フィルタとを、同一波長の光のみを透過する同特性の波長選択フィルタとしたことを特徴とする光モジュール。 - 請求項13または14に記載の光モジュールであって、
前記第3、第4の位置決め溝を同一軸線上に位置するように形成し、それら第3、第4の位置決め溝内に、前記合波用の波長選択フィルタを挟んで対向するよう前記第3、第4のファイバコリメータをそれぞれ配置して位置決めし、更に、前記第4のファイバコリメータと合波用の波長選択フィルタとの間に光路補正板を配置したことを特徴とする光モジュール。 - 請求項15に記載の光モジュールであって、
前記第1、第2の位置決め溝と前記第3、第4の位置決め溝とを互いに平行に形成し、前記第1の位置決め溝と第4の位置決め溝とを前記基板の一方側に配置すると共に、前記第2の位置決め溝と第3の位置決め溝とを前記基板の他方側に配置し、基板の一方側と他方側との間に前記波長選択フィルタの配置スペースを設けたことを特徴とする光モジュール。 - 入射光の中の特定波長の光のみを透過し他波長の光を反射する分波機能と、裏面から入射されて透過する特定波長の透過光と表面から入射されて反射する他波長の反射光を合波する合波機能とを有する波長選択フィルタを2個を1組とし、且つ、各組ごとに前記特定波長を異ならせて複数組、基板上に装備すると共に、
前記波長選択フィルタを、光の進行方向の上流側から下流側に向かって順番に波長選択フィルタの反射光が入射するように、且つ、各組の2個の波長選択フィルタが連続するように配置し、
各組の2個の波長選択フィルタのうち上流側の波長選択フィルタは分波用のもの、各組の下流側の波長選択フィルタは合波用のものとし、
(a)最上流の分波用の波長選択フィルタへの入射光の光路上と、
(b)各組の上流側の分波用の波長選択フィルタの透過光の光路上と、
(c)各組の下流側の合波用の波長選択フィルタの背面への入射光の光路上と、
(d)最下流の合波用の波長選択フィルタの反射光の光路上と、
にそれぞれコリメータを配置し、
それら各コリメータとして、中心部のコア及びその外周部のクラッドを有する光ファイバの端面に、前記コアと略同一で均一な屈折率を有する材料よりなるコアレスファイバの一端面を接合し、前記光ファイバの光軸上で前記コアレスファイバの他端面側にコリメータレンズを配置して構成したファイバコリメータを使用し、
これらファイバコリメータのうち、前記(b)各組の上流側の分波用の波長選択フィルタの透過光の光路上に位置するファイバコリメータ及び前記(d)最下流の合波用の波長選択フィルタの反射光の光路上に位置するファイバコリメータと、前記(a)最上流の分波用の波長選択フィルタの入射光の光路上に位置するファイバコリメータ及び前記(c)各組の下流側の合波用の波長選択フィルタの背面への入射光の光路上に位置するファイバコリメータとを、1枚の基板の一方側と他方側に、前記波長選択フィルタを含む光学素子の配置スペースを挟んで対向配置すると共に、各ファイバコリメータを、前記基板上の同一面内に形成した位置決め溝内に配置して位置決めし、
更に、前記基板の一方側と他方側で波長選択フィルタを介して対向する関係にあるファイバコリメータの少なくとも1組を、同一軸線上に形成した前記位置決め溝に配置すると共に、両ファイバコリメータ間の光路上に光路補正板を配置したことを特徴とする光モジュール。 - 請求項17に記載の光モジュールであって、
前記各組の分波用の波長選択フィルタと合波用の波長選択フィルタとを、同一波長の光のみを透過する同特性の波長選択フィルタとしたことを特徴とする光モジュール。 - 請求項17または18に記載の光モジュールであって、
前記すべての位置決め溝を互いに平行に形成し、平行に形成することで光路補正の生じた箇所に光路補正手段を介在させたことを特徴とする光モジュール。 - 請求項6、10、19のいずれかに記載の光モジュールであって、
前記光路補正手段として、ミラー、ジンバル機構を有したミラー、全反射プリズム、屈折型プリズムの少なくともいずれかを使用したことを特徴とする光モジュール。 - 請求項1〜20のいずれかに記載の光モジュールであって、
前記位置決め溝として、V溝、丸溝、矩形溝、楕円溝のうちのいずれかを設けたことを特徴とする光モジュール。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の光モジュールであって、
前記フィルタ機能を有する光学素子として、
入射される光の強度が波長に対して均一でない場合に、この強度を平坦化するように光強度を補正する利得等化フィルタを使用したことを特徴とする光モジュール。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の光モジュールであって、
前記フィルタ機能を有する光学素子として、
入射される光の光量の一部分のみを取り出すためのフィルタを使用したことを特徴とする光モジュール。 - 請求項7に記載の光波長分波装置として構成された光モジュールと、請求項8に記載の光波長合波装置として構成された光モジュールとを、対にして組み合わせたことを特徴とする光波長合分波装置。
- 請求項11に記載の光波長分波装置として構成された光モジュールと、請求項12に記載の光波長合波装置として構成された光モジュールとを、対にして組み合わせたことを特徴とする光波長合分波装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2004/007194 WO2006006197A1 (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | 光モジュール及び光波長合分波装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2006006197A1 true JPWO2006006197A1 (ja) | 2008-04-24 |
JP4311579B2 JP4311579B2 (ja) | 2009-08-12 |
Family
ID=35783563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006527584A Expired - Fee Related JP4311579B2 (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | 光モジュール及び光波長合分波装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20080013955A1 (ja) |
