JPS646121B2 - - Google Patents
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- JPS646121B2 JPS646121B2 JP58071627A JP7162783A JPS646121B2 JP S646121 B2 JPS646121 B2 JP S646121B2 JP 58071627 A JP58071627 A JP 58071627A JP 7162783 A JP7162783 A JP 7162783A JP S646121 B2 JPS646121 B2 JP S646121B2
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- Japan
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- oxygen
- nitrogen
- raw material
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- adsorption
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- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、酸素または窒素の液化ガスの気化
に対して従来廃棄されていたエネルギーの効率的
な活用を目的とする酸素ガスまたは窒素ガスの増
産方法に関するものである。
に対して従来廃棄されていたエネルギーの効率的
な活用を目的とする酸素ガスまたは窒素ガスの増
産方法に関するものである。
酸素や窒素等のガスは、従来、空気を液化精溜
して、それぞれの成分に分離し、このようにして
得られた液化酸素および液化窒素は液状で貯蔵も
しくは輸送され、液状のまままたはこれを気化さ
せてガス状で広く利用されている。
して、それぞれの成分に分離し、このようにして
得られた液化酸素および液化窒素は液状で貯蔵も
しくは輸送され、液状のまままたはこれを気化さ
せてガス状で広く利用されている。
近時、各種エネルギーは、特に石油危機以来、
コストの上昇がきわめて激しく、一般産業の経営
を大きく圧迫する要因となつており、酸素や窒素
等のガスについても、それが広範な用途に利用さ
れるものであるだけに、生産性の向上が社会の各
方面から強く要請されている。
コストの上昇がきわめて激しく、一般産業の経営
を大きく圧迫する要因となつており、酸素や窒素
等のガスについても、それが広範な用途に利用さ
れるものであるだけに、生産性の向上が社会の各
方面から強く要請されている。
この発明は、このような社会的要請に応じ、酸
素や窒素を安価で供給し、空気から分離される酸
素、窒素もしくはアルゴン等のいわゆる分離ガス
相互間の需要の変化に対応して、製鋼、冶金、化
学、発酵等の分野で発生する酸素窒素含有ガスの
活用範囲を広げるとともに、液化ガスを気化する
ときに従来廃棄されていた寒冷エネルギーを活用
することによつて、酸素ガスおよび窒素ガスを増
産し、併わせて、酸素窒素混合ガスの分離条件に
関する新技術をも探求しようとするものであつ
て、第1原料である液化酸素または液化窒素を気
化させて、酸素ガスまたは窒素ガスとして利用す
るに際して、第2原料である別の原料源から得ら
れる酸素と窒素とを含有するガスを第1原料の気
化に要する蒸発潜熱および顕熱の寒冷エネルギー
によつて−80〜−140℃の低温に保たれた分子篩
吸着剤床に送入して、第2原料中に含まれる酸素
をこの吸着剤床の吸着剤に吸着させ、第2原料中
に含まれる窒素を非吸着成分として流出させるこ
とにより第2原料中に含まれる酸素と窒素とを分
離し、この吸着剤に吸着された酸素は脱着回収す
ることによつて、これらの第2原料から分離され
る酸素ガスおよび窒素ガスをそれぞれ第1原料か
ら気化する酸素ガスまたは窒素ガスと併わせて利
用することを特徴とするガスの増産方法を提供す
るものである。
素や窒素を安価で供給し、空気から分離される酸
素、窒素もしくはアルゴン等のいわゆる分離ガス
相互間の需要の変化に対応して、製鋼、冶金、化
学、発酵等の分野で発生する酸素窒素含有ガスの
活用範囲を広げるとともに、液化ガスを気化する
ときに従来廃棄されていた寒冷エネルギーを活用
することによつて、酸素ガスおよび窒素ガスを増
産し、併わせて、酸素窒素混合ガスの分離条件に
関する新技術をも探求しようとするものであつ
て、第1原料である液化酸素または液化窒素を気
化させて、酸素ガスまたは窒素ガスとして利用す
るに際して、第2原料である別の原料源から得ら
れる酸素と窒素とを含有するガスを第1原料の気
化に要する蒸発潜熱および顕熱の寒冷エネルギー
によつて−80〜−140℃の低温に保たれた分子篩
吸着剤床に送入して、第2原料中に含まれる酸素
をこの吸着剤床の吸着剤に吸着させ、第2原料中
に含まれる窒素を非吸着成分として流出させるこ
とにより第2原料中に含まれる酸素と窒素とを分
離し、この吸着剤に吸着された酸素は脱着回収す
ることによつて、これらの第2原料から分離され
る酸素ガスおよび窒素ガスをそれぞれ第1原料か
ら気化する酸素ガスまたは窒素ガスと併わせて利
用することを特徴とするガスの増産方法を提供す
るものである。
従来、空気等の酸素窒素含有ガス(以下原料ガ
スと称す)をその成分に吸着分離する方法として
は、常温で天然または合成ゼオライト等の分子篩
