JPWO2005023108A1 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents
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Abstract
Description
Takizawa et.al.,Nuclear magnetic resonance imaging method and device,USP6,541,970
James G.Pipe,Motion Correction With PROPELLER MRI:Application to Head Motion and Free−Breathing Cardiac Imaging,Magnetic Resonance inMedicine 42:963−969(1999)
(1)(a)被検体からのエコー信号を計測する工程であって、k空間の原点を通る計測軌跡を含む単位k空間データを取得する単位計測工程と、
(b)前記k空間の座標軸に対する前記計測軌跡の角度を変えて前記単位計測工程を繰り返すことによって、前記被検体の画像の再構成に必要な全k空間データを取得する単位計測繰り返し工程と、
(c)前記単位計測工程でそれぞれ取得した各単位k空間データを共通のk空間に再配置する再配置工程と、
(d)複数の単位k空間データの中から基準とする単位k空間データを選択する基準選択工程と、
(e)前記基準単位k空間データの取得時と他の単位k空間データの取得時との間における前記被検体の体動量を検出して、前記体動が画像に及ぼす影響を除去するように、他の単位k空間データを体動補正する体動補正工程と、
(f)前記体動補正工程(e)を繰り返して、全ての前記他の単位k空間データに対して前記体動補正を行う体動補正繰り返し工程と、
(g)前記基準k空間データ及び体動補正後の他の単位k空間データを共通のk空間上で合成した後、画像を再構成する画像再構成工程と、
を含む磁気共鳴イメージング方法において、
前記体動補正工程(e)は、前記基準単位k空間データと前記他の単位k空間データの低空間周波数領域の少なくとも一部のデータを抽出して相互の位相差を求め、当該位相差から前記体動量を検出する。
(h)前記低空間周波数領域から第1のデータ配列を抽出して、前記体動量の回転移動成分を検出する回転移動成分検出工程と、
(i)前記回転移動成分を補正する回転移動成分補正工程と、
(j)前記低空間周波数領域から第2のデータ配列を抽出して、前記体動量の平行移動成分を検出する平行移動成分検出工程と、
(k)前記平行移動成分を補正する平行移動成分補正工程と、
を含む構成にすることができる。
これにより、計測空間にて被検体の体動量を回転と平行移動の成分毎に算出して補正を行うことができるため、高精度な体動補正を行うことができる。
前記第1のデータ配列として、前記k空間の原点を囲む所定半径の円周上の少なくとも一部のデータを用いる。
(4)また、好ましくは(3)に記載の磁気共鳴イメージング方法において、
前記回転移動成分検出工程は、前記第1のデータ配列をフーリエ変換した後に位相差を求め、当該位相差の一次変化から前記回転移動成分を検出する。
前記回転移動成分補正工程(i)は、体動補正すべき単位k空間データに対し、当該単位k空間データについて検出された回転移動成分と同量であって逆方向の回転移動を加える。
前記第2のデータ配列は、前記低空間周波数領域内の前記原点を通る線分上のデータであり、
前記平行移動成分検出工程(j)は、前記第2のデータ配列から位相差を求め、当該位相差にフィッティングされた一次直線から前記線分方向の平行移動成分を検出する。
前記第2のデータ配列は、前記低空間周波数領域内の前記原点を含む領域のデータであり、
前記平行移動成分検出工程(j)は、前記第2のデータ配列から位相差を求め、当該位相差にフィッティングされた一次平面から平行移動成分を検出する。
前記平行移動成分補正工程(k)は、体動補正すべき単位k空間データに対し、当該単位k空間データについて検出された平行移動成分がキャンセルされるように位相回転を与える。
前記再配置工程(c)を、回転移動成分補正工程(i)における回転移動補正と同時に実行する。
これにより、再配置工程を省略することができ、画像再構成のための演算量を低減できる。
前記基準選択工程(d)は、前記体動補正工程(e)より前に実行され、前記体動補正繰り返し工程(f)は省略され、
前記体動補正工程(e)は、前記単位計測工程(a)と前記単位計測繰り返し工程(b)との間に実行され、検出した前記体動量に対応して、少なくとも前記体動を検出した単位k空間データを補正し且つ前記単位計測繰り返し工程(b)で次に行う前記単位計測工程(a)の計測条件を変更し、
前記単位計測繰り返し工程(b)は、前記変更された計測条件で前記単位計測工程(a)を行うことにより前記エコー信号を計測する。
前記体動補正工程(e)は、検出した前記体動量の回転移動成分に対応して、前記単位計測工程における前記k空間の座標軸に対する計測軌跡の角度を変更する。
