JPWO2003072478A1 - 電源システム - Google Patents

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Abstract

本発明は、2次電池及びこの2次電池の充放電を制御する充放電制御装置とを有する電源装置を備え、この電源装置は建物の電力系統に直列又は並列に接続され、この電源装置又はその一部分をエレベータ乗場の入口枠の内部に設置したことを特徴とする。エレベータ乗場の入口枠内部に電源システム又はその一部分を設置することにより建物の有効利用が図られる。また、エレベータ乗場の入口枠に設置したことによりメンテナンス作業が容易になる。また、エレベータ乗場の内部に設置する電源装置の引込み線は、電源ライン(及び電力センサの信号線)だけであり、設置作業の容易化が図られるのである。

Description

技術分野
本発明は、工場やビル等において停電(瞬停)の防止、省エネルギー化、受電電力のピークカット(電力平準化)、高調波抑制又は力率改善を目的とした電源システムに関するものである。
背景技術
第1の従来技術として、特開2001−258158号公報がある。この公報には、ビル等において、単一の電力系統に分割された複数の電力貯蔵ユニットを並列接続し、共通の電力制御コントローラで同期運転させることにより、電力系統のピークカット・ピークシフトの電力補償動作を実行させる電力貯蔵システムが記載されている。
また、第2の従来技術として、特開2001−240324号公報がある。この公報には、単電池を複数個直列接続した2次電池を、昇降路の四隅,レール近傍、または、昇降路内のケーブル近傍のいずれかに設置する例が記載されている。また、この従来技術は、負荷であるエレベータのモータからの回生電力を、インバータ部の直流側に充放電制御部と共に設けた2次電池に回収できるため、省エネルギー化を図ることが可能になっている。
また、第3の従来技術として、特開平8−40665号公報がある。この従来技術は電源システムではないが、エレベータのドア部分の脇に制御装置,駆動装置等を含むエレベータの機械盤を設けることにより、機械室を不要とし省スペース化を図ることが記載されている。
また、その他の従来技術として、OA機器などでは、瞬停の防止用にUPS(無停電電源)が広く使用されている。さらに、電源高調波の抑制や力率改善には、アクテブフルタ・パッシブフルタ等の機器が広く使用されている。
発明の開示
しかしながら、上記第1の従来技術には、電力貯蔵ユニットを複数のユニットに分割して、これら複数に分割されたユニットをビルの各階のフロア等に分散配置することの記載はあるが、建屋スペースの有効利用の為の具体的な設置場所については考慮されていない。
第2の従来技術は、昇降路内に電池を配置している為、2次電池の交換・据付の作業が極めて困難になる。2次電池は、充放電を繰り返すと劣化が生じる場合があるため、短い場合では数年サイクルで交換作業を要する。この従来技術の場合には、2次電池の交換の度に昇降路の内部に入り、電池交換を行う必要がある上、重量が数kg〜数十kgある電池を昇降路壁面に固定する必要があるため作業が難しい。また、利用者が多いエレベータでは、エレベータの停止時間をできるだけ短時間にする需要が大きいのに対し、この従来技術では作業時間の長期化は避けられない。
第3の従来技術は、階ドアと同じ開口にエレベータの機械盤を配置しているが、電源ラインのみならず、制御信号線,センサ線,表示器等への情報線等々の全ての引込み線を機械盤から昇降路内のかごやモータなどへ接続する必要があり、開ドアと同じ開口に設置する工事が容易ではない。
また、機械盤は大きく、開ドアと同じ開口に設置することは困難であり、その機械盤を設置する為に、開口の意匠性を損ないかねない。また、機械盤内の制御装置と駆動装置(例えば主回路)を切り離して設置すると、制御装置と駆動装置間を繋ぐ線が長くなり、ノイズの影響を受けやすくなる。その為、制御装置と駆動装置を近接して配置しなければならず、機械盤は設置の自由度が小さい。
UPSについては、パソコン等のOA機器用の製品は小型であるが、ビルの電源用に使用するものは装置が大きくなり、設置スペースが必要になる。このため、建屋の有効利用の妨げになる。アクティブフルタ・パッシブフルタ等の機器についても、同様に設置スペースが必要になるため、建屋の有効利用の妨げになる。
本発明の目的は、工場やビル等において、瞬停の防止・省エネルギー化・受電電力のピークカット(電力平準化)・高調波抑制・力率改善を、電源室を設けることなく実現することにより、建屋の有効利用を実現する電源システム、更に安全かつ容易にメンテナンス等の作業が容易で、設置の作業が容易な電源システムを提供することである。
