JPWO2005095171A1 - Travel tuning devices such as trailers - Google Patents
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Abstract
トラクタとトレーラのブレーキを同調させる既存の装置は、単独で自走するトラック等の自走車をトレーラとして使用する場合、その切り替え機能がないため不向きであった。また、トラクタの制動で生じる錘の慣性力でトレーラのブレーキを効かせる装置では、応答が鈍い不満があった。また、アクセルを同調させる本願発明者が既に提案している特開2003−118614号のものでは、やや機構が複雑で連結の都度一部の調整を要する不満があった。そこで、本発明は、トラクタとトレーラを伸縮可能に連結する連結バーを設け、トラクタに対するトレーラの制動力及び又は駆動力の過不足を、連結バーの伸縮変位として検出手段で検出する伸縮変位検出手段と、トラクタのブレーキ操作又はアクセル操作を電気信号又は空気圧信号として検出するトラクタ操作検出手段との2系統に基づいてトレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置を制御するようになしたトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。The existing device that synchronizes the brakes of the tractor and trailer is not suitable when a self-propelled vehicle such as a self-propelled truck is used as a trailer because it does not have a switching function. Further, the device that applies the brake of the trailer by the inertia force of the weight generated by the braking of the tractor has been unsatisfactory in response. Moreover, in the thing of Unexamined-Japanese-Patent No. 2003-118614 which the inventor of this application which synchronizes an accelerator has already proposed, the mechanism was somewhat complicated and there was dissatisfaction which required a part of adjustment every time it connected. Accordingly, the present invention provides a connecting bar for connecting the tractor and the trailer so as to extend and contract, and an extension / displacement detecting means for detecting excess / deficiency of the braking force and / or driving force of the trailer with respect to the tractor as an extension / contraction displacement of the connecting bar. And a tractor operation detecting means for detecting a brake operation or an accelerator operation of the tractor as an electric signal or an air pressure signal, and a travel tuning device such as a trailer configured to control the brake device and / or the accelerator device of the trailer. Is to provide.
Description
本発明は、トレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置の走行同調装置に関する。 The present invention relates to a brake device for a trailer and / or a traveling tuning device for an accelerator device.
従来、トラクタのブレーキとトレーラのブレーキを同調させる装置として、エアオーバー式又はフルエア式のブレーキ装置を装着するものに、トラクタのブレーキ操作を圧縮空気信号、電気信号でトレーラに伝えて制御するものがあった。
また、油圧式ブレーキ装置を装着するものには、トラクタの制動により生ずる錘の慣性力でトレーラのブレーキを効かせるものがあった。
また、トラクタのアクセルと、自走車をトレーラとして連結して自走車のアクセルとを同調させるように接続したケーブル又はリンクロッドからなる同調装置において、トラクタとトレーラを連結する連結バーに伸縮機構を設け、トラクタに対するトレーラの駆動力の過不足を前記伸縮機構の伸縮変位で検出し、トラクタとトレーラの駆動力が等しくなるようにトレーラのアクセル開度を自動調節する同調装置が本願発明者によって提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
In addition, there are those equipped with a hydraulic brake device that apply the brake of the trailer by the inertial force of the weight generated by the braking of the tractor.
Also, in a tuning device comprising a cable or a link rod connected so as to synchronize the accelerator of the tractor and the self-propelled vehicle as a trailer and synchronize the accelerator of the self-propelled vehicle, an extension mechanism is provided on the connecting bar that connects the tractor and the trailer. The inventor of the present application provides a tuning device that detects the excess or deficiency of the driving force of the trailer relative to the tractor by the expansion / contraction displacement of the expansion / contraction mechanism and automatically adjusts the accelerator opening of the trailer so that the driving force of the tractor and trailer are equal. Proposed. (For example, refer to
しかし、トラクタとトレーラのブレーキを同調させる既存の装置は、単独で自走するトラック等の自走車をトレーラとして使用する場合、その切り替え機能がないため不向きであった。
また、錘の慣性力でトレーラのブレーキを効かせる装置では、応答が鈍い不満があった。
また、アクセルを同調させる本願発明者が既に提案しているものでは、やや機構が複雑で連結の都度一部の調整を要する不満があった。However, existing devices that synchronize the brakes of the tractor and trailer are not suitable when a self-propelled vehicle such as a self-propelled truck is used as a trailer because there is no switching function.
In addition, the device that applies the brake of the trailer with the inertial force of the weight has been unsatisfactory in response.
In addition, the present inventor who has already proposed that the accelerator is tuned has a frustration that the mechanism is somewhat complicated and some adjustment is required for each connection.
そこで、本発明は、請求項1に記載のように、トラクタとトレーラを伸縮可能に連結する連結バーを設け、前記トラクタに対するトレーラの制動力及び又は駆動力の過不足を、連結バーの伸縮変位として連結バーに設けた検出手段で検出する伸縮変位検出手段と、トラクタのブレーキ操作又はアクセル操作を電気信号又は空気圧信号として検出するトラクタ操作検出手段との2系統に基づいてトレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置を制御するようになしたトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
本発明によれば、トラクタとトレーラを連結する連結バーの伸縮変位と、トラクタのブレーキ操作又はアクセル操作に伴う電気信号等による2系統により、トラクタのブレーキ装置及び又はアクセル装置と同調するようにトレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置を制御するから、応答良く同調して円滑に制動性及び走行性を格別に向上させることができる。
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載のトレーラ等の走行同調装置において、連結バーに、トレーラの制動力及び又は駆動力の過不足に対応して伸縮可能に連結してなる、前記トラクタからトレーラ方向に突出したスライド軸部材と、トレーラからトラクタ方向に突出したスライド軸受部材と、トレーラとトラクタの間隔を一定になるように復帰させるバランスバネとを設け、スライド軸受部材に対するスライド軸部材の伸縮変位を検出手段で検出してなるトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1に記載のトレーラ等の走行同調装置において、連結バーを中間の連結軸を中心に屈曲を伴って伸縮するメインアームとサブアームとで構成し、連結バーの屈曲変位を検出手段で検出してなるトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項4に記載のように、請求項1乃至3のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記検出手段が、前記連結バーの伸縮に連動自在に設けた伸縮検出ロッドを具備し、該伸縮検出ロッドと連動する伝達部材により前記伸縮変位をトレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置に伝達するように構成してなるトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項4に記載のトレーラ等の走行同調装置において、該伸縮検出ロッドの伸縮変動に伴って回動する回動型レバーと、該回動型レバーと連結し、前記伸縮変動をトレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置に伝達する伝達部材とからなるトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項6に記載のように、請求項4又は5に記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記検出手段として、伸縮検出ロッドの直線変位を直線変位センサーで検出し、直線変位センサーが検出した変位信号に基づいて、前記トレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置を操作するようになしたトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項7に記載のように、請求項3に記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記検出手段として、連結バーの角度変位を圧力的変位信号として検出する変位負荷センサーを設け、該変位負荷センサーが検出した変位信号に基づいて、前記トレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置を操作するようになしたトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項8に記載のように、請求項2乃至7のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、トレーラ等のブレーキ装置に関わる走行同調装置と、トラクタのブレーキ操作を伝達部材を介してトレーラのブレーキ装置に伝達してトラクタに連動して制動させる装置との2系統からなるトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項9に記載のように、請求項2乃至7のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、トレーラ等のアクセル装置に関わる走行同調装置と、トラクタのアクセル操作を伝達部材を介してトレーラのアクセル装置に伝達してトラクタに連動してアクセルを作動させる装置との2系統からなるトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項10に記載のように、請求項1乃至9のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、トラクタの前進から後進又は後進から前進に反転する反転動作を検出する反転検出手段を設け、該反転検出手段の反転信号を、トレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置に送信して制御するようになしたトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項11に記載のように、請求項1乃至10のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、トラクタの走行に追従させるためトレーラのセレクトレバー操作を同調させ追従するようになしたトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項12に記載のように、請求項1乃至11のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記トラクタに、トレーラのブレーキ装置を作動させる駐車ブレーキレバーを設けてなるトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項13に記載のように、請求項1乃至12のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、トレーラ前部に、前記連結バーの連結状態を検出する連結確認スイッチを設け、該連結確認スイッチの連結解除信号の検出に基づいて、トレーラのブレーキ装置を作動させるようになしたトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項14に記載のように、請求項1乃至13のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記連結バーが、トレーラ前部に設けた軸受に上下動可能に設けた2重折り式のV字型連結バーであり、該V字型連結バーを、前記軸受を中心に回転させて前記トレーラ前部に格納するようにしたトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項15に記載のように、請求項14に記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記トレーラ前部に設けた2重折り式のV字型連結バーに、伸張状態に固定可能なロック部材を設けてなるトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項16に記載のように、請求項1乃至15のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記トレーラ前部に、前記連結バーの格納状態を検出する格納確認スイッチを設け、該格納確認スイッチの検出信号に基づいて、トレーラ後部に設けた牽引表示用の反射器を表示位置又は格納位置に回転させるようになしたトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項17に記載のように、請求項1乃至16のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記トレーラとしてトラック、バス、乗用車、軽自動車、ハイブリッド車、燃料電池車等の自走車を使用し、前記連結バーの伸縮機構の伸縮変位に基づいて、自走車のブレーキ装置及び又はアクセル装置を制御するようになしたトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項18に記載のように、請求項1乃至17のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記トラクタに、複数台のトレーラを連結し、該トレーラ同士を前記連結バーで連結するようになしたトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項19に記載のように、請求項1乃至18のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記トラクタを自走可能なITS(高度道路交通システム)により走行させるようになしたトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項20に記載のように、請求項1乃至19のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、既存のエアオーバー式又はフルエア式のブレーキ装置を装着したフルトラクタに、同様のブレーキ装置を装着するトラック等の自走車をトレーラとして連結して制動する場合であって、フルトラクタに既設の圧縮空気圧によるトラクタブレーキ操作の信号圧を、自走車に設けた連結ホース、供給管を介して自走車ブレーキ操作部からリレーバルブ間に設けたダブルチェックバルブで受けて、自走車単独走行時のブレーキ操作部からの制御回路を遮断してトラクタからのブレーキ信号圧で制御するように切り替える切り替え装置を具備するトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項21に記載のように、請求項14又は15に記載のトレーラ等の走行同調装置において、V字型連結バーで連結するトラクタとトレーラの連結部にアコーディオン状の伸縮式の前後車間移動用通路を設けてなるトレーラ等の走行同調装置を提供するものである。Accordingly, the present invention provides a connecting bar for connecting the tractor and the trailer so as to be extendable and retractable, as described in
According to the present invention, the trailer is synchronized with the brake device and / or the accelerator device of the tractor by two systems based on the expansion / contraction displacement of the connecting bar that connects the tractor and the trailer and the electric signal accompanying the brake operation or the accelerator operation of the tractor. Since the brake device and / or the accelerator device are controlled, it is possible to improve the braking performance and the running performance smoothly by synchronizing with good response.
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to a fifth aspect of the present invention, in the traveling tuning apparatus such as the trailer according to the fourth aspect, the rotary lever that rotates in accordance with the expansion / contraction variation of the expansion / contraction detection rod, and the rotation The present invention provides a traveling tuning device such as a trailer that is connected to a dynamic lever and includes a transmission member that transmits the expansion / contraction variation to a brake device and / or an accelerator device of the trailer.
