JPWO2002007416A1 - 携帯電話 - Google Patents

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嶋田 実
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Abstract

電話機本体と、バンドと、電話機本体とバンドを連結する連結部と、形状安定機構とからなる携帯電話である。電話機本体とバンドとには、いずれか一方に受話部が設けられ、他方には送話部が設けられている。電話機本体とバンドとは連結部において一体となって環状又は帯状のいずれかを呈し、形状安定機構により、電話機本体とバンドとが環状又は帯状のいずれかの状態を保つことができる。電話機本体とバンドとが環状を呈する際、環状部分を腕にはめ込むことのできる大きさ、形態とすることによって、携帯電話を、腕時計の如く、腕に巻き付ける等して身に付けておくことができる。

Description

技術分野
この発明は、携帯電話に関する。さらに詳細には、腕時計のように腕に嵌めることのできる携帯電話に関する。
背景技術
従来の腕時計型の携帯電話には、次のようなものがあり、いずれも解決すべき課題を含んでいた。
腕時計型の携帯電話の電話本体と受話部と送話部とを一体化し、受話部に大音量のスピーカを備え、送話部に高感度マイクを備え、携帯電話から耳や口がある程度離れていても通話できるようにし、これにより腕にはめたまま通話できるようにした形式があった。この形式にあっては、双方の通話の声が周囲に聞こえるため、漏洩を避けるべき内容の通話には使用できないとの問題があった。
また、腕時計型の携帯電話の電話本体に送話部を設け、かつイヤホンからなる受話部をイヤホンケーブルを介して電話本体に接続し、通話の際は、送話部に口を近づけかつイヤホンを耳に装着するようにした形式があった。この形式にあっては、通話の内容が周囲に漏洩することは防げるが、通話の際イヤホンを引き出して耳に装着しなければならないこと、またイヤホンケーブルが周囲の物体にひっかかる等、使用上の煩わしさかあった。
また、図14に示す特開平6−113000号記載の装置にあっては、本体を腕に取付ける主バンドとは別に、受話部31を先端に設けた別バンドが送話部32を基点として設けられており、非通話時には当該別バンドを主バンドと重ねておき、通話時には当該別バンドを90度回転させて、送話部32を口に受話部31を耳にあてがう形式であった。この形式にあっては、ヒンジ部における配線が実際上困難であった。
また、図15に示す特開2000−92170号記載の装置にあっては、バンドによって腕に取り付けられた部分に電話本体と送話部32があり、受話部34はコードによってバンドから離れた位置に連結され指輪のように指に嵌めることができ、通話時には、送話部32を口に、受話部34を耳にあてがう形式であった。この形式にあっては、イヤホンは不要であるが、常に指と腕がコードでつながった状態にあるという不自然さがあった。
また、図16に示す登録実用新案第3059555号記載の装置にあっては、バンド接合部を外してバンドを帯状にした際に、一方の端が受話部35に、他方の端が送話部36になっており、通話時には、帯状の状態で把持して用いる形式であった。この形式にあっては、電話器として使用しない時の使用感が腕時計と同様でありかつ配線上の問題もなく良好であるが、電話器として使用する際にバンド部分が一定形状を保つことができず、送話部を口に受話部を耳に当てるべく把持の仕方にある程度のコツが必要であった。
発明の開示
本発明は、従来の問題点をすべて解決するものである。
すなわち、本願にあっては、
受話部を有する電話機本体と、送話部を有するバンドと、前記電話機本体の一端と前記バンドの一端とを連結する連結部と、形状安定機構とからなり、
前記形状安定機構により、前記電話機本体と前記バンドとが環状又は帯状のいずれかの状態を保つことができる携帯電話、及び
当該携帯電話であって、前記形状安定機構が係止機構でなることを特徴とする携帯電話、及び
当該携帯電話であって、前記係止機構が、前記電話機本体と前記バンドのいずれか一方に設けられた凸部と、凸部が設けられていない一方に設けられた凹部との係合によってなることを特徴とする携帯電話、及び
