JPS644564B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS644564B2
JPS644564B2 JP60068059A JP6805985A JPS644564B2 JP S644564 B2 JPS644564 B2 JP S644564B2 JP 60068059 A JP60068059 A JP 60068059A JP 6805985 A JP6805985 A JP 6805985A JP S644564 B2 JPS644564 B2 JP S644564B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
plate
insulating
conductors
coil member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP60068059A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61227125A (ja
Inventor
Hyoshi Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electronics Industry Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electronics Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electronics Industry Co Ltd filed Critical Fuji Electronics Industry Co Ltd
Priority to JP60068059A priority Critical patent/JPS61227125A/ja
Publication of JPS61227125A publication Critical patent/JPS61227125A/ja
Publication of JPS644564B2 publication Critical patent/JPS644564B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規な高周波内面焼入用コイルに関
する。
従来の技術 従来、筒状ワークの内面焼入を行う場合には、
通常第2図に示すような一対のリード部11,1
2を両端に備えた良導電金属性の螺線状中空コイ
ル1が使用されている。即ち、単一のパイプ材を
適宜に折曲変形せしめることにより、高周波内面
焼入用コイルが構成されていた。
かかるコイル1は、いずれか一方のリード部
(図例の場合はリード部11)より冷却液をコイ
ル内に供給し、他方のリード部(図例の場合はリ
ード部12)より排出することによつて、コイル
1の冷却を行つているが、例えばワークとの関係
で(ワークの内径が比較的小径の場合)、それに
応じてコイル1の外径が小さくせざるを得なくな
り、コイル中空部14の断面積が極小となり、冷
却液の流量が減少して冷却効率が大幅に低下する
という第1の問題点がある。そこで本発明はかか
る問題点を解決する目的で、新規なコイルを発明
し、これを昭和60年3月26日に「高周波内面焼入
用コイル」として特許出願をした。
このコイルは、筒状ワークの内径に関連して径
を設定した略円形・板状のコイル部があり、この
コイル部の上端および下端を絶縁性の蓋板と、絶
縁性の底板とを設け、2個の略L字・板状の導体
のそれぞれの端を前記コイル部の一端に連絡した
ものである。そして、前記導体間には導体間絶縁
板を挟着固定し、導体間絶縁板の反対側において
導体に固着した樋状の通水壁が設けられている。
さらに、この通水壁の下端は、前記絶縁板よりも
下方に延出せしめたことを特徴としている。
しかして、ワークを昇温・加熱するコイルと、
加熱されたワークを急冷するための冷却装置と
は、一般的には別体に構成されていることが拳げ
られる。
発明が解決しようとする問題点 前記特許出願にかかる高周波内面焼入用コイル
によれば、前述の第1の問題点を解決することが
できる。
しかしながら、コイルと冷却装置は別体に構成
されている点においては従前の技術と変るところ
はない。
このように両者を別体に装置するということ
は、装置全体としてコスト高になるという点だけ
ではなく、特にワーク内径が小径である場合に
は、コイルと冷却装置の当該ワークに対する取
付・配置が大変に困難になるという次の問題点が
残つている。
そこで、本発明は前記第2の問題点を解決する
ためになされたものであつて、コイルと冷却装置
を一体に構成できる新規な高周波内面焼入用コイ
ルを提供することを目的としている。
このような冷却効率の低下は通電可能な高周波
電流の上限を下げることとなる。このため、発生
熱量の大きい高周波大電流を流すことが困難また
は不可能となり、電力不足により、充分ワークを
加熱できなかつたり、加熱時間が長くなつたりす
る不都合が生じ、また、小径のために孔詰りが生
じやすく、コイル1の寿命が短くなるという弊害
もあつた。
問題点を解決するための手段 この発明に係る高周波内面焼入用コイルは前述
した特許出願の発明に加えて、底板に1個あるい
はそれ以上の孔を開設する一方、この底板の下方
に複数の冷却ノズルを有するプールを、これと一
体的に設けてある。
作 用 コイル部材の冷却領域を通過する冷却液は底板
にあけた孔から、下方のプールへ流下し、さらに
冷却用孔からワークの加熱部に向けて噴出するこ
とによりワークの焼入が行われる。
実施例 第1図は本発明に係る高周波内面焼入用コイル
の一部切欠斜視図である。
図において、略L字・板状の形状を有するリー
ド部となる導体10A,10Bがあり、この導体
間には、例えばマイカあるいは窒化珪素系セラミ
ツク等を主体とする耐熱性絶縁材料からなる導体
間絶縁板20が挟着固定されている。そして、前
記導体10A,10Bの一端には筒状ワークの内
面を加熱するコイル本体となる略円形・板状のコ
イル部材30が例えばブレージングでもつて導体
10A,10Bを中心にしてこれをとり囲むよう
に連結されている。
一方、前記導体間絶縁板20の反対側、つまり
導体10A,10Bの外側において、導体10