(12)また、好ましくは(10)記載の磁気共鳴イメージング方法であって、
前記体動量補正工程(e)は、検出した前記体動量の平行移動成分に対応して前記単位計測工程におけるエコー信号の受信周波数及び受信位相のうち少なくとも一方を変更する。
前記体動量補正工程(e)は、検出した体動量に基き、当該体動量が検出された単位k空間データを補正する。
前記単位計測工程は、前記k空間の低空間周波数領域から高空間周波数領域に亘って所定の幅を有する単位領域であって、複数の平行な計測軌跡からなる単位領域のk空間データを計測する。
前記単位計測工程は、前記原点を通る複数の放射線状直線上のk空間データを計測する。
被検体に静磁場を印加する静磁場発生手段と、
傾斜磁場を印加する傾斜磁場発生手段と、
前記被検体内の原子核スピンに核磁気共鳴を誘起する高周波磁場パルスを照射する高周波磁場発生手段と、
核磁気共鳴により放出されるエコー信号を検出するエコー信号受信手段と、
前記エコー信号を用いて画像を再構成する演算を行う画像再構成手段と、
前記エコー信号のデータが配置されるk空間を、その原点を通る計測軌跡を有するブロックであって前記k空間の座標軸に対する前記計測軌跡の角度が互いに異なる複数のブロックに分割して計測するように、前記傾斜磁場発生手段、高周波磁場発生手段及びエコー信号受信手段を制御する計測制御手段と、
各ブロックのデータを共通のk空間に再配置して合成する手段と、
基準とするブロックと他のブロックの計測の間に生じた前記被検体の体動量を検出して、前記体動が画像に及ぼす影響を除去するように、前記他のブロックのデータを体動補正する体動補正手段とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、
前記体動補正手段は、前記基準ブロックと前記他のブロックにおける低周波計測領域の少なくとも一部のデータを抽出して相互の位相差を求め、当該位相差から前記体動量を検出する。
前記体動補正手段は、前記体動量の回転移動成分を検出して該回転移動成分を補正する回転移動成分補正手段と、前記体動量の平行移動成分を検出して該平行移動成分を補正する平行移動成分補正手段とを備える。
前記回転移動成分補正手段は、体動補正すべきブロックのデータに対し、当該ブロックのデータについて検出された回転移動成分と同量であって逆方向の回転移動を加える。
前記平行移動成分補正手段は、体動補正すべきブロックのデータに対し、当該ブロックのデータについて検出された平行移動成分がキャンセルされるように位相回転を与える。
前記体動補正手段は、前記体動量に対応して前記エコー信号の計測条件を変更し、
前記計測制御手段は、変更された計測条件でエコー信号を計測する。
図2は本発明によるMRI装置の全体構成を示すブロック図である。このMRI装置は、核磁気共鳴(NMR)現象を利用して被検体の断層画像を得るもので、図2に示すように、静磁場発生系2と、傾斜磁場発生系3と、送信系5と、受信系6と、信号処理系7と、シーケンサ4と、中央処理装置(CPU)8とを備えて構成される。
次にこのような構成におけるMRI装置による撮像方法について説明する。
[第1の実施形態]
この実施形態では、ハイブリッドラディアル法による撮像を行い、これにより取得したデータについて体動補正を行い画像を再構成する場合を説明する。
ハイブリッドラディアル法による撮像では、k空間を複数のブロック(単位領域)に分割し、各ブロックを異なるk空間の回転角で計測し、ブロック内で計測されるエコー信号に位相エンコードを付与する(図1(c))。ハイブリッドラディアル法を用いたグラディエントエコーパルスシーケンスを図3に示す。図中、RF,Gs,Gp,Gr,A/D,echoはそれぞれ、RFパルス、第1の方向(スライス)の傾斜磁場、第2の方向の傾斜磁場、第3の方向の傾斜磁場、A/D変換、エコー信号の時間軸を表す。301はRFパルス、302はスライス選択傾斜磁場パルス、303、304は周波数エンコードのパルス領域、305、306は位相エンコードのパルス領域、307はサンプリングウインド、3081〜3084はエコー信号、309は繰り返し時間(RFパルス301の間隔)である。
θ(t)=2π(Δx/X)t (1)
θ(l)=2π(Δk/K)l (2)
ここでKは円周の長さ、lはkをフーリエ変換したデータの次元を表す。
データ間の位相差の算出は、例えば、フーリエ変換後の複素データをC、Dとしたとき、次式(3)、(4)より、2データ間の複素差分Eを算出し、その差分から位相値θを求めることで算出できる。
Re[E]=(Re[C]×Re[D]−Im[c]×Im[D])/|D| (3)
Im[E]=(Im[C]×Re[D]+Re[c]×Im[D])/|D| (4)
(ここで、Re[],Im[]はそれぞれデータの実部、虚部を表し| |は絶対値を表す)、
θ=arc
tan(Im[E]/Re[E]) (5)
Δp=2π×Δk/K (6)
とすると、k方向のシフト量Δkは、
