JPS647113Y2 - - Google Patents

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JPS647113Y2
JPS647113Y2 JP7979681U JP7979681U JPS647113Y2 JP S647113 Y2 JPS647113 Y2 JP S647113Y2 JP 7979681 U JP7979681 U JP 7979681U JP 7979681 U JP7979681 U JP 7979681U JP S647113 Y2 JPS647113 Y2 JP S647113Y2
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JP
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hinge member
hinge
truck
mounting structure
bulge
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JP7979681U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、トラツク等のあおり取り付け構造
の改良に係るものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種あおりは、考案者のさきの考案に
係る実公昭63−30619号公報に記載されかつその
概要を第16図に示すように、丁番aを一体に形
成した専用のロアレールbを必要とするものであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
そのため、このような専用のロアレールがない
通常のあおりがストツクされている業者や車主の
仕様の変更があつた場合には、丁番部を一体的に
形成したあおりを容易に提供できない事態が生じ
ていた。
〔課題を解決するための手段〕
ここにおいてこの考案は、ピンを貫挿する通し
孔を有する膨出部の上部に連結部を介して水平な
取り付け部を有する長尺の丁番部材の前記膨出部
を適宜間隔をおいて切り欠き、あおり本体を構成
するロアレールが荷台側面に開口を有し、このロ
アレールの底板下面に前記丁番部材を前記取り付
け部にてボルト・ナツトをもつて固定するととも
に、荷台の床枠に装着される通し孔を有するブラ
ケツトを前記膨出部の切り欠き内に介在させ、こ
れら膨出部とブラケツトの通し孔に長尺のピンを
貫挿して成るトラツク等のあおり取り付け構造を
提案するものである。
〔作用〕
すなわちこの考案はあおり本体の下端部を構成
するロアレールの側面に形成した開口を利用し
て、このロアレールの底板下面にボルト・ナツト
をもつて丁番部材に固定し、この丁番部材と荷台
側のブラケツトに設けた通し孔内に長尺のピンを
貫挿することにより、あおり本体の取り付けを行
なうものである。
〔実施例〕
以下にこの考案の実施例を第1図ないし第15
図に基づいて説明する。
第1図及び第2図はこの考案の取り付け構造の
第一実施例を示すもので、図中1はあおり本体で
あつて、複数のアルミニウム製の中空押出形材で
形成されるレール材を積層して成り、その最下端
のロアレール1′の下端に長尺の丁番部材2が固
定され、丁番部材2に設けられた切り欠き2′内
に、荷台3の床枠3′に装着されるブラケツト4
が介在されており、そしてこれら丁番部材2とブ
ラケツト4とに長尺のピン5が貫挿されて、あお
り本体1が回動可能に枢支されている。この場合
前記丁番部材2は、第3図に示すように、前記ピ
ン5を貫挿する通し孔2aを有する膨出部2b
と、前記あおり本体1の底板1aに固定される水
平状の取り付け部2cと、これら膨出部2bと取
り付け部2cとを連結する連結部2dとから成る
アルミニウム製押出形材で形成され、かつ前記膨
出部2bには適宜間隔をおいて前記ブラケツト4
を介在するための切り欠き2′が設けられており、
また前記取り付け部2cの上面における両側部に
は排水用凹溝6,6が長手通しに形成され、透孔
2c′を設けた取り付け部2cの下面にはこの取り
付け部2cと前記ロアレール1′の底板1aとを
固定するボルト7の頭部7aを嵌装する凹条8が
形成されている。また、前記ブラケツト4は、第
4図に示すように、前記丁番部材2の膨出部2b
の外方側輪部とほぼ等しい先端が円弧状の膨出部
4aにピン5を貫挿する通し孔4bを設け、かつ
膨出部4aの基端側には取り付け孔4c,4c…
を有する垂直取り付部4dが形成されており、第
2図に示すように、荷台3の床枠3′の外側面に
取り付けボルト9によつて垂直取り付け部4dが
固定されて、このブラケツト4が床枠3′に装着
