JPS646475B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

発明の技術的分野 本発明はワード処理、特に対話式ワード処理シ
ステムにおいて複数カラムのテーブルでテキス
ト・カラムをコピーおよび移動する際のカラム挿
入結果の管理に係る。 発明の技術的背景 行形式のソフト・コピー（表示装置）またはハ
ード・コピー（プリンタ）出力における左マージ
ンのような固定位置を基準とするキヤラクタ・ス
トリングの位置のフオーマツト化には反復フオー
マツト動作が含まれる。例えば、最初のキヤラク
タはマージンに対してフオーマツト化され、後の
キヤラクタはキヤラクタ・ストリング中の先に位
置を決められたキヤラクタに対して位置を決めら
れる。テキスト・キヤラクタ・ストリングをカー
ソル表示する電子式表示装置において、表示面に
水平のスケール行（タブ・ラツク）を用い、スケ
ール行にタブ・ストツプを登録できることは既に
知られている。テキスト・キヤラクタ・ストリン
グにあるタブ・キヤラクタはフオーマツトを制御
するもので、タブ・ラツクを質問することをシス
テムに指示する。そして、タブ・ラツクにタブ・
ストツプがあれば、システムはタブ・キヤラクタ
に続く次のテキスト・キヤラクタをフオーマツト
化する。従つて、左マージンはスケール行の左端
寄りのタブ・ストツプによつてその位置が決めら
れる。テキスト・ストリームにある最初のタブ・
キヤラクタは前記タブ・ストツプに対してフオー
マツト化される。 複数のテキスト・カラムのテーブルでは、スケ
ール行におけるタブ・ストツプで各カラム位置が
決まる。カラム間の間隔はスペース・キヤラクタ
で埋められる。複数カラムのテーブルは複数の水
平行から成る。各行のカラムの入力はタブ・キヤ
ラクタとそれに続く少なくとも１つのテキスト・
キヤラクタを含む。各タブ・キヤラクタによつて
システムは連続する次のタブ・ストツプを確か
め、タブ・キヤラクタのすぐ後に添付されている
テキスト・キヤラクタを対応するカラムの項目と
して表示位置を定める。次に、少なくとも１つの
ヌル項目を有する新しいカラムが隣接する対のカ
ラムの間に挿入されたものとすると、前記コピ
ー／挿入機能を実行しながら１回に１行の割合で
テーブルを作成する際、システムはヌル項目を識
別し損ない、次のタブとテキスト項目を有する最
初の右隣りのカラムのテキストを挿入し始め、そ
の行に対して挿入されるカラムのヌル項目位置に
前記テキストを書込む。この現象は“転移”また
は“インタリービング”と呼ばれる。テキスト・
キヤラクタのカラムが、同じ行で挿入されるカラ
ムのテキスト項目の左隣りに少なくとも１つの対
応するヌル項目を有するカラムの対の間に挿入さ
れるとき、同様の問題が生じる。この場合、テキ
スト・カラムの項目は“ホール”、すなわち同じ
行の左隣りの対応するヌル項目に転移する。更
に、挿入またはコピーされたカラムがテーブルに
ある他のカラムよりも長いかまたは短い場合に、
まぎれもない崩壊すなわち“陥没”が起きること
がある。 先行技術を用いたワード処理システムでは、操
作員が従うべきキー操作規則を確立することによ
つて、カラム項目およびカラムの転移または陥没
の制御が試みられた。これは操作員があらゆるカ
ラムに対して特定の項目を含まなかつた行の終り
で余分のタブを正確にタイプしなければならない
ことを意味し、実際、大量の転写では操作員のエ
ラーによつて大きな混乱を招くことがある。 本発明の説明 本発明によつて、複数カラムのテーブルで、ヌ
ル項目と同じ行で右隣りのカラム項目にテキスト
項目が含まれるとき、前記ヌル項目位置にタブが
自動的に挿入される。タブ挿入はカラム項目の右
から左への転移および陥没を禁止するために行わ
れる。行の終りのリクワイヤード・キヤリヤ・リ
ターンの前に、手動ではなく、装置動作によるタ
ブ挿入が行われる。 コピーまたは移動のようなカラム・ブロツク動
作において第１カラムを他のカラムの間に置くこ
とがある。テーブルに挿入されるテキスト・カラ
ムは、挿入されるカラムのヌル項目と同じ行の右
隣りのカラムにテキスト項目を有することがあ
る。同様に、テーブルに挿入されたカラムの左隣
りのカラムは、挿入されたカラムのテキスト項目
と同じ行にヌル項目を有することがある。挿入さ
