JPWO2005059977A1 - ステージ装置、露光装置、及び露光方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 このステージ装置PSTは、基板Pの裏面PCを保持するホルダPHと、ホルダPHを支持して移動するステージ52とを有し、ホルダPHが基板Pの外周よりも内側で基板Pの裏面PCを保持する保持部33、34を有する。さらに、このステージ装置PSTは、ルダPHとは別に設けられ、少なくとも基板Pの裏面PCと対向する位置に撥液性を有する撥液部材30を有する。その結果、投影光学系と基板との間を液体で満たして露光処理する場合においても、基板とホルダとの間に液体が浸入することが防止される。

Description

本発明は、基板を保持するホルダとこのホルダを支持して移動するステージとを有するステージ装置及びこのステージ装置を備えた露光装置、並びに露光方法に関し、特に投影光学系と液体とを介してパターンの像を基板に露光する際に用いて好適なステージ装置及び露光装置、並びに露光方法に関するものである。また、本願は、2003年12月16日に出願された特願2003−417518号に対し優先権を主張し、その内容をここに援用する。
半導体デバイスや液晶表示デバイスは、マスク上に形成されたパターンを感光性の基板上に転写する、いわゆるフォトリソグラフィの手法により製造される。
このフォトリソグラフィ工程で使用される露光装置は、マスクを支持するマスクステージと基板を支持する基板ステージとを有し、マスクステージ及び基板ステージを逐次移動しながらマスクのパターンを投影光学系を介して基板に転写するものである。近年、デバイスパターンのより一層の高集積化に対応するために投影光学系の更なる高解像度化が望まれている。投影光学系の解像度は、使用する露光波長が短いほど、また投影光学系の開口数が大きいほど高くなる。そのため、露光装置で使用される露光波長は年々短波長化しており、投影光学系の開口数も増大している。そして、現在主流の露光波長はKrFエキシマレーザの248nmであるが、更に短波長のArFエキシマレーザの193nmも実用化されつつある。また、露光を行う際には、解像度と同様に焦点深度(DOF)も重要となる。解像度R、及び焦点深度δはそれぞれ以下の式で表される。
R=k1・λ/NA … (1)
δ=±k2・λ/NA2 … (2)
ここで、λは露光波長、NAは投影光学系の開口数、k1、k2はプロセス係数である。(1)式、(2)式より、解像度Rを高めるために、露光波長λを短くして、開口数NAを大きくすると、焦点深度δが狭くなることが分かる。
このとき、焦点深度δが狭くなり過ぎると、投影光学系の像面に対して基板表面を合致させることが困難となり、露光動作時のマージンが不足するおそれがある。
そこで、実質的に露光波長を短くして、且つ焦点深度を広くする方法として、例えば下記特許文献1に開示されている液浸法が提案されている。この液浸法は、投影光学系の下面と基板表面との間を水や有機溶媒等の液体で満たして液浸領域を形成し、液体中での露光光の波長が空気中の1/n(nは液体の屈折率で通常1.2〜1.6程度)になることを利用して解像度を向上させるとともに、焦点深度を約n倍に拡大するというものである。
国際公開第99/49504号パンフレット
しかしながら、上述したような従来技術には、以下のような問題が存在する。
上記従来技術は、投影光学系の像面側の端面と基板(ウエハ)との間を局所的に液体で満たす構成であり、基板の中央付近のショット領域を露光する場合には液体の基板外側への流出は生じない。しかしながら、図12に示す模式図のように、基板Pの周辺領域(エッジ領域)Eに投影光学系の投影領域100をあててこの基板Pのエッジ領域Eを露光しようとすると、液体は基板Pの外側へ流出して液浸領域が良好に形成されず、投影されるパターン像を劣化させるという不都合が生じる。また、流出した液体により、基板Pを支持する基板ステージ周辺の機械部品等に錆びが生じたり、あるいはステージ駆動系等の漏電を引き起こすといった不都合も生じる。更に、流出した液体が基板の裏面に回り込んで、基板と基板ステージ(基板ホルダ)との間に浸入すると、基板ステージは基板を良好に保持できないという不都合も生じる。また、基板Pと基板ステージとの間の段差や隙間に液体が浸入した場合にも、錆びや漏電を引き起こす可能性がある。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、基板とホルダとの間に液体が浸入することを防止し、基板のエッジ領域を露光する場合にも良好に液浸領域を形成した状態で露光できるステージ装置及び露光装置、並びに露光方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、本発明の実施の形態を示す図1ないし図10に対応付けした以下の構成を採用している。
本発明のステージ装置は、基板の裏面を保持するホルダと、ホルダを支持して移動するステージとを有するステージ装置であって、ホルダが基板の外周よりも内側で基板の裏面を保持する保持部を有し、ホルダとは別に設けられ、少なくとも基板の裏面と対向する位置に撥液性を有する撥液部材を設けたことを特徴とするものである。
従って、本発明のステージ装置では、例えば裏面及び周囲が撥液性を有する基板を用いることで、基板のエッジ領域を露光する際にも、基板の裏面と撥液部材との間への液体の浸入を防止することができる。従って、基板を良好に保持しつつ露光することが可能となる。
また、本発明のステージ装置は、基板の裏面を保持するホルダと、ホルダを支持して移動するステージとを有するステージ装置であって、ホルダは、基板の外周よりも内側で基板の裏面を保持する保持部を有し、基板の裏面に弾性変形して液密に当接する弾性部材が設けられていることを特徴とするものである。
従って、本発明のステージ装置では、基板をホルダに保持させた際に、弾性部材が弾性変形することで基板の裏面と弾性部材との間を液密に密封(封止)することができる。そのため、基板のエッジ領域を露光する際にも、基板の裏面と弾性部材との間への液体の浸入を防止することができ、基板を良好に保持しつつ露光することが可能となる。