されるようになつている。
上記のように構成される丁番部材2及びブラケ
ツト4を用いてロアレール1′を取り付けるには、
まず、ロアレール1′の側面に形成した開口1b
を閉塞する蓋板1cを外しておいてロアレール
1′の底板1aに丁番部材2の取り付け部2cを
当接し、丁番部材側から取り付け部2cに設けた
透孔2c′及びロアレール1′に設けた取り付け孔
1dを貫通するボルト7をロアレール側のナツト
7′にねじ結合して、ロアレール1′の下端面に丁
番部材1を固定する。次にあおり本体1を荷台3
に取り付けるに当つて、予め荷台3の床枠3′に
ボルト9によつて装着されたブラケツト4,…を
丁番部材2に設けた切り欠き2′,…内に介在さ
せ、そして、側方から長尺のピン5を丁番部材2
の膨出部2bとブラケツト4の膨出部4aに設け
た通し孔2a及び4b内に貫挿して、ロアレール
1′を回動可能に枢支するのである。なおこの場
合、ピン5が側方へ抜け出るおそれがあるので、
第5図に示すように、丁番部材2の端部の通し孔
2a内にフランジ付きの例えばアルミニウム鋳物
製蓋板10aあるいはゴム製の円柱状栓体10b
を圧入あるいは接着するか、あるいは第6図に示
すようなL字状塞ぎ板10cを床枠3′に固定し
て通し孔2aの開口端を閉塞する必要がある。ま
た、ロアレール1′の外側下端に水切り突片1e
を設けておけば、ロアレール1′と丁番部材2と
の連結作業時の位置決めとそれらの連結部間に侵
入する雨水等を阻止することができる。勿論、水
切り突片1eは必ずしも設ける必要はない。
第7図ないし第11図は丁番部材2の変形例を
示すもので、第7図は丁番部材2の膨出部2bの
外側下端に下方に向つて突出する水切り突片11
を形成して、雨水が荷台側へ侵入するのを阻止す
るようにした場合、第8図及び第9図はそれぞれ
あおり本体1と丁番部材2との係合を確実にする
とともに、両者間に侵入した雨水を安全に外方へ
排出できるように考慮した場合、すなわち第8図
は丁番部材2の取り付け部2cの上面に凹条1
2,12を形成し、この凹条12,12内にあお
り本体1の下端面から突設された凸条13,13
を排水用空間14,14を残して嵌入した場合、
第9図は逆に丁番部材2の取り付け部上面に凸条
13′,13′を形成し、この凸条13′,13′を
それぞれあおり本体1の下面に設けた凹条12′,
12′内に排水用空間14,14を残して嵌入し
た場合である。また第10図及び第11図はあお
り本体1と丁番部材2の連結部の水密性を考慮し
た場合であつて、第10図は丁番部材2の取り付
け部2cの上面における中間部の広い範囲にわた
つて凹条15を形成し、この凹条15内にその先
端があおり本体1の下端面に当接しうるシート状
のゴムパツキング16を嵌装した場合、第11図
は丁番部材2の取り付部2cの上面における外側
方に凹条15′を形成し、この凹条15′内に第1
2図a,bに示すような中空状パツキング16a
あるいはリブ状パツキング16bを嵌装して同様
の効果を持たせた場合である。
なお、上記実施例では丁番部材2の膨出部2b
及び連結部2dがあおり本体1の外側面とほぼ同
一面状に位置する場合を示しているが、必ずしも
この形態に限定されるものではなく、例えば第1
3図に示すように、あおり本体1の中間部より内
方側に丁番部材2を固定してもよく、あるいは第
14図に示すように、丁番部材2を表裏変換して
連結部2dを荷台側に位置させてもよく、あるい
は第15図に示すように、あおり本体1及び丁番
部材2の取り付け部2cを荷台3の床枠3′上に
載置させるように取り付けることもできる。なお
この場合第13図に示す実施例においては、丁番
部材2の連結部2dのあおり本体1の水切り突片
1bと当接する箇所に排水用凹溝6′を形成する
ことができ、また第14図に示す実施例において
は、ブラケツト4の床枠3′への固定手段として
は溶接が好ましい。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、この考案のあおり取り
付け構造によれば、専用のロアレールがない通常
のあおりに対しても丁番部をその下端に形成で
き、小さな丁番部材ゆえ切り欠き加工も容易にな
り、かつ少ない切欠部及びブラケツトであおりを
枢支できるため、部材の削減が図れるとともに、
孔明け加工等の手間が省け、しかも、丁番部材は
あおり本体の全域にわたつて一体的に固定される
ので、使用頻度の激しいあおりにおいても十分対
応できる強度を有することができる。また荷台の
巾やあおりの重量に応じて必要な丁番部材を選択
することができ、あおり本体から外方、特に下方
に突出する部分がないため、接触や巻込み事故を
生じにくく、安全であり、更にはあおり本体を荷
台の外方に取り付けることができるので、荷台容
