JPS644043Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS644043Y2
JPS644043Y2 JP1983072835U JP7283583U JPS644043Y2 JP S644043 Y2 JPS644043 Y2 JP S644043Y2 JP 1983072835 U JP1983072835 U JP 1983072835U JP 7283583 U JP7283583 U JP 7283583U JP S644043 Y2 JPS644043 Y2 JP S644043Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
storage tank
heat
heated
water storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983072835U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59178554U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1983072835U priority Critical patent/JPS59178554U/ja
Publication of JPS59178554U publication Critical patent/JPS59178554U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS644043Y2 publication Critical patent/JPS644043Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

Landscapes

  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は蓄熱給湯設備に係り、更に詳しくは、
太陽熱集熱器等から供給される熱媒体の保有する
熱を温水として蓄熱しておくとともに必要に応じ
て適宜給湯する蓄熱給湯設備に関する。
太陽熱集熱器で得られた熱やヒートポンプの廃
熱等を利用して給湯を行い、余剰の熱は温水とし
て蓄えて給湯需要や暖房需要に備えることのでき
る蓄熱給湯設備が識られている。この種の蓄熱給
湯設備では、被加熱水を貯蔵する貯湯タンクが、
床下が外気温の変動の影響を受けにくいところか
ら、家屋の床下に配置されることが考えられる。
したがつて、蓄熱容量をある程度確保して安定し
た給湯を行い得るようにするには例えば一般家庭
用でも400リツトル前後の容量を要する等、貯湯
タンクの容量もある程度は確保しなければなら
ず、床下に配置する貯湯タンクの形状は偏平的な
ものとならざるを得ない。すなわち、床下の空間
を有効に利用するには偏平な形状が有利であり、
且つ、床下の土壤を堀り下げて縦長の貯湯タンク
を配置することは施工等の負担が大きいため採用
し難いからである。
ところで、貯湯タンクを偏平なものとすると貯
湯タンクの全体容量に対して貯湯タンクの高さが
低いものとなつて、貯湯タンク内の被加熱水の高
さ方向の温度差が僅少なものとなり易く、また、
熱交換器(放熱器)との熱交換がタンク内の一部
域のみで行なわれて周囲に死水域が生じ易い。そ
のため、被加熱水の高さ方向の温度差に起因する
タンク内における被加熱水の十分な自然対流現象
が期待できず、貯湯タンク内の被加熱水を強制的
に循環させて貯湯タンクの容量全体を有効に活用
する必要性が特に生じる。
そこで、一般的には、この循環のためのポンプ
を、給湯のための給湯ポンプとは別個に配置する
ことが考えられるが、それでは構造が複雑で大型
化しやすく、経済的負担も大きいものとなる。
本考案の目的は、給湯のための給湯ポンプによ
り貯湯タンク内の被加熱水の循環をも行なわせる
ことができ、したがつて、例えば貯湯タンクの形
状が偏平であり自然対流が本来的には十分に行な
われないような場合等であつても、熱交換器にお
ける熱交換効率が高く、蓄熱能力や給湯能力に優
れ、しかも、全体として構造が簡易で経済的負担