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, in the travel tuning device such as the trailer according to any one of
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
本発明に係るトレーラ等の走行同調装置によれば、請求項1に記載のように、トラクタとトレーラを伸縮可能に連結する連結バーを設け、前記トラクタに対するトレーラの制動力及び又は駆動力の過不足を、連結バーの伸縮変位として連結バーに設けた検出手段で検出する伸縮変位検出手段と、トラクタのブレーキ操作又はアクセル操作を電気信号として検出するトラクタ操作検出手段との2系統に基づいてトレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置を制御するようになした構成を有するから、トラクタとトレーラを連結する連結バーの伸縮変位により、トラクタのブレーキ装置及び又はアクセル装置と同調すると共に、電気信号によるトラクタとトレーラ間の応答性の良さを堅持しながら、トレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置を制御することにより、応答良く同調して円滑に制動性及び走行性を格別に向上させる効果がある。
また、万一、1系統が欠損しても制動性及び走行性を維持させる効果がある。
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載のトレーラ等の走行同調装置において、連結バーに、トレーラの制動力及び又は駆動力の過不足に対応して伸縮可能に連結してなる、前記トラクタからトレーラ方向に突出したスライド軸部材と、トレーラからトラクタ方向に突出したスライド軸受部材と、トレーラとトラクタの間隔を一定になるように復帰させるバランスバネとを設け、スライド軸受部材に対するスライド軸部材の伸縮変位を検出手段で検出してなる構成を有することにより、簡単な構造でトラクタとトレーラの間隔を直線的に検出することができる効果がある。
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1に記載のトレーラ等の走行同調装置において、連結バーを中間の連結軸を中心に屈曲を伴って伸縮するメインアームとサブアームとで構成し、連結バーの屈曲変位を検出手段で検出してなる構成を有することにより、衝撃吸収機能に優れると共に、折り畳みのために中間で屈曲可能な連結バーそのものが屈曲して伸縮する屈曲変位を検出する簡素な形態にすることができる効果がある。
また、本発明は、請求項4に記載のように、請求項1乃至3のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記検出手段が、前記連結バーの伸縮に連動自在に設けた伸縮検出ロッドを具備し、該伸縮検出ロッドと連動する伝達部材により前記伸縮変位をトレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置に伝達する構成を有することにより、簡単な構造で確実に連結バーの伸縮変位を伝達することができる効果がある。
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項4に記載のトレーラ等の走行同調装置において、該伸縮検出ロッドの伸縮変動に伴って回動する回動型レバーと、該回動型レバーと連結し、前記伸縮変動をトレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置に伝達する伝達部材とからなる構成を有することにより、伸縮検出ロッドの伸縮変位を回動型レバーによって増減すると共に伸縮方向を転換して伝達部材を作動させることができる効果がある。
また、本発明は、請求項6に記載のように、請求項4又は5に記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記検出手段として、伸縮検出ロッドの直線変位を直線変位センサーで検出し、直線変位センサーが検出した変位信号に基づいて、前記トレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置を操作するようになした構成を有することにより、比較的小型な構造で連結バーの伸縮変位を確実に検出することができる効果がある。
また、本発明は、請求項7に記載のように、請求項3に記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記検出手段として、連結バーの角度変位を圧力的変位信号として検出する変位負荷センサーを設け、該変位負荷センサーが検出した変位信号に基づいて、前記トレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置を操作するようになした構成を有することにより、比較的小型な構造で連結バーの伸縮変位を検出することができる効果がある。
また、本発明は、請求項8に記載のように、請求項2乃至7のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、トレーラ等のブレーキ装置に関わる走行同調装置と、トラクタのブレーキ操作を伝達部材を介してトレーラのブレーキ装置に伝達してトラクタに連動して制動させる装置との2系統からなる構成を有することにより、同調性の良さと応答性の良さを併せて堅持できる効果があると共に、万一の1系統の失陥に対しても制動性を維持することができる効果がある。
また、本発明は、請求項9に記載のように、請求項2乃至7のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、請求項2乃至7のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、トレーラ等のアクセル装置に関わる走行同調装置と、トラクタのアクセル操作を伝達部材を介してトレーラのアクセル装置に伝達してトラクタに連動してアクセルを作動させる装置との2系統からなる構成を有することにより、同調性の良さと応答性の良さを併せて堅持できる効果があると共に、万一の1系統の失陥に対しても走行性を維持することができる効果がある。
また、本発明は、請求項10に記載のように、請求項1乃至9のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、トラクタの前進から後進又は後進から前進に反転する反転動作を検出する反転検出手段を設け、該反転検出手段の反転信号を、トレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置に送信して制御するようにしてある構成を有することにより、トラクタの前進から後進又は後進から前進に反転する反転動作を検出する反転検出手段を設けてあるから、前進時の伸縮変位の検出方向と後進時の伸縮変位の検出方向を、反転する度に、確実に対応させて認識し、トレーラのブレーキ装置及び又はアクセル装置を正確に制御することができる効果がある。
また、本発明は、請求項11に記載のように、請求項1乃至10のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、トラクタの走行に追従させるためトレーラのセレクトレバー操作を同調させ追従するようになした構成を有することにより、トレーラが、トラック、バス、乗用車、軽自動車等の自走車である場合でも、トラクタの走行に追従してトレーラのセレクトレバー操作を同調させることができる効果がある。
また、本発明は、請求項12に記載のように、請求項1乃至11のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記トラクタに、トレーラのブレーキ装置を強制的に作動させる駐車ブレーキレバーを設けてなる構成を有することにより、トラクタとトレーラの連結車を駐車場、勾配のある場所等で停車する場合、トラクタの駐車ブレーキレバーを操作して、トレーラのブレーキ装置を強制的に作動させ、前記連結車は長時間、安定して停車することができる効果がある。
また、本発明は、請求項13に記載のように、請求項1乃至12のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、トレーラ前部に、前記連結バーの連結状態を検出する連結確認スイッチを設け、該連結確認スイッチの連結解除信号の検出に基づいて、トレーラのブレーキ装置を強制的に作動させるようにしてある構成を有することにより、トラクタとトレーラの連結状態で、連結バーがトラクタから外れた場合、連結確認スイッチにより、トレーラのブレーキ装置を強制的に作動させることができ、トレーラのみの無人走行による交通事故が起こる危険性を低減することができる効果がある。
また、本発明は、請求項14に記載のように、請求項1乃至13のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記連結バーが、トレーラ前部に設けた軸受に上下動可能に設けた2重折り式のV字型連結バーからなり、該V字型連結バーを、前記軸受を中心に回転させて前記トレーラ前部に格納するようにしてある構成を有することにより、V字型連結バーをトレーラ前部に格納することによって、トレーラ単独での走行時、或は、駐車時においてV字型連結バーをトレーラ前部に格納して走行することができる効果がある。
また、本発明は、請求項15に記載のように、請求項14に記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記トレーラ前部に設けた2重折り式のV字型連結バーに、直線状態に固定可能なロック部材を設けてなる構成を有することにより、トレーラ等の走行同調装置を提供するものである。
また、本発明は、請求項16に記載のように、請求項1乃至15のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記トレーラ前部に、前記連結バーの格納状態を検出する格納確認スイッチを設け、該格納確認スイッチの検出信号に基づいて、トレーラ後部に設けた牽引表示用の反射器を表示位置又は格納位置に回転させる構成を有することにより、牽引状態が解除されているトレーラの自走時には格納確認スイッチの検出信号に基づいて、トレーラ後部に設けた反射器を自動的に格納位置に回転させ、牽引状態では表示位置に回転させることができる効果がある。
また、本発明は、請求項17に記載のように、請求項1乃至16のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記トレーラとしてトラック、バス、乗用車、軽自動車、ハイブリッド車、燃料電池車等の自走車又は自走が不可の既存のトレーラ等を使用し、前記連結バーの伸縮機構の伸縮変位に基づいて、自走車のブレーキ装置及び又はアクセル装置を制御するようにしてある構成を有することにより、トレーラとして使用しているトラック、バス、乗用車、軽自動車、ハイブリッド車、燃料電池車等の自走車を、トラクタとの連結を解除した後に、そのまま自走することができ、また、運転者の人員が足りない場合には、トラック同士を連結して、運転者一人で、複数台の自走車を運転することができる効果がある。
また、本発明は、請求項18に記載のように、請求項1乃至17のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記トラクタに、複数台のトレーラを連結し、該トレーラ同士を前記連結バーで連結するようにしてある構成を有することにより、前記トラクタを運転するだけで、一度に複数台のトレーラを前記トラクタに追従させることができるから、より省人化を図ることができる効果がある。
また、本発明は、請求項19に記載のように、請求項1乃至18のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、前記トラクタをITS(高度道路交通システム)により走行させる構成を有することにより、トラクタを無人で走行することができるITS(高度道路交通システム)を利用する場合等には、トラクタとトレーラの連結車を無人で走行させることができる効果がある。
また、本発明は、請求項20に記載のように、請求項1乃至19のいずれかに記載のトレーラ等の走行同調装置において、既存のエアオーバー式又はフルエア式のブレーキ装置を装着したフルトラクタに、同様のブレーキ装置を装着するトラック等の自走車をトレーラとして連結して制動する場合であって、フルトラクタに既設の圧縮空気圧によるトラクタブレーキ操作の信号圧を、自走車に設けた連結ホース、供給管を介して自走車ブレーキ操作部からリレーバルブ間に設けたダブルチェックバルブで受けて、自走車単独走行時のブレーキ操作部からの制御回路を遮断してトラクタからのブレーキ信号圧で制御するように切り替える切り替え装置を具備する構成を有することにより、簡素で信頼性の高い装置を提供することができる効果がある。
また、本発明は、請求項21に記載のように、請求項14又は15に記載のトレーラ等の走行同調装置において、V字型連結バーで連結するトラクタとトレーラの連結部にアコーディオン状の伸縮式の前後車間移動用通路を設けてなる構成を有することにより、旋回時等に生じる前後車間の交差角の変化による車間のズレがトラクタとトレーラより連結機構等の相違が少なくて架装が容易で利便性の向上が図れる効果がある。According to the traveling tuning device for a trailer or the like according to the present invention, as described in
In addition, even if one system is lost, there is an effect of maintaining braking performance and running performance.
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to a fifth aspect of the present invention, in the traveling tuning apparatus such as the trailer according to the fourth aspect, the rotary lever that rotates in accordance with the expansion / contraction variation of the expansion / contraction detection rod, and the rotation By connecting to a movable lever and having a transmission member that transmits the expansion / contraction variation to the trailer brake device and / or the accelerator device, the expansion / contraction displacement of the expansion / contraction detection rod is increased / decreased by the rotary lever and the expansion / contraction direction There is an effect that the transmission member can be operated by changing the above.
