JPWO2005086374A1 - 効率的なトレース情報表示機能を有する通信端末の性能測定システム及び通信端末の性能測定方法 - Google Patents

効率的なトレース情報表示機能を有する通信端末の性能測定システム及び通信端末の性能測定方法 Download PDF

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Abstract

トレース情報取得部は、通信端末試験用の計測器によって被評価用の通信端末に送信された一連の試験信号及び前記試験用の計測器によって受信された前記被評価用の通信端末からの一連の応答信号のそれぞれの所定のメッセージ情報に基づいたログ情報の内容と種類に関する情報を有する複数のログ情報を含むトレース情報を取得すると共に、それぞれが取得された時刻情報を付与する。トレース情報表示処理制御部は、前記複数のログ情報を含むトレース情報を所定の形態で表示器に表示する。トレース情報表示処理制御部は、前記複数のログ情報を前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能にそれぞれが取得された時刻情報に基づいて時系列に並べたインジケーションバーを表示するインジケーションバー表示部と、前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報をそれぞれが取得された時刻情報に基づいたタイムスタンプを有するログシーケンスとして前記インジケーションバーと関連付けて表示するログシーケンス表示部とを備えている。

Description

本発明は通信端末の性能測定システム及び通信端末の性能測定方法に係り、特に、効率的なトレース情報表示機能を有することにより、オペレータが、膨大な情報量を持ったトレース情報群の中から目的とするログシーケンス情報を容易に見つけ出すことができるようにした通信端末の性能測定システム及び通信端末の性能測定方法に関する。
従来、製品として開発中の通信端末、例えば、携帯電話(mobile cellular phone)の性能評価に供する通信端末の性能測定システムとして、図26に示すように、試験用の計測器22の一端に被評価用の通信端末21に接続すると共に、試験用の計測器22の他端に評価装置、例えば、パーソナルコンピュータ等の端末装置23を接続することによって構築された通信端末の性能測定システムが知られている。
このような通信端末の性能測定システムの場合、試験用の計測器22は、内部に、互いに異なる通信プロトコルを有する複数の通信システム、具体的にはW−CDMA(Wideband−Code Division Multiple Access:広帯域符号分割多元接続方式)やGSM(Global System for Mobile communication:ディジタル携帯電話システム方式)で、被評価用の通信端末21と各種の通信試験を実行するための回路が内蔵されている。
なお、通信システムとしては、上述の他にも、例えば、次のような通信システムなどが知られている。
cdma2000(Code Division Multiple
Access 2000:符号分割多元接続方式2000)
TD−CDMA(Time Division−Code Division
Multiple Access:時分割符号分割多元接続方式)
TD−SCDMA(Time Division−Synchronous Code Division Multiple Access:時分割同期 符号分割多元接続方式)
すなわち、試験用の計測器22は、基本的には、被評価用の通信端末21の接続状態における複数の通信システムに対応した所定の性能測定用の一連の手順を保有し、その手順に沿った所定のメッセージ情報を含む一連の試験信号を前記被評価用の通信端末21に送信し、該被評価用の通信端末21から前記所定の性能測定用の一連の試験信号に対応した一連の応答信号を受信するように構成されている。
この通信端末の性能測定システムでは、試験用の計測器22から被評価用の通信端末21に性能測定用の一連の試験信号を送信し、被評価用の通信端末21からの応答信号を試験用の計測器22で受信することにより、計測器22と通信端末21との間で通信試験が行われると共に、この通信試験の結果としてのトレース情報が被評価用の通信端末21の性能測定データとして評価用の端末装置23に保存される。
そして、オペレータは、評価用の端末装置23に保存されている被評価用の通信端末21の性能測定データとしてのトレース情報を表示画面上に表示させて、その内容を解析することにより被評価用の通信端末21の性能を評価している。
また、携帯電話の試験装置として、本願と同一の出願人による下記特許文献1には、W−CDMA方式の移動体端末の秘匿性試験(ciphering test)を行うための試験装置が開示されている。
この特許文献1に開示される試験装置では、図27に示すように、試験時に通信情報の流れを内部的な詳細な流れまで含めて表示している。
[特許文献1]欧州特許出願公開(EP 1 355 504A1)しかしながら、上述した特許文献1に開示される試験装置では、図27に示すように、通話開始に対する計測器22内部の各種設定情報を示すConfig(コンフィグ)や、ユーザのデータを示すUプレーン(ユーザプレーン)に相当する通信情報が複数行に渡って表示されており、その表示情報が細か過ぎて、オペレータが所望のログシーケンス情報を得るのが困難である。
この問題を解消するため、通信情報として、表示画面上にシナリオメッセージのデコード情報のみを表示することも考えられる。
しかるに、この場合、オペレータはトレース情報の取得後、手探りでデコード情報を探し出さなければならず、トレース情報が膨大な場合には、どの地点に望む情報があるかを見つけることが困難である。
従って、通信情報として、表示画面上にシナリオメッセージのデコード情報のみを表示するようにした場合においても、上述した特許文献1の試験装置と同様に、オペレータが膨大なトレース情報の中から所望のログシーケンス情報を容易に見つけ出すのが困難である。
そして、現在の携帯電話には、W−CDMAやGSM等の互いに異なる通信プロトコルを有する複数の通信システムが存在しており、一台の通信端末で複数の通信システムのいずれとも通信できるようになっている。
従って、このような複数の通信システムのいずれとも通信できる通信端末を製品として開発する場合には、複数の通信システム間の切り替えによっても通信が適切に行われているかどうかを測定するための試験装置が必要になる。
しかも、オペレータが測定した結果を時間をかけて評価するためには、測定結果としての通信記録を一旦全て保存しておき、後からでも見ることができるようにしておく必要がある。
この場合にも、測定結果としての通信記録であるトレース情報は膨大な量となるので、その中からオペレータが所望するログシーケンス情報を容易に見つけ出すことができる通信端末の性能測定システムが望まれている。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、複数の通信システムによる通信端末と評価用の計測器間の通信試験情報の流れを示すログシーケンス情報を含むトレース情報群を表示して通信端末の性能評価に供する通信端末の評価システムにおいて、効率的なトレース情報表示機能を実現するために組み込まれたトレース情報解析ソフトウェアで支援することにより、オペレータが、膨大な情報量を持ったトレース情報群の中から目的とするログシーケンス情報を容易に見つけ出すことができるようにした通信端末の性能測定システム及び通信端末の性能測定方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の第1の態様によると、
被評価用の通信端末(21)の接続状態における通信システムの種別に対応した所定の性能測定用の一連の手順を保有し、その手順に沿った所定のメッセージ情報を含む試験信号を前記被評価用の通信端末(21)に送信し、該被評価用の通信端末(21)から前記所定の性能測定用の一連の試験信号に対応した所定のメッセージ情報を含む一連の応答信号を受信する通信端末試験用の計測器(22)と、
前記通信端末試験用の計測器(22)によって送信された前記一連の試験信号及び前記試験用の計測器(22)によって受信された前記一連の応答信号のそれぞれの前記所定のメッセージ情報に基づいたログ情報の内容と種類に関する情報を有する複数のログ情報を含むトレース情報を取得すると共に、前記トレース情報に含まれる複数のログ情報に前記所定のメッセージ情報のそれぞれが取得された時刻を表す時刻情報を付与するトレース情報取得部(3)と、
前記トレース情報取得部(3)によって取得された前記複数のログ情報を含むトレース情報を所定の形態で表示器(5)に表示するトレース情報表示処理制御部(4)とを具備し、
前記トレース情報表示処理制御部(4)は、
前記トレース情報取得部(3)によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記複数のログ情報のそれぞれに付与されている前記時刻情報に基づいて時系列に並べたインジケーションバー(13)を表示するインジケーションバー表示部(4a)と、
前記トレース情報取得部(3)によって取得された前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報についての前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号の流れを前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定数のログ情報のそれぞれに付与されている前記時刻情報によるタイムスタンプ(12b)を有するログシーケンス(12)として前記インジケーションバー(13)と関連付けて表示するログシーケンス表示部(4b)とを備えたことを特徴とする通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第2の態様によると、
前記トレース情報取得部(3)及び前記トレース情報表示処理制御部(4)の少なくとも一方に対して所定の設定入力情報を設定する設定入力情報設定部(2)をさらに具備することを特徴とする第1の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第3の態様によると、
前記トレース情報表示処理制御部(4)は、前記インジケーションバー表示部(4a)によって表示される前記インジケーションバー(13)上の任意の位置を前記設定入力情報設定部(2)によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能とするタスクバー(14)を表示するタスクバー表示部(4c)をさらに備えたことを特徴とする第2の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第4の態様によると、
前記トレース情報取得部(3)は、該トレース情報取得部(3)によって取得される前記複数のログ情報を含むトレース情報を該トレース情報取得部(3)によって前記複数のログ情報に付与される前記時刻情報と共に記憶する記憶部(3a)を含むことを特徴とする第1の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第5の態様によると、
前記トレース情報取得部(3)によって取得された前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報のそれぞれには、前記通信システムの種別を示す通信システム情報が含まれており、
前記インジケーションバー表示部(4a)は、前記通信システム情報に基づいて前記複数のログ情報のそれぞれの通信システムの種別が識別可能なように前記インジケーションバー(13)を表示することを特徴とする第1の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第6の態様によると、
前記ログシーケンス表示部(4b)は、少なくとも、前記トレース情報取得部(3)によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報について前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて、前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別と通信の方向との少なくとも一方を含むトレース情報表示バー(12d)を表示するトレース情報表示バー表示部(4b3)を備えていることを特徴とする第2の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第7の態様によると、
前記プレーンの種別には、前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号に含まれる試験のための各種設定情報を示すコントロールプレーンと、前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号に含まれて通信されるユーザデータを示すユーザプレーンとの少なくとも一方が備えられていることを特徴とする第6の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第8の態様によると、
前記トレース情報表示バー表示部(4b3)によって表示される前記トレース情報表示バー(12d)には、前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号による通信試験のための前記通信端末試験用の計測器(22)内部の設定情報を示すコンフィグ情報が含まれていることを特徴とする第6の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第9の態様によると、
前記ログシーケンス表示部(4b)は、
前記トレース情報取得部(3)によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別を示す通信システム表示バー(12c)を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて、前記トレース情報表示バー表示部(4b3)によって表示される前記トレース情報表示バー(12d)に対応させて表示する通信システム表示バー表示部(4b2)と、
前記トレース情報表示バー表示部(4b3)によって表示される前記トレース情報表示バー(12d)及び前記通信システム表示バー表示部(4b2)によって表示される前記通信システム表示バー(12c)に対応させて前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報によるタイムスタンプ(12b)を表示するタイムスタンプ表示部(4b1)とをさらに備えていることを特徴とする第6の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第10の態様によると、
前記通信システム表示バー表示部(4b2)は、前記通信システム表示バー(12c)上に表示する前記通信システムの種別を前記設定入力情報設定部(2)によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能に表示することを特徴とする第9の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第11の態様によると、
前記通信システム表示バー表示部(4b2)は、前記通信システム表示バー(12c)を前記所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別に対応させて色分け表示することを特徴とする第9の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第12の態様によると、
前記トレース情報表示バー表示部(4b3)は、前記トレース情報表示バー(12d)を前記所定数のログ情報に関するそれぞれの前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別に対応させて色分け表示することを特徴とする第6の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第13の態様によると、
前記通信システム表示バー表示部(4b2)は、前記通信システム表示バー(12c)を前記所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別に対応させて色分け表示する際に、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される色分け設定入力情報に基づいた色分け表示を可能とすることを特徴とする第11の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第14の態様によると、
前記トレース情報表示バー表示部(4b3)は、前記トレース情報表示バー(12d)を前記所定数のログ情報に関するそれぞれの前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別に対応させて色分け表示する際に、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される色分け設定入力情報に基づいた色分け表示を可能とすることを特徴とする第12の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第15の態様によると、
前記トレース情報表示バー表示部(4b3)は、
前記所定数のログ情報に関するそれぞれの前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別と通信の方向及び前記通信試験のための前記通信端末試験用の計測器(22)内部の設定情報を示すコンフィグ情報を含むトレース情報表示バー(12d)上の任意の位置を前記設定入力情報設定部(2)によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能に表示すると共に、
前記設定入力情報設定部(2)によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択されたトレース情報表示バー(12d)上の任意の位置に対応するログ情報に関する詳細情報を表示することを特徴とする第8の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第16の態様によると、
前記インジケーションバー表示部(4a)は、前記インジケーションバー(13)を前記トレース情報取得部(3)によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報を前記所定のメッセージ情報の種類に応じてそれぞれの種類毎に色分け表示することを特徴とする第2の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第17の態様によると、
前記ログシーケンス表示部(4b)は、前記トレース情報取得部(3)によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報が取得されたそれぞれの順番を示すインデックス情報(12a)を前記トレース情報表示バー表示部(4b3)によって表示される前記トレース情報表示バー(12d)及び前記通信システム表示バー表示部(4b2)によって表示される前記通信システム表示バー(12c)に対応させて表示するインデックス情報表示部(4b4)をさらに備えたことを特徴とする第9の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第18の態様によると、
前記インジケーションバー表示部(4a)は、
前記トレース情報取得部(3)によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた第1のインジケーションバー(13b)として表示する第1のインジケーションバー表示部(4a1)と、
前記第1のインジケーションバー表示部(4a1)によって表示される前記第1のインジケーションバー(13b)では表示しきれないログ情報がある場合に、前記トレース情報取得部(3)によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報の全てを前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能とすることなく実質的に圧縮された状態でそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた第2のインジケーションバー(13a)として前記第1のインジケーションバー(13b)に対応させて表示する第2のインジケーションバー表示部(4a2)とを備えたことを特徴とする第17の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第19の態様によると、
前記インジケーションバー表示部(4a)は、
前記第2のインジケーションバー表示部(4a2)によって表示された前記第2のインジケーションバー(13a)上の任意の位置を前記設定入力情報設定部(2)によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能に表示すると共に、
前記設定入力情報設定部(2)によって設定される選択設定入力情報に基づいて前記第2のインジケーションバー(13a)上の任意の位置が選択された場合に、当該任意の位置のログ情報を含む所定範囲のログ情報を前記第1のインジケーションバー表示部(4a1)によって表示される前記第1のインジケーションバー(13b)上に拡大して表示させることを特徴とする第18の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第20の態様によると、
前記インジケーションバー表示部(4a)は、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される設定入力情報に基づいて、前記トレース情報取得部(3)によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記通信システムの種別に対応して複数のバーに分けて識別可能に且つ前記複数のバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた複数のインジケーションバー(13bA,13bB)として表示する複数のインジケーションバー表示部(4a3)を備えたことを特徴とする第2の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第21の態様によると、
前記インジケーションバー表示部(4a)は、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される設定入力情報に基づいて、前記トレース情報取得部(3)によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて通信の方向の上り、下りの2つのバーに分けて識別可能に且つ前記2つのバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた2つのインジケーションバー(13bC,13bD)として表示する2つのインジケーションバー表示部(4a4)を備えたことを特徴とする第2の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第22の態様によると、
前記インジケーションバー表示部(4a)は、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される設定入力情報に基づいて、前記トレース情報取得部(3)によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記通信システムの種別に対応して複数のバーに分けて識別可能に且つ通信の方向の上り、下りの2つのバーに分けて識別可能に且つ前記2つのバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた複数のインジケーションバー(13bA,13bB,13bC,13bD)として表示する複数のインジケーションバー表示部(4a3)を備えたことを特徴とする第2の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第23の態様によると、
前記インジケーションバー表示部(4a)は、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される設定入力情報に基づいて、任意のログ情報の検索が選択された場合に、前記第1のインジケーションバー(13b)の表示に対応するログ情報から当該任意のログ情報を検索を指示すると共に、前記検索によって見つけ出されたログ情報の前記第1のインジケーションバー(13b)上での位置する箇所を前記第1のインジケーションバー(13b)に識別可能に表示することを特徴とする第18の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第24の態様によると、
