JPS644825B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は吐出装置に関し、更に詳細にはかかる
装置と関連して用いられる安全装置に関する。

多くの吐出装置またはいわゆる吐出ガンの１つ
の特性は、操作者または修理工がガンのオリフイ
スまたはノズルに近づき過ぎる場合には、操作者
または修理工の皮膚を通してその中へ吹付けまた
は注入されうる比較的高圧の液体流を放出すると
いうことである。ガンから吹き付けられる物質、
処理の適時性等によつては、この注入は中毒また
は感染から重大な健康上の危険を生じる恐れがあ
る。

一般に、操作者がノズル・オリフイスにごく接
近しているか、またはガンから急速に速度を失う
小滴となつて放出される液体流を粉砕するために
存在するノズル・オリフイスがなくなるようにノ
ズルを除去した場合にのみ、吐出ガンから吐出さ
れる液体の注入に対する可能性がある。最近、操
作者が手または身体の一部をノズルから発散する
材料の液体注入の可能性を発生するほどノズルま
たはオリフイスに近接して置くのを防止するよう
に、ノズルまたは吐出オリフイス上に嵌合するノ
ズル防護物を手動吐出ガンに設ける傾向があつ
た。

少なくとも１つの場合、即ち、米国特許第
4181261号に開示されている場合においては、防
護物が壊れたり操作者によつて除去されたりした
場合に、自動的にガンを不作動にする安全装置を
ノズル防護物に設けることが提案されている。そ
の安全装置はガンへの液体流中に収容されている
空気的に作動される弁を制御するように作動しう
る空気流路から成る。ノズル防護物が壊れたり除
去されたりした場合に生じるごとくその弁への空
気圧の損失が生じた場合には、常閉空気圧は閉鎖
したままでガンへの液体の流れを遮断する。よつ
て、ガン・トリガを操作者が作動すると防護物が
壊れたりガンから除去されたままである限りノズ
ル・オリフイスへの流れ無し状態が生じる。

吐出装置の操作者の偶発的な液体注入という問
題は主として手動ガンにおける問題であつたが、
自動ガン、即ちガンの内部にガン流れ制御弁の開
閉を制御するためのモータ、および該モータの作
動を制御するための遠隔スイツチまたは弁を内蔵
するガンの場合にも同様な問題があつた。それら
のガンは普通ノズル防護物を具備していない。何
故なら操作者がノズル・オリフイスに近接する頻
度が防護物を設けることを正当化しないからか、
あるいはノズル・オリフイスが噴霧が導かれる加
工物または基板に対してノズル防護物の使用を妨
げるほど接近して位置しているからである。しか
しかかる自動吐出ガンにおいては操作者が例えば
ノズル・オリフイス内の異物をノズルから取り除
くためにノズルを除去する時には常に安全装置が
必要である。操作者がノズルを除去または操作し
ている間は、彼の手はノズルから吹付けられる材
料の偶発的な注入の可能性を生じるに充分なほど
ノズル・オリフイスに接近している。この種の事
故は、操作者の手がノズル・オリフイスに近接し
ているうちにガンの遠隔制御スイツチまたは弁が
不用意にあるいは偶発的に作動されるから、最も
普通に生じるものである。よつて、普通ノズル防
護物を利用しない型式の自動ガンにおいてはかか
る安全装置が必要である。

従つて本発明の主たる目的は、自動吐出ガンに
使用するためのものであつてガン・ノズルが緩め
られたりガンから除去されたりする場合に、ガン
の作動を阻む安全装置を提供することにある。

公知の自動（手動に対するものとして）吐出装
置または吐出ガンにおいては、ガンを通る液体の
流れはガンのノズル・オリフイスのすぐ近傍に位
置する弁の開閉によつて制御される。この弁の開
閉はガン本体内に収容された空気モータにより制
御される。ガン本体を介して空気モータへと至る
空気流路はもう１つの通路を経てガン本体とガ
ン・ノズルとの間に位置する密封された表面に連
結されている。ノズルがガン本体に対して緩めら
れた場合には、この密封された表面が壊れその結
果空気はこの密封されていない表面を介して大気
中へと漏れる。空気漏れの結果ガンの空気モータ
への圧力は該モータを作動させガン流れ制御弁を
開かせるには不充分なものとなる。従つて、ノズ
ルが本体に対して緩んでいるか本体から除去され
ている限り、ガンの流れ制御弁を開かせそれによ
つてガンからの高圧液体の流れを許すに利用され
うる空気圧は不充分である。

