JPS646414Y2 - - Google Patents
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- JPS646414Y2 JPS646414Y2 JP1984021932U JP2193284U JPS646414Y2 JP S646414 Y2 JPS646414 Y2 JP S646414Y2 JP 1984021932 U JP1984021932 U JP 1984021932U JP 2193284 U JP2193284 U JP 2193284U JP S646414 Y2 JPS646414 Y2 JP S646414Y2
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- joint
- slit
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- disk
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/26—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
- F16D3/30—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected in which the coupling is specially adapted to constant velocity-ratio
- F16D3/32—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected in which the coupling is specially adapted to constant velocity-ratio by the provision of two intermediate members each having two relatively perpendicular trunnions or bearings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
この考案は、農業機械の車軸などに用いられる
広角度等速ユニバーサルジヨイントに関する。
広角度等速ユニバーサルジヨイントに関する。
従来技術
この種のユニバーサルジヨイントの従来例とし
て、特公昭50−21610号公報に記載のものが知ら
れている。
て、特公昭50−21610号公報に記載のものが知ら
れている。
このユニバーサルジヨイントは、第1図および
第2図に示すように、ボール状突起1,1を有す
る一対の外方ジヨイントフオーク2,2を、前記
ボール状突起1,1がそれぞれ受けられるシリン
ダー状軸受3,3を、両面上に垂直に設けた芯出
しデイスク4で強制的に誘導するとともに、ジヨ
イントクロスピース5,5を介して前記外方ジヨ
イントフオーク2,2にそれぞれ連結される一対
の内方ジヨイント6,6の一端部に形成したフラ
ンジ7,7を互に結合して、このフランジ7,7
間にシリンダー状のスリツト8を形成し、このス
リツト8内で前記芯出しデイスク4を誘導するよ
うにしたダブルジヨイントにおいて、前記芯出し
デイスク4を挾む一対のリングデイスク9,9を
前記スリツト8内に推移可能に設けるとともに、
このリングデイスク9,9の外径と内径を、スリ
ツト8が芯出しデイスク4のいかなる推移に際し
ても外方に向かつて閉鎖されているように、スリ
ツト8と芯出しデイスク4の直径に適応させたも
のである。
第2図に示すように、ボール状突起1,1を有す
る一対の外方ジヨイントフオーク2,2を、前記
ボール状突起1,1がそれぞれ受けられるシリン
ダー状軸受3,3を、両面上に垂直に設けた芯出
しデイスク4で強制的に誘導するとともに、ジヨ
イントクロスピース5,5を介して前記外方ジヨ
イントフオーク2,2にそれぞれ連結される一対
の内方ジヨイント6,6の一端部に形成したフラ
ンジ7,7を互に結合して、このフランジ7,7
間にシリンダー状のスリツト8を形成し、このス
リツト8内で前記芯出しデイスク4を誘導するよ
うにしたダブルジヨイントにおいて、前記芯出し