吸着剤を用いて窒素を吸着し酸素から分離する方
法が一般的であつた。しかし、この常温での分離
方法では、単位吸着剤当りの吸着ガス量が小さい
うえ、一般に原料ガスである空気中の酸素より量
の多い窒素を選択的に吸着するので、吸着分離効
果が悪く、製品ガス単位当りの吸着剤所要量が大
きくなり、装置規模や原料ガス圧縮のための動力
原単位も大きくなり、また、吸着剤に悪影響を及
ぼす原料ガス中の水分や炭酸ガスなどの不純物を
除去するため(天然または合成ゼオライト吸着剤
は、酸素、窒素より水分、炭酸ガスの方が選択吸
着特性があるため、水分、炭酸ガスを除去しなけ
れば、酸素、窒素は吸着出来ない)の吸着前処理
装置を必要とするなどの難点を有していた。
スと称す)をその成分に吸着分離する方法として
は、常温で天然または合成ゼオライト等の分子篩
吸着剤を用いて窒素を吸着し酸素から分離する方
法が一般的であつた。しかし、この常温での分離
方法では、単位吸着剤当りの吸着ガス量が小さい
うえ、一般に原料ガスである空気中の酸素より量
の多い窒素を選択的に吸着するので、吸着分離効
果が悪く、製品ガス単位当りの吸着剤所要量が大
きくなり、装置規模や原料ガス圧縮のための動力
原単位も大きくなり、また、吸着剤に悪影響を及
ぼす原料ガス中の水分や炭酸ガスなどの不純物を
除去するため(天然または合成ゼオライト吸着剤
は、酸素、窒素より水分、炭酸ガスの方が選択吸
着特性があるため、水分、炭酸ガスを除去しなけ
れば、酸素、窒素は吸着出来ない)の吸着前処理
装置を必要とするなどの難点を有していた。
そこで、この発明者らは原料ガスを空気とし、
混合状態にある酸素と窒素とを分離するとき、酸
素の方が成分量として少なく、この酸素を吸着さ
せて酸素、窒素を分離する方が、必要吸着剤量と
して少なくてすむ点に着目しこの方法について検
討した。しかし、従来の常温下での圧力変動式吸
着分離法の場合、天然または合成ゼオライト吸着
剤は、前記のとおり、窒素を選択吸着するため、
酸素を吸着させて吸着剤量を少なくすることは不
可能であつた。従来公知の文献、たとえば「ゼオ
ライトとその利用」同編集委員会編、株式会社技
報堂、昭和42年12月1日発行、第164頁、に示さ
れているが、この明細書第3図には4Åの細孔径
を持つ合成ゼオライトの0℃以下の各温度におけ
る酸素、窒素それぞれ単一の吸着量が示されてい
て、この図を見れば0℃から−100℃付近までは
酸素の吸着量よりも窒素の吸着量の方が大きい
が、窒素の吸着量は−100℃付近をピークにして、
さらに低温では急激に低下し、一方、酸素の吸着
量は低温ほど大きくなり、特に−150℃以下の低
温下では、窒素をほとんど吸着しないが酸素は吸
着し、その吸着ガス量も常温に比べはるかに大き
いことが示されている。
混合状態にある酸素と窒素とを分離するとき、酸
素の方が成分量として少なく、この酸素を吸着さ
せて酸素、窒素を分離する方が、必要吸着剤量と
して少なくてすむ点に着目しこの方法について検
討した。しかし、従来の常温下での圧力変動式吸
着分離法の場合、天然または合成ゼオライト吸着
剤は、前記のとおり、窒素を選択吸着するため、
酸素を吸着させて吸着剤量を少なくすることは不
可能であつた。従来公知の文献、たとえば「ゼオ
ライトとその利用」同編集委員会編、株式会社技
報堂、昭和42年12月1日発行、第164頁、に示さ
れているが、この明細書第3図には4Åの細孔径
を持つ合成ゼオライトの0℃以下の各温度におけ
る酸素、窒素それぞれ単一の吸着量が示されてい
て、この図を見れば0℃から−100℃付近までは
酸素の吸着量よりも窒素の吸着量の方が大きい
が、窒素の吸着量は−100℃付近をピークにして、
さらに低温では急激に低下し、一方、酸素の吸着
量は低温ほど大きくなり、特に−150℃以下の低
温下では、窒素をほとんど吸着しないが酸素は吸
着し、その吸着ガス量も常温に比べはるかに大き
いことが示されている。
つぎに吸着剤単位当りの吸着ガス量を比較する
と、従来の常温法で使用される代表的な5Å合成
ゼオライトは、窒素を選択吸着し、この窒素の吸
着量は約0.78重量%(吸着剤当りの重量比)であ
る。一方、4Å合成ゼオライトは、−196℃低温下
では、酸素を選択吸着し、この酸素は約24重量%
以上の吸着能力を有す。この結果、常温吸着と低
温吸着の吸着能非差は、低温吸着が約30倍以上と
非常に大きくなる。低温下でおきるこの効果を利
用して、吸着操作を特に−150℃以下で行ない原
料ガス中の少ない方の成分である酸素を吸脱着さ
せ、窒素を非吸着成分として流出させれば、必要
吸着剤量が非常に少なくてすむと考えられる。
と、従来の常温法で使用される代表的な5Å合成
ゼオライトは、窒素を選択吸着し、この窒素の吸
着量は約0.78重量%(吸着剤当りの重量比)であ
る。一方、4Å合成ゼオライトは、−196℃低温下
では、酸素を選択吸着し、この酸素は約24重量%
以上の吸着能力を有す。この結果、常温吸着と低
温吸着の吸着能非差は、低温吸着が約30倍以上と
非常に大きくなる。低温下でおきるこの効果を利
用して、吸着操作を特に−150℃以下で行ない原
料ガス中の少ない方の成分である酸素を吸脱着さ
せ、窒素を非吸着成分として流出させれば、必要
吸着剤量が非常に少なくてすむと考えられる。
既に述べたように、第3図から判断すれば、低
温になるほど酸素と窒素の分離効果は大きく、窒
素はほとんど吸着せず酸素のみの吸着が可能と予
想されたのであるが、この発明者らがこの低温下