本発明の主たる利点はノズルがガン本体から除
去される時には必ず、あるいはノズルがガン本体
に対して緩む時には必ず、ガンの作動を防止する
自動型吐出装置用のフエール・セーフ系を提供す
ることにある。従つて、ノズルが除去されるかガ
ン本体に対して緩んだ時に操作者がガンから発散
する液体材料を偶発的に注入されるということは
ありえない。

本発明の上記および他の目的ならびに利点は図
面についての以下の説明から更に容易に明らかと
なるであろう。

本発明の吐出ガン１０は該ガンからの液体材料
の流れを制御するための弁組立体１２と該弁１２
の作動を制御するための空気モータ１３とが位置
せしめられている三部品ガン・ハウジング１１か
ら成る。この三部品ガン・ハウジングはガン本体
１５と、端キヤツプ１６と、本体キヤツプ１７か
ら成る。端キヤツプ１６と本体キヤツプ１７はこ
れらのキヤツプ内の孔（不図示）を貫通しガン本
体１５のねじ山付き孔（不図示）内に螺入された
機械ねじ１８によつて本体１５の両端に固着され
ている。

ガン本体１５は段状の軸方向孔２０を含む。こ
の孔２０の小径後部２２内にはブツシユ２１が装
着されている。このブツシユ２１は孔２０の２つ
の異なる直径部分間に位置した肩部２４と衝合す
るその前端にフランジ２３を有する。ブツシユ２
１周囲の環状凹部２８内にはブツシユ２１の周面
と孔２０との間に密封を維持するようにＯリング
密封具２７が収容されている。

また本体キヤツプ１７を貫通する軸方向孔３１
があり、この軸方向孔３１内には弁座保持器３０
が装着されている。この弁座保持器３０はキヤツ
プ１７の前端における内方に延びるフランジ３３
と弁座保持器３０の前端上に位置する肩部３４と
の係合によつて本体キヤツプの孔３１内に保持さ
れている。頂部では、弁座保持器３０がガン本体
の孔２０の大径部分２６内へと延びており、弁座
保持器３０周囲の環状凹部３７内に位置するＯリ
ング密封具３６によつて前記大径部分に対して密
封されている。

弁座保持器３０は外形が全体的に管状であり、
それを貫通する軸方向孔３８を有する。その前端
においてこの孔３８は小径部分３９となつて終端
し、その中に弁座４０が位置せしめられている。
この弁座４０は弁座保持器３０の前端内にろう付
けにより固定されている。

段状孔４１が弁座４０を軸方向に貫通してい
る。弁座４１の２つの異なる直径部分間に位置す
る肩部４２の最内方縁は弁１２の座４３を画成す
る。

ガン本体の前端にはノズル保持器５０が着脱自
在に装着されており、この保持器を軸方向に貫通
する段状孔５１がある。この孔の大径部分は該保
持器の外端に位置している。孔５１の２つの異な
る直径部分間の交点には肩部５３があり、その上
にガンのノズル５５が着座している。このノズル
はそれを貫通する軸方向孔５６を有し、その外端
はオリフイス５７となつて終端し、このオリフイ
スを介して液体はガンから放出される。

ノズル保持器５０は本体キヤツプ１７のねじ山
付き外端部６１上に螺合された保持ナツト６０に
より本体１５の外端上に着脱自在に保持されてい
る。このナツト６０はノズル保持器を本体の外端
上に保持すべく、ノズル保持器５０の周フランジ
６２と係合可能な内向きに延びるフランジ５９を
有する。