デイスク4を挾む一対のリングデイスク9,9を
前記スリツト8内に推移可能に設けるとともに、
このリングデイスク9,9の外径と内径を、スリ
ツト8が芯出しデイスク4のいかなる推移に際し
ても外方に向かつて閉鎖されているように、スリ
ツト8と芯出しデイスク4の直径に適応させたも
のである。
ところが、上記のユニバーサルジヨイントで
は、スリツト8内で推移する前記リングデイスク
9は、フランジ7と接する片面側および芯出しデ
イスク4と接する他面側の両面が摺動面となるの
で、リングデイスク9が摩耗しやすいという欠点
を有する。
は、スリツト8内で推移する前記リングデイスク
9は、フランジ7と接する片面側および芯出しデ
イスク4と接する他面側の両面が摺動面となるの
で、リングデイスク9が摩耗しやすいという欠点
を有する。
また、リングデイスク9の摺動をよくするた
め、フランジ7の摺接面を鏡面状に仕上げる必要
があり、その加工に困難を伴なうなどの問題も有
する。
め、フランジ7の摺接面を鏡面状に仕上げる必要
があり、その加工に困難を伴なうなどの問題も有
する。
目 的
この考案は、従来例における如上の問題点を解
消し、芯出しデイスクに接するリングデイスクの
摩耗が少なく、スリツト内での芯出しデイスクの
滑動性も向上し、内方ジヨイントのフランジ部の
加工も容易な広角度等速ユニバーサルジヨイント
を提供することを目的とする。
消し、芯出しデイスクに接するリングデイスクの
摩耗が少なく、スリツト内での芯出しデイスクの
滑動性も向上し、内方ジヨイントのフランジ部の
加工も容易な広角度等速ユニバーサルジヨイント
を提供することを目的とする。
考案の概要
この考案の広角度等速ユニバーサルジヨイント
は、一対の外方ジヨイントを芯出しデイスクの両
面で揺動自在に軸承するとともに、ジヨイントト
クロスピースを介して前記各外方ジヨイントに連
結した一対の内方ジヨイントを互のフランジ部で
結合して、そのフランジ部間に前記芯出しデイス
クを誘導するシリンダー状スリツトを形成したダ
ブルジヨイントであつて、前記スリツト内に収容
されこのスリツトとほぼ同じ内外径の一対のリン
グ状デイスクで前記芯出しデイスクを摺動可能に
挾んで、リング状デイスクの摺動面が芯出しデイ
スクと接する片面に限られるようにする一方、前
記各フランジ部のスリツト外径側に周溝を形成す
るとともに、前記各リング状デイスクの外径側に
前記周溝に通じる連通路を形成し、前記スリツト
に連通させた潤滑剤供給口より注入される潤滑剤
が周溝、連通路を通じて芯出しデイスクの摺動部
へ供給されるようにしたことを特徴としている。
は、一対の外方ジヨイントを芯出しデイスクの両
面で揺動自在に軸承するとともに、ジヨイントト
クロスピースを介して前記各外方ジヨイントに連
結した一対の内方ジヨイントを互のフランジ部で
結合して、そのフランジ部間に前記芯出しデイス
クを誘導するシリンダー状スリツトを形成したダ
ブルジヨイントであつて、前記スリツト内に収容
されこのスリツトとほぼ同じ内外径の一対のリン
グ状デイスクで前記芯出しデイスクを摺動可能に
挾んで、リング状デイスクの摺動面が芯出しデイ
スクと接する片面に限られるようにする一方、前
記各フランジ部のスリツト外径側に周溝を形成す
るとともに、前記各リング状デイスクの外径側に
前記周溝に通じる連通路を形成し、前記スリツト
に連通させた潤滑剤供給口より注入される潤滑剤
が周溝、連通路を通じて芯出しデイスクの摺動部
へ供給されるようにしたことを特徴としている。
実施例
この考案の一実施例を第3図ないし第5図に基
づいて説明すれば、11,11は先端にそれぞれ
ボール状突起12,12を形成した一対の外方ジ
ヨイントフオークで、これらの外方ジヨイントフ
オーク11,11はそれぞれジヨイントクロスピ
ース13,13を介して略円筒形をなす一対の内
方ジヨイント14,14に連結されている。これ
ら内方ジヨイント14,14の一端部にはそれぞ
れフランジ部15,15が一体に形成され、溶接
16により結合されてフランジ部15,15間に
シリンダー状のスリツト17が形成される。前記
フランジ部15は、内方ジヨイント14の内径側
および外径側のそれぞれに延設されている。前記
