JPS645062Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS645062Y2 JPS645062Y2 JP519583U JP519583U JPS645062Y2 JP S645062 Y2 JPS645062 Y2 JP S645062Y2 JP 519583 U JP519583 U JP 519583U JP 519583 U JP519583 U JP 519583U JP S645062 Y2 JPS645062 Y2 JP S645062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- fins
- cylinder
- cooling fins
- air cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 20
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用エンジンの空冷フイン付シリン
ダに関するものである。
ダに関するものである。
一般に自動二輪車等のエンジンに適用される空
冷フイン付シリンダは、そのシリンダ外周に配列
した空冷フインの形状が、シリンダ外周を水平方
向に囲繞してフランジ状に突出したものや、シリ
ンダ外周から四方に突出した縦リブ状のものがあ
り、後者の空冷フインの場合は、その隅角部にお
いて相隣る空冷フインは互いに突出方向を異にす
るために、両者は互いに扇形に拡張して突出する
ことになる。近年は空冷フインが肉薄に形成さ
れ、したがつて、この隅角部の空冷フインはシリ
ンダを鋳造部品のままで搬送する際に他の物品と
の衝突により折損するので、加工途中に不良率が
増加して生産コストが嵩むという不具合があつ
た。
冷フイン付シリンダは、そのシリンダ外周に配列
した空冷フインの形状が、シリンダ外周を水平方
向に囲繞してフランジ状に突出したものや、シリ
ンダ外周から四方に突出した縦リブ状のものがあ
り、後者の空冷フインの場合は、その隅角部にお
いて相隣る空冷フインは互いに突出方向を異にす
るために、両者は互いに扇形に拡張して突出する
ことになる。近年は空冷フインが肉薄に形成さ
れ、したがつて、この隅角部の空冷フインはシリ
ンダを鋳造部品のままで搬送する際に他の物品と
の衝突により折損するので、加工途中に不良率が
増加して生産コストが嵩むという不具合があつ
た。
本考案はかかる点に鑑み、シリンダ本体外周の
隅角部の放射方向を互いに異にして相隣るフイン
の端部において、該相隣る空冷フインを両者から
突出するフランジによつて連結して、両空冷フイ
ンの隅角部の強度を向上せしめることにより、前
記問題点を解消することを目的とする。
隅角部の放射方向を互いに異にして相隣るフイン
の端部において、該相隣る空冷フインを両者から
突出するフランジによつて連結して、両空冷フイ
ンの隅角部の強度を向上せしめることにより、前
記問題点を解消することを目的とする。
以下、本考案の構成を実施例について詳述す
る。図に示すものは自動二輪車等の空冷フイン付
シリンダのシリンダブロツク１で、そのシリンダ
本体２の外周には、空冷フイン３，３，３…が平
行に配列されて放射状に突出しており、該シリン
ダ本体２の隅角部４，５において、Ａ方向および
Ｂ方向に放射方向が異なり、かつ互いに相隣る空
冷フイン３ａ，３ｂおよび３ｃ，３ｄの上下端部
において、Ａ方向の空冷フイン３ａ，３ｂおよび
Ｂ方向の空冷フイン３ｃ，３ｄにそれぞれ直交す
る方向に突出せしめたフランジ６，７によつて連
結されている。
る。図に示すものは自動二輪車等の空冷フイン付
シリンダのシリンダブロツク１で、そのシリンダ
本体２の外周には、空冷フイン３，３，３…が平
行に配列されて放射状に突出しており、該シリン
ダ本体２の隅角部４，５において、Ａ方向および
Ｂ方向に放射方向が異なり、かつ互いに相隣る空
冷フイン３ａ，３ｂおよび３ｃ，３ｄの上下端部
において、Ａ方向の空冷フイン３ａ，３ｂおよび
Ｂ方向の空冷フイン３ｃ，３ｄにそれぞれ直交す
る方向に突出せしめたフランジ６，７によつて連
結されている。
上記の構造において、隅角部４，５における空
冷フイン３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄはその上下端部
に形成されたフランジ６，７によつて強度が強化
されているから、シリンダブロツク１の搬送中に
衝撃力を受けた場合にフイン３ａ，３ｂまたは３
ｃ，３ｄの折損が防止される。また、空冷フイン
は自動二輪車の走行中にシリンダの軸芯と交差す
る方向の風を受けて冷却作用が行われる。この場
合、空冷フイン３，３…は風による冷却作用は小
であるが、隅角部の冷却フイン３ａ，３ｂ，３
ｃ，３ｄおよびフランジ６，７は走行中の風を全
面に受けて大気中への放熱が活発に行われる。
冷フイン３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄはその上下端部
に形成されたフランジ６，７によつて強度が強化
されているから、シリンダブロツク１の搬送中に
衝撃力を受けた場合にフイン３ａ，３ｂまたは３
ｃ，３ｄの折損が防止される。また、空冷フイン
は自動二輪車の走行中にシリンダの軸芯と交差す
る方向の風を受けて冷却作用が行われる。この場
合、空冷フイン３，３…は風による冷却作用は小
であるが、隅角部の冷却フイン３ａ，３ｂ，３
ｃ，３ｄおよびフランジ６，７は走行中の風を全
面に受けて大気中への放熱が活発に行われる。
本考案は上記の構成により、空冷フイン付シリ
ンダはシリンダ鋳造部品がフイン配列の隅角部で
放射方向が異なり、かつ互いに相隣るフインの端
部を連結するフランジが形成されたことにより、
相隣るフインの強度が向上し、搬送時におけるシ
リンダ鋳造部品のフインの折損を防止して加工途
中の不良率が改善されるばかりでなく、フランジ
による伝熱面積の増加と有効な対流放熱によつて
冷却効率が向上するという効果を有している。
ンダはシリンダ鋳造部品がフイン配列の隅角部で
放射方向が異なり、かつ互いに相隣るフインの端
部を連結するフランジが形成されたことにより、
相隣るフインの強度が向上し、搬送時におけるシ
リンダ鋳造部品のフインの折損を防止して加工途
中の不良率が改善されるばかりでなく、フランジ
による伝熱面積の増加と有効な対流放熱によつて
冷却効率が向上するという効果を有している。
図面は本考案の実施態様を例示する空冷フイン
付シリンダブロツクの外形斜視図である。 １……シリンダブロツク、２……シリンダ本
体、３，３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄ……空冷フイ
ン、４，５……隅角部、６，７……フランジ。
付シリンダブロツクの外形斜視図である。 １……シリンダブロツク、２……シリンダ本
体、３，３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄ……空冷フイ
ン、４，５……隅角部、６，７……フランジ。
Claims (1)
- 複数の空冷フインのうち、隅角部にあり、放射
方向が互いに異なり、かつ互いに相隣る空冷フイ
ンが、端部において、前記相隣る空冷フインに直
交する方向に突出せしめたフランジによつて連結
されたことを特徴とする空冷フイン付シリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP519583U JPS59110349U (ja) | 1983-01-17 | 1983-01-17 | 空冷フイン付シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP519583U JPS59110349U (ja) | 1983-01-17 | 1983-01-17 | 空冷フイン付シリンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59110349U JPS59110349U (ja) | 1984-07-25 |
| JPS645062Y2 true JPS645062Y2 (ja) | 1989-02-08 |
Family
ID=30136791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP519583U Granted JPS59110349U (ja) | 1983-01-17 | 1983-01-17 | 空冷フイン付シリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59110349U (ja) |
-
1983
- 1983-01-17 JP JP519583U patent/JPS59110349U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59110349U (ja) | 1984-07-25 |
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