前記インジケーションバー表示部(4a)は、前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する前記第1のインジケーションバー(13b)上の該当箇所を点滅表示することを特徴とする第23の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第25の態様によると、
前記ログシーケンス表示部(4b)は、前記インジケーションバー(13)と関連付けて表示する前記ログシーケンス(12)として、前記検索によって複数のログ情報が見つけ出されたとき、当該複数のログ情報のうち最初のログ情報の位置する箇所のログシーケンス(12)を表示することを特徴とする第23の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第26の態様によると、
前記インジケーションバー表示部(4a)は、
前記設定入力情報設定部(2)によって設定される設定入力情報による検索条件に基づいて、任意のログ情報の検索が選択された場合に、前記第2のインジケーションバー(13a)の表示に対応するログ情報から当該任意のログ情報の検索が開始され、前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する箇所を前記第2のインジケーションバー(13a)に識別可能に表示すると共に、
前記設定入力情報設定部(2)によって設定される設定入力情報に基づいて、前記第2のインジケーションバー(13a)上で識別可能に表示されている箇所が選択された場合に、前記第1のインジケーションバー(13b)上に前記検索条件と一致する該当箇所を識別可能に表示することを特徴とする第18の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第27の態様によると、
前記インジケーションバー表示部(4a)は、
前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する前記第2のインジケーションバー(13a)上の該当箇所を点滅表示すると共に、
前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する前記第1のインジケーションバー(13b)上の該当箇所を点滅表示することを特徴とする第26の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第28の態様によると、
前記ログシーケンス表示部(4b)は、前記インジケーションバー(13)と関連付けて表示する前記ログシーケンス(12)として、前記検索によって複数のログ情報が見つけ出されたとき、当該複数のログ情報のうち最初のログ情報の位置する箇所のログシーケンス(12)を表示することを特徴とする第26の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第29の態様によると、
前記インジケーションバー表示部(4a)は、
前記設定入力情報設定部(2)によって設定される設定入力情報に基づいて、予め、検索を目的とするトレース情報の条件としてのトリガー情報を内部的に設定可能とすると共に、
前記トレース情報取得部(3)から、予め設定された前記トリガー情報に一致したトレース情報が得られたときに、前記第1のインジケーションバー(13b)上の該当箇所の位置を識別可能に表示することを特徴とする第18の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第30の態様によると、
前記インジケーションバー表示部(4a)は、前記トレース情報取得部(3)から、予め設定された前記トリガー情報と一致するトレース情報が得られたときに、前記第1のインジケーションバー(13b)上の該当箇所の位置を点滅表示することを特徴とする第29の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第31の態様によると、
前記ログシーケンス表示部(4b)は、前記インジケーションバー(13)と関連付けて表示する前記ログシーケンス(12)として、前記トレース情報取得部(3)から、予め設定された前記トリガー情報と一致するトレース情報が得られたときに、当該トレース情報に含まれるログ情報のログシーケンス(12)を表示することを特徴とする第29の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第32の態様によると、
前記ログシーケンス表示部(4b)は、前記インジケーションバー(13)と関連付けて表示する前記ログシーケンス(12)として、前記トレース情報取得部(3)によって取得された前記トレース情報に含まれる複数のログ情報が無通信状態時のログ情報を含むとき、当該無通信状態時のログ情報のレコードを省いて前記ログ情報のログシーケンス(12)を表示することを特徴とする第1の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第33の態様によると、
前記タスクバー表示部(4c)は、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される選択設定入力情報に基づいて、前記インジケーションバー表示部(4a)によって表示されるインジケーションバー(13)の近傍に、前記ログシーケンス表示部(4b)によって現在の時点で表示されている前記ログシーケンス(12)の範囲を示すタスクバー(14)を表示することを特徴とする第3の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第34の態様によると、
前記タスクバー表示部(4c)は、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される選択設定入力情報に基づいて、前記インジケーションバー表示部(4a)によって表示されるインジケーションバー(13)の近傍に、前記ログシーケンス表示部(4b)によって現在の時点で表示されている前記ログシーケンス(12)の先頭をポイントで示すタスクバー(14)を表示することを特徴とする第3の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第35の態様によると、
前記第1のインジケーションバー表示部(4a1)は、前記トレース情報取得部(3)によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報において、前記所定のメッセージ情報の種類が同一で且つ前記通信システムの種別が同一であるログ情報が連続する場合に、前記第1のインジケーションバー(13b)上で当該連続したログ情報を一つのログ情報に対応する長さを圧縮して表示することを特徴とする第18の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第36の態様によると、
前記第1のインジケーションバー表示部(4a1)は、前記トレース情報取得部(3)によって取得された前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報が無通信状態時のログ情報を含むとき、当該無通信状態時のログ情報のレコードを含めて全体のログ情報を前記第1のインジケーションバー(13b)上に表示することを特徴とする第18の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第37の態様によると、
前記第2のインジケーションバー表示部(4a2)は、前記第2のインジケーションバー(13a)を、前記第1のインジケーションバー表示部(4a1)によって表示される前記第1のインジケーションバー(13b)上で表示可能な範囲毎に複数の範囲に区切って表示することを特徴とする第18の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第38の態様によると、
前記第1のインジケーションバー表示部(4a1)は、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される設定入力情報に基づいて、前記第1のインジケーションバー(13b)を該第1のインジケーションバー(13b)の近傍に表示される前記タイムスタンプ(12b)及び前記インデックス情報(12a)の少なくとも一方と連動させて表示することを特徴とする第18の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第39の態様によると、
前記第2のインジケーションバー表示部(4a2)は、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される設定入力情報に基づいて、前記第2のインジケーションバー(13a)を該第2のインジケーションバー(13a)の近傍に表示される前記タイムスタンプ(12b)及び前記インデックス情報(12a)の少なくとも一方と連動させて表示することを特徴とする第18の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第40の態様によると、
前記設定入力情報設定部(2)は、前記表示器(5)の表示画面上に表示されているソフトキーからなる前記トレース情報の取得を開始する際に操作されるStartキー(11a)、前記トレース情報の取得を停止する際に操作されるStopキー(11b)、各種の設定の際に操作されるOptionキー(11c)、前記トレース情報の中から目的のトレース情報を検索する際に操作されるFindキー(11d)、取得したトレース情報を保存する際に操作されるSaveキー(11e)及び保存されているトレース情報を読み出す際に操作されるLoadキー(11f)を含む複数の操作キー(11)を有していることを特徴とする第2の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第41の態様によると、
被評価用の通信端末(21)の接続状態における通信システムの種別に対応した所定の性能測定用の一連の手順を保有し、その手順に沿った所定のメッセージ情報を含む試験信号を前記被評価用の通信端末(21)に送信し、該被評価用の通信端末(21)から前記所定の性能測定用の一連の試験信号に対応した所定のメッセージ情報を含む一連の応答信号を受信する通信端末試験用の計測器(22)を準備する段階と、
前記通信端末試験用の計測器(22)によって送信された前記一連の試験信号及び前記試験用の計測器(22)によって受信された前記一連の応答信号のそれぞれの前記所定のメッセージ情報に基づいたログ情報の内容と種類に関する情報を有する複数のログ情報を含むトレース情報を取得すると共に、前記トレース情報に含まれる複数のログ情報に前記所定のメッセージ情報のそれぞれが取得された時刻を表す時刻情報を付与する段階と、
前記トレース情報を取得する段階によって取得された複数のログ情報を含むトレース情報を所定の形態で表示器(5)に表示する段階とを具備し、
前記トレース情報を表示する段階は、
前記トレース情報を取得する段階によって取得された前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記複数のログ情報のそれぞれに付与されている前記時刻情報に基づいて時系列に並べたインジケーションバー(13)を表示する段階と、
前記トレース情報を取得する段階によって取得された前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報についての前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号の流れを前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定数のログ情報のそれぞれに付与されている前記時刻情報によるタイムスタンプ(12b)を有するログシーケンス(12)として前記インジケーションバー(13)と関連付けて表示する段階とを備えたことを特徴とする通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第42の態様によると、
前記トレース情報を取得する段階及び前記トレース情報を表示する段階の少なくとも一方に対して所定の設定入力情報を設定する段階をさらに具備することを特徴とする第41の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第43の態様によると、
前記トレース情報を表示する段階は、前記インジケーションバー(13)上の任意の位置を前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能とするタスクバー(14)を表示する段階をさらに備えたことを特徴とする第42の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第44の態様によると、
前記トレース情報を取得する段階は、該トレース情報を取得する段階によって取得される前記複数のログ情報を含むトレース情報を該トレース情報を取得する段階によって前記複数のログ情報に付与される前記時刻情報と共に記憶部(3a)記憶する段階を含むことを特徴とする第41の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第45の態様によると、
前記トレース情報を取得する段階によって取得された前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報のそれぞれには、前記通信システムの種別を示す通信システム情報が含まれており、
前記インジケーションバーを表示する段階は、前記通信システム情報に基づいて前記複数のログ情報のそれぞれの通信システムの種別が識別可能なように前記インジケーションバー(13)を表示することを特徴とする第41の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第46の態様によると、
前記ログシーケンスを表示する段階は、少なくとも、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報について前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて、前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別と通信の方向との少なくとも一方を含むトレース情報表示バー(12d)を表示する段階を備えていることを特徴とする第42の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第47の態様によると、
前記プレーンの種別には、前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号に含まれる試験のための各種設定情報を示すコントロールプレーンと、前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号に含まれて通信されるユーザデータを示すユーザプレーンとの少なくとも一方が備えられていることを特徴とする第46の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第48の態様によると、
前記トレース情報表示バー(12d)を表示する段階によって表示される前記トレース情報表示バー(12d)には、前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号による通信試験のための前記通信端末試験用の計測器(22)内部の設定情報を示すコンフィグ情報が含まれていることを特徴とする第46の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第49の態様によると、
前記ログシーケンスを表示する段階は、
前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別を示す通信システム表示バー(12c)を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて、前記トレース情報表示バーを表示する段階によって表示される前記トレース情報表示バー(12d)に対応させて表示する段階と、
前記トレース情報表示バー(12d)を表示する段階によって表示される前記トレース情報表示バー(12d)及び前記通信システム表示バー(12c)を表示する段階によって表示される前記通信システム表示バー(12c)に対応させて前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報によるタイムスタンプ(12b)を表示する段階とをさらに備えていることを特徴とする第46の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第50の態様によると、
前記通信システム表示バー(12c)を表示する段階は、前記通信システム表示バー(12c)上に表示する前記通信システムの種別を前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能に表示することを特徴とする第49の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第51の態様によると、
前記通信システム表示バー(12c)を表示する段階は、前記通信システム表示バー(12c)を前記所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別に対応させて色分け表示することを特徴とする第49の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第52の態様によると、
前記トレース情報表示バー(12d)を表示する段階は、前記トレース情報表示バー(12d)を前記所定数のログ情報に関するそれぞれの前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別に対応させて色分け表示することを特徴とする第46の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第53の態様によると、
前記通信システム表示バー(12c)を表示する段階は、前記通信システム表示バー(12c)を前記所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別に対応させて色分け表示する際に、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される色分け設定入力情報に基づいた色分け表示を可能とすることを特徴とする第51の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第54の態様によると、
前記トレース情報表示バー(12d)を表示する段階は、前記トレース情報表示バー(12d)を前記所定数のログ情報に関するそれぞれの前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別に対応させて色分け表示する際に、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される色分け設定入力情報に基づいた色分け表示を可能とすることを特徴とする第52の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第55の態様によると、
前記トレース情報表示バー表示(12d)を表示する段階は、
前記所定数のログ情報に関するそれぞれの前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別と通信の方向及び前記通信試験のための前記通信端末試験用の計測器(22)内部の設定情報を示すコンフィグ情報を含むトレース情報表示バー(12d)上の任意の位置を前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能に表示する段階と、
前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択されたトレース情報表示バー(12d)上の任意の位置に対応するログ情報に関する詳細情報を表示する段階とを備えていることを特徴とする第48の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第56の態様によると、
前記インジケーションバー(13)を表示する段階は、前記インジケーションバー(13)を前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報を前記所定のメッセージ情報の種類に応じてそれぞれの種類毎に色分け表示することを特徴とする第42の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第57の態様によると、
前記ログシーケンス(12)を表示する段階は、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報が取得されたそれぞれの順番を示すインデックス情報(12a)を前記トレース情報表示バー(12d)を表示する段階によって表示される前記トレース情報表示バー(12d)及び前記通信システム表示バー(12c)を表示する段階によって表示される前記通信システム表示バー(12c)に対応させて表示する段階をさらに備えたことを特徴とする第49の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第58の態様によると、
前記インジケーションバー(13)を表示する段階は、
前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた第1のインジケーションバー(13b)を表示する段階と、
前記第1のインジケーションバー(13b)を表示する段階によって表示される前記第1のインジケーションバー(13b)では表示しきれないログ情報がある場合に、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報の全てを前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能とすることなく実質的に圧縮された状態でそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた第2のインジケーションバー(13a)を前記第1のインジケーションバー(13b)に対応させて表示する段階とを備えたことを特徴とする第57の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第59の態様によると、
前記インジケーションバー(13)を表示する段階は、
前記第2のインジケーションバー(13a)を表示する段階によって表示された前記第2のインジケーションバー(13a)上の任意の位置を前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能に表示する段階と、
前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて前記第2のインジケーションバー(13a)上の任意の位置が選択された場合に、当該任意の位置のログ情報を含む所定範囲のログ情報を前記第1のインジケーションバー(13b)を表示する段階によって表示される前記第1のインジケーションバー(13b)上に拡大して表示させる段階とを備えていることを特徴とする第58の態様に従う通信端末の性能測定システムが提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第60の態様によると、
前記インジケーションバー(13)を表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記通信システムの種別に対応して複数のバーに分けて識別可能に且つ前記複数のバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた複数のインジケーションバー(13bA,13bB)を表示する段階を備えたことを特徴とする第42の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第61の態様によると、
前記インジケーションバー(13)を表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて通信の方向の上り、下りの2つのバーに分けて識別可能に且つ前記2つのバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた2つのインジケーションバー(13bC,13bD)を表示する段階を備えたことを特徴とする第42の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第62の態様によると、
