JPS645278Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645278Y2 JPS645278Y2 JP1982066141U JP6614182U JPS645278Y2 JP S645278 Y2 JPS645278 Y2 JP S645278Y2 JP 1982066141 U JP1982066141 U JP 1982066141U JP 6614182 U JP6614182 U JP 6614182U JP S645278 Y2 JPS645278 Y2 JP S645278Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control rod
- winding drum
- drive device
- electromagnetic brake
- rod drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 23
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案はガス冷却型原子炉等に用いられるワイ
ヤロープ吊下型制御棒駆動装置のスクラム動作時
における制動装置に関する。
ヤロープ吊下型制御棒駆動装置のスクラム動作時
における制動装置に関する。
ワイヤロープ吊下型の制御棒駆動装置において
はスクラム動作時即ち原子炉を緊急停止させる時
には制御棒を自由落下させて急速に炉心内に挿入
し、又停止位置で緩やかに停止させるために、落
下する制御棒に制動作用を施す制御棒駆動装置用
制動装置が夫々設けられている。
はスクラム動作時即ち原子炉を緊急停止させる時
には制御棒を自由落下させて急速に炉心内に挿入
し、又停止位置で緩やかに停止させるために、落
下する制御棒に制動作用を施す制御棒駆動装置用
制動装置が夫々設けられている。
従来のワイヤロープ吊下型の制御棒駆動装置の
制御棒駆動装置用制動装置は、第1図に示す様に
制御棒1が巻取りドラム3に巻付けられたワイヤ
ロープ4の先端に取付金具5を介して接続され炉
心2内に吊下されており、巻取りドラム3は駆動
モータ6から正逆回転が付与され、ワイヤロープ
4が巻取りドラム3に巻上げ,巻下されることに
より制御棒1が炉心2内へ挿入・引抜される。即
ち、駆動モータ6の回転出力はカツプリング7を
介して減速機8に伝えられ、減速機8で減速され
た回転は歯車9,10を介して駆動軸11へ伝え
られ、この駆動軸11の回転は電磁クラツチ13
を介して巻取りドラム3の駆動制の軸12へ伝え
られ、これにより巻取りドラム3が所定回転角だ
け回転され、制御棒1が案内管15で案内されつ
つ炉心2内の所定位置へ移動せしめられる。
制御棒駆動装置用制動装置は、第1図に示す様に
制御棒1が巻取りドラム3に巻付けられたワイヤ
ロープ4の先端に取付金具5を介して接続され炉
心2内に吊下されており、巻取りドラム3は駆動
モータ6から正逆回転が付与され、ワイヤロープ
4が巻取りドラム3に巻上げ,巻下されることに
より制御棒1が炉心2内へ挿入・引抜される。即
ち、駆動モータ6の回転出力はカツプリング7を
介して減速機8に伝えられ、減速機8で減速され
た回転は歯車9,10を介して駆動軸11へ伝え
られ、この駆動軸11の回転は電磁クラツチ13
を介して巻取りドラム3の駆動制の軸12へ伝え
られ、これにより巻取りドラム3が所定回転角だ
け回転され、制御棒1が案内管15で案内されつ
つ炉心2内の所定位置へ移動せしめられる。
この巻取りドラム3の回転は、同時に巻取りド
ラム3の反駆動側の軸16に接続された制御棒駆
動装置用制動装置に伝達される。即ち、歯車18
を介して歯車19の軸に装着された電磁ブレーキ
14に連なると共に歯車20,21を介して2個
の基板22a,22b間に軸受24a,24bを
もつて回転自在に支承された回転螺軸23へ伝え
られる。この回転螺軸23が回転すると、回転螺
軸23に螺合している駆動ナツト体25がガイド
ピン26に回転を阻止されて回転螺軸23の軸方
向に移動する。即ち巻取りドラム3が吊下した制
御棒1を炉心2内に挿入する方向に回転するとき
は、回転螺軸23に沿つて上昇し、逆に巻取りド
ラム3が制御棒1を引抜く方向に回転するとき
は、回転螺軸23に沿つて下降する。
ラム3の反駆動側の軸16に接続された制御棒駆
動装置用制動装置に伝達される。即ち、歯車18
を介して歯車19の軸に装着された電磁ブレーキ
14に連なると共に歯車20,21を介して2個
の基板22a,22b間に軸受24a,24bを
もつて回転自在に支承された回転螺軸23へ伝え