当該携帯電話であって、凸部が前記電話機本体に設けられておりかつ第一凸部と第二凸部とからなり、凹部が前記バンドに設けられており、前記環状の状態を保つ際には第一凸部と凹部とが係合し、前記帯状の状態を保つ際には第二凸部と凹部とが係合することを特徴とする携帯電話、及び
当該携帯電話であって、前記電話機本体の他端と前記バンドの他端とを連結する機構が設けられていることを特徴とする携帯電話、及び
当該携帯電話であって、前記電話機本体と前記バンドとが環状の状態を保つ際に形成される円形の空間に腕をはめ込むことができることを特徴とする携帯電話、及び
当該携帯電話であって、前記係止機構が、一端が前記電話機本体に取付けられ他端が前記バンドに取付けられた弾性体であることを特徴とする携帯電話、を提供する。
さらに、送話部を有する電話機本体と、受話部を有するバンドと、前記電話機本体の一端と前記バンドの一端とを連結する連結部と、形状安定機構とからなり、前記形状安定機構により、前記電話機本体と前記バンドとが環状又は帯状のいずれかの状態を保つことができる携帯電話、及び
当該携帯電話であって、前記形状安定機構が係止機構でなることを特徴とする携帯電話、及び
当該携帯電話であって、前記係止機構が、前記電話機本体と前記バンドのいずれか一方に設けられた凸部と、凸部が設けられていない一方に設けられた凹部との係合によってなることを特徴とする携帯電話、及び
当該携帯電話であって、凸部が前記電話機本体に設けられておりかつ第一凸部と第二凸部とからなり、凹部が前記バンドに設けられており、前記環状の状態を保つ際には第一凸部と凹部とが係合し、前記帯状の状態を保つ際には第二凸部と凹部とが係合することを特徴とする携帯電話、及び
当該携帯電話であって、前記電話機本体の他端と前記バンドの他端とを連結する機構が設けられていることを特徴とする携帯電話、及び
当該携帯電話であって、前記電話機本体と前記バンドとが環状の状態を保つ際に形成される円形の空間に腕をはめ込むことができることを特徴とする携帯電話、及び
当該携帯電話であって、前記係止機構が、一端が前記電話機本体に取付けられ他端が前記バンドに取付けられた弾性体であることを特徴とする携帯電話を提供する。
さらに、電話機本体と、受話部を有する第一バンドと、送話部を有する第二バンドと、電話機本体と第一バンドの連結部及び電話機本体と第二バンドの連結部のそれぞれに設けられた形状安定機構とからなり、前記形状安定機構により、前記電話機本体と前記バンドとが環状又は帯状のいずれかの状態を保つことができる携帯電話、及び
当該携帯電話であって、前記形状安定機構が係止機構でなることを特徴とする携帯電話、及び
当該携帯電話であって、前記係止機構が、前記電話機本体と前記バンドのいずれか一方に設けられた凸部と、凸部が設けられていない一方に設けられた凹部との係合によってなることを特徴とする携帯電話、及び
当該携帯電話であって、凸部が前記電話機本体に設けられておりかつ第一凸部と第二凸部とからなり、凹部が前記バンドに設けられており、前記環状の状態を保つ際には第一凸部と凹部とが係合し、前記帯状の状態を保つ際には第二凸部と凹部とが係合することを特徴とする携帯電話、及び
当該携帯電話であって、前記環状を呈する際、前記第一バンドの端部であって電話機本体連結していない端部と、前記第二バンドの端部であって電話機本体連結していない端部とを連結する機構が設けられていることを特徴とする携帯電話、及び
当該携帯電話であって、前記電話機本体と前記バンドとが環状の状態を保つ際に形成される円形の空間に腕をはめ込むことができることを特徴とする携帯電話、及び
当該携帯電話であって、前記係止機構が、一端が前記電話機本体に取付けられ他端が前記バンドに取付けられた弾性体であることを特徴とする携帯電話を提供する。
すなわち、本願に係る携帯電話は、受話部を有する電話機本体と、送話部を有するバンドと、電話機本体の一端とバンドの一端とを連結する連結部と、形状安定機構とからなる。また、当該形状安定機構により、電話機本体とバンドとが環状又は帯状のいずれかの状態を保つことができる。
受話部を電話機本体ではなくバンドに設け、送話部をバンドではなく電話機本体に設けても良い。
