JPWO2003097262A1 - Organic waste decomposition treatment equipment - Google Patents

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Abstract

回転軸２０周りに支持された螺旋帯体３１を具備し、該螺旋帯体３１は、その長さ方向に隙間ｓを介して複数に分割され、該隙間ｓは、前記螺旋帯体３１にかかる応力を逃がすべくその間隔を設定している。また、処理槽１０１内へ温風を送入する温風送入装置７２を備えている。したがって、耐久信頼性に優れている上、微生物分解処理を高効率に行うことができる。A spiral band 31 supported around the rotary shaft 20 is provided, and the spiral band 31 is divided into a plurality of gaps s in the length direction, and the gap s is applied to the spiral band 31. The interval is set to release the stress. Further, a hot air feeding device 72 for feeding warm air into the processing tank 101 is provided. Therefore, it is excellent in durability and reliability, and the microbial decomposition treatment can be performed with high efficiency.

Description

技術分野
この発明は、人や家畜の糞尿、生ゴミなどの微生物分解処理に用いる有機廃棄物分解処理装置用攪拌部及び有機廃棄物分解処理装置に関し、一般住宅用から業務用さらに緊急災害用として広く有用な有機廃棄物分解処理装置用攪拌部及び有機廃棄物分解処理装置に関する。
背景技術
近年、大量に発生し続けている有機廃棄物は、最終処分場不足や不法投棄の増大等の深刻な問題を引き起こしている。特に、人のし尿は、下水道整備の遅れ等により処理されずに直接川に流されたり、水のない山岳地帯や砂漠地帯で処理されることなく投棄されたり等、環境汚染の要因となっている。
そこで、処理槽内で有機廃棄物を攪拌混合して微生物分解し、肥料として再利用できるようにする技術が知られている（例えば日本国特許３１６０８５９号参照）。
しかしながら、半固形物である有機廃棄物を攪拌混合して効率よく微生物分解するには、実施上の多くの課題がる。
例えば、有機廃棄物が攪拌混合中に処理槽内の一部に偏って密集することで団子状の塊となり、攪拌混合のための攪拌ブレードが前記塊となった有機廃棄物の反力により破損してしまったり、処理槽内が水分過多になり微生物分解が効率よく行われなかったり等である。
また、処理槽内が乾燥しすぎて、微生物分解が促進されない上、その乾燥が火災の原因となることも懸念される。
したがって、本発明は、微生物分解処理を高効率に行うことができる有機廃棄物分解処理装置用攪拌部及び有機廃棄物分解処理装置を提供することを目的としている。
発明の開示
前述した目的を達成するために、本発明に係わる第１の発明は、回転軸周りに支持された螺旋帯体を具備し、該螺旋帯体は、その長さ方向に隙間を介して複数に分割され、該隙間は、前記螺旋帯体にかかる応力を逃がすべくその間隔を設定していることを特徴とする。
ここで、上記隙間は、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体が攪拌された際に上記螺旋帯体に生じる応力を逃がすように、上記螺旋帯体の材質や寸法等に応じて適宜な間隔に設定され、好ましくは、上記螺旋帯体の幅寸法と略同程度に設定される。すなわち、この隙間が大きすぎる場合、上記螺旋帯体が前記蓄積物を攪拌及び搬送する能力を低下させてしまい、同隙間が小さすぎる場合には、上記螺旋帯体に生じる応力を逃せなくなってしまう。
また、第２の発明では、上記隙間が、上記螺旋帯体の幅寸法と略同程度の寸法に設定されていることを特徴とする。
また、第３の発明では、回転軸に、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を回転軸線方向へ搬送する外側搬送ブレードと、該外側搬送ブレードの内側に配置され該外側搬送ブレードによる搬送方向と逆方向へ有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を搬送する内側搬送ブレードと、該回転軸の端部側に配置され有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を周方向へ攪拌する周方向攪拌部とを支持してなり、前記外側搬送ブレードは、上記隙間を有する上記螺旋帯体を、回転軸の軸方向の略中央部を境にして、その両側に各々配置するとともに、その両側で螺旋方向が逆向きになるように設けていることを特徴とする。
また、第４の発明では、上記周方向攪拌部は、回転軸と略直交する主攪拌棒部と、該主攪拌棒部を回転軸中央方向から筋交い状に支持する補強攪拌棒部と、該主攪拌棒部から回転軸端部方向へ突出する複数の掻落し片とを具備してなることを特徴とする。
更に、第５の発明では、上記螺旋帯体を、回転軸周りに支持部を介して前記回転軸と同一体に備え、この螺旋帯体を支持する前記支持部の支持形態は、前記支持部が上記螺旋帯体をその厚み方向両側から挟持状に支持するものであることを特徴とする。
また、第６の発明では、上記有機廃棄物分解処理装置用攪拌部を用いた有機廃棄物分解処理装置であって、処理槽内に備える上記有機廃棄物分解処理装置用攪拌部によって、同処理槽内に投入される有機廃棄物を同処理槽内に備蓄された微生物分解処理媒体と攪拌混合するようにしたことを特徴とする。
また、第７の発明では、上記有機廃棄物分解処理装置に、上記処理槽内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を加温する加温手段を設けたことを特徴とする。
また、第８の発明では、上記加温手段が、上記処理槽に接触するように設けられたヒーターを備えていることを特徴とする。
また、第９の発明では、上記加温手段が、処理槽内へ温風を送入する温風送入装置を備えていることを特徴とする。
また、第１０の発明では、上記温風送入装置は、温風が噴出される吐出部を、上記処理槽内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体よりも上側に配設し、
また、第１１の発明では、上記有機廃棄物分解処理装置用攪拌部が、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を攪拌混合する攪拌動作と停止とを繰り返すように制御され、上記温風送入装置は、少くとも前記攪拌動作中に作動するとともに、前記停止時間中における全ての時間または一部の時間停止することを特徴とする。
また、第１２の発明では、上記有機廃棄物分解処理装置において、当該分解処理装置を使用する毎にＯＮにされる接点手段と、前記加温手段への通電を設定された時間内継続するタイマー手段とが備えられ、該タイマー手段は、前記接点手段がＯＮにされる毎に設定時間のカウントを開始するとともにそのカウント中に前記加温手段への通電を継続し、その設定時間内に前記接点手段がＯＮにされない場合に、その設定時間経過後に前記加温手段への通電を遮断することを特徴とする。
また、第１３の発明では、処理槽内に投入される有機廃棄物を、同処理槽内に備蓄された微生物分解処理媒体と攪拌混合するようにした有機廃棄物分解処理装置であって、前記処理槽内へ温風を送入する温風送入装置を備えていることを特徴とする。
また、第１４の発明では、上記温風送入装置は、温風が噴出される吐出部を、上記処理槽内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体よりも上側に配設し、該吐出部は、吐出パイプに複数の吐出孔を穿設するとともに、これら吐出孔から上記処理槽内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体へ温風を吹き付けるように配置されていることを特徴とする。
また、第１５の発明では、上記処理槽内には、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を攪拌混合する攪拌部が備えられ、該攪拌部は、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を攪拌混合する攪拌動作と停止とを繰り返すように制御され、上記温風送入装置は、少くとも前記攪拌動作中に作動するとともに、前記停止時間中における全ての時間または一部の時間停止することを特徴とする。
また、第１６の発明では、上記有機廃棄物分解処理装置において、当該分解処理装置を使用する毎にＯＮにされる接点手段と、上記温風送入装置への通電を設定された時間内継続するタイマー手段とが備えられ、該タイマー手段は、前記接点手段がＯＮにされる毎に設定時間のカウントを開始するとともにそのカウント中に上記温風送入装置への通電を継続し、その設定時間内に前記接点手段がＯＮにされない場合に、その設定時間経過後に上記温風送入装置への通電を遮断することを特徴とする。
尚、上記温風送入装置は、特にその態様が限定されるものでないが、好ましくは生成した温風を強制的に上記処理槽内へ送入するようにした態様とし、具体的態様としては、例えば、空気を加温するためのニクロム線等からなるヒーター又は熱交換器、強制的に温風を上記処理槽内へ送入するファン、温風を処理槽内へ導く配管等を備えた構成とする。
また、上記温風送入装置は、好ましくは、上記処理装置内の有機廃棄物等の蓄積物を適度に乾燥させることで、処理槽内の微生物分解が効率的に促進されるように構成し、この場合の具体例としては、温風を所定温度に維持する制御機構を備えた態様、温風の所定時間の噴出と所定時間の停止とを繰り返す制御機構を備えた態様を含む。
また、上記吐出部は、吐出パイプに複数の吐出孔を穿設するとともに、これら吐出孔から上記処理槽内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体へ温風を吹き付けるように配置されていることを特徴とする。
また、第１７の発明では、上記処理槽内で有機廃棄物を微生物分解する有機廃棄物分解処理装置であって、上記処理槽の上面に有機廃棄物を投入するための投入部を有し、該投入部が、上記処理槽の天板に開口された開口部と、開口部を開閉する外蓋と、開口部内に出し入れ自在なシューターを備え、シューターは開口部に対して、有機廃棄物投入時には投入方向の外側上方に向かって傾斜状として出現するように出没可能に支持されていることを特徴とする。
発明を実施するための最良な形態
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
第１図は、本発明に係わる有機廃棄物分解処理装置の一例を示す。
この有機廃棄物分解処理装置Ａは、処理槽１０と、該処理槽１０内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を攪拌混合する攪拌部１（有機廃棄物分解処理装置用攪拌部）と、処理槽１０内を適温に維持する加温手段７０とを具備し、有機廃棄物を処理槽１０内で微生物分解する。
なお、前記微生物分解処理媒体は、微生物の住処となり微生物分解を促進する多数の多孔質性物質であり、例えばおが屑や木片等が用いられ、特に本実施の形態の好ましい一例ではおが屑が用いられ、前記攪拌部１が埋めつくされる程度に予め処理槽１０内に投入されている。
処理槽１０は、上方開口箱状の筐体１１内に、ステンレス等の耐腐食性金属板からなる底面曲面状の底板１４を溶着し、筐体１１の上方開口部を上板１２（天板）によって閉鎖し、その上板１２に、微生物分解処理媒体及び有機廃棄物の投入や内部の点検等に使用される単数もしくは複数箇所の開閉可能な投入口１３（投入部）を設けてなる。
また、攪拌部１は、回転軸２０の周りに、外側搬送ブレード３０、及び内側搬送ブレード４０、周方向攪拌部５０を支持してなり（第３図参照）、処理槽１０外部の駆動モーター６０によって駆動回転するように、処理槽１０内に水平状に架設されている。
外側搬送ブレード３０は、回転軸２０周りに螺旋状に旋回する螺旋帯体３１を、隙間ｓを介して長さ方向に複数に分割し、回転軸２０に貫通固定された複数の支持棒３２（支持部）の各先端に溶着してなり、回転軸２０の軸方向の略中央部を境にしてその両側に各々配置されるとともに、その両側で間欠螺旋状の前記螺旋帯体３１の螺旋方向が逆向きになるように構成されている。
前記隙間ｓの寸法は、外側搬送ブレード３０が有機廃棄物及び微生物分解処理媒体の軸方向への搬送により生じる応力を逃がすように、外側搬送ブレード３０の材質や寸法等に応じて適宜に設定され、好ましくは、外側搬送ブレード３０の幅寸法と略同程度の寸法に設定される。すなわち、この隙間ｓが大きすぎる場合、外側搬送ブレード３０が有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を軸方向へ搬送する能力を低下させてしまい、同隙間ｓが小さすぎる場合には、外側搬送ブレード３０に生じる応力を逃せなくなってしまう。
内側搬送ブレード４０は、前記外側搬送ブレード３０の搬送方向と逆方向に有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を搬送するように、外側搬送ブレード３０を支持する各支持棒３２の回転軸２０側に、矩形状の板部材を傾斜させて溶着したものである。
周方向攪拌部５０は、回転軸２０と略直交する主攪拌棒部５１と、該主攪拌棒部５１を回転軸２０中央方向から筋交い状に支持する補強攪拌棒部５２と、該主攪拌棒部５２から回転軸２０端部方向（処理槽１０の内側面側）へ突出する複数の掻落し片５３とからなり、回転軸２０の端部側の外周に固定されている。
主攪拌棒部５１は、断面矩形状の長尺な金属板からなり、その略中央部に回転軸２０を貫挿させて該回転軸２０に溶着されており、処理槽１０内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を回転軸２０の周方向に攪拌する。
補強攪拌棒部５２は、処理槽１０の側面側から有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を介して受ける反力により変形又は破損しないように、主攪拌棒部５１を、回転軸２０の中央方向側から筋交い状に支持しており、前記主攪拌棒部５１と共に有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を回転軸２０の周方向に攪拌する作用を奏する。
掻落し片５３は、平面視矩形状の金属板であり、その突端を処理槽１０の内側面に近接させるように、主攪拌棒部５１に複数溶着されている。そして、この掻落し片５３は、外側搬送ブレード３０の搬送力により処理槽１０の内側面に押し付けられ付着しようとする有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を、掻き落すようにして回転軸２０の周方向へ攪拌する。
また、加温手段７０は、処理槽１０の底板１４下面に接触するヒーター７１と、処理槽１０内へ温風を送入する温風送入装置７２とからなり、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を微生物分解に好適な温度に維持するとともに、有機廃棄物に含まれる水分を蒸発させることで、水分過多による微生物分解処理能力の低下を防止する。
なお、前記ヒーター７１は、特に有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を微生物分解に好適な温度に維持するのに効果的に作用する。また、温風送入装置７２は、特に、有機廃棄物に含まれる水分を蒸発させるのに効果的に作用し、水分量の多い家畜の糞尿を処理する場合に適している。
そして、これらヒーター７１と前記温風送入装置７２とは、雰囲気温度や湿度等、当該分解処理装置Ａが用いられる場所の環境に応じて、何れか一方又は双方を省くことも可能である。
前記ヒーター７１は、処理槽１０における底板１４の下面に複数固定され、処理槽１０内の温度が微生物分解に好適な温度（６０〜８０度）の範囲内になるように電圧制御されている。
また、温風送入装置７２は、処理槽１０の上板１２上面に載置された温風発生源７２ａと、該温風発生源７２ａに着脱可能に接続された吐出部７２ｂとからなる。
温風発生源７２ａは、ニクロム線等の電熱源と電動ファンとを備え、吐出部７２ｂ内へ温風を強制的に送り入れる。
吐出部７２ｂは、処理槽１０内で回転軸２０に平行して水平状に架設固定された長尺状の吐出パイプ７２ｂ１と、該吐出パイプ７２ｂ１の吸入側を温風発生源７２ａの吐出部へ連通し接続するエルボ管状の接続パイプ部７２ｂ２とからなる。
吐出パイプ７２ｂ１は、その先端面（第１図における右端面）を閉鎖するとともに、その長手方向に多数並び且つ周方向に二列に並ぶ吐出孔７２ｃを穿設している。そして、これら吐出孔７２ｃは、処理槽１０内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体へ温風を満遍なく吹き付けるように配置される。
また、吐出パイプ７２ｂ１は、前記複数の吐出孔７２ｃの各々から噴出される温風の流量を均等にするために、全ての吐出孔７２ｃの開口面積の合計が、吐出パイプ７２ｂ１の流通面積（吐出パイプ７２ｂ１の内径から計算される面積）の二分の一になるようにしている。
すなわち、全ての吐出孔７２ｃの開口面積の合計が、吐出パイプ７２ｂ１の流通面積の二分の一よりも大きい場合には、管内の流通抵抗によって吐出パイプ７２ｂ１の先端（第１図の右端）よりの吐出孔７２ｃほど噴出力が弱くなってしまい、吐出パイプ７２ｂ１の流通面積の二分の一よりも小さい場合には、各吐出孔７２ｃにおいて充分な噴出量を確保できなくなってしまう。
