JPS6330518Y2 - - Google Patents

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JPS6330518Y2
JPS6330518Y2 JP1981122421U JP12242181U JPS6330518Y2 JP S6330518 Y2 JPS6330518 Y2 JP S6330518Y2 JP 1981122421 U JP1981122421 U JP 1981122421U JP 12242181 U JP12242181 U JP 12242181U JP S6330518 Y2 JPS6330518 Y2 JP S6330518Y2
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JP
Japan
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horn
hole
liquid
vibration
face
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JP1981122421U
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English (en)
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JPS5831074U (ja
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  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ホーン付超音波霧化器に係り、とく
にホーンの小端面側に一体に形成される共振板の
作用面に液体を供給する構造の改良に関する。
従来、この種のホーン付超音波霧化器として
は、第1図の如きランジユ板型のものが知られて
いる。この図において、λ/4(λ:波長)の金
属1と略λ/2の長さで途中にノーダルポイント
を持つホーン2との間に圧電振動子3,4が挾ま
れており、それらは締付ボルト5で一体化される
構成である。第2図にこの場合の振動姿態を示
し、この第2図から判るように、ノーダルポイン
トにて支持部材6を介してホーン2を支え、ノー
ダルポイント付近より細穴7を通し作用面8に液
体を供給するようになつている。そして、作用面
8は、振動子3,4のピストン運動が振動子面積
と作用面面積との比によつて増幅されたピストン
運動を行い、細穴7から供給された液体を霧化す
る。
しかし、上記の第1図の構成であると、ホーン
2が縦振動をするため、細穴7内の液体にキヤビ
テイ現象が生じ、液の連続性が損われ、その結
果、振動子の振動周波数に変動が生じ、ひどい場
合には振動が停止してしまう欠点がある。
本考案は、上記の点に鑑み、曲り振動を行うよ
うにしたホーンの中心軸に貫通孔を形成し、振動
を妨げないように該貫通孔内面に接する突出部を
形成した液導入管をその貫通孔に挿通させてホー
ン小端面側の共振板の作用面に液体を供給するこ
とにより、液体の予熱及びホーンの放熱を行える
ようにしかつ液導入管内のキヤビテイ現象を防止
したホーン付超音波霧化器を提供しようとするも
のである。
以下、本考案に係るホーン付超音波霧化器の実
施例を図面に従つて説明する。
第3図において、超音波振動体10は、大端面
とその中心軸上に小端面を持ち、この小端面側に
円板又は方形板の共振板11を一体に有するホー
ン12と、大端面に接着される圧電振動子13と
から成つている。この超音波振動体10には圧電
振動子13及びホーン12の中心軸を通る貫通孔
14が形成され、この貫通孔14に銅等の液導入
管15が挿通されている。この液導入管15の先
端部は共振板11の作用面16より突出してお
り、該作用面に液体が放出されるように液放出孔
17が形成されている。そして液導入管15は太
径の突出部15Aを有し、この突出部15Aにて
前記貫通孔14内面に接する。ここで、超音波振
動体10は圧電振動子13に曲り振動をさせ、こ
の振動エネルギをホーン先端部に伝達し、共振板
11に曲り振動をさせ、かつ共振板11の共振周
波数に振動体系を一致させるようにしている。こ
の場合、超音波振動体10はλ/2以下の長さで
ノーダルポイント(振動の節)を持たないが、そ
の質量重心にて弾性支持することにより、効率を
低下させないで超音波振動体10を支えることが
できる。ここでは、ホーン12の中心軸に垂直で
質量重心を通る平面がホーン外周面と交わる位置
に支持溝20を形成し、ケース21に立設された
金属固定板22を支持溝20に嵌め、さらに金属
固定板22が支持溝20から外れないように弾性
をもつ止め輪23が支持溝20に嵌込まれてい
る。
上記構成において、圧電振動子13に曲り振動
をさせれば、その振動エネルギは増幅されてホー
ン12の先端に伝達され、共振板11は増幅され
た曲り振動を行つて液導入管15の先端の液放出
孔17より作用面16に供給された液体を霧化す
る。
上記実施例によれば次のような効果を上げるこ
とができる。
(1) 液導入管15がホーン中心軸を貫通している
ため、液導入管15内の液体はホーン12の振
動による発熱で暖められ、これと同時にホーン
12は冷却されることになる。従つて、液体の
加熱によつて霧化効率を良好にでき、ホーンの
過熱を防止することができる。
(2) 液導入管15はホーン中心軸を通る貫通孔1
4の内面に突出部15Aの部分で当接するだけ
であり、貫通孔14との間に隙間が存在してい