形状安定機構は、係止機構でなることができる。係止機構とは、電話機本体とバンドとを一定の形状となるよう一時的に係止させる機構であって、具体的には、電話機本体に設けられた凸部とバンドに設けられた凹部との係合、又は電話機本体に設けられた凹部とバンドに設けられた凸部との係合、である。また、係止機構は例えば電話機本体に設けられた二つの凸部(第一凸部と第二凸部)と、バンドに設けられた一つの凹部でなる。この場合には、環状の状態を保つ際には第一凸部と凹部とが係合し、帯状の状態を保つ際には第二凸部と凹部とが係合することとなる。
係止機構を、一端が電話機本体に取付けられ他端がバンドに取付けられた弾性体とすることができる。弾性体は、バネであってもよいし、ゴムであってもよいい。
電話機本体の他端(バンドと係合していない端部)とバンドの他端(電話機本体と係合していない端部)とを連結する機構が別途設けられていてもよい。
電話機本体と前記バンドとが環状の状態を保つ際に形成される円形の空間に腕をはめ込むことができるようにすることができる。これによって、携帯電話を腕時計のように腕に嵌めて携帯することができる。
さらに、電話機本体と、第一バンドと第二バンドとからなる携帯電話としても良い。この場合、電話機本体には受話部と送話部のいずれも設けずに、第一バンドに受話部を設け、第二バンドに送話部を設ける。電話機本体と第一バンドの連結部と、電話機本体と第二バンドの連結部のそれぞれに、形状安定機構を設ける。形状安定機構により電話機本体とバンドとが環状又は帯状のいずれかの状態を保つことができる。形状安定機構の係止機構は、前記のいずれの形態としても良い。
実施例1
図1に示すとおり、本発明に係る腕時計型携帯電話1を腕に嵌めた状態にあっては、腕時計型携帯電話は腕に巻きつく環状の形態となっている。
図2に示すとおり、本発明に係る腕時計型携帯電話を用いて通話する際には、腕時計型携帯電話1は環が開かれて帯状となり、把持した際に、送話部6は口に受話部5は耳に届く位置に来る。
図1から図5に実施例1を示す。
腕時計型携帯電話1は、本体ケース2、バンド3、及び連結部4からなる。
本体ケース2の内周面には受話部5が設けられている。バンド3の内周面には送話部6が設けられている。送話部6で集音した音声信号を本体ケース2内の電話器本体に伝送するための信号線を、バンド3及び回転軸7に内蔵し、送話部6と電話器本体の電気回路を結ぶ。
図3から図5は、実施例1にかかる形状安定機構を示す。形状安定機構は連結部4に設けられた凸部8及び凹部9、および開口部11に設けられた止め具(図示しない)からなる。
図3から図5に示すとおり、凸部8は回転軸7と一体化している。凹部9はバンド3に設けられている。凸部8と凹部9の形状及び位置は、環状の腕時計型携帯電話1を開いて帯状にした際に凸部8がちょうど凹部9に嵌まり込むようになっている。
腕時計型携帯電話1を環状にして腕に嵌めている状態のときには、11に設けられた公知の止め具により、環状を保った状態で形状が安定している。
腕時計型携帯電話1の環を開き帯状にして通話に用いる際には、腕時計型携帯電話1は、凸部8と凹部9とが嵌まり込むことによって帯状を保った状態で形状が安定している。
実施例1は、機構が単純であるため、故障が少なく、製造経費が安価でありとの利点を有する。
実施例2
図6から図8に、形状安定機構についての実施例2を示す。実施例2では、形状安定機構は、バネ10でなる。バネ10は、一端が本体ケース2に、他の一端がバンド3に取付けられている。腕時計型携帯電話1が環状を呈している際(図6)と、環を開き帯状を呈している際(図7)にバネ10が安定している。帯状にいたる途中の状態では(図7)、バネ10が伸張から戻ろうとする力により安定していない。
すなわち、実施例2では、腕時許型携帯電話1を環状にして腕に嵌めている際と環を開いて通話に使用する際に形状が安定する。さらに、図示しないが、1の環状を保つのを助けるために開口部11に公知の止め具を設けても良い。
実施例3
図9から図11に、形状安定機構についての実施例3を示す。実施例3では、形状安定機構は、連結部4に設けられた二つの凸部13、14及び凹部12からなる。開口部11に止め具(図示しない)を設けて形状安定をより安定させても良い。