の少ない蓄熱給湯設備を提供することにある。
そのため本考案は、貯湯タンク内に配置され貯
湯タンク内の被加熱水と熱媒体との間で熱交換を
行なわせる熱交換器と、第1、第2の切換弁と、
給湯ポンプと、先端開口部が貯湯タンク内の上部
側に配置されている吸排管と、前記貯湯タンク内
の底部側の被加熱水を汲み上げる汲み上げ管と、
を設け、蓄熱時には第1の切換弁を介して汲み上
げ管と給湯ポンプとが、第2の切換弁を介して給
湯ポンプと熱交換器とが、各々接続されて貯湯タ
ンク内の底部側の被加熱水が前記給湯ポンプによ
り汲み上げられた後に熱交換器へと循環され、給
湯時には第1の切換弁を介して吸排管と給湯ポン
プとが、第2の切換弁を介して給湯ポンプと給湯
器側とが、各々接続されて貯湯タンク内の上部側
の被加熱水が給湯器側へと供給されるよう構成し
て前記目的を達成しようとするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図には、本考案に係る蓄熱給湯設備の一実
施例が示されており、図中、一般住宅等の建築物
1の床2は布基礎3上に支持され、床下の空間は
布基礎3によりいくつかの床下空間部4に画成さ
れている。
床下空間部4の1つには貯湯タンク5が設置さ
れている。貯湯タンク5は外周面に断熱キルテイ
ングが貼設される等した合成樹脂シート等から袋
状に形成され、貯湯タンク5の開口部には口金6
を介して蓋体7が取付けられている。一方、床2
には蓋8が着脱可能に取付けられている開口部9
が形成されており、この開口部9から前記貯湯タ
ンク5の制御機器、配管等のメンテナンスができ
るようになつており、また、このタンク5は小さ
く折畳まれた状態で床下空間部4内に格納され得
るようになつている。
貯湯タンク5内には被加熱水11が所定量充填
され、この被加熱水11のヘツド圧によつて貯湯
タンク5は偏平形状に拡大されるようになつてい
る。また、偏平形状に拡がつた貯湯タンク5は、
断熱マツト12を介して床下地面13上に載置さ
れている。貯湯タンク5は周囲を前記布基礎3に
より囲繞されているが、貯湯タンク5と夫基礎3
との隙間には発泡ビーズ等の断熱材14が充填さ
れており、断熱材14を介して貯湯タンク5は布
基礎3により保形されている。
貯湯タンク5内の被加熱水11は、給水パイプ
15によりタンク5内に供給される。給水パイプ
15はタンク5の上端部等に取付けられたボール
タツプ16に連結され、このボールタツプ16に
は、先端給水口が貯湯タンク2の底部位置に臨む
導入パイプ17が連結され、給水パイプ15より
供給される被加熱水11はボールタツプ16およ
び導入パイプ17を介して貯湯タンク5の底部側
に供給され、且つ、前記ボールタツプ16の作用
により貯湯タンク5内の被加熱水11の充填容量
が所定量に維持されるよう構成されている。
貯湯タンク5内の被加熱水11の上部側には熱
交換器21が浮遊して配置されている。浮遊手段
としては、熱交換器21に浮(空気室、エアーだ
まり)21A等を付設してもよいし、あるいは、
蓋体7から引張りコイルばね(図示せず)等によ
り熱交換器21を吊り下げて所定の位置にとまる
ようにする等してもよい。熱交換器21は二重管
構造体とされており、外ケース22には熱媒体パ
イプ23が接続され、この熱媒体パイプ23を介
して建築物1の屋根等に載置された太陽熱集熱器
24が接続されている。熱媒体パイプ23の途中
には熱媒体循環ポンプ25が設けられ、このポン
プ25により太陽熱集熱器24と熱交換器21の
外ケース22との間には熱媒体が適宜循環される
よう構成されている。
また、貯湯タンク5の内部側に導入されている
部分の熱媒体パイプ23は可撓性あるいは伸縮性
を備えており、貯湯タンク5内の被加熱水11の
液面位が変動する場合にも、前記変動に追従して
熱交換器21は常時被加熱水11の上部側に位置
されるようになつている。
一方、熱交換器21の内管26には被加熱水1
1が流通され、この被加熱水11と外ケース22
内を循環する熱媒体との間で熱交換がなされるよ
う構成されている。なお、内管26は螺旋状とさ
れたり蛇行される等して被加熱水11と前記熱媒
体との接触面積(接触時間)が所定量以上に確保
されるよう工夫される等してもよい。