Δk=Δp×K/2π (7)
となる。このシフト量Δkは、Rを円周(601)の半径として角度(ラディアン)で表すと、
Δφ=Δk/R (8)
となる。円周の長さKは
K=2πR (9)
であるから、式(7)〜(9)より、回転方向のずれ(回転量)は
Δφ=Δk/R=Δp×K/2πR=Δp (10)
となる。以上の計算をデータ配列611−1を基準として各データ配列611−2〜611−4について実行することにより、各ブロックにおける回転量(Δφ)505−1〜505−3を算出できる。
次に本発明の第2の実施形態を説明する。
本実施形態においてもハイブリッドラディアル法の撮像により複数のブロックのデータを取得することは第1の実施形態と同じであり、ここでも一例として4つのブロックの計測を行った場合を説明する。図9に本実施形態における補正手順を示す。
以上、説明した第1及び第2の実施形態では、ハイブリッドラディアル法による撮像方法を採用した場合を説明したが、本発明はラディアル法による撮像方法にも適用することが可能である。このような実施形態を以下に説明する。
ψ=π/12
であり、このようなサンプリングを行うため、Gp、Gr軸の傾斜磁場出力GP、GRは、直交系サンプリング法で用いる周波数エンコード傾斜磁場の出力をG、繰り返し番号をn(1≦n≦12)とした時、
GP(n)=G×sin(ψ×(n−1))
GR(n)=G×cos(ψ×(n−1))
である。
Np≧2×R×π
の関係を満たすエコー数Npを取得すれば、k空間の半径Rの位置における円周上のデータ配列を作成可能である。各ブロック113−1〜113−4内では、k空間の低空周波数領域が密にサンプリングされているので、各ブロック内で取得したエコー数Np(図11の例では12)から、上式で表す半径Rを算出し、開始点Aから終了点Bまでの円周上のデータを抽出し、横軸を回転角方向とするデータ配列を作成する。開始点A及び終了点Bは、それぞれ全てのブロックにおいて同じk空間座標の点である。円周上のデータ配列作成後は、第1の実施形態における回転補正501と同様に、データ配列をフーリエ変換したデータについて基準ブロックとそれ以外のブロックとの位相差を算出し、この位相差の傾きから回転量を求め、各ブロックのデータを補正する。
本実施形態による撮像方法は、回転量を求める計算をきわめて短時間で行うことが可能であるので、例えば図3に示す計測310を連続して繰り返す場合には、2つのブロック間について求めた回転量を次のブロック或いはさらに先のブロックの計測に反映させることも可能である。
図12は、第1の実施形態の撮像方法を応用した連続撮像方法の実施形態を示す図である。図中、1101は各ブロックの計測を示し、1102は各ブロックの取得データから作成したデータ配列を示し、1103は基準ブロック(ここではブロック1)を計測したときからの体動の回転成分を算出した回転量、1104は体動補正、1105は回転量1103を用いた位置の更新処理を示している。
GP(n)=G×sin(ψ×(n−1))
GR(n)=G×cos(ψ×(n−1))
であるところ、
GP(n)=G×sin(ψ×(n−1)−Δφ)
GR(n)=G×cos(ψ×(n−1)−Δφ)
とする。但し取得データは本来の傾斜磁場強度で決められるk空間座標に配置される。これによりブロック3のデータは、ブロック2計測までの回転の影響を含まないデータとなる。
また位相のシフトは、各ブロック内でE個のエコー信号を取得する場合、エコー番号e(1≦e≦E)のデータ取得時に設定する位相は、元の位相Θ(b,e)に対して次式に従い変更する。
このように各ブロックの計測と基準ブロックの計測との間に生じた平行移動量に基きブロックの計測条件を変更することにより、各ブロックで取得されるデータは平行移動量による誤差成分を含まないものとなる。この平行移動量に対応した計測条件の変更はそれのみで実行してもよく、その場合には、上述した第1又は第2の実施形態における体動回転成分の補正と同様の補正処理のみを取得データに施すことにより、体動による誤差を含まず体動アーチファクトが抑制された画像を得ることができる。また平行移動に対応した計測条件の変更と、上述した体動の回転移動成分に応じた計測条件の変更、即ち各ブロックの回転角の変更と併せて実行することにより、取得データの補正を行なわなくても体動アーチファクトが抑制された画像を得ることができる。
Claims (20)
- (a)被検体からのエコー信号を計測する工程であって、k空間の原点を通る計測軌跡を含む単位k空間データを取得する単位計測工程と、
(b)前記k空間の座標軸に対する前記計測軌跡の角度を変えて前記単位計測工程を繰り返すことによって、前記被検体の画像の再構成に必要な全k空間データを取得する単位計測繰り返し工程と、
(c)前記単位計測工程でそれぞれ取得した各単位k空間データを共通のk空間に再配置する再配置工程と、
(d)複数の単位k空間データの中から基準とする単位k空間データを選択する基準選択工程と、
