JPS643817Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS643817Y2
JPS643817Y2 JP3734882U JP3734882U JPS643817Y2 JP S643817 Y2 JPS643817 Y2 JP S643817Y2 JP 3734882 U JP3734882 U JP 3734882U JP 3734882 U JP3734882 U JP 3734882U JP S643817 Y2 JPS643817 Y2 JP S643817Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
pulley
flange
starting
starting device
Prior art date
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Expired
Application number
JP3734882U
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English (en)
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JPS58139581U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3734882U priority Critical patent/JPS58139581U/ja
Publication of JPS58139581U publication Critical patent/JPS58139581U/ja
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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Pulleys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は一端に外向きフランジを有する始動プ
ーリーを備えたエンジンのロープ始動装置に関す
るものである。
エンジンのロープ始動装置は通常、ロープを巻
き付けるプーリーがクランクシヤフトに固着され
て形成されるが(例えば実開昭54−21635)、リコ
イルスタータ内に組み込まれている場合もある
(例えば実開昭54−44827)。一例として、リコイ
ルスタータに組み込まれたロープ始動装置を第1
図に示す。エンジンのクランクケース1に回転自
在に支持されたクランクシヤフト2の端部には、
クランクシヤフト2にボス3を介して固定された
磁石付フライホイール4とクランクケースト1に
対し固定されたコイル5とによつてマグネト6が
形成されており、更にクランクシヤフト2の先端
には上記ボス3を介して始動プーリー7が固定さ
れている。プーリー7は第2図に示すように、一
端に外向きフランジ7aを有し、フランジ7aに
は同一直径上2箇所にロープ掛止め用の凹部7b
が設けられ、円筒部7cには半径方向内方に突出
した突起7dが等間隔に4個設けられている。7
eはプーリー7をボルト3a(第1図)によつて
ボス3に固定するための取付け孔である。プーリ
ー7には突起7d及び突起7dに噛み合う爪8を
介してリール9が1方向のみ回転自在に連結され
ており、リール9はスタータケース10に一体的
に設けられた軸11に回転自在に支持されてい
る。ケース10はクランクケース1に固着された
マグネトカバー12にボルト13により締着され
ている。
エンジン停止時には、渦巻ばね14の力によつ
てロープ15がリール9に巻き着けられており、
始動のときロープ15を引くとリール9が回転
し、リール9に収められている爪8が繰り出さ
れ、プーリー7の突起7dと噛み合つてクランク
軸2を回転させる。エンジンが始動すると、突起
7dによつて爪8が押され、噛合がはずれる。ロ
ープ15を放すと渦巻きばね14の力により、ロ
ープ15はリール9に巻き戻される。
爪8を支持するスプリング17が折れたり、リ
テーナ18が破損したりして、リコイルスタータ
19が機能しなくなつた時には、マグネトカバー
12よりボルト13をはずし、リール9、爪8等
と共にスタータケース10を取り除き、プーリー
7に直接、第3図に破線で示すようにロープ20
を巻き着けて、エンジンを始動させる。
しかし第2図に示したように、従来のプーリー
7にはフランジ7aの一部を切欠いてほぼロープ
20の直径に相当する深さの凹部7bが形成され
ているため、切り欠いた凹部7bが応力集中を生
じ易い形状となつている。従つて特に近来の高速
エンジン(8000〜10000 rpm 程度)に採用した
場合等には、エンジンの高速回転によつてプーリ
ー7の遠心力が増大したとき、凹部7bからクラ
ツク21が入り、プーリー7が破損してしまう不
具合があつた。
本考案は上記不具合を解消し、高速回転に耐え
得るロープ始動装置を提供することを目的として
おり、始動プーリーの外向きフランジ外周縁に、
外周縁の基礎円よりも半径方向外側のロープ掛け
止め部を設けたことを特徴としている。
第4図は本考案によるロープ始動装置を示して
おり、略円筒形の始動プーリー22は一端に内向
きフランジ23を有し、フランジ23にはボス3
にボルト3a(共に第1図)によつて締着するた
めの孔24が等間隔に3個設けられている。プー
リー22の他端には外向きフランジ25が形成さ
れ、フランジ25の外周縁26には外周縁26の
基礎円から半径方向外方に向い突出した隣接する
1対の凸部27,27′が同一直径上2箇所に設
けられており、間隔を隔てて隣接する凸部27,
27′がロープ掛止め部28を形成している。な
お凸部27,27′の幅L1はほぼ使用するロープ
の直径程度に設定され、又略U字形の掛止め部2
8の底部はほぼ外周縁26の基礎円上に存在す
る。ここでプーリー22は、例えば厚さ1.6mmの
SPCC鋼板よりプレス成型され、浸炭焼入れが施
されている。29は突起である。
プーリー22は単独にエンジンのクランクシヤ
フトの一端に固着されてもよいが、第1図に示し
たようにリコイルスタータ19の一部として、従
来のプーリー7に代えて使用されてもよい。ロー
プ20は第3図に示したプーリー7と同様に、ロ
ープ掛止め部28にロープ20の一端に設けられ
た結び目20aを掛止め、円筒部30にロープ2
0を巻き着けて使用される。
本考案によれば、フランジ25の外周縁26
に、外周縁26の基礎円よりも半径方向外側のロ
ープ掛止め部28を設けたので、ロープ掛止部2
8付近のフランジ25の強度が弱くなつて回転時
に応力集中を生じる不具合がなくなり、従つて高
速回転時にプーリー22にクラツクが入つて破損
することがなくなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はリコイルスタータに組み込まれたロー
プ始動装置を示す縦断面図、第2図は従来のロー
プ始動装置を示す正面図、第3図は第2図の−
断面図、第4図は本考案によるロープ始動装置
を示す正面図である。 22……始動プーリー、25……外向きフラン
ジ、26……外周縁、28……ロープ掛止め部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に外向きフランジを有する始動プーリーを
    備えたエンジンのロープ始動装置において、上記
    フランジの外周縁に、外周縁の基礎円よりも半径
    方向外側のロープ掛止め部を設けたことを特徴と
    するエンジンのロープ始動装置。
JP3734882U 1982-03-16 1982-03-16 エンジンのロ−プ始動装置 Granted JPS58139581U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3734882U JPS58139581U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 エンジンのロ−プ始動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3734882U JPS58139581U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 エンジンのロ−プ始動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58139581U JPS58139581U (ja) 1983-09-20
JPS643817Y2 true JPS643817Y2 (ja) 1989-02-01

Family

ID=30048740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3734882U Granted JPS58139581U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 エンジンのロ−プ始動装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS58139581U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58139581U (ja) 1983-09-20

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