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as set forth in
Further, according to the present invention, in the travel tuning device such as the trailer according to any one of
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
Further, according to the present invention, as described in
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以下図示する実施例により、本発明に係るトレーラ等の走行同調装置の実施の形態を説明する。
図1a乃至図3cに記載の実施例において、本発明に係るトレーラ等の走行同調装置において、トラクタ1とトレーラ2は伸縮可能な連結バー3によって連結されている。連結バー3は、トレーラ2の前部に設けてあり、その先端部に設けたルネットアイ15をトラクタ1の後部に設けた連結フック14に屈曲可能且つ回動可能に連結することによって連結されいる。また、連結バー3には、その伸縮変位を検出する検出手段が設けてあり、トラクタ1に対するトレーラ2の制動力及び又は駆動力の過不足を、連結バー3の伸縮変位として検出手段で検出し、伸縮変位に基づいてトレーラ2のブレーキ装置及び又はアクセル装置を制御するように構成してある。
図1a〜図3cに記載の実施例の場合、連結バー3は、全体として平面図でほぼV字状をなし、トレーラ2の前部から前方内側向きに設けた2本のメインアーム12と、このメインアーム12にほぼ直交して水平な連結軸8により相互に屈曲可能に連結して設けたV字状のサブアーム13とからなり、サブアーム13の先端にスライド軸部材321とスライド軸受部材320が設けてある。スライド軸受部材321はその先端部にルネットアイ15を具備し、トラクタ1の後部に設けた連結フック14に屈曲可能且つ回動可能に連結してあると共に、その軸部はスライド軸受部材320を貫通して摺動自在に嵌合している。
スライド軸受部材320を貫通したスライド軸部材321の後端部にはフランジ部322が設けてあり、フランジ部322とスライド軸受部材320の間、及びスライド軸受部材320とルネットアイ15との間に、拡張弾力を付勢したスプリングコイル、ゴム弾性部材、又はそれらの組み合わせ等からなるバランスバネ部材323,324が設けてある。
そして、例えば、トラクタが加速するときには、連結バー3には引っ張り力が働いて伸張し、スライド軸部材321はスライド軸受部材320から前方に突出してバランスバネ部材323が圧縮されてその反力によりスライド軸部材321を中立位置に押し戻そうとし、逆に、トラクタが減速するときには、連結バー3に圧縮力が働いて、スライド軸部材321はスライド軸受部材320から後方に突出してバランスバネ部材324が圧縮されてその反力によりスライド軸部材321を中立位置に押し戻そうと作用するように構成してある。
バランスバネ部材323,324の強度により連結バー3の伸縮変位の大小は設定され、ばね強度が比較的弱く伸縮変位が大きい場合はその変位を機械的に検出することが適し、ばね強度が比較的強くて伸縮変位が小さい場合や、バランスバネ部材を使用しないで連結バー3に生じる応力変化を検出する場合には、ストレンゲージ等の感圧部材や微少変位検出計等の電気的な方法によって検出することが適している。
ここで、図1a乃至図1cの実施例の場合は、バランスバネ部材323,324の強度が比較的弱く、連結バーの伸縮変位が大きい場合であり、スライド軸部材321の先端部のフランジ部322には後方のトレーラ方向に向かって伸縮検出ロッド325が設けてあり、その先端部が、前記メインアーム12とサブアーム13とを連結する連結軸8の周囲に中央軸受部で回転自在に設けたI型の回動型レバー326の一端部に連結されて、伸縮検出ロッド325に連動してI型中央回動レバー326が回動すると、連結軸8を中心に他端部側に設けた検出ケーブル327が伸縮検出ロッド325とは反対方向に伸縮移動してトレーラ2のブレーキ装置4及び又はアクセル装置5を制御するように構成してある。なお、この検出ケーブル327の構成、作用効果は後述する図5,図6,図7又は図11の検出ケーブル6に対応している。
図2a〜2cの実施例の場合は、スライド軸部材321の先端部のフランジ部322に後方のトレーラ方向に向かって設けた伸縮検出ロッド325が、前記メインアーム12とサブアーム13とを連結する連結軸8に一端部を回転自在に設けたI型の回動レバー328の先端部に連結されて、伸縮検出ロッド325に連動して回動レバー328が回動すると、連結軸8を中心に同じ先端部側に設けた検出ケーブル327が伸縮検出ロッド325と同一方向に伸縮移動してトレーラ2のブレーキ装置4及び又はアクセル装置5を制御するように構成してある。なお、この検出ケーブル327の構成、作用効果は後述する図5,図6,図7又は図11の検出ケーブル6が反対方向に作動する場合に対応している。
図3a〜3cの実施例の場合は、バランスバネ部材323,324の強度が比較的強く、連結バーの伸縮変位が小さい場合であり、スライド軸部材321の先端部のフランジ部322に後方のトレーラ方向に向かって設けた伸縮検出ロッド325が、サブアーム13に固定した直線変位センサー329に連結されており、伸縮検出ロッド325の直線変位を変位信号として検出して検出ケーブル330を介してトレーラ2のブレーキ装置4及び又はアクセル装置5を制御するように構成してある。
この図3a〜図3cの構成の応用例としては、バランスバネ部材323又は324をストレインゲージのような感圧部材で構成し、スライド軸部材321の直線変位を感圧部材で変位信号として検出して検出ケーブル330を介してトレーラ2のブレーキ装置4及び又はアクセル装置5を制御するように構成することができる。
この図3a〜図3cに関連する検出ケーブル330の構成は、図8〜図10、又は図12,図13における検出ケーブル178に対応するものである。
また、上記の実施例の場合、前述の如く、連結バー3は、全体として平面図でほぼV字状をなし、トレーラ2の前部から前方内側向きに設けた2本のメインアーム12と、このメインアーム12に対して連結軸8を中心にサブアーム13を屈曲して折り畳んでトレーラ2の前部に格納することができるように構成してある。メインアーム12とサブアーム13との連結部には、連結バー3を伸張状態で保持する保持手段31が連結軸8の近傍にサブアーム13と一体に設けてある。
図1c、2c、3cに記載の実施例では、保持手段31は、サブアーム13と一体に設けたコ字型断面形状のリバウンドクランプ16を具備し、該リバウンドクランプ16の内部に連結軸8を中心に屈曲可能なメインアーム12を弾性的に保持している。リバウンドクランプ16の上板部17及び下板部20の内側には、メインアーム12を上下から弾性的に押し付けるコイルスプリング、ゴム等からなる押圧部材18、19が設けてある。
上記実施例の場合、保持手段31の押圧部材18、19はトラクタ1及びトレーラー3の走行時に、スライド軸部材321とスライド軸受部材320とのスライド変位を阻害しない程度にメインアーム12とサブアーム13の弾力的な微少な屈曲を許容するものであって、連結バー3の伸縮に影響を与えるものではない。
また、リバウンドクランプ16の下板部20は、ヒンジ軸24を介して回動可能に設けてあり、その先端側面には下板部20を押圧部材18,19に抗して持ち上げることができるハンドル21を設けてあると共に、上板部17にはフック軸23により該ハンドル21を掛止するフック22を掛止め解除可能に設けてある。
連結バー3のメインアーム12は両基端部をトレーラ2の前部にほぼ直交して水平に回転自在に軸受けされた支軸9と一体に屈曲可能に設けてあり、この屈曲可能な連結バー3は、折り畳みのために中間の連結軸8で屈曲可能にすることができるだけではなく、連結バー3そのものを簡素で強靱な走行安定性がある二本棒状の連結構造にすることができる効果がある。
また、支軸9の一端部には折り畳み補助アーム27を一体に設け、該補助アーム27の下端部を、トレーラ2の前部に設けた空気圧又は油圧の折り畳み用シリンダ30の作動軸29と連結して、支軸9を折り畳み用シリンダ30によって、連結バー3がほぼ水平に伸張する位置3aとほぼ垂直に起立する折り畳み位置3bとに操作できるように構成してある。
図に記載の実施例では、連結フック14からルネットアイ15を取り外し、前記保持手段31を解除した後、折り畳みシリンダー30の作動軸29を伸張すると、折り畳み補助アーム27を介して支軸9を回動し、連結バー3のメインアーム12を水平状態3aから徐々にトレーラ2の前部に起立させ、サブアーム13は、連結軸8を中心に下方に折れ曲がり、最終的には、連結バー3が折り畳み状態3bになってトレーラ前部に格納されるように構成してある。28は空気圧又は油圧等の流体圧供給パイプである。
なお、折り畳みシリンダー30は、トラクタ1とトレーラ2を連結している連結バー3の伸張状態にあっては、連結バー3をほぼ水平に維持し、連結走行時において、道路での段差等による瞬間的な衝撃に対しては、その衝撃を吸収するダンパーの役割もするように構成してある。
また、図に記載の実施例の場合、サブアーム13の中央部に設けた横軸25と、トレーラ2の前部中央から横軸25に向かって下方に突設した支持部材333との間には、連結バー3を伸張状態に維持すると共に、折り畳み状態に維持する拡張弾力を付勢した案内支持バー26が揺動自在に設けてある。案内支持バー26は、拡張弾力を付勢したシリンダー部材331とこれに伸縮自在に嵌合するピストン状部材332とからなり、図示の実施例の場合、ピストン状部材332は支持部材333の先端部の長孔軸受334に水平状態と起立状態に移動自在に枢着してある。
なお、この案内支持バー26も連結走行時において、道路での段差等による瞬間的な衝撃に対しては、これを吸収するように構成してある。
次の実施例は、連結バー3の屈曲変位を検出手段で検出してなる構成を有する。連結バー3が屈曲することによって衝撃吸収機能に優れた構成でもある。
図4a、4b、4cに記載の実施例の場合、V字状のサブアーム13の先端部にはルネットアイ15が一体に固定して設けてあり、トラクタ1の連結フック14に直接的に連結してある。メインアーム12とサブアーム13との連結部には、連結バー3を伸張状態で屈曲可能に保持する保持手段31が連結軸8の近傍にサブアーム13と一体に設けてある。
保持部材31の構成は、図1c、2c、3cに記載の実施例と同様であるが、この実施例の保持手段31は、サブアーム13と一体に設けたコ字型断面形状のリバウンドクランプ16が、その内部に連結軸8を中心にメインアーム12をサブアーム13との関係で伸縮可能に屈曲するように弾性的に保持している。リバウンドクランプ16の上板部17及び下板部20の内側には、メインアーム12を上下からある程度の屈曲を可能に弾性的に押し付けるコイルスプリングからなる押圧部材18、19が設けてある。
上記実施例の場合、保持手段31の押圧部材18、19はトラクタ1及びトレーラー3の走行時に、メインアーム12とサブアーム13の弾力的に屈曲を許容するものであって、連結バー3に伸縮を与えるものである。
この実施例において、伸縮検出手段は、サブアーム13の中央部に水平方向に設けた横軸25と、トレーラ2の前部中央に下方に突出して設けたL型中央回動レバー11とを、伸縮検出ロッド10によって連結し、走行時にトラクタ1の後部とトレーラ2の前部との間に遠近作動力が作用すると、連結バー3のメインアーム12とサブアーム13とは連結軸8を中心に屈曲し、サブアーム13の中央部に水平方向に設けた横軸25が上下揺動し、これに伸縮検出ロッド10が連動してL型中央回動レバー11を回動するように構成してある。
L型中央回動レバー11は、図4bに記載のように、トレーラ2の前部から下方に突出した支持アーム32に支軸33によって回動自在に設けてあり、伸縮検出ロッド10に連動してL型中央回動レバー11が回動すると、検出ケーブル6が伸縮移動してトレーラ2のブレーキ装置4及び又はアクセル装置5を制御するように構成してある。
上記の連結バー3の屈曲に伴う伸縮検出ロッド10の伸縮移動をL型中央回動レバー11を介して検出ケーブル6により伝達する構成は、後述する図5,図6,図7,図8又は図11に採用されていると共に、先の図1a乃至図2c又は図4a乃至図4cの実施例でも採用されているものである。
また、図4dに記載の実施例の場合、前記検出手段として、連結バー3の伸縮機構の伸縮変位を、前記保持手段31のリバウンドクランプ16の上板部17及び下板部20の内側に設けた押圧部材18及び又は19に変位負荷センサー174を設け、トラクタ1及びトレーラ2の走行時に、連結部材3のメインアーム12とザブアーム13に屈曲を伴って押圧力が加わると、これを感知して伸縮変位検出信号として信号伝達部材178を介してブレーキ装置4及び又はアクセル装置5を制御するコントローラ175に伝達することができるように構成してある。
上記実施例の場合、保持手段31の押圧部材18、19はトラクタ1及びトレーラー3の走行時に、メインアーム12とサブアーム13の弾力的な屈曲を許容するものであって、連結バー3に伸縮を与えるものである。即ち、図4dの押圧手段19の伸縮変位を圧力的変位信号として検出する変位負荷センサー174を、保持手段31の下部板20に貫通して設けてあり、該変位負荷センサー174が検出した変位信号に基づいて、トレーラ2のブレーキ装置4及び又はアクセル装置5を操作するようにしてある。なお、保持手段31の押圧部材18、19を感圧部材で構成し、その圧力感知信号の変化から連結バー3の伸縮変位を検出する構成にすることができることは勿論である。
また、上記の実施例において、連結バー3の伸縮変位とは、トラクタ1とトレーラ2との連結間隔が中立状態の間隔より縮小又は拡大、若しくは縮小又は拡大しようとした際の連結間隔の変位のことであり、連結バー3の連結間隔が中立状態よりも縮小又は拡大し、若しく縮小又は拡大しようとした際に連結軸8の近傍に設けた伸縮検出手段が検出するように構成してある。
図8乃至10に記載の実施例の場合、175は、ブレーキ装置4及び又はアクセル装置5を制御するコントローラであり、該コントローラ175には伝達部材178を介して、検出手段174の検出信号が伝達されるように構成してある。
この信号伝達部材178を介して連結バー3の伸縮変位を伝達する手段は、後述の図9、図10、図12又は図13に採用されていると共に、先の図3a及び図3cの実施例で採用されているものである。
次に、図8乃至10に記載の実施例の場合、トラクタ1の前進から後進又は後進から前進に反転する反転動作を検出する反転検出手段176を、コントローラ175に伝達部材177を介して設けてあり、この反転検出手段176により検出された反転信号を、コントローラ175に送信し、この反転信号に基づいて、コントローラ175からブレーキ装置4及び又はアクセル装置5に操作信号を送信するようにしてある。
また、図示しない実施例の場合、トラクタ1のシフトレバーの位置が、リターンポジションに入ると、これを反転検出手段176が反転信号として認識し、該反転信号をコントローラ175に送信するようにしてある。