本発明の実施に従つて、金属座金密封具６５が
本体キヤツプ１７の外端とノズル保持器５０との
間に挾持されている。弁座保持器３０の前面６４
の環状溝内に装着されたＯリング密封具６３は座
金密封具６５と協力して、ノズル保持器が保持ナ
ツト６０によつてガン本体にしつかりと固着され
る時には必ずノズル保持器５０とガン本体１５と
の間の表面を密封する。Ｏリング密封具６６はま
た、弁座保持器３０の外面と座金６５の内面との
間の流れによる液体の逃げをも防止する。

ガン本体の内側には弁座４３に対する弁組立体
１２の開閉を制御するための空気的に作動される
モータ１３が位置せしめられている。このモータ
は端キヤツプ１６の内部に形成された段状孔７２
により画成されるフランジ７１内に摺動自在に装
着されたピストン７０から成る。このシリンダ孔
７２は小径部分７３および通気口７４を経て大気
に対して開口している。

ピストン７０は一対の止めナツト７６により弁
心棒７５に固定されている。ピストン７０の下面
にはリツプ密封具７７が固着されこれはピストン
の下面のまわりに空気的密封を形成するように孔
７２とその周囲において接触する。

弁心棒７５はピストン７０と弁１２との間に延
びており、そうすることにおいてピストンの運動
が弁１２の対応運動を行なわせるように両者を固
定的に相互連結している。ピストンと弁１２との
間には、弁心棒７５が一対の離隔したパツキン密
封具８０，８１を貫通している。これらのパツキ
ン密封具８０，８１はブツシユ２１の内面と弁心
棒の外面との間に密封を形成するようにブツシユ
２１の両端内に装着されている。

弁１２と下側パツキン密封具８１との間には圧
縮ばね８５が位置せしめられている。このばねは
弁１２を閉状態へと下方に付勢するように一端で
弁１２と、他端でパツキン密封具８１とそれぞれ
係合可能である。

圧縮ばね８５を液体貯蔵室８６が包囲してお
り、これは弁座保持器３０の軸方向孔３８を経て
弁座４３と連通している。この液体貯蔵室８６は
弁１２が開くと必ず液体が圧液体源９０から室８
６および孔３８を介しそして弁座４１を介して下
方にノズル・オリフイス５７へと流れるように口
８９を経て加圧液体源９０に連結されている。

空気モータ１３をばね８５の付勢に抗して作動
させるに充分な空気圧源に空気モータ１３の下面
を連結するために、ガン本体１５を貫通し流路９
１と連通する空気口８８がある。この通路９１は
空気源８７から口８８に供給された空気圧がピス
トン７０をばね８５の付勢に抗して上方に運動せ
しめて弁１２を開くようにピストン７０の下面上
のシリンダ内へと開口している。

好ましくは、ガン本体１５を貫通する通気口９
５はブツシユ２１の周に形成された環状溝９６を
大気に連結する。この溝９６はまたブツシユの側
壁を貫通する口９７を経てブツシユ２１の内部孔
９４に開口している。これらの通気口９５，９７
の目的は液体室８６から密封具８１および２７の
まわりで不用意に上方に漏れる液体が空気モータ
１３に達しないようにガン本体の孔２０およびブ
ツシユの孔９４を大気に連結することにある。こ
れにより、その漏れ液体は通気口９７，９５を介
して大気中へと通気される。

吐出ガン１０の作動に当つて、液体供給源９０
からの加圧液体はガンの貯蔵室８６と流体連通状
態に維持される。よつて、室８６内に加圧のもと
に貯蔵された液体は弁１２が開いた際にガン１０
からノズル・オリフイス５７を介して流れる。弁
１２を開くべき時には、空気源８７からの加圧空
気が好ましくは流れ制御弁９２を介してガンの口
８８へ供給される。この流れ制御弁９２は、例え
ば電気的スイツチで作動されるソレノイドまたは
空気的スイツチで制御される空気モータのごとき
任意公知の作動器により開閉されうる。口８８に
供給される加圧空気はピストン７０を上方へ運動
せしめて弁１２を弁座４３から離れて上方へ運動
せしめる。この結果液体は室８６から孔３８を介
して弁座４３へ、次いでノズル・オリフイス５７
へと流れる。

