JPS64921Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS64921Y2 JPS64921Y2 JP1982081199U JP8119982U JPS64921Y2 JP S64921 Y2 JPS64921 Y2 JP S64921Y2 JP 1982081199 U JP1982081199 U JP 1982081199U JP 8119982 U JP8119982 U JP 8119982U JP S64921 Y2 JPS64921 Y2 JP S64921Y2
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- JP
- Japan
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- electrodes
- saline solution
- ceramic plate
- ceramic
- electrode
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Eyeglasses (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はコンタクトレンズの保管兼消毒装置の改
良に関するものである。
良に関するものである。
コンタクトレンズの、特に睡眠時における保管
は専用の容器に入れた保存液中に浸した状態で行
なわれるのが一般的である。ところが、コンタク
トのうち、硬質プラスチツク製のいわゆるハード
レンズは生理食塩水で洗浄するだけでもよいが、
柔軟性のあるソフトタイプのものではレンズ自体
に微細な無数の空孔があり、それら空孔内にて細
菌が繁殖しやすく、そのため最低2日に1回程度
は特殊な容器に納め、その容器ごと熱湯中にて20
分間程度煮沸消毒した後、使用する必要がある。
は専用の容器に入れた保存液中に浸した状態で行
なわれるのが一般的である。ところが、コンタク
トのうち、硬質プラスチツク製のいわゆるハード
レンズは生理食塩水で洗浄するだけでもよいが、
柔軟性のあるソフトタイプのものではレンズ自体
に微細な無数の空孔があり、それら空孔内にて細
菌が繁殖しやすく、そのため最低2日に1回程度
は特殊な容器に納め、その容器ごと熱湯中にて20
分間程度煮沸消毒した後、使用する必要がある。
このようにコンタクトレンズは生体中に着装す
るものであるため清浄に保たれて細菌の付着して
ないものでなければならないことやレンズ自体が
透明体で小型形状であるなど眼から取外した後の
保管、消毒に手間がかかり、細心の注意を要する
など、その取扱いはきわめて面倒であつた。
るものであるため清浄に保たれて細菌の付着して
ないものでなければならないことやレンズ自体が
透明体で小型形状であるなど眼から取外した後の
保管、消毒に手間がかかり、細心の注意を要する
など、その取扱いはきわめて面倒であつた。
そのため、第1図に例示した如き、コンタクト
レンズの保管兼消毒装置が考えられている。すな
わち、この装置1はケーシング2の内側に食塩水
3が貯溜できるように、セラミツク板、ベークラ
イトなどの絶縁板4からなる底板が配設してあり
この絶縁板4には電極E1,E2が上記食塩水3
に接するとともに絶縁板4の裏面にまで延在され
た部分に対し、電池BよりスイツチSを経て通電
するようになつており、該スイツチSをONする
ことにより食塩水の電気分解により発生する次亜
塩素酸ソーダ(Naclo)がホルダ5に収容された
レンズLに対し消毒作用を行う。また、食塩水3
中にて蓋6がなされた状態で保管されるので、レ
ンズLは傷が付いたり、紛失されることがない。
しかも眼に着装するにはホルダー5を食塩水3か
ら引き上げ、その底部に収容されているレンズL
を容易に取出すことができるようにしたものであ
る。
レンズの保管兼消毒装置が考えられている。すな
わち、この装置1はケーシング2の内側に食塩水
3が貯溜できるように、セラミツク板、ベークラ
イトなどの絶縁板4からなる底板が配設してあり
この絶縁板4には電極E1,E2が上記食塩水3
に接するとともに絶縁板4の裏面にまで延在され
た部分に対し、電池BよりスイツチSを経て通電
するようになつており、該スイツチSをONする
ことにより食塩水の電気分解により発生する次亜
塩素酸ソーダ(Naclo)がホルダ5に収容された
レンズLに対し消毒作用を行う。また、食塩水3
中にて蓋6がなされた状態で保管されるので、レ
ンズLは傷が付いたり、紛失されることがない。
しかも眼に着装するにはホルダー5を食塩水3か
ら引き上げ、その底部に収容されているレンズL
を容易に取出すことができるようにしたものであ
る。
上記装置は、小型、コンパクトでレンズの保管
はもちろん消毒を併せて行うことができるため便
利な装置である。
はもちろん消毒を併せて行うことができるため便
利な装置である。
このような装置における食塩水3を電気分解す
るための電極E1,E2としては、絶縁板4にセ
ラミツク板を使用し、該セラミツク板表面に白金
(Pt)膜をメタライズ手法により被着したものが
最も化学作用に安定しているため多く使用され
る。
るための電極E1,E2としては、絶縁板4にセ
ラミツク板を使用し、該セラミツク板表面に白金
(Pt)膜をメタライズ手法により被着したものが
最も化学作用に安定しているため多く使用され
る。
ところが、セラミツク板に白金膜を被着して成
る電極E1,E2も食塩水の電気分解を多数回く
り返して使用すると白金膜自体はほとんど変化し
ないものの、セラミツク板から次第に剥離し、つ
いには完全に離脱して電極が喪失してしまうこと
となり、当該装置における電気分解法に基づく消
毒作用を行なわせることができなくなるという致
命的欠陥があつた。
る電極E1,E2も食塩水の電気分解を多数回く
り返して使用すると白金膜自体はほとんど変化し
ないものの、セラミツク板から次第に剥離し、つ
いには完全に離脱して電極が喪失してしまうこと
となり、当該装置における電気分解法に基づく消
毒作用を行なわせることができなくなるという致
命的欠陥があつた。
本案は上述の如き装置の特に電極の欠陥を排除
し、長寿命化を図らんとするものである。
し、長寿命化を図らんとするものである。
第2図は本案に基づく、コンタクトレンズの保
管兼消毒装置の電極が設けられる底板のみを示し
たものである。これにおいて、Cはセラミツク板
で、該セラミツク板Cの上面及びこれに連続して
下面にまで延在する如く耐蝕性を有する、主に白
金膜M1,M2がメタライズ手法によつて所定パ
ターンに被着してある。さらに、これらセラミツ
ク板Cにて白金膜M1,M2を覆う如く打抜き窓
Caを設けたセラミツク板Cbが積層焼結してある。
このようにして、メタライズ面である白金膜M
1,M2の一部は打抜窓Caによつて露出した状
態の電極E3,E4を備えた底板が構成される。
管兼消毒装置の電極が設けられる底板のみを示し
たものである。これにおいて、Cはセラミツク板
で、該セラミツク板Cの上面及びこれに連続して
下面にまで延在する如く耐蝕性を有する、主に白
金膜M1,M2がメタライズ手法によつて所定パ
ターンに被着してある。さらに、これらセラミツ
ク板Cにて白金膜M1,M2を覆う如く打抜き窓
Caを設けたセラミツク板Cbが積層焼結してある。
このようにして、メタライズ面である白金膜M
1,M2の一部は打抜窓Caによつて露出した状
態の電極E3,E4を備えた底板が構成される。
なお、かかる電極E3,E4を備えた底板の製
作法としては、セラミツク板Cを成すセラミツク
未焼成シート(もしくは仮焼シートでもよい)に
白金粉末を混合した白金メタライズペーストを用
い印刷法によつて所定の形状にプリントしてお
き、さらに未焼成セラミツクシート(Cb)を積
層圧着した後、1300〜1600℃程度の雰囲気のもと
で焼結一体することにより白金膜M1,M2とそ
れが一部露出して成る電極E3,E4を有する底
板が形成される。
作法としては、セラミツク板Cを成すセラミツク
未焼成シート(もしくは仮焼シートでもよい)に
白金粉末を混合した白金メタライズペーストを用
い印刷法によつて所定の形状にプリントしてお
き、さらに未焼成セラミツクシート(Cb)を積
層圧着した後、1300〜1600℃程度の雰囲気のもと
で焼結一体することにより白金膜M1,M2とそ
れが一部露出して成る電極E3,E4を有する底
板が形成される。
このように食塩水に直に接触する電極E3,E
4は白金膜M1,M2の一部を露出させたもので
該電極E3,E4の周辺部M1′,M2′がセラミ
ツク板CとCbによつて挾着される。
4は白金膜M1,M2の一部を露出させたもので
該電極E3,E4の周辺部M1′,M2′がセラミ
ツク板CとCbによつて挾着される。
したがつて食塩水に常時浸した状態や電気分解
を多数回くり返した結果、電極E3,E4を成す
白金膜M1,M2がセラミツク板Cから剥離した
場合でも上記の如く電極E3,E4の周辺部がセ
ラミツク板Cbによつて挾着されていることから
セラミツク板Cから離脱し喪失することはない。
を多数回くり返した結果、電極E3,E4を成す
白金膜M1,M2がセラミツク板Cから剥離した
場合でも上記の如く電極E3,E4の周辺部がセ
ラミツク板Cbによつて挾着されていることから
セラミツク板Cから離脱し喪失することはない。
なお、第3図の如く、上面に積層するセラミツ
ク板Cbには、格子状に打抜窓Caを形成したもの
を用いることによつて白金膜M1,M2の中央部
分をも挾着して成る電極E3,E4とすることも
できる。
ク板Cbには、格子状に打抜窓Caを形成したもの
を用いることによつて白金膜M1,M2の中央部
分をも挾着して成る電極E3,E4とすることも
できる。
このほか、図示してないが、セラミツク板C上
に白金膜M1,M2を形成したものに合成樹脂あ
るいはガラスなどで形成した多孔体シート、網状
体を溶着させたものであつても同様の作用効果が
期体できる。
に白金膜M1,M2を形成したものに合成樹脂あ
るいはガラスなどで形成した多孔体シート、網状
体を溶着させたものであつても同様の作用効果が
期体できる。
以上のように、電気分解用の電極を成す導電膜
の所要個所を挾着せしめてあることによつて導電
膜は絶縁体板としてのセラミツク板から離脱する
ことはなく、それ故、かかる電極を具備したこと
により耐久性に富んだ長寿命のコンタクトレンズ
の保管兼消毒装置を提供することができる。
の所要個所を挾着せしめてあることによつて導電
膜は絶縁体板としてのセラミツク板から離脱する
ことはなく、それ故、かかる電極を具備したこと
により耐久性に富んだ長寿命のコンタクトレンズ
の保管兼消毒装置を提供することができる。
第1図は在来のコンタクトレンズの保管兼消毒
装置の例を示す縦断面図である。第2図A,a、
第3図イ,ロは本案実施例によるコンタクトレン
ズの保管兼消毒装置の電極構造を示す平面図とX
−X線断面を示した図である。 C,Cb:セラミツク板、M1,M2:白金膜、
E3,E4:電極。
装置の例を示す縦断面図である。第2図A,a、
第3図イ,ロは本案実施例によるコンタクトレン
ズの保管兼消毒装置の電極構造を示す平面図とX
−X線断面を示した図である。 C,Cb:セラミツク板、M1,M2:白金膜、
E3,E4:電極。
Claims (1)
- 容器内に食塩水を貯溜し、該容器の底部に食塩
水を電気分解するための電極と、該電極への通電
機構を備えた装置において、上記電極としてセラ
ミツク製の電気絶縁板上に白金膜をメタライズ手
法により配置するとともに該白金膜の上面所要箇
所を打抜窓をもつたセラミツク板、多孔体シート
又は網状体でもつて挟着してなる電極を具備した
ことを特徴とするコンタクトレンズの保管兼消毒
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8119982U JPS58182918U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | コンタクトレンズの保管兼消毒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8119982U JPS58182918U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | コンタクトレンズの保管兼消毒装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58182918U JPS58182918U (ja) | 1983-12-06 |
JPS64921Y2 true JPS64921Y2 (ja) | 1989-01-10 |
Family
ID=30090320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8119982U Granted JPS58182918U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | コンタクトレンズの保管兼消毒装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58182918U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57135916A (en) * | 1981-02-14 | 1982-08-21 | Tanika Denki Kk | Electrode material for disinfecting contact lens and its production |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6334677Y2 (ja) * | 1981-05-06 | 1988-09-14 |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP8119982U patent/JPS58182918U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57135916A (en) * | 1981-02-14 | 1982-08-21 | Tanika Denki Kk | Electrode material for disinfecting contact lens and its production |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58182918U (ja) | 1983-12-06 |
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