また、当該分解処理装置Ａには図示しない制御回路が備えられ、この制御回路は、攪拌部１が攪拌動作と停止とを繰り返すように駆動モーター６０を制御し、且つ、温風送入装置７２の温風発生源７２ａを、少くとも攪拌部１の攪拌動作中に作動させるとともに、攪拌部１の停止時間中における全ての時間または一部の時間停止させるように制御している。尚、前記駆動モーター６０は、攪拌部１が停止時間をはさんで正転と逆転とを繰り返えすように制御されている。
而して、上記構成の分解処理装置Ａによれば、第４図に示すように、処理槽１０内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体が、外側搬送ブレード３０及び内側搬送ブレード４０によって、径方向の内外で相反する方向へ搬送されるとともに、回転軸２０の略中央部を境にその両側で相反する方向へ搬送されて循環する。
その際、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体は、外側搬送ブレード３０の端部と処理槽１０の内側面との間において、周方向攪拌部５０により処理槽１０の内側面に付着しないように周方向に攪拌されるため、径方向の内外へスムーズに搬送されることになる。
尚、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体の搬送方向は、駆動モーター６０が定時間置きに逆転制御されることで、第４図に示す矢印と反対の方向へ転換する。
次に、本発明に関わる分解処理装置の他例を、組み立てトイレとして構成した一例を説明する。
この組み立てトイレ８０は、正面壁のドア８１から出入り可能な室内の床部８２に、貫通状に分解処理装置Ｂを設置してある。
分解処理装置Ｂは、上記構成の分解処理装置Ａの上面に、処理槽１０内へ連通するように、弁座８３、小便器８４、換気パイプ８５等を配設したものであり、換気パイプ８５の途中には、軸流ファン等の強制換気装置８７が設けられ、また、処理槽１０の下面には、加温手段としてのヒーター７１を接触させて取り付けてある。
尚、この分解処理装置Ｂについてのその他の構成は、上記分解処理装置Ａと略同様であるため、重複する詳細説明を省略する。
また、室内には、その壁面に分解処理装置Ｂを使用する毎にＯＮにされる接点手段８６が設けられるとともに、図示しない制御盤内にタイマー手段が具備されている。接点手段８６は、当該分解処理装置Ｂが使用される際に使用者によって押される押しボタンスイッチである。
前記タイマー手段は、リレー回路やシーケンサー等によって構成された制御回路であり、前記接点手段８６がＯＮにされる毎に設定時間のカウントを開始するとともに、そのカウント中、分解処理装置Ｂ内のヒーター７１への通電を継続し、その設定時間内に接点手段８６がＯＮにされない場合には、その設定時間経過後に前記ヒーター７１への通電を遮断する。
具体的には、接点手段８６がＯＮにされると、駆動モーター６０により分解処理装置Ｂ内の回転軸が所定時間回転し、同時に前記タイマー手段のカウント及び前記ヒーター７１への通電が開始される。そのカウント中に、再度接点手段８６がＯＮにされた場合には、前記タイマー手段のカウントが再度ゼロ秒から開始されるとともに、前記ヒーター７１への通電も継続される。また、そのカウント中に、一度も接点手段８６がＯＮにされない場合には、設定された時間が経過した後に、前記ヒーター７１への通電が遮断される。また、設定された時間が経過した後に、接点手段８６がＯＮにされた場合には、前記タイマー手段のカウントが再度ゼロ秒から開始されるとともに、前記ヒーター７１への通電も再開され、上述した動作が繰り返される。
而して、この組み立てトイレ８０によれば、分解処理装置Ｂにより屎尿等の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を処理槽内全体に偏り無く均一に攪拌して、高効率な微生物分解処理を行うことができる。しかも、室内の空気が、弁座８３及び小便器８４の入り口、分解処理装置Ｂ内、換気パイプ８５内及び強制換気装置８７内、室外の順で流れるようになるため、室内に臭気を感じるようなことがない。更に、ヒーター７１を上記タイマー手段によって制御しているため、処理槽１０内の乾燥しすぎによる微生物分解処理効率の低下を防止できる上、火災も防止できる。
尚、図示例では、接点手段８６を組み立てトイレ８０室内の壁面に設けた一例を示しているが、接点手段８６は、弁座８３の蓋やドア８１の開閉動作に連動させたリミットスイッチであってもよい。
また、ヒーター７１は、必要に応じて、通電される本数が制御されるようにしてもよい。その制御手段は、例えば、接点手段８６がＯＮにされる回数が所定値よりも多い場合にはヒーター７１の通電される本数を多くし、その回数が所定値よりも少ない場合にはヒーター７１の通電される本数を少なくする。
また、上記タイマー手段の他の好ましい一例としては、リレー回路やシーケンサー等によって構成された制御回路であり、上記接点手段８６がＯＮにされる毎に設定時間のカウントを開始するとともに、そのカウント中、駆動モーター６０及びヒーター７１への通電を継続し、その設定時間内に接点手段８６がＯＮにされない場合には、その設定時間経過後に駆動モーター６０及びヒーター７１への通電を遮断する。なお、前記設定時間の好ましい一例としては７日間とする。
この態様によれば、分解処理装置Ｂが長期間（例えば７日間）に使用されなかった場合に、駆動モーター６０及びヒーター７１への通電を自動的に遮断することで、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体の乾燥しすぎや、火災の発生、電力の浪費を防止できる上、使用される場合には即座に駆動モーター６０の作動及びヒーター７１による加熱を再開することができる。
また、上記態様によれば螺旋帯体３１を回転軸２０に貫通固定された複数の支持棒３２（支持部）の各先端に溶着したが、螺旋帯体３１を支持棒３２（支持部）に頑強に支持するためには、第６図に示すように、支持棒３２の先端に螺旋帯体３１の厚みに対応する溝３２ａを形成し、この溝３２ａに螺旋帯体３１を嵌め入れて溶接またはボルト・ナット（図示せず）で固定することによって、螺旋帯体３１をその厚み方向両側から挟持状に支持するのが好ましい。
次に、本発明の他の一例である分解処理装置Ｃについて説明する。
この分解処理装置Ｃは、大量の有機廃棄物（以下、「糞尿」と略称する）を処理可能な大型のものであり、処理槽１０１の上面１０１Ａに糞尿を処理槽１０１内に投入するための投入部１０２を備え、処理槽１０１内に糞尿をおが屑共々攪拌する攪拌部１０３を備えている。
また、処理槽１０１内には、糞尿の分解処理時におが屑と糞尿を加熱する加熱装置（図示せず）が備えられており、この加熱装置の加熱によって糞尿の分解に関与する微生物を活性化させるようにしている。
なお、攪拌部１０３は、例えば、上記分解処理装置Ａにおける攪拌部１と略同構造のものが使用できる。
さらに、処理槽１０１の上面１０１Ａには、排気口１１１、手すり１１２を備え、側面には攪拌部１０３を駆動する駆動部１１３、処理槽１０１の上面への昇降部１１４等を備え、処理槽１０１の上面１０１Ａにおける投入部１０２と排気口１１１周りは作業用通路１１５として確保してある。
投入部１０２は、処理槽１０１の上面１０１Ａに開口された開口部１０４と、開口部１０４を開閉する外蓋１０５と、開口部１０４内に出し入れ自在なシューター１０６を備えている。
開口部１０４は、左右方向の幅を、少なくとも使用するバケット（図示せず）の左右幅によりも大幅とし、前後方向（糞尿の投入方向に沿う方向）の幅を、少なくとも使用するバケットの前後幅よりも小幅とする平面長方形状に形成してある。
外蓋１０５は、開口部１０４を全閉できる大きさのものであり、開口部１０４の前端に前後方向に回動可能に軸支され、全開状態では前方の外側上方に向かって傾斜した状態（図面上左上がり）が保持されるようにしてある。
この外蓋１０５によって、投入される糞尿が前方に飛び散った場合でも、これを外蓋が受けるとともに、その傾斜によって糞尿を開口部１０４内に案内するようにしている。
シューター１０６は、開口部１０４の後端に前後方向に回動可能、かつ、開口部内に対して出没可能に軸支されている。
また、シューター１０６の収納状態では、開口部１０４と平行状としてシューター表面１６１を下向きになるようにし、糞尿投入時（出現時）では、後方（投入側）の外側上方に向かって傾斜状に出現するようにしている。
そして、シューター１０６の糞尿投入状態では、上方から流し込まれる糞尿を受ける範囲が、平面視において開口部の前後幅にシューターの前後幅を加えた幅であり、前記したシューター１０６直下の部位に糞尿を撒き散らさない幅となる。
また、シューター１０６は、左右方向に３枚に分割され、夫々個別に出没できるようにしてあり、左右夫々のシューター１０６の縁を接触させることによって糞尿のたれを防止している。
なお、シューター１０６の分割枚数は、例示した３枚に限定するものではなく、３枚を超える枚数でも３枚未満でもよいし、また、分割せず１枚物としてもよいものである。
符号１６２は、シューター１０６の糞尿投入時においてシューター１０６を支持してその傾斜状態を保持するための支持杆である。
上記構成の分解処理装置Ｃによれば、第８図および第９図（図面上右側の投入部）に示すように、糞尿の分解処理時においては、シューター１０６が開口部１０４内に収納状態にあり、開口部１０４を塞ぐ外蓋１０５によって開口部１０４とともに隠されている。
また、糞尿の投入時においては、第７図および第９図（図面上左側の投入部）に示すように、外蓋１０５が開かれ、投入方向側の上方に向かって傾斜するシューター１０６が、開口部１０４の投入側に位置する処理層１０１の上面１０１Ａの直上に出現する。
つまり、上方から流し込まれる糞尿を受ける前後幅が、平面視において開口部１０４の前後幅にシューター１０６の前後幅を加えた幅となり、実質的に開口部１０４の前後幅を拡げたことと同様になる。
したがって、糞尿の分解処理時においては、シューター１０６は開口部１０４内に収納され、糞尿で汚れたシューター１０６が露出しないので、悪臭の発生や見た目における不潔感の抑制がされるとともに、分解処理時に発生する水蒸気の熱によって糞尿の凍結が防止される。
そして、糞尿の投入時においては開口部１０４の前後幅を拡げることなく、確実に糞尿を処理槽１０１内に入れることができる。
よって、開口部１０４の大きさの拡大を最低限に抑制し、あるいは拡大することなく、周囲環境を良好に保持することおよび清掃作業の軽減を達成することができる。
なお、先に説明した分解処理装置Ａは、開閉可能な投入口１３を、上記分解処理装置Ｃにおける投入部１０２に置換した構成とすることも可能である。
産業上の利用可能性
以上説明したように構成されているので、本発明に係わる第１の発明によれば、螺旋帯体が隙間を介して長さ方向に複数に分割されているため、その隙間によって、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体の軸方向への搬送により螺旋帯体に生じる応力が逃がされることになる。したがって、螺旋帯体による効率的な攪拌作用を確保し、微生物分解処理を高効率に行うことができる上、耐久信頼性の高い有機廃棄物分解処理装置用攪拌部を提供することができる。
更に、第２の発明によれば、螺旋帯体に形成される隙間の寸法が最適に設定されるため、高い攪拌効率を維持して微生物分解処理を高効率に行うことができる上、螺旋帯体に生ずる応力を緩和できる。
更に、第３の発明によれば、処理槽内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体が、径方向の内外で相反する方向へ搬送されるとともに、回転軸の略中央部を境にその両側で相反する方向へ搬送されて循環する。その際、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体は、周方向攪拌部により周方向に攪拌されるため、団子状の塊になることなく径方向の内外へスムーズに循環される。したがって、硬くなった有機廃棄物及び微生物分解処理媒体の反力によって外側搬送ブレード及び内側搬送ブレードが破損したり変形したりするのを防止できる。
よって、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を偏り無く均一に攪拌して、いっそう高効率な微生物分解処理を行うことができる上、より耐久信頼性の高い有機廃棄物分解処理装置用攪拌部を提供することができる。
その上、第４の発明によれば、周方向攪拌部が頑強構造に構成されるため、周方向攪拌部の変形、破損を防止できる上、複数の掻落し片により、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体が処理槽内側面へ付着することや、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体が団子状の塊になることを、更に確実に防止してして、微生物分解処理を一層高効率に行うことができる。
更に、第５の発明によれば、螺旋帯体に対する支持部の支持が螺旋帯体の厚み方向両側から挟持状に支持する両持支持であるので、片持支持に比べてその支持強度が大きく向上する。
つまり、螺旋帯体および支持部の厚みを厚くする手段を用いることなく、支持強度を向上させることができるので、コスト増を抑制することができる。
したがって、微生物分解処理を高効率に行うことができる上、コスト増を抑制でき、しかも有機廃棄物の移動抵抗に対して高耐性を備えることができる。
更に、第６の発明によれば、螺旋帯体による効率的な攪拌作用を確保でき、微生物分解処理を高効率に行うことができる上、耐久信頼性の高い有機廃棄物分解処理装置を提供することができる。
しかも、第７の発明によれば、加温手段によって有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を微生物分解に好適な温度に維持することができる上、有機廃棄物に含まれる水分を蒸発させることで、水分過多による微生物分解処理能力の低下を防止することができる。したがって、微生物分解処理を一層高効率に行うことができる。
更に、第８の発明によれば、処理槽に接触するヒーターによって効率よく処理槽内を加温することができる。したがって、微生物分解処理をより高効率に行うことができる。
また、第９又は第１３の発明によれば、温風によって有機廃棄物に含まれる水分を効率的に蒸発することができる。したがって、微生物分解処理を更に高効率に行うことができる。
更に、第１０又は第１４の発明によれば、吐出パイプによって、有機廃棄物に含まれる水分をいっそう効率的に蒸発することができ、水分過多による微生物分解処理能力の低下を確実に防止することができる。したがって、微生物分解処理を一層高効率に行うことができる。
その上、第１１又は第１５の発明によれば、攪拌動作の継続中に有機廃棄物及び微生物分解処理媒体へ温風が吹き付けられるため、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体をいっそう効率的かつ短時間に乾燥することができ、微生物分解処理を一層高効率に行うことができる上、攪拌部の停止時間中には温風が停止されるため、処理槽内の過熱による微生物分解処理能力の低下を防止できる上、温風送入装置のエネルギー消費を節減することもできる。
更に、第１２又は第１６の発明によれば、微生物分解処理を一層高効率に行うことができる上、分解処理装置が一定時間使用されなかった場合には、自動的に加温手段が非通電となるため、処理槽内の乾燥しすぎによる微生物分解処理効率の低下を防止できる上、エネルギー消費の節減や火災防止にもなる。
また、第１７の発明によれば、有機廃棄物の分解処理時においては、シューターが開口部内に収納され、有機廃棄物で汚れたシューターが露出しないので、悪臭の発生や見た目における不潔感の抑制がされるとともに、分解処理時に発生する水蒸気の熱によって有機廃棄物の凍結が防止される。
そして、有機廃棄物の投入時においては開口部の幅を拡げることなく、確実に有機廃棄物を処理槽内に投入することができる。
よって、開口部の大きさの拡大を最低限に抑制し、あるいは拡大することなく、有機廃棄物の投入作業を効率的に行うことができ、ひいては微生物分解処理を高効率に行うことができ、更には周囲環境を良好に保持するとともに清掃作業を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明に係わる有機廃棄物分解処理装置の一例を示す断面図である。
第２図は、第１図における（ＩＩ）−（ＩＩ）線断面図である。
第３図は、本発明に係わる有機廃棄物分解処理装置用攪拌部の一例を示す斜視図である。
第４図は、処理槽内における有機廃棄物及び微生物分解処理媒体の搬送方向を示す断面図であり、内部構造を省略して示している。
第５図は、本発明に係わる有機廃棄物分解処理装置の他例を用いて、組み立てトイレを構成した一例を示す断面図である。
第６図は、螺旋帯体を支持棒（支持部）に支持する構造を示す断面図である。
第７図は、本発明に係わる有機廃棄物分解処理装置の他例を示す断面図であり、開口部が開放された状態を示す。
第８図は、本発明に係わる有機廃棄物分解処理装置の他例を示す断面図であり、シューターが収納され、開口部が外蓋により閉鎖された状態を示す。
第９図は、本発明に係わる有機廃棄物分解処理装置の他例を示す平面図である。Technical field
The present invention relates to an agitation unit for an organic waste decomposition treatment apparatus and an organic waste decomposition treatment apparatus used for microbial decomposition treatment of human or livestock manure, garbage, etc., and is widely useful for general residential use, business use, and emergency disaster use. The present invention relates to a stirring section for an organic waste decomposition treatment apparatus and an organic waste decomposition treatment apparatus.