A,10Bには略樋状の通水壁40A,40Bが
水密的に連結されることによつて、冷却液導入路
41Aと冷却液導出路41Bを形成している。こ
の場合において前記通水壁40A内至は40Bは
電気良導体であつても、あるいは絶縁性材料であ
つてもよいが、絶縁性材料である場合にはその板
厚は導体10A,10Bに比べて、薄くすること
にすれば、コイル全体としての径をそれだけ小径
とすることができる。さらに、この通水壁40
A,40Bはコイル部材30の端部30A,30
Bに対向する部分以外の部分は、図示する如く、
後述する絶縁性の蓋板50よりも下方に向けて延
出している。
50は絶縁材料からなる蓋板であつて、この蓋
板50は、導体10A,10Bの折曲部11A,
11Bの上端、前記通水壁40A,10B、さら
にはコイル部材30の上端にてとり囲んだ領域を
覆うように水密に設けられている。
さらに、60は絶縁材料からなり、プール70
に連通する孔61を有する底板であつて、この有
孔底板60は、コイル部材30の下端に、これも
前記蓋板50と同様水密に設けられている。ま
た、有孔底板60の下方には、絶縁材料からな
り、複数の冷却用孔61が設けられた略逆円錐状
の形状からなる冷却装置としてのプール70が設
けられている。しかして、この冷却用孔61の数
や径は焼入れすべきワークとの関連において設定
される。
以下、本発明のコイルの動作について説明す
る。
高周波電流は導体10A(内至は通水壁40A
も含め)、コイル部材30、導体10B(内至は通
水壁40Bも含め)を通路として通電する。
また冷却液は冷却液導入路41Aから導入され
た後、蓋板50、底板60およびコイル部材30
にて囲まれた通過断面積の広い部分(コイル部材
30の冷却領域)を周流し、冷却液導出路41B
を経て外部に流出する。同時に、冷却流は前記有
孔底板61から流下し、プール70内を流れると
ともに、冷却用孔71から、ワークに向けて噴出
される。
第3図は本発明の高周波内面焼入用コイルの縦
断面図あつて、蓋板50の外周下縁端はおよび底
板60の外周上縁端はL字形状に切欠いてあり、
この両切欠部にコイル部材30が嵌合固定されて
いるが、コイル部材30と蓋板50内至は底板6
0との嵌合固定はかかる構造に限定されないこと
は勿論である。
さらに同図においては、通水壁40A,40B
の下端が底板60に接するまで下方に延出して示
されているが、これは必ずしも底板60に接する
必要はなく、コイル部材30の高さの約半分位の
ところまで下方の延出してもよい。
効 果 本発明にかかる高周波内面焼入用コイルによれ
ば、冷却装置とコイルを一体的に構成できるとと
もに、同じ冷却液でもつて、コイル部およびワー
クを冷却することができるので大変便利であり、
特にワーク内径が小径である場合にはコイルと冷
却装置のワークに対する取付・配置が大変楽にな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る高周波内面焼入用コイ
ルの一部切欠斜視図、第2図は、従来の高周波内
面焼入用コイル、第3図は第1図の縦断面図であ
る。 10A,10B……導体、20……導体間絶縁
板、30……コイル部材、40A,40B……通
水壁、50……蓋板、60……底板、70……プ
ール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 略L字・板状の形状を有する導体10A,1
    0Bと、導体10A,10B間に挟着固定された
    導体間絶縁板20と、前記導体10A,10Bの
    一端に連結した略円形・板状のコイル部材30
    と、導体間絶縁板20の反対側において導体10
    A,10Bに固着した樋状の通水壁40A,40
    Bとコイル部材30の上端、導体10A,10B
    の折曲部11A,11Bの上端および通水壁40
    A,40Bにてとり囲んだ領域に水密に設けた絶
    縁性の蓋板50と、前記コイル部材30の下端に
    水密に設けた絶縁性の有孔底板60とを具備して
    おり、かつ、前記底板60の下方に複数の冷却用
    孔71を開設したプール70を連設せしめるとと
    もに前記通水壁40A,40Bの下端は前記絶縁
    蓋板よりも下方に延出せしめたことを特徴とする
    高周波内面焼入用コイル。
JP60068059A 1985-03-30 1985-03-30 高周波内面焼入用コイル Granted JPS61227125A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60068059A JPS61227125A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 高周波内面焼入用コイル

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JP60068059A JPS61227125A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 高周波内面焼入用コイル

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Publication Number Publication Date
JPS61227125A JPS61227125A (ja) 1986-10-09
JPS644564B2 true JPS644564B2 (ja) 1989-01-26

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ID=13362828

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60068059A Granted JPS61227125A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 高周波内面焼入用コイル

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JPS61227125A (ja) 1986-10-09

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