られる。この回転螺軸23が回転すると、回転螺
軸23に螺合している駆動ナツト体25がガイド
ピン26に回転を阻止されて回転螺軸23の軸方
向に移動する。即ち巻取りドラム3が吊下した制
御棒1を炉心2内に挿入する方向に回転するとき
は、回転螺軸23に沿つて上昇し、逆に巻取りド
ラム3が制御棒1を引抜く方向に回転するとき
は、回転螺軸23に沿つて下降する。
基板22aには制御棒1の炉心2内での定めら
れた最下端位置即ち停止位置に制御棒1が達した
とき、丁度駆動ナツト体25が接触してそれ以上
制御棒1が挿入されることを阻止するストツパ筒
27が取り付けられている。また歯車18に歯車
17を介して接続された位置検出器28が設けら
れ、巻取りドラム3の回転角すなわち制御棒1の
炉心2内における位置を検出している。
れた最下端位置即ち停止位置に制御棒1が達した
とき、丁度駆動ナツト体25が接触してそれ以上
制御棒1が挿入されることを阻止するストツパ筒
27が取り付けられている。また歯車18に歯車
17を介して接続された位置検出器28が設けら
れ、巻取りドラム3の回転角すなわち制御棒1の
炉心2内における位置を検出している。
次に原子炉を緊急停止するスクラム動作時に
は、先ず電磁クラツチ13を消磁して巻取りドラ
ム3を駆動モータ6から切離し、制御棒1をその
自重により落下させる。このように巻取りドラム
3と駆動モータ6とを切離すのは、駆動モータ6
の慣性モーメントが大きいので落下速度が抑制さ
れるためである。
は、先ず電磁クラツチ13を消磁して巻取りドラ
ム3を駆動モータ6から切離し、制御棒1をその
自重により落下させる。このように巻取りドラム
3と駆動モータ6とを切離すのは、駆動モータ6
の慣性モーメントが大きいので落下速度が抑制さ
れるためである。
電磁クラツチ13が消磁され自由落下を開始し
た制御棒1には電磁ブレーキ14が作動し、その
落下速度を減速する制動力が付与される。
た制御棒1には電磁ブレーキ14が作動し、その
落下速度を減速する制動力が付与される。
即ち電磁ブレーキ14による制動力により制御
棒1の落下エネルギーが吸収され、最後に駆動ナ
ツト体25がストツパ筒27に緩やかに衝突して
巻取りドラム3の回転が阻止されるため制御棒1
が停止しスクラム動作が終了する。電磁ブレーキ
14によつて付与される制動力は、制御棒1の落
下速度を減速させるもので、この制動力のみでは
停止させる能力はなく、前述したように制御棒1
の挿入動作に比例して上昇する駆動ナツト体25
がストツパ筒27に十分に減速されて衝突するこ
とによつてはじめて制御棒1は停止する。
棒1の落下エネルギーが吸収され、最後に駆動ナ
ツト体25がストツパ筒27に緩やかに衝突して
巻取りドラム3の回転が阻止されるため制御棒1
が停止しスクラム動作が終了する。電磁ブレーキ
14によつて付与される制動力は、制御棒1の落
下速度を減速させるもので、この制動力のみでは
停止させる能力はなく、前述したように制御棒1
の挿入動作に比例して上昇する駆動ナツト体25
がストツパ筒27に十分に減速されて衝突するこ
とによつてはじめて制御棒1は停止する。
電磁ブレーキ14は電磁クラツチ13が消磁さ
れた状態においてのみ作動可能なように条件が与
えられているため、通常運転中に作動して制御棒
1の挿入・引抜き動作に支障を及ぼすことはな
い。
れた状態においてのみ作動可能なように条件が与
えられているため、通常運転中に作動して制御棒
1の挿入・引抜き動作に支障を及ぼすことはな
い。
しかしながら上記の制動装置には次のような欠
点があつた。
点があつた。
即ち原子炉のスクラム動作は、原子炉の信頼性
を確保するうえで、極めて重要な動作であり、制
御棒1がどのような挿入位置(落下開始位置)に
あつても定められた時間、即ち規定時間(例えば
3秒)以内に炉心2内の定められた位置、即ち規
定位置まで到達し、さらに規定位置よりやや下方
に位置する定められた停止位置で停止してスクラ
ムを完了しなければならない。
を確保するうえで、極めて重要な動作であり、制
御棒1がどのような挿入位置(落下開始位置)に
あつても定められた時間、即ち規定時間(例えば
3秒)以内に炉心2内の定められた位置、即ち規
定位置まで到達し、さらに規定位置よりやや下方
に位置する定められた停止位置で停止してスクラ
ムを完了しなければならない。
規定時間,規定位置および停止位置と言うの
は、制御棒1の落下開始位置が変化するごとに変
る値ではなく、定められた数値をもつ。
は、制御棒1の落下開始位置が変化するごとに変
る値ではなく、定められた数値をもつ。
しかるに従来の制御棒駆動装置における制動装
