JPS645543B2 - - Google Patents
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- JPS645543B2 JPS645543B2 JP56141763A JP14176381A JPS645543B2 JP S645543 B2 JPS645543 B2 JP S645543B2 JP 56141763 A JP56141763 A JP 56141763A JP 14176381 A JP14176381 A JP 14176381A JP S645543 B2 JPS645543 B2 JP S645543B2
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- resin powder
- long
- plastic film
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- Expired
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
従来織布、不織布発泡プラスチツクス等とフイ
ルムをラミネートして水分等が裏面に漏れない機
能を有するシートは、オネシヨマツト、オムツカ
バーなどの用途では種々使われており、又オム
ツ、生理用品などでは、吸水性を有するシートが
使われているが、これらの吸水性シートの構造は
多層で且複雑であり、その製造方法も複雑であ
る。
ルムをラミネートして水分等が裏面に漏れない機
能を有するシートは、オネシヨマツト、オムツカ
バーなどの用途では種々使われており、又オム
ツ、生理用品などでは、吸水性を有するシートが
使われているが、これらの吸水性シートの構造は
多層で且複雑であり、その製造方法も複雑であ
る。
本発明は、これらの欠点を解消した高吸水性を
有し、且水分が長尺積層シート状物のプラスチツ
クスフイルム側（裏面）に漏れない機能を有する
長尺積層シート状物を、インラインで製造する方
法にかゝわる。すなわち織布、不織布などの長尺
シート状基材（以下基材という）上に、でんぷ
ん、セルロース誘導体、合成樹脂系等の原料から
なる高吸水性樹脂粉末を散布し、この上面からプ
ラスチツクスフイルムをラミネートすることを特
徴とする長尺積層シート状物の製造方法に関する
ものであり、従来の高吸水性樹脂を積層したシー
ト状物は基材とフイルムの接着のために殆んどが
ホツトメルト樹脂等の粉末を高吸水性樹脂粉末と
混ぜて用いていたが、ホツトメルト樹脂粉末が高
吸水性樹脂粉末と混合接触して高吸水性樹脂粉末
の表面積が減少し、吸水性能の低下をきたしてい
た事をも改善するものである。本発明に用いる高
吸水性樹脂粉末はでんぷんとアクリル酸の架橋重
合体、アクリル酸の重合体や架橋重合体、ビニル
アルコールとアクリル酸の共重合体、アクリロニ
トリル樹脂からの誘導体、でんぷんとポリアクリ
ロニトリルの架橋重合体、カルボキシメチルセル
ロースの架橋体、ポリエチレンオキサイドの架橋
体などでんぷん、セルロース誘導体、合成樹脂系
などを原料とする高吸水性樹脂の粉末で粒度が20
〜200メツシユのもので、高吸水性樹脂として市
販されているものは殆んどのものが使用可能であ
り、本発明はこれらの高吸水性樹脂を織布、不織
布などの長尺シート状基材とプラスチツクスフイ
ルムの間に粉体のまゝでラミネートする方法であ
るために、高吸水性樹脂の吸水性の機能を全く損
なうことなく、且水分等が長尺積層シート状物の
裏面となるプラスチツクスフイルム面からの水も
れが全くない、優れた保水機能を有するばかりで
なく、基材上に高吸水性樹脂粉末を散布し更にプ
ラスチツクスフイルムをラミネートした積層体を
全てインラインで製造可能としたものである。す
なわち、織布、乾式不織布、ニードルパンチされ
た不織布などの長尺の基材上に、粒度が20〜200
メツシユであるでんぷん系、セルロース誘導体
系、合成樹脂系などの高吸水性樹脂粉末を10〜
100ｇ／m2になるようにスクリーンを通すなど通
常行なわれる方法を用いて均一にふりかけた後、
厚さ40〜100μのポリエチレンなどのプラスチツ
クスフイルムをエクストルージヨン方式で出して
ラミネートする。これらの工程は長尺基材の巻出
し部、高吸水性樹脂粉末を均一に基材上に散布す
る工程、続いてエクストルージヨン方式等による
プラスチツクスフイルムを長尺基材にラミネート
する工程とを有することにより構成される長尺積
層シート状物の製造方法である。これらの工程は
全てインラインに組み込むことが容易になし得る