れたテキスト・カラムが右隣りのカラムよりも短
い場合にも、テキスト項目の左隣りに“ホール”
が生じる。挿入カラムの各ヌル項目位置に、少な
くともテーブルで最も長い右隣りのカラムの長さ
までタブを自動的に入れる必要がある。前記に関
連して、挿入されたカラムがテーブルに常駐し、
その左隣りのカラムの少なくとも１つが挿入され
たカラムよりも短い場合、挿入されたカラムの左
隣りの各行にある各ヌル項目位置にタブが自動的
に入らなければならない。 詳細な説明 良好な実施例におけるシステム 第１図には、テキスト・キヤラクタ項目を受取
り、経路１４からマイクロプロセツサ１６に送る
キーボード１２を含むワード処理システム１０が
示される。メモリ・バス１８はマイクロプロセツ
サ１６をCRT表示装置（以下、表示装置という）
２０、デイスケツト装置２２、プリンタ２４、お
よびランダム・アクセス・メモリ（以下、メモリ
という）２６に接続する。 操作員はキーボード１２を介してテキスト・ス
トリームを入力する。各テキスト・ページはメモ
リ２６に記憶され、処理される。テキスト・スト
リームはメモリ２６で受取られると同時に表示装
置２０に表示される。テキスト・ストリームはメ
モリ２６のテキスト記憶バツフア（TSB）２８
でバツフアされた後、デイスケツト装置にセー
ブ、またはプリンタ２４でハード・コピーとして
印刷可能である。 メモリ２６は複数のデータ・エリアおよび機能
プログラムを含み、ワード処理システム１０に記
憶されたテキストを処理する。アクテイブ・フオ
ーマツト・セクシヨン３０とデイスケツト・バツ
フア３２を含むテキスト記憶バツフア２８にテキ
ストおよび関連制御機能がセーブされる。 各キヤラクタは、キーボード１２を介して入力
されると、マイクロプロセツサ１６の動作によつ
て、１つ以上のキーストローク・サービス・ルー
チン５０で処理される。また、テキスト記憶バツ
フア２８に記憶されたテキスト・ストリームは同
時に表示リフレツシユ・バツフア７６に記憶さ
れ、表示リフレツシユ・バツフア７６は表示装置
２０を駆動する。表示制御ブロツク７０と表示ア
クセス方法ブロツク６８によつて、テキスト記憶
バツフア２８の内容に関連してスクロールできる
ウインドーが与えられる。デイスケツト装置２２
とプリンタ２４は専用のバツフア・エリアが割当
てられている。表示制御ブロツク７０は表示アク
セス方法ブロツク６８の動作に必要なフラグおよ
びステータス情報を記憶する。 操作員がキーボード１２で各キーストロークを
入力すると、対応する信号が経路１４によつてマ
イクロプロセツサ１６に送られ、マイクロプロセ
ツサ１６はキーストローク・コマンドをメモリ２
６に送り込む。キーストローク・コマンドが受取
られると、キーストローク・サービス・ルーチン
５０が呼出され、キー入力されたコマンドを処理
する。キー入力されたコマンドが制御コマンドで
あるか、またはグラフイツク・コマンド（テキス
ト・キヤラクタ）であるかによつて、それに対応
する処理がマイクロプロセツサ１６につて実行さ
れる。処理結果はテキスト記憶バツフア２８に入
力される。グラフイツクおよびコマンドがテキス
ト記憶バツフア２８に蓄積されている間、テキス
ト情報は表示リフレツシユ・バツフア７６に保持
され、表示装置２０に表示される。 制御コマンドの実行によつて、操作員はメモリ
２６、表示装置２０、デイスケツト装置２２およ
びプリンタ２４の間で情報を転送できる。操作員
はデイスケツト装置２２およびメモリ２６から選
択されたページを呼出し、テキストの変更および
修正を行つて再びデイスケツト装置２２にセーブ
し、またはプリンタ２４でハード・コピーとして
印刷できる。 部分的装置レジスタ構成、データ及び制御フロー 第２図では、現代のマイクロプロセツサ１６の
装置レジスタ構成が示されている。このようなマ
イクロプロセツサとして、例えば、Intel
Corporationのマイクロプロセツサ、モデル8086
のような市販のものがある。第２図で、マイクロ
プロセツサ１６は制御ロジツク装置８０を含む。
制御ロジツク装置８０はキーボード１２からの割
込８２に応答する。また、制御ロジツク装置８０
はデータ／アドレス・バス８４に接続され、他の
ロジツク素子と相互接続される。 メモリ２６からの取出命令に応答して、制御ロ