(e)前記基準単位k空間データの取得時と他の単位k空間データの取得時との間における前記被検体の体動量を検出して、前記体動が画像に及ぼす影響を除去するように、他の単位k空間データを体動補正する体動補正工程と、
(f)前記体動補正工程(e)を繰り返して、全ての前記他の単位k空間データに対して前記体動補正を行う体動補正繰り返し工程と、
(g)前記基準k空間データ及び体動補正後の他の単位k空間データを共通のk空間上で合成した後、画像を再構成する画像再構成工程と、
を含む磁気共鳴イメージング方法において、
前記体動補正工程(e)は、前記基準単位k空間データと前記他の単位k空間データの低空間周波数領域の少なくとも一部のデータを抽出して相互の位相差を求め、当該位相差から前記体動量を検出することを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。 - 請求項1記載の磁気共鳴イメージング方法であって、
前記体動補正工程(e)は、
(h)前記低空間周波数領域から第1のデータ配列を抽出して、前記体動量の回転移動成分を検出する回転移動成分検出工程と、
(i)前記回転移動成分を補正する回転移動成分補正工程と、
(j)前記低空間周波数領域から第2のデータ配列を抽出して、前記体動量の平行移動成分を検出する平行移動成分検出工程と、
(k)前記平行移動成分を補正する平行移動成分補正工程と、
を含むことを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。 - 請求項2記載の磁気共鳴イメージング方法であって、
前記第1のデータ配列は、前記k空間の原点を囲む所定半径の円周上の少なくとも一部のデータであることを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。 - 請求項3記載の磁気共鳴イメージング方法であって、
前記回転移動成分検出工程は、前記第1のデータ配列をフーリエ変換した後に位相差を求め、当該位相差の一次変化から前記回転移動成分を検出することを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。 - 請求項2記載の磁気共鳴イメージング方法であって、
前記回転移動成分補正工程(i)は、体動補正すべき単位k空間データに対し、当該単位k空間データについて検出された回転移動成分と同量であって逆方向の回転移動を加えることを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。 - 請求項2記載の磁気共鳴イメージング方法であって、
前記第2のデータ配列は、前記低空間周波数領域内の前記原点を通る線分上のデータであり、
前記平行移動成分検出工程(j)は、前記第2のデータ配列から位相差を求め、当該位相差にフィッティングされた一次直線から前記線分方向の平行移動成分を検出することを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。 - 請求項2記載の磁気共鳴イメージング方法であって、
前記第2のデータ配列は、前記低空間周波数領域内の前記原点を含む領域のデータであり、
前記平行移動成分検出工程(j)は、前記第2のデータ配列から位相差を求め、当該位相差にフィッティングされた一次平面から平行移動成分を検出することを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。 - 請求項2記載の磁気共鳴イメージング方法であって、
前記平行移動成分補正工程(k)は、体動補正すべき単位k空間データに対し、当該単位k空間データについて検出された平行移動成分がキャンセルされるように位相回転を与えることを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。 - 請求項2記載の磁気共鳴イメージング方法であって、
前記再配置工程(c)を、回転移動成分補正工程(i)における回転移動補正と同時に実行することを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。 - 請求項2記載の磁気共鳴イメージング方法であって、
前記基準選択工程(d)は、前記体動補正工程(e)より前に実行され、前記体動補正繰り返し工程(f)は省略され、
前記体動補正工程(e)は、前記単位計測工程(a)と前記単位計測繰り返し工程(b)との間に実行され、検出した前記体動量に対応して、少なくとも前記体動を検出した単位k空間データを補正し且つ前記単位計測繰り返し工程(b)で次に行う前記単位計測工程(a)の計測条件を変更し、
前記単位計測繰り返し工程(b)は、前記変更された計測条件で前記単位計測工程(a)を行うことにより前記エコー信号を計測することを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。 - 請求項10記載の磁気共鳴イメージング方法であって、