ものである。又、エクストルージヨン方式等によ
るプラスチツクスフイルムのラミネートの場合、
プラスチツクスフイルムの厚さや高吸水性樹脂粉
末の粒形、工程条件などによつては、プラスチツ
クスフイルムにピンホールが生じて水もれの原因
となる恐れもある為、プラスチツクスフイルムは
二重にラミネートすることが好ましい。以下に本
発明の実施例を示す。
有し、且水分が長尺積層シート状物のプラスチツ
クスフイルム側（裏面）に漏れない機能を有する
長尺積層シート状物を、インラインで製造する方
法にかゝわる。すなわち織布、不織布などの長尺
シート状基材（以下基材という）上に、でんぷ
ん、セルロース誘導体、合成樹脂系等の原料から
なる高吸水性樹脂粉末を散布し、この上面からプ
ラスチツクスフイルムをラミネートすることを特
徴とする長尺積層シート状物の製造方法に関する
ものであり、従来の高吸水性樹脂を積層したシー
ト状物は基材とフイルムの接着のために殆んどが
ホツトメルト樹脂等の粉末を高吸水性樹脂粉末と
混ぜて用いていたが、ホツトメルト樹脂粉末が高
吸水性樹脂粉末と混合接触して高吸水性樹脂粉末
の表面積が減少し、吸水性能の低下をきたしてい
た事をも改善するものである。本発明に用いる高
吸水性樹脂粉末はでんぷんとアクリル酸の架橋重
合体、アクリル酸の重合体や架橋重合体、ビニル
アルコールとアクリル酸の共重合体、アクリロニ
トリル樹脂からの誘導体、でんぷんとポリアクリ
ロニトリルの架橋重合体、カルボキシメチルセル
ロースの架橋体、ポリエチレンオキサイドの架橋
体などでんぷん、セルロース誘導体、合成樹脂系
などを原料とする高吸水性樹脂の粉末で粒度が20
〜200メツシユのもので、高吸水性樹脂として市
販されているものは殆んどのものが使用可能であ
り、本発明はこれらの高吸水性樹脂を織布、不織
布などの長尺シート状基材とプラスチツクスフイ
ルムの間に粉体のまゝでラミネートする方法であ
るために、高吸水性樹脂の吸水性の機能を全く損
なうことなく、且水分等が長尺積層シート状物の
裏面となるプラスチツクスフイルム面からの水も
れが全くない、優れた保水機能を有するばかりで
なく、基材上に高吸水性樹脂粉末を散布し更にプ
ラスチツクスフイルムをラミネートした積層体を
全てインラインで製造可能としたものである。す
なわち、織布、乾式不織布、ニードルパンチされ
た不織布などの長尺の基材上に、粒度が20〜200
メツシユであるでんぷん系、セルロース誘導体
系、合成樹脂系などの高吸水性樹脂粉末を10〜
100ｇ／m2になるようにスクリーンを通すなど通
常行なわれる方法を用いて均一にふりかけた後、
厚さ40〜100μのポリエチレンなどのプラスチツ
クスフイルムをエクストルージヨン方式で出して
ラミネートする。これらの工程は長尺基材の巻出
し部、高吸水性樹脂粉末を均一に基材上に散布す
る工程、続いてエクストルージヨン方式等による
プラスチツクスフイルムを長尺基材にラミネート
する工程とを有することにより構成される長尺積
層シート状物の製造方法である。これらの工程は
全てインラインに組み込むことが容易になし得る
ものである。又、エクストルージヨン方式等によ
るプラスチツクスフイルムのラミネートの場合、
プラスチツクスフイルムの厚さや高吸水性樹脂粉
末の粒形、工程条件などによつては、プラスチツ
クスフイルムにピンホールが生じて水もれの原因
となる恐れもある為、プラスチツクスフイルムは
二重にラミネートすることが好ましい。以下に本
発明の実施例を示す。
実施例 １
乾式法による不織布（レーヨン50％ポリエステ
ル50％）70ｇ／m2上に、アクリル酸を主成分とす
る60〜120メツシユの高吸水性樹脂粉末を30〜40
ｇ／m2となるように50メツシユのスクリーンを通
して均一に散布し、直后にエクストルージヨンラ
ミネートにより40μポリエチレン（マツトタイ
プ）フイルムをラミネートした。出来た長尺積層
シート状物の吸水性能は使用したアクリル酸を主
成分とする60〜120メツシユの高吸水性樹脂粉末
自体の吸水量と比較するとほゞ100％の値を示し
た。
ル50％）70ｇ／m2上に、アクリル酸を主成分とす
る60〜120メツシユの高吸水性樹脂粉末を30〜40
ｇ／m2となるように50メツシユのスクリーンを通
して均一に散布し、直后にエクストルージヨンラ
ミネートにより40μポリエチレン（マツトタイ
プ）フイルムをラミネートした。出来た長尺積層
シート状物の吸水性能は使用したアクリル酸を主
成分とする60〜120メツシユの高吸水性樹脂粉末
自体の吸水量と比較するとほゞ100％の値を示し
た。
実施例 ２
ニードルパンチ式ポリプロピレン製不織布
