JPS646907Y2 - - Google Patents

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JPS646907Y2
JPS646907Y2 JP14194984U JP14194984U JPS646907Y2 JP S646907 Y2 JPS646907 Y2 JP S646907Y2 JP 14194984 U JP14194984 U JP 14194984U JP 14194984 U JP14194984 U JP 14194984U JP S646907 Y2 JPS646907 Y2 JP S646907Y2
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JP
Japan
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adsorbent
sample container
tray
type sample
inlet
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JP14194984U
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JPS6155921U (ja
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  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空気に拡散された臭気成分の有機ガ
ス、若しくは放射性ガス等を吸着剤によつて吸着
させて、空気を浄化させるためのトレイ型サンプ
ル容器に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、活性炭等の吸着剤を用いた吸着剤フイ
ルタにおいては、空気の導入浄化運転を続けてい
るうちに、吸着剤層の吸着剤の吸着性能が徐々に
低下して行くので、その吸着剤の寿命を判定して
新しいものと交換する必要がある。このために、
通常では、吸着剤のフイルタ本体の吸着剤層とは
別に構成した吸着剤入りサンプル容器を、このフ
イルタ本体の上流側または下流側の空気流の雰囲
気中にさらす状態で設置しておいて、それを適当
な時期に取り出して内部の吸着剤の吸着能力の低
下試験を行つて、その試験結果からフイルタ本体
の吸着剤の寿命を推定して、フイルタ本体の交換
時期が定められていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来、上記吸着剤入りサンプル容器内における
吸着剤の寿命判定方式は、吸着剤入りサンプル容
器を、吸着剤のフイルタ本体の上流側または下流
側の空気流の雰囲気中にさらす状態で設置されて
いるが、その内部の吸着剤がフイルタ本体の吸着
剤と同一の雰囲気の空気流にさらされず、このた
め、サンプル試験結果の信頼性が低く、適確なフ
イルタ本体の寿命判定が困難であるという問題点
があつた。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、より一層適確にフイル
タの寿命を判定できるトレイ型サンプル容器を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するために、本考案は、ト
レイ型サンプル容器において、吸着剤層を複数に
区画するとともに、一個づつ個々に区画された吸
着剤層が脱着可能に取付けられて構成されてい
る。
〔作用〕
区画された吸着剤層の一個を取り外して、これ
に充填されていた吸着剤の吸着能力の低下試験を
行なう。この吸着剤は、フイルタ本体の一部分で
あり、上記試験結果より、フイルタ全体の吸着剤
の吸着能力を適確に推定することができる。
〔実施例〕
以下、本考案のトレイ型サンプル容器の実施例
を第1図および第2図を参照して説明する。第1
図は、本考案のトレイ型サンプル容器の一実施例
の平面図であり、第2図は、第1図に示すトレイ
型サンプル容器のA−A断面図である。
第1図および第2図において、トレイ型サンプ
ル容器1は、中空箱体の枠2の前面に、空気の導
入口3が穿設された鏡板4が設けられ、この鏡板
4には、トレイ型サンプル容器をケーシング(図
示せず)から取り出すための把手5が設けられて
いる。そして、枠2により空気流入空胴6が形成
され、その上下両面には、それぞれ4個づつの大
きな角孔が穿設されている。そして、この角孔に
挿入嵌合されるボツクス7,7……は、パンチン
グプレート等の多孔壁8,8……で内外面を区画
され、活性炭等の吸着剤9,9……が充填されて
いる。そして、ボツクス7,7……は、枠2にボ
ルト10,10……により脱着可能に構成されて
いる。なお、枠2とボツクス7,7……との間に
は、適宜にガスケツト(図示せず)等が配設され
て気密が保たれるように構成されている。
上述のごとき本考案の構造において、空気流は
導入口3より枠2内の空気流入空胴6に流入し、
ボツクス7,7……の内外の多孔壁8,8……間
に充填された吸着剤9,9……の吸着剤層を通過
して、浄化される。
ところで、吸着剤9,9……の吸着能力の低下
試験を行うためには、まず、トレイ型サンプル容
器1をケーシングから取り出し、さらに、ボルト
10を外して一個のボツクス7を枠2から取り外
し、このボツクス7に充填されていた吸着剤9を
試験する。未だ所定の吸着性能にまで劣化してい
なければ、このボツクス7に新たな吸着剤9を充
填して枠2に装着し、さらに、トレイ型サンプル
容器1をケーシングに装着してフイルタの運転を
再開する。そして、再度吸着剤9の性能を試験す
るには、前回に取り外されたボツクス7とは別個
のボツクス7を枠2から取り外して、このボツク
ス7に充填されていた吸着剤9を試験する。この
ようにして、フイルタを構成する複数のボツクス
7,7……を一個づつ取り外して試験を繰り返す
ことで、トレイ型サンプル容器1の全体の吸着剤
9,9……の寿命を適確に推定することができ
る。
なお、上記実施例では、上下の吸着剤層をそれ
ぞれ4個のボツクス7,7……で区画したが、こ
れに限られることなく、片面の吸着剤層のみを複
数に区画しても良い。また、トレイ型サンプル容
器1は、上下に複数個並置されて設けられるが、
すべてのトレイ型サンプル容器1に本考案のもの
を用いても、また一部に用いても良いことは勿論
である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案のトレイ型サンプ
ル容器は、吸着剤層を複数に区画するとともに、
一個づつ個々に区画された吸着剤層が脱着可能に
取付けられており、一個の吸着剤層を取り外して
吸着剤の吸着性能の低下試験を行ない、この試験
結果からフイルタ全体の吸着剤の吸着性能を推定
するので、試験される吸着剤とフイルタ全体の他
の吸着剤とは同一の条件にさらされており、試験
結果からフイルタ全体の吸着剤の吸着能力の低下
および寿命を適確に判断することができる等の優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のトレイ型サンプル容器の一
実施例の平面図、第2図は、第1図に示すトレイ
型サンプル容器のA−A断面図である。 図において、1……トレイ型サンプル容器、2
……枠、3……導入口、6……空気流入空胴、7
……ボツクス、8……多孔壁、9……吸着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端側に空気流の導入口を有するとともに、そ
    の導入口に一端を連通した袋小路状の空気流入空
    胴を内部に有し、この空気流入空胴の両面に面し
    てそれぞれ内外多孔壁で区画されて吸着剤が充填
    された吸着剤層を有し、この吸着剤層に前記導入
    口から前記空気流入空胴を介して空気流を通過さ
    せるトレイ型サンプル容器において、前記吸着剤
    層を複数に区画するとともに、一個づつ個々に区
    画された吸着剤層が脱着可能に取付けられて構成
    されていることを特徴とするトレイ型サンプル容
    器。
JP14194984U 1984-09-19 1984-09-19 Expired JPS646907Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14194984U JPS646907Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

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JP14194984U JPS646907Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

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Publication Number Publication Date
JPS6155921U JPS6155921U (ja) 1986-04-15
JPS646907Y2 true JPS646907Y2 (ja) 1989-02-23

Family

ID=30700281

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JP14194984U Expired JPS646907Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

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JPS6155921U (ja) 1986-04-15

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