JPS647030Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS647030Y2 JPS647030Y2 JP1982198318U JP19831882U JPS647030Y2 JP S647030 Y2 JPS647030 Y2 JP S647030Y2 JP 1982198318 U JP1982198318 U JP 1982198318U JP 19831882 U JP19831882 U JP 19831882U JP S647030 Y2 JPS647030 Y2 JP S647030Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- nozzle
- core wire
- welding rod
- coating nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 59
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 53
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 15
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 15
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、心線に被覆剤を塗装して被覆溶接棒
を製造する塗装機の塗装ノズルに関する。
を製造する塗装機の塗装ノズルに関する。
被複溶接棒は、所定の径および長さの鋼心線を
被覆剤塗装機へ供給し、一方、該塗装機へは流動
性を持たせた被覆剤(フラツクス)を装填しかつ
ピストンで圧入して、該塗装機の塗装ノズルより
全周に被覆剤を被着された心線つまり被覆溶接棒
を吐出させ、端部処理、及び乾燥等して製品にさ
れる。第1図はかゝる塗装機のダイヘツド部を示
す。この図で10はダイヘツドホルダー、12は
鋼あるいはセラミツクで作られるフラツクス案内
部材、14はセラミツク製、超硬合金製等の塗装
ノズル、16はノズルホルダー、18はノズルホ
ルダーケース、20はスラストベアリング22を
介してこれらをホルダー10へ取付ける袋ナツト
である。19は取付け用のボルト孔を示す。また
24は心線の案内管で、心線は入側26より高速
送給され、案内管24内を通つて塗装ノズル14
に至り、その中央開口部を通つて矢印F方向へ吐
出される。流動性を与えられた被覆剤は部材12
の開口部28側から圧入され、塗装ノズル14の
開口から吐出するが、この際、塗装ノズルの開口
の中央には心線があるので該心線に密着し、かつ
それと同心の円筒に成形される。こうして被覆剤
塗装心線が製造される。
被覆剤塗装機へ供給し、一方、該塗装機へは流動
性を持たせた被覆剤(フラツクス)を装填しかつ
ピストンで圧入して、該塗装機の塗装ノズルより
全周に被覆剤を被着された心線つまり被覆溶接棒
を吐出させ、端部処理、及び乾燥等して製品にさ
れる。第1図はかゝる塗装機のダイヘツド部を示
す。この図で10はダイヘツドホルダー、12は
鋼あるいはセラミツクで作られるフラツクス案内
部材、14はセラミツク製、超硬合金製等の塗装
ノズル、16はノズルホルダー、18はノズルホ
ルダーケース、20はスラストベアリング22を
介してこれらをホルダー10へ取付ける袋ナツト
である。19は取付け用のボルト孔を示す。また
24は心線の案内管で、心線は入側26より高速
送給され、案内管24内を通つて塗装ノズル14
に至り、その中央開口部を通つて矢印F方向へ吐
出される。流動性を与えられた被覆剤は部材12
の開口部28側から圧入され、塗装ノズル14の
開口から吐出するが、この際、塗装ノズルの開口
の中央には心線があるので該心線に密着し、かつ
それと同心の円筒に成形される。こうして被覆剤
塗装心線が製造される。
ところで生産能力を大にするために塗装ノズル
を通る心線および被覆剤は相当な高速にされ、こ
のため塗装ノズル14の出側には飛び散つた被覆
剤が雲のように漂つている。そして該被覆剤の一
部は第2図に示すように塗装ノズル14の出側端
面に被着して次第に成長し、やがて被覆溶接棒3
0の周囲にリング状に被着して持ち去られる。3
4は塗装ノズル出側端面に被着した被覆剤を、ま
た36は被覆溶接棒に被着して持ち去られる被覆
剤リングを示す。なお32は心線、38は流動性
を与えられた被覆剤である。溶接棒30に被覆剤
リング36が被着するとこの被覆剤はその大部分
が乾燥工程等を経てそのまゝ固着して外観を悪化
させ、商品価値を落す。
を通る心線および被覆剤は相当な高速にされ、こ
のため塗装ノズル14の出側には飛び散つた被覆
剤が雲のように漂つている。そして該被覆剤の一
部は第2図に示すように塗装ノズル14の出側端
面に被着して次第に成長し、やがて被覆溶接棒3
0の周囲にリング状に被着して持ち去られる。3
4は塗装ノズル出側端面に被着した被覆剤を、ま
た36は被覆溶接棒に被着して持ち去られる被覆
剤リングを示す。なお32は心線、38は流動性
を与えられた被覆剤である。溶接棒30に被覆剤
リング36が被着するとこの被覆剤はその大部分
が乾燥工程等を経てそのまゝ固着して外観を悪化
させ、商品価値を落す。
本考案はかゝる点を改善しようとするものであ
る。被覆剤リング36が溶接棒に被着するのは勿