前記インジケーションバー(13)を表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記通信システムの種別に対応して複数のバーに分けて識別可能に且つ通信の方向の上り、下りの2つのバーに分けて識別可能に且つ前記2つのバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた複数のインジケーションバー(13bA,13bB,13bC,13bD)を表示する段階を備えたことを特徴とする第42の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第63の態様によると、
前記インジケーションバー(13)を表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、任意のログ情報の検索が選択された場合に、前記第1のインジケーションバー(13b)の表示に対応するログ情報から当該任意のログ情報を検索を指示すると共に、前記検索によって見つけ出されたログ情報の前記第1のインジケーションバー(13b)上での位置する箇所を前記第1のインジケーションバー(13b)に識別可能に表示することを特徴とする第58の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第64の態様によると、
前記インジケーションバー(13)を表示する段階は、前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する前記第1のインジケーションバー(13b)上の該当箇所を点滅表示することを特徴とする第63の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第65の態様によると、
前記ログシーケンス(12)を表示する段階は、前記インジケーションバー(13)と関連付けて表示する前記ログシーケンス(12)として、前記検索によって複数のログ情報が見つけ出されたとき、当該複数のログ情報のうち最初のログ情報の位置する箇所のログシーケンス(12)を表示することを特徴とする第63の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第66の態様によると、
前記インジケーションバー(13)を表示する段階は、
前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報による検索条件に基づいて、任意のログ情報の検索が選択された場合に、前記第2のインジケーションバー(13a)の表示に対応するログ情報から当該任意のログ情報の検索が開始され、前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する箇所を前記第2のインジケーションバー(13a)上で識別可能に表示する段階と、
前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、前記第2のインジケーションバー(13a)上で識別可能に表示されている箇所が選択された場合に、前記第1のインジケーションバー(13b)上に前記検索条件と一致する該当箇所を識別可能に表示する段階を備えていることを特徴とする第58の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第67の態様によると、
前記インジケーションバー(13)を表示する段階は、
前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する前記第2のインジケーションバー(13a)上の該当箇所を点滅表示する段階と、
前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する前記第1のインジケーションバー(13b)上の該当箇所を点滅表示する段階とを備えていることを特徴とする第66の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第68の態様によると、
前記ログシーケンス(12)を表示する段階は、前記インジケーションバー(13)と関連付けて表示する前記ログシーケンス(12)として、前記検索によって複数のログ情報が見つけ出されたとき、当該複数のログ情報のうち最初のログ情報の位置する箇所のログシーケンス(12)を表示することを特徴とする第66の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第69の態様によると、
前記インジケーションバー(13)を表示する段階は、
前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、予め、検索を目的とするトレース情報の条件としてのトリガー情報を内部的に設定可能とする段階と、
前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報から、予め設定された前記トリガー情報に一致したトレース情報が得られたときに、前記第1のインジケーションバー(13b)上の該当箇所の位置を識別可能として表示する段階とを備えていることを特徴とする第58の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第70の態様によると、
前記インジケーションバー(13)を表示する段階は、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報から、予め設定された前記トリガー情報と一致するトレース情報が得られたときに、前記第1のインジケーションバー(13b)上の該当箇所の位置を点滅表示することを特徴とする第69の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第71の態様によると、
前記ログシーケンス(12)を表示する段階は、前記インジケーションバー(13)と関連付けて表示する前記ログシーケンス(12)として、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報から、予め設定された前記トリガー情報と一致するトレース情報が得られたときに、当該トレース情報に含まれるログ情報のログシーケンス(12)を表示することを特徴とする第69の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第72の態様によると、
前記ログシーケンス(12)を表示する段階は、前記インジケーションバー(13)と関連付けて表示する前記ログシーケンス(12)として、前記トレース情報を取得する段階によって取得された前記トレース情報に含まれる複数のログ情報が無通信状態時のログ情報を含むとき、当該無通信状態時のログ情報のレコードを省いて前記ログ情報のログシーケンス(12)を表示することを特徴とする第41の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第73の態様によると、
前記タスクバー(14)を表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて、前記インジケーションバー(13)を表示する段階によって表示されるインジケーションバー(13)の近傍に、前記ログシーケンス(12)を表示する段階によって現在の時点で表示されている前記ログシーケンス(12)の範囲を示すタスクバー(14)を表示することを特徴とする第43の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第74の態様によると、
前記タスクバー(14)を表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて、前記インジケーションバー(13)を表示する段階によって表示されるインジケーションバー(13)の近傍に、前記ログシーケンス表示部(4b)によって現在の時点で表示されている前記ログシーケンス(12)の先頭をポイントで示すタスクバー(14)を表示することを特徴とする第43の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第75の態様によると、
前記第1のインジケーションバー(13b)を表示する段階は、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報において、前記所定のメッセージ情報の種類が同一で且つ前記通信システムの種別が同一であるログ情報が連続する場合に、前記第1のインジケーションバー(13b)上で当該連続したログ情報を一つのログ情報に対応する長さを圧縮して表示することを特徴とする第58の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第76の態様によると、
前記第1のインジケーションバー(13b)を表示する段階は、前記トレース情報を取得する段階によって取得された前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報が無通信状態時のログ情報を含むとき、当該無通信状態時のログ情報のレコードを含めて全体のログ情報を前記第1のインジケーションバー(13b)上に表示することを特徴とする第58の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第77の態様によると、
前記第2のインジケーションバー(13a)を表示する段階は、前記第2のインジケーションバー(13a)を、前記第1のインジケーションバー(13b)を表示する段階によって表示される前記第1のインジケーションバー(13b)上で表示可能な範囲毎に複数の範囲に区切って表示することを特徴とする第58の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第78の態様によると、
前記第1のインジケーションバー(13b)を表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、前記第1のインジケーションバー(13b)を該第1のインジケーションバー(13b)の近傍に表示される前記タイムスタンプ(12b)及び前記インデックス情報(12a)の少なくとも一方と連動させて表示することを特徴とする第58の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第79の態様によると、
前記第2のインジケーションバー(13a)を表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、前記第2のインジケーションバー(13a)を該第2のインジケーションバー(13a)の近傍に表示される前記タイムスタンプ(12b)及び前記インデックス情報(12a)の少なくとも一方と連動させて表示することを特徴とする第58の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
前記目的を達成するために、本発明の第80の態様によると、
前記設定入力情報を設定する段階は、前記表示器(5)の表示画面上に表示されているソフトキーからなる前記トレース情報の取得を開始する際に操作されるStartキー(11a)、前記トレース情報の取得を停止する際に操作されるStopキー(11b)、各種の設定の際に操作されるOptionキー(11c)、前記トレース情報の中から目的のトレース情報を検索する際に操作されるFindキー(11d)、取得したトレース情報を保存する際に操作されるSaveキー(11e)及び保存されているトレース情報を読み出す際に操作されるLoadキー(11f)を含む複数の操作キー(11)の少なくとも一つを用いることを特徴とする第42の態様に従う通信端末の性能測定方法が提供される。
ここで、以上のような構成を有する本発明の各態様による通信端末の性能測定システム及び通信端末の性能測定方法についての作用効果が説明される。
従来技術では、トレース情報が多い場合、目的のトレース情報を見つけ出すのが困難であるのに対し、本発明の各態様による通信端末の性能測定システム及び通信端末の性能測定方法によれば、基本的には、オペレータが必要最小限の操作で直ちに目的のトレース情報を見つけ出すことができるようになる。
そして、本発明の第1の態様による通信端末の性能測定システム及び第41の態様による通信端末の性能測定方法によれば、トレース情報に含まれる複数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記複数のログ情報のそれぞれに付与されている前記時刻情報に基づいて時系列に並べたインジケーションバー(13)を表示すると共に、前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報についての前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号の流れを前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定数のログ情報のそれぞれに付与されている前記時刻情報によるタイムスタンプ(12b)を有するログシーケンス(12)として前記インジケーションバー(13)と関連付けて表示することにより、オペレータは複数のログ情報の中から目的とするログ情報を含む所定数のログ情報をそれぞれが取得された時間情報に基づいたタイムスタンプ(12b)を有するログシーケンス(12)として認識するのが容易となる。
また、本発明の第2の態様による通信端末の性能測定システム及び第42の態様による通信端末の性能測定方法によれば、所定の設定入力情報を設定する設定入力情報設定部(2)を備えることにより、オペレータは所望の設定入力情報を設定することができると共に、設定入力情報に基づいて所望の選択を行うことができる。
また、本発明の第3の態様による通信端末の性能測定システム及び第43の態様による通信端末の性能測定方法によれば、インジケーションバー(13)上の任意の位置を設定入力情報に基づいて選択可能とするタスクバー(14)を表示することにより、オペレータはインジケーションバー(13)により複数のログ情報の中から任意の範囲のログシーケンスを容易に選択して表示させることができる。
また、本発明の第4態様による通信端末の性能測定システム及び第44の態様による通信端末の性能測定方法によれば、取得された前記複数のログ情報を含むトレース情報を前記複数のログ情報に付与される前記時刻情報と共に記憶部(3a)に記憶する構成とすることにより、オペレータはリアルタイム及びオフタイムによる通信端末の性能測定を行うことができる。
また、本発明の第5の態様による通信端末の性能測定システム及び第45の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記複数のログ情報のそれぞれの通信システムの種別が識別可能なように前記インジケーションバー(13)を表示することにより、オペレータ各通信システムの種別をインジケーションバー(13)で識別することができる。
また、本発明の第6の態様による通信端末の性能測定システム及び第46の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記ログシーケンス表示部(4b)は、少なくとも、前記トレース情報取得部(3)によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報について前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて、前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別と通信の方向との少なくとも一方を含むトレース情報表示バー(12d)を表示することにより、オペレータはトレース情報表示バー(12d)によって示されるトレース情報の通信システムのプロトコルを構成するプレーンの種別と通信の方向とを識別することができる。
また、本発明の第7の態様による通信端末の性能測定システム及び第47の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記プレーンの種別には、前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号に含まれる試験のための各種設定情報を示すコントロール(C)プレーンと、前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号に含まれて通信されるユーザデータを示すユーザ(U)プレーンとの少なくとも一方が備えられていることにより、オペレータはCプレーンまたはUプレーンとを識別することができる。
また、本発明の第8の態様による通信端末の性能測定システム及び第48の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記トレース情報表示バー(12d)には、前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号による通信試験のための前記通信端末試験用の計測器(22)内部の設定情報を示すコンフィグ情報が含まれていることにより、オペレータはコンフィグ情報を識別することができる。
また、本発明の第9の態様による通信端末の性能測定システム及び第49の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記ログシーケンス表示部(4b)は、前記トレース情報表示バー(12d)に対応させて前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別を示す通信システム表示バー(12c)及び前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報によるタイムスタンプ(12b)を表示することにより、オペレータは所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別とそれぞれに付与された前記時刻情報によるタイムスタンプ(12b)を識別することができる。
また、本発明の第10の態様による通信端末の性能測定システム及び第50の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記通信システム表示バー(12c)上に表示する前記通信システムの種別を前記設定入力情報設定部(2)によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能に表示することにより、前記通信システムの種別を容易に識別することができる。
また、本発明の第11の態様による通信端末の性能測定システム及び第51の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記通信システム表示バー(12c)を前記所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別に対応させて色分け表示することにより、オペレータは前記通信システムの種別を容易に識別することができる。
また、本発明の第12の態様による通信端末の性能測定システム及び第52の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記トレース情報表示バー(12d)を前記所定数のログ情報に関するそれぞれの前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別に対応させて色分け表示することにより、オペレータは前記プレーンの種別を容易に識別することができる。
また、本発明の第13の態様による通信端末の性能測定システム及び第53の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記通信システムの種別に対応させて色分け表示する際に、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される色分け設定入力情報に基づいた色分け表示を可能とすることにより、オペレータは前記通信システムの種別を容易に識別することができる。
また、本発明の第14の態様による通信端末の性能測定システム及び第54の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別に対応させて色分け表示する際に、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される色分け設定入力情報に基づいた色分け表示を可能とすることにより、オペレータは前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別を容易に識別することができる。
また、本発明の第15の態様による通信端末の性能測定システム及び第55の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記プレーンの種別を前記プレーンの種別と通信の方向及び前記通信試験のための前記通信端末試験用の計測器(22)内部の設定情報を示すコンフィグ情報を含むトレース情報表示バー(12d)上の任意の位置が前記設定入力情報設定部(2)によって選択されたとき、トレース情報表示バー(12d)上の任意の位置に対応するログ情報に関する詳細情報を表示することにより、オペレータは前記プレーンの種別とコンフィグ情報に関する詳細情報を容易に認識することができる。
また、本発明の第16の態様による通信端末の性能測定システム及び第56の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記インジケーションバー(13)を前記複数のログ情報を前記所定のメッセージ情報の種類に応じてそれぞれの種類毎に色分け表示することにより、オペレータは前記インジケーションバー(13)上で前記複数のログ情報の前記所定のメッセージ情報の種類を容易に識別することができる。
また、本発明の第17の態様による通信端末の性能測定システム及び第57の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記ログシーケンス表示部(4b)は、前記所定数のログ情報が取得されたそれぞれの順番を示すインデックス情報(12a)を表示することにより、オペレータは前記所定数のログ情報が取得されたそれぞれの順番を容易に識別することができる。
この場合、インデックス情報(12a)は、取得されたそれぞれのシーケンスに対して所定の間隔で付けたり、複数の通信システムの切り替わり時に付ける等適宜表示するようにしてもよい。
また、本発明の第18の態様による通信端末の性能測定システム及び第58の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記インジケーションバー表示部(4a)は、第1のインジケーションバー(13b)によって前記所定数のログ情報を識別可能に表示すると共に、前記第1のインジケーションバー(13b)では表示しきれないログ情報がある場合に、前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた第1のインジケーションバー(13b)として表示すると共に、前記第1のインジケーションバー(13b)では表示しきれないログ情報がある場合に、第2のインジケーションバー(13a)によって前記複数のログ情報の全てを識別可能とすることなく実質的に圧縮された状態で表示する構成とすることにより、オペレータは第1のインジケーションバー(13b)によって前記所定数のログ情報のそれぞれを前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別することができると共に、前記第1のインジケーションバー(13b)では表示しきれないログ情報がある場合に、第2のインジケーションバー(13a)によって前記複数のログ情報の全てを認識することができる。
また、本発明の第19の態様による通信端末の性能測定システム及び第59の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される選択設定入力情報に基づいて前記第2のインジケーションバー(13a)上の任意の位置が選択された場合に、当該任意の位置のログ情報を含む所定範囲のログ情報を前記第1のインジケーションバー表示部(4a1)によって表示される前記第1のインジケーションバー(13b)上に拡大して表示させることにより、オペレータは目的のログ情報を素早く識別することができる。
また、本発明の第20の態様による通信端末の性能測定システム及び第60の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記インジケーションバー表示部(4a)は、前記所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記通信システムの種別に対応して複数のバーに分けて識別可能に且つ前記複数のバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた複数のインジケーションバー(13bA,13bB)によって表示することにより、オペレータは前記所定数のログ情報を前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別することができるとともに、前記通信システムの種別を容易に識別することができると共に、通信端末、例えば、携帯電話から送信された情報または試験用の計測器から送信した情報のみに着目したログシーケンスを表示させることができると共に、さらに、例えば、通信システムの種別が異なるプロトコルによる携帯電話との通信に対しても識別可能なように表示させることもできる。