前記体動補正工程(e)は、検出した前記体動量の回転移動成分に対応して、前記単位計測工程における前記k空間の座標軸に対する計測軌跡の角度を変更することを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。 - 請求項10記載の磁気共鳴イメージング方法であって、
前記体動量補正工程(e)は、検出した前記体動量の平行移動成分に対応して前記単位計測工程におけるエコー信号の受信周波数及び受信位相のうち少なくとも一方を変更することを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。 - 請求項10記載の磁気共鳴イメージング方法であって、
前記体動量補正工程(e)は、検出した体動量に基き、当該体動量が検出された単位k空間データを補正することを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。 - 請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法であって、
前記単位計測工程は、前記k空間の低空間周波数領域から高空間周波数領域に亘って所定の幅を有する単位領域であって、複数の平行な計測軌跡からなる単位領域のk空間データを計測することを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。 - 請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法であって、
前記単位計測工程は、前記原点を通る複数の放射線状直線上のk空間データを計測することを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。 - 被検体に静磁場を印加する静磁場発生手段と、
傾斜磁場を印加する傾斜磁場発生手段と、
前記被検体内の原子核スピンに核磁気共鳴を誘起する高周波磁場パルスを照射する高周波磁場発生手段と、
核磁気共鳴により放出されるエコー信号を検出するエコー信号受信手段と、
前記エコー信号を用いて画像を再構成する演算を行う画像再構成手段と、
前記エコー信号のデータが配置されるk空間を、その原点を通る計測軌跡を有するブロックであって前記k空間の座標軸に対する前記計測軌跡の角度が互いに異なる複数のブロックに分割して計測するように、前記傾斜磁場発生手段、高周波磁場発生手段及びエコー信号受信手段を制御する計測制御手段と、
各ブロックのデータを共通のk空間に再配置して合成する手段と、
基準とするブロックと他のブロックの計測の間に生じた前記被検体の体動量を検出して、前記体動が画像に及ぼす影響を除去するように、前記他のブロックのデータを体動補正する体動補正手段とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、
前記体動補正手段は、前記基準ブロックと前記他のブロックにおける低周波計測領域の少なくとも一部のデータを抽出して相互の位相差を求め、当該位相差から前記体動量を検出することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項16記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
前記体動補正手段は、前記体動量の回転移動成分を検出して該回転移動成分を補正する回転移動成分補正手段と、前記体動量の平行移動成分を検出して該平行移動成分を補正する平行移動成分補正手段とを備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項17記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
前記回転移動成分補正手段は、体動補正すべきブロックのデータに対し、当該ブロックのデータについて検出された回転移動成分と同量であって逆方向の回転移動を加えることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項17記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
前記平行移動成分補正手段は、体動補正すべきブロックのデータに対し、当該ブロックのデータについて検出された平行移動成分がキャンセルされるように位相回転を与えることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項16記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
前記体動補正手段は、前記体動量に対応して前記エコー信号の計測条件を変更し、
前記計測制御手段は、変更された計測条件でエコー信号を計測することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
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