論塗装ノズル端面に被覆剤34が被着、成長する
からであり、この被覆剤34の被着、成長を阻止
しようとして塗装ノズル形状を工夫した所、第3
図a、その要部拡大図bに示す形状にして良好な
結果を得た。即ち塗装ノズル14の出側端面に環
状突起部40を設け、この突起部を角度θが30゜
以下の鋭角状環状突起にしたところ、被覆剤34
はこの突起部には殆んど被着せず、被着したとし
てもそれが大きく成長する前に図示の如く飛散し
てしまう。従つて被覆溶接棒30に被覆剤リング
36が取付くことはない。
る。被覆剤リング36が溶接棒に被着するのは勿
論塗装ノズル端面に被覆剤34が被着、成長する
からであり、この被覆剤34の被着、成長を阻止
しようとして塗装ノズル形状を工夫した所、第3
図a、その要部拡大図bに示す形状にして良好な
結果を得た。即ち塗装ノズル14の出側端面に環
状突起部40を設け、この突起部を角度θが30゜
以下の鋭角状環状突起にしたところ、被覆剤34
はこの突起部には殆んど被着せず、被着したとし
てもそれが大きく成長する前に図示の如く飛散し
てしまう。従つて被覆溶接棒30に被覆剤リング
36が取付くことはない。
この第3図に示す具体例の塗装ノズルの出側部
は断面をU字形状に形成して強度を高くしてい
る。すなわち塗装ノズル口を高速で摺動通過する
被覆剤は比較的硬度が大でかつ高圧状態であるの
で、鋭角状突起部40が破損しやすくなることか
ら、出側部をU字形状の断面にして構造的に強く
している。なお角度θは図示のように被覆溶接棒
30に接する突起部々分の表面に対する接線と被
覆溶接棒30とのなす角である。また断面U字状
とは、ノズル出側部の中央開口から周辺までの表
面形状をいう。
は断面をU字形状に形成して強度を高くしてい
る。すなわち塗装ノズル口を高速で摺動通過する
被覆剤は比較的硬度が大でかつ高圧状態であるの
で、鋭角状突起部40が破損しやすくなることか
ら、出側部をU字形状の断面にして構造的に強く
している。なお角度θは図示のように被覆溶接棒
30に接する突起部々分の表面に対する接線と被
覆溶接棒30とのなす角である。また断面U字状
とは、ノズル出側部の中央開口から周辺までの表
面形状をいう。
第4図は塗装ノズルの突起部の角度θを変えて
塗装した際の被覆溶接棒への被覆剤の被着(1000
本当りの被覆剤リング被着本数)を調べた図であ
る。該図から明らかなように角度θが小さくなる
に従つて不良本数は減少し、θが30゜以下で皆無
となる。従つて本考案においては突起部θを30゜
以下に選定した。
塗装した際の被覆溶接棒への被覆剤の被着(1000
本当りの被覆剤リング被着本数)を調べた図であ
る。該図から明らかなように角度θが小さくなる
に従つて不良本数は減少し、θが30゜以下で皆無
となる。従つて本考案においては突起部θを30゜
以下に選定した。
第5図は環状突起部の他の形状例であり、塗装
ノズルの出側部の断面を単純な鋭角状にした環状
突起部の例である。
ノズルの出側部の断面を単純な鋭角状にした環状
突起部の例である。
以上説明したように本考案によれば、塗装ノズ
ルの被覆溶接棒出側端面に環状突起部を設けると
いう簡単な手段で被覆溶接棒に被覆剤リングが被
着して外観を損ねるという問題を解決でき、甚だ
有効である。
ルの被覆溶接棒出側端面に環状突起部を設けると
いう簡単な手段で被覆溶接棒に被覆剤リングが被
着して外観を損ねるという問題を解決でき、甚だ
有効である。
第1図は塗装機ダイヘツドの構造を示す断面
図、第2図は塗装ノズル部で生じる問題を説明す
る図、第3図aは本考案の具体励を示す断面図、
同bはaの要部拡大図、第4図は角度θと不良本
数の関係図、第5図は本考案の他の具体例を示す
図である。 図面で30は被覆溶接棒、32は心線、38は
流動性を与えられた被覆剤、14は塗装ノズル、
40は鋭角状の環状突起部である。
図、第2図は塗装ノズル部で生じる問題を説明す
る図、第3図aは本考案の具体励を示す断面図、
同bはaの要部拡大図、第4図は角度θと不良本
数の関係図、第5図は本考案の他の具体例を示す
図である。 図面で30は被覆溶接棒、32は心線、38は
流動性を与えられた被覆剤、14は塗装ノズル、
40は鋭角状の環状突起部である。
Claims (1)
- 被覆溶接棒の心線を開口部に通し、流動性を与
えられた被覆剤を該心線の周囲に被着させる被覆
剤塗装機の塗装ノズルにおいて、該塗装ノズルの
出側部が30゜以下の鋭角状環状突起部であること
を特徴とする被覆剤塗装機の塗装ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19831882U JPS59102288U (ja) | 1982-12-25 | 1982-12-25 | 被覆剤塗装機の塗装ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19831882U JPS59102288U (ja) | 1982-12-25 | 1982-12-25 | 被覆剤塗装機の塗装ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59102288U JPS59102288U (ja) | 1984-07-10 |
JPS647030Y2 true JPS647030Y2 (ja) | 1989-02-23 |
Family