で混合状態にある酸素、窒素について鋭意検討し
た結果は、意外にも前記公知文献に示された図か
ら予想されるところと全く異なる結論を得てこの
発明を完成する足掛りを得るに至つた。得られた
結果を図示すると第4図のようになる。この図に
は、合成ゼオライト4A(細孔径4Å)を吸着剤と
して使用し圧力変動吸着法で温度を変化させ、空
気を原料ガスとした場合の酸素、窒素の吸着量
と、製品窒素量の変化とを示したが、酸素吸着量
は−110℃付近で最高となり、このピークより高
い温度でも低い温度でも吸着量は減少する。ま
た、窒素の吸着量は−130℃付近で最少となりこ
の温度より高くても低くても吸着量を増加する。
製品窒素量は、−110℃付近で最高となりこれ以外
の温度では減少するなど、第3図から予想された
低温になるほど吸着効果が向上するという結論と
は全く異つた結果を確認した。この結果、この発
明においては窒素と酸素の分離に有効な温度範囲
として、−80〜−140に制御するのがよいことを着
想するに至つた。
温になるほど酸素と窒素の分離効果は大きく、窒
素はほとんど吸着せず酸素のみの吸着が可能と予
想されたのであるが、この発明者らがこの低温下
で混合状態にある酸素、窒素について鋭意検討し
た結果は、意外にも前記公知文献に示された図か
ら予想されるところと全く異なる結論を得てこの
発明を完成する足掛りを得るに至つた。得られた
結果を図示すると第4図のようになる。この図に
は、合成ゼオライト4A(細孔径4Å)を吸着剤と
して使用し圧力変動吸着法で温度を変化させ、空
気を原料ガスとした場合の酸素、窒素の吸着量
と、製品窒素量の変化とを示したが、酸素吸着量
は−110℃付近で最高となり、このピークより高
い温度でも低い温度でも吸着量は減少する。ま
た、窒素の吸着量は−130℃付近で最少となりこ
の温度より高くても低くても吸着量を増加する。
製品窒素量は、−110℃付近で最高となりこれ以外
の温度では減少するなど、第3図から予想された
低温になるほど吸着効果が向上するという結論と
は全く異つた結果を確認した。この結果、この発
明においては窒素と酸素の分離に有効な温度範囲
として、−80〜−140に制御するのがよいことを着
想するに至つた。
この発明においては前記したとおり吸着操作温
度を−80〜−140℃とするため、原料ガスを分子
篩吸着剤床に入れる前当然この温度範囲に冷却し
なければならず、この温度では、水分、炭酸ガス
は凍結凝固するため、自ずと原料ガス中の水分、
炭酸ガスなどは凝結除去されるから、水分や炭酸
ガスを除去するための吸着前処理は不要になる。
度を−80〜−140℃とするため、原料ガスを分子
篩吸着剤床に入れる前当然この温度範囲に冷却し
なければならず、この温度では、水分、炭酸ガス
は凍結凝固するため、自ずと原料ガス中の水分、
炭酸ガスなどは凝結除去されるから、水分や炭酸
ガスを除去するための吸着前処理は不要になる。
この発明は、以上述べたようなゼオライト4A
系分子篩吸着剤床を−80〜−140℃の低温に保つ
ための寒冷エネルギーとして、液化酸素または液
化窒素が気化する際の気化熱(すなわち、蒸発潜
熱もしくは顕熱等の寒冷エネルギーは、従来廃棄
されて全く顧みられなかつたものである)を利用
しようとする着想に基づいてなされたものであ
る。
系分子篩吸着剤床を−80〜−140℃の低温に保つ
ための寒冷エネルギーとして、液化酸素または液
化窒素が気化する際の気化熱(すなわち、蒸発潜
熱もしくは顕熱等の寒冷エネルギーは、従来廃棄
されて全く顧みられなかつたものである)を利用
しようとする着想に基づいてなされたものであ
る。
この発明の方法においては、第2原料である酸
素と窒素とを含有するガスを−80〜−140℃に保
たれた分子篩吸着剤床に送入して、原料中の酸素
をこの吸着剤床の吸着剤に吸着させ、原料中の窒
素を非吸着剤成分として流出させることにより、
第2原料中に含まれる酸素と窒素とに分離するも
のであるから、第2原料としては酸素と窒素とを
含む混合ガスであれば、いかなる組成のものであ
つても使用できるが、特に空気のように酸素含量
に比べて窒素含量の大きい原料ガスの場合には分
離効率がよいので、窒素ガスに富むガスを使用す
ることは好ましい。
素と窒素とを含有するガスを−80〜−140℃に保
たれた分子篩吸着剤床に送入して、原料中の酸素
をこの吸着剤床の吸着剤に吸着させ、原料中の窒
素を非吸着剤成分として流出させることにより、
第2原料中に含まれる酸素と窒素とに分離するも
のであるから、第2原料としては酸素と窒素とを
含む混合ガスであれば、いかなる組成のものであ
つても使用できるが、特に空気のように酸素含量
に比べて窒素含量の大きい原料ガスの場合には分
離効率がよいので、窒素ガスに富むガスを使用す
ることは好ましい。
一方、第1原料としては、液化酸素または液化
窒素のいずれを使用してもよく、必要に応じて、
同一の装置で両者を切替えて使用することもでき
るが、切替え時には両者の混合によつて純度の低
下したガスを生成するので、用途もしくは需要家
の要求する純度に対応できるような配慮は当然必
要である。この発明の方法は、第1原料である液
化酸素または液化窒素の保有する寒冷エネルギー
を活用して、第2原料からも酸素や窒素を分離
し、これらを併わせて利用するものであり、第1
原料から得られる製品ガスと、第2原料から得ら
れる製品ガスとは、それぞれ単独で用いてもよ
く、または混合して用いてもよいが、第1原料か
