JPS645318Y2 - - Google Patents

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JPS645318Y2
JPS645318Y2 JP1983102212U JP10221283U JPS645318Y2 JP S645318 Y2 JPS645318 Y2 JP S645318Y2 JP 1983102212 U JP1983102212 U JP 1983102212U JP 10221283 U JP10221283 U JP 10221283U JP S645318 Y2 JPS645318 Y2 JP S645318Y2
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JP
Japan
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cam
handle
mandrel
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movable
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JP1983102212U
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JPS609131U (ja
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Publication of JPS645318Y2 publication Critical patent/JPS645318Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕 この考案は照明器具等に適用されるプルスイツ
チに関するものである。 〔背景技術〕 従来、たとえば実開昭57−53541号のように、
引き操作ごとに機構部が回転して接点が開閉する
プルスイツチにおいて、ハンドルの操作部とスイ
ツチ部とが大きく離れているため、スイツチ全体
が大型化するという欠点があつた。 〔考案の目的〕 この考案の目的は、小型化することができるプ
ルスイツチを提供することである。 〔考案の開示〕 この考案は、心棒を立設させたボデイと、この
心棒に回転自在に通され前記ボデイに爪噛合する
カムと、前記心棒に回転自在に通されて前記カム
と爪噛合したハンドルと、このハンドルの腕に取
付けられた引き輪と、前記心棒に通されて前記ハ
ンドルおよびカムを前記心棒の付根側に押圧する
とともに前記ハンドルを復帰方向に回転付勢する
ねじりコイルばねと、前記カムの軸方向と直角に
配置されて自由端部側が前記カムに摺接する可動
ばねと、この可動ばねの可動接点に対向配置され
た固定接点とを備え、前記可動ばねは前記引き輪
に対して直角に配置されていることを特徴とする
ものである。 この考案の構成によれば、可動ばねを引き輪に
対して直角に配置しているため、ハンドルの腕が
可動ばねの延び方向と同方向に突出する。このた
め、引き輪の方向が可動ばねと直交しない場合の
ようにハンドルの腕の回動軌跡分のスペースを考
慮する必要がないので、全体を小型にできるとと
もに、可動ばねの寸法を長くすることができる。 この考案の一実施例を第1図ないし第9図に示
す。すなわち、ボデイ1は箱形で底部中央に孔
(図示せず)を有し、孔の縁部にラチエツト2を
一体形成している。前記孔にボデイ1の外側から
心棒3が通され、心棒3の端部の係止つば4が前
記孔の孔縁の凹部(図示せず)に係止する。心棒
3にはカム5が通され、カム5の前端面に形成し
たラチエツト6がボデイ1のラチエツト2に一方
向噛合する。このカム5は合成樹脂で成形され、
第5図のように中心に貫通孔5aを有し、軸方向
に2段の回転カム部7,8と、絶縁つば9とを有
し、後端面にもラチエツト10を形成し、さらに
このラチエツト10の外周にその爪先位置に対応
して浅い深さの嵌合用凹部11を形成している。
また前記カム部7,8は軸端側のカム部8の大略
の外径がカム部7よりも小さくなつて側面からみ
ると第6図のように先細状の階段をなすように形
成され、それぞれのカム形状は第4図のとおりで
あるが後述の関係を満たすように設計される。さ
らに絶縁つば9はその外周がボデイ1の内側面1
a,1bに摺接するようにしている。 つぎにハンドル12が心棒3に通されて前記カ
ム5の後端面に重ねられる。ハンドル12は円板
部13の一側部より径方向に腕14を張出してお
り、円板部13の中央に心棒挿通筒15を形成
し、挿通筒15の周囲に一対の爪16を切起し、
またばね引掛用切起し片17と嵌合用凸部18を
形成している。また腕14の先端部の孔に引き輪
19の一端輪部20が引掛けられ、他端輪部2
0′はボデイ1の孔(図示せず)より外部へ引出
す。そして爪16とカム5のラチエツト10との
一方向噛合の方向はカム5とボデイ1の一方向噛
合の方向と反対向きである。 心棒3にさらにねじりコイルばね21のコイル
部22が通され、コイル部22の一端は前記挿通
筒15に嵌合し、ばね21の一端21aは切起し
片17に係止する。さらに心棒3に心棒支え23
の中央孔24が通されてねじりコイルばね21を
軸方向に圧縮するとともに中央孔24に心棒3の
端部がかしめ付けされ、心棒支え23の両端は内
方に傾折されてボデイ1の溝部25の底に係止す
る。そして前記ねじりコイルばね21の他端21
bが折曲されて心棒支え23の側縁に自己のねじ
り作用で引掛る。前記ボデイ1の開口はカバー2
6により閉成され、打込鋲27により固定され
る。 前記ねじりコイルばね21の軸方向の押圧作用
により、ハンドル12の爪16をカム5のラチエ
ツト10に押付け、また凸部18を凹部11に弾
性嵌合し、さらにカム5をボデイ1に押付けて両
者のラチエツト2,6を噛合状態に維持する。ま
たねじりコイルばね21のねじり作用により、ハ
ンドル12が復帰してハンドル12の腕14がボ
デイ1の内側面1a′に当接して位置決めされる。
またハンドル12とカム5の凹凸部11,18が
嵌合することによつてカム5をハンドル12の復
帰方向に回転し、カム5のラチエツト6が常にボ
デイ1のラチエツト2に噛合う位置に位置決めさ
れることとなる。したがつて、引き輪19を引く
と、ハンドル12が回転し爪16がカム5のラチ
エツト11に噛合つてカム5を回転させる。引き
輪19を所定量引くとカム5のラチエツト6がボ
デイ1のラチエツト2を反対方向に摺動してつぎ
の噛合位置に噛合音を件なつて移動する。その状
態でハンドル12を離すとハンドル12とカム5
の凹凸部11,18でカム5を復帰させようとす
るが、カム5がボデイ1に噛合しているのでカム
5は逆回転せず、この場合ねじりコイルばね21