内管26の一端側には吸排管19が接続され、
この吸排管19の先端開口部もタンク5の上部側
に配されている。また、内管26の他端側には循
環パイプ30を介して第1の切換弁としての三方
切換弁31の第1ポート31Aおよび第2の切換
弁としての三方切換弁32の第1ポート32Aが
各々接続されている。この循環パイプ30の貯湯
タンク5内における部分も前記熱媒体パイプ23
の貯湯タンク5内における部分と同様可撓性ある
いは伸縮性を有している。第1の三方切換弁31
の第2ポート31Bは循環パイプ33を介して給
湯ポンプ34に接続され、第3ポート31Cは汲
み上げパイプ35を介して汲み上げ管36に接続
されている。汲み上げ管36の下端開口部は貯湯
タンク5の底部側に配置されており、この汲み上
げ管36により貯湯タンク5の内部の底部側の被
加温水11が汲み上げられるようになつている。
また、前記第1の三方切換弁31には弁切換用モ
ータ37が備えられており、このモータ37によ
り、給湯(運転)時には第1ポート31Aと第2
ポート31Bとが連通され、蓄熱(運転)時には
第2ポート31Bと第3ポート31Cとが連通さ
れるように弁の切換動作が行なわれるようになつ
ている。
一方、前記第2の三方切換弁32の第2ポート
32Bは給湯パイプ38を介してサーモワツクス
バルブ41に接続され、第3ポート32Cは循環
パイプ33を介して前記給湯ポンプ34に接続さ
れている。また、第2の三方切換弁32には弁切
換用モータ39が備えられており、この弁切換用
モータ39により弁の切換操作が行なわれると、
蓄熱(運転)時には第1ポート32Aと第3ポー
ト32Cとが連通され、給湯(運転)時には第2
ポート32Bと第3ポート32Cとが連通され得
るよう構成されている。
前記給湯パイプ38は、サーモワツクスバルブ
41の箇所において二股に分岐され、一方の給湯
パイプ38には比例制御式湯沸器42が介装され
ている。二股に分岐された給湯パイプ38は再び
連結された後にシヤワーや給湯蛇口等の給湯器4
3に接続されている。
なお、前記三方切換弁31,32、給湯ポンプ
34、および汲み上げ管36により蓄熱時に貯湯
タンク5の底部側の被加熱水を、熱交換器21に
強制的に循環させる循環手段が構成され、また、
前記三方切換弁31,32および給湯ポンプ34
により給湯時に貯湯タンク5の上部側の被加熱水
11を給湯器43に供給させる給湯手段が構成さ
れている。
次に、本実施例の運転方法につき説明する。
蓄熱運転時には第1の切換弁31にあつては第
2ポート31Bと第3ポート31Cとを連通する
よう弁を切換えるとともに、第2の三方切換弁3
2にあつては第1ポート32Aと第3ポート32
Cとを連通させるよう弁を切換える。これによ
り、汲み上げ管36の下端開口部より貯湯タンク
5内の底部側の低温度の被加熱水11が汲み上げ
られ、この汲み上げられた被加熱水11は2つの
切換弁31,32および給湯ポンプ34を経由し
て循環パイプ30により熱交換器21の内管26
の一端側へと供給される。内管26に供給された
被加熱水11は外ケース22を循環する高温度の
熱媒体と熱交換して昇温された後に内管26より
吸排管19を介して貯湯タンク5の上部側(液面
位側)に排出される。この際、熱交換器21にお
いて高温度の熱媒体と熱交換する被加熱水11
は、汲み上げ管36により汲み上げられた貯湯タ
ンク5内の底部側の低温度のものであるため、互
いに熱交換する被加熱水11と熱媒体との温度差
が大きく、熱交換効率の高いものとなる。
また、給湯運転時には、第1の三方切換弁31
にあつては第1ポート31Aと第2ポート31B
とが連通されるとともに、第2の三方切換弁32
にあつては第2ポート32Bと第3ポート32C
とが連通される。給湯時では、貯湯タンク5内の
上部側の高温度の被加熱水11が吸排管19を介
して熱交換器21の内管26内に吸引された後、
2つの三方切換弁31,32および給湯ポンプ3
4を経てサーモワツクスバルブ41へと供給され
る。即ち、貯湯タンク5内における最も温度の高
い部分の被加熱水11がサーモワツクスバルブ4
1へと供給される訳であるが、サーモワツクスバ
ルブ41へと供給される際に被加熱水11は熱交