Background art
In recent years, organic waste that has been generated in large quantities has caused serious problems such as a shortage of final disposal sites and an increase in illegal dumping. In particular, human waste is a cause of environmental pollution, such as being discharged directly into the river without being treated due to delays in the development of sewers, or being dumped without being treated in mountainous or desert areas without water. Yes.
Therefore, a technique is known in which organic waste is stirred and mixed in a treatment tank to be microbially decomposed and reused as fertilizer (see, for example, Japanese Patent No. 3160859).
However, there are many practical problems to efficiently microbially decompose organic waste that is semi-solid by stirring and mixing.
For example, organic waste is concentrated in a part of the treatment tank while being stirred and mixed to form a dumpling lump, and the stirring blade for stirring and mixing is damaged by the reaction force of the organic waste that has become the lump. Or the inside of the treatment tank becomes excessively water and microbial decomposition is not performed efficiently.
In addition, there is a concern that the inside of the treatment tank may be too dry to promote microbial decomposition, and that drying may cause a fire.
Accordingly, an object of the present invention is to provide an organic waste decomposition treatment device stirring unit and an organic waste decomposition treatment device capable of performing microbial decomposition treatment with high efficiency.
Disclosure of the invention
In order to achieve the above-described object, a first invention according to the present invention includes a spiral band supported around a rotation axis, and the spiral band is divided into a plurality through a gap in the length direction thereof. The gap is divided, and the gap is set so as to release the stress applied to the spiral band.
Here, the gap is set at an appropriate interval according to the material and dimensions of the spiral band so as to release stress generated in the spiral band when the organic waste and the microbial decomposition treatment medium are agitated. Preferably, it is set to be approximately the same as the width dimension of the spiral band. That is, if this gap is too large, the spiral band will reduce the ability to stir and transport the accumulation, and if the gap is too small, the stress generated in the spiral band cannot be released. .
In addition, the second invention is characterized in that the gap is set to approximately the same width as the width of the spiral band.
In the third aspect of the invention, the outer conveying blade that conveys the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the rotation axis direction is disposed on the rotating shaft, and the conveying direction that is disposed inside the outer conveying blade and is opposite to the conveying direction by the outer conveying blade. An inner conveying blade that conveys the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the direction, and a circumferential stirring unit that is disposed on the end side of the rotating shaft and that agitates the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the circumferential direction. The outer conveying blade is arranged on both sides of the spiral band having the gap with a substantially central portion in the axial direction of the rotation shaft as a boundary, and the spiral direction is opposite on both sides. It is provided so that it may become.
In the fourth aspect of the invention, the circumferential stirring portion includes a main stirring rod portion that is substantially orthogonal to the rotational axis, a reinforcing stirring rod portion that supports the main stirring rod portion in a bracing manner from the central direction of the rotational shaft, It comprises a plurality of scraping pieces protruding from the main stirring rod portion toward the end of the rotating shaft.
Further, in a fifth aspect of the invention, the spiral band body is provided in the same body as the rotation shaft via a support portion around the rotation axis, and a support form of the support portion that supports the spiral band body is the support portion. Is characterized in that it supports the spiral band body in a sandwiched manner from both sides in the thickness direction.
Moreover, in 6th invention, it is an organic waste decomposition processing apparatus using the said stirring part for organic waste decomposition processing apparatuses, Comprising: The said processing is carried out by the said stirring part for organic waste decomposition processing apparatus with which it has in a processing tank. The organic waste put into the tank is agitated and mixed with the microbial decomposition processing medium stored in the processing tank.
The seventh invention is characterized in that the organic waste decomposition treatment apparatus is provided with a heating means for heating the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the treatment tank.
In addition, the eighth invention is characterized in that the heating means includes a heater provided in contact with the treatment tank.
Further, the ninth invention is characterized in that the heating means includes a hot air feeding device for feeding warm air into the treatment tank.
In the tenth aspect of the invention, the hot air feeding device arranges the discharge part from which the hot air is jetted above the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the treatment tank,
In the eleventh aspect of the invention, the stirring part for the organic waste decomposition treatment apparatus is controlled so as to repeat the stirring operation and the stop for stirring and mixing the organic waste and the microbial decomposition treatment medium. Is operated during at least the stirring operation and is stopped for all or part of the stop time.
In the twelfth aspect of the invention, in the organic waste decomposition treatment apparatus, the contact means that is turned on each time the decomposition treatment apparatus is used, and a timer that continues energization of the heating means within a set time. And the timer means starts counting the set time every time the contact means is turned on and continues energizing the heating means during the counting, and the timer means within the set time When the contact means is not turned ON, the energization to the heating means is cut off after the set time has elapsed.
In the thirteenth invention, the organic waste decomposition treatment apparatus is configured to stir and mix the organic waste charged into the treatment tank with the microbial decomposition treatment medium stored in the treatment tank, A hot air feeding device for feeding warm air into the treatment tank is provided.
In the fourteenth aspect of the invention, the hot air feeding device includes a discharge unit through which the hot air is jetted disposed above the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the treatment tank, and the discharge unit Is characterized in that a plurality of discharge holes are formed in the discharge pipe and hot air is blown from these discharge holes to the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the treatment tank.
In the fifteenth aspect of the invention, the treatment tank includes a stirring unit that stirs and mixes the organic waste and the microbial decomposition treatment medium. The stirring unit stirs and mixes the organic waste and the microbial decomposition treatment medium. It is controlled to repeat the stirring operation and the stop, and the hot air feeding device operates at least during the stirring operation and stops for all or part of the stop time. To do.
In the sixteenth aspect of the invention, in the organic waste decomposition treatment apparatus, the contact means that is turned on each time the decomposition treatment apparatus is used and the energization of the hot air feeding apparatus is continued for a set time. Timer means that starts counting of a set time each time the contact means is turned on, and continues energization of the hot air feeding device during the count, When the contact means is not turned ON within a time, the hot air feeding device is de-energized after the set time has elapsed.
In addition, although the aspect in particular is not limited as for the said warm air feeding apparatus, Preferably it is set as the aspect which forcedly sent the produced | generated warm air into the said processing tank, As a specific aspect, , For example, a heater or heat exchanger made of nichrome wire for heating air, a fan for forcibly sending warm air into the treatment tank, a pipe for guiding the warm air into the treatment tank, etc. The configuration.
In addition, the hot air feeding device is preferably configured so that microbial decomposition in the treatment tank is efficiently promoted by appropriately drying accumulated materials such as organic waste in the treatment device. Specific examples in this case include an aspect provided with a control mechanism that maintains the hot air at a predetermined temperature, and an aspect provided with a control mechanism that repeats ejection of the hot air for a predetermined time and stopping for a predetermined time.
In addition, the discharge unit is provided with a plurality of discharge holes in the discharge pipe, and is arranged so as to blow warm air from the discharge holes to the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the treatment tank. Features.
Further, in the seventeenth aspect of the invention, there is provided an organic waste decomposing apparatus for microbially decomposing organic waste in the processing tank, comprising an input unit for inputting organic waste to the upper surface of the processing tank, The input section includes an opening opened in the top plate of the treatment tank, an outer lid that opens and closes the opening, and a shooter that can be freely inserted into and removed from the opening. The shooter inputs organic waste into the opening. It is characterized in that it is supported so as to be able to appear and appear so as to appear as an inclined shape toward the upper outside in the charging direction.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows an example of an organic waste decomposition treatment apparatus according to the present invention.
The organic waste decomposition treatment apparatus A includes a treatment tank 10, an agitation unit 1 (an agitation part for an organic waste decomposition treatment apparatus) that agitates and mixes the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the treatment tank 10, and a treatment A heating means 70 for maintaining the inside of the tank 10 at an appropriate temperature is provided, and the organic waste is microbially decomposed in the processing tank 10.
The microbial decomposition treatment medium is a large number of porous substances that become a place of residence of microorganisms and promotes microbial decomposition.For example, sawdust and wood chips are used, and sawdust is used particularly in a preferred example of the present embodiment. It has been put in the processing tank 10 in advance to such an extent that the stirring unit 1 is filled.
The processing tank 10 welds a bottom plate 14 having a curved bottom surface made of a corrosion-resistant metal plate such as stainless steel in an upper opening box-shaped housing 11, and the upper opening portion of the housing 11 is connected to an upper plate 12 (top plate). ), And the upper plate 12 is provided with one or a plurality of openable / closable inlets 13 (input parts) used for input of the microbial decomposition treatment medium and organic waste, inspection of the inside, and the like.
Further, the agitating unit 1 supports the outer conveying blade 30, the inner conveying blade 40, and the circumferential agitating unit 50 around the rotating shaft 20 (see FIG. 3), and a driving motor 60 outside the processing tank 10 is provided. Is horizontally installed in the processing tank 10 so as to be driven and rotated by the motor.
The outer conveying blade 30 divides a spiral band 31 that spirally rotates around the rotation shaft 20 into a plurality of lengths through a gap s, and a plurality of support rods 32 (through and fixed to the rotation shaft 20 ( And is disposed on both sides of the rotary shaft 20 at the substantially central portion in the axial direction, and the spiral direction of the spiral band 31 that is intermittently spiraled on both sides thereof. Is configured in the opposite direction.
The dimension of the gap s is appropriately set according to the material, dimensions, etc. of the outer conveying blade 30 so that the outer conveying blade 30 can relieve the stress generated by conveying the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the axial direction. Preferably, it is set to a dimension approximately the same as the width dimension of the outer conveying blade 30. That is, when the gap s is too large, the outer conveyance blade 30 decreases the ability to convey the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the axial direction, and when the gap s is too small, the outer conveyance blade 30. The stress that occurs in can not be missed.
The inner conveyance blade 40 is disposed on the rotating shaft 20 side of each support bar 32 that supports the outer conveyance blade 30 so as to convey organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the direction opposite to the conveyance direction of the outer conveyance blade 30. A rectangular plate member is inclined and welded.
The circumferential stirrer 50 includes a main stirrer bar 51 that is substantially orthogonal to the rotary shaft 20, a reinforcing stirrer bar 52 that supports the main stirrer bar 51 from the central direction of the rotary shaft 20, and the main stirrer bar It consists of a plurality of scraping pieces 53 protruding from the portion 52 toward the end of the rotating shaft 20 (inner side surface of the processing tank 10), and is fixed to the outer periphery on the end of the rotating shaft 20.
The main stirring bar portion 51 is made of a long metal plate having a rectangular cross section, and is welded to the rotary shaft 20 with the rotary shaft 20 inserted through the substantially central portion thereof. And the microbial decomposition processing medium is stirred in the circumferential direction of the rotating shaft 20.
The stirrer stirring bar 52 is arranged so that the main stirring bar 51 is not deformed or damaged by the reaction force received from the side surface of the treatment tank 10 via the organic waste and the microbial decomposition treatment medium. The main stir bar 51 and the organic waste and the microbial decomposition medium are stirred in the circumferential direction of the rotary shaft 20.
The scraping piece 53 is a metal plate having a rectangular shape in plan view, and a plurality of scraping pieces 53 are welded to the main stirring rod portion 51 so that the protruding end is brought close to the inner surface of the processing tank 10. The scraped pieces 53 are pressed against the inner surface of the treatment tank 10 by the conveying force of the outer conveying blade 30 to scrape off the organic waste and the microbial decomposition processing medium that are about to adhere to the periphery of the rotary shaft 20. Stir in the direction.