（140ｇ／m2目付）に、アクリロニトリル架橋重合
体を主成分とする高吸水性樹脂の粒度200メツシ
ユパス粒体をスクリーンを通して均一に散布し、
直後にポリエチレンフイルム20μ厚をエクストル
ージヨン方式にてラミネートした、更にその上に
タンデムラミネーターにより、40μ厚ポリエチレ
ンフイルムを重ねてラミネートしたところ、フイ
ルムのピンホールが全くなく吸水性能は、使用し
た高吸水性樹脂粉末とほゞ同じである高吸水性機
能を有する長尺積層シート状物を得た。
（140ｇ／m2目付）に、アクリロニトリル架橋重合
体を主成分とする高吸水性樹脂の粒度200メツシ
ユパス粒体をスクリーンを通して均一に散布し、
直後にポリエチレンフイルム20μ厚をエクストル
ージヨン方式にてラミネートした、更にその上に
タンデムラミネーターにより、40μ厚ポリエチレ
ンフイルムを重ねてラミネートしたところ、フイ
ルムのピンホールが全くなく吸水性能は、使用し
た高吸水性樹脂粉末とほゞ同じである高吸水性機
能を有する長尺積層シート状物を得た。
Claims (1)
- １ 織布、不織布などの長尺シート状基材上に、
でんぷん、セルロース誘導体、合成樹脂系等の原
料からなる高吸水性樹脂粉末を散布し、この上面
からプラスチツクスフイルムをラミネートするこ
とを特徴とする高吸水性機能を有する長尺積層シ
ート状物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56141763A JPS5845053A (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 高吸水性機能を有する長尺積層シート状物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56141763A JPS5845053A (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 高吸水性機能を有する長尺積層シート状物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5845053A JPS5845053A (ja) | 1983-03-16 |
| JPS645543B2 true JPS645543B2 (ja) | 1989-01-31 |
Family
ID=15299610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56141763A Granted JPS5845053A (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 高吸水性機能を有する長尺積層シート状物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5845053A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5987940U (ja) * | 1982-12-02 | 1984-06-14 | 日之出工業株式会社 | 防滴シ−ト |
| JPS63268063A (ja) * | 1987-04-27 | 1988-11-04 | Ricoh Co Ltd | シリアル通信方式 |
| JP2655869B2 (ja) * | 1988-03-30 | 1997-09-24 | 大日本印刷株式会社 | 包装材 |
| FR2776955B1 (fr) * | 1998-04-03 | 2000-05-05 | Atochem Elf Sa | Materiaux composites absorbants de liquide aqueux |
| JP3196933B2 (ja) * | 1999-09-29 | 2001-08-06 | 株式会社日本吸収体技術研究所 | 繊維状化ホットメルトにより表面被覆加工された吸水性複合体、その製造法及び吸収体物品 |
| CN113150531A (zh) * | 2021-05-10 | 2021-07-23 | 上海捷儿金科技股份有限公司 | 一种锁水海绵及其制备方法和用途 |
-
1981
- 1981-09-10 JP JP56141763A patent/JPS5845053A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5845053A (ja) | 1983-03-16 |
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