換器21に通じられて熱媒体の熱を受け取り更に
昇温されることとなる。
サーモワツクスバルブ41に供給される被加熱
水11は、その温度が予め設定した所定値より低
い場合には比例制御式湯沸器42を経て給湯器4
3へと供給され、また、その温度が所定値より既
に高い場合には比例制御式湯沸器42を経ること
なく直接給湯器43へと供給される。
また、このようにして、給湯器43において被
加熱水11が消費されて貯湯タンク5内の液面位
が下降すると、ボールタツプ16が開口動作して
新たな被加熱水11が導入パイプ17により貯湯
タンク5の底部近傍に供給され、貯湯タンク5内
の液面位は常に一定に保たれる。
給湯器43における被加熱水11の消費量が導
入パイプ17より導入される導入量より多い間は
貯湯タンク5内の液面位は下降することとなる
が、熱交換器21は被加熱水11の上部側に浮遊
しているものであるため、液面位の下降に伴い熱
交換器21も下降し、また、液面位が上昇する場
合にも同様にして熱交換器21は液面位の上昇に
合わせて上昇する。従つて、貯湯タンク5内にお
ける最も高温度な部分の被加熱水11が常に(液
面位の変動にかかわらず)給湯器43に供給され
ていく。
このような本実施例によれば次のような効果が
ある。
給湯設備として本来備えられるべき給湯ポンプ
により、給湯のみならず、貯湯タンク5内の強制
循環をも行なわせることができる。したがつて、
貯湯タンク5内の強制循環のためのポンプを別個
に設ける場合と異なり、構造が簡易となり、小型
化容易であり、経済的負担も少ない。
また、蓄熱運転時には貯湯タンク5内における
最も低温度の被加熱水11が熱交換器21へと供
給されるため、熱交換器21における熱交換効率
が高く、従つて、貯湯タンク5の形状が偏平であ
り自然対流が十分に望めないような場合であつて
も、蓄熱能力が高いという効果がある。特に、本
考案(本実施例)は給湯ポンプ34による強制循
環で熱交換を行なわしめるものであるから、貯湯
タンク5内の部分的な熱交換では無く、循環流動
により全体を通じての(貯湯タンク5内全体で
の)熱交換を行うことができ、蓄熱効率は一層向
上することになる。
また、給湯運転時にあつても、貯湯タンク5内
における最も高温度の部分であるタンク5内の上
部側の被加熱水11が給湯器43に供給されるた
め、給湯器43では高温度な温湯(被加熱水1
1)が得られ、給湯能力にも優れているという効
果がある。しかも、熱交換器21は貯湯タンク5
の液面位の変位に追従するよう構成されているた
め、前記液面位の変動にもかかわらず常に給湯能
力を維持することができ、給湯器43における温
湯の温度も前記液面位の変位にかかわらず安定化
させることができる。
更に、給湯器43へと供給される貯湯タンク5
内の上部側の被加熱水11は、熱交換器21にお
いて更に熱媒体から熱を受け取つた後に給湯器4
3に供給されており、この点からも、給湯能力に
優れたものとすることができる。
更にまた、熱交換器21を貯湯タンク5内に配
置したことにより、外ケース22から放熱される
熱媒体の熱が熱交換器21の周囲の被加熱水11
によつて回収することができ、従つて、この点に
おいても蓄熱能力や給湯能力を高めることができ
る。しかも、たとえば熱交換器21を貯湯タンク
5の外部側に設ける場合には、外ケース22の外
周側へ熱媒体の保有する熱を放熱させないための
断熱材や保温機構等を必要とするが、熱交換器2
1を貯湯タンク4内に配置すれば、断熱材等も不
要となり極めて便宜である。
また、可撓性の貯湯タンク5を布基礎3により
画成される床下空間部4内に配置し、前記布基礎
3を有効利用して床下空間部4における断熱層の
形成や貯湯タンク5の保形等を行なわせており、
大袈裟な工事を要することなく、施工が容易であ
るという効果がある。また、熱媒体パイプ23を
建築物1の外側に配置して、貯湯タンク5とは布
基礎3を貫通して連絡させるだけにすることによ
り、万一の漏液事故の被害も屋外だけのもので済
み、、補修等も容易である。
第2図には前記以外の実施例が示されている。
この図に示される実施例では、熱交換器21は
アンカー20を介する等して貯湯タンク5の底部
に設置されている。また、吸排管19は前記底部
