JPS646416Y2 - - Google Patents

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JPS646416Y2
JPS646416Y2 JP4598985U JP4598985U JPS646416Y2 JP S646416 Y2 JPS646416 Y2 JP S646416Y2 JP 4598985 U JP4598985 U JP 4598985U JP 4598985 U JP4598985 U JP 4598985U JP S646416 Y2 JPS646416 Y2 JP S646416Y2
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JP
Japan
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insertion holes
clearance
spherical bearings
ring
ring members
Prior art date
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Expired
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JP4598985U
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JPS61162621U (ja
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Landscapes

  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は相互に連動させる回動伝達軸の軸芯ず
れ、角度ずれに対して、それらのずれの大きさが
比較的大きな場合であつても十分に対応可能なフ
レキシブルカツプリングに関する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来この種のカツプリングとしては種々の形式
のものがあるが、一般的なカツプリングにおいて
は角度ずれが大きいものに対してはクリアランス
も大きく取る必要がある。その場合言わゆるガタ
ツキも大きくなり、精度を要する回動伝達に使用
するには不向きであり、その使用範囲が限定さ
れ、かつ振動も大きくなり、これに伴なつて振動
音の発生、機械的耐久性の低下等種々の問題を有
するものであつた。そこでフレキシブルカツプリ
ングとしてはクリアランスをできるだけ小さく、
従つて角度ずれの許容範囲が小さなものとなる傾
向にある。他方、このようなガタツキをなくすた
めにカツプリングのピン自体を合成ゴム等のフレ
キシブルな材質のもので構成する方法もあるが、
この構成のものにおいては上記のガタツキを解消
させ、かつ角度ずれの大きな場合にも適用させる
ことが可能であるとしても、ピンに負荷させるこ
とのできる力の限度は材質上、低くかつカツプリ
ングに係る回動軸相互の連動同時性に難点を有す
るものであつた。本考案はこのような問題点に鑑
みて発案されたものであつて、回動軸の芯ずれ、
角度ずれが比較的大きなものに対して対応できる
と共にガタツキのないフレキシブルカツプリング
を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
図において1は総括的に本考案フレキシブルカ
ツプリングを示している。2,3は相互に対面状
態に配備されたフランジであつて、一方のフラン
ジ3の中心部には軸取付部4が設けてあつて該軸
取付部4には回動軸5の端部5aが取付けてあ
る。また該フランジ3にはその円方向に沿つて等
間隔に適数(通常は3個)の挿通孔6,6を穿設
し、該挿通孔6,6の内面に例えばゴム等の弾性
を有する材質よりなるリング部材7,7を内設す
るものである。そしてさらに該リング部材7,7
の内側に球面軸受9,9を装設し、該球面軸受
9,9に連結ピン10,10を挿着する。該連結
ピン10,10の一端は挿通孔6,6に対応させ
てフランジ2の面に形成したピン留部11,11
に固定する。12,12はリング状に形成したク
リアランス調整部材であつて、該クリアランス調
整部材12,12は上記挿通孔6,6に嵌着され
るものであつて、その外周面12a,12aは挿
通孔6,6の内周面6a,6aに密接し、内周面
12b,12bは球面軸受9,9の外周面10
a,10aとは離れていてクリアランスを形成し
ているものである。従つてクリアランス調整部材
12,12の内径を異なるものにすれば上記クリ
アランスもそれに応じて異なるものとなる。
〔作用〕
連結ピン10,10はフランジ2に固定してい
るのでフランジ2に直結している回動軸(図示せ
ず)が回動軸5に対して相関的に角度ずれした場
合には連結ピン10,10も同時に角度ずれし、
その動きは球面軸受9,9に支受されてスムース
に行なわれる。そして該角度ずれによつて発生す
る球面軸受9,9における連結ピン10,10の
軸に対して直角方向の移動量はリング部材7,7
に吸収され、かつ連結ピン10,10の軸方向の
移動量は球面軸受9,9に対する摺動によつて吸
収される。また軸芯ずれ、或いはトルクが負荷さ
れた場合も連結ピン10,10の移動量がリング
部材7,7に吸収される。そして該移動量がクリ
アランスに達した場合にはリング部材7,7を介
しない直接に伝動する状態となり、それ以上の軸
芯ずれは規制されるがトルクをそれ以上に大きく
することは可能である。このようにトルクが大き
な状態になつたとしてもリング部材7,7に対す
る押力は大きくなることは全くなく、クリアラン
ス調整部材12,12によつて保護された状態と
なり、リング部材7,7が破損されるようなこと
はない。
〔考案の効果〕
本考案はカツプリングの連結ピンを球面軸受で
保持すると共に該球面軸受を弾性を有するリング
部材内に保持させ、かつ球面軸受の周面にクリア
ランスを形成するクリアランス調整部材を配備し
た構成を有するものであるので回転軸相互の軸芯
ずれ、角度ずれによつて発生する連結ピンの移動
及び軸の角度の変動はきわめてスムースにこれら
の構成体において吸収され処理され、比較的大き
な角度ずれに対しても振動やガタツキ等を発生さ
せることなく連動させることができ、さらに大き
なトルクに対しては直結状の状態にして作動させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を縦断面図である。 2,3……フランジ、6……挿通孔、7……リ
ング部材、9……球面軸受、10……連結ピン、
12……クリアランス調整部材、12a……外周
面、12b……内周面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対面状態に配備した一対のフランジ2,3の
    内、一方のフランジ3の円方向に沿つて等間隔に
    適数の挿通孔6,6を穿設し、該挿通孔6,6の
    内面に弾性体よりなるリング部材7,7を内設
    し、かつ、該リング部材7,7の内側に球面軸受
    9,9を装設し、該球面軸受9,9に一端が上記
    フランジ2に取付けられた連結ピン10,10を
    挿設し、さらにリング状であつてその外周面12
    a,12aが挿通孔6,6の内周面6a,6aに
    密接して嵌着し、内周面12b,12bは球面軸
    受9,9の外周面10a,10aとの間にクリア
    ランスを形成するクリアランス調整部材12,1
    2を備えてなるフレキシブルカツプリング。
JP4598985U 1985-03-30 1985-03-30 Expired JPS646416Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4598985U JPS646416Y2 (ja) 1985-03-30 1985-03-30

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JP4598985U JPS646416Y2 (ja) 1985-03-30 1985-03-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61162621U JPS61162621U (ja) 1986-10-08
JPS646416Y2 true JPS646416Y2 (ja) 1989-02-20

Family

ID=30559976

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JP4598985U Expired JPS646416Y2 (ja) 1985-03-30 1985-03-30

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JPS61162621U (ja) 1986-10-08

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