置においては、落下開始位置が異なることによる
制御棒1の落下エネルギーの大小にかかわらず一
定の制動力が付与されるため、例えば電磁ブレー
キ14への供給電圧を上げ、制動力を大きく付与
するように設定した場合、比較的高い位置からの
落下に対して減速効果が大きくなり、前述の規定
時間内に炉心2内の規定位置まで到達しない。又
電磁ブレーキ14への供給電圧を下げ制動力を小
さく設定した場合、高い位置からの落下に対して
は落下エネルギーに比べその吸収能力が小さいた
めに十分な減速作用を与えることができず、かな
りの速い速度で規定位置を通過し、駆動ナツト体
25がストツパ筒27に衝突することになる。規
定時間内に規定位置まで制御棒1が到達しない場
合は、原子炉の予期した通りの出力制御ができな
いことになり、又駆動ナツト体25がストツパ筒
27にかなりの衝撃力を伴つて衝突した場合に
は、その衝撃力により駆動ナツト体25、ストツ
パ筒27が破損する結果を招く。又制御棒1が急
停止し制御棒1を吊持しているワイヤロープ4に
その許容値を越えた引張力が作用してもしワイヤ
ロープ4が破断するようなことがあると制御棒1
が炉心2の炉床部に落下してしまう。このためこ
の制動力の大きさの設定、即ち電磁ブレーキ14
への供給電圧の設定には微妙な調整を要してい
た。
置においては、落下開始位置が異なることによる
制御棒1の落下エネルギーの大小にかかわらず一
定の制動力が付与されるため、例えば電磁ブレー
キ14への供給電圧を上げ、制動力を大きく付与
するように設定した場合、比較的高い位置からの
落下に対して減速効果が大きくなり、前述の規定
時間内に炉心2内の規定位置まで到達しない。又
電磁ブレーキ14への供給電圧を下げ制動力を小
さく設定した場合、高い位置からの落下に対して
は落下エネルギーに比べその吸収能力が小さいた
めに十分な減速作用を与えることができず、かな
りの速い速度で規定位置を通過し、駆動ナツト体
25がストツパ筒27に衝突することになる。規
定時間内に規定位置まで制御棒1が到達しない場
合は、原子炉の予期した通りの出力制御ができな
いことになり、又駆動ナツト体25がストツパ筒
27にかなりの衝撃力を伴つて衝突した場合に
は、その衝撃力により駆動ナツト体25、ストツ
パ筒27が破損する結果を招く。又制御棒1が急
停止し制御棒1を吊持しているワイヤロープ4に
その許容値を越えた引張力が作用してもしワイヤ
ロープ4が破断するようなことがあると制御棒1
が炉心2の炉床部に落下してしまう。このためこ
の制動力の大きさの設定、即ち電磁ブレーキ14
への供給電圧の設定には微妙な調整を要してい
た。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、原
子炉の緊急停止時に、いかなる初期位置からでも
制御棒を規定時間内に規定位置まで到達させ、し
かもワイヤロープに大きな衝撃力を作用させるこ
となく緩やかに停止位置で停止させることができ
る制御棒駆動装置用制動装置を提供することを目
的とする。
子炉の緊急停止時に、いかなる初期位置からでも
制御棒を規定時間内に規定位置まで到達させ、し
かもワイヤロープに大きな衝撃力を作用させるこ
となく緩やかに停止位置で停止させることができ
る制御棒駆動装置用制動装置を提供することを目
的とする。
即ち本考案は炉心内に挿入自在とした制御棒
と、この制御棒を吊下するワイヤロープと、この
ワイヤロープを巻装して回転自在に設けられた巻
取りドラムと、この巻取りドラムの回転を制動可
能に設けられた電磁ブレーキとを有する制御棒駆
動装置用制動装置において、上記巻取りドラムの
回転角に比例した低減角度にて回転する回転軸に
装着されたカムの原動節と、上記カムの従動節
と、この従動節の回転軸に連結され上記電磁ブレ
ーキへの供給電圧を制御する電圧調整器とを具備
することを特徴とする制御棒駆動装置用制動装置
である。
と、この制御棒を吊下するワイヤロープと、この
ワイヤロープを巻装して回転自在に設けられた巻
取りドラムと、この巻取りドラムの回転を制動可
能に設けられた電磁ブレーキとを有する制御棒駆
動装置用制動装置において、上記巻取りドラムの
回転角に比例した低減角度にて回転する回転軸に
装着されたカムの原動節と、上記カムの従動節
と、この従動節の回転軸に連結され上記電磁ブレ
ーキへの供給電圧を制御する電圧調整器とを具備
することを特徴とする制御棒駆動装置用制動装置
である。
以下本考案に係わる制御棒駆動装置用制動装置
の一実施例を第2図を用いて説明する。なお第1
図と同一の作用・構造を有する部材には同一符号
を付し重複する部分の説明を省略する。
の一実施例を第2図を用いて説明する。なお第1