から上部側へと延在している。このような実施例
にあつては、第1図に示される実施例と略同様の
作用、効果を奏するほか、外ケース26からの放
熱により加熱された底部側の被加熱水11が上昇
するための自然対流が行なわれ、この点から貯湯
タンク5内における熱交換効率を一層向上させる
ことができる。
なお、前記各実施例にあつては、給湯時に被加
熱水11を熱交換器21に通じさせた後に給湯器
43に供給するものであつたが、これに限らず、
例えば第3図に示される実施例の如く、第1の三
方切換弁31の第1ポート31Aに、貯湯タンク
5内の上部側の被加熱水11を吸引する吸引管5
1を接続し、給湯に際してはこの吸引管51から
直接に給湯器43へと被加熱水11を供給するも
のであつてもよい。
さらに、2つの切換弁はともに三方切換弁3
1,32であるとしたが、三方切換弁に限らず、
他の同様の作用を行う切換弁を用いてもよい。
また、蓋体7に断熱材を貼設したりあるいは発
泡ビーズ等をのせる等して蓋体7からの放熱を特
に防止するようにしてもよい。また、熱交換器2
1は二重管構造体であるとしたが、これに限ら
ず、たとえば熱媒体流路が螺旋状に形成されて全
体として1つの円管体とされ、この円管体の中心
部が前記内管26に相当するように被加熱水11
の流路とされるものであつてもよいし、あるい
は、外ケース22に被加熱水11が通されて内管
26に熱媒体が循環される構造であつてもよく、
更に、三重管構造であつてもよい。
また、熱交換器21に循環される熱媒体は、太
陽熱集熱器24により昇温された熱媒体であると
したが、太陽熱集熱器24にかえて、あるいは太
陽熱集熱器24とともに、ヒートポンプの排熱側
を接続し、ヒートポンプの熱の排熱をも利用する
もの、或いは地熱、生活廃熱等を利用するもの
等、再熱源は何でもよく、前記場合に特定される
ものではない。また、貯湯タンク5内に前記熱交
換器21とは別に、コイル等を配置してこのコイ
ル等により採熱された貯湯タンク5内の熱により
暖房器等を運転させるようにしてもよい。
また、貯湯タンク5は床下に配置される可撓性
の偏平な形状のものに限らず、床下以外の場所に
配置される場合や、縦長であつたりあるいは一定
の形状を保つ剛性のタンクであつてもよい。さら
に、比例制御式湯沸器42は必らずしも必要では
ない。
上述のように本考案によれば、給湯のための給
湯ポンプにより貯湯タンク内の被加熱水の循環を
も行なわせることができ、したがつて、例えば貯
湯タンクの形状が偏平であり自然対流が本来的に
は十分に行なわれないような場合等であつても、
熱交換器における熱交換効率が高く、蓄熱能力や
給湯能力に優れ、しかも、全体として構造が簡易
で経済的負担の少ない蓄熱給湯設備を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る蓄熱給湯設備の一実施例
を示す断面図、第2図および第3図は各々前記以
外の互いに異なる実施例の要部を示す断面図であ
る。 1……建築物、2……床、3……布基礎、4…
…床下空間部、5……貯湯タンク、11……被加
熱水、12……断熱マツト、13……床下地面、
14……断熱材、15……給水パイプ、16……
ボールタツプ、17……導入パイプ、19……吸
排管、21……熱交換器、21A……浮、22…
…外ケース、23……熱媒体パイプ、24……太
陽熱集熱器、25……熱媒体循環ポンプ、26…
…内管、30……循環パイプ、31,32……第
1、第2の切換弁としての三方切換弁、31A,
32A……第1ポート、31B,32B……第2
ポート、31C,32C……第3ポート、33…
…循環パイプ、34……給湯ポンプ、35……汲
み上げパイプ、36……汲み上げ管、41……サ
ーモワツクスバルブ、42……比例制御式湯沸
器、43……給湯器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯湯タンク内に配置され貯湯タンク内の被加熱
    水と熱媒体との間で熱交換を行なわせる熱交換器
    と、第1、第2の切換弁と、給湯ポンプと、先端
    開口部が貯湯タンク内の上部側に配置されている
    吸排管と、前記貯湯タンク内の底部側の被加熱水