ら得られる製品ガスと第2原料から得られる製品
ガスとは自ずと純度が異るから、最終の用途に応
じて、単独使用するか、混合使用するか、もし混
合使用するとすればその混合比等は、当然のこと
ながら適宜使い分けることが必要である。この発
明の方法は一段で実施したり、製品の高純度の要
求に応じて多段で実施したりすることも任意にな
し得る。
窒素のいずれを使用してもよく、必要に応じて、
同一の装置で両者を切替えて使用することもでき
るが、切替え時には両者の混合によつて純度の低
下したガスを生成するので、用途もしくは需要家
の要求する純度に対応できるような配慮は当然必
要である。この発明の方法は、第1原料である液
化酸素または液化窒素の保有する寒冷エネルギー
を活用して、第2原料からも酸素や窒素を分離
し、これらを併わせて利用するものであり、第1
原料から得られる製品ガスと、第2原料から得ら
れる製品ガスとは、それぞれ単独で用いてもよ
く、または混合して用いてもよいが、第1原料か
ら得られる製品ガスと第2原料から得られる製品
ガスとは自ずと純度が異るから、最終の用途に応
じて、単独使用するか、混合使用するか、もし混
合使用するとすればその混合比等は、当然のこと
ながら適宜使い分けることが必要である。この発
明の方法は一段で実施したり、製品の高純度の要
求に応じて多段で実施したりすることも任意にな
し得る。
この発明の方法を実施する装置は、前述したよ
うに、水分および炭酸ガスを除去するために前処
理装置は不要であり、窒素に富んだ第2原料を使
用するときの分離効率は高いので、装置は比較的
小型で済み、圧縮機も小型でよく、分子篩吸着剤
床中にガスを通すという方法であり、かつ、従来
廃棄していた寒冷エネルギーを活用するものであ
るから、動力や冷却エネルギー等を多量に必要と
するということもなく、操作も簡単である。
うに、水分および炭酸ガスを除去するために前処
理装置は不要であり、窒素に富んだ第2原料を使
用するときの分離効率は高いので、装置は比較的
小型で済み、圧縮機も小型でよく、分子篩吸着剤
床中にガスを通すという方法であり、かつ、従来
廃棄していた寒冷エネルギーを活用するものであ
るから、動力や冷却エネルギー等を多量に必要と
するということもなく、操作も簡単である。
この発明の方法において、第1原料として用い
る低温液体酸素、窒素は、大気圧の貯蔵温度がそ
れぞれ−183℃、−196℃と非常に低温度で、この
発明の原料ガスを冷却するに充分なる温度と寒冷
エネルギーを保有しており、この低温吸着分離方
法を実施することにより従来の常温法の短所を改
善するとともに、製品として得ようとするガスと
同一の低温液化ガスを冷媒として寒冷を得ること
を容易とし、この冷媒をプロセス停止時に外部侵
入熱により吸着剤床の温度上昇を防止するため、
吸着剤床中もしくはこの周囲に設けられた熱交換
パイプ中に通して外部からの侵入熱による吸着剤
床の温度上昇を抑制し、窒素による吸着妨害を防
ぎ、低温吸着法の欠点である装置起動時の吸着剤
床を低温にする操作を無くし、常に装置を正常な
低温状態に保つようにすることもできる。
る低温液体酸素、窒素は、大気圧の貯蔵温度がそ
れぞれ−183℃、−196℃と非常に低温度で、この
発明の原料ガスを冷却するに充分なる温度と寒冷
エネルギーを保有しており、この低温吸着分離方
法を実施することにより従来の常温法の短所を改
善するとともに、製品として得ようとするガスと
同一の低温液化ガスを冷媒として寒冷を得ること
を容易とし、この冷媒をプロセス停止時に外部侵
入熱により吸着剤床の温度上昇を防止するため、
吸着剤床中もしくはこの周囲に設けられた熱交換
パイプ中に通して外部からの侵入熱による吸着剤
床の温度上昇を抑制し、窒素による吸着妨害を防
ぎ、低温吸着法の欠点である装置起動時の吸着剤
床を低温にする操作を無くし、常に装置を正常な
低温状態に保つようにすることもできる。
この製品と同一の低温液化ガス、すなわち、製
品ガスが非吸着成分である窒素の場合は液体窒
素、吸着成分である酸素の場合は液体酸素、を冷
媒とすることは、前記のようにプロセス停止時に
も寒冷源を有し吸着剤床の温度上昇を抑制する効
果の他に、吸着分離ガス単位ではその純度により
用途の限られたものが、冷媒である液化ガスの蒸
発ガスと混合されることにより純度が上昇し用途
が広くなるという効果もある。すなわち、低温吸
着により、窒素を製品とする場合、吸着塔の製品
窒素は一般に99.0〜99.9.容量%の純度で、冷媒と
なる低温液化窒素は99.999容量%である。また、
酸素を製品とする場合、吸着製品酸素は90〜97容
量%で、冷媒の液化酸素は99.6容量%であり、こ
れらを混合すると吸着製品ガス純度は向上する。
品ガスが非吸着成分である窒素の場合は液体窒
素、吸着成分である酸素の場合は液体酸素、を冷
媒とすることは、前記のようにプロセス停止時に
も寒冷源を有し吸着剤床の温度上昇を抑制する効
果の他に、吸着分離ガス単位ではその純度により
用途の限られたものが、冷媒である液化ガスの蒸
発ガスと混合されることにより純度が上昇し用途
が広くなるという効果もある。すなわち、低温吸
着により、窒素を製品とする場合、吸着塔の製品
窒素は一般に99.0〜99.9.容量%の純度で、冷媒と
なる低温液化窒素は99.999容量%である。また、
酸素を製品とする場合、吸着製品酸素は90〜97容
量%で、冷媒の液化酸素は99.6容量%であり、こ
れらを混合すると吸着製品ガス純度は向上する。