本発明の第21の態様による通信端末の性能測定システム及び第61の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記インジケーションバー表示部(4a)は、前記所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて通信の方向の上り、下りの2つのバーに分けて識別可能に且つ前記2つのバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた2つのインジケーションバー(13bC,13bD)として表示することにより、オペレータは前記所定数のログ情報を前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別することができると共に、それらの通信の方向の上り、下りを容易に識別することができる。
本発明の第22の態様による通信端末の性能測定システム及び第62の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記インジケーションバー表示部(4a)は、前記所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記通信システムの種別に対応して複数のバーに分けて識別可能に且つ通信の方向の上り、下りの2つのバーに分けて識別可能に且つ前記2つのバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた複数のインジケーションバー(13bA,13bB,13bC,13bD)として表示することにより、オペレータは前記所定数のログ情報を前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別することができると共に、それらの通信システムの種別及び通信の方向の上り、下りを容易に識別することができる。
本発明の第23の態様による通信端末の性能測定システム及び第63の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記インジケーションバー表示部(4a)は、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される設定入力情報に基づいて、任意のログ情報の検索が選択された場合に、前記第1のインジケーションバー(13b)の表示に対応するログ情報から当該任意のログ情報を検索を指示すると共に、前記検索によって見つけ出されたログ情報の前記第1のインジケーションバー(13b)上での位置する箇所を前記第1のインジケーションバー(13b)に識別可能に表示することにより、オペレータは目的のログ情報を容易に識別することができる。
本発明の第24の態様による通信端末の性能測定システム及び第64の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する前記第1のインジケーションバー(13b)の該当箇所を点滅表示することにより、オペレータは目的のログ情報を容易に識別することができる。
本発明の第25の態様による通信端末の性能測定システム及び第65の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記ログシーケンス表示部(4b)は、前記ログシーケンス(12)として、前記検索によって複数のログ情報が見つけ出されたとき、当該複数のログ情報のうち最初のログ情報の位置する箇所のログシーケンス(12)を表示することにより、オペレータは目的のログシーケンス(12)を容易に識別することができる。
本発明の第26の態様による通信端末の性能測定システム及び第66の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される設定入力情報による検索条件に基づいて、任意のログ情報の検索が選択された場合に、前記第2のインジケーションバー(13a)の表示に対応するログ情報から当該任意のログ情報の検索が開始され、前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する箇所を前記第2のインジケーションバー(13a)に識別可能に表示すると共に、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される設定入力情報に基づいて、前記第2のインジケーションバー(13a)上で識別可能に表示されている箇所が選択された場合に、前記第1のインジケーションバー(13b)上に前記検索条件と一致する該当箇所を識別可能に表示することにより、オペレータは目的のログ情報を素早く検索することができる。
本発明の第27の態様による通信端末の性能測定システム及び第67の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する前記第2のインジケーションバー(13a)の該当箇所を点滅表示すると共に、前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する前記第1のインジケーションバー(13b)上の該当箇所を点滅表示することにより、オペレータは検索結果をより明確に識別することができるので、目的のログ情報が存在する箇所を容易に識別することができる。
本発明の第28の態様による通信端末の性能測定システム及び第68の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記ログシーケンス表示部(4b)は、前記ログシーケンス(12)として、前記検索によって複数のログ情報が見つけ出されたとき、当該複数のログ情報のうち最初のログ情報の位置する箇所のログシーケンス(12)を表示することにより、オペレータは複数の操作を行うことなしに素早く該当するログシーケンスを確認することができる。
この場合、オペレータが表示画面上でマウスによるクリックやキー操作により検索に該当したログ情報の次の箇所の表示に移行させることができるようにしてもよい。
さらに、オペレータがログシーケンス表示上で検索に該当したログ情報の表示位置を表示画面の先頭または中央または末尾のいずれかに表示させることによって、前後のログシーケンスを確認することができるようにしてもよい。
本発明の第29の態様による通信端末の性能測定システム及び第69の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記インジケーションバー表示部(4a)は、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される設定入力情報に基づいて、予め、検索を目的とするトレース情報の条件としてのトリガー情報を内部的に設定可能とすると共に、前記トレース情報取得部(3)から、予め設定された前記トリガー情報に一致したトレース情報が得られたときに、前記第1のインジケーションバー(13b)上の該当箇所の位置を識別可能に表示することにより、オペレータは任意のトリガー情報と条件が一致するログ情報をより明確に識別することができるので、目的のログ情報が存在する箇所を容易に識別することができる。
この場合、ログシーケンス表示上で任意のトリガー情報と条件が一致するログ情報の表示位置を表示画面の先頭または中央または末尾のいずれかに表示することにより、オペレータが前後のログシーケンスを確認することができるようにしてもよい。
本発明の第30の態様による通信端末の性能測定システム及び第70の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記インジケーションバー表示部(4a)は、前記トレース情報取得部(3)から、予め設定された前記トリガー情報と一致するトレース情報が得られたときに、前記第1のインジケーションバー(13b)上の該当箇所の位置を点滅表示することにより、オペレータは目的のログ情報が存在する箇所を容易に識別することができる。
本発明の第31の態様による通信端末の性能測定システム及び第71の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記ログシーケンス表示部(4b)は、前記ログシーケンス(12)として、前記トレース情報取得部(3)から、予め設定された前記トリガー情報と一致するトレース情報が得られたときに、当該トレース情報に含まれるログ情報のログシーケンス(12)を表示することにより、オペレータは目的のログシーケンス(12)を容易に識別することができる。
本発明の第32の態様による通信端末の性能測定システム及び第72の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記ログシーケンス表示部(4b)は、前記ログシーケンス(12)として、前記トレース情報に含まれる複数のログ情報が無通信状態時のログ情報を含むとき、当該無通信状態時のログ情報のレコードを省いて前記ログ情報のログシーケンス(12)を表示することにより、無通信状態が継続して続く場合に、ログシーケンスが無通信状態のログを表示し続けないようにすることができるため、実際の通信状態のログ情報を集中して表示することができると共に、オペレータは各ログ情報のタイムスタンプの間隔により無通信状態の時間を判別することができる。
本発明の第33の態様による通信端末の性能測定システム及び第73の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記タスクバー表示部(4c)は、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される選択設定入力情報に基づいて、前記インジケーションバー表示部(4a)によって表示されるインジケーションバー(13)の近傍に、前記ログシーケンス表示部(4b)によって現在の時点で表示されている前記ログシーケンス(12)の範囲を示すタスクバー(14)を表示することにより、現在表示されているログシーケンスの範囲が、インジケーションバー(13)上のどの範囲を示しているかをオペレータが識別可能なようにタスクバー(14)を表示することができるため、オペレータはインジケーションバー(13)上で示されている複数のログ情報のうち、表示しているログ情報がどの程度を占めているかを視覚的に認識することができると共に、タスクバー(14)を移動させることによって連動してログシーケンス表示が行われる範囲を変更させることができる。
本発明の第34の態様による通信端末の性能測定システム及び第74の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記タスクバー表示部(4c)は、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される選択設定入力情報に基づいて、前記インジケーションバー表示部(4a)によって表示されるインジケーションバー(13)の近傍に、前記ログシーケンス表示部(4b)によって現在の時点で表示されている前記ログシーケンス(12)の先頭をポイントで示すタスクバー(14)を表示することにより、インジケーションバー(14)上の任意の場所を選択して対応するログ情報を表示することができるため、オペレータは複数の操作を行うことなしにより多くのログ情報を確認することができる。
本発明の第35の態様による通信端末の性能測定システム及び第75の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記複数のログ情報において、前記所定のメッセージ情報の種類が同一で且つ前記通信システムの種別が同一であるログ情報が連続する場合に、前記第1のインジケーションバー(13b)上で当該連続したログ情報を一つのログ情報に対応する長さを圧縮して表示することにより、インジケーションバー(14)上でより多くのログ情報を表示することができるため、オペレータは複数の操作を行うことなしに、より多くのログ情報を確認することができる。
本発明の第36の態様による通信端末の性能測定システム及び第76の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記複数のログ情報が無通信状態時のログ情報を含むとき、当該無通信状態時のログ情報のレコードを含めて全体のログ情報を前記第1のインジケーションバー(13b)上に表示することにより、オペレータはインジケーションバー(13)上で全体のログ情報の実レコード量を見ることができる。
また、本発明の第37の態様による通信端末の性能測定システム及び第77の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記第2のインジケーションバー(13a)を、前記第1のインジケーションバー(13b)上で表示可能な範囲毎に複数の範囲に区切って表示することにより、第1のインジケーションバー(13b)の範囲毎に切り換え表示することができるため、オペレータはログ情報の表示を末尾まで素早く移動させて確認することができる。
また、本発明の第38の態様による通信端末の性能測定システム及び第78の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される設定入力情報に基づいて、前記第1のインジケーションバー(13b)を該第1のインジケーションバー(13b)の近傍に表示される前記タイムスタンプ(12b)及び前記インデックス情報(12a)の少なくとも一方と連動させて表示することにより、オペレータは第1のインジケーションバー(13b)上のログ情報を前記タイムスタンプ(12b)及び前記インデックス情報(12a)との関連において識別することができる。
また、本発明の第39の態様による通信端末の性能測定システム及び第79の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記設定入力情報設定部(2)によって設定される設定入力情報に基づいて、前記第2のインジケーションバー(13a)を該第2のインジケーションバー(13a)の近傍に表示される前記タイムスタンプ(12b)及び前記インデックス情報(12a)の少なくとも一方と連動させて表示することにより、オペレータは第2のインジケーションバー(13a)上のログ情報を前記タイムスタンプ(12b)及び前記インデックス情報(12a)との関連において識別することができる。
また、本発明の第40の態様による通信端末の性能測定システム及び第80の態様による通信端末の性能測定方法によれば、前記設定入力情報設定部(2)は、前記表示器(5)の表示画面上に表示されているソフトキーからなるStartキー(11a)、Stopキー(11b)、Optionキー(11c)、Findキー(11d)、Saveキー(11e)及びLoadキー(11f)を含む複数の操作キー(11)を有していることにより、オペレータによる各種の操作や設定が容易となる。
[図1]図1は、本発明に係る通信端末の性能測定システムの一実施形態の基本的な概略構成を示すブロック図である。
[図2]図2は、本発明に係る通信端末の性能測定システムの一実施形態の詳細な構成を示す機能ブロック図である。
[図3]図3は、本発明に係る通信端末の性能測定システムの基本的な表示画面の構成を例示する図である。
[図4]図4は、本発明に係る通信端末の性能測定システムのトレース取得開始前の表示画面を例示する図である。
[図5]図5は、本発明に係る通信端末の性能測定システムのトレース取得開始直後の表示画面を例示する図である。
[図6]図6は、本発明に係る通信端末の性能測定システムのトレース取得終了直後の表示画面を例示する図である。
[図7]図7は、本発明に係る通信端末の性能測定システムのタスクバーを任意の位置までドラッグした場合の表示画面を例示する図である。
[図8]図8は、本発明に係る通信端末の性能測定システムの第1のインジケーションバーの任意の位置を選択した直後の表示画面を例示する図である。
[図9]図9は、本発明に係る通信端末の性能測定システムの操作キーのオプションキーを押して、さらに第1のインジケーションバー設定を選択した場合の表示画面を例示する図である。
[図10]図10は、本発明に係る通信端末の性能測定システムの第1のインジケーションバーを複数の通信システムに対応させて分割する場合の表示画面を例示する図である。
[図11]図11は、本発明に係る通信端末の性能測定システムの第1のインジケーションバーを通信方向の上りと下りとで2分割する場合の表示画面を例示する図である。
[図12]図12は、本発明に係る通信端末の性能測定システムの第1のインジケーションバーを通信方向の上りと下りとで2分割すると共に、複数の通信システムに対応させてさらに分割する場合の表示画面を例示する図である。
[図13]図13は、本発明に係る通信端末の性能測定システムのUプレーン及び無線通信10ラインで1ピクセルとなるように第1のインジケーションバーを設定した場合の表示画面を例示する図である。
[図14]図14は、本発明に係る通信端末の性能測定システムの第1のインジケーションバーをログ取得時間に連動するように設定した場合の表示画面を例示する図である。
[図15]図15は、本発明に係る通信端末の性能測定システムの操作キーのオプションキーを押して、さらに通信システムの設定を選択した場合の表示画面を例示する図である。
[図16]図16は、本発明に係る通信端末の性能測定システムのトレースする通信システムをW−CDMAのみにした場合の表示画面を例示する図である。
[図17]図17は、本発明に係る通信端末の性能測定システムの操作キーのオプションキーを押して、さらに色の配置換えを選択した場合の表示画面を例示する図である。
[図18]図18は、本発明に係る通信端末の性能測定システムの色の配置を換えた場合の表示画面を例示する図である。
[図19]図19は、本発明に係る通信端末の性能測定システムの操作キーのオプションキーを押して、さらにタスクバー設定を選択した場合の表示画面を例示する図である。
[図20]図20は、本発明に係る通信端末の性能測定システムのタスクバーに画面バーを設定した場合の表示画面を例示する図である。
[図21]図21は、本発明に係る通信端末の性能測定システムの操作キーのファインドキーで目的とするトレース情報を指定する場合と、トリガーキーで予め目的とするトレース情報を設定しておき、該当するログにヒットしたときの表示画面を例示する図である。
[図22]図22は、本発明に係る通信端末の性能測定システムの基本的な操作の流れを示すフローチャートである。
[図23]図23は、本発明に係る通信端末の性能測定システムのタスクバーで目的のログを見つけるときの操作の流れを示すフローチャートである。
[図24]図24は、本発明に係る通信端末の性能測定システムにおいてデータをロードしてから目的のログを見つけるときの操作の流れを示すフローチャートである。
[図25]図25は、本発明に係る通信端末の性能測定システムにおいて目的のログを見つけるときの検索条件を設定するための表示画面を例示する図である。
[図26]図26は、従来の通信端末の性能測定システムの概略構成図である。
[図27]図27は、特許文献1に開示される従来の通信端末の性能測定装置によるトレース情報の表示例を示す図である。
以下、本発明による通信端末の性能測定システムの好適な実施の形態が図1乃至図25を参照しながら説明される。
図1は本発明に係る通信端末の性能測定システムの一実施の形態による基本的な概略構成を示すブロック図であり、図2は図1の詳細な機能ブロック図である。
図3乃至図21及び図25は本発明に係る通信端末の性能測定システムの表示画面の各表示例を示す図である。
図22乃至図24は本発明に係る通信端末の性能測定システムにおける操作の流れを示すフローチャートである。
本発明の一実施の形態による通信端末の性能測定システム1は、製品として開発中の通信端末の性能評価試験にあたって、互いに異なる通信プロトコル種別を有する複数の通信システム、具体的にはW−CDMA(Wideband−Code Division Multiple Access:広帯域符号分割多元接続方式)やGSM(Global System for Mobile communication:ディジタル携帯電話システム方式)で携帯電話等の被評価用の通信端末と通信試験した際に得られるトレース情報の表示を様々な形態で行うものである。
すなわち、図1に示すように、本発明による通信端末の性能測定システム1は、基本的には、被評価用の通信端末21の接続状態における通信システムの種別に対応した所定の性能測定用の一連の手順を保有し、その手順に沿った通信試験を行うための内部設定情報であるConfig情報と、所定のメッセージ情報とを含む一連の試験信号を前記被評価用の通信端末21に送信し、該被評価用の通信端末21から前記所定の性能測定用の一連の試験信号に対応した所定のメッセージ情報を含む一連の応答信号を受信する通信端末試験用の計測器22と、前記通信端末試験用の計測器22によって送信された前記一連の試験信号及び前記試験用の計測器22によって受信された前記一連の応答信号のそれぞれの前記所定のメッセージ情報に基づいたログ情報の内容と種類に関する情報を有する複数のログ情報を含むトレース情報を取得すると共に、前記トレース情報に含まれる複数のログ情報に前記所定のメッセージ情報のそれぞれが取得された時刻を表す時刻情報を付与するトレース情報取得部3と、前記トレース情報取得部3によって取得された前記複数のログ情報を含むトレース情報を所定の形態で表示器5に表示するトレース情報表示処理制御部4と、前記トレース情報取得部3及び前記トレース情報表示処理制御部4に対して所定の設定入力情報を設定する設定入力情報設定部2とを有している。
また前記トレース情報表示処理制御部4は、前記トレース情報取得部3によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記複数のログ情報のそれぞれに付与されている前記時刻情報に基づいて時系列に並べたインジケーションバー13を表示するインジケーションバー表示部4aと、前記トレース情報取得部3によって取得された前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報についての前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号の流れを前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定数のログ情報のそれぞれに付与されている前記時刻情報によるタイムスタンプ12bを有するログシーケンス12として前記インジケーションバー13と関連付けて表示するログシーケンス表示部4bとを備えている。
前記トレース情報表示処理制御部4は、好ましくは、前記トレース情報取得部3及び前記トレース情報表示処理制御部4の少なくとも一方に対して所定の設定入力情報を設定する設定入力情報設定部2をさらに備えている。
前記トレース情報表示処理制御部4は、好ましくは、前記インジケーションバー表示部4aによって表示される前記インジケーションバー13上の任意の位置を前記設定入力情報設定部2によって設定される前記設定入力情報に基づいて選択可能とする後述する図3に示すようなタスクバー14を表示するタスクバー表示部4cをさらに備えている。
前記トレース情報取得部3は、好ましくは、該トレース情報取得部3によって取得される前記複数のログ情報を含むトレース情報を該トレース情報取得部3によって前記複数のログ情報に付与される前記時刻情報と共に記憶する記憶部3aを含んでいる。
前記ログシーケンス表示部4bは、好ましくは、前記トレース情報取得部3によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報について前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて、前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別と通信の方向との少なくとも一方を含むトレース情報表示バー12dを後述する図3に示すように表示するトレース情報表示バー表示部4b3を備えている。
また、前記ログシーケンス表示部4bは、好ましくは、前記トレース情報取得部3によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別を示す通信システム表示バー12cを後述する図3に示すように前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて、前記トレース情報表示バー表示部4b3によって表示される前記トレース情報表示バー12dに対応させて表示する通信システム表示バー表示部4b2と、前記トレース情報表示バー表示部4b3によって表示される前記トレース情報表示バー12及び前記通信システム表示バー表示部4b2によって表示される前記通信システム表示バー12cに対応させて前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報によるタイムスタンプ12bを後述する図3に示すように表示するタイムスタンプ表示部4b1とをさらに備えている。
