JPS646234Y2 - - Google Patents

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JPS646234Y2
JPS646234Y2 JP3174985U JP3174985U JPS646234Y2 JP S646234 Y2 JPS646234 Y2 JP S646234Y2 JP 3174985 U JP3174985 U JP 3174985U JP 3174985 U JP3174985 U JP 3174985U JP S646234 Y2 JPS646234 Y2 JP S646234Y2
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JP
Japan
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wire
cutting
attached
sliding piece
slide plate
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JP3174985U
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JPS61148591U (ja
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  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スポンジケーキ、カステラ及び豆腐
等の軟弱食品を所望の形状に切断する際に使用す
る切断装置に係り、特に、モータとエキセン機構
とにより生じる振動を環状ワイヤに伝達し、該環
状ワイヤあるいはワイヤの中間に介在させた切断
刃により切断する装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、菓子等の食品製造工場や豆腐製造工場に
おいて軟弱食品を切断する場合は、間欠的に移動
するベルトコンベアの上に前記軟弱食品をのせ、
該ベルトコンベアが停止している間に上方から切
断刃を降下させて切断する方式の切断装置が用い
られていた。
しかし、上述の装置では切断時に型くずれを起
こしたり、食品の破片が切断刃に付着したりする
ことが多かつた。また、ケーキ等の底面には台紙
がついていることがあり、この場合、前記台紙は
ケーキ素材の持つ水分や糖分が含浸しているため
大変強靭な状態となり、上述の装置ではきれいに
切断することが難しかつた。
そこで、発振器及び振動子等の電磁的手段によ
り、前述の切断装置の切断刃に超音波振動を与え
て切断する装置が開発された。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の切断装置の開発により、切断対象が軟弱
食品である場合や台紙のついたケーキ等である場
合にも問題なく切断することができるようになつ
たが、この装置では刃物に振動を与える手段が発
振器及び振動子によるものであつたので、構造が
複雑となり装置の製品コストや運転コストが高か
つた。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、装置の製品コスト及び運転コス
トを低くし、且つ、簡単な構造で従来の振動型切
断装置と同等の効果を得ることができる切断装置
の提供にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の問題点を解決する本考案の要旨は、ルー
プを形成した緊張したワイヤ3の直線部分又はそ
の直線部分に取付けた切断刃4を軟弱食品の切断
部とするとともに、同ループしたワイヤ3の途中
にそのワイヤ方向に摺動自在なスライド板23を
結着し、同スライド板にワイヤ方向と直交する方
向に摺動する摺動片25を取付け、同摺動片の摺
動方向及びワイヤ方向とに直交する方向にのびた
偏心して回転する偏心軸13を摺動片25に連係
し、同偏心軸を毎秒60及至3600回転数の速度で回
転させることを特徴とする切断装置にある。
〔作用〕
モータ等によつて偏心軸13を毎秒60〜3600回
転数で偏心回転させると、これと連係した摺動片
25が摺動するとともにこれと直交した方向にス
ライド板23も摺動して互いに直交する方向で往
復動する。このスライド板23の往復動によつて
これと結着したワイヤ3を60〜3600Hzの振動で往
復動させる。ワイヤ3を往復動させながら、直線
部分の切断部を軟弱食品に押し込めば、60〜3600
Hzで振動するワイヤ3又は切断刃4で軟弱食品を
美しく且つ迅速に切断できるものである。
〔実施例〕
以下、第1実施例を図面に基づいて説明する。
図中1はモータ、2はエキセン機構、10はワイ
ヤ3を架設してあるローラであり、該ローラ10
によりワイヤ3にテンシヨンをかける如くしてあ
る。11はモータ軸であり、該モータ軸11には
偏心軸13を設けたカプラ12が取り付けられて
いる。21乃至26は第1の実施例によるエキセ
ン機構2の構成要素であり、21は中央にスライ
ド溝22を形成してなる固定枠、23は該スライ
ド溝22に配設されるスライド板であり、該スラ
イド板23の上面には二筋のガイド24が突設さ
れている。25は前記ガイド24の間をガイド2
4に平行な方向のみに摺動する摺動片であり、略
中央に軸孔26が形成してある。Oはモータ軸1
1の中心、O′は偏心軸13の中心を示す。30
は本考案の切断装置を用いて切断する軟弱食品3
1を載置したコンベアである。
本実施例において、モータ軸11に取り付けた
カプラ12の偏心軸13は摺動片25の軸孔26
に挿入されている。この状態でモータ1を作動さ
せることにより生じる回転運動は、エキセン機構
2において横方向と縦方向との直線運動の組み合
わせに分解される。
このうち横方向の直線運動は、第4,7図に示
す如く摺動片25の摺動により吸収されてワイヤ
3には全く作用しない。一方、縦方向の直線運動
はガイド24を介してスライド板23に伝達さ
れ、該スライド板23は第5図及び第6図に示す
如く直線往復運動を行う。このようにして得られ
たスライド板23の往復運動を振動として与えた
ワイヤ3によつて軟弱食品31を切断する。
以上のようにして形成したエキセン機構2を有
する切断装置を用いて本考案者が行つた実験にお
いては、振動数が60乃至3600Hzの範囲内の時に軟
弱食品31が最もよく切断できるという結果を得
た。
〔考案の効果〕
上述の如く本考案によれば、モータとエキセン
機構との組み合わせによりワイヤあるいは切断刃
に振動を与えることができるので、装置の構造を
簡単にすることができ、且つ、装置の製造コスト
及び運転コストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す説明図、第
2図は本考案の第2実施例を示す説明図、第3図
は本考案におけるエキセン機構の第1実施例を示
す斜視図、第4図は第3図の−線断面図、第
5図及び第6図はエキセン機構におけるスライド
板の動きを示す平面図、第7図は第1実施例の動
作を示す説明図である。 1:モータ、2:エキセン機構、3:ワイヤ、
4:切断刃。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ループを形成した緊張したワイヤ3の直線部分
    又はその直線部分に取付けた切断刃4を軟弱食品
    の切断部とするとともに、同ループしたワイヤ3
    の途中にそのワイヤ方向に摺動自在なスライド板
    23を結着し、同スライド板にワイヤ方向と直交
    する方向に摺動する摺動片25を取付け、同摺動
    片の摺動方向及びワイヤ方向とに直交する方向に
    のびた偏心して回転する偏心軸13を摺動片25
    に連係し、同偏心軸を毎秒60乃至3600回転数の速
    度で回転させることを特徴とする切断装置。
JP3174985U 1985-03-05 1985-03-05 Expired JPS646234Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3174985U JPS646234Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

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JP3174985U JPS646234Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61148591U JPS61148591U (ja) 1986-09-12
JPS646234Y2 true JPS646234Y2 (ja) 1989-02-16

Family

ID=30532633

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JP3174985U Expired JPS646234Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

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JPS61148591U (ja) 1986-09-12

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