まず、この発明の第1の実施例として2基の吸
着塔を交互に用いて空気から窒素ガスを製造する
装置の概要を第1図に基づいて説明する。
着塔を交互に用いて空気から窒素ガスを製造する
装置の概要を第1図に基づいて説明する。
図において、1は原料としての空気の導入管で
あつて、この管1に圧縮機2、冷却器3が順次連
結され、冷却器3の出口に連結された管4は2本
に分岐して弁5a,5b、管6a,6bを経て2
基の熱交換器7a,7bに連結される。
あつて、この管1に圧縮機2、冷却器3が順次連
結され、冷却器3の出口に連結された管4は2本
に分岐して弁5a,5b、管6a,6bを経て2
基の熱交換器7a,7bに連結される。
この両熱交換器7a,7bの出口に連結された
管は弁8a,8bを経て再び1本の管9となり熱
交換器10に連結される。この熱交換器10の出
口に連結した管11は、2本に分岐して弁12
a,12bを経て2基の吸着塔13a,13bに
連結される。この吸着塔13a,13bは合成ゼ
オライト4Aまたはこれと同等の天然ゼオライト
の如き分子篩吸着剤床を有するもので、その上部
には弁14a,14bを介して管15が連結さ
れ、この管15に連結した管16は2本に分岐し
て弁17a,17b、管18a,18bを経て前
記熱交換器7a,7bの熱交換部19a,19b
に連結されるが、この両熱交換部19a,19b
の出口は管20により連結されている。
管は弁8a,8bを経て再び1本の管9となり熱
交換器10に連結される。この熱交換器10の出
口に連結した管11は、2本に分岐して弁12
a,12bを経て2基の吸着塔13a,13bに
連結される。この吸着塔13a,13bは合成ゼ
オライト4Aまたはこれと同等の天然ゼオライト
の如き分子篩吸着剤床を有するもので、その上部
には弁14a,14bを介して管15が連結さ
れ、この管15に連結した管16は2本に分岐し
て弁17a,17b、管18a,18bを経て前
記熱交換器7a,7bの熱交換部19a,19b
に連結されるが、この両熱交換部19a,19b
の出口は管20により連結されている。
前記熱交換器7a,7b内には別の熱交換部2
2a,22bがあり、この各熱交換部22a,2
2bの入口はそれぞれ弁21a,21bを有する
管により前記管18a,18bに連結され、出口
は弁23a,23bを介して1本の製品導出管2
4に連結されている。
2a,22bがあり、この各熱交換部22a,2
2bの入口はそれぞれ弁21a,21bを有する
管により前記管18a,18bに連結され、出口
は弁23a,23bを介して1本の製品導出管2
4に連結されている。
25は液化ガス貯槽であつて、この例では液体
窒素が入つている。この槽25に連結した管26
は2本に分岐し、一方の管は弁27を経て前記熱
交換器10の熱交換部28の入口に連結され、そ
の出口は弁29を介して前記管15,16に連結
されている。また他方の管は弁43を経て分岐
し、前記各吸着塔13a,13b内の熱交換パイ
プ44を経て再び1本の導出管45に接続されて
いる。
窒素が入つている。この槽25に連結した管26
は2本に分岐し、一方の管は弁27を経て前記熱
交換器10の熱交換部28の入口に連結され、そ
の出口は弁29を介して前記管15,16に連結
されている。また他方の管は弁43を経て分岐
し、前記各吸着塔13a,13b内の熱交換パイ
プ44を経て再び1本の導出管45に接続されて
いる。
31は前記各吸着塔13a,13bに弁30
a,30bを介して連結した管で、この管31は
2本に分岐して弁32a,32bを介し、前記各
熱交換器7a,7bのもう一つの熱交換部33
a,33bに連結され、この熱交換部33a,3
3bの出口にそれぞれ連結した管34a,34b
は1本の管35に連結され、この管35に管3
6,42が連結される。
a,30bを介して連結した管で、この管31は
2本に分岐して弁32a,32bを介し、前記各
熱交換器7a,7bのもう一つの熱交換部33
a,33bに連結され、この熱交換部33a,3
3bの出口にそれぞれ連結した管34a,34b
は1本の管35に連結され、この管35に管3
6,42が連結される。
管36には大気に通じる放出弁37と真空ポン
プ39の入口に通じる弁38が設けられ、真空ポ
ンプ39の排気口には排気管40を連結する。ま
た前記管42は2本に分岐して弁41a,41b
を介して前記管6a,6bに連結されている。
プ39の入口に通じる弁38が設けられ、真空ポ
ンプ39の排気口には排気管40を連結する。ま
た前記管42は2本に分岐して弁41a,41b
を介して前記管6a,6bに連結されている。
つぎに上記装置を用いた窒素ガスの分離方法の
一例について説明する。
一例について説明する。
弁5b,8b,12b,14b,17b,21
a,23b,30a,32b,41a,38,4
3を閉じ他の全ての弁を開いた状態で、圧縮機2
を運転すると、管1から供給された原料空気は圧
縮機2により約3Kg/cm2に圧縮された冷却器3で
冷却水などにより圧縮熱を除去されたのち管4→
弁5a→管6aと流れ熱交換器7aにより約−
145℃に冷却されて水分、炭酸ガスなどの不純物
が熱交換部19aにより凝結除去されて清浄な低
温空気となり導出されて、弁8a管9を経て熱交
換器10に導入される。熱交換器10内の熱交換
部28には貯槽25から管26、弁27を経て液
体窒素が供給されており、管9より導入された原
料空気はこの液体窒素と熱交換して約−170℃に
冷却され、管11、弁12aを経て吸着塔13a