そして、本発明の露光装置は、投影光学系により基板にパターンを露光する露光装置において、請求項1から13のいずれか一項に記載のステージ装置を備えることを特徴とするものである。また、本発明の露光方法は、本発明の露光装置を用い、基板の裏面とホルダとの間への液体の浸入を防止しつつ露光を行うことを特徴とするものである。
従って、本発明の露光装置及び露光方法では、投影光学系と基板との間に液体を満たして基板のエッジ領域を露光する際にも、基板の裏面と撥液部材との間への液体の浸入を防止することができる。従って、基板を良好に保持しつつ露光することが可能となる。
また、本発明では、撥液部材を用いる場合に、投影光学系を介して照射された露光光が基板により遮光され撥液部材の基板との対向部分に到達しない。そのため、撥液部材の撥液性が露光光の照射により損なわれることを防ぐことができ、基板の裏面と撥液部材との間への液体の浸入防止を維持することが可能となる。
以上のように、本発明では、基板のエッジ領域を露光する場合にも、長期に亘って撥液性が損なわれることなく良好に液浸領域を形成し、液体の基板ステージ外部への流出を抑えた状態で露光でき、所望の性能を有するデバイスを製造できる。
本発明の露光装置の一実施形態を示す概略構成図である。 液体供給機構及び液体回収機構を示す概略構成図である。 基板ステージの平面図である。 本発明の基板ステージの一実施形態を示す要部断面図である。 基板ホルダとプレート部とを示す部分拡大図である。 図5におけるA−A線視断面図である。 別形態の基板ホルダとプレート部とを示す部分拡大図である。 第2実施形態に係る基板ステージの要部断面図である。 基板のノッチ部とシール部材との位置関係を示す部分拡大図である。 別形態のシール部材を有する基板ステージの要部断面図である。 半導体デバイスの製造工程の一例を示すフローチャート図である。 従来の露光方法の課題を説明するための模式図である。
符号の説明
EX 露光装置 M マスク(レチクル) MST マスクステージ P 基板 PA 表面 PH 基板ホルダ(ホルダ) PST 基板ステージ(ステージ装置) PL 投影光学系 PV ノッチ部(切欠部) 10 液体供給機構(供給装置) 30 プレート部(撥液部材) 31 平坦面(平坦部) 33 周壁部(保持部) 34 支持部(保持部) 39 第2空間(空間) 52 基板テーブル(ステージ) 60 回収装置(吸引装置) 71 凹部 74 凸部 76 シール部材(弾性部材)
以下、本発明のステージ装置及び露光装置の実施の形態を、図1ないし図11を参照して説明する。図1は本発明の露光装置の一実施形態を示す概略構成図である。
(第1実施形態)
図1において、露光装置EXは、マスクMを支持するマスクステージMSTと、基板Pを支持する基板ステージPSTと、マスクステージMSTに支持されているマスクMを露光光ELで照明する照明光学系ILと、露光光ELで照明されたマスクMのパターン像をステージ装置としての基板ステージPSTに支持されている基板Pに投影露光する投影光学系PLと、露光装置EX全体の動作を統括制御する制御装置CONTとを備えている。
本実施形態の露光装置EXは、露光波長を実質的に短くして解像度を向上するとともに焦点深度を実質的に広くするために液浸法を適用した液浸露光装置であって、投影光学系PLと基板Pとの間に液体1を供給する液体供給機構(供給装置)10と、基板P上の液体1を回収する液体回収機構20とを備えている。本実施形態において、液体1には純水が用いられる。露光装置EXは、少なくともマスクMのパターン像を基板P上に転写している間、液体供給機構10から供給した液体1により投影光学系PLの投影領域AR1を含む基板P上の少なくとも一部に液浸領域AR2を形成する。
具体的には、露光装置EXは、投影光学系PLの先端部の光学素子2と基板Pの表面(露光面)との間に液体1を満たし、この投影光学系PLと基板Pとの間の液体1及び投影光学系PLを介してマスクMのパターン像を基板P上に投影し、基板Pを露光する。
ここで、本実施形態では、露光装置EXとしてマスクMと基板Pとを走査方向における互いに異なる向き(逆方向)に同期移動しつつマスクMに形成されたパターンを基板Pに露光する走査型露光装置(所謂スキャニングステッパ)を使用する場合を例にして説明する。以下の説明において、投影光学系PLの光軸AXと一致する方向をZ軸方向、Z軸方向に垂直な平面内でマスクMと基板Pとの同期移動方向(走査方向)をX軸方向、Z軸方向及びY軸方向に垂直な方向(非走査方向)をY軸方向とする。また、X軸、Y軸、及びZ軸まわり方向をそれぞれ、θX、θY、及びθZ方向とする。なお、ここでいう「基板」は半導体ウエハ上に感光性材料であるフォトレジストを塗布したものを含み、「マスク」は基板上に縮小投影されるデバイスパターンを形成されたレチクルを含む。
照明光学系ILはマスクステージMSTに支持されているマスクMを露光光ELで照明するものであり、露光用光源、露光用光源から射出された光束の照度を均一化するオプティカルインテグレータ、オプティカルインテグレータからの露光光ELを集光するコンデンサレンズ、リレーレンズ系、露光光ELによるマスクM上の照明領域をスリット状に設定する可変視野絞り等を有している。マスクM上の所定の照明領域は照明光学系ILにより均一な照度分布の露光光ELで照明される。照明光学系ILから射出される露光光ELとしては、例えば水銀ランプから射出される紫外域の輝線(g線、h線、i線)及びKrFエキシマレーザ光(波長248nm)等の遠紫外光(DUV光)や、ArFエキシマレーザ光(波長193nm)及びFレーザ光(波長157nm)等の真空紫外光(VUV光)などが用いられる。本実施形態においてはArFエキシマレーザ光が用いられる。上述したように、本実施形態における液体1は純水であって、露光光ELがArFエキシマレーザ光であっても透過可能である。また、純水は紫外域の輝線(g線、h線、i線)及びKrFエキシマレーザ光(波長248nm)等の遠紫外光(DUV光)も透過可能である。
マスクステージMSTはマスクMを支持するものであって、投影光学系PLの光軸AXに垂直な平面内、すなわちXY平面内で2次元移動可能及びθZ方向に微小回転可能である。マスクステージMSTはリニアモータ等のマスクステージ駆動装置MSTDにより駆動される。マスクステージ駆動装置MSTDは制御装置CONTにより制御される。マスクステージMST上には移動鏡50が設けられている。また、移動鏡50に対向する位置にはレーザ干渉計51が設けられている。マスクステージMST上のマスクMの2次元方向の位置、及び回転角はレーザ干渉計51によりリアルタイムで計測され、計測結果は制御装置CONTに出力される。制御装置CONTはレーザ干渉計51の計測結果に基づいてマスクステージ駆動装置MSTDを駆動することでマスクステージMSTに支持されているマスクMの位置決めを行う。
