JPS647549B2 - - Google Patents

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JPS647549B2
JPS647549B2 JP11643279A JP11643279A JPS647549B2 JP S647549 B2 JPS647549 B2 JP S647549B2 JP 11643279 A JP11643279 A JP 11643279A JP 11643279 A JP11643279 A JP 11643279A JP S647549 B2 JPS647549 B2 JP S647549B2
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JP
Japan
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signal
image
circuit
inspection
horizontal
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JP11643279A
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Atsushi Sako
Masahiro Kawakami
Katsuo Umetsu
Isao Watanabe
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NIPPON KEISOKU KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON KEISOKU KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by NIPPON KEISOKU KOGYO KK filed Critical NIPPON KEISOKU KOGYO KK
Priority to JP11643279A priority Critical patent/JPS5650682A/ja
Publication of JPS5650682A publication Critical patent/JPS5650682A/ja
Publication of JPS647549B2 publication Critical patent/JPS647549B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被検査物体をテレビジヨンカメラで撮
像して得た像を複数の検査領域に分割して各検査
領域毎に検査を行なう像分割式テレビジヨン映像
検査装置に関するものである。
製造ライン等において製品や材料等の異状点の
有無を検査する方法として、テレビジヨンカメラ
から得られる被検査物体の映像信号を電気的に処
理して異状点の有無を判定する種々の方法が提案
されている。この種の映像方式による物体の検査
において、被検査物体の像の全領域を検査領域と
すると、物体の像の各領域での光量変化が大きい
場合に正確な検査を行なうことができない。そこ
で被検査物体の像を複数の検査領域に分割し、各
検査領域毎に判断基準を設定して検査を行なう方
法が提案されている。この方法を用いて検査を行
なうには、コンベアやターンテーブルなどにより
順次送られてくる被検査物体の像の分割のしかた
を常に一定にする必要がある。もしも被検査物体
毎に像の分割のしかたが異なると各検査領域毎に
設定した判断の基準が役立たなくなり、正確な検
査を行なうことができない。像を分割する方法と
しては、テレビジヨンの画面の水平方向及び垂直
方向の端部を基準にして画面を複数に分割する方
法が考えられるが、この方法で被検査物体毎に像
の分割のしかたを一定の保つためには被検査物体
をカメラに対して所定の位置で正確に停止させる
必要があり、被検査物体をラインの途中で停止さ
せることができない場合にはこの方法を採用する
ことができなかつた。
本発明の目的は、被検査物体がカメラに対して