に導入される。一方、熱交換部28に供給された
液体窒素は原料空気との熱交換で蒸発してガス化
し、弁29を径て後述の吸着分離窒素と混合され
る。
a,23b,30a,32b,41a,38,4
3を閉じ他の全ての弁を開いた状態で、圧縮機2
を運転すると、管1から供給された原料空気は圧
縮機2により約3Kg/cm2に圧縮された冷却器3で
冷却水などにより圧縮熱を除去されたのち管4→
弁5a→管6aと流れ熱交換器7aにより約−
145℃に冷却されて水分、炭酸ガスなどの不純物
が熱交換部19aにより凝結除去されて清浄な低
温空気となり導出されて、弁8a管9を経て熱交
換器10に導入される。熱交換器10内の熱交換
部28には貯槽25から管26、弁27を経て液
体窒素が供給されており、管9より導入された原
料空気はこの液体窒素と熱交換して約−170℃に
冷却され、管11、弁12aを経て吸着塔13a
に導入される。一方、熱交換部28に供給された
液体窒素は原料空気との熱交換で蒸発してガス化
し、弁29を径て後述の吸着分離窒素と混合され
る。
吸着塔13a,13bは何れも低温下で酸素を
選択的に吸着する前記した合成ゼオライト4A等
の分子篩吸着剤が充填されており、所定の時間間
隔で周期的に吸着と再生を交互に繰り返す。い
ま、吸着塔13aが吸着期、13bが再生期にあ
るから、熱交換器10より導出された原料空気
は、前記のように管11、弁12aを経て吸着塔
13aに導入され、塔内に充填された吸着剤によ
り酸素が選択的に吸着されて窒素が非吸着成分と
して弁14aを経て導出される。吸着塔13aよ
り導出された吸着分離窒素は、弁14a、管15
を経て前述の冷媒液体窒素の蒸発ガスと混合さ
れ、管16、弁17a、管18aを経て熱交換器
7a内の熱交換部19aに導入されて原料空気と
熱交換してほぼ常温に昇温した後、管20を経て
もう一方の再生中の熱交換器7b内の熱交換部1
9bに導入された混合窒素は、ここで前周期に凝
結された水分、炭酸ガス等の不純物と熱交換して
再び冷却され、管18b、弁21bを経て熱交換
器7a内の熱交換部22aに入り、再び原料空気
と熱交換してほぼ常温になり、弁23a、管24
を通つて製品窒素として所要部へ供給される。
選択的に吸着する前記した合成ゼオライト4A等
の分子篩吸着剤が充填されており、所定の時間間
隔で周期的に吸着と再生を交互に繰り返す。い
ま、吸着塔13aが吸着期、13bが再生期にあ
るから、熱交換器10より導出された原料空気
は、前記のように管11、弁12aを経て吸着塔
13aに導入され、塔内に充填された吸着剤によ
り酸素が選択的に吸着されて窒素が非吸着成分と
して弁14aを経て導出される。吸着塔13aよ
り導出された吸着分離窒素は、弁14a、管15
を経て前述の冷媒液体窒素の蒸発ガスと混合さ
れ、管16、弁17a、管18aを経て熱交換器
7a内の熱交換部19aに導入されて原料空気と
熱交換してほぼ常温に昇温した後、管20を経て
もう一方の再生中の熱交換器7b内の熱交換部1
9bに導入された混合窒素は、ここで前周期に凝
結された水分、炭酸ガス等の不純物と熱交換して
再び冷却され、管18b、弁21bを経て熱交換
器7a内の熱交換部22aに入り、再び原料空気
と熱交換してほぼ常温になり、弁23a、管24
を通つて製品窒素として所要部へ供給される。
再生器にある吸着塔13bからは、前周期に吸
着された酸素が、弁30b、管31、弁32aを
経て熱交換器7a内の熱交換部33aに入り、原
料空気と熱交換して昇温された後、管34a,3
5,36、弁37を経て大気に放出され、吸着塔
13b内の圧力が吸着圧力から大気圧に減圧され
る。吸着塔13b内の圧力が大気圧まで減圧され
た後、弁37が閉じ、かわりに弁38が開かれ
て、上述の圧力放出時と同じ過程を経て吸着塔1
3b内の酸素が真空ポンプ39により吸引され、
排気管40を通つて系外に排出される。同時に、
前述の混合窒素により加熱解氷された熱交換器7
b内の水分、炭酸ガスなどの不純物が、管6b、
弁41b、管42,36、弁38を経て真空ポン
プ39により吸引され、排気管40を通つて同じ
く系外に排出される。
着された酸素が、弁30b、管31、弁32aを
経て熱交換器7a内の熱交換部33aに入り、原
料空気と熱交換して昇温された後、管34a,3
5,36、弁37を経て大気に放出され、吸着塔
13b内の圧力が吸着圧力から大気圧に減圧され
る。吸着塔13b内の圧力が大気圧まで減圧され
た後、弁37が閉じ、かわりに弁38が開かれ
て、上述の圧力放出時と同じ過程を経て吸着塔1
3b内の酸素が真空ポンプ39により吸引され、
排気管40を通つて系外に排出される。同時に、
前述の混合窒素により加熱解氷された熱交換器7
b内の水分、炭酸ガスなどの不純物が、管6b、
弁41b、管42,36、弁38を経て真空ポン
プ39により吸引され、排気管40を通つて同じ
く系外に排出される。
上述の操作を一定時間続けたのち、これまで閉
じていた弁を開き、開いていた弁を閉じて(弁2
7,29,43はそのまま)吸着塔13bを吸着
期とし、吸着塔13aを再生期として前述と同様
の運転を行なう。
じていた弁を開き、開いていた弁を閉じて(弁2
7,29,43はそのまま)吸着塔13bを吸着
期とし、吸着塔13aを再生期として前述と同様
の運転を行なう。
また、プロセス停止時には弁27を閉とし、弁
43を開として貯槽25から液体窒素を管26、
弁43を経て、吸着塔13a,13b内の熱交換