投影光学系PLはマスクMのパターンを所定の投影倍率βで基板Pに投影露光するものであって、基板P側の先端部に設けられた光学素子(レンズ)2を含む複数の光学素子で構成されており、これら光学素子は鏡筒PKで支持されている。本実施形態において、投影光学系PLは、投影倍率βが例えば1/4あるいは1/5の縮小系である。なお、投影光学系PLは等倍系及び拡大系のいずれでもよい。また、本実施形態の投影光学系PLの先端部の光学素子2は鏡筒PKに対して着脱(交換)可能に設けられており、光学素子2には液浸領域AR2の液体1が接触する。
光学素子2は螢石で形成されている。螢石は水との親和性が高いので、光学素子2の液体接触面2aのほぼ全面に液体1を密着させることができる。すなわち、本実施形態においては光学素子2の液体接触面2aとの親和性が高い液体(水)1を供給するようにしているので、光学素子2の液体接触面2aと液体1との密着性が高く、光学素子2と基板Pとの間の光路を液体1で確実に満たすことができる。なお、光学素子2は水との親和性が高い石英であってもよい。また光学素子2の液体接触面2aに親水化(親液化)処理を施して、液体1との親和性をより高めるようにしてもよい。また、鏡筒PKは、その先端付近が液体(水)1に接することになるので、少なくとも先端付近はTi(チタン)等の錆びに対して耐性のある金属で形成される。
基板ステージPSTは基板Pを支持するものであって、基板ホルダPHを介して基板Pを保持する基板テーブル(ステージ)52と、基板テーブル52を支持するXYステージ53と、XYステージ53を支持するベース54とを備えている。基板ステージPSTはリニアモータ等の基板ステージ駆動装置PSTDにより駆動される。基板ステージ駆動装置PSTDは制御装置CONTにより制御される。基板テーブル52を駆動することにより、基板テーブルに保持されている基板PのZ軸方向における位置(フォーカス位置)、及びθX、θY方向における位置が制御される。また、XYステージ53を駆動することにより、基板PのXY方向における位置(投影光学系PLの像面と実質的に平行な方向の位置)が制御される。すなわち、基板テーブル52は、基板Pのフォーカス位置及び傾斜角を制御して基板Pの表面をオートフォーカス方式、及びオートレベリング方式で投影光学系PLの像面に合わせ込むZステージとして機能し、XYステージ53は基板PのX軸方向及びY軸方向における位置決めを行う。なお、基板テーブルとXYステージとを一体的に設けてよいことは言うまでもない。
基板ステージPST(基板テーブル52)上には移動鏡55が設けられている。また、移動鏡55に対向する位置にはレーザ干渉計56が設けられている。基板ステージPST上の基板Pの2次元方向の位置、及び回転角はレーザ干渉計56によりリアルタイムで計測され、計測結果は制御装置CONTに出力される。制御装置CONTはレーザ干渉計56の計測結果に基づいて基板ステージ駆動装置PSTDを駆動することで基板ステージPSTに支持されている基板Pの位置決めを行う。
また、基板ステージPST(基板テーブル52)上には基板Pを囲むプレート部30が設けられている。プレート部30は基板テーブル52と一体で設けられており、プレート部30の内側には凹部32が形成されている。なお、プレート部30と基板テーブル52とは別々に設けられていてもよい。基板Pを保持する基板ホルダPHは凹部32に配置されている(図4参照)。プレート部30は、凹部32に配置された基板ホルダPHに保持されている基板Pの表面PAとほぼ同じ高さの平坦面(平坦部)31を有している。
液体供給機構10は所定の液体1を基板P上に供給するものであって、液体1を供給可能な第1液体供給部11及び第2液体供給部12と、第1液体供給部11に流路を有する供給管11Aを介して接続され、この第1液体供給部11から送出された液体1を基板P上に供給する供給口13Aを有する第1供給部材13と、第2液体供給部12に流路を有する供給管12Aを介して接続され、この第2液体供給部12から送出された液体1を基板P上に供給する供給口14Aを有する第2供給部材14とを備えている。第1、第2供給部材13、14は基板Pの表面に近接して配置されており、基板Pの面方向において互いに異なる位置に設けられている。具体的には、液体供給機構10の第1供給部材13は投影領域AR1に対して走査方向一方側(−X側)に設けられ、第2供給部材14は他方側(+X側)に設けられている。
第1、第2液体供給部11、12のそれぞれは、液体1を収容するタンク、及び加圧ポンプ等を備えており、供給管11A、12A及び供給部材13、14のそれぞれを介して基板P上に液体1を供給する。また、第1、第2液体供給部11、12の液体供給動作は制御装置CONTにより制御され、制御装置CONTは第1、第2液体供給部11、12による基板P上に対する単位時間あたりの液体供給量をそれぞれ独立して制御可能である。また、第1、第2液体供給部11、12のそれぞれは液体の温度調整機構を有しており、装置が収容されるチャンバ内の温度とほぼ同じ温度(例えば23℃)の液体1を基板P上に供給するようになっている。
液体回収機構20は基板P上の液体1を回収するものであって、基板Pの表面に近接して配置された回収口23A、24Aを有する第1、第2回収部材23、24と、この第1、第2回収部材23、24に流路を有する回収管21A、22Aを介してそれぞれ接続された第1、第2液体回収部21、22とを備えている。第1、第2液体回収部21、22は例えば真空ポンプ等の吸引装置、及び回収した液体1を収容するタンク等を備えており、基板P上の液体1を第1、第2回収部材23、24、及び回収管21A、22Aを介して回収する。第1、第2液体回収部21、22の液体回収動作は制御装置CONTにより制御され、制御装置CONTは第1、第2液体回収部21、22による単位時間あたりの液体回収量を制御可能である。