JP (1) | JP4311579B2 (ja) |
CN (1) | CN100495096C (ja) |
WO (1) | WO2006006197A1 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007212551A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Yokogawa Electric Corp | 光軸調整機構 |
WO2008035430A1 (fr) * | 2006-09-21 | 2008-03-27 | Hoya Corporation | Module optique |
JP2009210623A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Kyocera Corp | 光複合モジュールおよび光送受信器 |
DE102010003226A1 (de) * | 2010-03-24 | 2011-09-29 | Cube Optics Ag | Multiplexer/Demultiplexer mit Justierspiegel |
JP5982627B2 (ja) * | 2011-11-10 | 2016-08-31 | 本多通信工業株式会社 | 光通信モジュールの製造方法 |
CN102511137B (zh) * | 2011-12-02 | 2014-09-17 | 华为技术有限公司 | 光收发模块、无源光网络系统和设备 |
US10564348B2 (en) * | 2013-06-14 | 2020-02-18 | Chiral Photonics, Inc. | Passive aligning optical coupler array |
US10914891B2 (en) * | 2013-06-14 | 2021-02-09 | Chiral Photonics, Inc. | Multichannel optical coupler |
US11966091B2 (en) * | 2013-06-14 | 2024-04-23 | Chiral Photonics, Inc. | Multichannel optical coupler array |
US11156781B2 (en) * | 2013-06-14 | 2021-10-26 | Chiral Photonics, Inc. | Passive aligning optical coupler array |
US10838155B2 (en) | 2013-06-14 | 2020-11-17 | Chiral Photonics, Inc. | Multichannel optical coupler |
CN103718486B (zh) * | 2013-09-14 | 2017-09-08 | 华为技术有限公司 | 光器件、装置以及光网络系统 |
WO2018088537A1 (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | 三菱電機株式会社 | 集積型光モジュールの光軸調整方法、製造方法、および光軸調整装置 |
US10187175B2 (en) * | 2016-11-18 | 2019-01-22 | Kohoku Kogyo Co., Ltd. | Optical multiplexer/demultiplexer and optical transceiver |
JP6826496B2 (ja) * | 2017-06-07 | 2021-02-03 | タツタ電線株式会社 | 光干渉ユニットおよび光干渉測定装置 |
JP6824474B2 (ja) * | 2018-07-17 | 2021-02-03 | 三菱電機株式会社 | 集積光モジュールの製造方法 |
CN110412693B (zh) * | 2019-08-02 | 2020-12-01 | 深圳市飞宇光纤系统有限公司 | 一种小型化单纤双透无源光学模块 |
WO2021043424A1 (en) * | 2019-09-06 | 2021-03-11 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Optical node and optical transceiver for auto tuning of operational wavelength |
CN111239908B (zh) * | 2020-02-10 | 2024-06-04 | 青岛青源峰达太赫兹科技有限公司 | 一种紧凑型高速振荡光纤延迟线 |
CN114553313B (zh) * | 2021-12-31 | 2023-11-17 | 华为技术有限公司 | 一种光信号传输装置及光传输系统 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5790314A (en) * | 1997-01-31 | 1998-08-04 | Jds Fitel Inc. | Grin lensed optical device |
US5943149A (en) * | 1998-02-18 | 1999-08-24 | Cearns; Kevin J. | Optical multiplexor/demultiplexor using a narrow band filter followed by a wideband filter |
JP2001281493A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-10 | Fdk Corp | 波長分波合波モジュール |
US6454465B1 (en) * | 2000-03-31 | 2002-09-24 | Corning Incorporated | Method of making an optical fiber collimating device |
US20040212802A1 (en) * | 2001-02-20 | 2004-10-28 | Case Steven K. | Optical device with alignment compensation |