連続的に移動している場合でも被検査物体の像の
分割のしかたを常に一定に保つことができるよう
にして検査の精度を高めた像分割式テレビジヨン
映像検査装置を提供することにある。
以下図示の実施例により本発明の装置を詳細に
説明する。
第1図はテレビジヨン映像方式の検査装置にお
けるカメラの配置の一例を示したもので、同図に
おいて1は被検査物体、2は被検査物体1を水平
方向に搬送するコンベア、3は照明用面光源、4
はテレビジヨンカメラである。第1図に示した被
検査物体1はびんであり、以下このびんの傷等の
欠陥部分を特異点として検出するものとする。本
発明においては、テレビジヨンカメラ4が撮像し
た像を水平方向にn(nは2以上の整数)個の領
域に分割し、垂直方向にm(mは2以上の整数)
個の領域に分割することにより像をn×m個の検
査領域に分割する。そして各検査領域毎に固有の
判定基準を設定し、各検査領域の映像信号から抽
出した特徴部分の信号と判定基準信号とを比較す
ることにより特異点の有無(例えば傷の有無)を
判別する。またn×m個の検査領域のいずれか1
つに特異点が見出された場合には被検査物体とし
てのびんに欠陥があることを示す欠点検出信号を
出力させる。以下の説明では、第2図に示したよ
うにn=m=3として像1′を〜の9つの検
査領域に分割し、検査を行なうものとする。
第3図は各検査領域における特異点の有無を判
別する判別回路の部分と欠点検出信号の出力回路
の部分との構成例を示したブロツク図で、同図に
おいて501〜509はそれぞれ検査領域〜
に対応して設けられた第1乃至第9の判別回路で
ある。判別回路501〜509のそれぞれは、テ
レビジヨンカメラ4から得られる映像信号Saが
入力される画像処理回路6と、判定基準信号er1
〜er9を発生する基準信号発生器7と、画像処理
回路6から得られる特徴抽出信号(この例ではア
ナログ量)Sx1〜Sx9と判定基準信号er1〜er9とを
比較する欠点検出用比較器8とからなつている。
画像処理回路6は映像信号中の特異点の特徴部分
を強調して特徴部分の抽出を行なう回路で、例え
ば、映像信号と特定部分を強調する非直線回路と
フイルタ回路とを組合せて構成されるが、本発明
におてこの画像処理回路の構成は任意である。判
別回路501〜509のそれぞれの比較器8の出
力側には画像処理回路6から得られる特徴抽出信
号Sx1〜Sx9が検査領域〜について個別に設定
された判定基準信号ex1〜ex9以上のときに例えば
「1」になる検出信号Sy1〜Sy9が得られる。この
検出信号Sy1〜Sy9はそれぞれアンドゲート901
〜909の一方の入力端子に入力され、アンドゲ
ート901〜909の他方の入力端子にはそれぞ
れ後記する回路により作られる検査領域指定信号
α1〜α9が入力されている。アンド回路901〜9
09の出力はオア回路10に入力され、オア回路
10の出力側に欠点検出信号Szが出力されるよ
うになつている。
次に第4図を参照すると、第2図の検査領域
〜をそれぞれ指定する検査領域指定信号α1〜α9
を作る回路の一構成例が示してある。第4図にお
いて11は映像信号Saとスレシユホールドレベ
ル設定器12から得られるスレシユホールド電圧
etとを比較して、映像信号Saがスレシユホールド
電圧et以下になつている期間のみ「1」になる検
出信号Sbを出力する比較器である。一方映像信
号Saから分離された水平同期信号Scが第1及び
第2の時限信号発生回路13及び14に入力さ
れ、第1及び第2の時限信号発生回路13及び1
4はそれぞれ水平同期信号Scの立上りを起点に
して時間t1及びt2(>t1)の間「1」の状態を持続
する矩形波状の時限信号Sd及びSeを発生する。
これらの時限信号発生回路はモノステーブルマル
チバイブレータや、鋸歯状波を直流電圧と比較し
て矩形波を発生させる公知の回路により構成でき
る。時限信号Sd及びSeのうち幅の狭い信号Sd
インバータ15に入力されて信号dに変換され、
この信号dと信号Seとがアンド回路16に入力
されている。アンド回路16の出力端には信号Sf
=Sedが得られ、この信号Sfは比較器11か