各フランジ部15,15のスリツト部外径側の最
奥部には円周溝18,18がそれぞれ形成されて
いる。
づいて説明すれば、11,11は先端にそれぞれ
ボール状突起12,12を形成した一対の外方ジ
ヨイントフオークで、これらの外方ジヨイントフ
オーク11,11はそれぞれジヨイントクロスピ
ース13,13を介して略円筒形をなす一対の内
方ジヨイント14,14に連結されている。これ
ら内方ジヨイント14,14の一端部にはそれぞ
れフランジ部15,15が一体に形成され、溶接
16により結合されてフランジ部15,15間に
シリンダー状のスリツト17が形成される。前記
フランジ部15は、内方ジヨイント14の内径側
および外径側のそれぞれに延設されている。前記
各フランジ部15,15のスリツト部外径側の最
奥部には円周溝18,18がそれぞれ形成されて
いる。
19は前記スリツト17内で誘導される芯出し
デイスクで、その中央部にはこれと垂直に両面よ
り突出するシリンダー状軸受20が一体に形成さ
れている。この軸受20の両端部には、前記各外
方ジヨイントフオーク11,11のボール状突起
12,12がそれぞれ嵌め込まれ、前記スリツト
17内を芯出しデイスク19が推移することによ
り、一対の外方ジヨイントフオーク11,11が
デイスク19を中心にして等角度で折れ曲がるよ
うにされている。芯出しデイスク19は、その外
径を前記スリツト17の内径よりも大きくして、
デイスク19がスリツト17から外れることがな
いようにされている。
デイスクで、その中央部にはこれと垂直に両面よ
り突出するシリンダー状軸受20が一体に形成さ
れている。この軸受20の両端部には、前記各外
方ジヨイントフオーク11,11のボール状突起
12,12がそれぞれ嵌め込まれ、前記スリツト
17内を芯出しデイスク19が推移することによ
り、一対の外方ジヨイントフオーク11,11が
デイスク19を中心にして等角度で折れ曲がるよ
うにされている。芯出しデイスク19は、その外
径を前記スリツト17の内径よりも大きくして、
デイスク19がスリツト17から外れることがな
いようにされている。
21,21は前記スリツト17内に収容される
一対のリング状デイスクで、前記芯出しデイスク
19はこのリング状デイスク21,21により摺
動可能に挾み付けられている。このリング状デイ
スク21は、前記スリツト17とほぼ同じ内外径
とされ、その外周縁には第5図に示すように前記
フランジ15の円周溝18に通じる連通用切欠き
21a…が形成されている。
一対のリング状デイスクで、前記芯出しデイスク
19はこのリング状デイスク21,21により摺
動可能に挾み付けられている。このリング状デイ
スク21は、前記スリツト17とほぼ同じ内外径
とされ、その外周縁には第5図に示すように前記
フランジ15の円周溝18に通じる連通用切欠き
21a…が形成されている。
第4図において、22はグリース供給口で、一
方のフランジ部15の外向きフランジ部におい
て、その円周溝18に開口するようにフランジ部
15の軸方向に向けてグリースニツプルを螺着し
て形成されている。
方のフランジ部15の外向きフランジ部におい
て、その円周溝18に開口するようにフランジ部
15の軸方向に向けてグリースニツプルを螺着し
て形成されている。
外方ジヨイントフオーク11は、その外周面に
形成したストツパー11aが内方ジヨイント14
の円筒部先端14aに当接することにより、その
最大折曲角を規制するようにされている。
形成したストツパー11aが内方ジヨイント14
の円筒部先端14aに当接することにより、その
最大折曲角を規制するようにされている。
内方ジヨイント14の円筒部先端14a側に
は、直径方向に向けて互に対向し合う位置に凹曲
部14b,14bが形成されるとともに、この凹
曲部14b,14bにジヨイントクロスピース1
3の一方の自由端側を受け入れる軸受穴23,2
3が形成されている。そして前記凹曲部14bで
は、その先端に外方ジヨイントフオーク11の付
け根部11bが当接することにより、その最大折
曲度を規制するようにされている。
は、直径方向に向けて互に対向し合う位置に凹曲
部14b,14bが形成されるとともに、この凹
曲部14b,14bにジヨイントクロスピース1
3の一方の自由端側を受け入れる軸受穴23,2