積の増大を図れ、かつ外観も良好にすることもで
きるなどの優れた効果が得られ、その利用価値は
顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のあおり取り付け構造の一例
を示す要部正面図、第2図は第1図の−線に
沿う断面図、第3図はこの考案における丁番部材
の一例を示す斜視図、第4図はこの考案における
ブラケツトの斜視図、第5図は取り付け部の端部
処理を示す斜視図、第6図は端部処理用の塞ぎ材
の別の実施例を示す斜視図、第7図ないし第11
図はそれぞれこの考案における丁番部材の別の実
施例を示す断面図、第12図a,bはこの考案に
おけるパツキングの別の実施例を示す断面図、第
13図ないし第15図はそれぞれこの考案の別の
取り付け態様を示す断面図で、第16図は従来の
あおり取り付け構造を示す斜視図である。 図において、1……あおり本体、1′……ロア
レール、1a……底板、1b……開口、2……丁
番部材、2′……切り欠き、2a……通し孔、2
b……膨出部材、2c……取り付け部、2c′……
透孔、2d……連結部、3……荷台、3′……床
枠、4……ブラケツト、4b……通し孔、5……
ピン、6……排水用凹溝、7……ボルト、7a…
…頭部、7′……ナツト、8……凹条、11……
水切り突片、12,12′……凹条、13,1
3′……凸条、14……排水用空間、15,1
5′……凹条、16,16a,16b……パツキ
ングである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ピンを貫通する通し孔を有する膨出部の上部
    に連結部を介して水平な取り付け部を有する長
    尺の丁番部材の前記膨出部を適宜間隔をおいて
    切り欠き、あおり本体を構成するロアレールが
    荷台側面に開口を有し、このロアレールの底板
    下面に前記丁番部材を前記取り付け部にてボル
    ト・ナツトをもつて固定するとともに、荷台の
    床枠に装着される通し孔を有するブラケツトを
    前記膨出部の切り欠き内に介在させ、これら膨
    出部とブラケツトの通し孔に長尺のピンを貫挿
    して成るトラツク等のあおり取り付け構造。 2 前記丁番部材の取り付部上面に排水用凹溝を
    長手通しに形成して成る実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のトラツク等のあおり取り付け構
    造。 3 前記丁番部材の取り付け部下面に、取り付部
    とあおり本体とを固定するボルトの頭部を嵌装
    する凹条を形成して成る実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のトラツク等のあおり取り付け構
    造。 4 前記丁番部材の膨出部の外側下端に下向きの
    水切り突片を突設して成る実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のトラツク等のあおり取り付け
    構造。 5 前記丁番部材の取り付け部上面に凹条を形成
    し、あおり本体の下端面にはこの凹条に嵌入す
    る凸条を設けて成る実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のトラツク等のあおり取り付け構造。 6 前記丁番部材の取り付け部上面に凸条を形成
    し、あおり本体の下端面にはこの凸条を嵌入す
    る凹条を設けて成る実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のトラツク等のあおり取り付け構造。 7 前記丁番部材の取り付け部上面に凹条を設
    け、この凹条内にその先端があおり本体の下端
    面に弾性的に接するパツキングを嵌装して成る
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のトラツク
    等のあおり取り付け構造。
JP7979681U 1981-05-30 1981-05-30 Expired JPS647113Y2 (ja)

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JPS57191680U JPS57191680U (ja) 1982-12-04
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JPH0646779Y2 (ja) * 1990-04-16 1994-11-30 日本フルハーフ株式会社 貨物自動車の煽用蝶番の構造

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