ら得られる信号Sbとともにアンド回路17に入力
されている。アンド回路17の出力信号Sgは第3
及び第4の時限信号発生回路18及び19に入力
され、第3の時限信号発生回路18は信号Sgの立
上りを起点にして時間t3の間「1」の状態を持続
する矩形波状の時限信号Shを発生する。また第4
の時限信号発生回路19は信号gの立下りを起点
にして持続時間t4(>t3)の矩形波状時限信号Si
発生する。時限信号Shはインバータ20により
に変換され、この信号hは信号Si及びSgととも
に3入力アンド回路21に入力されている。アン
ド回路21の出力端には水平方向の検査範囲(第
2図の範囲X1)を定める信号Sjが出力される。
全く同様に、信号Sgが持続時間がt5及びt6の時限
信号をそれぞれ発生する第5及び第6の時限信号
発生回路22及び23に入力され、時限信号発生
回路22の出力はインバータ24に入力されてい
る。インバータ24の出力は時限信号発生回路2
3の出力及び信号Sgとともに3入力アンド回路2
5に入力され、アンド回路25の出力側に第2図
の領域x2の幅を定める信号Skはが出力される。
信号SjはRSフリツプフロツプ26のセツト端
子に入力され、フリツプフロツプ26のQ端子の
出力Sqが信号Skをインバータ27で否定して得た
信号kとともにアンドゲート28に入力されて
いる。フリツプフロツプ26の端子の出力Sq
信号Sjとともにアンドゲート29に入力され、フ
リツプフロツプ26のリセツト端子に信号Skの立
下りを微分回路30で微分して得たパルスが入力
されている。アンド回路28の出力側には第2図
の領域U1の幅に対応する時間幅の第1の水平分
割領域信号u1が得られ、アンド回路29の出力側
には第2図の領域U3の幅に対応する時間幅の第
3の水平分割信号u3が得られる。また信号Skがそ
のまま第2図の領域U2の幅に対応する時間幅の
第2の水平分割領域信号u2となる。第1の水平分
割領域信号u1は、検査領域〜のそれぞれに対
応させて設けたアンド回路AND1〜AND9のうち
AND1,AND4及びAND7の一方の入力端子に入
力され、第2の水平分割領域信号u2はAND2
AND5及びAND8の一方の入力端子に入力されて
いる。また第3の水平分割領域信号u3はAND3
AND6及びAND9の一方の入力端子に入力されて
いる。
垂直方向の分割領域の幅を定めるため、映像信
号から分離された垂直同期信号Vpが単安定マル
チバイブレータMM1〜MM4からなる第1乃至第
4の垂直分割領域決定用時限信号発生回路30〜
33に入力され、時限信号発生回路30〜33は
それぞれ垂直同期信号Vpの立上りを起点として
持続時間T1〜T4(T1<T2<T3<T4)の矩形波状
の時限信号V1〜V4を発生する。信号V1〜V3はそ
れぞれインバータ34〜36により反転された後
アンド回路37〜39の一方の入力端子に入力さ
れ、アンド回路37〜39の他方の入力端子には
それぞれ信号V2〜V4が入力されている。アンド
回路37,38及び39の出力側にはそれぞれ第
2図の垂直方向の分割領域W1、W2及びW3の幅
に対応した時間幅の第1乃至第3の垂直分割領域
信号W1,W2及びW3が得られる。そして第1の
垂直分割領域信号W1はAND1〜AND3の他方の
入力端子に入力され、第2の垂直分割領域信号
W2はAND4〜AND6の他方の入力端子に入力さ
れている。また第3の垂直分割領域信号W3
AND7〜AND9の他方の入力端子に入力され、
AND1〜AND9の出力端子にそれぞれ検査領域
〜を指定する検査領域指定信号α1〜α9が出力さ
れるようになつている。これらの指定信号α1〜α9
は第3図のアンドゲート901〜909にそれぞ
れ入力され、アンドゲート901〜909は指定
信号α1〜α9が入力されているときにのみ検出信号
Sy1′〜Sy9′を出力する。
上記実施例においては、第4図の比較器11、
スレシユホールドレベル設定器12、時限信号発
生回路13,14、インバータ15及びアンド回
路16,17により被検査物体の像の水平方向の
左端と右端とを示す情報を含む像端部検出信号Sg
と各水平走査毎に出力する像端部検出回路が構成