のばね力が凹凸部11,18の嵌合力に勝るので
嵌合が外れ、ハンドル12のみが復帰する。また
前記のような動作のため、引き輪19が中途半端
に引かれた場合、カム5はハンドル12の復帰に
伴なつてともに元の位置へ復帰する。 さて、一対の可動ばね28,29がカム部7,
8を間にしてカム部7,8を挾むように配置さ
れ、かつ互いに平行でしかも引き輪19の方向と
直角に配置され、その基端部が端子30,31に
固定され、端子30,31がボデイ1の底部1c
に貫設されている。可動ばね28,29は板ばね
で形成され、それぞれカム部7,8に当接し、そ
の接触部は自由端部に近い部分であつて接触範囲
にわたつて接触リブ32で線接触させ、しかも先
端部の両面にビスマス含有の銀接点等の耐溶着性
の高い材料で形成した可動接点33〜36を固着
している。またカム部7に当接する可動ばね28
の基端部は第7図のように平面Z字形をなしてボ
デイ1の底部1c側に近づけ、ハンドル12側か
ら可動ばね29の基端部とほぼ等しい距雄Sに離
間させている。 一方、各可動ばね28,29の可動接点33〜
36に対向してそれぞれ一対の固定接点37〜4
0が配置され、これらはいずれもボデイ1の底部
1cに貫設された端子41〜44に固着されてい
る。この場合、各端子30,31,41〜44は
底部1c上で第1図のように分散的に配置されて
露出するように構成されている。また固定接点3
7〜40の位置関係は固定接点38,39が可動
ばね28,29のばね作用でまた固定接点37,
40がカム5による強制作用でそれぞれ接触す
る。またカム部7,8の形状(第4図)を決定す
る要素としてカム部7,8の回転により可動ばね
28,29のいずれか一方のみと接触する形状が
選択される。 第9図はこのプルスイツチを用いた螢光灯点灯
回路である。すなわち、可動ばね28を有する接
点部SW1で豆球L1および螢光灯L2の商用電源電
圧の切替を行い、可動ばね29を有する接点部
SW2で高周波高電圧の段調光の切替を行つてい
る。Eは商用電源、Dは整流回路、Iはインバー
タ回路、OTは発振トランス、Cはコンデンサ、
Lはインピーダンスである。この回路の点灯動作
は下表のとおりであり、前記カム部7,8の形状
(第4図)はこの条件を満たすように決定される。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案のプルスイツチによれ
ば、可動ばねを引き輪に対して直角に配置してい
るため、ハンドルの腕が可動ばねの延び方向と同
方向に突出する。このため、引き輪の方向が可動
ばねと直交しない場合のようにハンドルの腕の回
動軌跡分のスペースを考慮する必要がないので、
全体を小型にできるとともに、可動ばねの寸法を
長くすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の一部破断平面
図、第2図はその−線断面図、第3図は内部
の分解斜視図、第4図はカムの軸方向から見た正
面図、第5図は縦断面図、第6図はその縮小側面
図、第7図および第8図はそれぞれ可動ばねを示
す部分断面図、第9図は螢光灯の点灯回路図であ
る。 1……ボデイ、3……心棒、5……カム、7,
8……回転カム部、12……ハンドル、14……
腕、19……引き輪、21……ねじりコイルば
ね、28,29……可動ばね、33〜36……可
動接点、37〜40……固定接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 心棒を立設させたボデイと、この心棒に回転自
    在に通されて前記ボデイに爪噛合するカムと、前
    記心棒に回転自在に通されて前記カムと爪噛合し
    たハンドルと、このハンドルの腕に取付けられた
    引き輪と、前記心棒に通されて前記ハンドルおよ
    びカムを前記心棒の付根側に押圧するとともに前
    記ハンドルを復帰方向に回転付勢するねじりコイ
    ルばねと、前記カムの軸方向と直角に配置されて
    自由端部側が前記カムに摺接する可動ばねと、こ
    の可動ばねの可動接点に対向配置された固定接点
    とを備え、前記可動ばねは前記引き輪に対して直
    角に配置されていることを特徴とするプルスイツ
    チ。
JP10221283U 1983-06-29 1983-06-29 プルスイツチ Granted JPS609131U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10221283U JPS609131U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 プルスイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10221283U JPS609131U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 プルスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS609131U JPS609131U (ja) 1985-01-22
JPS645318Y2 true JPS645318Y2 (ja) 1989-02-09

Family

ID=30241034

Family Applications (1)

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JP10221283U Granted JPS609131U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 プルスイツチ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753541B2 (ja) * 1975-06-09 1982-11-13

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54128177U (ja) * 1978-02-28 1979-09-06
JPS5753541U (ja) * 1980-09-13 1982-03-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753541B2 (ja) * 1975-06-09 1982-11-13

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Publication number Publication date
JPS609131U (ja) 1985-01-22

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