JPS646936Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS646936Y2 JPS646936Y2 JP1982173568U JP17356882U JPS646936Y2 JP S646936 Y2 JPS646936 Y2 JP S646936Y2 JP 1982173568 U JP1982173568 U JP 1982173568U JP 17356882 U JP17356882 U JP 17356882U JP S646936 Y2 JPS646936 Y2 JP S646936Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- ultrasonic
- supply pipe
- liquid supply
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 27
- 238000000889 atomisation Methods 0.000 claims description 11
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、灯油バーナー等において灯油等の液
体を霧化するための超音波霧化器に関する。
体を霧化するための超音波霧化器に関する。
ホーンを用いたこの種の超音波霧化器として
は、先に本考案者が提案した第1図に示す構造の
ものがあつた。この図において、超音波振動体1
は、大端面とその軸上に小端面を持つ振幅拡大用
のホーン2を用い、大端面にベンデイングモード
(曲がり振動モード)で振動する圧電振動子3を
接着し、小端面にホーン2で同材質の円板状の共
振板4を一体に形成したものである。なお、支持
体5は超音波振動体1を弾性的に支持するもので
ある。ここで、超音波振動体1は、圧電振動子3
をベンデイング(曲り振動)させ、この振動を拡
大して共振板4に逆相のベンデイングを行わせ、
かつ前記共振板4の周波数が当該超音波振動体系
全体の共振周波数となる如く動作するものであ
る。前記共振板4は、その厚み、径、及びホーン
2のテーパー面との接合部径により主な共振周波
数が決定される。
は、先に本考案者が提案した第1図に示す構造の
ものがあつた。この図において、超音波振動体1
は、大端面とその軸上に小端面を持つ振幅拡大用
のホーン2を用い、大端面にベンデイングモード
(曲がり振動モード)で振動する圧電振動子3を
接着し、小端面にホーン2で同材質の円板状の共
振板4を一体に形成したものである。なお、支持
体5は超音波振動体1を弾性的に支持するもので
ある。ここで、超音波振動体1は、圧電振動子3
をベンデイング(曲り振動)させ、この振動を拡
大して共振板4に逆相のベンデイングを行わせ、
かつ前記共振板4の周波数が当該超音波振動体系
全体の共振周波数となる如く動作するものであ
る。前記共振板4は、その厚み、径、及びホーン
2のテーパー面との接合部径により主な共振周波
数が決定される。
このような超音波振動体1に対し、第1図及び
第2図の如く、液供給管6より霧化すべき液体が
共振板4の作用面(霧化面)7に供給され、ここ
で霧化された液体の霧化粒子を空気流に混合する
ようにしている。
第2図の如く、液供給管6より霧化すべき液体が
共振板4の作用面(霧化面)7に供給され、ここ
で霧化された液体の霧化粒子を空気流に混合する
ようにしている。
しかし、第1図及び第2図の従来の構造では、
液供給管6が共振板4の作用面7に対向している
ため、霧化した液体が液供給管6の先端と共振板
4の作用面との間にたまつてしまい、この結果、
ホーン2の放射インピーダンスが変わり、発振が
停止してしまうことがある。これを避けるために
液供給管6と共振板作用面との間の距離を大きく
すると、送液の圧力を大きくしなければならず、
そうすると液体は霧化される前に作用面で飛散し
てしまう不都合を生じる。
液供給管6が共振板4の作用面7に対向している
ため、霧化した液体が液供給管6の先端と共振板
4の作用面との間にたまつてしまい、この結果、
ホーン2の放射インピーダンスが変わり、発振が
停止してしまうことがある。これを避けるために
液供給管6と共振板作用面との間の距離を大きく
すると、送液の圧力を大きくしなければならず、
そうすると液体は霧化される前に作用面で飛散し
てしまう不都合を生じる。
本考案は、上記の点に鑑み、超音波振動体のベ
ンデイングしている縁部の厚みの半分よりも霧化
方向側の当該縁部周面部分に液供給管の先端を対
向させ、ここに霧化すべき液体を供給することに
より、霧化動作を安定化しかつ霧化性能を向上さ
せることが可能な超音波霧化器を提供しようとす
るものである。
ンデイングしている縁部の厚みの半分よりも霧化
方向側の当該縁部周面部分に液供給管の先端を対
向させ、ここに霧化すべき液体を供給することに
より、霧化動作を安定化しかつ霧化性能を向上さ
せることが可能な超音波霧化器を提供しようとす
るものである。
以下、本考案に係る超音波霧化器の実施例を図
面に従つて説明する。
面に従つて説明する。
第3図乃至第5図において、液供給管6Aの先
端は、超音波振動体1のベンデイングしている縁
部、すなわちホーン2の小端面に形成された円板
状共振板4の厚みtの半分t/2よりも霧化方向
側の当該共振板周面部分に対向している。ここ
で、好ましくは液供給管6Aの先端は共振板4の
下方に位置し、液供給管6Aとして直径0.5mmの
ステンレスパイプを用いたとき、共振板4の周面
下部との間隔dは0.2〜0.3mmに設定される。な
お、超音波振動体1等の構成は第1図の場合と同
じである。
端は、超音波振動体1のベンデイングしている縁
部、すなわちホーン2の小端面に形成された円板
状共振板4の厚みtの半分t/2よりも霧化方向