され、時限信号発生回路18,19,22,2
3、インバータ20,24,27、アンド回路2
1,25,28,29、フリツプフロツプ回路2
6及び微分回路30により水平分割領域信号u1
u3を各水平走査毎に発生する水平方向分割回路が
構成されている。また時限信号発生回路30〜3
3、インバータ34〜36、及びアンド回路37
〜39により垂直分割領域信号w1〜w3を発生す
る垂直方向分割回路が構成されている。
上記実施例において被検査物体1(本実施例で
はびん5の傷等を特異点として検出する場合に
は、特異点が例えば黒い点として現われる。テレ
ビジヨンカメラ4から得られる映像信号Saは例え
ば第5図aに示すような波形になる。この映像信
号Saは第3図に示した判別回路501〜509の
画像処理回路6により処理され、黒い点の部分を
強調した特徴抽出信号Sx1〜Sx9が得られる。これ
らの信号が判定基準信号er1〜er2以上の場合に比
較器8から欠陥部分の存在を示す状態「1」の検
出信号Sy1〜Sy9が得られる。
一方映像信号Saは第4図の比較器11によりス
レシユホールド電圧etと比較され、比較器11の
出力端には、第5図bに示すように、映像信号
Saがレベルet以下になつている期間「1」になる
検出信号Sbが得られる。被検査物体1が例えば着
色されたびんである場合のように、不透明または
半透明な場合には、被検査物体1の端縁部(エツ
ジ部)の近傍で光量の吸収が大きくなり、物体1
の端縁部以外の領域での光量は僅かな変動範囲内
にある。したがつて物体1の端縁部付近では第5
図aに符号p及びqで示したように映像信号Sa
急な落ち込みが現われ、上記のように映像信号Sa
を適当なスレシユホールドレベルetと比較して検
出信号Sbを発生させると、検出信号Sbは物体1の
像の端縁部間の幅に相当する時間幅Aの信号と、
水平同期信号Sc及びペデスタルを含む時間幅Bの
信号とが交互に現われる信号となる。本発明にお
いては、この信号Sbに含まれる2つの信号のう
ち、像の幅に相当する時間幅Aの信号のみを取出
す。そのため映像信号Saから分離した水平同期信
号Scで時限信号発生回路13及び14をトリガし
て水平同期信号Scの立上りを起点として持続時間
がt1の時限信号Sd(第5図d)及び持続時間がt2
の時限信号Se(第5図e)を発生させる。ここで
時間t1は時間幅Aの信号が立上る前に信号Sdが立
下るように比較的短く設定しておく。また時間t2
は時間幅Aの信号Sbが立下つてから次の時間幅B
の信号Sbが立上るまでの間に信号Seが立下るよう
に1回の水平走査に要する時間(水平同期信号相
互間の時間)を超えない範囲で時間t1よりも十分
長く設定しておく。信号Sdをインバータ15によ
り反転した信号dをSeとをアンド回路16に入
力してアンドをとることにより、第5図fに示す
ような持続時間t2−t1の信号Sf(=Sed)が得
られる。この信号Sfは前記信号Sbとともにアンド
回路17に入力され、アンド回路17の出力側に
像端部検出信号Sg(第5図g参照)が得られる。
この像端部検出信号Sgは、前記信号Sbに含まれる
信号のうち時間幅Aの信号に相当するものであ
り、この信号Sgの立上り及び立下りがそれぞれ被
検査物体1の像の各水平走査における左端及び右
端に対応している。
上記像端検出信号Sgは第3及び第4の時限信号
発生回路18及び19をトリガし、これにより信
号Sgの立上りを起点とした比較的短い持続時間t3
の時限信号Sh(第5図h)と、信号Sgの立下りを
起点とした長い持続時間t4の時限信号Si(第5図
i)とが得られる。ここでt3は被検査物体1の左
端から検査範囲x1の左端までの距離に相当する値
に設定し、時間t4は、信号Siが1つの水平走査期
間中に発生した信号Sgの立下りから次の水平走査
期間中に発生した信号Sgの立下りよりも所定時間
だけ前の時刻(検査範囲x1の右端)まで持続する
ように設定しておく。信号Shはインバータ20に
より反転されてhに変換された後信号Si及びSg
とともにアンド回路21に入力され、アンド回路
21の出力側に検査範囲の水平方向の幅x1に相当