そこで本発明の一面は、2次電池及びこの2次電池の充放電を制御する充放電制御装置とを有する電源装置を備え、この電源装置は建物の電力系統に直列又は並列に接続され、この電源装置又はその一部分をエレベータ乗場の入口枠(以下、三方枠という)の内部に設置したことを特徴とする電源システム。
エレベータ乗場の三方枠内部に電源システム又はその一部分を設置することにより建物の有効利用が図られる。また、エレベータの三方枠に設置したことによりメンテナンス作業が容易になる。また、エレベータの三方枠の内部に設置する電源装置の引込み線は、電源ライン(及び電力センサの信号線)だけであり、設置作業の容易化が図られ、設置後の意匠性も良い。また、機械盤に比べ電源装置は小さく、容易に三方枠へ設置でき、設置によって三方枠の意匠性を損なうことはない。また、電源装置の2次電池と充放電装置を切り離して設置しても、ノイズの影響は少なく、2次電池と充放電装置を切り離して設置できる為、電源装置の設置の自由度は大きい。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明による電源システムの実施例を図面により説明する。
第1図は、本発明による第一実施例の電源システムの構成を示す。電源1,建屋の負荷2,ドア3,三方枠4,電源装置5,三方枠扉6,電力検出器7,電力遮断装置8,管理人室用監視モニタ91,遠隔監視用モニタ92により構成している。また、電源装置5は、充放電装置51,2次電池52からなる。
電源1は商用電源であり、建物の負荷2に対して電力を供給している。一般に、商用電源の電力料金は、電力使用量の他に、契約電力によって決定する。契約電力は、使用電力の最大値を規定するものであり、それを超えると通常はブレーカ等により電力を遮断される。つまり、電力の遮断を起こさないようにするためには、稀に発生する過渡的な電力に合わせて契約電力を決定する必要がある。このように、過渡的な電力に合わせて契約電力を決定するため電気料金の増加は避けられない。このため、使用電力が少ない時間に2次電池に電力を蓄電しておき、電力の過渡的なピーク時に、蓄電した電力を放電することにより、ブレーカによる電力遮断を避ける受電電力のピークカット(電力平準化)の技術が導入されつつある。ところが、2次電池や充放電を行う装置の設置には少なからずスペースを要するため、建屋の有効利用の妨げになる。現状では、大規模なビルであれば、電源室を設けその部屋に設置しているが、中小のビルでは有効スペースが縮小されるため、上記技術の導入の足かせとなっている。また、既存の建物に新たに導入する場合においても、有効スペースの縮小が大きな課題になっている。
三方枠4は、エレベータのドア3周りの壁面に取付けた枠である。
本実施例では、三方枠4の内部に、2次電池52を設置し、建屋スペースの有効利用を図っている。
この構成において、電力検出器7により系統電力を監視し、低電力時には充放電装置51を2次電池52の充電装置として動作させる。また、負荷2が契約電力以上の電力を要求している場合には、充放電装置51を2次電池52の放電装置として動作させる。この時、2次電池の設置場所を三方枠4の内部とすることにより、ピークカットと建屋スペースの有効利用の両方の需要を満たしている。また、エレベータの制御装置等を三方枠に設置すると格納した装置の後ろ側をエレベータドアが運転のたびに開閉するため、接触しないように制御装置とその制御装置の引込み線を配置しなければならない。従って、エレベータの制御装置や引込み線のレイアウトの自由度に難がある。これは、エレベータ制御装置は、電源ラインのみならず、制御信号線,センサ線,表示器などへの情報線など全てを昇降路内のかごやモータなどに接続する必要があるからである。しかし、本実施例において三方枠に設置するのは電源装置であり、この電源装置の引込み線は、電源ライン(及び電力検出器の信号線)のみである。従って、電源装置は、三方枠への設置の自由度があるのである。
2次電池52は、鉛電池,ニッケル水素電池,リチウムイオン電池,燃料電池,蓄電用コンデンサを想定している。これらの電池は、経年劣化による交換作業や補充作業を必要とする。このため、三方枠4に三方枠扉6を設けることにより、電池交換をフロア上で容易に行える構成としている。さらに、三方枠扉6の開閉をセンサ等により検出し、三方枠扉6が開いている場合には、充放電装置の動作を停止させて電力系統と2次電池52を遮断し、かつ、管理人室用監視モニタや保守会社の遠隔監視用モニタに開いていることを表示する。これにより、安全性を向上できる効果がある。