図と同一の作用・構造を有する部材には同一符号
を付し重複する部分の説明を省略する。
第2図において、軸受32によつて支承された
歯車17の軸29には、カム板30がキー31を
用いて取付けられている。また電磁ブレーキ14
への供給電圧を制御する電圧調整器35が設けら
れ、その回転軸36にはレバー34が取付けら
れ、その先端に設けられたローラ33がカム板3
0のカム輪郭30aに接するように配置されてい
る。レバー34の腕の中間部には、ローラ33が
カム輪郭30aに追随するように張力を与えるス
プリング37が設けられている。回転軸29は、
制御棒1の挿入引抜の全行程に対応する巻取りド
ラム3の回転角に対して360度以内の回転角、例
えば180度回転するように歯車18,17によつ
て減速されている。このときカム板30は制御棒
1の全行程に対応して180度回転し、そのカム輪
郭30aは、例えば制御棒1の引抜終端に対応す
る位置ではローラ33の接点における半径が最も
小さく、その後カム板30の回転に伴つて制御棒
1の最大挿入端に対応する位置、即ち前記の停止
位置に向つて次第に増加する如く定めてある。
歯車17の軸29には、カム板30がキー31を
用いて取付けられている。また電磁ブレーキ14
への供給電圧を制御する電圧調整器35が設けら
れ、その回転軸36にはレバー34が取付けら
れ、その先端に設けられたローラ33がカム板3
0のカム輪郭30aに接するように配置されてい
る。レバー34の腕の中間部には、ローラ33が
カム輪郭30aに追随するように張力を与えるス
プリング37が設けられている。回転軸29は、
制御棒1の挿入引抜の全行程に対応する巻取りド
ラム3の回転角に対して360度以内の回転角、例
えば180度回転するように歯車18,17によつ
て減速されている。このときカム板30は制御棒
1の全行程に対応して180度回転し、そのカム輪
郭30aは、例えば制御棒1の引抜終端に対応す
る位置ではローラ33の接点における半径が最も
小さく、その後カム板30の回転に伴つて制御棒
1の最大挿入端に対応する位置、即ち前記の停止
位置に向つて次第に増加する如く定めてある。
しかしてスクラム動作時に制御棒1が落下する
とき、カム板30はその回転に伴つてその従動節
をなすレバー34を駆動し、その支軸となつてい
る電圧調整器35の回転軸36を回転させる。電
圧調整器35によつて電磁ブレーキ14に与えら
れる電圧は、例えばカム板30の半径に比例して
増加する如くなしてあるので、電磁ブレーキ14
の制動力は制御棒1が引抜終端に位置するときは
最も小さく、最大挿入端即ち停止位置に向つて次
第に増加する。即ちスクラム動作時に制御棒1が
比較的高い位置にあつた場合、規定時間内に到達
しなければならない規定位置までの落下距離が長
くなるため、落下開始点では電磁ブレーキによる
制動力は小さな値から出発して短時間に長い距離
を移動させ、規定位置に制御棒が近ずくにつれて
徐々に制動力を大きくして減速効果を増し、規定
位置に達したときは十分減速され、次の停止位置
ではストツパ筒27に対する衝撃力も十分に緩和
されて停止する。又スクラム動作時に制御棒1が
比較的低い位置にあつた場合、規定位置までの距
離が短いため、到達時間には余裕があり、落下開
始点から既に比較的大きい制動力を与えてゆつく
り落下させても規定時間内に規定位置まで達す
る。即ち規定位置までの落下距離の長短にかかわ
らず、規定時間は一定であるため、落下開始位置
が低くなるほど制動力を大きくすることによつて
落下開始点の高低にかゝわらず規定時間内に規定
位置まで到達することが可能となる。
とき、カム板30はその回転に伴つてその従動節
をなすレバー34を駆動し、その支軸となつてい
る電圧調整器35の回転軸36を回転させる。電
圧調整器35によつて電磁ブレーキ14に与えら
れる電圧は、例えばカム板30の半径に比例して
増加する如くなしてあるので、電磁ブレーキ14
の制動力は制御棒1が引抜終端に位置するときは
最も小さく、最大挿入端即ち停止位置に向つて次
第に増加する。即ちスクラム動作時に制御棒1が
比較的高い位置にあつた場合、規定時間内に到達
しなければならない規定位置までの落下距離が長
くなるため、落下開始点では電磁ブレーキによる
制動力は小さな値から出発して短時間に長い距離
を移動させ、規定位置に制御棒が近ずくにつれて
徐々に制動力を大きくして減速効果を増し、規定
位置に達したときは十分減速され、次の停止位置
ではストツパ筒27に対する衝撃力も十分に緩和
されて停止する。又スクラム動作時に制御棒1が
比較的低い位置にあつた場合、規定位置までの距