次に、前記検出手段が、伸縮検出ロッド10及び回動型レバー11とからなる図1a乃至2c、4a及び4bに記載の実施例について図5a〜図7に基づいて説明する。
図5a又は図5cに記載の実施例では、トレーラ2のブレーキ装置4及びトラクタ1のブレーキ装置7は、圧縮空気圧制御機能を備えたブレーキペタル57、62を含み、該ブレーキ装置4、7を操作するブレーキ操作部54、52と、図示しないコンプレッサ等の空気圧縮手段により、圧縮空気を充填するエアタンク44、46と、該圧縮空気をブレーキ装置4内で流動させるパイプ、チューブ等からなる圧縮空気供給管45、48等と、該圧縮空気の流動量をブレーキペダル57,62等を介して変化させるリレーバルブ53、59と、トラクタ1及びトレーラ2の車軸と一体に設けたブレーキドラム58、60を、油圧手段等により作動させるようにしたエアブースタ56、61とからなるエアオーバー式ブレーキ装置であり、図5に記載の実施例の場合、圧縮空気供給管45には、該圧縮空気供給管45内に残留した空気を外部に排気するクィックリリースバルブ47を設け、該クィックリリースバルブ47と、エアタンク44との間には、圧縮空気の流動を制御する電磁エアバルブ49及び、コントロールエアバルブ43が並列に設けてある。
また、ブレーキペダル57,62を踏むと、リレーバルブ53、59の上開口部278、279から圧縮空気が入り、該リレーバルブ53、59内部の弁体280、281を下方に押圧して、リレーバルブ53、59の上側開口部282、283及び下側開口部284、285を開口状態にし、エアタンク44、46から圧縮空気供給管45、48、上側開口部282、283、該リレーバルブ53、59の側管部286、287及び下側開口部284、285を介して、エアブースタ56、61に該圧縮空気が送られるようにしてある。また、弁体280、281により上側開口部282、283及び下側開口部284、285の開度を調整することが可能であり、この開度を調節することで圧縮空気の流動量を調整することが可能である。
また、クィックリリースバルブ47とリレーバルブ53との間に、トレーラ2の連結又は単独走行時において、圧縮空気の供給口を切り換えるダブルチェックバルブ55を設けてあり、図5に示すように、トラクタ1とトレーラ2の連結時には、ダブルチェックバルブ55内部の弁63が、ダブルチェックバルブ55内の上部供給口66を塞ぎ、エアタンク44から電磁エアバルブ49及びコントロールエアバルブ43を介して、ダブルチェックバルブ55の下部供給口67からリレーバルブ53に圧縮空気が供給されるようにしてあり、また、図示しない実施例では、トレーラ2の単独走行時に、圧縮空気供給管45内の圧力差により、ダブルチェックバルブ55の弁63が、下部供給口67を塞ぎ、エアタンク44からブレーキ操作部54を介して、上部供給口66からリレーバルブ53に圧縮空気が供給されるようにしてある。また、電磁エアバルブ49及びコントロールエアバルブ43と、クィックリリースバルブ47との間には、逆止弁64、65を設けてある。
また、図5a又は図5cに記載の実施例の場合、ブレーキ装置7のブレーキ操作部52と、リレーバルブ59との間には、ブレーキ操作部52の操作による圧縮空気供給管48内の空気圧変位を検出して圧力信号に変換する変位センサー50を設けてあり、該変位センサー50により、圧縮空気供給管48内の空気圧変位を圧力信号に変換し、変位センサー50と電磁エアバルブ49とを連結したケーブル等からなる信号伝達部材51を介して、電磁エアバルブ49に前記圧力信号を送信し、この圧力信号に基いて、電磁エアバルブ49を作動させるようにしてある。
また、図5a又は図5cに記載の実施例の場合、エアタンク46とエアタンク44は、圧縮空気供給管48及び45により連結してあり、該圧縮空気供給管48の先端部には、開閉可能なコック70を設ける一方、圧縮空気供給管45の先端部には、コック70から設けた圧縮空気供給管71と連結する連結部72を設けてある。
また、トレーラ2のブレーキ装置4の近傍には、軸36を中心として回動する操作レバー37を設け、前記伝達部材327又は6の一端に設けた長穴スライドジョイント39に、操作レバー37の一端に設けた軸38をスライド可能に設けてあり、操作レバー37の他端に設けた軸40と、コントロールエアバルブ43のバルブ押圧部材42との間には、リンク41を連結してある。
図5aに記載の実施例では、制動時において、トラクタ1とトレーラ2の連結間隔が中立状態よりも縮小した場合、即ち、トラクタ1の制動力に対しトレーラ2の制動力が下回った場合、伸縮検出ロッド325により、I型中央回動レバー326が連結軸8を中心にI型中央回動レバー326の他端の軸に連結した伝達部材327(ケーブル、ワイヤー等)が、操作レバー37を時計方向に回動させ、他端の軸40に連結したリンク41により、バルブ押圧部材42を押圧して、該連結間隔が中立状態になるまで、ブレーキ装置4を作動させるようにしてある。
また、図5cに記載の実施例では、制動時において、トラクタ1とトレーラ2の連結間隔が中立状態よりも縮小した場合、即ち、トラクタ1の制動力に対しトレーラ2の制動力が下回った場合、伸縮検出ロッド10により、L字型レバー11が枢軸33を中心に、時計方向に回動してL字型レバー11の他端の軸35の位置が下降し、該軸35に連結した伝達部材6(ケーブル、ワイヤー等)が、操作レバー37を時計方向に回動させ、他端の軸40に連結したリンク41により、バルブ押圧部材42を押圧して、該連結間隔が中立状態になるまで、ブレーキ装置4を作動させるようにしてある。
また、図5aに記載の実施例では、トラクタ1とトレーラ2の連結間隔が中立状態に戻ると、伸縮検出ロッド325により、I型中央回動レバー326が連結軸8を中心に、反時計方向に回動してI型中央回動レバー326の他端の軸に連結した伝達部材6(ケーブル、ワイヤー等)が、操作レバー37を反時計方向に回動させ、軸40に連結したリンク41により、バルブ押圧部材42の押圧状態を解除してブレーキ装置4の操作を停止させるようにしてある。
また、図5cに記載の実施例では、トラクタ1とトレーラ2の連結間隔が中立状態に戻ると、伸縮検出ロッド10により、L字型レバー11が枢軸33を中心に、反時計方向に回動してL字型レバー11の軸35の位置が上昇し、該軸35に連結した伝達部材6(ケーブル、ワイヤー等)が、操作レバー37を反時計方向に回動させ、軸40に連結したリンク41により、バルブ押圧部材42の押圧状態を解除してブレーキ装置4の操作を停止させるようにしてある。
また、電磁エアバルブ49及びコントロールエアバルブ43と、クィックリリースバルブ47との間には、逆止弁64、65を設けてある。また、圧縮空気供給管45には、エアタンク44の上部に位置して逆止弁76が設けてあり、エアタンク46内部の圧力とエアタンク44内部の圧力が均等になるようにしてある。
従って、万一、前述の変位センサー50又はトラクタ1の制動灯スイッチ等の信号回路及び電磁エアバルブ49が失陥時には、トラクタ1の制動操作を連結間隔の伸縮度合検出センサー327でトラクタ1の制動操作を検出し、制動時には、エアタンク44からコントロールエアバルブ43に圧縮空気を送り、トレーラのブレーキ装置4を制動させてトラクタ1とトレーラ2間の制動力の不均衡を回避しようとするものである。
次に、図5bに記載の実施例は、圧縮空気の流動を制御する電磁エアバルブ49からコントロールエアバルブ43を直列に設けて、ブレーキ操作部52のブレーキ操作ON・OFFの単純化した信号を変位センサー50又はトラクタ1に既設の制動灯スイッチから得て、トラクタ1を制動時は、ONの信号で電磁バルブ49を開にしてエアタンク44から、連結間隔が中立状態でバルブが開になっているコントロールエアバルブ43に圧縮空気を送り、クイックに制動させると共に、トラクタ1とトレーラ2の間で制動力の不均衡が生じないように連結間隔の伸縮度合を伝達する伝達部材327(ケーブル、ワイヤー等)でコントロールエアバルブ43を介してトレーラのブレーキ装置4を制御しようとするものである。
万一、前述の変位センサー50又はトラクタ1の制動灯スイッチ等の信号回路及び電磁エアバルブ49が失陥時には、トラクタ1の制動操作を連結間隔の伸縮度合検出センサー329で検出し、制動時には、検出センサー329の信号で電磁エアバルブ335を開にして、エアタンク44からコントロールエアバルブ43に圧縮空気を送り、トレーラのブレーキ装置4を制動させてトラクタ1とトレーラ2間の制動力の不均衡を回避しようとするものである。
また、検出センサー329の信号は、トラクタ1の制動灯と連動して点滅するトレーラ2の制動等の信号回路の失陥を回避するために機能させるのは勿論である。
次に、図6a又は図6bに記載の実施例では、トラクタ1及びトレーラ2のブレーキ装置91、92は、トラクタ1及びトレーラ2の車軸と一体に設けたブレーキドラム93、94と、該ブレーキドラム93、94を作動させる油圧シリンダー95、96と、該油圧シリンダー95、96とは別に、ブレーキドラム93、94を作動させるハイドロマスタ97、98と、該ハイドロマスタ97、98内から空気を吸引し、ハイドロマスタ97、98を作動させるバキュームタンク99、100と、ブレーキ装置91、92を操作するためのブレーキ操作部101、102とからなるバキュームサーボ式ブレーキ装置である。
さらに、ブレーキ操作部91、92は、ブレーキペタル103、104と、該ブレーキペタル103、104とリンク105、106を介して連結し、枢軸107、108の周りに回動するリンクレバー109、110と、該リンクレバー109、110の一端に設けた軸111、112に連結した作動部113、114とからなり、該作動部113の一端には、ブレーキペタル103の操作により連動する作動部113の動作変位を検出する変位センサー120を設けてある。
また、作動部114の一端に設けた軸122には、ブレーキペタル104の操作により連動するT字型レバー121の上突出部123が回動可能に設けてあり、該T字型レバー121の中突出部124には、軸315を中心にT字型レバー121を回動させる電動アクチュエータ126が設けてある。また、T字型レバー121の下突出部125には、軸128を設け、該軸128には、伝達部材327又は6の端部と一体に設けた長穴スライドジョイント127をスライド可能に連結してある。図6a又は図6bに記載の実施例の場合、バキュームタンク99とバキュームタンク100は、バキューム供給管115及び116により連結してあり、該バキューム供給管115の先端部には、開閉可能なコック117を設け、バキューム供給管116の先端部には、コック117に設けたバキューム供給管118と連結する連結部119を設けてある。また、バキュームタンク100上部のバキューム供給管116には、逆止弁129が設けてある。
また、変位センサー120により検出した作動部113の動作変位を操作信号に変換し、該操作信号を、変位センサー120と電動アクチュエータ126とを連結した信号伝達部材204(ケーブル等)を介して、電動アクチュエータ126に送信し、操作するようにしてある。
なお、変位センサー120は、トラクタ1に既設の制動灯のスイッチ信号で兼ねることができる。
次に、図7a又は図7bに記載の実施例では、トラクタ1のブレーキ装置は、図6a又は図6bに示したブレーキ装置91と同様のバキュームサーボ式ブレーキ装置である。また、トレーラ2のブレーキ装置147は、トレーラ2の車軸と一体に設けたブレーキドラム148と、該ブレーキドラム148を作動させる油圧シリンダー149と、該油圧シリンダー149とは別に、ブレーキドラム148を作動させるエアマスタ150と、該エアマスタ150内に圧縮空気を流入させ、エアマスタ150を作動させるエアタンク151と、該圧縮空気をブレーキ装置147内で流動させる圧縮空気供給管161(パイプ、チューブ等)と、ブレーキ装置147を操作するためのブレーキ操作部152とからなるエアサーボ式ブレーキ装置である。
また、ブレーキ操作部152は、ブレーキペタル153と、該ブレーキペタル153とリンク154を介して連結し、軸155の周りに回動するリンクレバー156と、該リンクレバー156の一端に設けた軸157に連結した作動部158と、該作動部158の一端に長穴スライドジョイント159を介して連結したエアチャンバー160とから構成してある。また、圧縮空気供給管161には、該圧縮空気供給管161内に残留した空気を外部に排気するクィックリリースバルブ162を設け、該クィックリリースバルブ162と、エアタンク151との間には、圧縮空気の流動を制御する電磁エアバルブ163及び、コントロールエアバルブ164が並列に設けてある。
また、トレーラ2のブレーキ装置147の近傍に、軸165を中心として回動する操作レバー166を設け、前記伝達部材327又は6の一端に設けた長穴スライドジョイント167に、操作レバー166の一端に設けた軸168をスライド可能に設けてあり、操作レバー166の他端に設けた軸169と、コントロールエアバルブ164のバルブ押圧部材170との間には、リンク171を連結してある。また、電磁エアバルブ163及びコントロールエアバルブ164と、クィックリリースバルブ162との間には、逆止弁172、173を設けてある。この構成は、図5bに記載の実施例のように、電磁エアバルブ163からコントロールエアバルブ164を直列にしても構成することができることは勿論である。
また、図7a又は図7bに記載の実施例では、変位センサー120により、検出した作動部113の動作変位を操作信号に変換し、該操作信号を、変位センサー120と電磁エアバルブ163とを連結した信号伝達部材275(ケーブル等)を介して、電磁エアバルブ163に送信し、該操作信号に基いて、電磁エアバルブ163を操作するようにしてある。
なお、変位センサー120は、トラクタ1に既設の制動灯のスイッチ信号で兼ねることができる。
次に、前記検出手段が、変位負荷センサー329又は174からなる図8a乃至10bに記載の実施例について説明する。
図8a又は図8bに記載の実施例では、トラクタ1のブレーキ装置は、図5a又は図5cに示したブレーキ装置7と同様のエアオーバー式ブレーキ装置である。また、トレーラ2のブレーキ装置4は、ブレーキペタル180を含み、該ブレーキ装置4を操作するブレーキ操作部181と、図示しないコンプレッサ等の空気圧縮手段により、圧縮空気を充填するエアタンク182と、該圧縮空気をブレーキ装置4内で流動させる圧縮空気供給管183(パイプ、チューブ等)と、該圧縮空気供給管183内の空気圧の変化に応じて、圧縮空気の流動量を変化させるリレーバルブ53と、トレーラ2の車軸と一体に設けたブレーキドラム185を、油圧手段等により作動させるようにしたエアブースタ186と、からなる当業者に周知のエアオーバー式ブレーキ装置であり、エアタンク182とリレーバルブ53との間には、圧縮空気の流動を制御する電磁エアバルブ187が設けてある。