第一実施例では、電源装置5の一部である2次電池52のみを三方枠4の内部に設置しているが、電源装置5全体、あるいは、電力検出器7等も含めて設置されていても構わない。また、第一実施例では、電源装置5をピークカット用の装置として表記しているが、例えば、無停電電源(UPS)であっても構わない。この場合には、停電が発生した場合に電力遮断装置8を遮断し、2次電池52に蓄えられた電力を充放電装置51により系統に放電する。電力遮断装置8を遮断する理由は、2次電池52の電力が電源1側に逆流するのを防ぐためである。さらに、電源装置5は負荷2で発生する回生電力を吸収し、再度活用する省エネルギーシステムであっても構わない。この場合には、負荷2の回生時には、充放電装置51は充電器として2次電池52を充電する。さらにまた、電源装置5はアクテブフルタやパッシブフルタであり、高調波抑制・力率改善を行うシステムであっても構わない。この場合には、三方枠4の内部には、交換作業が必要であるコンデンサ等が少なくとも含まれることになる。
第一実施例の構成では、電源装置5を建物の受電点に近い所(負荷2の分岐点よりも電源側)に配置している。この構成により、全負荷を対象に電源装置は効果を持つことになる。また、第一実施例の構成において、図示していないが三方枠4の内部にモニタを設け、2次電池52の充放電情報や劣化情報等を表示しても良い。これにより、作業性を向上させることができる効果がある。
第2図は、第1図の第一実施例の概略図を示す構成図である。電力系統と電源装置5の接続点については、詳細に図示していないが、連結用変圧器等を用いて接続している。本実施例では、連結用変圧器も電源装置5の一部分として見なす。第2図より、電源装置5は電力系統に対して並列に接続されていることが判る。このように並列接続することによって、電源装置5のメンテナンス時や第1図に記載した三方枠扉6が開いた場合に遮断用スイッチ53を開放することにより、電力系統と切り離すことができる。つまり、メンテナンス時等の安全性を向上できる上、負荷に対しても停電等の悪影響を抑制できる。
第3図は、第一実施例の別の例1を示す構成図である。この例は、電源装置5を電力系統に対して直列に接続した例である。この接続において、メンテナンスを行う場合は、作業者が電力系統の電圧によって感電しないように、電源装置5自身で電力を遮断させる必要がある。この場合には、負荷2は停電状態となる。しかし、直列接続することにより、例えば、2次電池の電力を放電する場合に電力系統と位相を合わせる等の行程がなくなるため、装置を簡略化できる長所がある。
第4図は、第一実施例の別の例2を示す構成図であり、複数の階に2次電池52を設置した例である。また、1つの階に着目した場合、ドア3の両脇の三方枠4の内部に2次電池52を設置した構成としている。この構成により、スペースを有効活用することができる。第4図のようにドア3の両脇の三方枠に2次電池2を設置する場合は、図中の上部の階に示すように、いずれかの階で左右の電池を接続した構成にしても良い。この場合、三方枠4の上辺部内に接続線を設けることにより、接続作業が容易になる。また、左右の電池の極性を反転させることにより、接続用の線を短くできる効果もある。なお、第4図での三方枠4の内部に設置するものは2次電池52以外であっても、第一実施例記載の電源装置5のうち少なくとも1部分、或いは、電力検出器7、或いは、電力遮断スイッチ8等であっても良いことは言うまでもない。
第5図は、第一実施例の別の例3を示す構成図である。この構成では、主電力系統の負荷分岐点以降の分岐した系統にそれぞれ電源装置5を設置した例である。第5図では、各階毎に分岐点があるものと仮定して表記している。この構成により、分岐した系統に接続された負荷の大きさにばらつきがある場合に、2次電池52の容量を調整できるため、2次電池52を効率よく配分できる特徴がある。第5図では、分岐した系統全てに電源装置5を設置しているが、代表的な系統(停電させたくない系統)のみに設置してもよい。また、第5図では、分岐した系統に対して電源装置5を直列接続で接続しているが、並列接続であっても良いことは言うまでもない。