図2は液体供給機構10及び液体回収機構20の概略構成を示す平面図である。図2に示すように、投影光学系PLの投影領域AR1はY軸方向(非走査方向)を長手方向とするスリット状(矩形状)に設定されており、液体1が満たされた液浸領域AR2は投影領域AR1を含むように基板P上の一部に形成される。そして、投影領域AR1の液浸領域AR2を形成するための液体供給機構10の第1供給部材13は投影領域AR1に対して走査方向一方側(−X側)に設けられ、第2供給部材14は他方側(+X側)に設けられている。
第1、第2供給部材13、14のそれぞれは平面視略円弧状に形成されており、その供給口13A、14AのY軸方向におけるサイズは、少なくとも投影領域AR1のY軸方向におけるサイズより大きくなるように設定されている。そして、平面視略円弧状に形成されている供給口13A、14Aは、走査方向(X軸方向)に関して投影領域AR1を挟むように配置されている。液体供給機構10は、第1、第2供給部材13、14の供給口13A、14Aを介して投影領域AR1の両側で液体1を同時に供給する。
液体回収機構20の第1、第2回収部材23、24のそれぞれは基板Pの表面に向くように円弧状に連続的に形成された回収口23A、24Aを有している。そして、互いに向き合うように配置された第1、第2回収部材23、24により略円環状の回収口が形成されている。第1、第2回収部材23、24それぞれの回収口23A、24Aは液体供給機構10の第1、第2供給部材13、14、及び投影領域AR1を取り囲むように配置されている。また、投影領域AR1を取り囲むように連続的に形成された回収口の内部に複数の仕切部材25が設けられている。
第1、第2供給部材13、14の供給口13A、14Aから基板P上に供給された液体1は、投影光学系PLの先端部(光学素子2)の下端面と基板Pとの間に濡れ拡がるように供給される。また、投影領域AR1に対して第1、第2供給部材13、14の外側に流出した液体1は、この第1、第2供給部材13、14より投影領域AR1に対して外側に配置されている第1、第2回収部材23、24の回収口23A、24Aより回収される。
本実施形態において、基板Pを走査露光する際、走査方向に関して投影領域AR1の手前から供給する単位時間あたりの液体供給量が、その反対側で供給する液体供給量よりも多く設定される。例えば、基板Pを+X方向に移動しつつ露光処理する場合、制御装置CONTは、投影領域AR1に対して−X側(すなわち供給口13A)からの液体量を+X側(すなわち供給口14A)からの液体量より多くし、一方、基板Pを−X方向に移動しつつ露光処理する場合、投影領域AR1に対して+X側からの液体量を−X側からの液体量より多くする。また、走査方向に関して、投影領域AR1の手前での単位時間あたりの液体回収量が、その反対側での液体回収量よりも少なく設定される。例えば、基板Pが+X方向に移動しているときには、投影領域AR1に対して+X側(すなわち回収口24A)からの回収量を−X側(すなわち回収口23A)からの回収量より多くする。
図3は基板ステージPSTの基板テーブル52を上方から見た平面図である。平面視矩形状の基板テーブル52の互いに垂直な2つの縁部に移動鏡55が配置されている。また、基板テーブル52のほぼ中央部に平面視円形に凹部32が形成されており、この凹部32には基板ホルダPHを支持するための支持部52aが突設されている。そして、基板Pを保持する基板ホルダPHは、図4に示すように、支持部52aに支持されて基板テーブル52とは隙間をあけた状態で凹部32内に配置されている。なお、基板テーブル52と基板ホルダPHとの間の隙間は大気圧に設定(開放)されている。そして、基板Pの周囲には、基板Pの表面とほぼ同じ高さの平坦面(平坦部)31を有するプレート部(撥液部材)30が基板テーブル52と一体で設けられている。
プレート部30の平坦面31の2つのコーナーは幅広になっており、その幅広部の1つに、マスクM及び基板Pを所定位置に対してアライメントする際に使う基準マークFMが設けられている。また、基板ステージPST上の基板Pの周囲には、照度センサ等の各種センサも設けられている。なお、本実施形態では、基準マークFMはプレート部30に設けられているが、プレート部30とは別に基準マークFMを配置するための基準マーク部材を基板ステージPST上に設けてもよい。
基板ホルダPHは、図3に示すように、−Y側の端縁において基板Pの外周形状に応じたV字形状の凹部71を有している。より詳細には、図5の要部拡大図に示すように、基板Pの外周には当該基板Pの位置合わせ用に外周を切り欠いてノッチ部(切欠部)PVがV字形状に形成されており、基板ホルダPHの外周は、基板Pの内側で外周輪郭に対して所定距離オフセットした形状に形成されたV字形状の凹部71を有している。また、基板ホルダPHは、基板Pの外周よりも内側で基板Pの裏面PCを保持する周壁部(保持部)33と、この周壁部33の内側に配置され、基板Pを保持する複数の支持部(保持部)34とを備えている。なお、周壁部33も凹部71においては、外周と同様にV字形状に配置されている。支持部34は周壁部33の内側において一様に配置されている。周壁部33及び支持部34は、基板ホルダPHの一部を構成する略円板状のベース部35上に設けられている。支持部34のそれぞれは断面視台形状であり、基板Pはその裏面PCを複数の支持部34の上端面34Aに保持される。
図4は基板Pを保持した基板ステージPSTの要部拡大断面図である。
図4において、基板テーブル52(プレート部30)は、凹部32を形成する側壁部73を有している。図5に示すように、−Y側に位置する側壁部73は、基板ホルダPHの凹部71に対応して、V字形状で内周側へ突設された凸部74を有している。そして、側壁部73は、この凸部74を含めて基板ホルダPHとギャップCを隔てるように、すなわち基板ホルダPHに保持された基板P(の外周)と平面的に幅Bの長さで重なる形状で形成されている。
側壁部73の上面は、平面視が基板Pの外周(側面PB)に対してギャップA(例えば0.3〜0.5mm)を隔てた大きさの円形状で、断面視が基板ホルダPHに保持された基板Pの裏面PCの外周部において対向する撥液面72となっている。撥液面72は、基板Pの裏面PCとの間に、例えば0.2mmの隙間があいて非接触となる位置(すなわち、平坦面31から基板Pの厚さ+0.2mmの深さの位置)に形成されている。
