JPS64753Y2 - - Google Patents

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JPS64753Y2
JPS64753Y2 JP15624083U JP15624083U JPS64753Y2 JP S64753 Y2 JPS64753 Y2 JP S64753Y2 JP 15624083 U JP15624083 U JP 15624083U JP 15624083 U JP15624083 U JP 15624083U JP S64753 Y2 JPS64753 Y2 JP S64753Y2
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JP
Japan
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partition plate
live fish
movable partition
space
movable
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JP15624083U
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JPS6064058U (ja
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は活魚運搬用かごの改良に関するもの
で、たい、しまあじ、いしだい、ふぐ、はまち、
ちぬなどを大量に、かつ衰弱又は死滅することな
く完全に水槽中に入れて運搬する活魚運搬用かご
に関するものである。
活魚料理は鮮度が良い高級料理として都市部で
賞用されていることは周知のとおりである。とこ
ろで、一般に活魚の生産地は都市の消費地から遠
隔地であるから、水槽中に活魚運搬用かごを沈め
て酸素を供給しながらトラツク等で運搬しなけれ
ばならない。従来は、古くから用いられていると
ろ箱や真珠養殖かごなどに仕切りをつけて、その
空間に一匹宛頭と尾を逆にして交互に活魚を入れ
るようにしていた。この際、限られた空間にでき
るだけ多くの活魚を入れるために空間の形状を三
角形状又は台形状にして頭の方を幅広くし、尾の
方を幅狭くしたものが用いられている。
しかしながら、活魚の大小に正しく適合させる
空間にすることは困難で、通常各仕切板は固定式
になつており、やや小さい活魚を入れたときは、
動く自由度が大なため活魚が逆向きになり、狭い
方に頭を向けることになる。そして、魚の習性と
して頭を狭い方へ突き進める結果、えら(鰓)を
両側から圧迫し、えら呼吸が困難となつて、魚は
死に至るのである。
本考案はこのような欠点を解消し、しかも、従
来より多量に運搬可能な活魚運搬用かごであつ
て、その構造上の特徴は、仕切板のすべてを固定
せずに、仕切板を固定仕切板と可動仕切板との交
互配置にして空間形成の自由度を大きくしたこと
にある。すなわち、とろ箱形状の方形かご本体に
対して活魚を隔離して入れる空間を仕切板にて形
成してなるかごにおいて、該仕切板を固定仕切板
7と可動仕切板8との交互配置とし、可動仕切板
8の中間部を軸として水平面内で揺動するように
可動仕切板の中間下部を底面ネツト4に取付け、
該可動仕切板8により固定仕切板7,7間の空間
9,10が上方からみて矩形状、台形状又は三角
形状空間を任意に可動形成するようにしてなるこ
とを特徴とする活魚運搬用かごである。特に、こ
の可動仕切板は板の中央下部でかごの底面に一個
所で止め、この係止部を軸として左右に揺動する
ようにして一つの長方形空間を二つの長方形から
台形、三角形にまで自由に変換しうるようにした
ものである。
以下、図面によつて本考案の活魚運搬用かごを
詳細に説明する。
第1図〜第4図は活魚運搬用かごの一例を示す
図で、第1図は平面図、第2図は正面図、第3図
は側面図、第4図は第1図A−A断面図、第5図
は同B−B断面図である。第6図は可動仕切板部
分の斜視図である。第7図〜第9図は活魚を入れ
た際の可動仕切板の状態を示すかごの部分平面図
である。
これらの図から明らかなように、活魚運搬用か
ごは方形、この場合は長方形の上枠1と下枠2
と、そして左右の側板3,3とで薄形長方形のフ
レームを形成し、底面及び前後面には金網芯を厚
い樹脂コート層で被覆した樹脂被覆金網でもつて
底面ネツト4、及び前後面ネツト5,5を張り巡
らせてかご本体を形成する。金網は目の大きさが
約20×20mm程度で目が大きいから、水の連通には
無負荷であり、かつ樹脂で被覆してあるから、活
魚の肌に傷を付けるようなことはない。
このようなとろ箱状のかごに対して第1図に示
すような複数枚の固定仕切板7と可動仕切板8と
を交互に配置して活魚を隔離して入れる空間9,
10をそれぞれ固定仕切板7間に形成する。
固定仕切板7はやや硬質の合成樹脂板で前後面