ジツク装置８０は他の素子に対する制御信号を生
成する。生成された信号は経路８６によつて図示
のようにALU８８等に接続される。制御ロジツ
ク装置８０と他のロジツク装置の同期動作は外部
クロツク・ソースからのクロツク９０によつて得
られる。データと、マイクロプロセツサ１６によ
つて実行される命令はバス制御ロジツク装置９２
を介して入力される。また、データはプログラム
方式のＩ／Ｏ制御ロジツク装置９４によつて入力
される。バス制御ロジツク装置９２はメモリ２６
に接続し、Ｉ／Ｏ制御ロジツク装置９４またはメ
モリ２６からのデータを処理する命令を受領す
る。 マイクロプロセツサ１６からの装置制御情報は
Ｉ／Ｏ制御ロジツク装置９４と入出力データ・バ
ス９８によつて送られる。キーボード１２から入
出力データ・バス９８に送られた入力は、マイク
ロプロセツサ１６において、データ／アドレス・
バス８４を通してALU８８で制御ロジツク装置
８０への命令によつて内部的に処理される。経路
８６の制御信号に応答し、かつメモリ・バス１８
で受取つた命令に従つて、ALU８８は一時スク
ラツチ・レジスタ１０２に記憶された算術演算を
実行する。 ワード・プロセツサのプロンプト表示 プロンプト表示を行なうワード・プロセツサに
おいて、表示装置２０はCRTスクリーンで単一
スペースのキヤラクタを表示できる。第３図にお
いて、代表的な表示区分が示されている。第１お
よび第２行は情報表示状態を表わすステータス行
である。第３〜第23行はメニユー、テキストおよ
び対話処理に必要な情報が表示される観察ポート
である。第24行は操作員に次のメニユー機能また
は動作を指示する情報を与えるプロンプト行であ
る。最後の第25行はメツセージがフラツシユして
いるか、または待行列にあるかどうかを示すメツ
セージ行である。 カラムおよびカラム間の余白 第４図において、表の左マージンと右マージン
の間にある隣接する垂直カラムのセツトを指定す
る余白およびカラムの幅のパラメータが示されて
いる。カラムおよび余白の幅は、前もつて定めら
れたフオントに含まれるキヤラクタの幅によつ
て、または単位当り17.6ミクロンのような絶対エ
スケープメント単位で決められる。カラムの幅は
カラム・テキストの幅を前の余白に対してカウン
トされたキヤラクタ単位数として示す複数バイト
数であることが望ましい。同様に、余白の幅は縦
のカラムに関連するキヤラクタの幅で空白スペー
スの量を示す複数バイト数である。 カラム・レイアウト動作 カラム移動およびカラム・コピー機能は操作員
が対話式ワード処理システムで呼出すカラム・ブ
ロツク動作に含まれ、前にレイアウトされたテー
ブルに対してのみ動作する。操作員は前記レイア
ウトされたテーブルのカラム・テーブル・フオー
マツトの属性のすべてを指定することができ、こ
れらの属性には各カラムの幅、タブ・ストツプ・
スケール行のセツテイング、およびカラム間の余
白が含まれる。 カラム・ブロツク動作の概要 操作員のカラム・ブロツク動作に対する基本プ
ロトコルには、移動またはコピーされるカラムの
最初のカラム項目にカーソルを位置するステツ
プ、対応するフアンクシヨン・キー（移動／コピ
ー）を作動させるステツプ、カーソルを挿入点に
移動するステツプ、および他のフアンクシヨン・
キー（入力）を作動させるステツプが含まれる。
操作員が同一テーブル、または他のテーブル内の
カラムのいずれを移動／コピーするかによつて、
同一のタブ・ラツクまたはソースおよび宛先のテ
ーブルが更新される。更に、本発明の方法におい
ては、キヤリヤ・リターンおよびタブがシステム
によつて自動的に与えられ、宛先テーブル内のカ
ラムの完全性が保証される。 長さの異なるカラムの間のタブ挿入 第５図では、テーブル・カラムよりも短いカラ
ムを挿入する場合にカラム・ブロツク動作を実行
するテーブルにおけるカラム挿入が表示されてい
る。第５図の左の部分に第１および第２カラムの
それぞれの表示位置を決める２つの中央のタブ・
ストツプを含むタブ・ラツク（スケール行）を有
する複数カラムのテーブルが表示されている。タ
ブ・ラツクの左端に左マージンを決めるタブのカ
ラムが示されている。第１カラムおよび第２カラ
ムはそれぞれ４項目を有する。第１カラムの各項
目にはタブ・キヤラクタが付され、右側の第２カ