第6図は、電源装置部分の一部を三方枠内に搭載する場合の例を示す図である。第6図では、電源装置の一部として2次電池を例に記載している。2次電池52の重量は数kgから数十kgになるため、電池を直接運搬・据付を行うことは困難である。そこで、2次電池52を電池搭載用台車10に搭載し、かつ、電池搭載用台車10は三方枠4の内部に収納できる構成にする。これにより、運搬・据付を容易に行うことが可能になる。また、第6図では、三方枠4の奥行き部分dに電池搭載用台車7を収納しているが、三方枠4の幅部分wが広い場合には、こちらに挿入しても良い。つまり、電池搭載用台車10の横幅を、三方枠4の奥行きdあるいは幅wの一方よりも狭くなるように構成することにより、上記を実現できる。また、電池搭載用台車10の把手部分を、収納時に折りたたむことが可能な構成にすることにより、コンパクト化を図ることができ、省スペース化に寄与できる。
第7図は、電源装置ユニット5Aを搭載する部分の構成例を示す別の図である。第7図では、電源装置5の少なくとも1部分を電源装置ユニット5Aに分割搭載している。第7図では、電源装置の一部として2次電池を例に記載している。第8図は、電源装置ユニット5Aの構成図である。電源装置ユニット5Aの内部では、単電池を直列接続しており、その両端に電源装置ユニット側電極端子11を取り付けている。この構成により、2次電池2の不良時に、電池全体を交換するのではなく、部分的な交換(1ユニットのみの交換)が可能になるため、省資源化に対して極めて効果が大きい。さらに、電源装置ユニット5Aを一体で運搬する場合と比較して軽量化できるため、装置の運搬はより容易になる効果がある。また、例えば、鉛電池では天地の方向が決まっており、傾けたり、横倒しにすることは不具合の要因になる。このため、電源装置ユニット5Aのように電池を分割した構成にすることにより、輸送運搬時などでも運搬車の高さスペースの制約で電池を傾けることはなくなる。第9図は、電源装置ユニット5Aと枠側電極端子12との接続部分の構成を示す図であり、第10図は第9図上面図である。三方枠4の内部には導電体からなる枠側電極端子12を設置しており、枠側電極端子12は、上下に隣合う別の電源装置ユニット用の枠側電極端子或いは図示していない充放電装置と接続されている。電源装置ユニット5Aを三方枠4内に挿入した場合、電源装置ユニット側電極端子11と枠側電極端子12が結合し、2次電池52の単電池全てが直列接続されたになる。また、第10図のように、電源装置ユニット側電極端子11を挟む構造の枠側電極端子12を三方枠4の内部に設置することにより、据付時のネジ締め作業が不要となり、作業時間の短縮,労力の軽減に効果がある。第9図では、電源装置ユニット側電極端子11が凸型の形状であり、枠側電極端子12電源装置ユニット側電極端子11を挟む構造になっているが、枠側電極端子12が凸型の形状であり、電源装置ユニット側電極端11が枠側電極端子12を挟む構造であってもよい。
第11図は、電源装置部分をユニット化した構成の別の例を示す図であり、第12図〜第14図を用いて効果を説明する。第11図の構成では、電源装置ユニット5Aの内部に金属導電板部分13を設けている。第12図は金属導電板部分13の拡大図である。第12図のように金属導電板54は2枚あり、互いに接触はしていない。このため、第11図の両方の電源装置ユニット側電極端子11を誤って同時に触った場合でも、感電事故を起こす危険性はない。第13図に三方枠内部の枠側電極端子12と接続する例を、第14図に第11図のユニットの背面図をそれぞれ示す。第13図は、第11図のユニット枠側電極端子との接続部分の構成を上部から見た図である。電源装置ユニット5Aと枠側電極端子12が接続される場合には、導電体端子56が導電体端子挿入口55の内部に挿入され、金属導電板54同士が短絡される。この結果、電源装置ユニット側電極端子11間には電位が発生し、電池として作用する。このような構成にすることにより、安全性を向上できる効果がある。
第15図は、電源装置ユニットと枠側電極端子との接続部分の別の例を示す図であり、第16図は第15図の上面図、第17図は第15図で表記している電源装置ユニット5Bの背面図である。三方枠4の内部には枠側電極端子12Bを設置しており、枠側電極端子12Bは、バネを利用した構成の凸型形状の接点である。また、第13図の構成と同様に、枠側電極端子12Bは、上下に隣合う別の電源装置ユニット用の枠内端子或いは図示していない充放電装置と接続している。電源装置ユニット5Bを三方枠4内に挿入した場合、電源装置ユニット側の凹型形状の端子11Bと枠側電極端子12Bが接触し、制御盤と2次電池が接続状態になる。この構成においても、据付時のネジ締め作業が不要となり、作業時間の短縮,労力の軽減に効果がある。さらに、第16図,第17図から明らかなように、凹型端子11Bを使用することによって、電気接点を表面に出さなくて済むため、感電を防止できる効果がある。第9図,第13図,第15図の構造の要点は、三方枠4の内部でネジ締めが不要となるような電気的接点を設けることに有り、その要旨を変更しない範囲内で様々変形して実施できることは言うまでもない。