した時間幅の信号Siが得られる。
尚、被検査物体1の像の左端から検査範囲x1
左端までの距離に相当する時間t3及び検査範囲x1
に右端を定める時間t4は、被検査物体1の像の端
縁における映像信号の大きなレベル変化が欠点信
号Szとして現われるのを防ぐように適当な長さに
設定する。検査の対象とする範囲x1をできるだけ
広くとる場合には、当然のことながら、像の端縁
における映像信号のレベル変化により欠点信号Sz
を出力させないようにするために必要な範囲で可
能なかぎり時間t3を短く設定し、時間t4を信号Sg
の立下りから次の水平走査期間中に発生する信号
Sgの立下りまでの時間に可能なかぎり近い長さに
設定することが好ましい。上記時間t3及びt4を設
定するに当つては先ず被検査物体1とTVカメラ
4との間の距離を定め、テレビジヨン受像機の画
面上における像の大きさを特定する。ここで被検
査物体1の輪郭形状等を考慮して、検査範囲x1
左端及び右端を像の左端及び右端からどの程度の
距離の位置に設定すべきかを定める。テレビジヨ
ン受像機の画面上における水平方向の単位長さに
相当する時間は一定であるので、像の左端及び右
端から検査範囲x1の左端及び右端までの距離を定
めれば、これらの距離から上記時間t3及びt4を求
めることが可能である。上記のように算術的に時
間t3及びt4を決定することが困難な場合には、こ
れらの時間を実験的に定めることもできる。即
ち、欠陥を有しない被検査物体1を実際にTVカ
メラ4で撮像し、上記時限信号発生回路18の時
限を零から徐々に長くしていつて、像の左端にお
ける映像信号のレベル変化が欠点信号として現わ
れなくなつたときの時限を上記時間t3とする。ま
た時限信号発生回路19に時限を信号Sgの立下り
から次の水平走査期間中に発生する信号Sgの立下
りまでの時間から徐々に短くしていつて、像の右
端における映像信号のレベル変化が欠点検出信号
として現われなくなつたときの時限を上記時間t4
とする。このようにして求めた時間t3及びt4は、
検査範囲から除かれる領域を最小にするものであ
るが、生産ラインにおいて多数の被検査物体を順
次検査する場合には、被検査物体の形状や大きさ
がある程度ばらつくことが考えられ、上記の方法
で時間t3及びt4を設定した場合被検査物体によつ
ては像の端縁のレベル変化が欠点検出信号として
現われることがある。このような場合には、上記
のようにして求めた時間t3を若干長目に調整し、
時間t4を若干短目に調整すればよい。
また上記実施例のように検査範囲x1を定める信
号Sjが得られれば、周知の方法によりこの検出範
囲の左端及び右端を受像機の画面上に線で表示で
きるので、画面を見ながら時限信号発生回路18
及び19の時限を調整して時間t3及びt4を設定す
る方法を採ることもできる。尚検査範囲x1の左端
及び右端を受像機の画面上に表示するには、例え
ば信号Sjを微分回路に通して該信号Sjに立上り及
び立下りでそれぞれ幅の狭いパルスを発生させ、
これらのパルスを映像信号と共に受像機に入力す
ればよい。
全く同様に、符号Sgの立上りで時限信号発生回
路22をトリガして被検査物体1の左端から第2
図に示す検査範囲x2の左端までの距離に相当する
時間t5の間持続する時限信号を発生させ、信号Sg
の立下りで時限信号発生回路23をトリガして或
水平走査期間中に発生した信号Sgの立下りから次
の水平走査期間中に発生する信号Sgの立下りより
も所定の時間だけ前の時刻(検査範囲x2の右端)
までの時間t6の間持続する時限信号を発生させる
ことにより、アンド回路25の出力側に検査範囲
x2を定める信号Skを得ることができる。ここで時
限信号発生回路22及び23がそれぞれ発生する
時限信号の時間幅t5及びt6は検査範囲x2を定めれ
ば、前記時間t3及びt4と同様にして求めることが
できる。
尚検査範囲x1,x2は、被検査物体の形状や模様
或いは検査内容等に応じて適宜に定め得るもので
ある。
以上のようにして得られた検査範囲x1を定める
信号Sjはフリツプフロツプ26のセツト端子に供
給されるため、フリツプフロツプ26のQ端子に