基板Pの露光面である表面PAにはフォトレジスト(感光材)90が塗布されている。
本実施形態において、感光材90はArFエキシマレーザ用の感光材(例えば、東京応化工業株式会社製TARF-P6100)であって撥液性(撥水性)を有しており、その接触角は70〜80°程度である。
また、本実施形態において、基板Pの側面PBは撥液処理(撥水処理)されている。具体的には、基板Pの側面PBにも、撥液性を有する上記感光材90が塗布されている。更に、基板Pの裏面PCにも上記感光材90が塗布されて撥液処理されている。
そして、基板テーブル52(基板ステージPST)の一部の表面は、撥液処理されて撥液性となっている。本実施形態において、基板テーブル52(プレート部30)のうち、平坦面31、撥液面72及びこれらの間の段部36が撥液性を有している。基板テーブル52(プレート部30)の撥液処理としては、例えば、フッ素系樹脂材料あるいはアクリル系樹脂材料等の撥液性材料を塗布、あるいは前記撥液性材料からなる薄膜を貼付する。
撥液性にするための撥液性材料としては液体1に対して非溶解性の材料が用いられる。なお、撥液性を有する材料(フッ素系樹脂など)で基板テーブル52を形成してもよい。
基板ステージPSTは、段部36と基板Pの側面PBと撥液面72とで形成され基板Pの裏面PCと対向する部分に連通する第2空間39に流入した液体1を吸引・回収する回装置(吸引装置)60を備えている。本実施形態において、回収装置60は、液体1を収容可能なタンク61と、基板テーブル52内部に設けられ、空間39とタンク61とを接続する流路62と、タンク61にバルブ63を介して接続されたポンプ64とを備えている。そして、この流路62の内壁面にも撥液処理が施されている。
基板ステージPSTは、基板ホルダPHの周壁部33に囲まれた第1空間38を負圧にする吸引装置40を備えている。吸引装置40は、基板ホルダPHのベース部35上面に設けられた複数の吸引口41と、基板ステージPST外部に設けられた真空ポンプを含むバキューム部42と、ベース部35内部に形成され、複数の吸引口41のそれぞれとバキューム部42とを接続する流路43とを備えている。吸引口41はベース部35上面のうち支持部34以外の複数の所定位置にそれぞれ設けられている。吸引装置40は、周壁部33と、ベース部35と、支持部34に支持された基板Pとの間に形成された第1空間38内部のガス(空気)を吸引してこの第1空間38を負圧にすることで、支持部34に基板Pを吸着保持する。上記回収装置60及び吸引装置40の動作は制御装置CONTに制御される。
次に、上述した構成を有する露光装置EXにより基板Pのエッジ領域Eを液浸露光する方法について説明する。
図4に示すように、基板Pのエッジ領域Eを液浸露光する際、液浸領域AR2の液体1が、基板Pの表面PAの一部及びプレート部30の平坦面31の一部に配置される。このとき、露光対象となるエッジ領域Eが基板Pのノッチ部PVではない位置にある場合、基板Pの側面PB及びこの側面PBに対向する段部36は撥液処理されており、またこれらの間のギャップも大きくないため、図4に示すように、液浸領域AR2の液体1はギャップAに浸入し難く、その表面張力によりギャップAに流れ込むことがほとんどない。
一方、露光対象となるエッジ領域Eが基板Pのノッチ部PVにある場合、基板Pの外周とプレート部30の段部36との間のギャップは、例えば2mm程度に大きくなるため、図6に図5のA−A線視断面として示すように、これらの間の第2空間39に液体1が浸入する。このとき、基板Pの裏面PCと撥液面72との双方が撥液性を有しており、また裏面PCと撥液面72との間の隙間が微小であるため、第2空間39に浸入した液体1はこの隙間に浸入し難く、その表面張力により隙間から凹部32に流れ込むことがほとんどない。そして、第2空間39に流入した液体1は、例えば基板交換時等、吸引に伴う振動が基板Pに伝わっても支障を来さないタイミングで、回収装置60により流路62を介してタンク61に吸引・回収される(図4参照)。タンク61には排出流路61Aが設けられており、液体1が所定量溜まったら排出流路61Aより排出される。
このように、本実施の形態では、基板Pの裏面PCと対向してプレート部30の撥液面72が配置されているので、基板Pのエッジ領域Eを露光する場合にも、液体1が基板PとホルダPHとの間に回り込むことを防止して、投影光学系PLの下に液体1を良好に保持しつつ液浸露光できる。特に本実施の形態では、基板ホルダPH及びプレート部30が基板Pのノッチ部PVに応じた凹部71、凸部74を有しているので、位置合わせ用のノッチ部PVが形成された基板Pを用いる場合、ノッチ部PVにおいても液体1の回り込みを防止して良好な液浸露光を実施できる。
また、本実施の形態では、撥液面72が基板Pと対向しているため、基板Pが遮光部材として作用し、撥液面72の基板Pとの対向部に露光光が到達しない。そのため、撥液面72の撥液性が露光光の照射により損なわれることを防ぐことができ、液体1の浸入阻止状態を長期に亘って維持することが可能になる。さらに、本実施の形態では、撥液面72を基板Pの裏面PCと非接触としているので、接触させた場合に生じる基板Pの変形や、プレート部30を介して基板Pに伝わる熱や振動等の悪影響を防ぐことができる。
また、このときプレート部30の平坦面31も撥液処理されているので、液浸領域AR2を形成する液体1のプレート部30外側への過剰な濡れ拡がりが防止され、液浸領域AR2を良好に形成可能であるとともに、液体1の流出や飛散等の不都合を防止することができる。
しかも、本実施の形態では、第2空間39に浸入した液体1を回収装置60で回収するため、基板Pの交換時等に第2空間39に存在する液体が凹部32や基板ホルダPHに飛散することを防止できる。
なお、上記第1実施形態では、基板Pのノッチ部PVに合わせて基板ホルダPH及びプレート部30がV字形状の凹部及び凸部を有する構成としたが、これに限定されるものではなく、図7に示すように、基板Pのノッチ部PVよりも内側にプレート部30の側壁部73を平面視円形状で突出させ、この側壁部74とギャップCを隔てる外径の円形状の基板ホルダPHを設ける構成としてもよい。
この場合、ノッチ部の位置、有無に拘わらずに基板Pを基板ホルダPHに保持させて、裏面側への液体の回り込みを防ぐことが可能になり、汎用性を高めることができる。