第18図は、ドア部に対し三方枠が扇状にフロア側に広がっている例であり、第19図は第18図の上面図である。第18図の三方枠の形状は一般的に広く用いられている。また、意匠的な観点から見て、第18図のように、三方枠の形状はドアの中心から対称であることが望ましい。しかし、第18図の形状の場合には、三方枠内のスペースは第19図の斜線部分に限られる。そのため、例えば、三方枠内のスペースに挿入する電源装置の一部が2次電池であるとした場合、2次電池は単電池を直列接続して使用する構造であるため、単電池の並べ方を第19図の斜線部分に合うように並べることにより、美観を損ねることはなくなる効果がある。この場合には、第8図,第11図,第16図で示した電源装置ユニットの形状も三方枠の形状に合わせる必要がある。また、第19図のように、三方枠4の内部のスペースと昇降路を完全に隔離した構成にしても良い。この構成により、誤って昇降路内にネジ等を落とす心配がなくなり、安全性の向上に効果がある。
第20図は、第一実施例の三方枠扉の代わりに電源装置を覆う三方枠蓋61を用いた例である。扉の替わりに蓋を使用することによって、把手がなくなり、外観が良くなる効果がある。また、三方枠蓋61に電源装置の一部を搭載し、それを三方枠に接続,設置する構成であっても良い。この構成においても、作業性の向上に効果がある。
第21図は、本発明の電源システムをエレベータに適用した場合の構成図である。この構成において、例えば、停電になった場合には、2次電池52を非常電源としてボタン14,表示装置15を表示し、インバータ17,モータ18を駆動させる。この場合、整流器16は直流側から電源1側に電力が流入しない状態にしておく必要がある。(整流器16がダイオード整流器の場合は、何もしなくても直流側から電源側に電力が流入することはない。)また、通常運転時においては、モータ18の回生エネルギーを2次電池52に回収することにより、省エネルギーに対しても極めて効果がある。一般的に、建物の壁面の施工は建設会社の範疇であるが、三方枠4はエレベータメーカが手を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第一の実施例を示す構成図である。第2図は、本発明の第一実施例の概略図である。第3図は、本発明の第一実施例における別の例1を示す構成図である。第4図は、本発明の第一実施例における別の例2を示す構成図である。第5図は、本発明の第一実施例における別の例3を示す構成図である。第6図は、電源装置の一部を三方枠内に搭載する例を示す図である。第7図は、電源装置の一部を三方枠内に搭載する別の例を示す図である。第8図は、電源装置の一部分をユニット化した構成の図である。第9図は、第8図に示したユニットと枠側電極端子との接続部分の構成を示す図である。第10図は、第9図の上面図である。第11図は、電源装置の一部分をユニット化した別の構成例を示す図である。第12図は、第11図の金属導電板13部分の拡大図である。第13図は、第11図のユニットと枠側電極端子との接続部分の構成を上部から見た図である。第14図は、第11図のユニットの背面図である。第15図は、電源装置ユニットと枠側電極端子との接続部分の別の例2を示す図である。第16図は、第15の上面図である。第17図は、第15図のユニットの背面図である。第18図は、ドア部に対し三方枠が扇状にフロア側に広がっている例である。第19図は、第18図の上面図である。第20図は、電源装置を覆う三方枠蓋を用いた例である。第21図は、本発明の電源システムをエレベータに適用した場合の構成図である。

Claims (20)

  1. 2次電池及びこの2次電池の充放電を行う充放電装置を有する電源装置を備え、この電源装置は建物の電力系統に直列又は並列に接続され、この電源装置又はその一部分をエレベータ乗場の入口枠の内部に設置したことを特徴とする電源システム。
  2. 2次電池及びこの2次電池の充放電を行う充放電装置を有する電源装置を備え、この電源装置は建物の電力系統に直列又は並列に接続され、この電源装置の前記2次電池をエレベータ乗場の入口枠の内部に設置したことを特徴とする電源システム。
  3. 建物の電力系統に直列又は並列に接続され、2次電池及びこの2次電池の充放電を行う充放電装置を有する電源装置と、前記電力系統の電力を検出する電力検出器とを備え、前期電源装置及び前記電力検出器をエレベータ乗場の入口枠の内部に設置したことを特徴とする電源システム。