座金密封具６５を設けたことを除いて、上述し
た吐出ガン１０は公知の仕方で作動しそれ自体本
発明の一部を構成しない公知の吐出ガンである。

本発明はガンを不能にすることなしにノズル保
持器５０およびノズル５５がガン本体から緩めら
れたり除去されたりするのを阻む安全性にある。
換言すれば、本発明の実施によれば、ノズル保持
器５０を除去する目的のために保持ナツト６０を
緩めることはガンを自動的に不能にして弁１２が
開くのを防止する。その目的上、本発明の実施に
よれば、空気口８８はシリンダ７２の下面から本
体キヤツプ１７の頂面に形成された環状通溝１０
１まで縦方向に延びる三つの平行な通路１００
（そのうち一つのみ図示）を経て連結されている。
本体キヤツプ１７のこの環状通溝１０１は縦方向
通路１０２を経て座金密封具６５の頂面と連通し
ている。通路１０２は弁座保持器３０の周上に位
置する平坦部１０３によつて形成されている。

座金密封具６５がガン本体とガン・ノズル保持
器との間に密封されている限り、空気口８８を密
封された表面と相互連結する通路１００，１０２
を介する空気流はない。しかし、例えば清掃また
は取換えのためにノズルおよびノズル保持器を除
去すべき時のように保持ナツト６０を緩めると、
密封は壊れてガン空気口８８に供給された空気は
通路１００，１０２および座金密封具を介しノズ
ル・オリフイス５７を経て大気へと通気される。
この圧力の通気はピストン７０の下面への圧力が
圧縮ばね８５の力に打勝つて弁１２を開くに充分
な力を発生するのを防止する。よつて、ノズル保
持器がガン本体に対して緩い限り、またはノズル
保持器がガン本体から除去される限り、弁には弁
座４３と接触し閉じたままである。

本発明の安全特徴の主たる利点は、ノズルまた
はノズル保持器が除去されるか、あるいはガン本
体に対して緩められた時にはいつでもガンの弁１
２が決して開かれることがないという点において
フエール・セーフであるということである。よつ
て、操作者はノズルが除去されるかあるいはノズ
ルが緩められてガンから除去されている過程にあ
る時にガンから放出される液体の偶発的な噴射に
よつて傷つけられることはありえない。