また、前記ログシーケンス表示部4bは、好ましくは、前記トレース情報取得部3によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報が取得されたそれぞれの順番を示す後述する図3に示すようなインデックス情報12aを前記トレース情報表示バー表示部4b3によって表示される前記トレース情報表示バー12d及び前記通信システム表示バー表示部4b2によって表示される前記通信システム表示バー12cに対応させてタイムスタンプ12bと共に表示するインデックス情報表示部4b4をさらに備えている。
また、前記インジケーションバー表示部4aは、好ましくは、前記トレース情報取得部3によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた後述する図20に示すような第1のインジケーションバー13bとして表示する第1のインジケーションバー表示部4a1と、前記第1のインジケーションバー表示部4a1によって表示される前記第1のインジケーションバー13bでは表示しきれないログ情報がある場合に、前記トレース情報取得部3によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報の全てを前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能とすることなく実質的に圧縮された状態でそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた後述する図20に示すような第2のインジケーションバー13aとして前記第1のインジケーションバー13bに対応させて表示する第2のインジケーションバー表示部4a2とを備えている。
また、前記インジケーションバー表示部4aは、好ましくは、前記インジケーションバー表示部4aは、前記第2のインジケーションバー表示部4a2によって表示された前記第2のインジケーションバー13a上の任意の位置を前記設定入力情報設定部2によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能に表示すると共に、前記設定入力情報設定部2によって設定される選択設定入力情報に基づいて前記第2のインジケーションバー13a上の任意の位置が選択された場合に、当該任意の位置のログ情報を含む所定範囲のログ情報を前記第1のインジケーションバー表示部4a1によって表示される前記第1のインジケーションバー13b上に拡大して表示させる。
また、前記インジケーションバー表示部4aは、好ましくは、前記設定入力情報設定部2によって設定される設定入力情報に基づいて、前記トレース情報取得部3によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記通信システムの種別に対応して複数のバーに分けて識別可能に且つ前記複数のバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた後述する図10に示すような複数のインジケーションバー13bA,13bBとして表示する複数のインジケーションバー表示部4a3を備えている。
また、前記インジケーションバー表示部4aは、好ましくは、前記設定入力情報設定部2によって設定される設定入力情報に基づいて、前記トレース情報取得部3によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記通信システムの種別に対応して複数のバーに分けて識別可能に且つ通信の方向の上り、下りの2つのバーに分けて識別可能に且つ前記2つのバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた後述する図12に示すような複数のインジケーションバー13bA,13bB,13bC,13bDとして表示する複数のインジケーションバー表示部4a3を備えている。
さらに、また、前記インジケーションバー表示部4aは、好ましくは、前記設定入力情報設定部2によって設定される設定入力情報に基づいて、前記トレース情報取得部3によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて通信の方向の上り、下りの2つのバーに分けて識別可能に且つ前記2つのバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた後述する図11に示すような2つのインジケーションバー13bC,13bDとして表示する2つのインジケーションバー表示部4a4を備えている。
なお、以上において、トレース情報表示処理制御部4内に備えられているとしたインジケーションバー表示部4a、ログシーケンス表示部4b及びタスクバー表示部4cは、後述する図2におけるトレース情報表示処理制御部4の表示制御部4F内にソフトウェア的に実現される構成として備えられているものとする。
また、図2におけるトレース情報表示処理制御部4の該当箇所検出部4A、抽出部4B、識別部4C、3つの編集部4D、位置生成部4Eもソフトウェア的に実現される構成である。
そして、本実施の形態による通信端末の性能測定システム1は、図1及び図2に示すように、被評価用の通信端末21と接続される通信端末試験用の計測器22と、この通信端末試験用の計測器22と接続されるトレース情報取得部3と、このトレース情報取得部3と接続されるトレース情報表示処理制御部4と、これらトレース情報取得部3とトレース情報表示処理制御部4とに接続される設定入力情報設定部2と、前記トレース情報表示処理制御部4と接続される表示器5とを備えて概略構成されている。
ここで、通信端末試験用の計測器22は、基本的には、被評価用の通信端末21の接続状態における複数の通信システムに対応した所定の性能測定用の一連の手順を保有し、その手順に沿った通信試験を行うための内部設定(Config)情報及び所定のメッセージ情報を含む一連の試験信号を前記被評価用の通信端末21に送信し、該被評価用の通信端末21から前記所定の性能測定用の一連の試験信号に対応した所定のメッセージ情報を含む一連の応答信号を受信するものであればよく、図26に示した従来の通信端末試験用の計測器22または上記特許文献1に開示されている試験装置等、特には、非特許文献1に開示されているシグナリングテスタを使用することができる。
[非特許文献1]アンリツ株式会社製シグナリングテスタ「MD8470A」(カタログNo.MD8470A−E−A−1−(1.00)プリンテッド イン ジャパン 2004.7 W/CDT)
また、上記概略構成のうち、設定入力情報設定部2と、トレース情報取得部3と、表示処理制御部4と、表示器5とは、具体的には、例えば、パーソナルコンピュータ等に搭載されて実現されていても良いし、通信端末試験用の計測器22の内部に構成して実現されていても良い。
従って、設定入力情報設定部2には、マウスやキーボードなどの入力装置(図示せず)が付帯されているものとする。
そして、設定入力情報設定部2は、具体的には、その一つの要素として、後述する図3に示すように、表示器5の表示画面(図3乃至図21において、画面1と表記されている通常表示用の画面、以下画面1と併記する)の上端部に表示されている複数の操作キー11を有している。
図3において、複数の操作キー11は、操作キー表示部(図示せず)によって表示器5の表示画面(画面1)に、横一列に配置されて表示されているソフトキーからなるスタート(Start)キー11a、ストップ(Stop)キー11b、オプション(Option)キー11c、ファインド(Find)キー11d、セーブ(Save)キー11e及びロード(Load)キー11fで構成される。
Startキー11aは、後述するように、トレース情報の取得を開始する際に、オペレータによって操作される。
Stopキー11bは、後述するように、トレース情報の取得を停止する際に、オペレータによって操作される。
Optionキー11cは、後述するように、インジケーションバー13の設定、取得するトレース情報から表示する通信システムの種別の設定、表示する各通信システムの色の配置の設定、タスクバー14の設定、検索条件の設定、トリガキーの設定等を行う際に、オペレータによって操作される。
Findキー11dは、後述するように、トレース情報の中から目的のトレース情報を検索する際に操作される。
Saveキー11eは、後述するように、取得したトレース情報を別のファイルとしてトレース情報取得部3の記憶部3aに保存する際に、オペレータによって操作される。
Loadキー11fは、後述するように、予め、取得してトレース情報取得部3の記憶部3aにログファイルとして保存されているトレース情報を読み出す際に、オペレータによって操作される。
これらの複数の操作キー11は、それぞれ、トレース情報表示処理制御部4の表示制御部4Fにそれらの操作情報を出力する。
設定入力情報設定部2は、上記操作キー11の以外の要素として、図2に示すように、選択部2a、通信システム切替部(GSM/W−CDMA切替部)2b、位置切替部(上/下切替部)2c、検索条件設定部2d、トリガーキー設定部2eを備えている。
ここで、選択部2aは、後述するように、表示器5に表示される表示画面(画面1)内のポインタ(不図示)を、オペレータが、例えば、パーソナルコンピュータ等に付帯されているマウスやキーボードなどで移動させることによって、表示画面内のログシーケンス12やインジケーションバー13やタスクバー14上の任意の位置を選択するのに応じて、そのときの選択位置情報を後述するトレース情報表示処理制御部4の表示制御部4Fに出力する。
通信システム切替部2bは、前述したOptionキー11cの操作によって取得したトレース情報から表示する通信システム種別の設定時において、オペレータが、後述するように、取得したトレース情報から表示する通信システムのプロトコル種別(通信システム種別)であるW−CDMA(図示ではWと略記)とGSM(図示ではGと略記)の切り替えを行うのに用いられ、そのときの切替情報を後述する表示処理制御部4の抽出部4Bに出力する。
位置切替部2cは、後述するように、表示器5に表示される表示画面(画面1)内のポインタ(不図示)を、オペレータが、例えば、マウスやキーボードなどで移動させることによって表示器5の表示画面(画面1)にインジケーションバー13と共に表示されるタスクバー14を上下にスクロール(あるいはドラッグ)したときに、そのスクロール(あるいはドラッグ)に伴う移動量を示す位置切替情報を後述する表示処理制御部4の抽出部4Bに出力する。
検索条件設定部2dは、前述したOptionキー11cの操作によって取得されたトレース情報から検索するための検索条件の設定の設定時において、オペレータが、後述するように、所定の検索条件の設定を行うのに用いられ、そのときの検索条件を後述する表示処理制御部4の該当箇所検出部4Aに出力する。
トリガーキー設定部2eは、前述したOptionキー11cの操作によって取得中のトレース情報を随時トリガーキーに基づいて検索するためのトリガーキー設定の設定時において、オペレータが、後述するように、所定のトリガーキーの設定を行う際に検索条件設定部2dと共に用いられ、そのときのトリガーキーの設定及び検索条件を後述する表示処理制御部4の該当箇所検出部4Aに出力する。
トレース情報取得部3の記憶部3aは、携帯電話等の被評価用の通信端末21と通信端末試験用の計測器22との間の通信試験によって得られる通信に係る情報(Config情報等を含む)を取得した時刻情報(タイムスタンプ)と共にそれぞれログ情報をログファイルとして記憶することにより、取得したトレース情報を用いてオペレータによるリアルタイムでの通信端末21の性能評価を行うことを可能とすると共に、取得済みのトレース情報を遡及してオペレータに見せることができる。
また、トレース情報取得部3の記憶部3aは、予め取得されたトレース情報をログファイルとして記憶していることにより、オペレータに対してオフタイムでの通信端末21の性能評価を行うことを可能としている。
トレース情報表示処理制御部4は、該当箇所検出部4A、抽出部4B、識別部4C、3zk編集部4D、位置生成部4E、表示制御部4Fを備えている。
該当箇所検出部4Aは、設定入力情報設定部2の選択部2aからの選択位置情報に基づいて表示制御部4Fから入力される情報より該当部分を検出し、この検出情報を位置生成部4E及びトレース情報取得部3の記憶部3aに出力する。
そして、トレース情報取得部3の記憶部3aは、該当箇所検出部4Aからの検出情報に応じたログ情報を読み取って抽出部4Bに出力する。
抽出部4Bは、設定入力情報設定部2のシステム切替部2bと位置切替部2cから通信システム切替情報や位置切替情報が入力されており、これらの切替情報や該当箇所検出部4Aからの検出情報に基づいてトレース情報取得部3の記憶部3aから読み取られたログ情報の中から表示器5での表示に必要な情報を抽出する。
識別部4Cは、抽出部4Bによって抽出された情報に基づいて、Config及びメッセージのCプレーンとUプレーンとを識別している。
ここで、Configは、通信端末試験用の計測器22が所定の通信システムで被評価用の通信端末21と通信を行うための内部設定情報である。
また、Cプレーン(コントロールプレーン)は、被評価用の通信端末21の使用周波数や通話タイミング等の通信端末21との通話前の各種制御情報を示している。
さらに、Uプレーン(ユーザープレーン)は、ユーザー情報(通話データ等)を示している。
編集部4Dは、識別情報編集部4D1、シナリオメッセージ編集部4D2、コンフィグ情報編集部4D3を備えている。
識別情報編集部4D1は、識別部4Cからの識別情報に基づき、インジケーションバー13の生成の他、ログシーケンス12及びインジケーションバー13の色分けや分割数等を編集し、これらの編集情報を表示制御部4Fに出力する。
シナリオメッセージ編集部4D2は、表示器5の表示画面(図3において、画面2と表記されている詳細情報表示用の画面、以下画面2と併記する)に表示すべきトレース情報取得部3の記憶部3aからのトレース情報のシナリオメッセージ及び付随するパラメータの詳細についての表示のための編集をして表示制御部4Fに出力する。
このシナリオメッセージ編集部4D2の編集によって表示器5の表示画面(画面2)に表示されたシナリオメッセージ等にエラーがある場合には、通信端末試験用の計測器22側でのシナリオメッセージ等の訂正が容易となる。
コンフィグ情報編集部4D3は、表示器5の表示画面(画面2)に表示すべきトレース情報取得部3の記憶部3aからのトレース情報に基づいてコンフィグ情報として携帯電話等の被評価用の通信端末21と通信端末試験用の計測器22とが通信するために計測器22の初期設定に使用されたコンフィグ情報の詳細内容を編集して表示制御部4Fに出力する。
位置生成部4Eは、該当箇所検出部4Aからの検出情報に基づいてインジケーションバー13の表示位置を示す位置情報を表示制御部4Fに出力する。
表示制御部4Fは、設定入力情報設定部2の選択部2aからの選択位置情報に基づく該当箇所検出部4Aからの検出情報、編集部4Aからの各種編集情報、位置生成部4Eからの位置情報に基づいて、図3乃至図21及び図25に示すような所定の形態でトレース情報の表示及び設定表示を行うべく表示器5の表示内容を制御する。
なお、表示制御部4Fには、図1に示したトレース情報表示処理制御部4内に備えられているとしたインジケーションバー表示部4a、ログシーケンス表示部4b及びタスクバー表示部4cとがソフトウェア的に実現される構成として備えられているものとする。
表示器5は、設定入力情報設定部2からの設定情報に基づき、表示制御部4Fの制御によって図3乃至図21及び図25に示すような各種の表示画面(画面1や画面2)の表示を行っている。
すなわち、ここに、トレース情報表示処理制御部4の表示制御部4F内には、図1に示したようなインジケーションバー表示部4a、ログシーケンス表示部4b及びタスクバー表示部4cが、図2の表示処理制御部4の該当箇所検出部4A、抽出部4B、識別部4C、編集部4D、位置生成部4E、表示制御部4F等を含む機能的な構成によってソフトウェア的に実現されることになる。
なお、表示器5の表示画面のうち画面2は、画面1と同様に表示画面全体の表示領域とする他、図3に示すように、画面1上にポップアップ表示して表示画面の一部を表示領域とすることもできる。
図3に示すように、表示器5の表示画面(画面1)には、複数の操作キー11が表示制御部4F内の操作キー表示部(図示せず)によって、表示画面(画面1)の上端部に横一列に整列配置して表示される。
また、表示器5の表示画面(画面1)には、トレース情報取得部3によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報がそれぞれの種類毎に区分けして識別可能にそれぞれのタイムスタンプに基づいて時系列に並べられたインジケーションバー13がインジケーションバー表示部4aによって表示される。
また、表示器5の表示画面(画面1)には、トレース情報取得部3によって取得されたトレース情報のログシーケンス12がログシーケンス表示部4bによって表示される。
この際、ログシーケンス表示部4bによって表示されるログシーケンス12と、インジケーションバー表示部4aによって表示されるインジケーションバー13とは、表示画面(画面1)上に互いに関連付けられて並列的に表示される。
このログシーケンス表示部4bによって表示されるログシーケンス12と、インジケーションバー表示部4aによって表示されるインジケーションバー13とは、表示器5の表示画面(画面1)上において、トレース情報の1つのログ情報が取得される度に同時に更新表示される。
図3に示すように、ログシーケンス表示部4bによって表示画面(画面1)に表示されるログシーケンス12は、取得した通信システムの種別(トレースした通信システムのプロトコル種類)が通信システム表示バー表示部4b2によって表示される通信システム表示バー12cと、通信システムの通信の内容として通信を行うための設定情報であるConfig情報と、通信システムのプロトコルを構成するプレーンの種別と、通信の方向とがトレース情報表示バー表示部4b3によって前記通信システム表示バー12cと対応して表示されるトレース情報表示バー12dと、インデックス情報表示部4b4によって前記通信システム表示バー12c及びトレース情報表示バー12dと対応して表示されるインデックス情報としてのトレース取得番号12aと、各シーケンスを取得した時刻(トレース取得時刻)がタイムスタンプ表示部4b1によって前記通信システム表示バー12c及びトレース情報表示バー12dと対応して表示されるタイムスタンプ12bとで構成される。
ログシーケンス12の表示において、通信システム表示バー12cとトレース情報表示バー12dとは種類に応じて色分け表示される。
例えば、図3の例では、通信システム表示バー12cとトレース情報表示バー12dにおいて、トレース取得番号1と6がConfig情報として白、トレース取得番号2,3,7,8がCプレーンの情報として赤、トレース取得番号4,5,9がUプレーンの情報として青で互いに色分け表示される。
また、ログシーケンス表示部4bは、ログシーケンス12の表示において、トレース情報表示バー12dの任意の位置がオペレータによって選択されると、その選択されたシーケンスの詳細情報を、例えば、図3に示すような形式で表示画面(画面2)に拡大してポップアップ表示する。
なお、このシーケンスの詳細情報を表示する際には、ログシーケンス12の任意のレコードを、オペレータが、例えば、マウス等のクリックによって選択すれば良く、上述したトレース情報表示バー12d以外にもトレース取得番号12a、タイムスタンプ12b、通信システム表示バー12cの任意の位置をオペレータがクリックによって選択しても当該シーケンスの詳細情報を表示させることができる。
図3に示すように、インジケーションバー13は、ログシーケンス12の表示と並行して(図3では、ログシーケンス12の表示の右側)、第1のインジケーションバー表示部4a1によって表示される第1のインジケーションバー(IB−1)13bと、第2のインジケーションバー表示部4a2によって表示される第2のインジケーションバー(IB−2)13aとを備えている。
第1のインジケーションバー13bは、トレース情報取得部3によって取得したトレース情報のログファイルに含まれる複数のログ情報を時系列に識別可能となるように、第1のインジケーションバー表示部4a1によって表示されている。
図3の例において、第1のインジケーションバー13bは、第1のインジケーションバー表示部4a1によってトレース取得番号1乃至24のログ情報がログシーケンス12の一部にほぼ対応して色分け表示と表示されている。
その際、第1のインジケーションバー13bの近傍(図示では右側)には、タスクバー表示部4cによってタスクバー14が表示される。
また、このタスクバー14の位置に対応するログ情報のログシーケンス12を先頭にしてトレース取得番号1乃至9のログシーケンス12がログシーケンス表示部4bによって表示される。
なお、ログシーケンス表示部4bは、ログシーケンス12の表示の際、無通信状態時のログ情報のレコードを表示しないように設定されている。
例えば、図3に示すように、第1のインジケーションバー13bのトレース取得番号5と6の間(図3では灰色部分)は無通信状態を示しているのに対し、ログシーケンス12としてトレース取得番号5と6の間のログ情報のレコードは表示されない。
なお、トレース取得番号は、無通信状態のログ情報に対しても付されるように設定されていても良い。
第2のインジケーションバー13aは、第1のインジケーションバー13bが長すぎて表示画面(画面1)内に収まらないときに用いられるように、第2のインジケーションバー表示部4a2によって表示される。
図3の例では、第2のインジケーションバー13aには、トレース取得番号1乃至214のログ情報が表示されている。
この第2のインジケーションバー13aの任意の個所(バー表示の任意個所)が、前述したと同様にして、オペレータによって選択されると、その選択された部分に該当する範囲の第1のインジケーションバー13bが第1のインジケーションバー表示部4a1によって第2のインジケーションバー13aと並行して表示される。
図3の例では、第2のインジケーションバー13aのログ情報1乃至24のいずれかの部分が選択されると、第1のインジケーションバー表示部4a1によって第1のインジケーションバー13bのトレース取得番号1乃至24のログ情報が色分け表示される。
そして、ログシーケンス表示部4bによって、タスクバー14が位置するトレース取得番号1を先頭とし、第1のインジケーションバー13bの各ログ情報の色と対応してトレース取得番号1乃至9のログシーケンス12が色分け表示される。
このように、第2のインジケーションバー13aは、第2のインジケーションバー表示部4a2によって、トレース情報取得部3の記憶部3aに記憶された通信試験1回分に相当するログファイルに含まれる全てのログ情報を含んだ状態として表示される。
そして、第1のインジケーションバー13bは、第1のインジケーションバー表示部4a1によって、第2のインジケーションバー13aから選択された任意のログ情報を含む所定範囲(例えば、第1のインジケーションバー13bの表示可能範囲)のログ情報が拡大して表示される。
また、第2のインジケーションバー13aは、第2のインジケーションバー表示部4a2により、所定範囲を区切って表示するように設定されていても良い。
次に、上記構成による通信端末の性能測定システム1の基本的な操作の流れが、図22に示されるフローチャートを参照しながら説明される。
図4に示すように、表示器5の表示画面(画面1)は、トレース情報のログ取得前では、前述した操作キー表示部及び初期画面設定部(図示せず)によって表示される操作キー11以外には何も表示されていない状態にある。
この初期画面の状態において、オペレータによって、表示器5の表示画面(画面1)中の操作キー11のStartキー11aが、例えば、マウスやキーボードなどでクリックされると(ステップST1−Yes)、トレース情報のログ取得が開始される(ステップST2)。
すなわち、この場合、操作キー11のStartキー11aの操作情報が表示処理制御部4の表示制御部4F、該当箇所検出部4A及びトレース情報取得部3を介して図1に示した設定入力情報設定部2からトレース情報のログ取得のスタート指令が出されることにより、トレース情報取得部3を介して通信端末試験用の計測器22と被評価用の通信端末21との間の通信試験が開始される。
そして、この通信試験によるログ取得がトレース情報取得部3によって開始されると、表示器5の表示画面(画面1)は、図5に示すように、1つのログを取得するたびに、ログシーケンス表示部4bによってログシーケンス12の表示が更新されると同時に、第1のインジケーションバー表示部(4a1)によって第1のインジケーションバー(IB−1)13bの表示も更新される(ステップST3)。
そして、オペレータによって、操作キー11のStopキー11bがクリックされると(ステップST4−Yes)、トレース情報取得部3によるトレース情報のログ取得が停止される(ステップST5)。
図6は、トレース情報のログ取得を停止した直後の表示器5の表示画面(画面1)を例示している。
図6の例では、トレース情報のログ取得すなわちトレース取得番号1乃至48までのログを取得して停止した状態の表示器5の表示画面(画面1)を示している。
図6の表示画面の状態では、第1のインジケーションバー表示部4a1によって、第1のインジケーションバー13bが、トレース取得番号1乃至48までのトレース情報の流れを示すバーにより色分け表示される。
また、図6の表示画面の状態では、タスクバー14が、タスクバー表示部4cによって、現在、ログシーケンス表示部4bにより表示された最新のログシーケンス12の先頭のログ情報(トレース取得番号40)に対応する位置にして第1のインジケーションバー13bの右側に表示される。