また、上記第1実施形態では、撥液面72が基板Pの裏面PCに対して非接触とする構成としたが、必ずしも非接触に限られず、接触状態であってもよい。
この場合、基板Pの変形や、プレート部30を介して基板Pに伝わる熱や振動等の悪影響が生じる虞があるものの、基板Pの裏面側への液体の回り込みを防止することができる。
(第2実施形態)
図8は、本発明のステージ装置の第2の実施の形態を示す図である。
第1実施形態では基板Pの裏面と対向する撥液面72により液体の浸入を阻止する構成としたが、第2実施形態では基板Pに当接する弾性部材により液体の浸入を阻止する構成を採っている。
以下、図8を参照して説明する。
なお、図8において、図4等で示した第1実施形態の構成要素と同一の要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
この図に示すように、基板ホルダPHの周壁部33よりも外側で基板Pの外周部と対向する位置には、断面矩形の嵌合溝75が形成されている。嵌合溝75は基板ホルダPHに保持される基板Pの外周よりも内側に沿って、且つ図9に示すように、基板Pのノッチ部PVに対応する位置ではノッチ部PVよりも内側に湾曲するように形成されている。この嵌合溝75には、フッ素ゴム等のケミカルクリーンの観点から好ましく、また撥液性を有する弾性材料で形成されたシール部材(弾性部材)76が圧入状態で嵌合・固定されている。
シール部材76には、基板Pの外周側へ向かう斜め上方に延びる弾性部77が設けられている。弾性部77の上端は、周壁部33及び支持部34の上端面よりも僅かに突出しており(図8中、二点鎖線で示す)、基板ホルダPHに基板Pが保持された際には基板Pの裏面PCに弾性変形して当接する。この弾性部77の弾性変形による基板Pへの付勢力(弾性復元力)は、基板Pに変形を生じさせず、且つ液体の浸入を阻止する液密状態となる値に設定されている。
また、本実施形態における回収装置60は、シール部材76と基板Pとの当接部の外側の空間39(に浸入した液体)を吸引する。
他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
本実施の形態では、第2空間39に液体1が浸入した場合でも、基板Pの裏面PCとシール部材76の弾性部77とが液密に当接しているので、これらの間から液体が浸入することを防ぐことができる。特に、シール部材76が撥液性を有しているため、効果的に液体の浸入を阻止することができる。また、第2空間39に浸入した液体は回収装置60により吸引・回収されるため、基板回収時等に液体が飛散したり、第2空間39の液圧が高くなってしまうことを防止できる。
なお、本実施の形態では、弾性部77が基板Pの裏面PCに当接することで液体の浸入を阻止しているため、基板Pの裏面PCは必ずしも撥液性である必要はないが、経時変化等により弾性部77の付勢力が変動する可能性もあるため、裏面PCも撥液性を有する構成であることが好ましい。また、上記第2実施形態では、嵌合溝75及びシール部材76を図9に示したように、基板Pのノッチ部PVに合わせて湾曲して配置する構成としたが、図9中に二点鎖線で示すように、基板Pのノッチ部PVよりも内側に円形状に配置する構成としてもよい。
この場合、ノッチ部の位置、有無に拘わらずに基板Pを基板ホルダPHに保持させて、裏面側への液体の回り込みを防ぐことが可能になり、汎用性を高めることができる。
また、上記第2実施形態では、基板ホルダPHにシール部材76を設ける構成としたが、図10に示すように、プレート部30に設ける構成としてもよい。プレート部30にシール部材76を固定する構成としては、プレート部30の上面に開口する嵌合溝75にシール部材76を嵌合させ、プレート部30の上面にプレート部30との間でシール部材76を挟持する挟持部材78を設けることができる。この場合、プレート部30の裏面側から取付ネジ等の締結部材79で挟持部材78を固定すればよい。なお、挟持部材78の上面78aは、基板Pの表面PAと略面一にして、さらに撥液性を付与することが好ましい。
なお、上記実施の形態におけるプレート部30の撥液面72は、必ずしも全面が撥液性を有している必要はなく、少なくとも基板Pの裏面PCと対向する位置が撥液性を有していればよい。またプレート部30の平坦面31においても、全面が撥液性を有している必要はなく、少なくとも液体回収機構20の第1、第2回収部材23、24と対向する位置が撥液性を有していればよい。
また、上記実施形態では、基板Pの表面PA、側面PB、及び裏面PCの全面に撥液処理のために感光材90が塗布されているが、ギャップAを形成する領域、すなわち基板Pの側面PBと、基板Pの裏面PCのうちプレート部30の撥液面72に対向する領域のみを撥液処理する構成であってもよい。
基板Pの側面PB及び裏面PCの撥液処理としては、撥液性を有する感光材90を塗布しているが、側面PBや裏面PCには感光材90以外の撥液性(撥水性)を有する所定の材料を塗布するようにしてもよい。例えば、基板Pの露光面である表面PAに塗布された感光材90の上層にトップコート層と呼ばれる保護層(液体から感光材90を保護する膜)を塗布する場合があるが、このトップコート層の形成材料(例えばフッ素系樹脂材料)は、例えば接触角110°程度で撥液性(撥水性)を有する。従って、基板Pの側面PBや裏面PCにこのトップコート層形成材料を塗布するようにしてもよい。もちろん、感光材90やトップコート層形成用材料以外の撥液性を有する材料を塗布するようにしてもよい。
同様に、基板ステージPSTや基板ホルダPHの撥液処理として、フッ素系樹脂材料やアクリル系樹脂材料を塗布するものとして説明したが、上記感光材やトップコート層形成材料を基板ステージPSTや基板ホルダPHに塗布するようにしてもよいし、逆に、基板Pの側面PBや裏面PCに、基板ステージPSTや基板ホルダPHの撥液処理に用いた材料を塗布するようにしてもよい。