The heating means 70 includes a heater 71 that contacts the lower surface of the bottom plate 14 of the treatment tank 10 and a warm air feeding device 72 that feeds warm air into the treatment tank 10. The medium is maintained at a temperature suitable for microbial decomposition, and the water contained in the organic waste is evaporated, thereby preventing a decrease in microbial decomposition processing capacity due to excessive water.
The heater 71 works particularly effectively to maintain the organic waste and the microbial decomposition treatment medium at a temperature suitable for microbial decomposition. Further, the hot air feeding device 72 is effective particularly for evaporating the water contained in the organic waste, and is suitable for processing livestock excreta having a large amount of water.
Then, either one or both of the heater 71 and the warm air feeding device 72 can be omitted depending on the environment of the place where the decomposition processing device A is used, such as the atmospheric temperature and humidity.
A plurality of the heaters 71 are fixed to the lower surface of the bottom plate 14 in the treatment tank 10, and the voltage is controlled so that the temperature in the treatment tank 10 falls within a temperature range (60 to 80 degrees) suitable for microbial decomposition.
The hot air feeding device 72 includes a hot air generation source 72a placed on the upper surface of the upper plate 12 of the processing tank 10 and a discharge unit 72b detachably connected to the hot air generation source 72a.
The hot air generation source 72a includes an electric heat source such as a nichrome wire and an electric fan, and forcibly sends the hot air into the discharge part 72b.
The discharge part 72b is a long discharge pipe 72b1 installed horizontally in the processing tank 10 in parallel with the rotary shaft 20, and the discharge side of the discharge pipe 72b1 to the discharge part of the hot air generation source 72a. It consists of an elbow tubular connection pipe portion 72b2 that is connected in communication.
The discharge pipe 72b1 has a distal end surface (the right end surface in FIG. 1) closed, and a plurality of discharge holes 72c arranged in the longitudinal direction and arranged in two rows in the circumferential direction. And these discharge holes 72c are arrange | positioned so that a warm air may be sprayed uniformly to the organic waste in the processing tank 10, and the microbial decomposition processing medium.
Further, the discharge pipe 72b1 is configured so that the total opening area of all the discharge holes 72c is equal to the flow area (discharge) of the discharge pipe 72b1 in order to equalize the flow rate of the warm air ejected from each of the plurality of discharge holes 72c. The area calculated from the inner diameter of the pipe 72b1 is ½.
That is, when the sum of the opening areas of all the discharge holes 72c is larger than one half of the distribution area of the discharge pipe 72b1, the distribution resistance in the pipe causes the tip of the discharge pipe 72b1 (the right end in FIG. 1) to When the ejection hole 72c is smaller than one-half of the flow area of the discharge pipe 72b1, a sufficient ejection amount cannot be secured at each of the discharge holes 72c.
Further, the decomposition processing apparatus A includes a control circuit (not shown). The control circuit controls the drive motor 60 so that the stirring unit 1 repeats the stirring operation and the stop, and the hot air feeding device 72. The hot air generation source 72a is operated at least during the stirring operation of the stirring unit 1, and is controlled to stop for all or part of the stop time of the stirring unit 1. The drive motor 60 is controlled so that the stirring unit 1 repeats forward rotation and reverse rotation with a stop time.
Thus, according to the decomposition processing apparatus A having the above configuration, as shown in FIG. 4, the organic waste and the microbial decomposition processing medium in the processing tank 10 are reduced in diameter by the outer conveyance blade 30 and the inner conveyance blade 40. In addition to being conveyed in opposite directions inside and outside the direction, it is conveyed in opposite directions on both sides of the substantially central portion of the rotating shaft 20 and circulates.
At that time, the organic waste and the microbial decomposition treatment medium are surrounded by the circumferential stirring unit 50 so as not to adhere to the inner surface of the treatment tank 10 between the end of the outer conveyance blade 30 and the inner surface of the treatment tank 10. Since it is agitated in the direction, it is smoothly conveyed inward and outward in the radial direction.
The transport direction of the organic waste and the microbial decomposition treatment medium is changed to the direction opposite to the arrow shown in FIG. 4 when the drive motor 60 is reversely controlled at regular intervals.
Next, an example in which another example of the decomposition processing apparatus according to the present invention is configured as an assembled toilet will be described.
In this assembled toilet 80, a decomposition processing apparatus B is installed in a penetrating manner on a floor 82 in a room that can enter and exit from a door 81 on the front wall.
In the decomposition processing apparatus B, a valve seat 83, a urinal 84, a ventilation pipe 85, and the like are disposed on the upper surface of the decomposition processing apparatus A having the above-described configuration so as to communicate with the inside of the processing tank 10. In the middle of this, a forced ventilation device 87 such as an axial fan is provided, and a heater 71 as a heating means is attached to the lower surface of the treatment tank 10 in contact therewith.
In addition, since the other structure about this decomposition | disassembly processing apparatus B is substantially the same as the said decomposition | disassembly processing apparatus A, the overlapping detailed description is abbreviate | omitted.
In addition, a contact means 86 that is turned on each time the decomposition processing apparatus B is used is provided on the wall surface, and a timer means is provided in a control panel (not shown). The contact means 86 is a push button switch that is pushed by the user when the disassembly processing apparatus B is used.
The timer means is a control circuit constituted by a relay circuit, a sequencer or the like, and starts counting a set time every time the contact means 86 is turned ON, and during the counting, a heater in the decomposition processing apparatus B When the energization to 71 is continued and the contact means 86 is not turned on within the set time, the energization to the heater 71 is cut off after the set time elapses.
Specifically, when the contact means 86 is turned on, the rotation shaft in the decomposition processing apparatus B is rotated by the drive motor 60 for a predetermined time, and at the same time, the timer means counts and the heater 71 is energized. . If the contact means 86 is turned on again during the counting, the timer means starts counting again from zero seconds and energization of the heater 71 is continued. If the contact means 86 is never turned ON during the counting, the energization of the heater 71 is interrupted after a set time has elapsed. In addition, when the contact means 86 is turned on after the set time has elapsed, the timer means starts counting again from zero seconds, and energization of the heater 71 is resumed. The operation is repeated.
Thus, according to the assembled toilet 80, the organic waste such as urine and the microbial decomposition medium are uniformly agitated in the entire processing tank by the decomposition apparatus B to perform highly efficient microbial decomposition treatment. be able to. Moreover, since the indoor air flows in the order of the valve seat 83 and the entrance of the urinal 84, the decomposition processing device B, the ventilation pipe 85 and the forced ventilation device 87, and the outdoor, the odor is felt in the room. There is nothing. Furthermore, since the heater 71 is controlled by the timer means, it is possible to prevent a decrease in microbial decomposition efficiency due to excessive drying in the treatment tank 10 and to prevent a fire.
In the illustrated example, the contact means 86 is provided on the wall surface of the assembly toilet 80, but the contact means 86 is a limit switch that is linked to the opening / closing operation of the lid of the valve seat 83 or the door 81. May be.
Further, the number of energized heaters 71 may be controlled as necessary. The control means, for example, increases the number of energized heaters 71 when the contact means 86 is turned on more than a predetermined value, and when the number of times the contact means 86 is turned on is less than the predetermined value. Reduce the number of energized wires.
Another preferable example of the timer means is a control circuit constituted by a relay circuit, a sequencer, etc., and starts counting the set time each time the contact means 86 is turned on, If the energization to the drive motor 60 and the heater 71 is continued and the contact means 86 is not turned on within the set time, the energization to the drive motor 60 and the heater 71 is cut off after the set time elapses. A preferred example of the set time is 7 days.
According to this aspect, when the decomposition treatment apparatus B is not used for a long period of time (for example, 7 days), the energization to the drive motor 60 and the heater 71 is automatically cut off, thereby decomposing organic waste and microorganisms. It is possible to prevent the processing medium from being dried excessively, to generate a fire, and to waste power, and when used, the operation of the drive motor 60 and the heating by the heater 71 can be resumed immediately.
Moreover, according to the said aspect, although the spiral strip 31 was welded to each front-end | tip of the some support rod 32 (support part) penetrated and fixed to the rotating shaft 20, the spiral strip 31 is attached to the support rod 32 (support part). In order to support firmly, as shown in FIG. 6, a groove 32a corresponding to the thickness of the spiral band 31 is formed at the tip of the support bar 32, and the spiral band 31 is fitted into the groove 32a and welded. Alternatively, the spiral band 31 is preferably supported in a sandwiched manner from both sides in the thickness direction by fixing with bolts and nuts (not shown).
Next, a decomposition processing apparatus C which is another example of the present invention will be described.
The decomposition processing apparatus C is a large-sized apparatus capable of processing a large amount of organic waste (hereinafter abbreviated as “feces”), and is used for introducing manure into the processing tank 101 on the upper surface 101A of the processing tank 101. An input unit 102 is provided, and a processing unit 101 is provided with an agitation unit 103 that agitates manure and sawdust together.
Further, the processing tank 101 is provided with a heating device (not shown) for heating sawdust and excreta during the decomposition process of manure, and the microorganisms involved in the decomposition of manure are activated by heating of the heating device. I am doing so.
In addition, the stirring part 103 can use the thing of substantially the same structure as the stirring part 1 in the said decomposition processing apparatus A, for example.
Furthermore, the upper surface 101A of the processing tank 101 includes an exhaust port 111 and a handrail 112, and the side surface includes a drive unit 113 that drives the agitation unit 103, an elevating unit 114 to the upper surface of the processing tank 101, and the like. The area around the input portion 102 and the exhaust port 111 on the upper surface 101A is secured as a work passage 115.
The input unit 102 includes an opening 104 opened on the upper surface 101 </ b> A of the processing tank 101, an outer lid 105 that opens and closes the opening 104, and a shooter 106 that can be inserted into and removed from the opening 104.
The opening 104 has a width in the left-right direction that is greater than at least the left-right width of a bucket (not shown) to be used, and a width in the front-rear direction (a direction along the direction of dropping manure) is at least the front-rear width of the bucket to be used. It is formed in a planar rectangular shape having a smaller width.
The outer lid 105 has a size that allows the opening 104 to be fully closed. The outer lid 105 is pivotally supported at the front end of the opening 104 so as to be pivotable in the front-rear direction. (Upward to the left in the drawing) is maintained.
Even if the manure to be thrown in is scattered forward by the outer lid 105, the outer lid receives this and the manure is guided into the opening 104 by its inclination.
The shooter 106 is pivotally supported at the rear end of the opening 104 so as to be pivotable in the front-rear direction and to be able to appear and retract with respect to the opening.
Further, when the shooter 106 is stored, the shooter surface 161 faces downward so as to be parallel to the opening 104, and when the manure is introduced (when it appears), the shooter 106 appears in an inclined manner toward the upper outside on the rear side (input side). Like to do.
In the state where the shooter 106 is put in the manure, the range for receiving the manure poured from above is a width obtained by adding the front-rear width of the shooter to the front-rear width of the opening in a plan view. The width is not scattered.
The shooter 106 is divided into three pieces in the left-right direction so that each shooter 106 can individually appear and disappear, and dripping of manure is prevented by bringing the edges of the left and right shooters 106 into contact with each other.
The number of divided shooters 106 is not limited to the three illustrated, and may be more than three or less than three, or may be one piece without being divided.
Reference numeral 162 denotes a support rod for supporting the shooter 106 and maintaining its inclined state when the shooter 106 is put into manure.
According to the decomposition processing apparatus C configured as described above, the shooter 106 is housed in the opening 104 during the manure decomposition process, as shown in FIGS. Yes, it is hidden together with the opening 104 by an outer lid 105 that closes the opening 104.
Further, when dropping manure, as shown in FIGS. 7 and 9 (the left side of the drawing portion), the outer lid 105 is opened, and the shooter 106 that inclines upward on the loading direction side, It appears immediately above the upper surface 101A of the processing layer 101 located on the input side of the opening 104.
That is, the front-rear width for receiving manure poured from above is the width obtained by adding the front-rear width of the shooter 106 to the front-rear width of the opening 104 in a plan view, which is substantially the same as increasing the front-rear width of the opening 104. Become.
Therefore, at the time of decomposition processing of manure, the shooter 106 is housed in the opening 104, and the shooter 106 that is soiled with manure is not exposed. Freezing of manure is prevented by the heat of the generated water vapor.
And when manure is thrown in, the manure can be reliably put into the processing tank 101 without expanding the front-rear width of the opening 104.
Therefore, it is possible to hold the surrounding environment satisfactorily and reduce the cleaning work without suppressing or enlarging the size of the opening 104 to the minimum.
Note that the decomposition processing apparatus A described above can be configured such that the input port 13 that can be opened and closed is replaced with the input unit 102 in the decomposition processing apparatus C.
Industrial applicability
Since it is configured as described above, according to the first invention of the present invention, the spiral band is divided into a plurality of lengthwise directions through the gap, so that the organic waste is separated by the gap. And the stress which arises in a spiral belt | band | zone body by the conveyance to the axial direction of a microbial decomposition processing medium will be released. Therefore, it is possible to ensure an efficient stirring action by the spiral band, perform the microbial decomposition process with high efficiency, and provide a stirring section for an organic waste decomposition processing apparatus with high durability and reliability.
Furthermore, according to the second invention, since the size of the gap formed in the spiral band is optimally set, it is possible to perform high-efficiency microbial decomposition treatment while maintaining high stirring efficiency. Stress generated in the body can be relieved.
Furthermore, according to the third invention, the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the treatment tank are conveyed in opposite directions in the radial direction and on both sides of the substantially central portion of the rotating shaft as a boundary. It is conveyed and circulated in the opposite direction. At that time, since the organic waste and the microbial decomposition treatment medium are stirred in the circumferential direction by the circumferential stirring section, they are smoothly circulated in and out of the radial direction without forming a dumpling-like lump. Therefore, the outer conveying blade and the inner conveying blade can be prevented from being damaged or deformed by the reaction force of the hardened organic waste and the microbial decomposition treatment medium.
Therefore, the organic waste and the microbial decomposition treatment medium can be uniformly agitated without unevenness to perform more highly efficient microbial decomposition treatment, and provide a more durable and reliable stirring unit for the organic waste decomposition treatment apparatus. can do.