3が形成されている。そして前記凹曲部14bで
は、その先端に外方ジヨイントフオーク11の付
け根部11bが当接することにより、その最大折
曲度を規制するようにされている。
このユニバーサルジヨイントの組立ては、2つ
の内方ジヨイント14,14間にリング状デイス
ク21,21および芯出しデイスク19を組み込
み、この内方ジヨイント14,14を溶接16し
て1つのアセンブリとしたあと、ジヨイントクロ
スピース13の一方の自由端側が結合されている
外方ジヨイントフオーク11を、そのボール状突
起12が軸受20に嵌まるようにして内方ジヨイ
ント14に組み込むことにより行なわれる。ジヨ
イントクロスピース13の他方の自由端は、内方
ジヨイント14に形成された軸受穴23に挿入し
たあと、外側からこの軸受穴23にばね作用を有
する安全リング24を嵌め込んで止着される。
の内方ジヨイント14,14間にリング状デイス
ク21,21および芯出しデイスク19を組み込
み、この内方ジヨイント14,14を溶接16し
て1つのアセンブリとしたあと、ジヨイントクロ
スピース13の一方の自由端側が結合されている
外方ジヨイントフオーク11を、そのボール状突
起12が軸受20に嵌まるようにして内方ジヨイ
ント14に組み込むことにより行なわれる。ジヨ
イントクロスピース13の他方の自由端は、内方
ジヨイント14に形成された軸受穴23に挿入し
たあと、外側からこの軸受穴23にばね作用を有
する安全リング24を嵌め込んで止着される。
第6図および第7図はこの考案の他の実施例を
示すもので、各内方ジヨイント14,14の一端
部に形成されるフランジ部15,15は、内径側
にのみ延設された内向きフランジとされている。
そしてフランジ部15の円周溝18に通じるグリ
ース供給口22は、第7図に示すように内方ジヨ
イント14の円筒部先端14a側に形成される凹
曲部14bに臨ませてあり、このように外向きフ
ランジ部を省略することによつて、ユニバーサル
ジヨイントのスイング径ができるだけ小さくなる
ようにされている。前記凹曲部14bが、内方ジ
ヨイント14の円筒部先端14aの直径方向に対
向し合う位置に形成されること、およびこの凹曲
部14bにジヨイントクロスピース13の一方の
自由端側を結合させる軸受穴23が形成されるこ
とは、先の実施例と同様である。このほかの構成
も先の実施例と同様であり、対応する部材には同
一符号を付している。
示すもので、各内方ジヨイント14,14の一端
部に形成されるフランジ部15,15は、内径側
にのみ延設された内向きフランジとされている。
そしてフランジ部15の円周溝18に通じるグリ
ース供給口22は、第7図に示すように内方ジヨ
イント14の円筒部先端14a側に形成される凹
曲部14bに臨ませてあり、このように外向きフ
ランジ部を省略することによつて、ユニバーサル
ジヨイントのスイング径ができるだけ小さくなる
ようにされている。前記凹曲部14bが、内方ジ
ヨイント14の円筒部先端14aの直径方向に対
向し合う位置に形成されること、およびこの凹曲
部14bにジヨイントクロスピース13の一方の
自由端側を結合させる軸受穴23が形成されるこ
とは、先の実施例と同様である。このほかの構成
も先の実施例と同様であり、対応する部材には同
一符号を付している。
なお上記の各実施例において、ユニバーサルジ
ヨイントのスイング径および折れ角の設定は、芯
出しデイスク19の外径がスリツト17より外れ
ないように設定するという条件が満たされる限
り、どのようにも設定することができる。
ヨイントのスイング径および折れ角の設定は、芯
出しデイスク19の外径がスリツト17より外れ
ないように設定するという条件が満たされる限
り、どのようにも設定することができる。
また前記各実施例では、芯出しデイスク19を
スリツト17内において挾むリング状デイスク2
1,21の素材として、ばね鋼にマンガン系リン
酸塩皮膜処理を施したものを用い、グリースの供
給に加えて、芯出しデイスク19のリング状デイ
スク21に対する耐摩耗性、潤滑性がさらに向上
するようにされているが、マンガン系リン酸塩皮
膜処理以外の方法によりリング状デイスク21に
表面処理を施したり、固体潤滑剤を塗布してもよ