  4. 停電や瞬停の防止,省エネルギー化,受電電力のピークカット,高調波抑制又は力率改善を目的とする機器或いは部品からなる電源装置を有する電源システムにおいて、
    前記電源装置は、建物の電力系統に直列或いは並列に接続されており、かつ、前記電源装置又はその一部分を、エレベータ乗場の入口枠の内部に設置したことを特徴とする電源システム。
  5. 請求項1,2,3又は4において、
    前記エレベータ乗場の入口枠の乗場側に前記電源装置のメンテナンス用扉又は蓋を取り付けたことを特徴とする電源システム。
  6. 請求項1において、
    前記2次電池は、鉛電池,ニッケル水素電池,リチウムイオン電池,燃料電池、又は蓄電用コンデンサであることを特徴とする電源システム。
  7. 請求項4において、
    エレベータ乗場の入口枠に設置される前記電源装置の一部分は、2次電池,前記2次電池の充放電を制御する充放電制御装置、又は系統の電力状態を検出する電力検出器、又は電力を遮断する遮断装置であり、かつ、前記2次電池は鉛電池,ニッケル水素電池,リチウムイオン電池,燃料電池、又は蓄電用コンデンサであることを特徴とする電源システム。
  8. 請求項1又は4において、
    前記電源装置は、無停電電源(UPS),建物内の負荷で発生する回生電力を吸収し、再度活用する省エネルギーシステムの構成部品,アクティブフルタ又はパッシブフルタの構成部品であることを特徴とする電源システム。
  9. 請求項2において、
    前記扉又は蓋の開閉を検出するセンサを有し、前記扉又は蓋が開状態を検出したとき、電力系統とエレベータ乗場の入口枠の内部に設けた電源装置部分との間を電気的に遮断することを特徴とする電源システム。
  10. 請求項2に記載した電源システムにおいて、
    前記扉又は蓋の開閉を検出するセンサと、前記扉又は蓋が開状態を検出したとき、その情報を建物の管理人室の監視モニタ又は保守会社の遠隔監視用モニタに放置する手段を備えたことを特徴とする電源システム。
  11. 請求項1又は4において、
    前記電源装置を建物の受電点付近に配置することを特徴とする電源システム。
  12. 請求項2又は4において、
    前記電源装置の情報を収集する手段と、エレベータ乗場の入口枠に設けられ、前記収集された情報に基づいて前記電源装置の情報を表示するモニタを設けたことを特徴とする電源システム。
  13. 請求項1又は4において、
    複数の階のエレベータ乗場の入口枠の内部に電源装置又はその一部分を分割配置することを特徴とする電源システム。
  14. 請求項1又は4において、
    エレベータドアの両脇のエレベータ乗場の入口枠内部に電源装置又はその一部分を設置したことを特徴とする電源システム。
  15. 請求項1又は4において、
    主電力系統の負荷分岐点以降の分岐した系統にそれぞれ前記電源装置を設置したことを特徴とする電源システム。
  16. 請求項1又は4において、
    エレベータ乗場の入口枠の内部に設けた電源装置は台車に搭載されており、エレベータ乗場の入口枠内への据付時には、前記台車ごと前記エレベータ乗場の入口枠の内部に収納する構造であることを特徴とする電源システム。
  17. 請求項2において、
    前記2次電池は複数の単電池からなり、前記複数の単電池を少なくとも2つ以上に分割したユニット構成であることを特徴とする電源システム。
  18. 請求項17において、
    ユニット内の2次電池の端部から電気的に導通する凸型形状の端子をユニット外部に有し、エレベータ乗場の入口枠内には前記凸型形状の端子を挟むような形状の端子を有していることを特徴とする電源システム。
  19. 2次電池及びこの2次電池の充放電を行う充放電装置を有する電源装置を備え、この電源装置はエレベータの電力系統に直列又は並列に接続され、この電源装置又はその一部分をエレベータ乗場の入口枠の内部に設置したことを特徴とする電源システム。
  20. 2次電池及びこの2次電池の充放電を行う充放電装置を有する電源装置を備え、この電源装置はエレベータの電力系統に直列又は並列に接続され、この電源装置の前記2次電池はエレベータ乗場の入口枠の内部に設置され、エレベータの主回路,エレベータのボタン装置、又はエレベータの表示装置に接続したことを特徴とする電源システム。
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