上記トップコート層は、液浸領域AR2の液体1が感光材90に浸透するのを防止するために設けられる場合が多いが、例えばトップコート層上に液体1の付着跡(所謂ウォーターマーク)が形成されても、液浸露光後にこのトップコート層を除去することにより、ウォーターマークをトップコート層とともに除去した後に現像処理等の所定のプロセス処理を行うことができる。ここで、トップコート層が例えばフッ素系樹脂材料から形成されている場合、フッ素系溶剤を使って除去することができる。これにより、ウォーターマークを除去するための装置(例えばウォーターマーク除去用基板洗浄装置)等が不要となり、トップコート層を溶剤で除去するといった簡易な構成で、ウォーターマークを除去した後に所定のプロセス処理を良好に行うことができる。
また、上記実施形態では、基板Pの位置合わせ用の切欠部として平面視V字形状のノッチ部が設けられるものとして説明したが、半径方向と直交する方向に基板Pが切り欠かれる、いわゆるオリフラ(オリエンテーション・フラット)が設けられる基板にも適用でき、さらに位置合わせ用の切欠部が形成されていない基板にも適用できることは言うまでもない。
上記各実施形態において、液体1は純水により構成されている。純水は、半導体製造工場等で容易に大量に入手できるとともに、基板P上のフォトレジストや光学素子(レンズ)等に対する悪影響がない利点がある。また、純水は環境に対する悪影響がないとともに、不純物の含有量が極めて低いため、基板Pの表面、及び投影光学系PLの先端面に設けられている光学素子の表面を洗浄する作用も期待できる。
なお、液体1としてPFPE(過フッ化ポリエーテル)を用いてもよい。
そして、波長が193nm程度の露光光ELに対する純水(水)の屈折率nはほぼ1.44であるため、露光光ELの光源としてArFエキシマレーザ光(波長193nm)を用いた場合、基板P上では1/n、すなわち約134nmに短波長化されて高い解像度が得られる。更に、焦点深度は空気中に比べて約n倍、すなわち約1.44倍に拡大されるため、空気中で使用する場合と同程度の焦点深度が確保できればよい場合には、投影光学系PLの開口数をより増加させることができ、この点でも解像度が向上する。
本実施形態では、投影光学系PLの先端に光学素子2が取り付けられており、このレンズにより投影光学系PLの光学特性、例えば収差(球面収差、コマ収差等)の調整を行うことができる。なお、投影光学系PLの先端に取り付ける光学素子としては、投影光学系PLの光学特性の調整に用いる光学プレートであってもよい。あるいは露光光ELを透過可能な平行平面板であってもよい。
なお、液体1の流れによって生じる投影光学系PLの先端の光学素子と基板Pとの間の圧力が大きい場合には、その光学素子を交換可能とするのではなく、その圧力によって光学素子が動かないように堅固に固定してもよい。
また、本実施形態では、投影光学系PLと基板P表面との間は液体1で満たされている構成であるが、例えば基板Pの表面に平行平面板からなるカバーガラスを取り付けた状態で液体1を満たす構成であってもよい。
なお、本実施形態の液体1は水であるが水以外の液体であってもよい。例えば露光光ELの光源がFレーザである場合、このFレーザ光は水を透過しないので、液体1としてはFレーザ光を透過可能な例えばフッ素系オイル等のフッ素系流体であってもよい。
また、液体1としては、その他にも、露光光ELに対する透過性があってできるだけ屈折率が高く、投影光学系PLや基板P表面に塗布されているフォトレジストに対して安定なもの(例えばセダー油)を用いることも可能である。この場合も表面処理は用いる液体1の極性に応じて行われる。
なお、上記各実施形態の基板Pとしては、半導体デバイス製造用の半導体ウエハのみならず、ディスプレイデバイス用のガラス基板や、薄膜磁気ヘッド用のセラミックウエハ、あるいは露光装置で用いられるマスクまたはレチクルの原版(合成石英、シリコンウエハ)等が適用される。
露光装置EXとしては、マスクMと基板Pとを同期移動してマスクMのパターンを走査露光するステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装置(スキャニングステッパ)の他に、マスクMと基板Pとを静止した状態でマスクMのパターンを一括露光し、基板Pを順次ステップ移動させるステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置(ステッパ)にも適用することができる。また、本発明は基板P上で少なくとも2つのパターンを部分的に重ねて転写するステップ・アンド・スティッチ方式の露光装置にも適用できる。
また、本発明は、特開平10−163099号公報、特開平10−214783号公報、特表2000−505958号公報などに開示されているツインステージ型の露光装置にも適用できる。
露光装置EXの種類としては、基板Pに半導体素子パターンを露光する半導体素子製造用の露光装置に限られず、液晶表示素子製造用又はディスプレイ製造用の露光装置や、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD)あるいはレチクル又はマスクなどを製造するための露光装置などにも広く適用できる。
基板ステージPSTやマスクステージMSTにリニアモータ(USP No. 5,623,853またはUSP No. 5,528,118参照)を用いる場合は、エアベアリングを用いたエア浮上型およびローレンツ力またはリアクタンス力を用いた磁気浮上型のどちらを用いてもよい。また、各ステージPST、MSTは、ガイドに沿って移動するタイプでもよく、ガイドを設けないガイドレスタイプであってもよい。
各ステージPST、MSTの駆動機構としては、二次元に磁石を配置した磁石ユニットと、二次元にコイルを配置した電機子ユニットとを対向させ電磁力により各ステージPST、MSTを駆動する平面モータを用いてもよい。この場合、磁石ユニットと電機子ユニットとのいずれか一方をステージPST、MSTに接続し、磁石ユニットと電機子ユニットとの他方をステージPST、MSTの移動面側に設ければよい。
基板ステージPSTの移動により発生する反力は、投影光学系PLに伝わらないように、特開平8−166475号公報(USP No. 5,528,118)に記載されているように、フレーム部材を用いて機械的に床(大地)に逃がしてもよい。
マスクステージMSTの移動により発生する反力は、投影光学系PLに伝わらないように、特開平8−330224号公報(USP No. 5,874,820)に記載されているように、フレーム部材を用いて機械的に床(大地)に逃がしてもよい。また、特開平8−63231号公報(USP No. 6,255,796)に記載されているように運動量保存則を用いて反力を処理してもよい。