パイプ44に供給し、外部からの侵入熱による熱
着剤の温度上昇を抑制し、蒸発、ガス化した窒素
は管45を通つて系外へ出る。
43を開として貯槽25から液体窒素を管26、
弁43を経て、吸着塔13a,13b内の熱交換
パイプ44に供給し、外部からの侵入熱による熱
着剤の温度上昇を抑制し、蒸発、ガス化した窒素
は管45を通つて系外へ出る。
本発明の最大の効果を発揮できるのは、前にも
記載したとおり、現在低温液体酸素、窒素を使用
している工場において、大気中に−183℃、−196
℃(いずれも沸点)という低温寒冷エネルギーを
全く利用しないで放出していたものを、この発明
の内容に従つて有効利用することにある。具体的
にその効果を説明すると、上記の第1の実施例で
は図に示した2塔切換式の場合で、80Nm3/時の
吸着分離窒素を製造するために必要な吸着剤は1
塔当り約90Kgで従来方法よりも少なくなる。従来
の常温法による窒素ガス生産では、天然、合成ゼ
オライト、または運転方法により差はあるが、大
略同一窒素生産量に対し、吸着剤は1200〜2000Kg
となり、この発明の低温吸着においては、従来の
常温吸着法に比べ、吸着剤量が1/6〜1/11と大幅
に減少され、その効果は絶大なるものである。
記載したとおり、現在低温液体酸素、窒素を使用
している工場において、大気中に−183℃、−196
℃(いずれも沸点)という低温寒冷エネルギーを
全く利用しないで放出していたものを、この発明
の内容に従つて有効利用することにある。具体的
にその効果を説明すると、上記の第1の実施例で
は図に示した2塔切換式の場合で、80Nm3/時の
吸着分離窒素を製造するために必要な吸着剤は1
塔当り約90Kgで従来方法よりも少なくなる。従来
の常温法による窒素ガス生産では、天然、合成ゼ
オライト、または運転方法により差はあるが、大
略同一窒素生産量に対し、吸着剤は1200〜2000Kg
となり、この発明の低温吸着においては、従来の
常温吸着法に比べ、吸着剤量が1/6〜1/11と大幅
に減少され、その効果は絶大なるものである。
また、製品窒素純度99〜99.9%の範囲内で、冷
媒液体窒素1Nm3に対し、吸着分離窒素が2〜4N
m3得られ、現在液体窒題を蒸発、ガス化して使用
しているところでは、その寒冷を利用して2〜4
倍の窒素の増量が可能である。
媒液体窒素1Nm3に対し、吸着分離窒素が2〜4N
m3得られ、現在液体窒題を蒸発、ガス化して使用
しているところでは、その寒冷を利用して2〜4
倍の窒素の増量が可能である。
第2図は空気から酸素ガスを製造する第2の実
施例を示すもので、大部分は第1の実施例と同様
であるから相違点のみについて説明する。
施例を示すもので、大部分は第1の実施例と同様
であるから相違点のみについて説明する。
第2図において、熱交換器10の熱交換部28
の出口には管46を連結してこの管を2本に分岐
し、各熱交換器7a,7bにさらに設けた熱交換
部48a,48bへ弁47a,47bを介して連
結する。また、この両熱交換部48a,48bの
出口は管49a,49bを介して弁50に連結
し、この弁50を酸素取出管51に連結し、真空
ポンプ39の吐出口および弁37を前記取出管5
1に連結する。
の出口には管46を連結してこの管を2本に分岐
し、各熱交換器7a,7bにさらに設けた熱交換
部48a,48bへ弁47a,47bを介して連
結する。また、この両熱交換部48a,48bの
出口は管49a,49bを介して弁50に連結
し、この弁50を酸素取出管51に連結し、真空
ポンプ39の吐出口および弁37を前記取出管5
1に連結する。
この実施例のプロセスでは貯槽25に液体酸素
を充填する点が異なり、吸着塔13aを吸着期、
吸着塔13bを再生期とする場合は前記貯槽から
弁27を経て熱交換器10内の熱交換部28に供
給された液体酸素は原料空気との熱交換で蒸発し
てガス化し、管46,弁47aを経て熱交換器7
a内の熱交換部48aに導入され、さらに原料空
気と熱交換して昇温され、管49a、弁50を通
つて吸着分離酸素と混合され、管51より製品酸
素として供給されることになる。また、吸着塔1
3aを再生期、吸着塔13bを吸着期とする場合
は管46からの酸素は弁47b熱交換部48bか
ら弁50に流れる。一方、窒素ガスは管24を経
て排出される。
を充填する点が異なり、吸着塔13aを吸着期、
吸着塔13bを再生期とする場合は前記貯槽から
弁27を経て熱交換器10内の熱交換部28に供
給された液体酸素は原料空気との熱交換で蒸発し
てガス化し、管46,弁47aを経て熱交換器7
a内の熱交換部48aに導入され、さらに原料空
気と熱交換して昇温され、管49a、弁50を通
つて吸着分離酸素と混合され、管51より製品酸
素として供給されることになる。また、吸着塔1
3aを再生期、吸着塔13bを吸着期とする場合
は管46からの酸素は弁47b熱交換部48bか
ら弁50に流れる。一方、窒素ガスは管24を経
て排出される。
この発明は上記の各実施例のように空気のよう
な酸素窒素含有ガス中の少ない方の成分である酸
素を低温でより多く吸着させることによつて吸着
分離効率の向上が得られることは勿論であるが、
低温を得るための冷媒として製品とするガスと同
一の低温液体ガス、すなわち、窒素を製品とする
場合は低温液体窒素、酸素を製品とする場合は低
温液体酸素を用い、熱交換によりガス化したこれ
らの冷媒を製品ガスに混合することにより、冷媒
を有効に利用できる利点がある。また、プロセス