ID=30423882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19831882U Granted JPS59102288U (ja) | 1982-12-25 | 1982-12-25 | 被覆剤塗装機の塗装ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59102288U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5331984B2 (ja) * | 2006-12-19 | 2013-10-30 | 日立電線株式会社 | 塗料塗布装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5828789B2 (ja) * | 1972-08-23 | 1983-06-17 | ウエスタ−ン エレクトリツク カムパニ− インコ−ポレ−テツド | デイジタルデ−タソウチ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5828789U (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-24 | 川崎製鉄株式会社 | 被覆ア−ク溶接棒の塗装ダイス |
-
1982
- 1982-12-25 JP JP19831882U patent/JPS59102288U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5828789B2 (ja) * | 1972-08-23 | 1983-06-17 | ウエスタ−ン エレクトリツク カムパニ− インコ−ポレ−テツド | デイジタルデ−タソウチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59102288U (ja) | 1984-07-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2367286A (en) | Abrasive article | |
JPS57156066A (en) | Method and device for coating | |
EP0808663A3 (de) | Elektrostatische Sprühvorrichtung | |
CA1286492C (en) | Spray head of a rotary type electrostatic spray painting device | |
DE2702035A1 (de) | Verschleissfestes laufrad, insbesondere fuer die anwendung als zerstaeuberrad zum zerstaeuben von aufschlaemmungen stark schleissender materialien oder als laeufer in einem ruehrwerk oder einer pumpe vom zentrifugaltyp | |
JPS647030Y2 (ja) | ||
GB1214205A (en) | Composite reinforced plastics pipe | |
JPS6222312Y2 (ja) | ||
CA2096940A1 (en) | Gas particle formation | |
US4040466A (en) | Investment shell molding process | |
NZ213924A (en) | Atomiser wheel for spray-drying apparatus | |
US3864815A (en) | Method of making a lined die casting by employing a transplant coating | |
US6732632B1 (en) | Lost mould for producing a cylindrical bushing sleeve | |
JPH11500677A (ja) | 予防用具の製造 | |
JP2788919B2 (ja) | 金属粉の製造方法及び装置 | |
US4440806A (en) | Rainfall sander | |
JP2993029B2 (ja) | 金属粉末の製造方法 | |
SU1183299A1 (ru) | Способ нанесения покрытий на внутреннюю поверхность длинномерных изделий | |
JPS641010Y2 (ja) | ||
JPS57156155A (en) | Grinding method | |
CN221832591U (zh) | 静电喷涂旋碟及静电喷涂设备 | |
US5333536A (en) | Piston and method of manufacture | |
JP2735841B2 (ja) | 繊維で強化した金属からなる円筒体の製造方法 | |
JPH0326940Y2 (ja) | ||
US3234600A (en) | Preparing a liner material of ablation resistance |