ラムの各項目には行終了制御キヤラクタが付され
ている。第１および第２カラムの間に挿入される
カラムは、第１および第２カラムよりも短く、３
項目を有するだけである。順次処理は左から右に
行われるから、左隣りのカラムの行位置にあるヌ
ル項目がすぐ右隣りの行位置にあるテキスト・キ
ヤラクタ項目を転移させことを意味し、挿入され
るカラムの第４項目の位置にヌル項目のタブを挿
入する必要がある。 第６図では、挿入カラムはテキスト・キヤラク
タ項目を４項目有し、従つて第１および第２カラ
ムの３項目よりも長い。問題は挿入カラムの第４
項目の位置から第１カラムの第４項目（ヌル項
目）に転移が生じることである。これは第１カラ
ムの第４行にタブを挿入することによつて禁止さ
れる。第２カラムは３項目のみであるから、挿入
カラムの第４項目の後に行終了制御キヤラクタが
必要になる。 第７図では、テーブル内の他の位置にカラムを
コピーすることによつて、安定したテーブルが転
移すなわち陥没が生じ易くなることを示す。第２
カラムと第３カラムの間に第１カラムのコピーが
存在しない場合には、どのカラムの各項目も左隣
りのカラムの同じ行の項目にヌル項目を有するこ
とはない。しかしながら、第１カラムが第２およ
び第３カラムの間にコピーされると、第２カラム
の第２行にあるヌル項目はコピーされた第１カラ
ムの第２行のテキスト項目の左隣りになる。これ
は第２カラムのヌル項目にタブ挿入を必要とす
る。 PASCALソース・コードの実行 第１表はタブ・ストツプを用いた複数カラムの
テーブルにおけるカラム挿入に応答する装置の
PASCALソース・コードである。PASCALは制
御およびオペレーテイング・システムのプログラ
ムに適する高級ソース・コード・プログラム言語
として広く知られており、そのオブジエクト・コ
ードは、対話式ワード・プロセツサで、本発明の
方法のステツプを実行するのに適している。
PASCALは技術的評価のすぐれた言語であり、
参考文献に、例えば、Jensen and Wirth
“PASCAL User Manual and Report“、
Second Edition，Springer−Verlag，1974およ
びWirth，“Algorithm Plus Data Structures
Equal Program”、Prentice−Hall Series in
Automatic Computation，1976がある。また、
PASCAL言語はISO規格として採用されている。
PASCALコンパイラがマイクロコンピユータに
常駐している一例として、Apple Computer，
Inc.，Cupertino，Californiaによつて作成された
Apple Plusコンピユータ・システムにおけ
るUCSDPASCALがある。 “procedure regularize”（第１表）は、エス
ケープメントの測定と、キヤラクタを保持する場
所の挿入とを必要とするカラム・オペレーシヨン
（記述せず）によつて呼出される。このようなカ
ラム動作の例として、カラム・ブロツク・コピー
および移動オペレーシヨンがある。前記カラム・
オペレーシヨンによつて、テーブルおよびカラム
のすべてが“procedure regularize”に渡され、
フオーマツト化パラメータとして挿入される。テ
キスト・キヤラクタの行の構成から成るキヤラク
タ、ヌル項目、および組込み制御のパツク・アレ
イであるパラメータ“table”によつて、複数の
テキスト・カラムのテーブルは表示される。テー
ブル内の表示は、“第１行（第１カラム）、第１行
（第２カラム）、……第１行（第ｎカラム）、rcr、
第２行（第１カラム）、第２行（第２カラム）、…
…第２行（eoc）……rcr”のように行われる。挿
入されるカラムはキヤラクタのパツク・アレイ
で、項目のインデツクス番号を有し、第１行（第
ｊカラム）、第２行（第ｊカラム）、……第ｊ行、
テーブル最終タブ・ストツプ（tlt）とみなされ
る。残るテーブル・フオーマツト化パラメータは
整数で、テーブルの終り（eot）、テーブル左マー
ジン（tlm）、カラム左マージン（clm）、カラム
右マージン（crm）カラム最終タブ・ストツプ
（clt）、およびテーブル最終タブ・ストツプ（tlt）