また、電磁エアバルブ187とリレーバルブ53との間には、トレーラ2の連結又は単独走行時において、圧縮空気の供給口を切り換えるダブルチェックバルブ188を設けてあり、図8に示すように、トラクタ1とトレーラ2の連結時には、圧縮空気供給管183内の圧力差により、ダブルチェックバルブ188内部の弁189が、ダブルチェックバルブ188内の上部供給口190を塞ぎ、エアタンク182から電磁エアバルブ187を介して、ダブルチェックバルブ188の下部供給口191からリレーバルブ53に圧縮空気が供給されるようにしてあり、また、図示しない実施例では、トレーラ2の単独走行時に、圧縮空気供給管183内の圧力差により、ダブルチェックバルブ188内部の弁189が、下部供給口191を塞ぎ、エアタンク182からブレーキ操作部181を介して、上部供給口190からリレーバルブ53に圧縮空気が供給されるようにしてある。
また、図8a又は図8bに記載の実施例の場合、変位センサー50により、圧縮空気供給管48内の空気圧変位を圧力信号に変換し、該圧力信号を、変位センサー50とコントローラ175とを連結した信号伝達部材194(ケーブル等)を介して、コントローラ175に送信するようにしてある。また、コントローラ175は、該圧力信号及び変位負荷センサー329又は174の変位信号からトラクタ1のブレーキ操作及び連結バー3の伸縮変位の情報を得て、該情報を操作信号に変換し、コントローラ175と電磁エアバルブ187とを連結した信号伝達部材193(ケーブル等)を介して、該操作信号を電磁エアバルブ187に送信し、この操作信号に基いて、電磁エアバルブ187を作動させるようにしてある。
なお、変位センサー120は、トラクタ1に既設の制動灯のスイッチ信号で兼ねることができる。
また、トラクタ1及びトレーラ2連結車の前進時又は後進時において、連結バー3にかかる負荷方向が反対となるが、図8に記載の実施例の場合、反転検出手段176を、伝達部材177を介して、コントローラ175に連結してあるから、トラクタ1が前進から後進に反転した場合でも、この反転動作を反転検出手段176が検出し、該反転動作を反転信号として、コントローラ175に送信し、該コントローラ175は、前記反転信号に基いて、変位負荷センサー329又は174の変位信号の検出を反転させ、適確に電磁エアバルブ187を制御することができる。
また、トラクタ1が後進から前進に反転した場合でも、この反転動作を反転検出手段176が検出し、該反転動作を反転信号として、コントローラ175に送信することができ、該コントローラ175は、前記反転信号に基いて、変位負荷センサー329又は174の変位信号の認識を反転させ、適確に電磁エアバルブ187を制御することができる。
また、図8a又は図8bに記載の実施例の場合、エアタンク46とエアタンク182は、圧縮空気供給管48及び183により連結してあり、該圧縮空気供給管48の先端部には、開閉可能なコック70を設ける一方、圧縮空気供給管183の先端部には、コック70から設けた圧縮空気供給管71と連結する連結部192を設けてある。
また、圧縮空気供給管183には、エアタンク182の上部に位置して逆止弁76が設けてあり、エアタンク46内部の圧力とエアタンク182内部の圧力が均等になるようにしてある。
次に、図9a又は図9bに記載の実施例は、図6a又は図6bに記載した実施例と同様のブレーキ装置91及びブレーキ装置92を用いている。また、図9a又は図9bに記載の実施例では、図6a又は図6bに記載したT字型レバー121の代わりに、ブレーキ装置92の近傍に設けた枢軸195で回動可能に設けたL字型レバー196を用いている。このL字型レバー196の垂直突出部197に、作動部114の一端に設けた軸122を回動可能に連結してあり、該L字型レバー196の水平突出部198には、軸195を中心にL字型レバー196を回動させる電動アクチュエータ199を、長穴スライドジョイント200を介して設けてある。
図9a又は図9bに記載の実施例の場合、作動部113の一端に、ブレーキペタル103の操作により連動する作動部113の動作変位を検出する変位センサー120を設けてあり、該変位センサー120により、検出した作動部113の動作変位を動作信号に変換し、該動作信号を、変位センサー120とコントローラ175とを連結した信号伝達部材203(ケーブル等)を介して、コントローラ175に送信するようにしてある。また、コントローラ175は、動作信号及び変位負荷センサー329又は174の変位信号からトラクタ1のブレーキ操作及び連結バー3の伸縮変位の情報を得て、該情報を操作信号に変換し、コントローラ175と電動アクチュエータ199とを連結した信号伝達部材201(ケーブル等)を介して、該操作信号を電動アクチュエータ199に送信し、この操作信号に基いて、電動アクチュエータ199を作動させるようにしてある。
なお、変位センサー120は、トラクタ1に既設の制動灯のスイッチ信号で兼ねることができる。
また、図9a又は図9bに記載の実施例では、図8aまたは図8bに記載の実施例と同様に、反転検出手段176を、伝達部材177を介して、コントローラ175に連結してある。また、トラクタ1及びトレーラ2連結車の前進時又は後進時において、連結バー3にかかる負荷方向が反対となるが、反転検出手段176により、トラクタ1が前進から後進に反転した場合でも、この反転動作を反転検出手段176が検出し、該反転動作を反転信号として、コントローラ175に送信し、該コントローラ175は、前記反転信号に基いて、変位負荷センサー329又は174の変位信号の認識を反転させ、適確に電動アクチュエータ199を制御することができる。
また、トラクタ1が後進から前進に反転した場合でも、この反転動作を反転検出手段176が検出し、該反転動作を反転信号として、コントローラ175に送信することができ、該コントローラ175は、前記反転信号に基いて、変位負荷センサー329又は174の変位信号の認識を反転させ、適確に電動アクチュエータ199を制御することができる。また、図9に記載の実施例では、バキュームタンク99とバキュームタンク100は、図6に記載の実施例と同様の手段で連結されている。
次に、図10a又は図10bに記載の実施例の場合、トラクタ1のブレーキ装置として、図6a、図6b、図9a、図9bに記載したブレーキ装置91を用いている。また、トレーラ2のブレーキ装置は、図7a又は図7bに記載したブレーキ装置147から、コントロールエアバルブ164、クィックリリースバルブ162及び逆止弁172、173を取り除いた構成からなるブレーキ装置202であり、図7a又は図7bに記載したブレーキ装置147の構成部材と同様の部材については、図7a又は図7bと同様の符号を用いてある。
図10a又は図10bに記載の実施例の場合、図9a又は図9bに記載の実施例と同様に、作動部113の一端に、ブレーキペタル103の操作により連動する作動部113の動作変位を検出する変位センサー120を設けてあり、該変位センサー120により、検出した作動部113の動作変位を動作信号に変換し、該動作信号を、変位センサー120とコントローラ175とを連結した信号伝達部材203(ケーブル等)を介して、コントローラ175に送信するようにしてある。また、コントローラ175は、動作信号及び変位負荷センサー329又は174の変位信号からトラクタ1のブレーキ操作及び連結バー3の伸縮変位の情報を得て、該情報を操作信号に変換し、コントローラ175と電磁エアバルブ163を連結した信号伝達部材201(ケーブル等)を介して、該操作信号を電磁エアバルブ163に送信し、この操作信号に基いて、電磁エアバルブ163を作動させるようにしてある。
なお、変位センサー120は、トラクタ1に既設の制動灯のスイッチ信号で兼ねることができる。
また、図10a又はず10bに記載の実施例では、図8a、図8b、図9a、図9bに記載の実施例と同様に、反転検出手段176を、伝達部材177を介して、コントローラ175に連結してある。また、トラクタ1及びトレーラ2連結車の前進時又は後進時において、連結バー3にかかる負荷方向が反対となるが、反転検出手段176により、トラクタ1が前進から後進に反転した場合でも、この反転動作を反転検出手段176が検出し、該反転動作を反転信号として、コントローラ175に送信し、該コントローラ175は、前記反転信号に基いて、変位負荷センサー329又は174の変位信号の認識を反転させ、適確に電磁エアバルブ163を制御することができる。
また、トラクタ1が後進から前進に反転した場合でも、この反転動作を反転検出手段176が検出し、該反転動作を反転信号として、コントローラ175に送信することができ、該コントローラ175は、前記反転信号に基いて、変位負荷センサー329又は174の変位信号の認識を反転させ、適確に電磁エアバルブ163を制御することができる。
次に、図11a、図11b及び図12a、図12bに記載の実施例の場合、トレーラ2が、AT(オートマチックトランスミッション)車であり、トレーラ2のエンジン206近傍に設けた自動変速機212により、ギア切換をするように構成してある。
また、図11a、11b、図12a、12b及び図13a、13bにおいて、205は、トレーラ2に設けたエンジン206の始動停止装置207に始動又は停止の信号を送信するトラクタ1に設けた始動停止スイッチであり、該始動停止スイッチ205の操作により、始動停止装置207を作動させ、エンジン206を始動又は停止させるように構成してある。
また、図11a、11b及び図12a,12bに記載の実施例では、トラクタ1には、図8a乃至10bに記載した反転検出手段176と、トラクタ1の変速ギアのニュートラル状態の有無を検出する中立スイッチ208と、前記変速ギアのパーキング状態の有無を検出する駐車ブレーキスイッチ209を備えてある。また、210は、トレーラ2のセレクトレバー211を制御するセレクトコントローラであり、該セレクトコントローラ210には、反転検出手段176、中立スイッチ208及び駐車ブレーキスイッチ209を信号伝達部材を介してそれぞれ接続してある。
図11a,11b及び図12a,12bに示す実施例では、セレクトレバー211と、自動変速機212との間には、セレクトレバー211の操作を自動変速機212に伝達する伝達部材213を設けてあり、該伝達部材213には、セレクトレバー211とは別の手段で自動変速機212を自動操作する電動アクチュエータ214を設けてあり、該電動アクチュエータ214及びセレクトレバー211に装着された電磁ソレノイドボタン249は、信号伝達部材を介して、セレクトコントローラ210と夫々接続してあり、反転検出手段176、中立スイッチ208及び駐車ブレーキスイッチ209からの検出信号に基いて、セレクトコントローラ210が、セレクトレバー211のセレクトモードを判断し、電磁ソレノイドボタン249を作動させて、セレクトレバー211の固定状態を解除すると共に、電動アクチュエータ214により、セレクトレバー211をスライドさせて、セレクトモードを切り換えるようにしてある。
図11a,11bに示す実施例の場合、前記検出手段は、図5a乃至7bに記載の実施例に記載のようにI型回動レバー328又はL字型レバー11及び伸縮検出ロッド325又は10とからなり、トレーラ2には、枢軸215を中心として回動するL字型レバー216を設けてあり、前記伝達部材327又は6の一端に設けた長穴スライドジョイント217に、該L字型レバー216の一端に設けたスライド軸218をスライド可能に設けてあり、L字型レバー216の他端には、軸219が設けてある。
また、トラクタ1のアクセルペタル302近傍には、該アクセルペダル302のON又はOFF状態、即ち、踏み込み状態を検出する検出スイッチ303を設けてあり、該検出スイッチ303が検出した検出信号に基づいて、トレーラ2近傍に設けた電磁ソレノイド304が作動するように構成してある。この電磁ソレノイド304の作動部材305の先端部には、スライド軸306及び長穴スライドジョイント307を設けてあり、スライド軸306と、軸219との間には、伝達部材308を回動可能に設けてある。
図11a、11b及び図12a、12bに記載の実施例の場合、220は、トレーラ2のアクセルペタルであり、該アクセルペタル220に設けた連結部223と、エンジン206に設けたアクセルレバー222との間には、伝達部材221を設けてあり、アクセルペタル220の操作に連動して、アクセルレバー222が作動するようにしてある。また、図11a、11bに記載の実施例の場合、連結部223と、軸219との間には、伝達部材224が設けてあり、L字型レバー216と連動して、アクセルペタル220及びアクセルレバー222が作動するようにしてある。
図11a、11bに記載の実施例では、トラクタ1のアクセルペタル302のON又はOFF状態、即ち、踏み込み状態を検出スイッチ303で検出して、この検出信号をケーブル等の伝達部材を介して電磁ソレノイド304に送信し、作動部材305、スライド軸306、伝達部材308、L字型レバー216、伝達部材224及び221を介してアクセルレバー222を作動させ、トラクタ1のアクセル装置とトレーラ2のアクセル装置5を連動させるように構成してある。
なお、上記実施例において、検出スイッチ303の代わりにストロークセンサーを用いることも可能である。
また、図11aに記載の実施例では、走行時において、トラクタ1とトレーラ2の連結間隔が中立状態よりも拡大した場合、即ち、トラクタ1の駆動力に対しトレーラ2の駆動力が下回った場合、伸縮検出ロッド325により、I型回動レバー328が枢軸8を中心に、時計方向に回動して伝達部材327(ケーブル、ワイヤー等)が、L字型レバー216を反時計方向に回動させ、軸219に連結した伝達部材224により、アクセルペタル220を作動させ、伝達部材221を介して、アクセルレバー222を連動させてトレーラ2のエンジン206の駆動力を増すように作動する。
また、図11bに記載の実施例では、走行時において、トラクタ1とトレーラ2の連結間隔が中立状態よりも拡大した場合、即ち、トラクタ1の駆動力に対しトレーラ2の駆動力が下回った場合、伸縮検出ロッド10により、L字型レバー11が枢軸33を中心に、反時計方向に回動してL字型レバー1Lの軸35に連結した伝達部材6(ケーブル、ワイヤー等)が、L字型レバー216を反時計方向に回動させ、軸219に連結した伝達部材224により、アクセルペタル220を作動させ、伝達部材221を介して、アクセルレバー222を連動させてトレーラ2のエンジン206の駆動力を増大するように作動する。
また、図11aに記載の実施例では、トラクタ1の駆動力に対してトレーラ2の駆動力が過多の場合、連結間隔が縮小されて、駆動力の均衡を図るべく、伸縮検出ロッド325により、I型回動レバー328が枢軸8を中心に、反時計方向に回動して伝達部材327(ケーブル、ワイヤー等)が、L字型レバー216を時計方向に回動させ、軸219に連結した伝達部材224により、アクセルペタル220によるトレーラ2のエンジン206の駆動力を減じて連結間隔は中立状態に戻る。
また、図11bに記載の実施例では、トラクタ1の駆動力に対してトレーラ2の駆動力が過多の場合、連結間隔が縮小されて、駆動力の均衡を図るべく、伸縮検出ロッド10により、L字型レバー11が枢軸33を中心に、時計方向に回動してL字型レバー11の軸35に連結した伝達部材6(ケーブル、ワイヤー等)が、L字型レバー216を時計方向に回動させ、軸219に連結した伝達部材224により、アクセルペタル220によるトレーラ2のエンジン206の駆動力を減じて連結間隔は中立状態に戻る。
また、図11a、11bにおいて、225は、L字型レバー216が時計方向に回動することで、エンジン206が停止することを防止するアイドリングストッパーである。