側の当該共振板周面部分に対向している。ここ
で、好ましくは液供給管6Aの先端は共振板4の
下方に位置し、液供給管6Aとして直径0.5mmの
ステンレスパイプを用いたとき、共振板4の周面
下部との間隔dは0.2〜0.3mmに設定される。な
お、超音波振動体1等の構成は第1図の場合と同
じである。
上記実施例の構成において、共振板4はベンデ
イングしているので、第5図の一点鎖線の状態か
ら後方にベンドするときに液供給管6Aよりの液
体を共振板4の作用面(霧化面)7へ流すように
作用する。この結果、霧化粒子は液供給管6Aに
当たらず、供給液体もポンプ圧により共振板4の
作用面にうまく広がる。
イングしているので、第5図の一点鎖線の状態か
ら後方にベンドするときに液供給管6Aよりの液
体を共振板4の作用面(霧化面)7へ流すように
作用する。この結果、霧化粒子は液供給管6Aに
当たらず、供給液体もポンプ圧により共振板4の
作用面にうまく広がる。
なお、液供給管6Aが共振板4の厚みの半分
t/2より後方にずれると、後方に霧化するよう
になるが、t/2より前方(作用面側)に液供給
管6Aの先端を位置させれば、そのような欠点は
生じない。
t/2より後方にずれると、後方に霧化するよう
になるが、t/2より前方(作用面側)に液供給
管6Aの先端を位置させれば、そのような欠点は
生じない。
以上説明したように、本考案によれば、圧電振
動子を利用した超音波振動体にベンデイングモー
ドで振動させ、その縁部で液体を霧化する場合に
おいて、前記超音波振動体のベンデイングしてい
る縁部の厚みの半分よりも霧化方向側の当該縁部
周面部分に液供給管の先端を対向させ、ここに霧
化すべき液体を供給することにより、霧化動作を
安定化しかつ霧化性能を向上させることが可能な
超音波霧化器を得ることができる。
動子を利用した超音波振動体にベンデイングモー
ドで振動させ、その縁部で液体を霧化する場合に
おいて、前記超音波振動体のベンデイングしてい
る縁部の厚みの半分よりも霧化方向側の当該縁部
周面部分に液供給管の先端を対向させ、ここに霧
化すべき液体を供給することにより、霧化動作を
安定化しかつ霧化性能を向上させることが可能な
超音波霧化器を得ることができる。
第1図は本考案者が先に提案した超音波霧化器
を示す正断面図、第2図は液供給管と共振板との
位置関係を示す側面図、第3図は本考案に係る超
音波霧化器の実施例を示す正断面図、第4図は同
要部拡大平面図、第5図は同要部拡大正面図であ
る。 1…超音波振動体、2…ホーン、3…圧電振動
子、4…共振板、6,6A…液供給管。
を示す正断面図、第2図は液供給管と共振板との
位置関係を示す側面図、第3図は本考案に係る超
音波霧化器の実施例を示す正断面図、第4図は同
要部拡大平面図、第5図は同要部拡大正面図であ
る。 1…超音波振動体、2…ホーン、3…圧電振動
子、4…共振板、6,6A…液供給管。
Claims (1)
- 圧電振動子を利用した超音波振動体にベンデイ
ングモードで振動させ、その縁部で液体を霧化す
る超音波霧化器において、前記超音波振動体のベ
ンデイングしている縁部の厚みの半分よりも霧化
方向側の当該縁部周面部分に、霧化すべき液体を
供給する液供給管の先端を対向させたことを特徴
とする超音波霧化器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17356882U JPS5981929U (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | 超音波霧化器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17356882U JPS5981929U (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | 超音波霧化器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5981929U JPS5981929U (ja) | 1984-06-02 |
JPS646936Y2 true JPS646936Y2 (ja) | 1989-02-23 |
Family
ID=30378079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17356882U Granted JPS5981929U (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | 超音波霧化器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5981929U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54132811A (en) * | 1978-03-15 | 1979-10-16 | Bosch Siemens Hausgeraete | Liquid atomizer |
-
1982
- 1982-11-18 JP JP17356882U patent/JPS5981929U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54132811A (en) * | 1978-03-15 | 1979-10-16 | Bosch Siemens Hausgeraete | Liquid atomizer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5981929U (ja) | 1984-06-02 |
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