く、リング状デイスク21の素材として摩擦係数
の小さい合成樹脂を用いてもよい。
スリツト17内において挾むリング状デイスク2
1,21の素材として、ばね鋼にマンガン系リン
酸塩皮膜処理を施したものを用い、グリースの供
給に加えて、芯出しデイスク19のリング状デイ
スク21に対する耐摩耗性、潤滑性がさらに向上
するようにされているが、マンガン系リン酸塩皮
膜処理以外の方法によりリング状デイスク21に
表面処理を施したり、固体潤滑剤を塗布してもよ
く、リング状デイスク21の素材として摩擦係数
の小さい合成樹脂を用いてもよい。
効 果
この考案の広角度等速ユニバーサルジヨイント
は、前記したように一対の内方ジヨイントのフラ
ンジ間に形成されるシリンダー状スリツトとほぼ
同じ内外径の一対のリング状デイスクで芯出しデ
イスクを摺動可能に挾むので、リング状デイスク
はスリツト内に固定され芯出しデイスクに接する
片面だけが摺接面となり、リング状デイスクの摺
接面積が従来例に比べて半減するので、それだけ
摩耗量が減少し耐久性が向上する。
は、前記したように一対の内方ジヨイントのフラ
ンジ間に形成されるシリンダー状スリツトとほぼ
同じ内外径の一対のリング状デイスクで芯出しデ
イスクを摺動可能に挾むので、リング状デイスク
はスリツト内に固定され芯出しデイスクに接する
片面だけが摺接面となり、リング状デイスクの摺
接面積が従来例に比べて半減するので、それだけ
摩耗量が減少し耐久性が向上する。
また内方ジヨイントのフランジ部に対して、リ
ング状デイスクは摺動しない構成であるため、フ
ランジ部は通常の切削加工でよく鏡面仕上げとす
る必要がなく、その加工も容易になる。
ング状デイスクは摺動しない構成であるため、フ
ランジ部は通常の切削加工でよく鏡面仕上げとす
る必要がなく、その加工も容易になる。
さらに各フランジ部のスリツト外径側に周溝を
形成するとともに、リング状デイスクの外径側に
前記周溝に通じる連通路を形成し、スリツトに連
通させた潤滑剤供給口より注入される潤滑剤が、
周溝、連通路を通じて芯出しデイスクの摺動部へ
よく廻るようにされているので、リング状デイス
クと芯出しデイスクの間の潤滑性が向上し、リン
グ状デイスクの摩耗量が一層減少する。
形成するとともに、リング状デイスクの外径側に
前記周溝に通じる連通路を形成し、スリツトに連
通させた潤滑剤供給口より注入される潤滑剤が、
周溝、連通路を通じて芯出しデイスクの摺動部へ
よく廻るようにされているので、リング状デイス
クと芯出しデイスクの間の潤滑性が向上し、リン
グ状デイスクの摩耗量が一層減少する。
第1図および第2図はそれぞれ従来例の一部を
破断して示す平面図および正面図、第3図および
第4図はそれぞれこの考案の一実施例の一部を破
断して示す平面図および正面図、第5図はリング
状デイスクの平面図、第6図はこの考案の他の実
施例の半部を破断して示す平面図、第7図は第6
図の−線矢視断面図である。 11……外方ジヨイントフオーク、12……ボ
ール状突起、13……ジヨイントクロスピース、
14……内方ジヨイント、15……フランジ部、
17……シリンダー状スリツト、18……円周
溝、19……芯出しデイスク、20……シリンダ
ー状軸受、21……リング状デイスク、21a…
…切欠き(連通路)、22……グリース供給口
(潤滑剤供給口)。
破断して示す平面図および正面図、第3図および
第4図はそれぞれこの考案の一実施例の一部を破
断して示す平面図および正面図、第5図はリング
状デイスクの平面図、第6図はこの考案の他の実
施例の半部を破断して示す平面図、第7図は第6
図の−線矢視断面図である。 11……外方ジヨイントフオーク、12……ボ
ール状突起、13……ジヨイントクロスピース、
14……内方ジヨイント、15……フランジ部、
17……シリンダー状スリツト、18……円周
溝、19……芯出しデイスク、20……シリンダ
ー状軸受、21……リング状デイスク、21a…
…切欠き(連通路)、22……グリース供給口
(潤滑剤供給口)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対の外方ジヨイントを芯出しデイスクの両
面で揺動自在に軸承するとともに、ジヨイント
クロスピースを介して前記各外方ジヨイントに