そして、最後に取得したログを最後尾としてトレース取得番号40乃至48までのログシーケンス12が、ログシーケンス表示部4bによって、第1のインジケーションバー13bの各ログ情報の色と対応して色分け表示される。
その後、第1のインジケーションバー13b上の任意の位置がオペレータによって選択されたか否か(例えば、前述したように、選択部2aとしての表示画面内のポインタがマウスやキーボードで第1のインジケーションバー13b上の任意の位置に移動されたか否か)かが表示制御部4Fによって判別される(ステップST6)。
そして、オペレータによって、第1のインジケーションバー13b上の任意の位置が選択されたと判別されると(ステップST6−Yes)、第1のインジケーションバー表示部4a1によって、この第1のインジケーションバー13b上で選択された任意の位置のトレース情報(ログ)を先頭に表示するようにして表示画面(画面1)が更新される(ステップST7)。
例えば、オペレータによって、図6の状態から図7に示すように、第1のインジケーションバー13b上のトレース取得番号10のログが位置する部分が選択されたとすると、トレース取得番号10のログを先頭にしてトレース取得番号10乃至18までのログシーケンス12が、ログシーケンス表示部4bによって表示されるように、表示画面(画面1)が更新される。
このとき、タスクバー14もトレース取得番号40の位置からトレース取得番号10の位置に移動される。
その後、オペレータによって、表示画面(画面1)上のログシーケンス12の任意の位置(トレース取得番号12a、タイムスタンプ12b、通信システム表示バー12c、トレース情報表示バー12dのいずれかの位置)が選択されたか否か(例えば、マウスなどでログシーケンス12の任意の位置がクリックされたか否か)かが表示制御部4Fによって判別される(ステップST8)。
ここで、オペレータによって、ログシーケンス12の任意の位置が選択されたと判別されると(ステップST8−Yes)、その選択されたログシーケンス12の詳細情報がログシーケンス表示部4bによって、図3に示すような表示画面(画面2)にポップアップ表示される(ステップST9)。
次に、タスクバー14で目的のログを見つけ出すときの操作の流れが、図23を参照しながら説明される。
なお、この図23の場合の流れにおいても、操作キー11のStartキー11aがクリックされてからログ取得が停止するまでの動作は、図22の場合と同一である。
ステップST5でトレース情報のログ取得を停止した後、目的のログを見つけ出すために、オペレータによりタスクバー14上の任意の位置間が、例えば、マウス等でドラッグされる(ステップST11)。
このタスクバー14に対するドラッグに伴って表示画面(画面1)が更新される(ST12)。
すなわち、ログシーケンス表示部4bによって、タスクバー14の位置のログシーケンス12を先頭として表示するように、画面(画面1)が更新される。
例えば、図6の状態から図8に示すように、オペレータがトレース取得番号40に位置しているタスクバー14をトレース取得番号10の位置まで移動させたとすると、ログシーケンス表示部4bによって、このトレース取得番号10を先頭にしてトレース取得番号10乃至18までのログシーケンス12が表示されるように、表示画面(画面1)が更新される。
そして、表示画面(画面1)上にオペレータの求めるログがある状態で(ステップST13−Yes)、表示画面(画面1)上の目的のログがオペレータによって選択されたとすると(ステップST14)、ログシーケンス表示部4bによって、その選択されたログの詳細情報が図3に示すような表示画面(画面2)にポップアップ表示される(ステップST15)。
次に、既に取得したトレース情報のデータをトレース情報取得部3の記憶部3aからロードしてから目的のログを見つけるときの操作の流れが、図24に示されるフローチャートを参照しながら説明される。
予め、トレース情報取得部3の記憶部3aに既に取得されたトレース情報がログファイルとして記憶されている場合に、オペレータによって操作キー11のLoadキー11fが、例えば、マウスやキーボードなどでクリックされたとすると(ステップST21−Yes)、表示制御部4F及び該当箇所検出部4Aを介してトレース情報取得部3の記憶部3aにトレース情報の読み取り指令が出される。
ここで、トレース情報取得部3の記憶部3aに複数のログファイルが存在する場合には、オペレータの要求に応じてそれらのファイル名を表示画面(画面1)に表示するようにしておき、オペレータが所望のファイル名を指定することによって、所望のログファイルのトレース情報の読み取りを指令することができるようにしても良い。
これにより、トレース情報取得部3の記憶部3aから読み取られたトレース情報に応じて、例えば、図3や図6に示すような表示画面(画面1)の表示がなされる(ステップST22)。
そして、第1のインジケーションバー(IB−1)13bの任意の位置が前述したと同様にしてオペレータによって選択されたか否かが表示制御部4Fによって判別される(ステップST23)。
ここで、オペレータによって、第1のインジケーションバー(IB−1)13bの任意の位置が選択されると判別されると、ログシーケンス表示部4bによって、その選択された任意の位置のトレース情報(ログ)を先頭にしてログシーケンス12が表示されるように、表示画面(画面1)が更新される(ステップST24−Yes)。
例えば、オペレータによって、図6の状態から図7に示すように、第1のインジケーションバー13bのトレース取得番号10に位置する部分が選択されたとすると、ログシーケンス表示部4bによって、トレース取得番号10を先頭にしてトレース取得番号10乃至18までのログシーケンス12が表示されるように、表示画面(画面1)が更新されることになる。
このとき、タスクバー表示部4cによって、タスクバー14もトレース取得番号40の位置からトレース取得番号10の位置に移動するように表示される。
その後、オペレータによって、表示画面(画面1)上の目的のログが選択されたとすると(ステップST25−Yes)、ログシーケンス表示部4bによって、その選択されたログの詳細情報が図3に示すような表示画面(画面2)にポップアップ表示される(ステップST26)。
次に、オペレータが操作キー11のOptionキー11cを、例えば、マウスやキーボードなどでクリックして、さらに、オプション操作画面中の「インジケーションバー設定(IB設定)」の項目をクリックしたときの設定内容が、図9を参照しながら説明される。
図9に示すインジケーションバー設定(IB設定)の画面では、インジケーションバー13に関する各種の設定をオペレータが行うことができるようになされている。
具体的に説明すると、インジケーションバー13の分割表示に関する設定として、オペレータは、複数の通信システム毎に第1のインジケーションバー13bを分割するか否かを、表示画面上の「Yes」または「No」をクリックすることによって選択することができる。
そして、オペレータが、複数の通信システムで第1のインジケーションバー13bを分割する(「Yes」)と選択した場合には、図10に示すように、2つのインジケーションバー表示部4a4によって、W−CDMA(W)とGSM(G)の通信システム毎に2本のインジケーションバー13bA,13bBが同時に並列表示されるようになされている。
なお、図10において、(灰1)と(灰2)は濃度の異なる灰色表示を示しており、濃度の薄い(灰1)は、他の通信システムでは通信しているが、自己の通信システムでは通信が無い状態を示している。
また、図10において、濃度の濃い(灰2)は、1ピクセル10s間の無通信状態があることを示している。
次に、インジケーションバー13の分割表示に関する設定としては、通信方向の上り(被評価用の通信端末21から通信端末試験用の計測器22への通信)と、下り(通信端末試験用の計測器22から被評価用の通信端末21への通信)とで第1のインジケーションバー13bを分割するか否かを、表示画面上の「Yes」または「No」を、オペレータがクリックすることによって選択することができる。
そして、オペレータが、通信方向の上りと下りで第1のインジケーションバー13bを分割する(「Yes」)と選択し場合には、図11に示すように、2つのインジケーションバー表示部4a4によって、通信方向の上り(U)と下り(D)毎に2本のインジケーションバー13bC,13bDが並列表示されるようになされている。
また、オペレータが、複数の通信システムで第1のインジケーションバー13bを分割すると共に、通信方向の上りと下りでも第1のインジケーションバー13bを分割すると選択した場合には、図12に示すように、W−CDMAとGSMのシステム毎で且つ上りと下り毎(WU,WD,GU,GD)の4本のインジケーションバー13bA,13bB,13bC,13bDが複数のインジケーションバー表示部4a3によって同時に並列表示されるようになされている。
次に、Uプレーン何個でインジケーションバー13の1ラインとするかを設定することが説明される。
図9の例では、1ライン(ログ情報の1表示単位)/1ピクセル(画面の1ドット表示単位)から10ライン/1ピクセルの範囲内で、オペレータが任意に設定することができるようになっている。
次に、無通信のログ情報何個でインジケーションバーの1ラインとするかを設定することが説明される。
図9の例では、1ライン/1ピクセルから10ライン/1ピクセルの範囲内で、オペレータが任意に設定することができるようになっており、オペレータは無通信状態を表示しない場合には「0」を設定することになる。
例えば、図13は、オペレータによって、Uプレーン及び無通信10ラインで1ピクセルとなるように、第1のインジケーションバー13bが設定された場合の表示画面例を示している。
図13の表示の場合、オペレータが、タスクバー14を1ピクセル分ドラッグする度に、表示画面(画面1)上のログ情報が10個分更新され、高速に画面更新が起きる。
また、CプレーンとConfigの部分については、1ピクセル分のタスクバー14の移動に対して表示画面(画面1)に表示されるログ情報が1個分更新されるようになされている。
これにより、通信システムのプロトコル種別が同一であるログ情報が連続する場合、一つのログ情報に対する表示長さを圧縮して表示することができる。
これは、インジケーションバー表示部4aが、トレース情報取得部3によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報において、同一の通信システムによるログ情報が連続する場合に、当該連続する同一の通信システムによるログ情報を一つのログ情報に対応する表示長さを圧縮して表示することによって達成される。
なお、インジケーションバー設定の画面では、何秒(何s)で無通信とみなすかを、オペレータが任意に設定することができるようになされている。
図9の例では、オペレータが、10s/1ラインから1s/1ラインの範囲内で設定できるようになっている。
これにより、無通信状態がある場合、第1のインジケーションバー表示部4a1によって、第1のインジケーションバー13bには、無通信状態のログ情報が表示されるようになされている。
例えば、図3の例では、第1のインジケーションバー13bにおけるトレース取得番号5と6との間に無通信状態があるので、第1のインジケーションバー表示部4a1によって、この無通信時間間隔と上記設定情報に基づいて挿入幅が算出され、無通信状態のログ情報がトレース取得番号5と6との間に所定の色(例えば、灰色)で挿入表示される。
また、インジケーションバー設定の画面では、第1のインジケーションバー13bを何に連動させるかを、オペレータが、設定することができるようになされている。
図9の例では、オペレータは、ログシーケンスの各々のシーケンスが取得された順番を示す目盛り情報(インデックス情報)12aとして、トレース取得番号またはログ取得時刻(タイムスタンプ)を第1のインジケーションバー13bに連動させるように選択することができる。
これにより、目盛り情報、すなわち、インデックス情報12aが第1のインジケーションバー13bのログ情報に対応づけて各々のインデックス情報12aの表示が重ならないように所望の間隔を置いて表示される。
オペレータが、第1のインジケーションバー13bをトレース取得番号に連動させると設定した場合には、図3に示すように、ログシーケンス(ログ情報)を1つ取得するたびにトレース取得番号に連動してログシーケンス12と第1のインジケーションバー13bが更新表示されるようになされている。
その際、第1のインジケーションバー13bの近傍(図示では左側)には、表示されるログシーケンス12に対応してトレース取得番号が表示されるようになされている。
これに対し、オペレータが、第1のインジケーションバー13bをログ取得時刻(タイムスタンプ)に連動させると設定した場合には、図14に示すように、ログシーケンス(ログ情報)を1つ取得するたびに、ログ取得時刻(タイムスタンプ)に連動してログシーケンス12と第1のインジケーションバー13bとが更新表示されるようになされている。
その際、第1のインジケーションバー13bの近傍(図示では左側)には、表示されるログシーケンス12に対応してログ取得時刻(タイムスタンプ)12bが表示されるようになされている。
ところで、本実施の形態では、オペレータが、操作キー11のOptionキー11cをクリックすると、オプション操作画面表示部(図示せず)によってオプション操作画面が表示されることにより、各種のオプション項目の設定を行うことができるようになされている。
図15は、オペレータが操作キー11のOptionキー11cをクリックして、さらにオプション操作画面中の「トレースする通信システム設定」の項目をクリックした場合の表示画面の例を示している。
図15に示す「トレースする通信システム設定」の例では、オペレータが、W−CDMA(基地局1)及びGSM(基地局2)の少なくとも一方を選択することができるようになっている。
例えば、オペレータがW−CDMA(基地局1)のみを選択した場合は、図16に示すように、W−CDMA(基地局1)に関するログシーケンス12のみが抽出され、このログシーケンス12と第1のインジケーションバー13bとが関連付けられて表示画面(画面1)に表示されるようになされている。
これに対し、オペレータがGSM(基地局2)のみを選択した場合には、GSM(基地局2)に関するログシーケンス12のみが抽出され、このログシーケンス12と第1のインジケーションバー13bとが関連付けられて表示画面(画面1)に表示されるようになされている(図示せず)。
なお、図15に示すトレースする通信システム設定例では、オペレータが、W−CDMA(基地局1)及びGSM(基地局2)の両方を同時に選択することもできるようになっている。
この場合、W−CDMA(基地局1)及びGSM(基地局2)の両方のログシーケンス12が抽出され、このログシーケンス12とインジケーションバー13とが関連付けられて図3に示される表示画面(画面1)のように表示されるようになされている。
また、オペレータが、操作キー11のOptionキー11cをクリックすることにより、「色の配置換え」の設定を行うことができるようになされている。
図17は、オペレータが、操作キー11のOptionキー11cをクリックして、さらにオプション操作画面中の「色の配置換え」をクリックした場合の表示画面の例を示している。
この「色の配置換え」の設定では、図17に示すように、W−CDMA(基地局1)とGSM(基地局2)の通信システム毎にConfig、Cプレーン、Uプレーンの色を任意の色(図示の例では,赤、青、白)に、オペレータが設定することができるようになっている。
例えば、オペレータが、W−CDMA Config:赤、W−CDMA Cプレーン:青、W−CDMA Uプレーン:白、GSM Cプレーン:緑、GSM Uプレーン:ピンクに設定した場合には、図18に示すように「色の配置換え」がなされたログシーケンス12が表示画面(画面1)に更新表示されるようになされている。
さらに、オペレータが、操作キー11のOptionキー11cをクリックすることにより、タスクバー14の設定を行うことができるようになされている。
このタスクバー14の設定では、図19に示すように、オペレータが、タスクバー14として矢印を使用したタスクバーを表示させるか、あるいは、タスクバー14としてある範囲を示す画面バーを使用したタスクバー表示させるかを選択することができるようになっている。
例えば、オペレータが、タスクバー14の設定として、矢印使用を選択したとすると、図3に示すように、タスクバー表示部4cによって、矢印のタスクバー14が第1のインジケーションバー13aの近傍(図示では右側)に表示されるようになされている。
そして、ログシーケンス表示部4bによって、このタスクバー14の矢印が示すログシーケンスを先頭にして複数のログシーケンス12が表示されるようになされている。
これに対し、オペレータが、タスクバー14の設定として、画面バー使用を選択したとすると、図20に示すように、タスクバー表示部4cによって、画面バーのタスクバー14が第1のインジケーションバー13bの近傍(図示では右側)に表示されるようになされている。
この場合、タスクバー14のバーの長さが現在表示されているログシーケンス12の範囲を示していることになる。
図20の例では、表示されるタスクバー14の長さがトレース取得番号1乃至9に及んでいるので、トレース取得番号1乃至9のログシーケンス12が表示画面(画面1)に表示されている。
また、本実施の形態では、オペレータによって、操作キー11のFindキー11dがクリックされたときに、既に取得済のトレース情報から任意の一つまたは複数のトレース情報を自動的に検索し、検索して見つけ出されたログ情報の位置する箇所が識別可能になっている。
さらに説明すると、予め、後述するようにして設定入力情報設定部2の検索条件設定部2dにより検索条件が設定されている状態で、オペレータによって、Findキー11dがクリックされると、前述したと同様にして出される検索指令に基づいて、取得済のトレース情報から検索条件と一致する該当箇所を該当箇所検出部4Aが第2のインジケーションバー13aから検索する状態に設定されるようになされている。
そして、検索条件設定部2dにより設定された検索条件と一致する該当箇所が該当箇所検出部4Aによって見つけ出されると、表示画面(画面1)には第2のインジケーションバー13aの該当部分を含む所定範囲が点滅表示されるようになされている。
この第2のインジケーションバー13aの点滅表示部分をオペレータが選択すると、目的とする第1のインジケーションバー13bが表示され、第1のインジケーションバー13bの検索条件と一致する該当箇所が点滅表示されるようになされている。
そして、この点滅表示部分にタスクバー14が自動的に移動し、表示画面(画面1)は検索に該当する最初のログシーケンス12を先頭とする表示画面(画面1)に自動的に切り替わるようになされている。
図21の例では、検索条件と一致する該当箇所が第2のインジケーションバー13aのトレース取得番号24乃至96であり、第1のインジケーションバー13bがトレース取得番号24乃至96のログ情報をバー表示するようになされている。
そして、第1のインジケーションバー13bの検索条件と一致する該当箇所(図中の斜線部分3個所)が点滅表示され、そのうちの最初の点滅表示部分のログ情報の位置にタスクバー14が移動されると共に、その最初の点滅表示部分のログシーケンス12を先頭として、トレース取得番号33乃至41のログシーケンス12が表示されるようになされている。
なお、検索条件と一致する該当箇所が複数あったとき、最初の該当箇所のログシーケンス12が先頭にして表示されるのに代えて、該当箇所のログシーケンスの表示位置の条件(例えば、先頭、中央、末尾等)を予め検索条件として設定しておくことにより、予め検索条件として設定された箇所のログシーケンスが先頭にして表示されるようにすることも可能である。
ここで、検索条件の設定について説明すると、まず、オペレータは、図2の設定入力情報設定部2の検索条件の設定部2dの操作のために、操作キー11のOptionキー11cをクリックして、さらに、図9、図15、図17、図19等に示されるオプション操作の表示画面(画面1)の中から「検索条件」の設定の項目をクリックすることが必要となる。
これにより、表示画面(画面1)には、前述したと同様にして出される検索指令に基づいて、図25に示される検索画面が表示されるので、オペレータは、当該画面中の「通信システム選択」、「メッセージ種別選択」、「検索条件入力」、「AND or OR選択」等の各項目を添付表示されるガイド表示に基づいて、それぞれを適宜に設定してやれば良い。
「AND or OR選択」は、「システム選択」、「メッセージ種別選択」、「検索条件入力」で設定される各条件のアンドをとって検索するのか、あるいは、それらのオアをとって検索するのかをオペレータに選択させるための項目である。
図25の場合、「検索条件入力」の項目は、添付表示されるガイド表示として、「シナリオメッセージの名前で検索する」や「プリミティブの名前で検索する」やタイムスタンプの時間範囲で検索する」が例示されている。
なお、図25の表示画面において、オペレータが「OK」をクリックすると、上記の各項目の設定が確定して取り込まれると共に、「Cancel」をクリックすると、元の表示画面に戻されるようになされている。
さらに、本実施の形態では、オペレータが、設定入力情報設定部2のトリガーキー設定部2eからトリガーキーで予め目的とするトレース情報の条件(例えば、キーワードやシナリオメッセージの種類等)を内部的に設定しておき、該当ログにヒットしたときに表示が自動的に切り替わるようになっている。
さらに説明すると、オペレータは、まず、予めトリガーキーで目的とするトレースの条件を設定する操作として、図2の設定入力情報設定部2のトリガーキー設定部2e及び検索条件の設定部2dの操作のために、操作キー11のOptionキー11cをクリックして、さらに、図9、図15、図17、図19等に示すオプション操作の表示画面(画面1)の中から「トリガーキー設定」の項目をクリックしてから、さらに、「検索条件」の設定の項目をクリックすることが必要となる。
これにより、表示画面(画面1)には、前述した既に取得済のトレース情報から任意の一つまたは複数のトレース情報を自動的に検索する場合と同様に、図25に示される検索画面が表示されるので、オペレータは、当該画面中の「システム選択」、「メッセージ種別選択」、「検索条件入力」、「AND or OR選択」の各項目を添付表示されるガイド表示に基づいてそれぞれ適宜に設定してやればよい。
この際、トリガーキー自体は表示画面(画面1)に表示されないが、そのトリガーキー、で設定された目的とするトレース情報の条件に該当するトレース情報を取得すると、該当ログにヒットしたとして、そのトレース情報が先頭にして表示画面(画面1)に表示されるようになされている。
そして、該当するトレース情報及び第1のインジケーションバー13bの該当部分が点滅表示されるようになされている。
その後、トレース取得が進んでも、表示画面(画面1)は更新されず、次に該当するトレース情報にヒットするたびに、第1のインジケーションバー13bの該当部分が点滅されるようになされている。
なお、トリガーキーによる検索の表示においても、前述したFindキー11dによる検索の表示と同様に、該当箇所のログシーケンスの表示位置の条件(例えば、先頭、中央、末尾等)を予め設定しておいても良い。
以上のように、本実施の形態による通信端末の性能測定システム1では、トレース情報の取得が開始されると、ログ情報のログシーケンスが1つ取得されて表示されるたびに、第1のインジケーションバー13bが更新され続けるようになされている。
その際、第1のインジケーションバー13bと関連付けてログシーケンス12が時系列的に表示されるようになされている。
その際、オペレータは、複数の通信システムの通信プロトコル種別(W−CDMA、GSM)を第1のインジケーションバー13b上では通信プロトコル毎にバー分け且つ色分け表示によって識別することができると共に、ログシーケンス12上では記号(W,G)によって識別することができるようになっている。
そして、トレース情報の取得終了後、オペレータが第1のインジケーションバー13bの中から任意の箇所を選択すると、表示画面は、その選択された箇所に該当するログシーケンス12を先頭とする表示画面(画面1)に更新されるようになされている。
また、第1のインジケーションバー13bに添えつけられているタスクバー14がオペレータによって移動されると、そのタスクバー14の移動量に応じてログシーケンス12の表示が更新されるようになされている。
これにより、オペレータは、ログシーケンス12の表示の先頭位置を任意の位置に持っていくことが可能となる。
また、第1のインジケーションバー13bが長すぎて表示画面(画面1)内に収まらない場合には、さらに全体を表示する第2のインジケーションバー13aが使用される。
この第2のインジケーションバー13aは、第1のインジケーションバー13bに並列して表示されるようになされている。
そして、オペレータが第2のインジケーションバー13aの中から任意の箇所を選択すると、その選択された第2のインジケーションバー13aの箇所に該当する範囲の第1のインジケーションバー13bが表示されるようになされている。