以上本発明の単一の好ましい実施例について説
明したが、当業者は本発明の精神を逸脱すること
なく種々の変更および変形をなしうることを理解
するであろう。従つて、本発明は特許請求の範囲
以外によつては限定されないものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明を組入れた吐出ガンの断面図であ
る。 〔主要部分の符号の説明〕、１０……吐出ガン、
１２……弁、１５……ガン本体、４３……弁座、
５５……ノズル、７０……ピストン、７５……弁
心棒、８６……流体貯蔵室、１００……流路、１
０１……環状通溝、１０２……通路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 基板に液体を適用するための吐出ガンにおい
   て、 ガン本体と、 該ガン本体上に着脱自在に装着されたノズル手
   段と、 前記ガン本体内に液体貯蔵室を画成する手段
   と、 前記貯蔵室から前記ノズル手段への液体流を制
   御するように作動しうる弁手段と、 前記ガン本体内に前記ノズル手段および前記弁
   手段と同軸状に配設された流体シリンダを画成す
   る手段と、 前記シリンダ内に装着された往復可能なピスト
   ンとを設け、 前記弁手段は可動弁心棒を含み、該弁心棒は前
   記ピストンの運動が前記弁手段の開閉を制御する
   ように前記ピストンに作動連結され、且つ前記液
   体貯蔵室を貫通して前記弁手段まで延び、 前記ガン本体は液体源と前記液体貯蔵室との間
   を連通するための第１の通路手段を有し、 前記ガン本体は流体圧源と前記流体シリンダと
   の間を連通する第２の通路を有し、 前記ノズルが前記ガン本体に対して緩められる
   時には必ず前記弁手段が開くのを防止する安全手
   段とを設け て成る吐出ガン。 ２ 特許請求の範囲第１項において、前記安全手
   段は前記ノズル手段と前記ガン本体との間の密封
   された表面と、前記ガン本体上の前記ノズルが緩
   むと前記密封された表面が開き、前記第２の通路
   から大気中へと流体圧が漏れるように前記密封さ
   れた表面を前記第２の通路に連結する第３の通路
   とから成ることを特徴とする吐出ガン。 ３ 基板に液体を適用するための吐出ガンにおい
   て、 ガン本体と、 該ガン本体上に着脱自在に装着されたノズル手
   段と、 前記ガン本体内に液体貯蔵室を画成する手段
   と、該室内に位置し前記ノズル手段と軸方向に心
   合した弁座と、 前記ガン本体内に前記ノズルおよび弁座と軸方
   向に心合した流体シリンダを画成する手段と、 前記シリンダ内に装着された往復可能なピスト
   ンと、 一端において前記ピストンに作動的に連結さ
   れ、前記液体貯蔵室を貫通して他端まで延び、該
   他端が前記弁座と係合して前記液体貯蔵室を閉鎖
   しうる可動弁要素とを設け、 前記ガン本体は液体源と前記液体貯蔵室との間
   で連通するための第１の通路を有し、 前記ガン本体は流体圧源と前記流体シリンダと
   の間で連通する第２の通路を有し、 前記ノズルが前記ガン本体に対して緩められる
   と必ず前記弁要素が前記弁座を開くのを防止する
   ための安全手段とを設け て成る吐出ガン。 ４ 基板に液体を適用するための吐出ガンにおい
   て、 ガン本体と、 該ガン本体上に着脱自在に装着されたノズル手
   段と、 前記ガン本体内に液体貯蔵室を画成する手段と
   該室内に位置する弁座と、 前記ガン本体内に前記ノズル手段および前記弁
   座と軸方向に心合した流体シリンダを画成する手
   段と、 前記シリンダ内に装着された往復可能なピスト
   ンと、 一端において前記ピストンに作動連結され、他
   端において前記弁座に係合可能な可動弁要素とを
   設け、 前記ガン本体は液体源と前記液体貯蔵室との間
   で連通するための第１の通路手段を有し、 前記ガン本体は流体圧源と前記流体シリンダと
   の間で連通する第２の通路手段を有し、 前記ノズルが前記ガン本体から部分的にあるい
   は全体的に除去される時に必ず前記弁要素が前記
   弁座を開くのを防止するための安全手段を設け て成る吐出ガン。 ５ 基板に液体を適用するための吐出ガンにおい
   て、 ガン本体と、 該ガン本体上に着脱自在に装着されたノズル手
   段と、 前記ガン本体内に液体貯蔵室を画成する手段
   と、 前記室内に位置する弁座を含むガン流れ制御弁
   と、 前記ガン本体内に前記弁座および前記ノズル手
   段と軸方向に心合した流体シリンダを画成する手
   段と、 前記シリンダ内に装着された往復可能なピスト
   ンとを設け、 前記ガン流れ制御弁は可動弁要素を含み、該弁
   要素は一端において前記ピストンに作動連結され
   他端において前記弁座に係合して前記液体貯蔵室
   を閉鎖することができ、 前記ガン本体は液体源と前記液体貯蔵室との間
   で連通するための第１の通路手段を有し、 前記ガン本体は流体圧源と前記流体シリンダと
   の間で連通する第２の通路手段を有し、 前記ノズル手段が前記ガン本体に対して緩めら
   れる時には必ず前記弁要素が前記弁座から離れる
   ことを防止するための安全手段を設け、該安全手
   段は前記ノズルが緩むと密封された表面が開き前
   記第２の通路から大気中へ流体圧が漏れるように
   前記第２の通路を前記ノズル手段の密封された表
   面に連結する第３の通路手段から成る 吐出ガン。