中において必然的に要求される原料ガスを冷却す
る低温度を利用して水分や炭酸ガスなどの不純物
の凝結除去が行なえ、さらに、プロセス中に常備
される液化ガスを寒冷源としてプロセス停止時に
おいて、吸着塔内の吸着剤床を吸着温度に保つこ
とが可能なために、低温吸着の問題点であつた起
動時の吸着剤床の冷却が不用となり、起動時間が
大幅に短縮されるなどの効果もある。
な酸素窒素含有ガス中の少ない方の成分である酸
素を低温でより多く吸着させることによつて吸着
分離効率の向上が得られることは勿論であるが、
低温を得るための冷媒として製品とするガスと同
一の低温液体ガス、すなわち、窒素を製品とする
場合は低温液体窒素、酸素を製品とする場合は低
温液体酸素を用い、熱交換によりガス化したこれ
らの冷媒を製品ガスに混合することにより、冷媒
を有効に利用できる利点がある。また、プロセス
中において必然的に要求される原料ガスを冷却す
る低温度を利用して水分や炭酸ガスなどの不純物
の凝結除去が行なえ、さらに、プロセス中に常備
される液化ガスを寒冷源としてプロセス停止時に
おいて、吸着塔内の吸着剤床を吸着温度に保つこ
とが可能なために、低温吸着の問題点であつた起
動時の吸着剤床の冷却が不用となり、起動時間が
大幅に短縮されるなどの効果もある。
第1図、第2図はこの発明の各実施例を示す系
統図、第3図は窒素、酸素それぞれ単独の温度一
吸着量の関係を示す図、第4図は窒素、酸素共存
時の温度と吸着量および温度と製品窒素量を示す
図である。 2……圧縮機、3……冷却器、7a,7b……
熱交換器、10……熱交換器、13a,13b…
…吸着塔、25……液化ガス貯槽、39……真空
ポンプ。
統図、第3図は窒素、酸素それぞれ単独の温度一
吸着量の関係を示す図、第4図は窒素、酸素共存
時の温度と吸着量および温度と製品窒素量を示す
図である。 2……圧縮機、3……冷却器、7a,7b……
熱交換器、10……熱交換器、13a,13b…
…吸着塔、25……液化ガス貯槽、39……真空
ポンプ。
Claims (1)
- 1 第1原料である液化酸素または液化窒素を気
化させて、酸素ガスまたは窒素ガスとして利用す
るに際して、第2原料である別の原料源から得ら
れる酸素と窒素とを含有するガスを第1原料の気
化に要する蒸発潜熱および顕熱の寒冷エネルギー
によつて−80〜−140℃の低温に保たれた細孔径
4Åのゼオライト分子篩吸着剤床に送入して、第
2原料中に含まれる酸素をこの吸着剤床の吸着剤
に吸着させ、第2原料中に含まれる酸素を非吸着
成分として流出させることにより第2原料中に含
まれる酸素と窒素とを分離し、この吸着剤に吸着
された酸素は脱着回収することによつて、これら
の第2原料から分離される酸素ガスおよび窒素ガ
スをそれぞれ第1原料から気化する酸素ガスまた
は窒素ガスと併わせて利用することを特徴とする
ガスの増産方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58071627A JPS5982924A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | ガスの増産方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58071627A JPS5982924A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | ガスの増産方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5982924A JPS5982924A (ja) | 1984-05-14 |
| JPS646121B2 true JPS646121B2 (ja) | 1989-02-02 |
Family
ID=13466074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58071627A Granted JPS5982924A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | ガスの増産方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5982924A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6272504A (ja) * | 1985-09-27 | 1987-04-03 | Hitachi Ltd | 高純度窒素の製造方法 |
| JPH01115431A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガス製造装置 |
| JP5019829B2 (ja) * | 2006-09-19 | 2012-09-05 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 水素貯蔵装置及び水素供給方法 |
-
1983
- 1983-04-20 JP JP58071627A patent/JPS5982924A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5982924A (ja) | 1984-05-14 |
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