次に、図12a、図12bに記載の実施例の場合、228は、トラクタ1のブレーキ操作を認識するストップランプスイッチであり、229は、連結バー3の連結状態の有無、即ち、トレーラ2が連結走行時であるか、又は単独走行時であるかを認識するトレーラ2前部に設けた連結確認スイッチである。また、トラクタ1のアクセルペタル309近傍には、該アクセルペタル309のON又はOFF状態、即ち、踏み込み状態を検出する検出スイッチ310を設けてあり、この検出スイッチ310により検出した検出信号を、ケーブル等の伝達部材、アクセル装置5を制御するアクセルコントローラ230を介して作動信号として電動アクチュエータ227に送信し、この作動信号に基づいて電動アクチュエータ227を作動させるように構成してある。
なお、上記実施例において、検出スイッチ310の代わりにストロークセンサーを用いることも可能である。
また、図12a、12bに記載の実施例の場合、前記検出手段が、変位負荷センサー329又は174からなり、変位負荷センサー329又は174、ストップランプスイッチ228及び連結確認スイッチ229は、エンジン206に設けたアクセルレバー222を制御するアクセルコントローラ230と接続してあり、変位負荷センサー329又は174が検出した変位信号及びストップランプスイッチ228、連結確認スイッチ229が検出した各検出信号を、ケーブル等の伝達部材330又は178、アクセルコントローラ230を介して作動信号として電動アクチュエータ227に送信し、この作動信号に基づいて電動アクチュエータ227を作動させるように構成してある。
図12a、12bに記載の実施例では、アクセルペタル309の踏み込み状態を検出スイッチ310により検出した検出信号と、連結バー3の伸縮機構の変位を変位負荷センサー329又は174により検出した変位信号に基づいて、トラクタ1及びトレーラ2のアクセル装置をより確実に同調させるように構成してある。
次に、図13a又は図13bに記載の実施例の場合、トレーラ2は、MT(マニュアルトランスミッション)車であり、トレーラ2のエンジン226近傍に、クラッチ231を備えた手動式変速機232を設けてあり、該クラッチ231及び手動式変速機232によりトレーラ2のギア切換をするように構成してある。
また、図13a、13bに記載の実施例では、前記検出手段が、変位負荷センサー329又は174からなり、トラクタ1には、図8a乃至10bに記載した反転検出手段176と、図11a乃至図12bに記載した前記変速ギアのパーキング状態の有無を検出する駐車ブレーキスイッチ209と、図12a、12bに記載したストップランプスイッチ228を備えてあり、トレーラ2には、トレーラ2の速度を検出する車速センサー233と、エンジンの回転数を検出する回転センサー234と、トレーラ2のアクセルペタル240の操作によるアクセル開度を検出するアクセル開度センサー235と、図12a、12bに記載した連結確認スイッチ229を備えてある。
また、図13a、図13bに示す実施例では、トレーラ2の手動変速レバー237と、手動式変速機232との間には、手動変速レバー237の操作を手動式変速機232に伝達する伝達部材238を設けてあり、該伝達部材238には、手動変速レバー237とは別の手段で手動式変速機232を自動操作する電動アクチュエータ239を設けてある。
また、図13a、13bにおいて、241は、トレーラ2のクラッチペタルであり、該クラッチペタル241に設けた連結部245と、クラッチ231に設けたクラッチレバー243との間には、伝達部材244を設けてあり、クラッチペタル241の操作に連動して、クラッチレバー243が作動するように構成してある。また、連結部245には、クラッチペタル241を自動操作する電動アクチュエータ242を設けてある。
また、図13a、13bに記載の実施例の場合、アクセルペタル240に設けた連結部246と、エンジン226に設けたアクセルレバー247との間には、伝達部材248を設けてあり、アクセルペタル240の操作に連動して、アクセルレバー247が作動するように構成してある。また、連結部246には、アクセルペタル240を自動操作する電動アクチュエータ250を設けてある。
図13a、13bに記載の実施例の場合、236は、MT(マニュアルトランスミッション)車であるトレーラ2の手動変速レバー237、アクセルペタル240及びクラッチレバー241の動作を制御するシフトコントローラであり、該シフトコントローラ236には、各信号伝達部材を介して、変位負荷センサー329又は174、反転検出手段176、駐車ブレーキスイッチ209、ストップランプスイッチ228、格納確認スイッチ229、車速センサー233、回転センサー234及びアクセル開度センサー235を連結してある。
図13a又は図13bに記載の実施例では、反転検出手段176、駐車ブレーキスイッチ209、ストップランプスイッチ228、連結確認スイッチ229、車速センサー233及び回転センサー234が検出した各検出信号、及び変位負荷センサー329又は174が検出した変位信号に基いて、シフトコントローラ236が、電動アクチュエータ239、242及び250に信号伝達部材を介して、操作信号を送信し、手動変速レバー237、クラッチペタル241及びアクセルペタル240を制御するようにしてある。
また、トラクタ1とトレーラ2の連結状態を解除して、連結バー3をトレーラ2前部に格納すると、連結確認スイッチ229が連結解除状態であることを認識すると共に、変位負荷センサー329又は174、反転検出手段176、駐車ブレーキスイッチ209及びストップランプスイッチ228とシフトコントローラ236との各信号伝達部材による回路を遮断し、該シフトコントローラ236に各検出信号が送信されないように構成してある。また、MT(マニュアル・トランスミッション)車であるトレーラ2の単独走行時には、アクセルペタル240の操作により、アクセル開度センサー235がアクセル開度信号をシフトコントローラ236に送信し、手動変速レバー237及びクラッチペタル241を、該シフトコントローラ236により自動制御することもでき、シフトコントローラ236の回路を遮断して、手動変速レバー237及びクラッチペタル241を手動で操作することもできる。
また、図13a又は図13bに記載の実施例では、トラクタ1のアクセルペタル311近傍には、該アクセルペタル311のON又はOFF状態、即ち、踏み込み状態を検出する検出スイッチ312を設けてあり、この検出スイッチ312により検出した検出信号を、ケーブル等の伝達部材、シフトコントローラ236を介して作動信号として電動アクチュエータ242及び250に送信し、この作動信号に基づいて電動アクチュエータ242及び250を作動させるように構成してある。
なお、上記実施例において、検出スイッチ312の代わりにストロークセンサーを用いることも可能である。
図13a、13bに記載の実施例では、アクセルペタル311の踏み込み状態を検出スイッチ312により検出した検出信号と、連結バー3の伸縮機構の変位を変位負荷センサー329又は174により検出した圧力的変位信号に基づいて、トラクタ1及びトレーラ2のアクセル装置をより確実に同調させるように構成してある。
次に、図14aに記載の実施例では、トラクタ1に、トレーラ2のブレーキ装置4を強制的に作動させる駐車ブレーキレバー251を設けてある。図14dの実施例では、トレーラ2のブレーキ装置4は、図5a、図5b、図8a、図8b及び図16a、図16bの実施例に記載したエアオーバー式ブレーキ装置であり、図14dに記載の実施例では、電磁エアバルブ49とリレーバルブ53との間に、トレーラ2の連結又は単独走行時において、圧縮空気の供給口を切り換えるダブルチェックバルブ255を設け、該ダブルチェックバルブ255とブレーキペタル57との間には、ダブルチェックバルブ259を設けてある。
また、図14dに記載の実施例では、トラクタ1とトレーラ2の連結時に、トラクタ1のブレーキ操作により、連結部75を介して、圧縮空気がブレーキ装置4に送られることで、圧縮空気供給管45内の圧力差により、ダブルチェックバルブ259内部の弁260が、下部から圧力を受けて、該ダブルチェックバルブ259内の上部供給口261を塞ぎ、同様にして、該圧縮空気により、ダブルチェックバルブ255内部の弁256が、該ダブルチェックバルブ255の上部供給口257を塞いで、トラクタ1のブレーキ装置7から下部供給口262、258を介して、リレーバルブ53に圧縮空気が供給されるように構成してある。
また、上記実施例において、トレーラ2の単独走行時では、電磁エアバルブ49は閉状態であり、圧縮空気はエアタンク44からブレーキ操作部54を介して、ダブルチェックバルブ259に送られ、該ダブルチェックバルブ259の弁260が、圧縮空気供給管45内の圧力差により、上部から圧力を受けて、該ダブルチェックバルブ259内の下部供給口262を塞ぎ、同様にして、該圧縮空気により、ダブルチェックバルブ255内部の弁256がダブルチェックバルブ255の上部供給口257を塞いで、トレーラ2のエアタンク44から上部供給口261、258を介して、リレーバルブ53に圧縮空気が供給されるように構成してある。
また、図14aに記載の実施例では、トラクタ1とトレーラ2の連結状態で、連結バー3がトラクタ1から外れた場合、若しくは、トラクタ1の駐車ブレーキレバー251を操作して、該駐車ブレーキレバー251の下部に設けた駐車ブレーキスイッチ252をON状態にした場合には、トレーラ2のサービスブレーキを作動させることができる。
前者の場合、即ち、トラクタ1とトレーラ2の連結状態で、連結バー3がトラクタ1から外れた場合、図14bにおいて連結バー3は、軸9を基軸として、下方に回転し、メインアーム12の下部に設けた連結確認スイッチ229上部に、メインアーム12の下部が接触し、該連結確認スイッチ229がON状態となり、図14a、14b、14c、14eに記載のトレーラ2の電源264から、該連結確認スイッチ229、トレーラ2の駐車ブレーキレバー253の下部に設けた駐車ブレーキスイッチ254及び信号伝達部材265を介して、ブレーキ装置4の電磁エアバルブ49に操作信号を送信するようにしてあり、該操作信号により、電磁エアバルブ49を開口せしめ、圧縮空気をエアタンク44から該電磁エアバルブ49、ダブルチェックバルブ255及びリレーバルブ53を介して、エアブースタ61に供給し、ブレーキドラム60を作動させ、トレーラ2にサービスブレーキを作動させるように構成してある。
また、後者の場合、即ち、トラクタ1の駐車ブレーキレバー251を操作して、該駐車ブレーキレバー251の下部に設けた駐車ブレーキスイッチ252をON状態にした場合、トラクタ1の電源263から駐車ブレーキスイッチ252及び、信号伝達部材265を介して、ブレーキ装置4の電磁エアバルブ49に操作信号を送信するようにしてあり、該操作信号により、電磁エアバルブ49を開口せしめ、圧縮空気をエアタンク44から該電磁エアバルブ49、ダブルチェックバルブ255及びリレーバルブ53を介して、エアブースタ61に供給し、ブレーキドラム60を作動させ、トレーラ2にサービスブレーキを作動させるように構成してある。
なお、図14c,図14eに記載の実施例において、駐車ブレーキスイッチ254は、ON状態であるが、駐車ブレーキレバー253の操作により、該スイッチ254をOFF状態に切り換えることも可能である。
また、この駐車ブレーキスイッチ254をOFF状態に切り換えることにより、電源263、あるいは、電源264から電磁エアバルブ49への操作信号を遮断して、ブレーキ装置4のサービスブレーキを解除すると共に、トレーラ2の駐車ブレーキを作動させることも可能である。
次に、図15a、15b、15cに記載の実施例の場合、トレーラ2の後部左右に、それぞれ灯火類266(車幅灯、尾灯、制動灯、方向指示器、後退灯、番号灯等)を設けてあり、該灯火類266の下部に設けた軸受268に、クランクシャフト269を回動可能に設けてあり、該クランクシャフト269の両端部には、光を反射する三角形状の反射器267を一体に設けた回転板273が設けてある。また、該クランクシャフト269の中央部には、軸受271を介して、伸縮可能に電磁ソレノイド270を設けてあり、該電磁ソレノイド270の伸縮変動により、クランクシャフト269及び回転板273を回転移動させるようにしてある。
また、図15a、15bに記載の実施例の場合、トレーラ2の前部には、格納確認スイッチ272を設けてあり、該格納確認スイッチ272のON又はOFF状態の切換えにより、電磁ソレノイド270を作動させるようにしてある。
図15aに記載の実施例の場合、連結バー3がほぼ水平な3aの状態のとき、即ち、トラクタ1及びトレーラ2が連結状態であるとき、格納確認スイッチ272に連結バー3が接触しないため、該スイッチ272は、OFF状態であり、トレーラ2後部の回転板273は、電磁ソレノイド270により273aの格納位置から273bの連結表示位置に移動し、固定される。
また、連結バー3が起立した3bの状態のとき、即ち、トラクタ1及びトレーラ2の連結状態が解除され、連結バー3がトレーラ2前部に折り畳み格納状態になるとき、格納確認スイッチ272に、連結バー3が接触し、該スイッチ272がOFF状態からON状態となり、回転板273が、電磁ソレノイド270により273bの連結表示位置から273aの格納位置に移動し、固定される。
また、連結バー3が折り畳み格納状態から展開状態になり、トラクタ1と再び連結状態になると、格納確認スイッチ272がON状態からOFF状態となり、回転板273が、電磁ソレノイド270により273aの格納位置から273bの表示位置に移動し、固定される。
また、図15aに記載の実施例の場合、連結バー3をトラクタ1に連結する際に、連結バー3の連結位置を調整する連結調整手段を設け、該連結調整手段を遠隔操作するようにしてある。実施例では、連結調整手段として、電動油圧ポンプ299をパイプ300、301を介して油圧シリンダ30と連結し、軸9を基点に、連結バー3の高さ調整をしながら、図示しないローラー脚297を伸長させ、電動油圧ポンプ299により、油圧シリンダー30を縮小させて、連結バー3を格納状態から展開状態に徐々に伸長して、連結フック14にルネットアイ15を連結するようにしてある。また、格納作業は、この逆の手順で行うようにしてある。さらに、電動油圧ポンプ299には、該ポンプ299を操作するためのリモートコントロールスイッチ274が設けてあり、連結作業の際は、このリモートコントロールスイッチ274により、連結バー3の開閉操作を遠隔操作することが可能である。
また、図15bに記載の実施例の場合、連結バー290をトラクタ1に連結する際に、連結バー290の連結位置を調整する連結調整手段を設け、該連結調整手段を遠隔操作するようにしてある。実施例では、連結調整手段として、電動油圧ポンプ299をパイプ300、301を介して油圧シリンダ296と連結し、垂直回転軸受288を基点に、連結バー290の高さ調整をしながらローラー脚297を伸長させ、電動油圧ポンプ299により、油圧シリンダー296を縮小させて、連結バー290を格納状態から展開状態に徐々に伸長して、連結フック291にルネットアイ295を連結するようにしてある。
また、格納作業は、この逆の手順で行うようにしてある。さらに、電動油圧ポンプ299には、該ポンプ299を操作するためのリモートコントロールスイッチ274が設けてあり、連結作業の際は、このリモートコントロールスイッチ274により、連結バー290の開閉操作を遠隔操作することが可能である。