第6図eに示すように信号Sqが得られ、この信号
Sqは信号Sjが立上つてから信号Skの立上りでフリ
ツプフロツプ26がリセツトされるまで持続す
る。信号Sqは信号Skをインバータ27で否定して
得た信号kとともにアンド回路28に入力され
るため、アンド回路28の出力端には第6図gに
示すように第1の水平分割領域信号u1が得られ
る。またアンド回路29によりフリツプフロツプ
回路26の端子に得られる信号qと信号Sj
のアンドがとられて第6図iに示すように第3の
水平分割領域信号u3が得られる。また信号Skがそ
のまま第2の水平分割領域信号u2として用いられ
る。尚第6図a乃至iはその横軸のスケールを第
5図よりも拡大して示してある。
一方第7図aに示すように映像信号から分離さ
れた垂直同期信号Vpが時限信号発生回路30〜
33をトリガするため、これらの時限信号発生回
路は第7図b〜eにそれぞれ示すように垂直同期
信号の立上りを起点として持続時間がT1〜T4
時限信号V1〜V4を発生する。ここで信号V1の幅
T1は、画面の上端から第2図の鎖線(像の上端
不要部分の限界を定める線)l1までの距離に相応
するように被検査物体の像の寸法を考慮して予め
設定しておく。信号V2の幅T2は、T2−T1が第2
図の垂直方向の分割領域W1の高さに相当するよ
うに設定しておく。また信号V3の幅T3は、T3
T2が第2図の領域W2の高さに相当するように設
定し、信号V4の幅T4は、T4−T3が第2図の領域
W3の高さに相当するように設定しておく。信号
V1はインバータ34により1に変換された後信
号V2とともにアンド回路37に入力されるため、
アンド回路37の出力側には第2図の垂直方向の
分割領域W1を指定する第1の垂直分割領域信号
w1が得られる。同様にしてアンド回路38及び
39の出力側に第2及び第3の垂直分割領域信号
w2及びw3が得られる。
上記のようにして得られた第1乃至第3の水平
分割領域信号u1,u2,u3と第1乃至第3の垂直分
割領域信号w1,w2,w3とは9通りに組合されて
アンド回路AND1〜AND9によりアンドがとら
れ、アンド回路AND1〜AND9の出力端にそれぞ
れ第2図の検査領域〜を指定する第1乃至第
9の検査領域指定信号α1〜α9が得られる。これら
の指定信号は第3図のアンドゲート901〜90
9に入力されるため、アンドゲート901〜90
9は、それぞれ入力される指定信号が「1」にな
つている期間のみ特異点の存在を示す検出信号
Sy1′〜Sy9′を出力する。そしてアンドゲート90
1〜909のいずれかに検出信号が得られたとき
にオア回路10が欠点検出信号Szを出力し、被検
査物体に欠陥があることを示す。
上記の実施例では、被検査物体の像の水平方向
の左端及び右端を検出する信号Sgを基準にしてこ
の信号Sgの内側に入る検査範囲の左端及び右端を
定める信号Sjを発生させ、更にこの信号Sjを基準
にして水平分割領域信号を発生させているため、
像の端縁部が検査範囲から除かれている。このよ
うに検査範囲を設定しておくと、像の端縁部での
ノイズ的な光量変化により誤検査が生じるのを防
ぐことができる。尚、本発明においては基本的に
は像の端縁を基準にして各検査領域を定めるよう
にすればよく、像の端縁部を検査領域に含めても
差支えない場合には、上記実施例で示した信号Sj
を省略することができる。
上記実施例においては、時限信号発生回路1
8,19,22,23及び30〜33の時限を可
変にすることにより、検査領域の設定のしかたを
適宜に変更することができる。
上記実施例においては、垂直分割領域決定用時
限信号発生回路30〜33として単安定マルチバ
イブレータが用いられているが、これらの回路は
例えば鋸歯状波と直流電圧とを比較する公知の矩
形波信号発生回路により構成してもよい。
上記の実施例では、垂直方向の分割領域を決定
するのに、垂直同期信号(即ち画面の端部)を基
準にとつているが、被検査物体が水平方向に移動
する場合には、このように画像の端部を基準にと
つても何ら問題が生じない。被検査物体が上下に
変位する場合には像の上端縁及び下端縁を基準に