    を汲み上げる汲み上げ管と、が備えられ、蓄熱時
    には第1の切換弁を介して汲み上げ管と給湯ポン
    プとが、第2の切換弁を介して給湯ポンプと熱交
    換器とが、各々接続されて貯湯タンク内の底部側
    の被加熱水が前記給湯ポンプにより汲み上げられ
    た後に熱交換器へと循環され、給湯時には第1の
    切換弁を介して吸排管と給湯ポンプとが、第2の
    切換弁を介して給湯ポンプと給湯器側とが、各々
    接続されて貯湯タンク内の上部側の被加熱水が給
    湯器側へと供給されるよう構成されていることを
    特徴とする蓄熱給湯設備。
JP1983072835U 1983-05-16 1983-05-16 蓄熱給湯設備 Granted JPS59178554U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983072835U JPS59178554U (ja) 1983-05-16 1983-05-16 蓄熱給湯設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983072835U JPS59178554U (ja) 1983-05-16 1983-05-16 蓄熱給湯設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59178554U JPS59178554U (ja) 1984-11-29
JPS644043Y2 true JPS644043Y2 (ja) 1989-02-02

Family

ID=30202973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983072835U Granted JPS59178554U (ja) 1983-05-16 1983-05-16 蓄熱給湯設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59178554U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59178554U (ja) 1984-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4787444A (en) Heating and cooling system
US4458669A (en) Building heating system
US4385625A (en) Building heating system
JPS644043Y2 (ja)
JPS6335327Y2 (ja)
JPH0348423B2 (ja)
US4242766A (en) Heat transfer bed assemblies
JPH0348424B2 (ja)
JP7149735B2 (ja) 給湯装置
EP0048831B1 (en) A heat exchange apparatus and a warmer apparatus
CN101849144A (zh) 定向流动的加热装置及具有该装置的循环供暖系统
JP2004340394A (ja) 太陽熱給湯システム
AU770746B2 (en) Underfloor climate control apparatus
CN221076802U (zh) 一种地源热能利用系统
AU2003204209B2 (en) Underfloor climate control apparatus-improvements/modifications
JP2509445B2 (ja) 空気循環建物
KR19990039418A (ko) 태양열 난방 및 온수공급 장치
JPS5828506B2 (ja) ダンボウ キユウトウユニツト
JP2927739B2 (ja) 蓄熱槽と蓄熱型空調システム
CN206831657U (zh) 电蓄能装置
JPS6218884Y2 (ja)
JPH0112134Y2 (ja)
JPS623609Y2 (ja)
JPH0224043Y2 (ja)
CN104515303B (zh) 一种水循环工质的热泵热水器