また、図15bに記載の実施例の場合、連結バー290が伸展した290aの状態のとき、即ち、トラクタ1及びトレーラ2が連結状態であるとき、格納確認スイッチ272に連結バー290が接触しないため、該スイッチ272は、OFF状態であり、トレーラ2後部の回転板273は、電磁ソレノイド270により273aの格納位置から273bの表示位置に移動し、固定される。
また、連結バー290が伸展290bの状態のとき、即ち、トラクタ1及びトレーラ2の連結状態が解除され、連結バー290がトレーラ2前部に折り畳み格納状態になるとき、格納確認スイッチ272に、連結バー290が接触し、該スイッチ272がOFF状態からON状態となり、回転板273が、電磁ソレノイド270により273bの表示位置から273aの格納位置に移動し、固定される。
また、連結バー290が折り畳み格納状態から展開状態になり、トラクタ1と再び連結状態になると、格納確認スイッチ272がON状態からOFF状態となり、回転板273が、電磁ソレノイド270により273aの格納位置から273bの表示位置に移動し、固定される。
図16a、16b乃至18に記載の実施例の場合、トレーラー2のブレーキ装置4は、トラクタ1のブレーキ装置7のブレーキ操作に直接的に連動して作動するようにしてあり、連結バー3の伸縮機構を利用しないで、ブレーキ装置7とブレーキ装置4のブレーキ操作を同調させるようにしてある。
図16a,16bに記載の実施例では、トレーラ2のブレーキ装置4及びトラクタ1のブレーキ装置7は、ブレーキペタル57、62を含み、該ブレーキ装置4、7を操作するブレーキ操作部54、52と、図示しないコンプレッサ等の空気圧縮手段により、圧縮空気を充填するエアタンク44、46と、該圧縮空気をブレーキ装置4内で流動させる圧縮空気供給管45、48(パイプ、チューブ等)と、該圧縮空気供給管45、48内の空気圧の変化に応じて、圧縮空気の流動量を変化させるリレーバルブ53、59と、トラクタ1及びトレーラ2の車軸と一体に設けたブレーキドラム58、60を、油圧手段により作動させるエアブースタ56、61とからなるエアオーバー式ブレーキ装置であり、図16a,16bに記載の実施例の場合、エアタンク46とエアタンク44は、圧縮空気供給管48及び45により、連結してあり、該圧縮空気供給管48の先端部には、開閉可能なコック70を設け、圧縮空気供給管45の先端部には、コック70から設けた圧縮空気供給管71と連結する連結部72を設けてある。
同様にして、ブレーキ操作部52とリレーバルブ59との間から設けた圧縮空気供給管48の先端部には、開閉可能なコック73を設け、圧縮空気供給管45の先端部には、コック73から設けた圧縮空気供給管74と連結する連結部75を設けてある。
また、圧縮空気供給管45には、エアタンク44の上部に位置して逆止弁76が設けてあり、エアタンク46内部の圧力とエアタンク44内部の圧力が均等になるようにしてある。また、ブレーキ装置4には、ブレーキ操作部54とリレーバルブ53との間に、トレーラ2の連結又は単独走行時において、圧縮空気の供給口を切り換えるダブルチェックバルブ55を設けてあり、図16aに示すように、トラクタ1とトレーラ2の連結時には、圧縮空気供給管45内の圧力差により、ダブルチェックバルブ55内部の弁63が、ダブルチェックバルブ55内の上部供給口66を塞ぎ、エアタンク46から連結部75を介して、下部供給口67からリレーバルブ53に圧縮空気が供給されるようにしてあり、また、図16bに記載のように、トレーラ2の単独走行時には、圧縮空気供給管45内の圧力差により、ダブルチェックバルブ55の弁63が、下部供給口67を塞ぎ、エアタンク44からブレーキ操作部54を介して、上部供給口66からリレーバルブ53に圧縮空気が供給されるようにしてある。
また、ブレーキ装置7から送られる圧縮空気は、圧縮空気供給管48、74、45、下部供給口67及びリレーバルブ53の上開口部278を通り、弁体280を下方に押圧して、上側開口部282及び下側開口部284を開口状態にし、エアタンク44から圧縮空気供給管45、上側開口部282、側管部286及び下側開口部284を介して、ブレーキドラム60のエアブースタ61に送られるようにしてある。
次に、図17に記載の実施例では、トラクタ1のブレーキ装置7は、図16a,16bに示したブレーキ装置7と同様のエアオーバー式ブレーキ装置である。また、トレーラ2のブレーキ装置77は、トレーラ2の車軸と一体に設けたブレーキドラム81と、該ブレーキドラム81を作動させる油圧シリンダー82と、該油圧シリンダー82とは別に、ブレーキドラム81を作動させるハイドロマスタ89と、該ハイドロマスタ89内から空気を吸引し、ハイドロマスタ89を作動させるバキュームタンク80と、ブレーキ装置77を操作するためのブレーキ操作部79とからなるバキュームサーボ式ブレーキ装置である。さらに、ブレーキ操作部79は、ブレーキペタル78と、該ブレーキペタル78とリンク83を介して連結し、枢軸90の周りに回動するリンクレバー84と、該リンクレバー84の一端に設けた軸91に連結した作動部85と、該作動部85の一端に設けたエアチャンバー86とからなり、ブレーキ装置7のブレーキ操作部52とリレーバルブ59との間から設けた圧縮空気供給管48の先端部には、開閉可能なコック73を設けてあり、エアチャンバー86から設けた圧縮空気供給管88の先端部には、コック73から設けた圧縮空気供給管74と連結する連結部75を設けてある。
また、ブレーキ装置7から送られてきた圧縮空気は、圧縮空気供給管48、74及び88を介して、エアチャンバー86に送られるようにしてあり、この圧縮空気により、エアチャンバー86に伸縮可能に設けた作動部85を介して、油圧シリンダー82を作動させ、ドラムブレーキ81を作動させるようにしてある。
次に、図18に記載の実施例では、トラクタ1のブレーキ装置は、図5、図16a,b及び図17に示したブレーキ装置7と同様のエアオーバー式ブレーキ装置である。また、トレーラ2のブレーキ装置130は、トレーラ2の車軸と一体に設けたブレーキドラム131と、該ブレーキドラム131を作動させる油圧シリンダー132と、該油圧シリンダー132とは別に、ブレーキドラム131を作動させるエアマスタ133と、該エアマスタ133内に圧縮空気を流入させ、エアマスタ133を作動させるエアタンク134と、ブレーキ装置130を操作するためのブレーキ操作部135とからなるエアサーボ式ブレーキ装置である。
さらに、ブレーキ操作部135は、ブレーキペタル136と、該ブレーキペタル136とリンク137を介して連結し、枢軸138の周りに回動するリンクレバー139と、該リンクレバー139の一端に設けた軸140に連結した作動部141と、該作動部141の一端に長穴スライドジョイント142を介して連結したエアチャンバー143とからなり、ブレーキ装置7のブレーキ操作部52とリレーバルブ59との間から設けた圧縮空気供給管48の先端部には、開閉可能なコック73を設けてあり、エアチャンバー143から設けた圧縮空気供給管144の先端部には、コック73から設けた圧縮空気供給管74と連結する連結部75を設けてある。また、ブレーキ装置7から送られてきた圧縮空気は、圧縮空気供給管48、74及び75を介して、エアチャンバー143に送られるようにしてあり、この圧縮空気により、エアチャンバー143を介して、作動部141をスライドさせ、該作動部141と連動して油圧シリンダー132を作動させ、ドラムブレーキ131を作動させるようにしてある。
図18に記載の実施例の場合、エアタンク46とエアタンク134は、圧縮空気供給管48及び144により、連結してあり、該圧縮空気供給管48の先端部には、開閉可能なコック70を設け、圧縮空気供給管144の先端部には、コック70から設けた圧縮空気供給管71と連結する連結部145を設けてある。また、エアタンク134上部の圧縮空気供給管144には、逆止弁146が設けてある。
また、図19に記載の実施例の場合、トレーラ2は自走機能を備えないフルトレーラであり、トラクタ1の後部とトレーラ2の前部との連結部にアコーディオン状の伸縮式前後車間移動用通路68を設けて、トラクタ1の後部とトレーラ2の前部との連結部のなす角度に関わりなく、アコーディオン状の伸縮式前後車間移動用通路68により、連結したまま荷物を前後車間で移動させて、積み荷、積み下ろしを行うことができるように構成してある。
図19に記載の実施例において、276が連結バー3の上方に設けた前後車間移動用通路であり、277がその通路を覆う伸縮式のアコーディオン部分である。
図20に記載の場合、トラクタ1に、複数台のトレーラ2を連結し、このトレーラ2同士を連結バー3で連結し、連結バー3の伸縮機構の伸縮変位に基づいて、各トレーラ2のブレーキ装置4及び又はアクセル装置5を制御するようにしてある。また、トラクタ1に複数台のトレーラ2を連結し、該トレーラ2が自走車である場合には、各トレーラ2の駆動源を使用して連結走行させることも可能である。
これらの構成により、都市間の輸送時においては、複数台の自走車を連結して走行することにより省人化及び省燃費化等を図ると共に、各都市内の輸送時においては、連結を切り離して各自走車を走行させることにより機動性及び省ロット化等に対応することができる。
図21aに記載の実施例では、ITS(高度道路交通システム)を利用して、トラクタ1とトレーラ2の連結車を自動操縦させ、無人で走行させることも可能である。図21aに記載の実施例の場合、道路313には、AHS(走行支援道路システム)等において必要となる車線を保持するための機器であるレーンマーカ314が等間隔で埋め込まれており、トラクタ1には、このレーンマーカ314からの磁気あるいは、電波等を認識するセンサーが設けてあり、該センサーによって、道路313上から前車との車間距離等の様々な情報を収集し、トラクタ1のハンドルやブレーキ制御等の運転補助を行うことができるように構成してある。
このITS(高度道路交通システム)を利用することで、図21bに記載のトラクタ1とトレーラ2の連結車のように、トラクタ1を人により運転させる必要はなく、トラクタ1のみITSに対応してさえいれば、このトラクタ1とトレーラ2の連結車を無人で運転することができ、省人化を図ることが可能である。
図示しない実施例では、トレーラ2としてトラック、バス、乗用車、軽自動車、ハイブリッド車、燃料電池車等の自走車を使用することも可能である。
図22に記載の実施例は、既存のエアオーバー式ブレーキ装置7を装着したフルトラクタ1に、同式のブレーキ装置4を装着したトラック等の自走車4をトレーラとして連結して、前後車のエアタンク46と44を、図の上側に記載した圧縮空気供給管48、70、45と71及びコネクション72を介して接続し、また、前車のブレーキ操作部52の圧縮空気の信号圧を、図の下側に記載した圧縮空気供給管48,70,71,45及びコネクション72で、後車のブレーキ操作部54とリレーバルブ53間の回路途上に設けたダブルチェックバルブ55に伝達するように接続されている。
前車をブレーキ操作すると、ブレーキ操作部52から前車のリレーバルブ59圧縮空気が流れて前車を制動させると共に、その一端が後車のダブルチェックバルブ55の下部供給口67に流れて、弁66を押し上げて後車のブレーキ操作部54からの回路を遮断してリレーバルブ53に圧縮空気が供給されて後車が制動されるように構成してある。前後車の連結が切り離されて、後車が単独で自走するときは、ブレーキ操作部54を作動すると、ダブルチェックバルブ55の上部供給口66が圧縮空気の信号圧で押し下げられてリレーバルブ53に圧縮空気が供給されてブレーキドラム60がブレーキ作動することとなる。Embodiments of a traveling tuning apparatus such as a trailer according to the present invention will be described below with reference to the illustrated examples.
In the embodiment shown in FIGS. 1 a to 3 c, in the traveling tuning apparatus such as a trailer according to the present invention, the
In the case of the embodiment described in FIGS. 1 a to 3 c, the connecting
A
For example, when the tractor accelerates, the connecting
Depending on the strength of the
Here, in the case of the embodiment of FIGS. 1 a to 1 c, the
In the case of the embodiment of FIGS. 2 a to 2 c, the expansion /
3a to 3c, the
As an application example of the configuration of FIGS. 3a to 3c, the
The configuration of the
In the case of the above-described embodiment, as described above, the connecting
In the embodiment shown in FIGS. 1 c, 2 c, and 3 c, the holding means 31 includes a
In the case of the above-described embodiment, the
Further, the
The
Further, a folding
In the embodiment shown in the figure, after removing the
Note that the
In the case of the embodiment shown in the figure, between the
The
In the next embodiment, the bending displacement of the connecting
4a, 4b, and 4c, a
The structure of the holding
In the case of the above embodiment, the
In this embodiment, the expansion / contraction detection means expands / contracts a
As shown in FIG. 4 b, the L-shaped
The configuration in which the expansion / contraction movement of the expansion /
In the case of the embodiment shown in FIG. 4d, as the detection means, the expansion / contraction displacement of the expansion / contraction mechanism of the connecting