図9から図11に示すとおり、凸部13及び凸部14は回転軸7と一体化している。凹部12はバンド3に設けられている。凸部13及び凸部14と、凹部12の形状及び配置は、腕時計型携帯電話1が環状を呈している際に凸部13が凹部12に嵌まり込み(図9)、環を開いて帯状を呈するに至った際に凸部14が凹部12に嵌まり込むようになっている。
すなわち、腕時計型携帯電話1を環状にして腕に嵌めている状態のときには凸部13と凹部12の係合により、また帯状に開いて携帯電話として使用する際には凸部14と凹部12の係合により、形状が安定している。
実施例4
図12及び図13に、実施例4を示す。
実施例4においては、腕時計型携帯電話1は本体ケース20、バンド21及びバンド22とからなる。バンド21には送話部が設けられ、バンド22には受話部が設けられている。本体ケース20とバンド21を連結する連結部23、本体ケース20とバンド22を連結する連結部24の双方に、実施例1から実施例3で示したいずれかの形状安定機構が設けられている。開口部25に公知のとめ具を設けても良い。
連結部およびバンドを二つ設けることにより、腕への1の付け外しが一層容易となる。
発明の効果
通常の携帯電話のように送話部および受話部をそれぞれ口および耳にあてがって通話することかできるため、通話内容の周囲への漏洩を防ぐことかできる。
イヤホン等を使用する必要がないため使用上の煩わしさがなく、また通話しないときは腕にはめておける。
電話器として使用する際、バンド部分が一定形状を保つことができるので、使用時の把持が容易である。
形態安定機構の構造が単純で部材が少ないため、故障が少なく、製造容易で製造経費も安価である。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明に係る腕時計型携帯電話を腕に嵌めた状態を示す。
図2は本発明に係る腕時計型携帯電話で通話する際の状態を示す。
図3は本発明に係る実施例1に係る腕時計型携帯電話を腕に嵌める際の形態を示す。
図4は本発明に係る実施例1に係る腕時計型携帯電話を腕に嵌める際の形態から通話する際の形態に移行する状態を示す。
図5は本発明に係る実施例1に係る腕時計型携帯電話で通話する際の形態を示す。
図6は本発明に係る実施例2に係る腕時計型携帯電話を腕に嵌める際の形態を示す。
図7は本発明に係る実施例2に係る腕時計型携帯電話を腕に嵌める際の形態から通話する際の形態に移行する状態を示す。
図8は本発明に係る実施例2に係る腕時計型携帯電話で通話する際の形態を示す。
図9は本発明に係る実施例3に係る腕時計型携帯電話を腕に嵌める際の形態を示す。
図10は本発明に係る実施例3に係る腕時計型携帯電話を腕に嵌める際の形態から通話する際の形態に移行する状態を示す。
図11は本発明に係る実施例3に係る腕時計型携帯電話で通話する際の形態を示す。
図12は本発明に係る実施例4に係る腕時計型携帯電話を腕に嵌める際の形態を示す。
図13は本発明に係る実施例4に係る腕時計型携帯電話で通話する際の形態を示す。
図14は従来の腕時計型携帯電話を示す。
図15は従来の腕時計型携帯電話を示す。
図16は従来の腕時計型携帯電話を示す。
【符号の説明】
1・・・腕時計型携帯電話
2・・・本体ケース
3・・・バンド
4・・・連結部
5・・・受話部
6・・・送話部
7・・・回転軸
8・・・凸部
9・・・凹部
10・・・バネ
11・・・開口部
12・・・凹部
13・・・凸部
14・・・凸部
20・・・本体ケース
21・・・第一バンド
22・・・第二バンド
23・・・第一連結部
24・・・第二連結部
25・・・開口部
31・・・送話部
32・・・受話部
33・・・送話部
34・・・受話部
35・・・受話部
36・・・送話部

Claims (21)

  1. 受話部を有する電話機本体と、送話部を有するバンドと、前記電話機本体の一端と前記バンドの一端とを連結する連結部と、形状安定機構とからなり、
    前記形状安定機構により、前記電話機本体と前記バンドとが環状又は帯状のいずれかの状態を保つことができる携帯電話。
  2. 請求項1に記載の携帯電話であって、前記形状安定機構が係止機構でなることを特徴とする携帯電話。
  3. 請求項2に記載の携帯電話であって、前記係止機構が、前記電話機本体と前記バンドのいずれか一方に設けられた凸部と、凸部が設けられていない一方に設けられた凹部との係合によってなることを特徴とする携帯電話。