離が短いため、到達時間には余裕があり、落下開
始点から既に比較的大きい制動力を与えてゆつく
り落下させても規定時間内に規定位置まで達す
る。即ち規定位置までの落下距離の長短にかかわ
らず、規定時間は一定であるため、落下開始位置
が低くなるほど制動力を大きくすることによつて
落下開始点の高低にかゝわらず規定時間内に規定
位置まで到達することが可能となる。
以上説明したように、本考案によれば制御棒の
挿入位置に対応した制動力を与えることによつ
て、スクラム動作時における制御棒の落下開始点
の差異にかゝわらず、規程時間内に制御棒を全挿
入し、且つ制御棒停止時における機構部材に対す
る衝撃力を緩和することが、特に微妙な調節を要
することなく行なえるので、原子炉の信頼性を向
上する上で顕著な効果を有する。
挿入位置に対応した制動力を与えることによつ
て、スクラム動作時における制御棒の落下開始点
の差異にかゝわらず、規程時間内に制御棒を全挿
入し、且つ制御棒停止時における機構部材に対す
る衝撃力を緩和することが、特に微妙な調節を要
することなく行なえるので、原子炉の信頼性を向
上する上で顕著な効果を有する。
第1図は従来の制御棒駆動装置用制動装置の一
部を切欠いて示す側面図、第2図は本考案に係わ
る制御棒駆動装置用制動装置の一実施例を示す斜
視図である。 1……制御棒、2……炉心、3……巻取りドラ
ム、4……ワイヤロープ、14……電磁ブレー
キ、29……軸、30……カム板、33……ロー
ラ、34……レバー、35……電圧調整器、36
……回転軸、37……スプリング。
部を切欠いて示す側面図、第2図は本考案に係わ
る制御棒駆動装置用制動装置の一実施例を示す斜
視図である。 1……制御棒、2……炉心、3……巻取りドラ
ム、4……ワイヤロープ、14……電磁ブレー
キ、29……軸、30……カム板、33……ロー
ラ、34……レバー、35……電圧調整器、36
……回転軸、37……スプリング。
Claims (1)
- 制御棒を炉心の上方より炉心内に挿入自在とな
るようにこの制御棒を吊下するワイヤロープと、
このワイヤロープを巻装して回転自在に設けられ
た巻取りドラムと、この巻取りドラムの回転を制
動可能に設けられた電磁ブレーキとを有する制御
棒駆動装置用制動装置において、上記制御棒の挿
入の全行程に対応する巻取りドラムの回転角を一
回転以内の回転角に減速して伝達する減速器と、
この減速された回転角で回転する回転軸と、この
回転軸に装着されたカムの原動節と、上記カムの
従動節と、この従動節の回転軸に連結され上記電
磁ブレーキへの供給電圧を制御することにより電
磁ブレーキの制動力を制御する電圧調整器とを具
備し、上記カムの原動節と従動節とは、制御棒が
下方にあるほど電磁ブレーキの制動力が大きくな
るように電圧調整器を操作するように構成されて
いることを特徴とする制御棒駆動装置用制動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982066141U JPS58169586U (ja) | 1982-05-08 | 1982-05-08 | 制御棒駆動装置用制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982066141U JPS58169586U (ja) | 1982-05-08 | 1982-05-08 | 制御棒駆動装置用制動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58169586U JPS58169586U (ja) | 1983-11-12 |
| JPS645278Y2 true JPS645278Y2 (ja) | 1989-02-09 |
Family
ID=30076037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982066141U Granted JPS58169586U (ja) | 1982-05-08 | 1982-05-08 | 制御棒駆動装置用制動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58169586U (ja) |
-
1982
- 1982-05-08 JP JP1982066141U patent/JPS58169586U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58169586U (ja) | 1983-11-12 |
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