JPS644053Y2 - - Google Patents

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JPS644053Y2
JPS644053Y2 JP17942983U JP17942983U JPS644053Y2 JP S644053 Y2 JPS644053 Y2 JP S644053Y2 JP 17942983 U JP17942983 U JP 17942983U JP 17942983 U JP17942983 U JP 17942983U JP S644053 Y2 JPS644053 Y2 JP S644053Y2
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JP
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ice
water
making
front opening
water tank
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JP17942983U
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JPS6086876U (ja
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、連続製氷する製氷機に係り、詳しく
は、製氷機の製氷室に設けた散水装置を簡易化す
るとともに製氷室外へ散水が飛散するのを防止し
た製氷機に関する。
(従来技術) 従来、小氷塊を一度に多数製氷する自動製氷機
としては、例えば、特公昭58−13822号公報によ
つて知られているが、この要部を図示した第4図
に基づいてこれを説明すると、周壁21aで囲ま
れた前方開口21dの製氷室21内に、上壁21
cに下向きに該製氷室21内に開口する多数の製
氷セル22…が設けられ、底部21dに前記製氷
セル22…へ水ポンプから配管26を介し散水す
るノズル23aを有する散水装置23が設けら
れ、前記製氷室21の前方開口21dの上方部を
掩うカーテン24が設けられ、また、滑台25が
前記製氷セル22…で製氷された小氷塊の離氷し
た氷を前記前方開口1b側に滑落するように散水
装置23のノズル23a部分に斜設されている。
27は散水装置23で散水された水の戻り配管で
ある。
ところが、この従来例によるときは、散水方式
がノズル方式であるため、製氷室21下方に別室
の水槽を備えたポンプ室を要し、散水装置23そ
のものもノズル23aの目詰り防止ドーム23b
を要するなど装置は大型となり、しかも複雑にな
るという欠陥がある。
(本考案の目的) 本考案は、斯かる従来欠陥に鑑み考案されもの
で、本考案の目的は、製氷機の製氷室内に設けら
れた散水装置を簡易化するとともにこのとき生ず
る製氷室外へ散水が飛散するのを簡易構造で防止
することである。
(本考案の構成) 本考案は、前記目的達成のために、周壁で囲つ
た前方開口の製氷室と、該製氷室内に、該製氷室
の上壁に下向きに該製氷室内に開口する製氷セル
と、該製氷室底部に設けた前記製氷用水を貯溜す
る水槽と、モータに連結した水平軸に設けたパド
ルなど回転体の回転により前記水槽内水を前記製
氷セルへ散布する散水装置と、前記製氷室の前方
開口上方部を掩う傾倒自在に支持した短冊状のカ
ーテンと、前記製氷セルと前記散水装置との間に
前記製氷セルで製氷した氷塊を離氷した氷を前記
前方開口側に滑落する如く斜設するとともに前記
水槽内に設けた前端から前記カーテンの後方位置
までを盲部とした簣の子とを設けたことを特徴と
する製氷機としたもので、製氷室内に水槽と散水
装置を一体化し、散水装置そのものも簡易化し、
散水装置からの散水が簣の子前方部分および簣の
子とカーテンとの間から製氷室外への飛散するの
を防止したことを特徴とする。
(実施例) 以下本考案の実施例を添付図面に基づき説明す
る。
第1図は本考案製氷機の要部をなす製氷室の斜
視図、第2図は同製氷室の縦断面図、第3図a,
bは製氷室内の簣の子の各例の斜視図である。
1は製氷室、1aは該製氷室1を取囲む周壁、
1bは該製氷室1の前方開口、1c,1dは該製
氷室1のそれぞれ上壁、底部であり、2は製氷セ
ルで下向きに製氷室1内に開口し、製氷室1の上
壁1cの上方の断熱層10に並列して多数設けら
れ、8は冷凍回路(図示せず)の蒸発器で、製氷
セル2上方に添設され、また、離氷用のヒータ