Moreover, according to the fourth invention, since the circumferential stirring portion is configured to have a robust structure, deformation and breakage of the circumferential stirring portion can be prevented, and organic waste and microbial decomposition can be achieved by a plurality of scraped pieces. To more reliably prevent microbial decomposition treatment by preventing the treatment medium from adhering to the inner surface of the treatment tank and the organic waste and microbial decomposition treatment medium from becoming a dumpling-like lump. Can do.
Furthermore, according to the fifth invention, since the support of the support portion with respect to the spiral band body is a both-end support that supports the spiral band body from both sides in the thickness direction, the support strength is higher than that of the cantilever support. improves.
That is, since the support strength can be improved without using means for increasing the thickness of the spiral band and the support portion, an increase in cost can be suppressed.
Therefore, microbial decomposition treatment can be performed with high efficiency, cost increase can be suppressed, and high resistance against the movement resistance of organic waste can be provided.
Furthermore, according to the sixth aspect of the present invention, an efficient stirring action by the spiral band can be ensured, the microbial decomposition treatment can be performed with high efficiency, and an organic waste decomposition treatment apparatus with high durability and reliability is provided. be able to.
Moreover, according to the seventh invention, the organic waste and the microbial decomposition treatment medium can be maintained at a temperature suitable for microbial decomposition by the heating means, and the water contained in the organic waste is evaporated. It is possible to prevent a decrease in microbial degradation capacity due to excessive moisture. Therefore, the microbial decomposition treatment can be performed with higher efficiency.
Furthermore, according to the eighth invention, the inside of the processing tank can be efficiently heated by the heater that contacts the processing tank. Therefore, the microbial decomposition treatment can be performed with higher efficiency.
Further, according to the ninth or thirteenth invention, water contained in the organic waste can be efficiently evaporated by warm air. Therefore, the microbial decomposition treatment can be performed with higher efficiency.
Furthermore, according to the tenth or fourteenth invention, the water contained in the organic waste can be more efficiently evaporated by the discharge pipe, and the degradation of the microbial decomposition processing capacity due to excessive water can be surely prevented. Can do. Therefore, the microbial decomposition treatment can be performed with higher efficiency.
In addition, according to the eleventh or fifteenth invention, since warm air is blown to the organic waste and the microbial decomposition treatment medium while the stirring operation is continued, the organic waste and the microbial decomposition treatment medium are made more efficient and short. It can be dried in time, microbial decomposition treatment can be performed more efficiently, and hot air is stopped during the stop time of the stirring section, so the microbial decomposition processing capacity is reduced due to overheating in the treatment tank In addition, the energy consumption of the hot air feeding device can be reduced.
Furthermore, according to the twelfth or sixteenth invention, the microbial decomposition treatment can be performed with higher efficiency, and the heating means is automatically de-energized when the decomposition processing apparatus is not used for a certain period of time. Therefore, it is possible to prevent a decrease in microbial decomposition efficiency due to excessive drying in the treatment tank, and also to save energy consumption and prevent fire.
According to the seventeenth aspect of the present invention, when the organic waste is decomposed, the shooter is accommodated in the opening, and the shooter contaminated with the organic waste is not exposed. In addition, the heat of water vapor generated during the decomposition treatment prevents the organic waste from freezing.
And at the time of injection | throwing-in of organic waste, organic waste can be reliably thrown in in a processing tank, without expanding the width | variety of an opening part.
Therefore, the expansion of the size of the opening can be suppressed to a minimum, or the organic waste can be input efficiently without expanding, and thus the microbial decomposition process can be performed with high efficiency. Furthermore, it is possible to maintain the surrounding environment well and reduce the cleaning work.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing an example of an organic waste decomposition treatment apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a sectional view taken along line (II)-(II) in FIG.
FIG. 3 is a perspective view showing an example of a stirring section for an organic waste decomposition treatment apparatus according to the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing the conveying direction of the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the treatment tank, and the internal structure is omitted.
FIG. 5 is a sectional view showing an example in which an assembled toilet is constructed using another example of the organic waste decomposition treatment apparatus according to the present invention.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a structure for supporting a spiral band on a support rod (support portion).
FIG. 7 is a sectional view showing another example of the organic waste decomposition treatment apparatus according to the present invention, and shows a state in which the opening is opened.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing another example of the organic waste decomposition treatment apparatus according to the present invention, in which a shooter is housed and an opening is closed by an outer lid.
FIG. 9 is a plan view showing another example of the organic waste decomposition treatment apparatus according to the present invention.

【書類名】明細書
【技術分野】
【０００１】
本発明は、装置用攪拌部及び有機廃棄物分解処理装置に関し、一般住宅用から業務用さらに緊急災害用として広く有用な有機廃棄物分解処理装置用攪拌部及び有機廃棄物分解処理装置に関する。
【背景技術】
【０００２】
本願発明の有機物分解処理装置に関連する先行技術文献情報として、下記の特許文献が有る。（たとえば、特許文献１参照）
このものは、処理槽内で有機廃棄物を攪拌混合して微生物分解し、肥料として再利用できるようにするものである。
【特許文献１】
特許第３１６０８５９号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
しかしながら、前記特許文献に記載の有機廃棄物処理装置は、有機廃棄物の投入時において有機廃棄物が開口部周り等に飛散してしまう可能性があり、飛散した場合の周囲環境の汚染が発生や清掃作業が重労働になりがちであるし、飛散しないようにゆっくりと投入すると投入作業が非効率的である。
飛散の抑制のためには、単純に開口部を広げればよいが、そうすると蓋も開口部の大きさに対応して大きくなるため、その大きさおよび重量によって蓋の開閉操作が困難になる可能性が有り、また、分解処理装置の上面には各種設備の配設面積を確保する必要があるため、開口部の大きさもおのずと限界が有る。
【０００４】
本発明は、有機廃棄物を投入する開口部の大きさの拡大を最低限に抑制した上で、周囲環境の保持および清掃作業の軽減を課題とし、この課題を解決した有機廃棄物の分解処理装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、前記目的を達成するため、下記の技術的手段を採用した。
処理漕内に有機廃棄物を攪拌して分解処理する攪拌部を備え、攪拌部は、連続略螺旋状または間欠略螺旋状のブレードを、回転軸周りに支持部を介して前記回転軸と同一体に備えている有機廃棄物の分解処理装置において、処理槽の上面に被処理物を投入するための投入部を有し、当該投入部が、処理槽の天板に開口された開口部と、開口部を開閉する外蓋と、開口部内に出し入れ自在なシューターを備え、当該シューターは、開口部に対して、被処理物投入時に、投入方向の外側上方に向かって傾斜状として出現するように出没可能に支持されるとともに、収納状態においてシューター表面部が下向きに保持されるように支持され、前記外蓋が開口部に対して、シューターの出現方向と対向側に開閉するように支持されていることを特徴とする（第１発明）。
【０００６】
前記シューターは１枚物でもよいし、複数に分割されている物もの（第２発明）でもよく、分割されているものである場合、その分割数は任意である。
【０００７】
また、ブレードを支持する支持部の支持形態として、支持部がブレードをその厚み方向両側から挟持状に支持するもの(第３発明)が好ましい。
【０００８】
また、処理槽内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を加温する加温手段が設けられ、当該加手段が、上記処理槽に接触するように設けられたヒーターおよび処理槽内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を処理槽内への温風の送入によって加温する温風送入装置であり、当該温風送入装置は、温風が噴出される吐出部を、上記処理槽内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体よりも上方、かつ処理槽内の端寄りに配設し、該吐出部は、吐出パイプに複数の吐出孔を穿設するとともに、これら吐出孔から上記処理槽内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体へ温風を吹き付けるように配置されていることを特徴とする（第４発明）。
【０００９】
また、上記攪拌部が、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を攪拌混合する攪拌動作と停止とを繰り返すように制御され、前記加温手段は、少くとも前記攪拌動作中に作動するとともに、前記停止時間中における全ての時間または一部の時間停止することが好ましい（第５発明）。
【００１０】
また、分解処理装置を使用する毎にＯＮにされる接点手段と、前記加温手段への通電を設定された時間内継続するタイマー手段とが備えられ、該タイマー手段は、前記接点手段がＯＮにされる毎に設定時間のカウントを開始するとともにそのカウント中に前記加温手段への通電を継続し、その設定時間内に前記接点手段がＯＮにされない場合に、その設定時間経過後に前記加温手段への通電を遮断することが好ましい（第６発明）。
【発明の効果】
【００１１】
本発明によれば、下記の優れた効果が期待できる。
第１発明によれば、有機廃棄物の分解処理時においては、シューターが開口部内に収納され、有機廃棄物で汚れたシューターが露出しないので、悪臭の発生や見た目における不潔感の抑制がされるとともに、分解処理時に発生する水蒸気の熱によって有機廃棄物の凍結が防止される。
そして、有機廃棄物の投入時においては開口部の幅を拡げることなく、確実に有機廃棄物を処理槽内に投入することができる。
よって、開口部の大きさの拡大を最低限に抑制し、あるいは拡大することなく、有機廃棄物の投入作業を効率的に行うことができ、ひいては微生物分解処理を高効率に行うことができ、更には周囲環境を良好に保持するとともに清掃作業を軽減できる。
【００１２】
第２発明によれば、分割されたシューターを夫々個別に出没させることができる。
【００１３】
第３発明によれば、螺旋帯体に対する支持部の支持が螺旋帯体の厚み方向両側から挟持状に支持する両持支持であるので、片持支持に比べてその支持強度が大きく向上する。
つまり、螺旋帯体および支持部の厚みを厚くする手段を用いることなく、支持強度を向上させることができるので、コスト増を抑制することができる。
したがって、微生物分解処理を高効率に行うことができる上、コスト増を抑制でき、しかも有機廃棄物の移動抵抗に対して高耐性を備えることができる。
【００１４】
第４発明によれば、ヒーターと温風挿入装置によって、有機廃棄物および微生物分解処理媒体を上方と下方から加温するので、有機廃棄物および微生物分解処理媒体を微生物分解に好適な温度に維持するとともに、有機廃棄物に含まれる水分をいっそう効率的に蒸発させることができる。
したがって、水分過多による微生物分解処理能力の低下を確実に防止して、微生物分解処理を一層高効率に行うことができる。
【００１５】
第５発明によれば、攪拌部の停止時間中には温風が停止されるため、処理槽内の過熱による微生物分解処理能力の低下を防止できる上、加温手段のエネルギー消費を節減することもできる。
【００１６】
第６発明によれば、微生物分解処理を一層高効率に行うことができる上、分解処理装置が一定時間使用されなかった場合には、自動的に加温手段が非通電となるため、処理槽内の乾燥しすぎによる微生物分解処理効率の低下を防止できる上、エネルギー消費の節減や火災防止にもなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１７】
以下、本発明の有機廃棄物分解処理装置を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
この分解処理装置Ａは、大量の有機廃棄物（以下、「糞尿」と略称する）を処理可能な大型のものであり、処理槽１０１の上面１０１Ａに糞尿を処理槽１０１内に投入するための投入部１０２を備え、処理槽１０１内に糞尿をおが屑共々攪拌する攪拌部１０３を備えている。
また、処理槽１０１内には、糞尿の分解処理時におが屑と糞尿を加熱する加温手段７０が備えられており、この加温手段７０の加熱によって、糞尿の余分な水分を蒸発させて分解に関与する微生物を活性化させるようにしている。
【００１８】
本形態の攪拌部１０３は、図に示す構造のものを使用できる。
この攪拌部１０３を詳述すると、回転軸２０の周りに、外側搬送ブレード３０、及び内側搬送ブレード４０、周方向攪拌部５０を支持してなる。
このような攪拌部１０３を、処理槽１０１外部の駆動部１１３によって駆動回転するように、処理槽１０１内に水平状に架設している。
【００１９】
攪拌部１０３を詳述すると、外側搬送ブレード３０は、回転軸２０周りに螺旋状に旋回する螺旋帯体３１を、隙間ｓを介して長さ方向に複数に分割し、回転軸２０に貫通固定された複数の支持棒３２（支持部）の各先端に設けられた溝３２ａに嵌め入れて溶接又はボルト・ナット(図示せず)で固定することによって、螺旋帯体３１をその厚み方向両側から挟持状に支持している。
また、螺旋帯状体３１は、回転軸２０の軸方向の略中央部を境にしてその両側に各々配置されるとともに、その両側で間欠螺旋状の前記螺旋帯体３１の螺旋方向が逆向きになるようにされている。
【００２０】
前記隙間ｓの寸法は、外側搬送ブレード３０が有機廃棄物及び微生物分解処理媒体の軸方向への搬送により生じる応力を逃がすように、外側搬送ブレード３０の材質や寸法等に応じて適宜に設定され、好ましくは、外側搬送ブレード３０の幅寸法と略同程度の寸法に設定される。
すなわち、この隙間ｓが大きすぎる場合、外側搬送ブレード３０が有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を軸方向へ搬送する能力を低下させてしまい、同隙間ｓが小さすぎる場合には、外側搬送ブレード３０に生じる応力を逃せなくなってしまう。
【００２１】