In the case of the above embodiment, the
In the above-described embodiment, the expansion / contraction displacement of the connecting
8 to 10,
The means for transmitting the expansion / contraction displacement of the connecting
Next, in the embodiment shown in FIGS. 8 to 10, a reversal detecting means 176 for detecting a reversing operation of reversing the
In the case of the embodiment not shown, when the position of the shift lever of the
Next, the embodiment described in FIGS. 1a to 2c, 4a and 4b, in which the detection means is composed of the expansion /
5a or 5c, the
When the
Further, a
5a or 5c, the air pressure displacement in the compressed
5a or 5c, the
Further, an
In the embodiment shown in FIG. 5a, when braking, when the connection interval between the
Further, in the embodiment shown in FIG. 5c, when braking, the connection distance between the
5a, when the connection interval between the
Further, in the embodiment shown in FIG. 5c, when the connection interval between the
Further,
Therefore, in the event that the signal circuit such as the brake light switch of the
Next, in the embodiment shown in FIG. 5b, a
Should the signal circuit such as the above-mentioned
Of course, the signal of the
Next, in the embodiment shown in FIG. 6a or 6b, the
Furthermore, the
Further, the
Further, the operation displacement of the
The
Next, in the embodiment shown in FIG. 7a or 7b, the brake device of the
The
Further, an
In the embodiment shown in FIG. 7a or 7b, the
The
Next, the embodiment shown in FIGS. 8a to 10b, in which the detection means is composed of a
In the embodiment shown in FIG. 8a or 8b, the brake device of the
In addition, a
8a or 8b, the
The
Further, when the
Further, even when the
8a or 8b, the
The compressed
Next, the embodiment shown in FIG. 9a or 9b uses the
In the case of the embodiment shown in FIG. 9 a or 9 b, a
The
Further, in the embodiment shown in FIG. 9a or 9b, the inversion detection means 176 is connected to the
Further, even when the
Next, in the case of the embodiment described in FIG. 10 a or 10 b, the
In the case of the embodiment shown in FIG. 10a or 10b, as in the embodiment shown in FIG. 9a or FIG. 9b, the operation displacement of the operating
The
In the embodiment described in FIG. 10a or 10b, the inversion detection means 176 is connected to the
Further, even when the
Next, in the case of the embodiment described in FIGS. 11 a, 11 b, 12 a, and 12 b, the
11a, 11b, 12a, 12b and 13a, 13b, 205 is a start / stop switch provided on the
Further, in the embodiments shown in FIGS. 11a and 11b and FIGS. 12a and 12b, the
In the embodiments shown in FIGS. 11 a and 11 b and FIGS. 12 a and 12 b, a
In the case of the embodiment shown in FIGS. 11a and 11b, the detection means includes an I-
Further, in the vicinity of the
11a and 11b and FIGS. 12a and 12b, 220 is an accelerator petal of the
In the embodiment shown in FIGS. 11a and 11b, the ON / OFF state of the
In the above embodiment, a stroke sensor can be used instead of the
Further, in the embodiment shown in FIG. 11a, when the traveling distance between the
Further, in the embodiment shown in FIG. 11b, when traveling, the connection distance between the
Also, in the embodiment shown in FIG. 11a, when the driving force of the
In the embodiment shown in FIG. 11b, when the driving force of the
Also, in FIGS. 11a and 11b,
Next, in the embodiment shown in FIGS. 12a and 12b, 228 is a stop lamp switch that recognizes the brake operation of the
In the above embodiment, a stroke sensor can be used instead of the
12A and 12B, the detection means includes a
12a and 12b, based on the detection signal detected by the
Next, in the case of the embodiment shown in FIG. 13a or 13b, the
13a and 13b, the detection means comprises a
In the embodiment shown in FIGS. 13 a and 13 b, a transmission member that transmits the operation of the
13a and 13b, reference numeral 241 denotes a clutch petal of the
13a and 13b, a
In the embodiment shown in FIGS. 13a and 13b,
In the embodiment shown in FIG. 13a or 13b, the reverse detection means 176, the
When the connection state of the
In the embodiment shown in FIG. 13a or FIG. 13b, a
In the above embodiment, a stroke sensor can be used instead of the
In the embodiment shown in FIGS. 13a and 13b, a detection signal obtained by detecting the depression state of the
14a, the
14d, when the
Further, in the above embodiment, when the
Further, in the embodiment shown in FIG. 14a, when the connecting
In the former case, that is, when the connecting
In the latter case, that is, when the
14c and 14e, the
Further, by switching the
Next, in the case of the embodiment shown in FIGS. 15a, 15b, and 15c, lights 266 (a vehicle width light, a tail light, a brake light, a direction indicator, a reverse light, a number light, etc.) are respectively provided on the rear left and right of the
15a and 15b, a
In the case of the embodiment shown in FIG. 15a, when the connecting
Further, when the connecting
When the connecting
In the case of the embodiment shown in FIG. 15a, when connecting the connecting
In the case of the embodiment shown in FIG. 15b, when connecting the connecting
The storing operation is performed in the reverse order. Further, the electric
15b, when the connecting
Further, when the connecting
Further, when the connecting
In the case of the embodiment described in FIGS. 16 a, 16 b to 18, the
16a and 16b, the
Similarly, an openable /
The compressed
The compressed air sent from the
Next, in the embodiment shown in FIG. 17, the
The compressed air sent from the
Next, in the embodiment shown in FIG. 18, the brake device of the
Further, the
In the embodiment shown in FIG. 18, the
In the case of the embodiment shown in FIG. 19, the
In the embodiment shown in FIG. 19, reference numeral 276 denotes a front-rear inter-vehicle movement passage provided above the connecting
In the case shown in FIG. 20, a plurality of
With these configurations, when transporting between cities, multiple self-propelled vehicles are connected to drive to save labor and fuel consumption, etc. It is possible to cope with mobility and lot-saving by running each self-propelled vehicle separately.
In the embodiment shown in FIG. 21a, it is possible to automatically drive the coupled vehicle of the
By using this ITS (Intelligent Transport System), there is no need for the
In an embodiment (not shown), a self-propelled vehicle such as a truck, a bus, a passenger car, a light vehicle, a hybrid vehicle, or a fuel cell vehicle can be used as the
The embodiment shown in FIG. 22 is configured by connecting a self-propelled
When the front vehicle is braked, the
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