るから、ホーン12の振動が液導入管15に伝
わりにくい。従つて、管内のキヤビテイ現象は
生じない。
(3) ホーン12は縦振動ではなく曲り振動を行う
から貫通孔14を設けた中央部の振幅は殆んど
零であり、貫通孔14を設けたことによるホー
ンインピーダンスの変化を少なくすることがで
きる。このことは効率の低下を招かないことを
意味する。
なお、液導入管15の突出部の形状や固数には
適宜変更を加えることができるが、貫通孔14に
点接触又は線接触する形状が望ましい。さらに、
突出部を液導入管15の材質とは別なもの、例え
ば熱伝導性の秀れたフイラー入りシリコンラバー
の帯状体で構成し前記貫通孔内面に帯状に接する
ようにしても同様の作用効果を持つことは前述の
理由より明白である。
叙上のように、本考案によれば、ホーン中心軸
に貫通孔を形成し、該貫通孔内面に接する突出部
を形成した液導入管をその貫通孔に挿通してホー
ン小端面側の共振板の作用面に液体を供給するこ
とにより、液体の予熱及びホーンの放熱を行うこ
とができ、かつ液導入管内のキヤビテイ現象を防
止したホーン付超音波霧化器を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のランジユ板型の超音波霧化器を
示す側面図、第2図はその場合の振動姿態を示す
説明図、第3図は本考案に係るホーン付超音波霧
化器の実施例を示す側断面図である。 10……超音波振動体、11……共振板、12
……ホーン、13……圧電振動子、14……貫通
孔、15……液導入管、15A……突出部、16
……作用面、17……液放出孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大端面とその中心軸上に小端面を持ち、該小端
    面側に共振板を一体に有していて振動のノーダル
    ポイントを持たない長さのホーンと、該ホーンの
    大端面に固着される圧電振動子とにより超音波振
    動体を構成し、前記ホーン及び圧電振動子の中心
    軸に貫通孔を形成し、該貫通孔内面に緩く点状、
    線状又は帯状に接する液導入管を前記貫通孔に挿
    通し、前記圧電振動子の曲り振動を増幅した曲り
    振動を行う前記共振板の作用面に液体を供給する
    ことを特徴とするホーン付超音波霧化器。
JP12242181U 1981-08-20 1981-08-20 ホ−ン付超音波霧化器 Granted JPS5831074U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12242181U JPS5831074U (ja) 1981-08-20 1981-08-20 ホ−ン付超音波霧化器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12242181U JPS5831074U (ja) 1981-08-20 1981-08-20 ホ−ン付超音波霧化器

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Publication Number Publication Date
JPS5831074U JPS5831074U (ja) 1983-03-01
JPS6330518Y2 true JPS6330518Y2 (ja) 1988-08-16

Family

ID=29916344

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JP12242181U Granted JPS5831074U (ja) 1981-08-20 1981-08-20 ホ−ン付超音波霧化器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008207054A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Mitsubishi Electric Corp 超音波霧化装置及びそれを備えた設備機器
WO2012045755A1 (de) 2010-10-04 2012-04-12 Dr. Hielscher Gmbh Vorrichtung und verfahren zur verspannung von elektromechanischen verbund-hochfrequenzschwingsystemen (vfhs)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5359929A (en) * 1976-11-08 1978-05-30 Sonotec Transducer assembly body*ultrasoniccwave atomizer and fuel burner

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JPS5359929A (en) * 1976-11-08 1978-05-30 Sonotec Transducer assembly body*ultrasoniccwave atomizer and fuel burner

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Publication number Publication date
JPS5831074U (ja) 1983-03-01

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