US20020168139A1 (en) * | 2001-03-30 | 2002-11-14 | Clarkson William Andrew | Optical fiber terminations, optical couplers and optical coupling methods |
JP2003107276A (ja) * | 2001-10-01 | 2003-04-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ファイバコリメータ及び光ファイバコリメータ用レンズ並びに光結合部品 |
JP4632227B2 (ja) * | 2002-08-15 | 2011-02-16 | Hoya株式会社 | 光モジュール |
-
2004
- 2004-05-26 US US11/596,052 patent/US20080013955A1/en not_active Abandoned
- 2004-05-26 CN CNB2004800431505A patent/CN100495096C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2004-05-26 JP JP2006527584A patent/JP4311579B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2004-05-26 WO PCT/JP2004/007194 patent/WO2006006197A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20080013955A1 (en) | 2008-01-17 |
JP4311579B2 (ja) | 2009-08-12 |
CN100495096C (zh) | 2009-06-03 |
CN1957278A (zh) | 2007-05-02 |
WO2006006197A1 (ja) | 2006-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4311579B2 (ja) | 光モジュール及び光波長合分波装置 | |
US6498876B1 (en) | Multi-port fiber optic device with v-groove ferrule | |
JP4554132B2 (ja) | 予め形成された光学部品が受動的に位置合わせされる、光波長分割マルチプレクサー/デマルチプレクサー | |
US11474299B2 (en) | Wavelength-division multiplexing devices with modified angles of incidence | |
US10469923B2 (en) | Routing band-pass filter for routing optical signals between multiple optical channel sets | |
EP1389845A2 (en) | Optical branching and inserting module | |
US20030081908A1 (en) | Dual fiber collimator assembly pointing control | |
JP2008209520A (ja) | 光フィルタモジュール | |
US7039271B2 (en) | Reduced element optical add-drop multiplexer | |
JP2001281493A (ja) | 波長分波合波モジュール | |
US6839485B2 (en) | Optical device for compensation of multiple wavelengths and working distances in dual-fiber collimators | |
US6925227B2 (en) | Optical device | |
JPS6046682B2 (ja) | 光ビ−ム用光波多重分波回路 | |
US6626583B2 (en) | Optical multiplexer/demultiplexer module and production method therefor | |
JP3985576B2 (ja) | 光コネクタ、光配線システム及び光コネクタの製造方法 | |
JP2003107276A (ja) | 光ファイバコリメータ及び光ファイバコリメータ用レンズ並びに光結合部品 | |
US20040086221A1 (en) | Low cost, hybrid integrated dense wavelength division multiplexer/demultiplexer for fiber optical networks | |
JP4632227B2 (ja) | 光モジュール | |
US7006728B1 (en) | Add/drop module using two full-ball lenses | |
JP4319067B2 (ja) | 光合分波器 | |
JP2007003812A (ja) | 光合分波器 | |
JP2019139147A (ja) | 光モジュール | |
JP3736435B2 (ja) | 光合分波器 | |
JPH0735931A (ja) | 光機能部品及びその製造方法 | |
JP4118756B2 (ja) | 合分波器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090318 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090410 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090507 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090507 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |