JPS648750B2 - - Google Patents
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- JPS648750B2 JPS648750B2 JP11556980A JP11556980A JPS648750B2 JP S648750 B2 JPS648750 B2 JP S648750B2 JP 11556980 A JP11556980 A JP 11556980A JP 11556980 A JP11556980 A JP 11556980A JP S648750 B2 JPS648750 B2 JP S648750B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment
- owf
- cupric
- fibers
- conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Paper (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はセルロース系導電性高分子材料の製造
方法に関するものであり、さらに詳しくはセルロ
ース系高分子材料を塩化第二銅が存在する処理浴
にて加熱処理し、しかる後還元処理することによ
り、通常の染色条件で着色可能な、しかも109
Ω・cm以下の固有抵抗値を有するセルロース系高
分子材料を工業的有利に製造する方法に関するも
のである。
方法に関するものであり、さらに詳しくはセルロ
ース系高分子材料を塩化第二銅が存在する処理浴
にて加熱処理し、しかる後還元処理することによ
り、通常の染色条件で着色可能な、しかも109
Ω・cm以下の固有抵抗値を有するセルロース系高
分子材料を工業的有利に製造する方法に関するも
のである。
近年アクリル、ポリアミド、ポリエステルなど
の合成繊維をはじめ合成樹脂、フイルム分野にお
いて種々の付加価値を具備する製品が開発実用化
されて来ている。しかしその中でも導電性能(超
制電性能)を付加する技術は、未だ完全なものは
見当らずその改良が急がれていることも事実であ
る。
の合成繊維をはじめ合成樹脂、フイルム分野にお
いて種々の付加価値を具備する製品が開発実用化
されて来ている。しかしその中でも導電性能(超
制電性能)を付加する技術は、未だ完全なものは
見当らずその改良が急がれていることも事実であ
る。
かかる導電性能を付与せしめる方法として、従
来より合成重合体中へ界面活性剤を練り込む方
法、制電性樹脂を合成高分子材料表面に固定する
方法、反応性モノマーを高分子材料表面上にグラ
フトさせる方法などが試みられているが、いずれ
も満足な結果を得るものとなつていない。
来より合成重合体中へ界面活性剤を練り込む方
法、制電性樹脂を合成高分子材料表面に固定する
方法、反応性モノマーを高分子材料表面上にグラ
フトさせる方法などが試みられているが、いずれ
も満足な結果を得るものとなつていない。
特に繊維分野においては、最近合成繊維分野で
電気伝導性カーボンブラツクを繊維構造中に存在
せしめて導電性繊維を作製する技術、およびアク
リル系繊維に第一銅イオン法により銅イオンを吸
着せしめた後、還元処理することにより導電性ア
クリル系繊維を作製する技術が開発され、両技術
共に実用段階に入りつつある。しかしこれらは、
ある程度実用的な導電性レベルが確保されるもの
の、前者は黒色(または黒に近い灰色)以外の色
は要求される商品用途への展開を困難にするもの
であり、また製品コストの面から、かかる繊維の
最終繊維製品での混用率が数パーセントと低いた
め、所用量が僅かで工場生産コストは非常に高く
つくなどの問題がある。また後者は第一銅イオン
をアクリル繊維に含まれるニトリル基に配位結合
させることにより吸着せしめる方法であるため、
その対象繊維がアクリル系繊維に限定されるもの
である。
電気伝導性カーボンブラツクを繊維構造中に存在
せしめて導電性繊維を作製する技術、およびアク
リル系繊維に第一銅イオン法により銅イオンを吸
着せしめた後、還元処理することにより導電性ア
クリル系繊維を作製する技術が開発され、両技術
共に実用段階に入りつつある。しかしこれらは、
ある程度実用的な導電性レベルが確保されるもの
の、前者は黒色(または黒に近い灰色)以外の色
は要求される商品用途への展開を困難にするもの
であり、また製品コストの面から、かかる繊維の
最終繊維製品での混用率が数パーセントと低いた
め、所用量が僅かで工場生産コストは非常に高く
つくなどの問題がある。また後者は第一銅イオン
をアクリル繊維に含まれるニトリル基に配位結合
させることにより吸着せしめる方法であるため、
その対象繊維がアクリル系繊維に限定されるもの
である。
さらにはまた、従来から全繊維分野で金属メツ
キに関する方法が種々提案されているが、金属メ
ツキ法は一般にエツチング処理、増感処理、活性
化処理の如き前処理を行なつてから化学メツキ処
理、場合によつてはさらに電解メツキ処理という
多くの工程と高度の技術を必要とするなど難点が
あり、実際には余り使用されていない。
キに関する方法が種々提案されているが、金属メ
ツキ法は一般にエツチング処理、増感処理、活性
化処理の如き前処理を行なつてから化学メツキ処
理、場合によつてはさらに電解メツキ処理という
多くの工程と高度の技術を必要とするなど難点が
あり、実際には余り使用されていない。
こゝにおいて、本発明者らは、上述のような従
来技術に付随するいろいろな制約に鑑み鋭意研究
した結果、セルロース系高分子材料に特定物質を
吸着せしめ、しかる後還元処理することにより、
特別な工程を必要としなくても容易に、優れた導
電性能を具備し、かつ種々のメリツトを奏し得る
導電性高分子材料が製造され得る事実を見出し、
本発明に到達した。
来技術に付随するいろいろな制約に鑑み鋭意研究
した結果、セルロース系高分子材料に特定物質を
吸着せしめ、しかる後還元処理することにより、
特別な工程を必要としなくても容易に、優れた導
電性能を具備し、かつ種々のメリツトを奏し得る
導電性高分子材料が製造され得る事実を見出し、
本発明に到達した。
而して本発明の主たる目的は、新規なセルロー
ス系導電材料の製造方法を提唱することにある。
ス系導電材料の製造方法を提唱することにある。
また、本発明の他の目的は、多種多様な用途に
適するセルロース系導電性材料を工業的有利に製
造することにある。
適するセルロース系導電性材料を工業的有利に製
造することにある。
他の異なれる目的は、以下の明細書の記載から
明らかとなろう。
明らかとなろう。
而して本発明のかかる目的は、セルロース系高
分子材料を塩化第二銅が存在する処理浴にて加熱
処理し、しかる後還元処理することにより達成す
ることができる。
分子材料を塩化第二銅が存在する処理浴にて加熱
処理し、しかる後還元処理することにより達成す
ることができる。
ここで本発明に用いるセルロース系高分子材料
としては、綿、麻などの天然セルロース繊維、レ
ーヨン、キユプラ、ポリノジツクなどの再生セル
ロース繊維、アセテート、トリアセテートなどの
半合成セルロース繊維、パルプなどのいわゆる繊
維状物の他、セロハンなどのフイルム状物が挙げ
られる。繊維状物としては、紡糸以降編織を含め
その間に存在する任意の繊維形態をいい、単独も
しくは混紡品さらにはまた不織品などいかなるも
のでも適用可能である。またシルケツト加工品、
晒加工品に対しても適用可能である。
としては、綿、麻などの天然セルロース繊維、レ
ーヨン、キユプラ、ポリノジツクなどの再生セル
ロース繊維、アセテート、トリアセテートなどの
半合成セルロース繊維、パルプなどのいわゆる繊
維状物の他、セロハンなどのフイルム状物が挙げ
られる。繊維状物としては、紡糸以降編織を含め
その間に存在する任意の繊維形態をいい、単独も
しくは混紡品さらにはまた不織品などいかなるも
のでも適用可能である。またシルケツト加工品、
晒加工品に対しても適用可能である。
このようなセルロース系高分子材料は、所定の
処理によつて繊維またはフイルム構造中に第二銅
化合物を吸着せしめる。
処理によつて繊維またはフイルム構造中に第二銅
化合物を吸着せしめる。
「所定の処理」とは、被処理材料を塩化第二銅
が存在する処理浴にて加熱処理することである。
が存在する処理浴にて加熱処理することである。
該処理浴とは、塩化第二銅の水溶液;塩化第二
銅の複塩または錯塩の水溶液(例えば塩化第二銅
カリウム、塩化第二銅アンモニウムなど);弱酸
の第二銅塩またはその複塩もしくは錯塩に塩酸を
加えた水溶液(例えば酢酸第二銅、蟻酸第二銅ま
たは炭酸第二銅カリウムなどに塩酸を加えた水溶
液);水に不溶または難溶性の第二銅化合物に塩
酸を加えてその一部もしくは全部を水に溶かした
液(例えば水酸化第二銅または塩基性酢酸第二銅
などに塩酸を加えた水溶液)を挙げることができ
る。
銅の複塩または錯塩の水溶液(例えば塩化第二銅
カリウム、塩化第二銅アンモニウムなど);弱酸
の第二銅塩またはその複塩もしくは錯塩に塩酸を
加えた水溶液(例えば酢酸第二銅、蟻酸第二銅ま
たは炭酸第二銅カリウムなどに塩酸を加えた水溶
液);水に不溶または難溶性の第二銅化合物に塩
酸を加えてその一部もしくは全部を水に溶かした
液(例えば水酸化第二銅または塩基性酢酸第二銅
などに塩酸を加えた水溶液)を挙げることができ
る。
むろん、塩化第二銅を合成し得る二種以上の化
合物の混合使用(例えば酸化第二銅または炭酸第
二銅などを塩酸に溶かした水溶液)も有効であ
る。
合物の混合使用(例えば酸化第二銅または炭酸第
二銅などを塩酸に溶かした水溶液)も有効であ
る。
加熱処理とは、温水処理またはスチーム処理を
採用するものであり、処理温度は前者の場合は70
〜110℃、後者の場合は90〜110℃が好ましい。ス
チーム処理とは該処理液を含浸させた後、スチー
ミングする方法である。
採用するものであり、処理温度は前者の場合は70
〜110℃、後者の場合は90〜110℃が好ましい。ス
チーム処理とは該処理液を含浸させた後、スチー
ミングする方法である。
このようにして得られたセルロース系高分子材
料は、この後還元処理される。
料は、この後還元処理される。
すなわち、被処理材料を還元性物質を含む溶液
中で加熱するか、または還元性物質を含む溶液を
含浸させその後スチーミングする。処理温度は前
者の場合は60〜100℃、後者の場合は90〜100℃が
好ましい。
中で加熱するか、または還元性物質を含む溶液を
含浸させその後スチーミングする。処理温度は前
者の場合は60〜100℃、後者の場合は90〜100℃が
好ましい。
本発明で用いる還元性物質とは、亜鉛スルホキ
シレートホルムアルデヒド、ナトリウムスルホキ
シレートホルムアルデヒド、亜鉛スルホキシレー
トグリオキザール、ナトリウムスルホキシレート
グリオキザール、亜二チオン酸ナトリウム、亜硫
酸水素ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、次亜リ
ン酸ナトリウム、二酸化チオ尿素、ブドウ糖、水
素化ホウ素ナトリウムなどが挙げられる。
シレートホルムアルデヒド、ナトリウムスルホキ
シレートホルムアルデヒド、亜鉛スルホキシレー
トグリオキザール、ナトリウムスルホキシレート
グリオキザール、亜二チオン酸ナトリウム、亜硫
酸水素ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、次亜リ
ン酸ナトリウム、二酸化チオ尿素、ブドウ糖、水
素化ホウ素ナトリウムなどが挙げられる。
また還元処理によつて生成された導電性微粒子
の繊維またはフイルム構造中における固着をさら
に強固にするため、場合によつては還元処理後各
種フイツクス剤にて処理することも可能である。
の繊維またはフイルム構造中における固着をさら
に強固にするため、場合によつては還元処理後各
種フイツクス剤にて処理することも可能である。
このようにセルロース系高分子材料を塩化第二
銅が存在する処理浴にて処理せしめた後、還元性
物質含有処理液などで処理してセルロース系導電
性高分子材料が得られるが、さらに好適態様とし
て塩化第二銅処理後、冷水または温水にて洗浄を
行ないその後還元処理することが望ましい。
銅が存在する処理浴にて処理せしめた後、還元性
物質含有処理液などで処理してセルロース系導電
性高分子材料が得られるが、さらに好適態様とし
て塩化第二銅処理後、冷水または温水にて洗浄を
行ないその後還元処理することが望ましい。
何故なら導電性微粒子が処理浴中、槽壁および
被処理材料表面に析出する不都合が惹起し好まし
くない場合がしばしば起こるためである。
被処理材料表面に析出する不都合が惹起し好まし
くない場合がしばしば起こるためである。
このように処理されてセルロース系導電性高分
子材料が作製される。
子材料が作製される。
得られる導電性材料は驚くべきことに10-1〜
109Ω・cmの固有抵抗値を有し優れた導電性能を
具備するものである。
109Ω・cmの固有抵抗値を有し優れた導電性能を
具備するものである。
また該材料は、良好なる力学的性質を有する。
例えば紡績、編機、起毛、染色仕上工程における
機械的、物理的処理を受けても損傷、強伸度特性
の低下、導電性の低下などを殆ど惹起するもので
はない。
例えば紡績、編機、起毛、染色仕上工程における
機械的、物理的処理を受けても損傷、強伸度特性
の低下、導電性の低下などを殆ど惹起するもので
はない。
さらに特筆すべき点は、通常の方法で容易に染
色が行なえることである。すなわち導電性材料が
直接染料、反応性染料、分散染料などで染色可能
であり、以て色効果の点で幅広い商品展開を可能
ならしめる。前記したように現在開発中のカーボ
ンブラツク含有導電性繊維では、最終物の色調は
どうしても黒色的にならざるを得ずその用途に制
約があつたが、本発明にかかる導電性高分子材料
の色調は種々の色合いにも染め分けられ、その使
用価値は大なるものがある。
色が行なえることである。すなわち導電性材料が
直接染料、反応性染料、分散染料などで染色可能
であり、以て色効果の点で幅広い商品展開を可能
ならしめる。前記したように現在開発中のカーボ
ンブラツク含有導電性繊維では、最終物の色調は
どうしても黒色的にならざるを得ずその用途に制
約があつたが、本発明にかかる導電性高分子材料
の色調は種々の色合いにも染め分けられ、その使
用価値は大なるものがある。
さらにまた本発明法が概して後加工法によるも
のであるため、種々のデニール、種々の異形断面
高分子材料の成形も容易に可能で、多種多様な商
品展開に寄与できる点も大きな特徴である。
のであるため、種々のデニール、種々の異形断面
高分子材料の成形も容易に可能で、多種多様な商
品展開に寄与できる点も大きな特徴である。
また本発明法は他に付随的なメリツトとして、
コスト安および需要に対する対応の迅速性などが
挙げられ、上記の技術的メリツトと相俟つて導電
性付与技術分野で注目すべきものであることは必
至である。
コスト安および需要に対する対応の迅速性などが
挙げられ、上記の技術的メリツトと相俟つて導電
性付与技術分野で注目すべきものであることは必
至である。
以下本発明の実施例を記載するが、本発明はか
かる実施例によつて発明の範囲を何等制限される
ものではない。
かる実施例によつて発明の範囲を何等制限される
ものではない。
また特に断わらない限り、百分率はすべて重量
基準にて表示するものとする。
基準にて表示するものとする。
また%o.w.fとは、被処理重量(例えば繊維重
量など)に対する処理物質(例えば化学薬品な
ど)の導入百分率をいう。
量など)に対する処理物質(例えば化学薬品な
ど)の導入百分率をいう。
なお実施例に記載せる高分子材料(主に繊維状
物)の導電性は、下記の測定によつて算出したも
のである。
物)の導電性は、下記の測定によつて算出したも
のである。
(1) 導電性
下記にて測定される固有抵抗値(Ω・cm)で
評価した。かかる固有抵抗値が小なる程、被測
定材料の導電効果が高いことを意味する。
評価した。かかる固有抵抗値が小なる程、被測
定材料の導電効果が高いことを意味する。
長さ5cmの糸条(紡績糸またはマルチフイラ
メント)を40%RH、20℃の雰囲気中で両端を
把持し、100Vの電圧をかけ電気抵抗Rを測定
する。
メント)を40%RH、20℃の雰囲気中で両端を
把持し、100Vの電圧をかけ電気抵抗Rを測定
する。
かかるR値より次式により固有抵抗値ρを算
出した。
出した。
ρ=R×デニール×10-5/45×比重(Ω・cm)
実施例 1
綿糸(36S)を用いて、塩化第二銅(二水塩)
45%o.w.f.、浴比1:30にて100℃×90分第一処
理し、水洗後、亜二チオン酸ナトリウム(無水)
35%o.w.f.、ぶどう糖(無水)35%o.w.f.、浴比
1:30にて、80℃×60分第二処理し、しかる後水
洗、乾燥して仕上げた。得られた綿糸の導電性は
6.2×101Ω・cmと良好であつた。
45%o.w.f.、浴比1:30にて100℃×90分第一処
理し、水洗後、亜二チオン酸ナトリウム(無水)
35%o.w.f.、ぶどう糖(無水)35%o.w.f.、浴比
1:30にて、80℃×60分第二処理し、しかる後水
洗、乾燥して仕上げた。得られた綿糸の導電性は
6.2×101Ω・cmと良好であつた。
またこれを反応性染料Sumifix Blue 2RB3%
o.w.f.、硫酸ナトリウム(無水)40g/、浴比
1:30にて常温から染色を開始し、50℃でリン酸
三ナトリウム(12水塩)10g/を加えて60分染
色した。導電性綿糸は濃青色に染色でき、その導
電性も2.8×103Ω・cmと良好で導電性の低下は余
りなかつた。
o.w.f.、硫酸ナトリウム(無水)40g/、浴比
1:30にて常温から染色を開始し、50℃でリン酸
三ナトリウム(12水塩)10g/を加えて60分染
色した。導電性綿糸は濃青色に染色でき、その導
電性も2.8×103Ω・cmと良好で導電性の低下は余
りなかつた。
比較例 1
実施例1に用いる塩化第二銅(二水塩)45%o.
w.f.に代えて、硫酸銅(五水塩)65%o.w.f.と変
更する以外は、実施例1と同一条件にて綿糸を処
理した。ところが第一処理後の繊維には硫酸銅が
吸着せず、第二処理を行なつても導電性は全く得
られなかつた。
w.f.に代えて、硫酸銅(五水塩)65%o.w.f.と変
更する以外は、実施例1と同一条件にて綿糸を処
理した。ところが第一処理後の繊維には硫酸銅が
吸着せず、第二処理を行なつても導電性は全く得
られなかつた。
比較例 2
実施例1の綿糸(36S)を用い、硫酸銅(五水
塩)50%o.w.f.、硫酸(98%品)2%o.w.f.、硫
酸ヒドロキシアミン40%o.w.f.、浴比1:30にて
100℃×90分第一処理を行ない、(いわゆる第一銅
イオン法処理)さらに亜二チオン酸ナトリウム
(無水)35%o.w.f.、ブドウ糖(無水)35%o.w.
f.、浴比1:30にて80℃×60分第二処理を行なつ
たが、導電性は全く得られなかつた。
塩)50%o.w.f.、硫酸(98%品)2%o.w.f.、硫
酸ヒドロキシアミン40%o.w.f.、浴比1:30にて
100℃×90分第一処理を行ない、(いわゆる第一銅
イオン法処理)さらに亜二チオン酸ナトリウム
(無水)35%o.w.f.、ブドウ糖(無水)35%o.w.
f.、浴比1:30にて80℃×60分第二処理を行なつ
たが、導電性は全く得られなかつた。
実施例 2
綿糸(36S)を用いて、酢酸第二銅(無水)40
%o.w.f.、塩酸(押化水素35%含有)33%o.w.f.、
浴比1:30にて95℃×90分第一処理し、水洗後、
亜二チオン酸ナトリウム(無水)40%o.w.f.、浴
比1:30にて85℃×60℃第二処理し、しかる後水
洗、乾燥して仕上げた。
%o.w.f.、塩酸(押化水素35%含有)33%o.w.f.、
浴比1:30にて95℃×90分第一処理し、水洗後、
亜二チオン酸ナトリウム(無水)40%o.w.f.、浴
比1:30にて85℃×60℃第二処理し、しかる後水
洗、乾燥して仕上げた。
得られた綿糸の導電性は8.5×103Ω・cmと良好
であつた。またこれを直接染料Sumilight Supra
Rubinol B conc.2%o.w.f.、炭酸ナトリウム
(無水)1%o.w.f.、硫酸ナトリウム(無水)15
%o.w.f.、浴比1:30にて75℃×60分染色したと
ころ、導電性綿糸は赤色に染色できた。
であつた。またこれを直接染料Sumilight Supra
Rubinol B conc.2%o.w.f.、炭酸ナトリウム
(無水)1%o.w.f.、硫酸ナトリウム(無水)15
%o.w.f.、浴比1:30にて75℃×60分染色したと
ころ、導電性綿糸は赤色に染色できた。
比較例 3
実施例2の第一処理における酢酸第二銅(無
水)40%o.w.f.および塩酸33%o.w.f.の代わりに、
(i)酢酸第二銅(無水)40%o.w.f.、塩酸用いず、
または(ii)酢酸第二銅(無水)40%o.w.f.および硫
酸(98%品)17%o.w.f.と変更する以外は、実施
例2と同一条件にて綿糸を処理した。
水)40%o.w.f.および塩酸33%o.w.f.の代わりに、
(i)酢酸第二銅(無水)40%o.w.f.、塩酸用いず、
または(ii)酢酸第二銅(無水)40%o.w.f.および硫
酸(98%品)17%o.w.f.と変更する以外は、実施
例2と同一条件にて綿糸を処理した。
ところがいずれの場合にも第一処理後の繊維に
は第二銅化合物が吸着せず、第二処理を行なつて
も導電性は全く得られなかつた。
は第二銅化合物が吸着せず、第二処理を行なつて
も導電性は全く得られなかつた。
実施例 3
実施例1で用いた綿糸に代えて(i)ビスコースレ
ーヨン糸(36S)または(ii)トリアセテートフイラ
メント(60d/20f)を用い、第一処理における温
度・時間を95℃×90分と変更する以外は、実施例
1と同一条件で第一処理および第二処理を行なつ
た。
ーヨン糸(36S)または(ii)トリアセテートフイラ
メント(60d/20f)を用い、第一処理における温
度・時間を95℃×90分と変更する以外は、実施例
1と同一条件で第一処理および第二処理を行なつ
た。
得られた繊維の導電性は(i)では4.5×106Ω・
cm、(ii)では2.4×105Ω・cmと良好であつた。
cm、(ii)では2.4×105Ω・cmと良好であつた。
実施例 4
実施例1で用いた綿糸に代えてセロハンを用
い、第一処理における温度・時間を93℃×60分と
変更する以外は、実施例1と同一条件で第一処理
および第二処理を行なつた。得られたセロハンの
導電性(幅1mm長さ5cmで測定)は8.0×105Ω・
cmと良好であつた。
い、第一処理における温度・時間を93℃×60分と
変更する以外は、実施例1と同一条件で第一処理
および第二処理を行なつた。得られたセロハンの
導電性(幅1mm長さ5cmで測定)は8.0×105Ω・
cmと良好であつた。
Claims (1)
- 1 セルロース系高分子材料を、塩化第二銅が存
在する処理浴にて加熱処理し、しかる後還元処理
することを特徴とする導電性能を有するセルロー
ス系高分子材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11556980A JPS5740501A (en) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | Production of electrically conductive material of cellulosic high polymer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11556980A JPS5740501A (en) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | Production of electrically conductive material of cellulosic high polymer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5740501A JPS5740501A (en) | 1982-03-06 |
| JPS648750B2 true JPS648750B2 (ja) | 1989-02-15 |
Family
ID=14665799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11556980A Granted JPS5740501A (en) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | Production of electrically conductive material of cellulosic high polymer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5740501A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20040170846A1 (en) * | 2000-12-05 | 2004-09-02 | Masaru Seita | Resin composite material and method of forming the same |
-
1980
- 1980-08-21 JP JP11556980A patent/JPS5740501A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5740501A (en) | 1982-03-06 |
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