連結した一対の内方ジヨイントを互のフランジ
部で結合して、そのフランジ部間に前記芯出し
デイスクを誘導するシリンダー状スリツトを形
成したダブルジヨイントにおいて、前記スリツ
ト内に収容されこのスリツトとほぼ同じ内外径
の一対のリング状デイスクで前記芯出しデイス
クを摺動可能に挾み、前記各フランジ部のスリ
ツト外径側に周溝を形成するとともに、前記各
リング状デイスクの外径側に前記周溝に通じる
連通路を形成し、前記スリツトに連通させた潤
滑剤供給口より注入される潤滑剤が周溝、連通
路を通じて芯出しデイスクの摺動部へ供給され
るようにしたことを特徴とする広角度等速ユニ
バーサルジヨイント。 (2) 潤滑剤供給口は、前記周溝からフランジの軸
方向に向けて開口させた実用新案登録請求の範
囲第(1)項記載の広角度等速ユニバーサルジヨイ
ント。 (3) 内方ジヨイントは略円筒形で、フランジ部は
内方ジヨイントの内径側および外径側に延設
し、外径側フランジ部に前記潤滑剤供給口を形
成した実用新案登録請求の範囲第(2)項記載の広
角度等速ユニバーサルジヨイント。 (4) フランジ部は内方ジヨイントの内径側にのみ
延設し、フランジ部に隣接する内方ジヨイント
の所定部位を内径側に凹陥して形成した凹所に
前記潤滑剤供給口を臨ませた実用新案登録請求
の範囲第(2)項記載の広角度等速ユニバーサルジ
ヨイント。 (5) 内方ジヨイントの前記凹所の内側端部を、ジ
ヨイントクロスピースの結合部とした実用新案
登録請求の範囲第(4)項記載の広角度等速ユニバ
ーサルジヨイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984021932U JPS60133231U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 広角度等速ユニバ−サルジヨイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984021932U JPS60133231U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 広角度等速ユニバ−サルジヨイント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60133231U JPS60133231U (ja) | 1985-09-05 |
JPS646414Y2 true JPS646414Y2 (ja) | 1989-02-20 |
Family
ID=30513767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984021932U Granted JPS60133231U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 広角度等速ユニバ−サルジヨイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60133231U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100444081B1 (ko) * | 2000-09-27 | 2004-08-11 | 주식회사 만도 | 광각 유니버셜 조인트 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5021610A (ja) * | 1973-06-25 | 1975-03-07 |
-
1984
- 1984-02-17 JP JP1984021932U patent/JPS60133231U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5021610A (ja) * | 1973-06-25 | 1975-03-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60133231U (ja) | 1985-09-05 |
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