  4. 請求項3に記載の携帯電話であって、凸部が前記電話機本体に設けられておりかつ第一凸部と第二凸部とからなり、凹部が前記バンドに設けられており、前記環状の状態を保つ際には第一凸部と凹部とが係合し、前記帯状の状態を保つ際には第二凸部と凹部とが係合することを特徴とする携帯電話。
  5. 請求項1に記載の携帯電話であって、前記電話機本体の他端と前記バンドの他端とを連結する機構が設けられていることを特徴とする携帯電話。
  6. 請求項1に記載の携帯電話であって、前記電話機本体と前記バンドとが環状の状態を保つ際に形成される円形の空間に腕をはめ込むことができることを特徴とする携帯電話。
  7. 請求項2に記載の携帯電話であって、前記係止機構が、一端が前記電話機本体に取付けられ他端が前記バンドに取付けられた弾性体であることを特徴とする携帯電話。
  8. 送話部を有する電話機本体と、受話部を有するバンドと、前記電話機本体の一端と前記バンドの一端とを連結する連結部と、形状安定機構とからなり、
    前記形状安定機構により、前記電話機本体と前記バンドとが環状又は帯状のいずれかの状態を保つことができる携帯電話。
  9. 請求項8に記載の携帯電話であって、前記形状安定機構が係止機構でなることを特徴とする携帯電話。
  10. 請求項9に記載の携帯電話であって、前記係止機構が、前記電話機本体と前記バンドのいずれか一方に設けられた凸部と、凸部が設けられていない一方に設けられた凹部との係合によってなることを特徴とする携帯電話。
  11. 請求項10に記載の携帯電話であって、凸部が前記電話機本体に設けられておりかつ第一凸部と第二凸部とからなり、凹部が前記バンドに設けられており、前記環状の状態を保つ際には第一凸部と凹部とが係合し、前記帯状の状態を保つ際には第二凸部と凹部とが係合することを特徴とする携帯電話。
  12. 請求項8に記載の携帯電話であって、前記電話機本体の他端と前記バンドの他端とを連結する機構が設けられていることを特徴とする携帯電話。
  13. 請求項8に記載の携帯電話であって、前記電話機本体と前記バンドとが環状の状態を保つ際に形成される円形の空間に腕をはめ込むことができることを特徴とする携帯電話。
  14. 請求項9に記載の携帯電話であって、前記係止機構が、一端が前記電話機本体に取付けられ他端が前記バンドに取付けられた弾性体であることを特徴とする携帯電話。
  15. 電話機本体と、受話部を有する第一バンドと、送話部を有する第二バンドと、電話機本体と第一バンドの連結部及び電話機本体と第二バンドの連結部のそれぞれに設けられた形状安定機構とからなり、前記形状安定機構により、前記電話機本体と前記バンドとが環状又は帯状のいずれかの状態を保つことができる携帯電話。
  16. 請求項15に記載の携帯電話であって、前記形状安定機構が係止機構でなることを特徴とする携帯電話。
  17. 請求項16に記載の携帯電話であって、前記係止機構が、前記電話機本体と前記バンドのいずれか一方に設けられた凸部と、凸部が設けられていない一方に設けられた凹部との係合によってなることを特徴とする携帯電話。
  18. 請求項17に記載の携帯電話であって、凸部が前記電話機本体に設けられておりかつ第一凸部と第二凸部とからなり、凹部が前記バンドに設けられており、前記環状の状態を保つ際には第一凸部と凹部とが係合し、前記帯状の状態を保つ際には第二凸部と凹部とが係合することを特徴とする携帯電話。
  19. 請求項15に記載の携帯電話であって、前記環状を呈する際、前記第一バンドの端部であって電話機本体連結していない端部と、前記第二バンドの端部であって電話機本体連結していない端部とを連結する機構が設けられていることを特徴とする携帯電話。
  20. 請求項15に記載の携帯電話であって、前記電話機本体と前記バンドとが環状の状態を保つ際に形成される円形の空間に腕をはめ込むことができることを特徴とする携帯電話。
  21. 請求項16に記載の携帯電話であって、前記係止機構が、一端が前記電話機本体に取付けられ他端が前記バンドに取付けられた弾性体であることを特徴とする携帯電話。
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