を決める。 “procedure regularize”に関連する変数は
“procedure move”に対しても有効である。各
変数は複数型であり、すべて補助変数として扱わ
れる。例えば“ｉ”はテーブル・カーソル位置、
“ｊ”はカラム．カーソル位置を示す。“ｋ”は第
10行、12行、および26行（第１表の）で表示され
ている“for loops”で用いられるインデツクス
変数である。 構成的には、“procedure regularize”は第５
〜14行の間の“repeat−until loop”の各サイク
ルで、１回に１行、テーブルを走査する。最初の
走査では、タブのある場所がどこにあるかを見分
ける。次の走査では、“column”のラベルを有す
るアレイからテーブルに挿入されるカラム項目の
挿入点を見分ける。最後に、ヌル・カラム項目が
あつて、同じ行の右隣りのカラムから左隣りのカ
ラムへのテキスト項目の転移が生じる場合には、
そのヌル・カラム項目に自動的にタブ・キヤラク
タが挿入される。 “procedure regularize”における各々の
“repeat−until loop”実行サイクルの間に
“procedure move”が２回呼出される。第１回
の呼出は第６行で行われ、挿入カラム項目と、パ
ラメータを決める他のカラムが、“procedure
move”における対応する形式パラメータに取つ
て代る。同様に、第８行に示される第２回の呼出
では、テーブル・カラム項目を決めるパラメータ
と、選択されたテーブル・フオーマツト化パラメ
ータが引渡され、“procedure move”における
対応する形式パラメータに取つて代る。対応する
値のパラメータと形式パラメータの両者は同じデ
ータ・タイプを有する。 “procedure regularize”の実行は第４行で開
始する。第４行で、テーブル・カーソル位置ｉと
挿入されるカラム・カーソル位置ｊが値０にセツ
トされる、すなわち、両方のパツク・アレイにお
ける最初の位置、言い換えれば先頭キヤラクタ位
置に移動されることを意味する。第６行で
“repeat−until loop”が呼出され、補助変数ｊ
がカラムの開始位置に指定される。そして、
“procedure move”が呼出され、カラム項目が
テーブルに挿入される行にタブを保持する場所を
必要とするかどうかを調べる。第７行で、カーソ
ルがカラム位置の終りにない場合に、カラム・カ
ーソルが増分される。次に、第８行で
“procedure move”が再び呼出され、テーブ
ル・パツク・アレイを含むパラメータが
“procedure move”に渡される。“procedure
move”はテーブルの行の項目を走査し、カラム
入力の挿入点を決定する。第９〜12行では、テー
ブルの行における前記挿入点にカラム項目が挿入
される。これはカーソル・プラス・オフセツト項
におけるテーブル・アレイ値をそのカーソル・プ
ラス・オフセツト位置におけるカラム・アレイ値
に指定することによつて行われる。挿入の場所を
空けるために、第10行の“for loop”でテーブル
行の項目を移動することによつて、テーブル行に
“ホール”が作られる。第13行の“while do
loop”では、テーブル・カーソルがテーブルの終
りの位置にない限り、テーブル・カーソルは＋１
増分される。 第14行の条件ステートメントで、カラムがテー
ブル項目よりも長いことが検出されると、テーブ
ルの長さを増加し、余分のリクワイヤード・キヤ
リヤ・リターン（rcr）も挿入する。 “procedure move”は“buffer”と呼ばれる
パツク・アレイおよび“cursor”と呼ばれるカー
ソルを含む形式パラメータ・セツトを用いる。カ
ーソル・エスケープメントを表わす変数“cesc”
は第20行で左マージン（lm）にセツトされる。
第21および第22行の“repeat−until loop”で
は、挿入されるカラムを走査する場合にはカラム
右マージン（crm）に対して、またはテーブル・
パラメータを呼出す場合にはカラム左マージンに
対して走査を実行する。第22行の継続行では、カ
ーソルの値が１減分され、動作点がカーソル・キ
ヤラクタに移動される。第23行の条件ステートメ
ントでは、ヌル項目に対する検査が行われる。第