内側搬送ブレード４０は、前記外側搬送ブレード３０の搬送方向と逆方向に有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を搬送するように、外側搬送ブレード３０を支持する各支持棒３２の回転軸２０側に、矩形状の板部材を傾斜させて溶着したものである。
【００２２】
周方向攪拌部５０は、回転軸２０と略直交する主攪拌棒部５１と、該主攪拌棒部５１を回転軸２０中央方向から筋交い状に支持する補強攪拌棒部５２と、該主攪拌棒部５２から回転軸２０端部方向（処理槽１０１の内側面側）へ突出する複数の掻落し片５３とからなり、回転軸２０の端部側の外周に固定されている。
【００２３】
主攪拌棒部５１は、断面矩形状の長尺な金属板からなり、その略中央部に回転軸２０を貫挿させて該回転軸２０に溶着されており、処理槽１０１内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を回転軸２０の周方向に攪拌する。
【００２４】
補強攪拌棒部５２は、処理槽１０１の側面側から有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を介して受ける反力により変形又は破損しないように、主攪拌棒部５１を、回転軸２０の中央方向側から筋交い状に支持しており、前記主攪拌棒部５１と共に有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を回転軸２０の周方向に攪拌する作用を奏する。
【００２５】
掻落し片５３は、平面視矩形状の金属板であり、その突端を処理槽１０１の内側面に近接させるように、主攪拌棒部５１に複数溶着されている。
そして、この掻落し片５３は、外側搬送ブレード３０の搬送力により処理槽１０１の内側面に押し付けられ付着しようとする有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を、掻き落すようにして回転軸２０の周方向へ攪拌する。
【００２６】
次に、本形態の処理槽１０１を詳述する。
処理槽１０１の上面１０１Ａには、排気口１１１、手すり１１２を備え、側面には攪拌部１０３を駆動する駆動部１１３、処理槽１０１の上面１０１Ａへの昇降部１１４等を備え、処理槽１０１の上面１０１Ａにおける投入部１０２と排気口１１１周りは作業用通路１１５として確保してある。
【００２７】
投入部１０２は、処理槽１０１の上面１０１Ａに開口された開口部１０４と、開口部１０４を開閉する外蓋１０５と、開口部１０４内に出し入れ自在なシューター１０６を備えている。
開口部１０４は、左右方向の幅を、少なくとも使用するバケット（図示せず）の左右幅によりも大幅とし、前後方向（糞尿の投入方向に沿う方向）の幅を、少なくとも使用するバケットの前後幅よりも小幅とする平面長方形状に形成してある。
外蓋１０５は、開口部１０４を全閉できる大きさのものであり、開口部１０４の前端に前後方向に回動可能に軸支され、全開状態では前方の外側上方に向かって傾斜した状態（図面上左上がり）が保持されるようにしてある。
この外蓋１０５によって、投入される糞尿が前方に飛び散った場合でも、これを外蓋が受けるとともに、その傾斜によって糞尿を開口部１０４内に案内するようにしている。
【００２８】
シューター１０６は、開口部１０４の後端に前後方向に回動可能、かつ、開口部内に対して出没可能に軸支されている。
また、シューター１０６の収納状態では、開口部１０４と平行状としてシューター表面１６１を下向きになるようにし、糞尿投入時（出現時）では、後方（投入側）の外側上方に向かって傾斜状に出現するようにしている。
そして、シューター１０６の糞尿投入状態では、上方から流し込まれる糞尿を受ける範囲が、平面視において開口部１０４の前後幅にシューター１０６の前後幅を加えた幅であり、前記したシューター１０６直下の部位に糞尿を撒き散らさない幅となる。
また、シューター１０６は、左右方向に３枚に分割され、夫々個別に出没できるようにしてあり、左右夫々のシューター１０６の縁を接触させる
ことによって糞尿のたれを防止している。
【００２９】
なお、シューター１０６の分割枚数は、例示した３枚に限定するものではなく、３枚を超える枚数でも３枚未満でもよいし、また、分割せず１枚物としてもよいものである。
符号１６２は、シューター１０６の糞尿投入時においてシューター１０６を支持してその傾斜状態を保持するための支持杆である。
【００３１】
次に、本形態の加温手段７０について詳述する。
加温手段７０は、加温手段７０は、処理槽１０１の底板１４下面に接触するヒーター７１と、処理槽１０１内へ温風を送入する温風送入装置７２とからなり、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を微生物分解に好適な温度に維持するとともに、有機廃棄物に含まれる水分を蒸発させることで、水分過多による微生物分解処理能力の低下を防止する。
前記ヒーター７１は、特に、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を微生物分解に好適な温度に維持するのに効果的に作用する。
また、温風送入装置７２は、特に、有機廃棄物に含まれる水分を蒸発させるのに効果的
に作用し、水分量の多い家畜の糞尿を処理する場合に適している。
そして、これらヒーター７１と前記温風送入装置７２とは、雰囲気温度や湿度等、当該分解処理装置Ａが用いられる場所の環境に応じて、何れか一方又は双方を作動させることも可能である。
【００３２】
前記ヒーター７１は、処理槽１０１おける底板１４の下面に複数固定され、処理槽１０１内の温度が微生物分解に好適な温度（６０〜８０度）の範囲内になるように電圧制御されている。
また、温風送入装置７２は、処理槽１０１の上板１０１Ａ上面に載置された温風発生源７２ａと、該温風発生源７２ａに着脱可能に接続された吐出部７２ｂとからなる。
温風発生源７２ａは、ニクロム線等の電熱源と電動ファンとを備え、吐出部７２ｂ内へ温風を強制的に送り入れる。
【００３３】
吐出部７２ｂは、処理槽１０１内で回転軸２０に平行して水平状に架設固定された長尺状の吐出パイプ７２ｂ１である。
吐出パイプ７２ｂ１は、その先端面を閉鎖するとともに、その長手方向に多数並び且つ周方向に二列に並ぶ吐出孔７２ｃを穿設している。
そして、これら吐出孔７２ｃは、処理槽１０１内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体へ温風を満遍なく吹き付けるように配置される。
また、吐出パイプ７２ｂ１は、前記複数の吐出孔７２ｃの各々から噴出される温風の流量を均等にするために、全ての吐出孔７２ｃの開口面積の合計が、吐出パイプ７２ｂ１の流通面積（吐出パイプ７２ｂ１の内径から計算される面積）の二分の一になるようにしている。
すなわち、全ての吐出孔７２ｃの開口面積の合計が、吐出パイプ７２ｂ１の流通面積の二分の一よりも大きい場合には、管内の流通抵抗によって吐出パイプ７２ｂ１の先端（第１図の右端）よりの吐出孔７２ｃほど噴出力が弱くなってしまい、吐出パイプ７２ｂ１の流通面積の二分の一よりも小さい場合には、各吐出孔７２ｃにおいて充分な噴出量を確保できなくなってしまう。
【００３４】
また、本形態の分解処理装置Ａには、図示しない制御回路が備えられ、この制御回路は、攪拌部１が攪拌動作と停止とを繰り返すように駆動部１１３を制御し、且つ、加温手段７０を、少くとも攪拌部１０３の攪拌動作中に作動させるとともに、攪拌部１０３の停止時間中における全ての時間または一部の時間停止させるように制御している。
尚、前記駆動部１１３は、攪拌部１０３が停止時間をはさんで正転と逆転とを繰り返えすように制御されている。
【００３５】
前記制御回路を詳述すると、分解処理装置Ａを使用する毎にＯＮにされる接点手段(図示せず)が設けられるとともに、図示しない制御盤内にタイマー手段が具備されている。
前記タイマー手段は、リレー回路やシーケンサー等によって構成された制御回路であり、前記接点手段がＯＮにされる毎に設定時間のカウントを開始するとともに、そのカウント中、分解処理装置Ａ内の加温手段７０への通電を継続し、その設定時間内に接点手段がＯＮにされない場合には、その設定時間経過後に前記加温手段７０への通電を遮断する。
具体的には、接点手段がＯＮにされると、駆動部１１３により分解処理装置Ａ内の回転軸２０が所定時間回転し、同時に前記タイマー手段のカウント及び前記加温手段７０への通電が開始される。
そのカウント中に、再度接点手段がＯＮにされた場合には、前記タイマー手段のカウントが再度ゼロ秒から開始されるとともに、前記加温手段７０への通電も継続される。
また、そのカウント中に、一度も接点手段がＯＮにされない場合には、設定された時間が経過した後に、前記加温手段７０への通電が遮断される。
また、設定された時間が経過した後に、接点手段がＯＮにされた場合には、前記タイマー手段のカウントが再度ゼロ秒から開始されるとともに、前記加温手段７０への通電も再開され、上述した動作が繰り返される。
【００３６】
上記構成の分解処理装置Ａによれば、図に示すように、処理槽１０１内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体が、外側搬送ブレード３０及び内側搬送ブレード４０によって、径方向の内外で相反する方向へ搬送されるとともに、回転軸２０の略中央部を境にその両側で相反する方向へ搬送されて循環する。
その際、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体は、外側搬送ブレード３０の端部と処理槽１０１の内側面との間において、周方向攪拌部５０により処理槽１０１内側面に付着しないように周方向に攪拌されるため、径方向の内外へスムーズに搬送されることになる。
また、螺旋帯体３１に対する支持が螺旋帯体３１の厚み方向両側から挟持状に支持する両持支持であるので、片持支持に比べてその支持強度が大きく向上する。
つまり、螺旋帯体３１および支持棒３２厚みを厚くする手段を用いることなく、支持強度を向上させることができるので、コスト増を抑制することができる。
したがって、微生物分解処理を高効率に行うことができる上、コスト増を抑制でき、しかも有機廃棄物の移動抵抗に対して高耐性を備えることができる
尚、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体の搬送方向は、駆動部１１３が定時間置きに逆転制御されることで、第４図に示す矢印と反対の方向へ転換する。
更に、加温手段７０を上記タイマー手段によって制御しているため、処理槽１０１内の乾燥しすぎによる微生物分解処理効率の低下を防止できる上、火災も防止できる。
そして、図および図（図面上右側の投入部）に示すように、糞尿の分解処理時においては、シューター１０６が開口部１０４内に収納状態にあり、開口部１０４を塞ぐ外蓋１０５によって開口部１０４とともに隠されている。
また、糞尿の投入時においては、図および図（図面上左側の投入部）に示すように、外蓋１０５が開かれ、投入方向側の上方に向かって傾斜するシューター１０６が、開口部１０４の投入側に位置する処理層１０１の上面１０１Ａの直上に出現する。
つまり、上方から流し込まれる糞尿を受ける前後幅が、平面視において開口部１０４の前後幅にシューター１０６の前後幅を加えた幅となり、実質的に開口部１０４の前後幅を拡げたことと同様になる。
したがって、糞尿の分解処理時においては、シューター１０６は開口部１０４内に収納され、糞尿で汚れたシューター１０６が露出しないので、悪臭の発生や見た目における不潔感の抑制がされるとともに、分解処理時に発生する水蒸気の熱によって糞尿の凍結が防止される。
そして、糞尿の投入時においては開口部１０４の前後幅を拡げることなく、確実に糞尿を処理槽１０１内に入れることができる。
よって、開口部１０４の大きさの拡大を最低限に抑制し、あるいは拡大することなく、周囲環境を良好に保持することおよび清掃作業の軽減を達成することができる。
【００３７】
なお、本発明は、例示した実施の形態に限定するものでは無く、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【００３８】
【図１】本発明に係る有機廃棄物分解処理装置を示す断面図であり、開口部が開放された状態を示す。
【図２】本発明に係る有機廃棄物分解処理装置を示す断面図であり、シューターが収納され、開口部が外蓋により閉鎖された状態を示す。
【図３】本発明に係る有機廃棄物分解処理装置を示す平面図である。
【図４】螺旋帯体を支持棒（支持部）に支持する構造を示す断面図である。
【図５】攪拌部の一例を示す斜視図である。
【図６】処理槽内における有機廃棄物及び微生物分解処理媒体の搬送方向を示す断面図であり、内部構造を省略して示している。
【符号の説明】
【００３９】
Ａ：分解処理装置
２０：回転軸
３０：外側搬送ブレード
３１：螺旋帯体
３２：支持棒３２（支持部）
３２ａ：溝
４０：内側搬送ブレード
５０：周方向攪拌部
５１：主攪拌棒部
５２：補強攪拌棒部
５３：掻落し片
７０：加温手段
７１：ヒーター
７２：温風送入装置
７２ａ：温風発生源
７２ｂ：吐出部
７２ｂ１：吐出パイプ
７２ｃ：吐出孔
１０１：処理槽
１０２：投入部
１０３：攪拌部
１０４：開口部
１０５：外蓋
１０６：シューター
１１３：駆動部
ｓ：隙間 [Document Name] Description [Technical Field]
[0001]
TECHNICAL FIELD The present invention relates to an agitation unit for an apparatus and an organic waste decomposition treatment apparatus, and more particularly to an agitation part for an organic waste decomposition treatment apparatus and an organic waste decomposition treatment apparatus that are widely useful from general residential use to business use and emergency disaster use.
[Background]
[0002]
As prior art document information related to the organic matter decomposition treatment apparatus of the present invention, there are the following patent documents. (For example, see Patent Document 1)
This is a method in which organic waste is stirred and mixed in a treatment tank to be microbially decomposed and reused as fertilizer.
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 3160859 [Disclosure of the Invention]
[Problems to be solved by the invention]
[0003]
However, the organic waste treatment apparatus described in the above-mentioned patent document may cause the organic waste to be scattered around the opening when the organic waste is thrown in, resulting in contamination of the surrounding environment when scattered. The cleaning work tends to be heavy labor, and if it is thrown slowly so as not to scatter, the throwing work becomes inefficient.
In order to suppress scattering, it is only necessary to widen the opening. However, since the lid also becomes larger corresponding to the size of the opening, opening and closing the lid may be difficult depending on the size and weight. In addition, since it is necessary to secure an installation area of various facilities on the upper surface of the decomposition processing apparatus, the size of the opening is naturally limited.
[0004]
The present invention suppresses the expansion of the size of the opening for introducing the organic waste to a minimum, and maintains the surrounding environment and reduces the cleaning work, and the organic waste decomposition process solves this problem. The purpose is to provide a device.
[Means for Solving the Problems]
[0005]
In order to achieve the above object, the present invention employs the following technical means.
A stirrer that stirs and decomposes organic waste in the treatment tank is provided, and the stirrer includes a continuous substantially spiral or intermittent substantially spiral blade that is the same as the rotation shaft around the rotation axis via a support. In the organic waste decomposition treatment apparatus provided integrally, the processing tank has an input part for supplying an object to be processed on the upper surface of the processing tank, and the input part has an opening opened in the top plate of the processing tank; And an outer lid that opens and closes the opening, and a shooter that can be freely inserted into and removed from the opening. The shooter appears to be inclined toward the upper outside in the loading direction when the workpiece is loaded with respect to the opening. The shooter is supported so that the surface of the shooter is held downward in the retracted state, and the outer lid is supported so as to open and close to the opening in a direction opposite to the appearance direction of the shooter. It is characterized by That (the first invention).
[0006]
The shooter may be a single piece or may be divided into a plurality of pieces (second invention). If the shooter is divided, the number of divisions is arbitrary.
[0007]
In addition, as a support form of the support portion that supports the blade, a support portion that supports the blade in a sandwiched manner from both sides in the thickness direction (third invention) is preferable.
[0008]
Further, a heating means for heating the organic waste in the treatment tank and the microbial decomposition treatment medium is provided, and the heating means provided so as to contact the treatment tank and the organic waste in the treatment tank And a warm-air feeding device that heats the microbial decomposition treatment medium by feeding warm air into the treatment tank, and the hot-air feeding device includes a discharge unit through which the warm air is ejected in the treatment tank. The organic waste and the microbial decomposition treatment medium are disposed above the end of the treatment tank and the discharge portion has a plurality of discharge holes formed in the discharge pipe, and the treatment tank is provided with the discharge holes. It arrange | positions so that a warm air may be sprayed to the organic waste and microbial decomposition treatment medium of the inside (4th invention).