(図示せず)が製氷セル2外周に巻装されている。
3は製氷室1内下方に設けられたはねかけ式散
水装置で、該散水装置3はつぎの如く構成され
る。すなわち、3aは水平軸で前記製氷室1の周
壁1aの側壁1eに取付けられたモータ7の回転
軸7aに連結されており、3bは擢状のパドルで
該水平軸3aに適宜ピツチで多数装着され、3c
は各パドル3bの両側に製氷室1底部1dの水槽
6から立設したガイドで、水平軸3a、パドル3
b、ガイド3cではねかけ式散水装置3を構成
し、モータ7の回転により水平軸3aが回転、こ
れによりパドル3bが回動して水槽3内の前記ガ
イド3c,3c間で仕切られた製氷用水を汲み上
げ、前記製氷セル2に向つてはねかけ散布するよ
うに散水装置3は水槽6の所定水位(パドル3b
が下半分が水没する程度)に設けられる。
また、前記散水装置3のパドル3bの代りに第
2図bまたはcの如くデイスク3b′またはダブル
デイスク3b″を開いても良く、この場合は前記ガ
イド3cはなくても良い。
4は前記製氷室1の前方開口1bの上方部(後
記簣の子5の上方)を掩う短冊状の垂下したカー
テンで、該カーテン4の上方は傾倒自在に支持さ
れている。5は簣の子で、製氷室1内において前
記製氷セル2と前記散水装置3の間に前記製氷セ
ル2で製氷した氷塊を離氷時該氷塊を前記前方開
口1b側に滑落するように斜設され、該簣の子5
は針金状線を複数前記氷塊が通過しない程度のピ
ツチで並列されたものであり、5aは該簣の子5
の水槽6内の前端5cから前記カーテン4の垂下
位置より後方位置5dまで前記簣の子5の裏側か
ら裏打ちされた盲板であり、これにより前記散水
装置3から散水時に散水が簣の子5の間を通過し
製氷室1外への飛散を防止するもので、その詳細
は第3図aに図示され、第3図bには簣の子5の
盲部の他の例を示し、該盲部5bは樹脂板でつく
られ、簣の子5を上方に取付けたものである。
なお、6aは前記水槽6に連通するバルコニー
で、給水タンク(図示せず)の給水口がバルコニ
ー6aに臨み水を補給するためのものである。
なお、11は前記製氷室1前方開口1bの前下
方に設けられた貯氷庫である。
本考案実施例の構成は前記の如きもので、その
作用は、冷凍回路の圧縮機、モータ9を駆動する
と、散水装置3のパドル3bあるいはデイスク3
b′など回転体が回動し、それに伴つて水槽6内の
水を汲み上げ、上方にはねかけ散水し、この水は
簣の子5の盲部5aのない部分を通過して上方に
上がり、蒸発器8により冷却されている製氷セル
2…内に散布され、一部の水は氷結し製氷が始ま
る。散水された水のうち氷結しない水は製氷セル
2…で冷却されて落下し簣の子5の間を通過して
水槽6内に戻され、再び製氷用水としてパドル3
bあるいはデイスク3b′など回転体ではね上げら
れ、これが繰返され、製氷セル3…内に氷塊が製
氷される。製氷された氷塊は製氷セル2…外周に
巻装したヒータに通電することにより落下し、簣
の子5、盲部5aを滑落して製氷室1の前方開口
1bから排出され、貯氷庫11に貯氷されるもの
である。
而して前記散水装置3運転時パドル3bあるい
はデイスク3b′など回転体ではね上げた散水は大
部分は製氷セル2…の方向に散水するが、前記の
如きはねかけ式の散水装置3と簣の子5を用いる
ときは、一部の水は斜前方にも飛散し、この飛散
水は前端5cからカーテン4後方位置5dまで設
けられた盲部5aにより飛出すのが阻止されるの
で製氷室1外への飛散は完全に防止され、この時
盲部5a上に落下する戻り水は盲部5a上をつた
つて下り水槽6内へ戻る。
なお、散水装置3で散水された水および戻り水
は、簣の子5の盲部5a上方のカーテン4にも飛
散されるが、短冊状カーテン4の各短冊間の空間
に飛散水で水膜が形成されるので、カーテン4を
介し製氷室1前方開口1bから外部へ飛散水が飛
散することはないものである。
(本考案の効果) 本考案例は以上の如きものである、本考案は、
周壁1aで囲つた前方開口1bの製氷室1と、該
製氷室1内に、該製氷室1の上壁1cに下向きに
該製氷室1内に開口する製氷セル2と、該製氷室
1底部1dに設けた前記製氷用水を貯溜する水槽
6と、モータ7に連結した水平軸3aに設けたパ
ドル3bなど回転体の回転により前記水槽6内水
を前記製氷セル2へ散布する散水装置3と、前記
製氷室1の前方開口1b上方部を掩う傾倒自在に
支持した短冊状のカーテン4と、前記製氷セル2
と前記散水装置3との間に前記製氷セル2で製氷
した氷塊を離氷した氷を前記前方開口1b側に滑
落する如く斜設するとともに前記水槽6内に設け