また、オペレータが表示画面(画面1)内にある任意のログシーケンス12を選択すると、その選択されたログシーケンス12の詳細情報が詳細画面(画面2)で、例えば、ポップアップ表示されるようになされている。
従って、本実施の形態による通信端末の性能測定システムでは、第1のインジケーションバーとログシーケンスとが関連付けて表示され、オペレータによって、第1のインジケーションバーの任意の位置が選択されると、その選択された第1のインジケーションバーの位置に対応するログシーケンスが先頭にして表示される。
そして、オペレータによって、ログシーケンスの任意の位置が選択されると、その選択されたログシーケンスの詳細情報が表示される。
これにより、本実施の形態による通信端末の性能測定システムによれば、オペレータはインジケーションバー(第1のインジケーションバー13b、第2のインジケーションバー13a)により取得したトレース情報のログシーケンスの全体を見渡すことができ、膨大な長さのトレース情報の中から目的のトレース情報を簡単に得ることができると共に、その際、オペレータは必要最小限の動作で直ちに目的のトレース情報を見つけ出すことができる。
さらに、本実施の形態による通信端末の性能測定システムでは、ログシーケンス12の通信システム表示バー12c及びトレース情報表示バー12dと、第1のインジケーションバー13bのログ情報とが対応させて色分け表示される際のの色分けも任意に設定することができるので、オペレータはトレース情報の種類に応じて、より識別しやすくするために色分けをすることができる。
また、ログシーケンス12の各々のシーケンスの取得順番を示すインデックス情報としての目盛り情報(トレース取得番号やトレース取得時刻(タイムスタンプ))が第1のインジケーションバー13bの各々のログ情報に対応づけて表示されるので、オペレータは、第1のインジケーションバー13bのどの部分のログシーケンス12が表示されているかを一目で確認することができる。
また、インジケーションバー13は、第1のインジケーションバー13bと第2のインジケーションバー13aとで構成され、且つ、第2のインジケーションバー13aがログファイルに含まれる全てのログ情報を表示し、さらに、第2のインジケーションバー13aから選択された任意のログ情報を含む所定範囲のログ情報が第1のインジケーションバー13bで拡大して表示される。
これにより、オペレータは、第2のインジケーションバー13aの範囲から第1のインジケーションバー13bで表示範囲を絞り込むことにより、膨大なトレース情報から目的のトレース情報を見つけ出すための時間を短縮することができる。
また、第1のインジケーションバー13bは、複数の通信システムの通信プロトコル種別に対応して通信システム種別毎にバーを分けて表示することができると共に、さらに通信システムの種類毎に分けられた第1のインジケーションバー13bが通信情報の上り、下りの2つのバーに分割して表示することができるので、オペレータは、通信システムの種類毎に通信情報の概略状況を把握することができる。
また、Findキー11dを用いた検索により、オペレータは、既に取得されたトレース情報が記憶されている記憶部3aのログファイルに含まれる複数のログ情報から該当するログ情報を簡単に見つけ出すことができる。
その際、該当箇所が点滅表示されるので、オペレータは、該当箇所も一目で判り、しかも、検索に該当する情報の最初のログシーケンスが先頭に表示されるので、誰でも簡単に該当するログ情報をいち早く見つけ出すことができる。
また、予め、オペレータが第1のインジケーションバー表示部4a1に対して内部的にトリガー情報を設定しておくことにより、トレース情報の取得時にトリガー情報にヒットしたログ情報に対応した第1のインジケーションバー13bの該当箇所が点滅表示されるので、オペレータは、一目でトリガー情報にヒットしたログ情報の存在位置を知ることができる。
また、表示画面(画面1)に表示されるログシーケンス12は、無通信状態の表示を含まないので、実際の通信のやり取りのみを表示でき、無駄な表示を省くことができる。
その際、オペレータはログシーケンス12のタイムスタンプ12bから無通信状態をある程度推測することも可能となる。
また、オペレータは、第1のインジケーションバー13bの近傍に表示されるタスクバー14として画面バーを使用することにより、表示画面(画面1)に表示しているログシーケンス12の範囲を概略的に知ることができる。
また、オペレータは、タスクバー14として矢印を使用することにより、先頭に表示されるログシーケンス12を知ることができる。
また、第1のインジケーションバー13bは、トレース情報の種類に応じて圧縮表示できるので、オペレータは、例えば、圧倒的に多いUプレーンに埋もれたCプレーンの情報を早く見つけ出すことができると共に、しかも、限られた表示領域内で、ある程度の量のトレース情報の取得に対応することができる。
また、オペレータは、第1のインジケーションバー13bのみで対応できない場合には、第2のインジケーションバー13aを用いることにより取得した全てのログ情報を表示画面(画面1)に表示させることができる。
また、第1のインジケーションバー13bには、無通信状態の表示も挿入することができるので、オペレータは、この第1のインジケーションバー13bの表示が実時間に近い状態であることを認識することができる。
ところで、本実施の形態の第1のインジケーションバー13bを図示されているように複数本縦に並べて表示させるのでなく、横に並べて多段構成にすることも考えられるが、この場合、タスクバー14の移動のさせ方が問題になる。
そこで、本実施の形態では、インジケーションバー13が第1のインジケーションバー13bと第2のインジケーションバー13aの2本のみで構成され、且つ、第2のインジケーションバー13aによりログファイルに含まれる全てのログ情報が表示され、さらに、第2のインジケーションバー13aから選択された任意のログ情報を含む所定範囲のログ情報が第1のインジケーションバー13bで拡大して表示されるようにしている。
そして、1つの第1のインジケーションバー13bの右側に表示されるタスクバー14が上下に移動可能な構成としている。
また、本実施の形態では、ログシーケンス12とインジケーションバー13の表示を1つの表示画面(画面1)で行う構成としているが、表示画面(画面1)を上下方向または左右方向にスクロールする構成とすることもできる。
従って、以上詳述したように、本発明によれば、複数の通信システムによる通信端末と評価用の計測器間の通信試験情報の流れを示すログシーケンス情報を含むトレース情報群を表示して通信端末の性能評価に供する通信端末の評価システムにおいて、効率的なトレース情報表示機能を実現するために組み込まれたトレース情報解析ソフトウェアで支援することにより、オペレータが、膨大な情報量を持ったトレース情報群の中から目的とするログシーケンス情報を容易に見つけ出すことができるようにした通信端末の性能測定システム及び通信端末の性能測定方法を提供することができる。

Claims (80)

  1. 被評価用の通信端末の接続状態における通信システムの種別に対応した所定の性能測定用の一連の手順を保有し、その手順に沿った所定のメッセージ情報を含む試験信号を前記被評価用の通信端末に送信し、該被評価用の通信端末から前記所定の性能測定用の一連の試験信号に対応した所定のメッセージ情報を含む一連の応答信号を受信する通信端末試験用の計測器と、
    前記通信端末試験用の計測器によって送信された前記一連の試験信号及び前記試験用の計測器によって受信された前記一連の応答信号のそれぞれの前記所定のメッセージ情報に基づいたログ情報の内容と種類に関する情報を有する複数のログ情報を含むトレース情報を取得すると共に、前記トレース情報に含まれる複数のログ情報に前記所定のメッセージ情報のそれぞれが取得された時刻を表す時刻情報を付与するトレース情報取得部と、
    前記トレース情報取得部によって取得された前記複数のログ情報を含むトレース情報を所定の形態で表示器に表示するトレース情報表示処理制御部とを具備し、
    前記トレース情報表示処理制御部は、
    前記トレース情報取得部によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記複数のログ情報のそれぞれに付与されている前記時刻情報に基づいて時系列に並べたインジケーションバーを表示するインジケーションバー表示部と、
    前記トレース情報取得部によって取得された前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報についての前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号の流れを前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定数のログ情報のそれぞれに付与されている前記時刻情報によるタイムスタンプを有するログシーケンスとして前記インジケーションバーと関連付けて表示するログシーケンス表示部とを備えたことを特徴とする通信端末の性能測定システム。
  2. 前記トレース情報取得部及び前記トレース情報表示処理制御部の少なくとも一方に対して所定の設定入力情報を設定する設定入力情報設定部をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の通信端末の性能測定システム。
  3. 前記トレース情報表示処理制御部は、前記インジケーションバー表示部によって表示される前記インジケーションバー上の任意の位置を前記設定入力情報設定部によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能とするタスクバーを表示するタスクバー表示部をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の通信端末の性能測定システム。
  4. 前記トレース情報取得部は、該トレース情報取得部によって取得される前記複数のログ情報を含むトレース情報を該トレース情報取得部によって前記複数のログ情報に付与される前記時刻情報と共に記憶する記憶部を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信端末の性能測定システム。
  5. 前記トレース情報取得部によって取得された前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報のそれぞれには、前記通信システムの種別を示す通信システム情報が含まれており、前記インジケーションバー表示部は、前記通信システム情報に基づいて前記複数のログ情報のそれぞれの通信システムの種別が識別可能なように前記インジケーションバーを表示することを特徴とする請求項1に記載の通信端末の性能測定システム。
  6. 前記ログシーケンス表示部は、少なくとも、前記トレース情報取得部によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報について前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて、前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別と通信の方向との少なくとも一方を含むトレース情報表示バーを表示するトレース情報表示バー表示部を備えていることを特徴とする請求項2に記載の通信端末の性能測定システム。
  7. 前記プレーンの種別には、前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号に含まれる試験のための各種設定情報を示すコントロールプレーンと、前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号に含まれて通信されるユーザデータを示すユーザプレーンとの少なくとも一方が備えられていることを特徴とする請求項6に記載の通信端末の性能測定システム。
  8. 前記トレース情報表示バー表示部によって表示される前記トレース情報表示バーには、前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号による通信試験のための前記通信端末試験用の計測器内部の設定情報を示すコンフィグ情報が含まれていることを特徴とする請求項6に記載の通信端末の性能測定システム。
  9. 前記ログシーケンス表示部は、
    前記トレース情報取得部によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別を示す通信システム表示バーを前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて、前記トレース情報表示バー表示部によって表示される前記トレース情報表示バーに対応させて表示する通信システム表示バー表示部と、
    前記トレース情報表示バー表示部によって表示される前記トレース情報表示バー及び前記通信システム表示バー表示部によって表示される前記通信システム表示バーに対応させて前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報によるタイムスタンプを表示するタイムスタンプ表示部とをさらに備えていることを特徴とする請求項6に記載の通信端末の性能測定システム。
  10. 前記通信システム表示バー表示部は、前記通信システム表示バー上に表示する前記通信システムの種別を前記設定入力情報設定部によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能に表示することを特徴とする請求項9に記載の通信端末の性能測定システム。
  11. 前記通信システム表示バー表示部は、前記通信システム表示バーを前記所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別に対応させて色分け表示することを特徴とする請求項9に記載の通信端末の性能測定システム。
  12. 前記トレース情報表示バー表示部は、前記トレース情報表示バーを前記所定数のログ情報に関するそれぞれの前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別に対応させて色分け表示することを特徴とする請求項6に記載の通信端末の性能測定システム。
  13. 前記通信システム表示バー表示部は、前記通信システム表示バーを前記所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別に対応させて色分け表示する際に、前記設定入力情報設定部によって設定される色分け設定入力情報に基づいた色分け表示を可能とすることを特徴とする請求項11に記載の通信端末の性能測定システム。
  14. 前記トレース情報表示バー表示部は、前記トレース情報表示バーを前記所定数のログ情報に関するそれぞれの前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別に対応させて色分け表示する際に、前記設定入力情報設定部によって設定される色分け設定入力情報に基づいた色分け表示を可能とすることを特徴とする請求項12に記載の通信端末の性能測定システム。
  15. 前記トレース情報表示バー表示部は、
    前記所定数のログ情報に関するそれぞれの前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別と通信の方向及び前記通信試験のための前記通信端末試験用の計測器内部の設定情報を示すコンフィグ情報を含むトレース情報表示バー上の任意の位置を前記設定入力情報設定部によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能に表示すると共に、
    前記設定入力情報設定部によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択されたトレース情報表示バー上の任意の位置に対応するログ情報に関する詳細情報を表示することを特徴とする請求項8に記載の通信端末の性能測定システム。
  16. 前記インジケーションバー表示部は、前記インジケーションバーを前記トレース情報取得部によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報を前記所定のメッセージ情報の種類に応じてそれぞれの種類毎に色分け表示することを特徴とする請求項2に記載の通信端末の性能測定システム。
  17. 前記ログシーケンス表示部は、前記トレース情報取得部によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報が取得されたそれぞれの順番を示すインデックス情報を前記トレース情報表示バー表示部によって表示される前記トレース情報表示バー及び前記通信システム表示バー表示部によって表示される前記通信システム表示バーに対応させて表示するインデックス情報表示部をさらに備えたことを特徴とする請求項9に記載の通信端末の性能測定システム。
  18. 前記インジケーションバー表示部は、
    前記トレース情報取得部によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた第1のインジケーションバーとして表示する第1のインジケーションバー表示部と、
    前記第1のインジケーションバー表示部によって表示される前記第1のインジケーションバーでは表示しきれないログ情報がある場合に、前記トレース情報取得部によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報の全てを前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能とすることなく実質的に圧縮された状態でそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた第2のインジケーションバーとして前記第のインジケーションバーに対応させて表示する第2のインジケーションバー表示部とを備えたことを特徴とする請求項17に記載の通信端末の性能測定システム。
  19. 前記インジケーションバー表示部は、
    前記第2のインジケーションバー表示部によって表示された前記第2のインジケーションバー上の任意の位置を前記設定入力情報設定部によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能に表示すると共に、
    前記設定入力情報設定部によって設定される選択設定入力情報に基づいて前記第2のインジケーションバー上の任意の位置が選択された場合に、当該任意の位置のログ情報を含む所定範囲のログ情報を前記第1のインジケーションバー表示部によって表示される前記第1のインジケーションバー上に拡大して表示させることを特徴とする請求項18に記載の通信端末の性能測定システム。
  20. 前記インジケーションバー表示部は、前記設定入力情報設定部によって設定される設定入力情報に基づいて、前記トレース情報取得部によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記通信システムの種別に対応して複数のバーに分けて識別可能に且つ前記複数のバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた複数のインジケーションバーとして表示する複数のインジケーションバー表示部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の通信端末の性能測定システム。
  21. 前記インジケーションバー表示部は、前記設定入力情報設定部によって設定される設定入力情報に基づいて、前記トレース情報取得部によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて通信の方向の上り、下りの2つのバーに分けて識別可能に且つ前記2つのバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた2つのインジケーションバーとして表示する2つのインジケーションバー表示部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の通信端末の性能測定システム。
  22. 前記インジケーションバー表示部は、前記設定入力情報設定部によって設定される設定入力情報に基づいて、前記トレース情報取得部によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記通信システムの種別に対応して複数のバーに分けて識別可能に且つ通信の方向の上り、下りの2つのバーに分けて識別可能に且つ前記2つのバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた複数のインジケーションバーとして表示する複数のインジケーションバー表示部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の通信端末の性能測定システム。
  23. 前記インジケーションバー表示部は、前記設定入力情報設定部によって設定される設定入力情報に基づいて、任意のログ情報の検索が選択された場合に、前記第1のインジケーションバーの表示に対応するログ情報から当該任意のログ情報を検索を指示すると共に、前記検索によって見つけ出されたログ情報の前記第1のインジケーションバー上での位置する箇所を前記第1のインジケーションバーに識別可能に表示することを特徴とする請求項18に記載の通信端末の性能測定システム。
  24. 前記インジケーションバー表示部は、前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する前記第1のインジケーションバー上の該当箇所を点滅表示することを特徴とする請求項23に記載の通信端末の性能測定システム。
  25. 前記ログシーケンス表示部は、前記インジケーションバーと関連付けて表示する前記ログシーケンスとして、前記検索によって複数のログ情報が見つけ出されたとき、当該複数のログ情報のうち最初のログ情報の位置する箇所のログシーケンスを表示することを特徴とする請求項23に記載の通信端末の性能測定システム。
  26. 前記インジケーションバー表示部は、
    前記設定入力情報設定部によって設定される設定入力情報による検索条件に基づいて、任意のログ情報の検索が選択された場合に、前記第2のインジケーションバーの表示に対応するログ情報から当該任意のログ情報の検索が開始され、前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する箇所を前記第2のインジケーションバーに識別可能に表示すると共に、
    前記設定入力情報設定部によって設定される設定入力情報に基づいて、前記第2のインジケーションバー上で識別可能に表示されている箇所が選択された場合に、前記第1のインジケーションバー上に前記検索条件と一致する該当箇所を識別可能に表示することを特徴とする請求項18に記載の通信端末の性能測定システム。
  27. 前記インジケーションバー表示部は、
    前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する前記第2のインジケーションバーの該当箇所を点滅表示すると共に、
    前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する前記第1のインジケーションバー上の該当箇所を点滅表示することを特徴とする請求項26に記載の通信端末の性能測定システム。
  28. 前記ログシーケンス表示部は、前記インジケーションバーと関連付けて表示する前記ログシーケンスとして、前記検索によって複数のログ情報が見つけ出されたとき、当該複数のログ情報のうち最初のログ情報の位置する箇所のログシーケンスを表示することを特徴とする請求項26に記載の通信端末の性能測定システム。
  29. 前記インジケーションバー表示部は、
    前記設定入力情報設定部によって設定される設定入力情報に基づいて、予め、検索を目的とするトレース情報の条件としてのトリガー情報を内部的に設定可能とすると共に、
    前記トレース情報取得部から、予め設定された前記トリガー情報に一致したトレース情報が得られたときに、前記第1のインジケーションバー上の該当箇所の位置を識別可能に表示することを特徴とする請求項18に記載の通信端末の性能測定システム。
  30. 前記インジケーションバー表示部は、前記トレース情報取得部から、予め設定された前記トリガー情報と一致するトレース情報が得られたときに、前記第1のインジケーションバー上の該当箇所の位置を点滅表示することを特徴とする請求項29に記載の通信端末の性能測定システム。
  31. 前記ログシーケンス表示部は、前記インジケーションバーと関連付けて表示する前記ログシーケンスとして、前記トレース情報取得部から、予め設定された前記トリガー情報と一致するトレース情報が得られたときに、当該トレース情報に含まれるログ情報のログシーケンスを表示することを特徴とする請求項29に記載の通信端末の性能測定システム。
  32. 前記ログシーケンス表示部は、前記インジケーションバーと関連付けて表示する前記ログシーケンスとして、前記トレース情報取得部によって取得された前記トレース情報に含まれる複数のログ情報が無通信状態時のログ情報を含むとき、当該無通信状態時のログ情報のレコードを省いて前記ログ情報のログシーケンスを表示することを特徴とする請求項1に記載の通信端末の性能測定システム。