垂直方向の分割領域を決定する必要がある。この
場合像の上端縁及び下端縁は例えば垂直同期信号
により発生させた1フイールドの期間持続する矩
形波状時限信号と第5図に示した信号Sgとのアン
ドをとつて像の垂直方向の幅に相当する時間幅の
矩形波信号(信号Sgに相当する信号)を発生させ
ることにより検出できる。
上記の実施例では、像を水平方向と垂直方向の
双方に分割しているが、水平方向または垂直方向
のいずれか一方にのみ分割する場合には、信号
u1,u2,u3またはw1,w2,w3を検査領域指定信
号とすればよい。
以上のように、本発明によれば、被検査物体の
像の端縁を基準にしてその内側を複数の検査領域
に分割するため、被検査物体がカメラに対して連
続的に移動する場合でも被検査物体の像の分割の
しかたを常に一定に保つて、像の移行中各検査領
域の像に対する相対位置を一定に保持することが
できるので、検査精度を著しく高めることがで
き、ラインを止めることなく高精度の検査を行な
うことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は映像式検査装置におけるカメラの配置
のしかたの一例を示す斜視図、第2図は本発明に
おける像の分割のしかたの一例を示した説明図、
第3図は本発明の一実施例における判別回路と検
査結果の出力回路との構成を示すブロツク図、第
4図は本発明の一実施例の検査領域指定信号を作
る部分の回路構成を示したブロツク図、第5図a
乃至k、第6図a乃至i及び第7図a乃至hは第
4図の各部の信号波形を示した線図である。 1……被検査物体、2……コンベア、4……カ
メラ、501〜509……判別回路、901〜9
09……アンドゲート、11……比較器、12…
…スレシユホールドレベル設定器、13,14,
19,22,23,30〜33……時限信号発生
回路、16,17,21,25,28,29,3
7〜39……アンド回路、15,20,24,2
7,34〜36……インバータ、AND1〜AND9
……アンド回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被検査物体をテレビジヨンカメラで撮像して
    得た像を水平方向にn(nは2以上の整数)分割
    し垂直方向にm(mは2以上の整数)分割してn
    ×m個の検査領域に分割し、前記テレビジヨンカ
    メラから得られる映像信号を処理して特異点の有
    無を示す検出信号を出力する判別回路を前記n×
    m個の検査領域のそれぞれに対して設けてなる像
    分割式テレビジヨン映像検査装置において、前記
    映像信号から被検査物体の像の水平方向の左端と
    右端とを示す情報を含む像端部検出信号を各水平
    走査毎に出力する像端部検出回路と、前記像端部
    検出回路により検出された像の左端と右端とを基
    準にして該像を水平方向にn分割する場合の各領
    域の水平方向の幅に対応する時間幅と各領域の位
    置に対応する位相とを有する第1乃至第nの水平
    分割領域信号を各水平走査毎に発生する水平方向
    分割回路と、前記映像信号から分離された垂直同
    期信号を基準にして前記被検査物体の像を垂直方
    向にm分割する場合の各領域の垂直方向の高さに
    対応する時間幅と各領域の位置に対応する位相と
    を有する第1乃至第mの垂直分割領域信号を出力
    する垂直方向分割回路と、前記第1乃至第nの水
    平分割領域信号のそれぞれを前記第1乃至第mの
    垂直分割領域信号のそれぞれと組合せてアンドを
    とることにより各検査領域を指定する検査領域指
    定信号を発生するn×m個の指定信号発生用アン
    ド回路と、前記各検査領域指定信号が発生したと
    きに該指定信号により指定される検査領域に対応
    して設けられた前記判別回路の出力を通過させる
    ゲート回路とを具備したことを特徴とする像分割
    式テレビジヨン映像検査装置。
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