[0009]
The agitation unit is controlled to repeat the agitation operation and the agitation to agitate and mix the organic waste and the microbial decomposition treatment medium, and the heating means operates at least during the agitation operation and the stop It is preferable to stop all or part of the time (the fifth invention).
[0010]
In addition, contact means that is turned on each time the decomposition processing apparatus is used, and timer means that continues energization of the heating means within a set time period are provided. When the set time is started, the energization of the heating means is continued during the count, and the contact means is not turned ON within the set time. It is preferable to cut off the energization to the temperature means (sixth invention).
【The invention's effect】
[0011]
According to the present invention, the following excellent effects can be expected.
According to the first invention, at the time of the decomposition treatment of the organic waste, the shooter is accommodated in the opening, and the shooter contaminated with the organic waste is not exposed, so that the generation of bad odor and the unclean appearance can be suppressed. At the same time, freezing of organic waste is prevented by the heat of water vapor generated during the decomposition process.
And at the time of injection | throwing-in of organic waste, organic waste can be reliably thrown in in a processing tank, without expanding the width | variety of an opening part.
Therefore, the expansion of the size of the opening can be suppressed to a minimum, or the organic waste can be input efficiently without expanding, and thus the microbial decomposition process can be performed with high efficiency. Furthermore, it is possible to maintain the surrounding environment well and reduce the cleaning work.
[0012]
According to the second invention, the divided shooters can be made to appear and disappear individually.
[0013]
According to the third aspect of the invention, since the support of the support portion with respect to the spiral band is a both-end support that is sandwiched from both sides in the thickness direction of the spiral band, the support strength is greatly improved compared to the cantilever support.
That is, since the support strength can be improved without using means for increasing the thickness of the spiral band and the support portion, an increase in cost can be suppressed.
Therefore, microbial decomposition treatment can be performed with high efficiency, cost increase can be suppressed, and high resistance against the movement resistance of organic waste can be provided.
[0014]
According to the fourth invention, since the organic waste and the microbial decomposition treatment medium are heated from above and below by the heater and the hot air insertion device, the organic waste and the microbial decomposition treatment medium are maintained at a temperature suitable for microbial decomposition. In addition, the water contained in the organic waste can be evaporated more efficiently.
Therefore, it is possible to reliably prevent the degradation of the microbial degradation processing capacity due to excessive moisture, and to perform the microbial degradation treatment more efficiently.
[0015]
According to the fifth invention, since the warm air is stopped during the stop time of the stirring unit, it is possible to prevent the degradation of the microbial decomposition capacity due to overheating in the treatment tank and to reduce the energy consumption of the heating means. You can also.
[0016]
According to the sixth aspect of the present invention, the microbial decomposition treatment can be performed with higher efficiency, and the heating means is automatically de-energized when the decomposition processing apparatus is not used for a certain period of time. In addition to preventing the degradation of microbial decomposition efficiency due to excessive drying, the energy consumption is reduced and fire is prevented.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
[0017]
The best mode for carrying out the organic waste decomposition treatment apparatus of the present invention will be described below with reference to the drawings.
The decomposition processing apparatus A is a large-sized apparatus capable of processing a large amount of organic waste (hereinafter abbreviated as “feces”), and is used for introducing manure into the processing tank 101 on the upper surface 101A of the processing tank 101. An input unit 102 is provided, and a processing unit 101 is provided with an agitation unit 103 that agitates manure and sawdust together.
The treatment tank 101 is provided with a heating means 70 that heats sawdust and excrement during the decomposition process of manure, and the heating means 70 evaporates excess water in the manure for decomposition. The microorganisms involved are activated.
[0018]
As the agitation unit 103 of this embodiment, one having the structure shown in the figure can be used.
The stirring unit 103 will be described in detail. The outer conveying blade 30, the inner conveying blade 40, and the circumferential stirring unit 50 are supported around the rotating shaft 20.
Such a stirring unit 103 is horizontally installed in the processing tank 101 so as to be driven and rotated by a driving unit 113 outside the processing tank 101.
[0019]
The agitating unit 103 will be described in detail. The outer conveying blade 30 divides the spiral band 31 that spirally rotates around the rotation shaft 20 into a plurality of portions in the length direction through the gap s, and is fixed to the rotation shaft 20 by penetration. The spiral band 31 is fitted from both sides in the thickness direction by fitting into grooves 32a provided at the tips of the plurality of support rods 32 (support portions) and fixing them by welding or bolts and nuts (not shown). It is supported in a pinched form.
Further, the spiral band 31 is disposed on both sides of the substantially central portion in the axial direction of the rotating shaft 20, and the spiral direction of the intermittent spiral band 31 is opposite on both sides thereof. It is supposed to be.
[0020]
The dimension of the gap s is appropriately set according to the material, dimensions, etc. of the outer conveying blade 30 so that the outer conveying blade 30 can relieve the stress generated by conveying the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the axial direction. Preferably, it is set to a dimension approximately the same as the width dimension of the outer conveying blade 30.
That is, when the gap s is too large, the outer conveyance blade 30 decreases the ability to convey the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the axial direction, and when the gap s is too small, the outer conveyance blade 30. The stress that occurs in can not be missed.
[0021]
The inner conveyance blade 40 is disposed on the rotating shaft 20 side of each support bar 32 that supports the outer conveyance blade 30 so as to convey organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the direction opposite to the conveyance direction of the outer conveyance blade 30. A rectangular plate member is inclined and welded.
[0022]
The circumferential stirrer 50 includes a main stirrer bar 51 that is substantially orthogonal to the rotary shaft 20, a reinforcing stirrer bar 52 that supports the main stirrer bar 51 from the central direction of the rotary shaft 20, and the main stirrer bar It consists of a plurality of scraping pieces 53 protruding from the portion 52 toward the end of the rotating shaft 20 (inner side surface of the processing tank 101), and is fixed to the outer periphery of the end of the rotating shaft 20.
[0023]
The main stirring bar portion 51 is made of a long metal plate having a rectangular cross section, and is welded to the rotary shaft 20 by inserting the rotary shaft 20 into a substantially central portion thereof. And the microbial decomposition processing medium is stirred in the circumferential direction of the rotating shaft 20.
[0024]
The stirrer stirring bar 52 is arranged so that the main stirring bar 51 is not deformed or damaged by the reaction force received from the side surface of the treatment tank 101 via the organic waste and the microbial decomposition treatment medium. The main stir bar 51 and the organic waste and the microbial decomposition medium are stirred in the circumferential direction of the rotary shaft 20.
[0025]
The scraping piece 53 is a metal plate having a rectangular shape in plan view, and a plurality of scraping pieces 53 are welded to the main stirring rod portion 51 so that the protruding end is brought close to the inner surface of the processing bath 101.
The scraping pieces 53 are pressed against the inner surface of the treatment tank 101 by the conveying force of the outer conveying blade 30 to scrape off the organic waste and the microbial decomposition processing medium to be attached. Stir in the direction.
[0026]
Next, the processing tank 101 of this embodiment will be described in detail.
The upper surface 101A of the processing tank 101 includes an exhaust port 111 and a handrail 112, and the side surface includes a drive unit 113 that drives the stirring unit 103, an elevating unit 114 to the upper surface 101A of the processing tank 101, and the like. A work passage 115 is secured around the input portion 102 and the exhaust port 111 on the upper surface 101A.
[0027]
The input unit 102 includes an opening 104 opened on the upper surface 101 </ b> A of the processing tank 101, an outer lid 105 that opens and closes the opening 104, and a shooter 106 that can be inserted into and removed from the opening 104.
The opening 104 has a width in the left-right direction that is greater than at least the left-right width of a bucket (not shown) to be used, and a width in the front-rear direction (a direction along the direction of dropping manure) is at least the front-rear width of the bucket to be used. It is formed in a planar rectangular shape having a smaller width.
The outer lid 105 has a size that allows the opening 104 to be fully closed. The outer lid 105 is pivotally supported at the front end of the opening 104 so as to be pivotable in the front-rear direction. (Upward to the left in the drawing) is maintained.
Even if the manure to be thrown in is scattered forward by the outer lid 105, the outer lid receives this and the manure is guided into the opening 104 by its inclination.
[0028]
The shooter 106 is pivotally supported at the rear end of the opening 104 so as to be pivotable in the front-rear direction and to be able to appear and retract with respect to the opening.
Further, when the shooter 106 is stored, the shooter surface 161 faces downward so as to be parallel to the opening 104, and when the manure is introduced (when it appears), the shooter 106 appears in an inclined manner toward the upper outside on the rear side (input side). Like to do.
When the shooter 106 is put into the manure, the range for receiving the manure poured from above is a width obtained by adding the front-rear width of the shooter 106 to the front-rear width of the opening 104 in a plan view. The width is such that manure is not scattered.
The shooter 106 is divided into three pieces in the left-right direction so that each shooter 106 can individually appear and disappear, and dripping of manure is prevented by bringing the edges of the left and right shooters 106 into contact with each other.
[0029]
The number of divided shooters 106 is not limited to the three illustrated, and may be more than three or less than three, or may be one piece without being divided.
Reference numeral 162 denotes a support rod for supporting the shooter 106 and maintaining its inclined state when the shooter 106 is put into manure.
[0031]
Next, the heating means 70 of this embodiment will be described in detail.
The heating means 70 includes a heater 71 that contacts the lower surface of the bottom plate 14 of the treatment tank 101 and a warm air feeding device 72 that feeds warm air into the treatment tank 101. In addition, the microbial decomposition treatment medium is maintained at a temperature suitable for microbial decomposition, and the water contained in the organic waste is evaporated, thereby preventing a decrease in the microbial decomposition processing capability due to excessive water.
The heater 71 works particularly effectively to maintain the organic waste and the microbial decomposition treatment medium at a temperature suitable for microbial decomposition.
Further, the hot air feeding device 72 is effective particularly for evaporating the water contained in the organic waste, and is suitable for processing livestock excreta having a large amount of water.
And these heater 71 and the said warm air inflow apparatus 72 can also operate any one or both according to the environment of the place where the said decomposition processing apparatus A is used, such as atmospheric temperature and humidity. .
[0032]
A plurality of the heaters 71 are fixed to the lower surface of the bottom plate 14 in the processing tank 101, and the voltage is controlled so that the temperature in the processing tank 101 falls within a temperature range (60 to 80 degrees) suitable for microbial decomposition.
The hot air feeding device 72 includes a hot air generating source 72a placed on the upper surface of the upper plate 101A of the processing tank 101, and a discharge section 72b detachably connected to the hot air generating source 72a.
The hot air generation source 72a includes an electric heat source such as a nichrome wire and an electric fan, and forcibly sends the hot air into the discharge part 72b.
[0033]
The discharge section 72b is a long discharge pipe 72b1 that is horizontally installed and fixed in parallel to the rotation shaft 20 in the processing tank 101.
The discharge pipe 72b1 has a distal end surface closed and a plurality of discharge holes 72c arranged in the longitudinal direction and arranged in two rows in the circumferential direction.
And these discharge holes 72c are arrange | positioned so that a warm air may be sprayed uniformly to the organic waste in the processing tank 101 and the microbial decomposition processing medium.
Further, the discharge pipe 72b1 is configured so that the total opening area of all the discharge holes 72c is equal to the flow area (discharge) of the discharge pipe 72b1 in order to equalize the flow rate of the warm air ejected from each of the plurality of discharge holes 72c. The area calculated from the inner diameter of the pipe 72b1 is ½.
That is, when the sum of the opening areas of all the discharge holes 72c is larger than one half of the distribution area of the discharge pipe 72b1, the distribution resistance in the pipe causes the tip of the discharge pipe 72b1 (the right end in FIG. 1) to When the ejection hole 72c is smaller than one-half of the flow area of the discharge pipe 72b1, a sufficient ejection amount cannot be secured at each of the discharge holes 72c.
[0034]
Further, the decomposition processing apparatus A of the present embodiment is provided with a control circuit (not shown). The control circuit controls the driving unit 113 so that the stirring unit 1 repeats the stirring operation and the stop, and the heating means. 70 is operated at least during the stirring operation of the stirring unit 103, and is controlled to be stopped for all or part of the time during which the stirring unit 103 is stopped.
The drive unit 113 is controlled so that the stirring unit 103 repeats forward rotation and reverse rotation with a stop time interposed therebetween.
[0035]
The control circuit will be described in detail. Contact means (not shown) that is turned on each time the disassembly processing apparatus A is used is provided, and a timer means is provided in a control panel (not shown).
The timer means is a control circuit constituted by a relay circuit, a sequencer or the like, and starts counting a set time every time the contact means is turned ON, and during the counting, heating in the decomposition processing apparatus A When the energization of the means 70 is continued and the contact means is not turned ON within the set time, the energization to the heating means 70 is cut off after the set time elapses.
Specifically, when the contact means is turned on, the rotation shaft 20 in the decomposition processing apparatus A is rotated by the drive unit 113 for a predetermined time, and at the same time, counting of the timer means and energization to the heating means 70 are started. Is done.
If the contact means is turned on again during the counting, the timer means starts counting again from zero seconds and the energization of the heating means 70 is continued.
If the contact means is never turned ON during the counting, the energization to the heating means 70 is cut off after a set time has elapsed.
When the contact means is turned on after the set time has elapsed, the timer means starts counting again from zero seconds, and the energization of the heating means 70 is resumed. The operation is repeated.
[0036]
According to the decomposition processing apparatus A having the above configuration, as shown in the figure, the organic waste and the microbial decomposition processing medium in the processing tank 101 conflict with each other inside and outside in the radial direction by the outer conveyance blade 30 and the inner conveyance blade 40. In addition to being conveyed in the direction, it is conveyed and circulated in opposite directions on both sides of the substantially central portion of the rotating shaft 20 as a boundary.
At that time, the organic waste and the microbial decomposition treatment medium are circumferentially arranged so as not to adhere to the inner surface of the processing tank 101 by the circumferential stirring unit 50 between the end of the outer conveying blade 30 and the inner surface of the processing tank 101. Therefore, it is smoothly conveyed inward and outward in the radial direction.
Moreover, since the support with respect to the spiral belt | band | zone body 31 is the both-ends support which supports in a sandwiching form from the thickness direction both sides of the spiral belt | band | zone body 31, the support strength improves greatly compared with a cantilever support.
That is, since the support strength can be improved without using means for increasing the thickness of the spiral band 31 and the support rod 32, an increase in cost can be suppressed.
Therefore, the microbial decomposition treatment can be performed with high efficiency, the cost increase can be suppressed, and the organic waste and the microbial decomposition treatment medium can be transported. The direction is changed to the direction opposite to the arrow shown in FIG. 4 when the driving unit 113 is reversely controlled at regular intervals.