24行〜第29行の間の“while do loop”では、カ
ラム・ヌル項目および右隣りのカラム・テキスト
項目の存在が識別される。この時点で、特定の位
置にある線形ストリングにタブが挿入される。 コンパクトであることと、当業者に普及してい
ることから、PASCALソース・コードが本発明
の実行に用いられたが、例えばOsborne、“8080
Programming for Logic Design”、Sybex，
Berkeley，California，1976で説明されているア
センブリ言語を使用する他の実行方法も可能であ
る。

【表】

【表】 【図面の簡単な説明】

第１図はソフト・コピーおよびハード・コピー
の出力機構、内部および外部メモリ、キーボー
ド、およびマイクロプロセツサを含む対話式ワー
ド・プロセツサ・システムの構成図、第２図は第
１図に示すマイクロプロセツサの部分的なレジス
タの構成図、第３図はワード・プロセツサの操作
員から見た表示スクリーン（ソフト・コピー）に
レイアウトされた情報の構成図、第４図はレイア
ウトされたテーブルおよびカラムの位置関係を示
す図、第５図はテーブルよりも短いカラムを挿入
するときのヌル項目タブ挿入位置を示す図、第６
図はテーブルよりも長いカラムを挿入するときの
ヌル項目タブ挿入位置を示す図、第７図は中間の
ヌル項目を有するときのヌル項目タブ挿入位置を
示す図である。 １０……ワード処理システム、１２……キーボ
ード、１４……経路、１６……マイクロプロセツ
サ、１８……メモリ・バス、２０……表示装置、
２２……デイスケツト装置、２４……プリンタ、
２６……メモリ、２８……テキスト記憶バツフ
ア、３０……アクテイブ・フオーマツト・セクシ
ヨン、３２……デイスケツト・バツフア、３４…
…TSB制御ブロツク、３６……カーソル・ブロ
ツク、４４……TSBマネージヤ・ブロツク、５
０……キーストローク・サービス・ルーチン、５
２……キーストローク制御ルーチン・ブロツク、
６８……表示アクセス方法ブロツク、７０……表
示制御ブロツク、７６……表示リフレツシユ・バ
ツフア、８０……制御ロジツク装置、８２……割
込、８４……データ／アドレス・バス、８６……
経路、８８……ALU、９０……クロツク、９２
……バス制御ロジツク装置、９４……Ｉ／Ｏ制御
ロジツク装置、９８……入出力データ・バス、１
０２……一時スクラツチ・レジスタ、１０４……
プログラム・カウンタ、１０６……データ・ポイ
ンタ・レジスタ、１０８……スタツク・ポイン
タ・レジスタ、１１０……ステータス・レジス
タ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 各テキスト・カラムがタブ・ストツプで位置
   決めされている複数カラムからなるテーブルのテ
   キスト・カラム間に、別のテキスト・カラムを対
   話式ワード処理システムを用いて挿入する方法に
   おいて、 (a) 前記別のテキスト・カラムを前記テーブルに
   挿入する際に、前記別のテキスト・カラムの各
   項目ごとに、その項目がヌル項目であり且つそ
   の右隣りの項目がヌル項目でないかどうかを判
   断する段階と、 (b) 前記段階(a)の判断が肯定的であるとき、前記
   別のテキスト・カラムのそのヌル項目に対応す
   る挿入位置にタブを自動的に挿入する段階とを
   有する、複数カラムのテーブルにテキスト・カ
   ラムを挿入する方法。 ２ 各テキスト・カラムがタブ・ストツプで位置
   決めされている複数カラムからなるテーブルのテ
   キスト・カラム間に、別のテキスト・カラムを対
   話式ワード処理システムを用いて挿入する方法に
   おいて、 (a) 前記別のテキスト・カラムを前記テーブルに
   挿入する際に、前記別のテキスト・カラムの左
   隣りのテキスト・カラムの各項目ごとに、その
   項目がヌル項目であり且つその右隣りに挿入さ
   れる前記別のテキスト・カラムの項目がヌル項
   目でないかどうかを判断する段階と、 (b) 前記段階(a)の判断が肯定的であるとき、前記
   別のテキスト・カラムの左隣りのテキスト・カ
   ラムのそのヌル項目の位置にタブを自動的に挿
   入する段階とを有する、複数カラムのテーブル
   にテキスト・カラムを挿入する方法。