た前端5cから前記カーテン4の後方位置5dま
でを盲部5aとした簣の子5とを設けたことを特
徴とする製氷機とすることにより下記効果を奏す
る。
散水装置3はパドル3bあるいはデイスク3
b′など回転体によりはねかけ式としたことにより
構造が簡単になり、しかも水槽6も製氷室1内に
設けられたので、従来の如く水槽、水タンク室、
製氷室と別室の製氷室を要し、製氷室内に設けら
れる散水装置もノズル方式であるので、全体装置
が大型、複雑であつたものが、本考案では著しく
構造は簡易化され、結局小型化がはかれるという
特徴がある。
また、製氷中簡易化した、散水装置3からの散
水が、製氷室1外へ飛散し易くなるが、前述の如
く、簣の子5の盲部5aの作用で、外部へ全く飛
散することがなくなり、通常製氷室1外下方に設
けられる貯氷庫内の氷塊を湿らすことがないので
氷塊を溶解するおそれもなくなるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案製氷機の要部をなす製氷室の
斜視図、第2図aは、同製氷室の縦断面図、同
b,cは散水装置の回転体の他の実施例、第3図
a,bは簣の子の各例、第4図は従来の製氷機の
製氷室の縦断面図である。 1……製氷室、1a……囲壁、1b……前方開
口、1c……上壁、1d……底部、2……製氷セ
ル、3……散水装置、3b,3b′……パドル、デ
イスクなどの回転体、4……カーテン、5……簣
の子、5a……盲部、5c……盲部前端、5d…
…盲部後方、6……水槽、7……モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周壁1aで囲つた前方開口1bの製氷室1と、
    該製氷室1内に、該製氷室1の上壁1cに下向き
    に該製氷室1内に開口する製氷セル2と、該製氷
    室1底部1dに設けた前記製氷用水を貯溜する水
    槽6と、モータ7に連結した水平軸3aに設けた
    パドル3bなど回転体の回転により前記水槽6内
    水を前記製氷セル2へ散布する散水装置3と、前
    記製氷室1の前方開口1b上方部を掩う傾倒自在
    に支持した短冊状のカーテン4と、前記製氷セル
    2と前記散水装置3との間に前記製氷セル2で製
    氷した氷塊を離氷した氷を前記前方開口1b側に
    滑落する如く斜設するとともに前記水槽6内に設
    けた前端5cから前記カーテン4の後方位置5d
    までを盲部5aとした簣の子5とを設けたことを
    特徴とする製氷機。
JP17942983U 1983-11-18 1983-11-18 製氷機 Granted JPS6086876U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17942983U JPS6086876U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 製氷機

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JP17942983U JPS6086876U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 製氷機

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JPS6086876U JPS6086876U (ja) 1985-06-14
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JP17942983U Granted JPS6086876U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 製氷機

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JP4598169B2 (ja) * 2001-01-31 2010-12-15 ホシザキ電機株式会社 自動製氷機
CN100404983C (zh) * 2002-07-30 2008-07-23 星崎电机株式会社 自动制冰机

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JPS6086876U (ja) 1985-06-14

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