Furthermore, since the heating means 70 is controlled by the timer means, it is possible to prevent the degradation of the microbial decomposition efficiency due to excessive drying in the treatment tank 101 and to prevent a fire.
Then, as shown in the drawings and the drawing (the input portion on the right side of the drawing), during the manure decomposition process, the shooter 106 is housed in the opening 104, and the opening is closed by the outer lid 105 that closes the opening 104. Hidden with 104.
In addition, when dropping manure, as shown in the drawings and the drawing (the left side of the drawing), the outer lid 105 is opened, and the shooter 106 inclined upward in the loading direction side Appears immediately above the upper surface 101A of the processing layer 101 located on the input side.
That is, the front-rear width for receiving manure poured from above is the width obtained by adding the front-rear width of the shooter 106 to the front-rear width of the opening 104 in a plan view, which is substantially the same as increasing the front-rear width of the opening 104. Become.
Therefore, at the time of decomposition processing of manure, the shooter 106 is housed in the opening 104, and the shooter 106 that is soiled with manure is not exposed. Freezing of manure is prevented by the heat of the generated water vapor.
And when manure is thrown in, the manure can be reliably put into the processing tank 101 without expanding the front-rear width of the opening 104.
Therefore, it is possible to hold the surrounding environment satisfactorily and reduce the cleaning work without suppressing or enlarging the size of the opening 104 to the minimum.
[0037]
It should be noted that the present invention is not limited to the illustrated embodiments, and can be implemented with configurations within a range that does not deviate from the contents described in the respective claims.
[Brief description of the drawings]
[0038]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an organic waste decomposition treatment apparatus according to the present invention, showing a state in which an opening is opened.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing an organic waste decomposition treatment apparatus according to the present invention, showing a state where a shooter is housed and an opening is closed by an outer lid.
FIG. 3 is a plan view showing an organic waste decomposition treatment apparatus according to the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a structure for supporting a spiral band on a support rod (support portion).
FIG. 5 is a perspective view showing an example of a stirring unit.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing the transport direction of the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the treatment tank, with the internal structure omitted.
[Explanation of symbols]
[0039]
A: Decomposition processing device 20: Rotating shaft 30: Outer conveying blade 31: Spiral band 32: Support bar 32 (support part)
32a: groove 40: inner conveying blade 50: circumferential stirring unit 51: main stirring bar 52: reinforcing stirring bar 53: scraping piece 70: heating means 71: heater 72: hot air feeding device 72a: hot air Source 72b: Discharge part 72b1: Discharge pipe 72c: Discharge hole 101: Processing tank 102: Input part 103: Stirrer 104: Opening part 105: Outer lid 106: Shooter 113: Drive part s: Clearance

Claims (17)

回転軸周りに支持された螺旋帯体を具備し、該螺旋帯体は、その長さ方向に隙間を介して複数に分割され、該隙間は、前記螺旋帯体にかかる応力を逃がすべくその間隔を設定していることを特徴とする有機廃棄物分解処理装置用攪拌部。A spiral band supported around the rotation axis, the spiral band being divided into a plurality of gaps in the longitudinal direction of the spiral band, the gaps being spaced apart to release stress applied to the spiral band; An agitation part for an organic waste decomposition treatment apparatus, characterized in that 上記隙間が、上記螺旋帯体の幅寸法と略同程度の寸法に設定されていることを特徴とする請求の範囲第１項記載の有機廃棄物分解処理装置用攪拌部。2. The agitation part for an organic waste decomposition treatment apparatus according to claim 1, wherein the gap is set to a dimension substantially the same as the width dimension of the spiral band. 回転軸に、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を回転軸線方向へ搬送する外側搬送ブレードと、該外側搬送ブレードの内側に配置され該外側搬送ブレードによる搬送方向と逆方向へ有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を搬送する内側搬送ブレードと、該回転軸の端部側に配置され有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を周方向へ攪拌する周方向攪拌部とを支持してなり、前記外側搬送ブレードは、上記隙間を有する上記螺旋帯体を、回転軸の軸方向の略中央部を境にして、その両側に各々配置するとともに、その両側で螺旋方向が逆向きになるように設けていることを特徴とする請求の範囲第１又は２項記載の有機廃棄物分解処理装置用攪拌部。An outer conveyance blade that conveys organic waste and a microbial decomposition treatment medium in the direction of the rotation axis on the rotation axis, and an organic waste and microbial decomposition in a direction opposite to the conveyance direction by the outer conveyance blade that is disposed inside the outer conveyance blade An inner conveying blade that conveys the processing medium and a circumferential stirring unit that is disposed on the end side of the rotating shaft and that stirs the organic waste and the microbial decomposition processing medium in the circumferential direction, the outer conveying blade is The spiral band body having the gap is arranged on both sides of the substantially central part in the axial direction of the rotation shaft, and the spiral direction is provided on both sides of the spiral band body in opposite directions. The stirrer for an organic waste decomposition treatment apparatus according to claim 1 or 2, characterized by the above-mentioned. 上記周方向攪拌部は、回転軸と略直交する主攪拌棒部と、該主攪拌棒部を回転軸中央方向から筋交い状に支持する補強攪拌棒部と、該主攪拌棒部から回転軸端部方向へ突出する複数の掻落し片とを具備してなることを特徴とする請求の範囲第３項記載の有機廃棄物分解処理装置用攪拌部。The circumferential stirrer includes a main stirrer bar substantially orthogonal to the rotation axis, a reinforcing stirrer bar that supports the main stirrer bar from the center of the rotation axis, and a rotation shaft end extending from the main stirrer bar. The agitation part for an organic waste decomposition treatment apparatus according to claim 3, comprising a plurality of scraping pieces projecting in the direction of the part. 上記螺旋帯体を、回転軸周りに支持部を介して前記回転軸と同一体に備え、この螺旋帯体を支持する前記支持部の支持形態は、前記支持部が上記螺旋帯体をその厚み方向両側から挟持状に支持するものであることを特徴とする請求の範囲第１乃至４何れか１項記載の有機廃棄物分解処理装置用攪拌部。The spiral band body is provided in the same body as the rotation shaft around a rotation axis via a support portion, and the support portion supporting the spiral band body is configured such that the support portion has the thickness of the spiral band body. The agitation part for an organic waste decomposition treatment apparatus according to any one of claims 1 to 4, wherein the agitation part is supported in a sandwiched manner from both sides in the direction. 請求の範囲第１乃至５何れか１項記載の有機廃棄物分解処理装置用攪拌部を用いた有機廃棄物分解処理装置であって、処理槽内に備える上記有機廃棄物分解処理装置用攪拌部によって、同処理槽内に投入される有機廃棄物を同処理槽内に備蓄された微生物分解処理媒体と攪拌混合するようにしたことを特徴とする有機廃棄物分解処理装置。An organic waste decomposition treatment apparatus using the organic waste decomposition treatment apparatus agitating unit according to any one of claims 1 to 5, wherein the organic waste decomposition treatment apparatus agitation part is provided in a treatment tank. The organic waste decomposition treatment apparatus characterized in that the organic waste put into the treatment tank is stirred and mixed with the microbial decomposition treatment medium stored in the treatment tank. 上記処理槽内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を加温する加温手段を設けたことを特徴とする請求の範囲第６項記載の有機廃棄物分解処理装置。The organic waste decomposition treatment apparatus according to claim 6, further comprising a heating means for heating the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the treatment tank. 上記加温手段が、上記処理槽に接触するように設けられたヒーターを備えていることを特徴とする請求の範囲第７項記載の有機廃棄物分解処理装置。The organic waste decomposition treatment apparatus according to claim 7, wherein the heating means includes a heater provided so as to come into contact with the treatment tank. 上記加温手段が、処理槽内へ温風を送入する温風送入装置を備えていることを特徴とする請求の範囲第７又は８項記載の有機廃棄物分解処理装置。9. The organic waste decomposition treatment apparatus according to claim 7 or 8, wherein the heating means includes a warm air feeding device for feeding warm air into the treatment tank. 上記温風送入装置は、温風が噴出される吐出部を、上記処理槽内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体よりも上側に配設し、該吐出部は、吐出パイプに複数の吐出孔を穿設するとともに、これら吐出孔から上記処理槽内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体へ温風を吹き付けるように配置されていることを特徴とする請求の範囲第９項記載の有機廃棄物分解処理装置。In the hot air feeding device, the discharge unit from which the hot air is jetted is disposed above the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the treatment tank, and the discharge unit discharges a plurality of discharge pipes to the discharge pipe. The organic waste according to claim 9, wherein the organic waste is disposed so as to blow holes and to blow warm air from the discharge holes to the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the treatment tank. Material decomposition processing equipment. 上記有機廃棄物分解処理装置用攪拌部が、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を攪拌混合する攪拌動作と停止とを繰り返すように制御され、上記温風送入装置は、少くとも前記攪拌動作中に作動するとともに、前記停止時間中における全ての時間または一部の時間停止することを特徴とする請求の範囲第９又は１０項記載の有機廃棄物分解処理装置。The agitation unit for the organic waste decomposition treatment apparatus is controlled to repeat the agitation operation for stopping and mixing the organic waste and the microbial decomposition treatment medium, and the stop, and the hot air feeding device is at least during the agitation operation. 11. The organic waste decomposition treatment apparatus according to claim 9, wherein the organic waste decomposition treatment apparatus stops operation for all or a part of the stop time. 請求の範囲第７乃至１１何れか１項記載の有機廃棄物分解処理装置において、当該分解処理装置を使用する毎にＯＮにされる接点手段と、前記加温手段への通電を設定された時間内継続するタイマー手段とが備えられ、該タイマー手段は、前記接点手段がＯＮにされる毎に設定時間のカウントを開始するとともにそのカウント中に前記加温手段への通電を継続し、その設定時間内に前記接点手段がＯＮにされない場合に、その設定時間経過後に前記加温手段への通電を遮断することを特徴とする有機廃棄物分解処理装置。12. The organic waste decomposition treatment apparatus according to any one of claims 7 to 11, wherein the contact means that is turned on each time the decomposition treatment apparatus is used and the time during which energization to the heating means is set. And the timer means starts counting the set time every time the contact means is turned on, and continues energization to the heating means during the counting, and the setting is continued. An organic waste decomposition treatment apparatus characterized in that, when the contact means is not turned ON within a time, the energization to the heating means is interrupted after the set time has elapsed. 処理槽内に投入される有機廃棄物を、同処理槽内に備蓄された微生物分解処理媒体と攪拌混合するようにした有機廃棄物分解処理装置であって、前記処理槽内へ温風を送入する温風送入装置を備えていることを特徴とする有機廃棄物分解処理装置。An organic waste decomposition treatment apparatus that stirs and mixes organic waste put into a treatment tank with a microbial decomposition treatment medium stored in the treatment tank, and sends warm air into the treatment tank. An organic waste decomposition treatment apparatus characterized by comprising a hot-air feed-in device for entering. 上記温風送入装置は、温風が噴出される吐出部を、上記処理槽内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体よりも上側に配設し、該吐出部は、吐出パイプに複数の吐出孔を穿設するとともに、これら吐出孔から上記処理槽内の有機廃棄物及び微生物分解処理媒体へ温風を吹き付けるように配置されていることを特徴とする請求の範囲第１３項記載の有機廃棄物分解処理装置。In the hot air feeding device, the discharge unit from which the hot air is jetted is disposed above the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the treatment tank, and the discharge unit discharges a plurality of discharge pipes to the discharge pipe. 14. The organic waste according to claim 13, wherein the organic waste is disposed so as to blow holes and to blow warm air from the discharge holes to the organic waste and the microbial decomposition treatment medium in the treatment tank. Material decomposition processing equipment. 上記処理槽内には、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を攪拌混合する攪拌部が備えられ、該攪拌部は、有機廃棄物及び微生物分解処理媒体を攪拌混合する攪拌動作と停止とを繰り返すように制御され、上記温風送入装置は、少くとも前記攪拌動作中に作動するとともに、前記停止時間中における全ての時間または一部の時間停止することを特徴とする請求の範囲第１３又は１４項記載の有機廃棄物分解処理装置。The treatment tank includes a stirring unit that stirs and mixes the organic waste and the microbial decomposition treatment medium. The stirring unit repeats the stirring operation and the stop for stirring and mixing the organic waste and the microbial decomposition treatment medium. The hot air inlet device is controlled at least during the agitation operation and is stopped for all or a part of the stop time. The organic waste decomposition treatment apparatus according to item. 請求の範囲第１３乃至１５何れか１項記載の有機廃棄物分解処理装置において、当該分解処理装置を使用する毎にＯＮにされる接点手段と、上記温風送入装置への通電を設定された時間内継続するタイマー手段とが備えられ、該タイマー手段は、前記接点手段がＯＮにされる毎に設定時間のカウントを開始するとともにそのカウント中に上記温風送入装置への通電を継続し、その設定時間内に前記接点手段がＯＮにされない場合に、その設定時間経過後に上記温風送入装置への通電を遮断することを特徴とする有機廃棄物分解処理装置。The organic waste decomposition treatment apparatus according to any one of claims 13 to 15, wherein the contact means that is turned on each time the decomposition treatment apparatus is used and the energization to the hot air feeding device are set. Timer means that continues for a predetermined period of time, and the timer means starts counting the set time every time the contact means is turned on and continues energization of the hot air feeding device during the counting. And when the said contact means is not turned ON within the set time, the energization to the said warm air inflow apparatus is interrupted | blocked after the set time passes, The organic waste decomposition processing apparatus characterized by the above-mentioned. 上記処理槽内で有機廃棄物を微生物分解する有機廃棄物分解処理装置であって、上記処理槽の上面に有機廃棄物を投入するための投入部を有し、該投入部が、上記処理槽の天板に開口された開口部と、開口部を開閉する外蓋と、開口部内に出し入れ自在なシューターを備え、シューターは開口部に対して、有機廃棄物投入時には投入方向の外側上方に向かって傾斜状として出現するように出没可能に支持されていることを特徴とする請求の範囲第６乃至１６何れか１項有機廃棄物分解処理装置。An organic waste decomposition treatment apparatus for microbially decomposing organic waste in the treatment tank, comprising an input part for introducing organic waste on the upper surface of the treatment tank, wherein the input part is the treatment tank Provided with an opening that is opened in the top plate, an outer lid that opens and closes the opening, and a shooter that can be freely inserted into and removed from the opening. The organic waste decomposition treatment apparatus according to any one of claims 6 to 16, wherein the organic waste decomposition treatment apparatus is supported so as to be able to appear and appear so as to appear as an inclined shape.
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