  33. 前記タスクバー表示部は、前記設定入力情報設定部によって設定される選択設定入力情報に基づいて、前記インジケーションバー表示部によって表示されるインジケーションバーの近傍に、前記ログシーケンス表示部によって現在の時点で表示されている前記ログシーケンスの範囲を示すタスクバーを表示することを特徴とする請求項3に記載の通信端末の性能測定システム。
  34. 前記タスクバー表示部は、前記設定入力情報設定部によって設定される選択設定入力情報に基づいて、前記インジケーションバー表示部によって表示されるインジケーションバーの近傍に、前記ログシーケンス表示部によって現在の時点で表示されている前記ログシーケンスの先頭をポイントで示すタスクバーを表示することを特徴とする請求項3に記載の通信端末の性能測定システム。
  35. 前記第1のインジケーションバー表示部は、前記トレース情報取得部によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報において、前記所定のメッセージ情報の種類が同一で且つ前記通信システムの種別が同一であるログ情報が連続する場合に、前記第1のインジケーションバー上で当該連続したログ情報を一つのログ情報に対応する長さを圧縮して表示することを特徴とする請求項18に記載の通信端末の性能測定システム。
  36. 前記第1のインジケーションバー表示部は、前記トレース情報取得部によって取得された前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報が無通信状態時のログ情報を含むとき、当該無通信状態時のログ情報のレコードを含めて全体のログ情報を前記第1のインジケーションバー上に表示することを特徴とする請求項18に記載の通信端末の性能測定システム。
  37. 前記第2のインジケーションバー表示部は、前記第2のインジケーションバーを、前記第1のインジケーションバー表示部によって表示される前記第1のインジケーションバー上で表示可能な範囲毎に複数の範囲に区切って表示することを特徴とする請求項18に記載の通信端末の性能測定システム。
  38. 前記第1のインジケーションバー表示部は、前記設定入力情報設定部によって設定される設定入力情報に基づいて、前記第1のインジケーションバーを該第1のインジケーションバーの近傍に表示される前記タイムスタンプ及び前記インデックス情報の少なくとも一方と連動させて表示することを特徴とする請求項18に記載の通信端末の性能測定システム。
  39. 前記第2のインジケーションバー表示部は、前記設定入力情報設定部によって設定される設定入力情報に基づいて、前記第2のインジケーションバーを該第2のインジケーションバーの近傍に表示される前記タイムスタンプ及び前記インデックス情報の少なくとも一方と連動させて表示することを特徴とする請求項18に記載の通信端末の性能測定システム。
  40. 前記設定入力情報設定部は、前記表示器の表示画面上に表示されているソフトキーからなる前記トレース情報の取得を開始する際に操作されるStartキー、前記トレース情報の取得を停止する際に操作されるStopキー、各種の設定の際に操作されるOptionキー、前記トレース情報の中から目的のトレース情報を検索する際に操作されるFindキー、取得したトレース情報を保存する際に操作されるSaveキー及び保存されているトレース情報を読み出す際に操作されるLoadキーを含む複数の操作キーを有していることを特徴とする請求項2に記載の通信端末の性能測定システム。
  41. 被評価用の通信端末の接続状態における通信システムの種別に対応した所定の性能測定用の一連の手順を保有し、その手順に沿った所定のメッセージ情報を含む試験信号を前記被評価用の通信端末に送信し、該被評価用の通信端末から前記所定の性能測定用の一連の試験信号に対応した所定のメッセージ情報を含む一連の応答信号を受信する通信端末試験用の計測器を準備する段階と、
    前記通信端末試験用の計測器によって送信された前記一連の試験信号及び前記試験用の計測器によって受信された前記一連の応答信号のそれぞれの前記所定のメッセージ情報に基づいたログ情報の内容と種類に関する情報を有する複数のログ情報を含むトレース情報を取得すると共に、前記トレース情報に含まれる複数のログ情報に前記所定のメッセージ情報のそれぞれが取得された時刻を表す時刻情報を付与する段階と、
    前記トレース情報を取得する段階によって取得された複数のログ情報を含むトレース情報を所定の形態で表示器に表示する段階とを具備し、
    前記トレース情報を表示する段階は、
    前記トレース情報を取得する段階によって取得された前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記複数のログ情報のそれぞれに付与されている前記時刻情報に基づいて時系列に並べたインジケーションバーを表示する段階と、
    前記トレース情報を取得する段階によって取得された前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報についての前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号の流れを前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定数のログ情報のそれぞれに付与されている前記時刻情報によるタイムスタンプを有するログシーケンスとして前記インジケーションバーと関連付けて表示する段階とを備えたことを特徴とする通信端末の性能測定方法。
  42. 前記トレース情報を取得する段階及び前記トレース情報を表示する段階の少なくとも一方に対して所定の設定入力情報を設定する段階をさらに具備することを特徴とする請求項41に記載の通信端末の性能測定方法。
  43. 前記トレース情報を表示する段階は、前記インジケーションバー上の任意の位置を前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能とするタスクバーを表示する段階をさらに備えたことを特徴とする請求項42に記載の通信端末の性能測定方法。
  44. 前記トレース情報を取得する段階は、該トレース情報を取得する段階によって取得される前記複数のログ情報を含むトレース情報を該トレース情報を取得する段階によって前記複数のログ情報に付与される前記時刻情報と共に記憶部に記憶する段階を含むことを特徴とする請求項41に記載の通信端末の性能測定方法。
  45. 前記トレース情報を取得する段階によって取得された前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報のそれぞれには、前記通信システムの種別を示す通信システム情報が含まれており、
    前記インジケーションバーを表示する段階は、前記通信システム情報に基づいて前記複数のログ情報のそれぞれの通信システムの種別が識別可能なように前記インジケーションバーを表示することを特徴とする請求項41に記載の通信端末の性能測定方法。
  46. 前記ログシーケンスを表示する段階は、少なくとも、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報について前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて、前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別と通信の方向との少なくとも一方を含むトレース情報表示バーを表示する段階を備えていることを特徴とする請求項42に記載の通信端末の性能測定方法。
  47. 前記プレーンの種別には、前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号に含まれる試験のための各種設定情報を示すコントロールプレーンと、前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号に含まれて通信されるユーザデータを示すユーザプレーンとの少なくとも一方が備えられていることを特徴とする請求項46に記載の通信端末の性能測定方法。
  48. 前記トレース情報表示バーを表示する段階によって表示される前記トレース情報表示バーには、前記一連の試験信号及び前記一連の応答信号による通信試験のための前記通信端末試験用の計測器内部の設定情報を示すコンフィグ情報が含まれていることを特徴とする請求項46に記載の通信端末の性能測定方法。
  49. 前記ログシーケンスを表示する段階は、
    前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別を示す通信システム表示バーを前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて、前記トレース情報表示バーを表示する段階によって表示される前記トレース情報表示バーに対応させて表示する段階と、
    前記トレース情報表示バーを表示する段階によって表示される前記トレース情報表示バー及び前記通信システム表示バーを表示する段階によって表示される前記通信システム表示バーに対応させて前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報によるタイムスタンプを表示する段階とをさらに備えていることを特徴とする請求項46に記載の通信端末の性能測定方法。
  50. 前記通信システム表示バーを表示する段階は、前記通信システム表示バー上に表示する前記通信システムの種別を前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能に表示することを特徴とする請求項49に記載の通信端末の性能測定方法。
  51. 前記通信システム表示バーを表示する段階は、前記通信システム表示バーを前記所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別に対応させて色分け表示することを特徴とする請求項49に記載の通信端末の性能測定方法。
  52. 前記トレース情報表示バーを表示する段階は、前記トレース情報表示バーを前記所定数のログ情報に関するそれぞれの前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別に対応させて色分け表示することを特徴とする請求項46に記載の通信端末の性能測定方法。
  53. 前記通信システム表示バーを表示する段階は、前記通信システム表示バーを前記所定数のログ情報に関するそれぞれの通信システムの種別に対応させて色分け表示する際に、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される色分け設定入力情報に基づいた色分け表示を可能とすることを特徴とする請求項51に記載の通信端末の性能測定方法。
  54. 前記トレース情報表示バーを表示する段階は、前記トレース情報表示バーを前記所定数のログ情報に関するそれぞれの前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別に対応させて色分け表示する際に、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される色分け設定入力情報に基づいた色分け表示を可能とすることを特徴とする請求項52に記載の通信端末の性能測定方法。
  55. 前記トレース情報表示バー表示を表示する段階は、
    前記所定数のログ情報に関するそれぞれの前記所定のメッセージ情報のプレーンの種別と通信の方向及び前記通信試験のための前記通信端末試験用の計測器内部の設定情報を示すコンフィグ情報を含むトレース情報表示バー上の任意の位置を前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能に表示する段階と、
    前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択されたトレース情報表示バー上の任意の位置に対応するログ情報に関する詳細情報を表示する段階とを備えていることを特徴とする請求項48に記載の通信端末の性能測定方法。
  56. 前記インジケーションバーを表示する段階は、前記インジケーションバーを前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報を前記所定のメッセージ情報の種類に応じてそれぞれの種類毎に色分け表示することを特徴とする請求項42に記載の通信端末の性能測定方法。
  57. 前記ログシーケンスを表示する段階は、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報が取得されたそれぞれの順番を示すインデックス情報を前記トレース情報表示バーを表示する段階によって表示される前記トレース情報表示バー及び前記通信システム表示バーを表示する段階によって表示される前記通信システム表示バーに対応させて表示する段階をさらに備えたことを特徴とする請求項49に記載の通信端末の性能測定方法。
  58. 前記インジケーションバーを表示する段階は、
    前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた第1のインジケーションバーを表示する段階と、
    前記第1のインジケーションバーを表示する段階によって表示される前記第1のインジケーションバーでは表示しきれないログ情報がある場合に、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報の全てを前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能とすることなく実質的に圧縮された状態でそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた第2のインジケーションバーを前記第1のインジケーションバーに対応させて表示する段階とを備えたことを特徴とする請求項57に記載の通信端末の性能測定方法。
  59. 前記インジケーションバーを表示する段階は、
    前記第2のインジケーションバーを表示する段階によって表示された前記第2のインジケーションバー上の任意の位置を前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて選択可能に表示する段階と、
    前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて前記第2のインジケーションバー上の任意の位置が選択された場合に、当該任意の位置のログ情報を含む所定範囲のログ情報を前記第1のインジケーションバーを表示する段階によって表示される前記第1のインジケーションバー上に拡大して表示させる段階とを備えていることを特徴とする請求項58に記載の通信端末の性能測定方法。
  60. 前記インジケーションバーを表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記通信システムの種別に対応して複数のバーに分けて識別可能に且つ前記複数のバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた複数のインジケーションバーを表示する段階を備えたことを特徴とする請求項42に記載の通信端末の性能測定方法。
  61. 前記インジケーションバーを表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて通信の方向の上り、下りの2つのバーに分けて識別可能に且つ前記2つのバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた2つのインジケーションバーを表示する段階を備えたことを特徴とする請求項42に記載の通信端末の性能測定方法。
  62. 前記インジケーションバーを表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報のうち、所定数のログ情報を前記ログ情報の内容と種類に関する情報に基づいて前記通信システムの種別に対応して複数のバーに分けて識別可能に且つ通信の方向の上り、下りの2つのバーに分けて識別可能に且つ前記2つのバーのそれぞれのバー毎に前記所定のメッセージ情報の種類に応じて区分けして識別可能に前記所定数のログ情報のそれぞれに付与された前記時刻情報に基づいて時系列に並べた複数のインジケーションバーを表示する段階を備えたことを特徴とする請求項42に記載の通信端末の性能測定方法。
  63. 前記インジケーションバーを表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、任意のログ情報の検索が選択された場合に、前記第1のインジケーションバーの表示に対応するログ情報から当該任意のログ情報を検索を指示すると共に、前記検索によって見つけ出されたログ情報の前記第1のインジケーションバー上での位置する箇所を前記第1のインジケーションバーに識別可能に表示することを特徴とする請求項58に記載の通信端末の性能測定方法。
  64. 前記インジケーションバーを表示する段階は、前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する前記第1のインジケーションバー上の該当箇所を点滅表示することを特徴とする請求項63に記載の通信端末の性能測定方法。
  65. 前記ログシーケンスを表示する段階は、前記インジケーションバーと関連付けて表示する前記ログシーケンスとして、前記検索によって複数のログ情報が見つけ出されたとき、当該複数のログ情報のうち最初のログ情報の位置する箇所のログシーケンスを表示することを特徴とする請求項63に記載の通信端末の性能測定方法。
  66. 前記インジケーションバーを表示する段階は、
    前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報による検索条件に基づいて、任意のログ情報の検索が選択された場合に、前記第2のインジケーションバーの表示に対応するログ情報から当該任意のログ情報の検索が開始され、前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する箇所を前記第2のインジケーションバー上で識別可能に表示する段階と、
    前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、前記第2のインジケーションバー上で識別可能に表示されている箇所が選択された場合に、前記第1のインジケーションバー上に前記検索条件と一致する該当箇所を識別可能に表示する段階を備えていることを特徴とする請求項58に記載の通信端末の性能測定方法。
  67. 前記インジケーションバーを表示する段階は、
    前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する前記第2のインジケーションバー上の該当箇所を点滅表示する段階と、
    前記検索によって見つけ出されたログ情報の位置する前記第1のインジケーションバー上の該当箇所を点滅表示する段階とを備えていることを特徴とする請求項66に記載の通信端末の性能測定方法。
  68. 前記ログシーケンスを表示する段階は、前記インジケーションバーと関連付けて表示する前記ログシーケンスとして、前記検索によって複数のログ情報が見つけ出されたとき、当該複数のログ情報のうち最初のログ情報の位置する箇所のログシーケンスを表示することを特徴とする請求項66に記載の通信端末の性能測定方法。
  69. 前記インジケーションバーを表示する段階は、
    前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、予め、検索を目的とするトレース情報の条件としてのトリガー情報を内部的に設定可能とする段階と、
    前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報から、予め設定された前記トリガー情報に一致したトレース情報が得られたときに、前記第1のインジケーションバー上の該当箇所の位置を識別可能に表示する段階とを備えていることを特徴とする請求項58に記載の通信端末の性能測定方法。
  70. 前記インジケーションバーを表示する段階は、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報から、予め設定された前記トリガー情報と一致するトレース情報が得られたときに、前記第1のインジケーションバー上の該当箇所の位置を点滅表示することを特徴とする請求項69に記載の通信端末の性能測定方法。
  71. 前記ログシーケンスを表示する段階は、前記インジケーションバーと関連付けて表示する前記ログシーケンスとして、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報から、予め設定された前記トリガー情報と一致するトレース情報が得られたときに、当該トレース情報に含まれるログ情報のログシーケンスを表示することを特徴とする請求項69に記載の通信端末の性能測定方法。
  72. 前記ログシーケンスを表示する段階は、前記インジケーションバーと関連付けて表示する前記ログシーケンスとして、前記トレース情報を取得する段階によって取得された前記トレース情報に含まれる複数のログ情報が無通信状態時のログ情報を含むとき、当該無通信状態時のログ情報のレコードを省いて前記ログ情報のログシーケンスを表示することを特徴とする請求項41に記載の通信端末の性能測定方法。
  73. 前記タスクバーを表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて、前記インジケーションバーを表示する段階によって表示されるインジケーションバーの近傍に、前記ログシーケンスを表示する段階によって現在の時点で表示されている前記ログシーケンスの範囲を示すタスクバーを表示することを特徴とする請求項43に記載の通信端末の性能測定方法。
  74. 前記タスクバーを表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される選択設定入力情報に基づいて、前記インジケーションバーを表示する段階によって表示されるインジケーションバーの近傍に、前記ログシーケンス表示部によって現在の時点で表示されている前記ログシーケンスの先頭をポイントで示すタスクバー(14)を表示することを特徴とする請求項43に記載の通信端末の性能測定方法。
  75. 前記第1のインジケーションバーを表示する段階は、前記トレース情報を取得する段階によって取得されたトレース情報に含まれる前記複数のログ情報において、前記所定のメッセージ情報の種類が同一で且つ前記通信システムの種別が同一であるログ情報が連続する場合に、前記第1のインジケーションバー上で当該連続したログ情報を一つのログ情報に対応する長さを圧縮して表示することを特徴とする請求項58に記載の通信端末の性能測定方法。
  76. 前記第1のインジケーションバーを表示する段階は、前記トレース情報を取得する段階によって取得された前記トレース情報に含まれる前記複数のログ情報が無通信状態時のログ情報を含むとき、当該無通信状態時のログ情報のレコードを含めて全体のログ情報を前記第1のインジケーションバー上に表示することを特徴とする請求項58に記載の通信端末の性能測定方法。
  77. 前記第2のインジケーションバーを表示する段階は、前記第2のインジケーションバーを、前記第1のインジケーションバーを表示する段階によって表示される前記第1のインジケーションバー上で表示可能な範囲毎に複数の範囲に区切って表示することを特徴とする請求項58に記載の通信端末の性能測定方法。
  78. 前記第1のインジケーションバーを表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、前記第1のインジケーションバーを該第1のインジケーションバーの近傍に表示される前記タイムスタンプ及び前記インデックス情報の少なくとも一方と連動させて表示することを特徴とする請求項58に記載の通信端末の性能測定方法。
  79. 前記第2のインジケーションバーを表示する段階は、前記設定入力情報を設定する段階によって設定される設定入力情報に基づいて、前記第2のインジケーションバーを該第2のインジケーションバーの近傍に表示される前記タイムスタンプ及び前記インデックス情報の少なくとも一方と連動させて表示することを特徴とする請求項58に記載の通信端末の性能測定方法。
  80. 前記設定入力情報を設定する段階は、前記表示器の表示画面上に表示されているソフトキーからなる前記トレース情報の取得を開始する際に操作されるStartキー、前記トレース情報の取得を停止する際に操作されるStopキー、各種の設定の際に操作されるOptionキー、前記トレース情報の中から目的のトレース情報を検索する際に操作されるFindキー、取得したトレース情報を保存する際に操作されるSaveキー及び保存されているトレース情報を読み出す際に操作されるLoadキーを含む複数の操作キーの少なくとも一つを用いることを特徴とする請求項58に記載の通信端末の性能測定方法。
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