ネツト5,5及び底面ネツト4に対してひも又は
針金11でくくりつけてかごに固定する。可動仕
切板8も固定仕切板7同様にやや硬質の合成樹脂
板が使用され、その中央下縁に第6図に示すよう
な倒伏防止のリング状脚12を設け、その中心部
一個所をひも又は針金11で底面ネツト4にくく
りつける。
可動仕切板8の取付例は以上のようであるの
で、2枚の固定仕切板7,7間で左右に揺動し、
固定仕切板7と平行の位置から台形、三角形まで
自由に変化する。したがつて、活魚の種類や大き
さにより可動仕切板8を最適の位置へもつていけ
るので、活魚に無理がかからず、死亡率を低下さ
せると共に、より多くの活魚を入れることがで
き、運搬効率が上る。例えば、第7図のように空
間9,10を台形状にして大形のたい13などを
交互に頭尾を逆にして空間9,10に入れたり、
第8図のように三角形空間にして頭の大きいフグ
14などを入れたり、あるいは第9図のように平
行の矩形状空間にして小形のたいをそれぞれ頭尾
逆に2匹宛入れたりする自由度の高い空間形成が
可能となる。また、可動仕切板をやや短くする
と、回転角度が大きくなり、台形空間の幅が広い
ものとなり、ふぐやはまちの運搬に適するものと
なる。
そして、活魚の動きに応じて可動仕切板8が揺
動するので水掻きの作用をし、水槽内の水が十分
に撹拌され酸素不足を解消するのである。更に前
述のように、仮りに活魚が空間内で逆転して幅の
狭い方に頭を向けたとしても、可動仕切板が自由
に動くので魚のえらを圧迫することがなく、酸素
の十分な供給と相俟つて活魚の死亡率を著しく低
下させる効果が得られたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は活魚運搬用かごの一例を示す
図で、第1図は平面図、第2図は正面図、第3図
は側面図、第4図は第1図A−A断面図、第5図
は同B−B断面図である。第6図は可動仕切板部
分の斜視図である。第7図〜第9図は活魚を入れ
た際の可動仕切板の状態を示すかごの部分平面図
である。 4……底面ネツト、5……前後面ネツト、7…
…固定仕切板、8……可動仕切板、9,10……
空間、11……ひも又は針金、12……リング状
脚、13……大形たい、14……フグ、15……
小形たい。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. とろ箱形状の方形かご本体に対して活魚を隔離
    して入れる空間を仕切板にて形成してなるかごに
    おいて、該仕切板を固定仕切板7と可動仕切板8
    との交互配置とし、可動仕切板8の中間部を軸と
    して水平面内で揺動するように可動仕切板の中間
    下部を底面ネツト4に取付け、該可動仕切板8に
    より固定仕切板7,7間の空間9,10が上方か
    らみて矩形状、台形状又は三角形状空間を任意に
    可動形成するようにしてなることを特徴とする活
    魚運搬用かご。
JP15624083U 1983-10-08 1983-10-08 活魚運搬用かご Granted JPS6064058U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15624083U JPS6064058U (ja) 1983-10-08 1983-10-08 活魚運搬用かご

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15624083U JPS6064058U (ja) 1983-10-08 1983-10-08 活魚運搬用かご

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Publication Number Publication Date
JPS6064058U JPS6064058U (ja) 1985-05-07
JPS64753Y2 true JPS64753Y2 (ja) 1989-01-10

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ID=30344816

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JP15624083U Granted JPS6064058U (ja) 1983-10-08 1983-10-08 活魚運搬用かご

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JP (1) JPS6064058U (ja)

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JPS6064058U (ja) 1985-05-07

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