本願実施形態の露光装置EXは、本願特許請求の範囲に挙げられた各構成要素を含む各種サブシステムを、所定の機械的精度、電気的精度、光学的精度を保つように、組み立てることで製造される。これら各種精度を確保するために、この組み立ての前後には、各種光学系については光学的精度を達成するための調整、各種機械系については機械的精度を達成するための調整、各種電気系については電気的精度を達成するための調整が行われる。各種サブシステムから露光装置への組み立て工程は、各種サブシステム相互の、機械的接続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続等が含まれる。この各種サブシステムから露光装置への組み立て工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工程があることはいうまでもない。各種サブシステムの露光装置への組み立て工程が終了したら、総合調整が行われ、露光装置全体としての各種精度が確保される。なお、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うことが望ましい。
半導体デバイス等のマイクロデバイスは、図11に示すように、マイクロデバイスの機能・性能設計を行うステップ201、この設計ステップに基づいたマスク(レチクル)を製作するステップ202、デバイスの基材である基板を製造するステップ203、前述した実施形態の露光装置EXによりマスクのパターンを基板に露光する露光処理ステップ204、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程を含む)205、検査ステップ206等を経て製造される。
以上のように、本発明では、基板のエッジ領域を露光する場合にも、長期に亘って撥液性が損なわれることなく良好に液浸領域を形成し、液体の基板ステージ外部への流出を抑えた状態で露光でき、所望の性能を有するデバイスを製造できる。

Claims (20)

  1. 基板の裏面を保持するホルダと、該ホルダを支持して移動するステージとを有するステージ装置であって、
    前記ホルダが、前記基板の外周よりも内側で前記基板の前記裏面を保持する保持部を有し、
    前記ホルダとは別に設けられ、少なくとも前記基板の裏面と対向する位置に撥液性を有する撥液部材を設けたステージ装置。
  2. 請求項1記載のステージ装置において、
    前記撥液部材が、前記ステージに設けられているステージ装置。
  3. 請求項1または2記載のステージ装置において、
    前記撥液部材が、前記基板の裏面とは非接触であるステージ装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のステージ装置において、
    前記基板の外周には当該基板の位置合わせ用の切欠部が形成されており、
    前記撥液部材が、前記基板の外周に応じた形状を有しているステージ装置。
  5. 請求項4記載のステージ装置において、
    前記ホルダが、前記切欠部に応じた凹部を有し、
    前記撥液部材が、前記凹部に対応した凸部を有しているステージ装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のステージ装置において、
    前記撥液部材が、前記基板の表面とほぼ同じ高さで、少なくとも一部が撥液性の平坦部を有しているステージ装置。
  7. 請求項6記載のステージ装置において、
    前記撥液部材が、前記基板の表面と対向する部分と前記平坦部との間に少なくとも一部が撥液性の段部を有しているステージ装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のステージ装置において、
    前記撥液部材に連通する吸引装置を有するステージ装置。
  9. 基板の裏面を保持するホルダと、該ホルダを支持して移動するステージとを有するステージ装置であって、
    前記ホルダが、前記基板の外周よりも内側で前記基板の前記裏面を保持する保持部を有し、
    前記基板の裏面に弾性変形して液密に当接する弾性部材が設けられているステージ装置。
  10. 請求項9記載のステージ装置において、
    前記弾性部材が撥液性を有するステージ装置。
  11. 請求項9または10記載のステージ装置において、
    前記弾性部材が前記ホルダに設けられるステージ装置。
  12. 請求項9から11のいずれか一項に記載のステージ装置において、
    前記基板の外周には、当該基板の位置合わせ用の切欠部が形成されており、
    前記弾性部材が、前記基板の外周に応じた形状を有しているステージ装置。
  13. 請求項9から12のいずれか一項に記載のステージ装置において、
    前記弾性部材と前記基板との当接部の外側の空間を吸引する吸引装置を有するステージ装置。
  14. 請求項9から13のいずれか一項に記載のステージ装置において、
    前記弾性部材が、フッ素ゴムを有していることを特徴とするステージ装置。
  15. 投影光学系により基板にパターンを露光する露光装置において、
    請求項1から14のいずれか一項に記載のステージ装置を備える露光装置。
  16. 請求項15記載の露光装置において、
    前記投影光学系と前記基板との間に液体を供給する供給装置を備える露光装置。
  17. ホルダに保持された基板にパターンを露光する露光方法において、
    前記ホルダは前記基板の外周よりも内側で前記基板の裏面を保持し、
    少なくとも前記基板の裏面と対向する位置に撥液性を有する撥液部材を前記ホルダとは別に設け、
    前記基板に液体を供給して前記パターンを露光する露光方法。
  18. 請求項17に記載の露光方法において、前記撥液部材を用いて前記液体の一部を回収する露光方法。
  19. 請求項17に記載の露光方法において、弾性部材を前記基板の裏面に当接させる露光方法。
  20. 請求項19に記載の露光方法において、前記弾性部材が前記撥液部材の下方に設けられている露光方法。
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