JPS643740Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643740Y2 JPS643740Y2 JP1980163496U JP16349680U JPS643740Y2 JP S643740 Y2 JPS643740 Y2 JP S643740Y2 JP 1980163496 U JP1980163496 U JP 1980163496U JP 16349680 U JP16349680 U JP 16349680U JP S643740 Y2 JPS643740 Y2 JP S643740Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- solenoid valve
- vehicle speed
- linear solenoid
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は動力舵取装置の制御装置に関するもの
である。
である。
動力舵取装置は操舵力の軽減を目的とするもの
であるが、高速走行時に操舵力が軽すぎると危険
であるために車速に応じた適正な操舵力に制御す
る装置が設けられている。その従来装置としては
第１図に示すように油圧のポンプ２とリザーバ３
とに接続された動力舵取装置１にリニアソレノイ
ドバルブ４を設け、このリニアソレノイドバルブ
４によつて動力舵取装置１の両シリンダ室の連通
開口面積を車速に応じて変化させるようにし、車
速に応じたリニアソレノイドバルブ４のコントロ
ールは、スピードメータ５のリードスイツチ６の
オンオフ信号をマイクロコンピユータ７により車
速に比例した制御電流に演算し、この制御電流を
ソレノイドに通電してソレノイドバルブをリニア
に制御するものであつた。
であるが、高速走行時に操舵力が軽すぎると危険
であるために車速に応じた適正な操舵力に制御す
る装置が設けられている。その従来装置としては
第１図に示すように油圧のポンプ２とリザーバ３
とに接続された動力舵取装置１にリニアソレノイ
ドバルブ４を設け、このリニアソレノイドバルブ
４によつて動力舵取装置１の両シリンダ室の連通
開口面積を車速に応じて変化させるようにし、車
速に応じたリニアソレノイドバルブ４のコントロ
ールは、スピードメータ５のリードスイツチ６の
オンオフ信号をマイクロコンピユータ７により車
速に比例した制御電流に演算し、この制御電流を
ソレノイドに通電してソレノイドバルブをリニア
に制御するものであつた。
この場合、マイクロコンピユータ７等の使用に
よりコスト高となる問題がある。
よりコスト高となる問題がある。
本考案はこのような従来の問題を改善した制御
装置を提供するもので、その特長は、マイクロコ
ンピユータを用いずに車速に応じて発生する制御
圧（ガバナ圧）を利用してソレノイドバルブを車
速に応じてリニアに制御するものである。
装置を提供するもので、その特長は、マイクロコ
ンピユータを用いずに車速に応じて発生する制御
圧（ガバナ圧）を利用してソレノイドバルブを車
速に応じてリニアに制御するものである。
以下本考案の実施例を第２図及び第５図により
説明する。第２図において１は動力舵取装置、２
はポンプ、３はリザーバ、４はリニアソレノドバ
ルブである。このリニアソレノイドバルブ４は例
えば第３図に示す構造のものである。１ａは動力
舵取装置１のギヤハウジング、１６はシリンダ左
室に連通された油圧通路、１７はシリンダ右室を
示す。前記リニアソレノイドバルブ４はギヤハウ
ジング１ａに取付けられ、コイル１２とヨーク１
３、バイパス用スリツト１５を有するスプール１
４より構成され、コイル１２の励磁によりスプー
ル１４を軸移動させバイパス用スリツト１５を開
閉作動する。１９はユニオン、２０はスプール１
４のストツパ、２１はスプリングを示す。
説明する。第２図において１は動力舵取装置、２
はポンプ、３はリザーバ、４はリニアソレノドバ
ルブである。このリニアソレノイドバルブ４は例
えば第３図に示す構造のものである。１ａは動力
舵取装置１のギヤハウジング、１６はシリンダ左
室に連通された油圧通路、１７はシリンダ右室を
示す。前記リニアソレノイドバルブ４はギヤハウ
ジング１ａに取付けられ、コイル１２とヨーク１
３、バイパス用スリツト１５を有するスプール１
４より構成され、コイル１２の励磁によりスプー
ル１４を軸移動させバイパス用スリツト１５を開
閉作動する。１９はユニオン、２０はスプール１
４のストツパ、２１はスプリングを示す。
本考案は前記リニアソレノイドバルブ４のスプ
ール１４を車速に応じて変位させ左右の両シリン
ダ室の連通開口面積を車速に応じて変化させるた
めの制御機構として、第２図に示すように車速に
応じて発生する制御圧（ガバナ圧）Ｐを電流量に
変換する圧力変換器８を設け、この圧力変換器８
と前記ソレノイドバルブ４とを電気的に接続した
ものである。
ール１４を車速に応じて変位させ左右の両シリン
ダ室の連通開口面積を車速に応じて変化させるた
めの制御機構として、第２図に示すように車速に
応じて発生する制御圧（ガバナ圧）Ｐを電流量に
変換する圧力変換器８を設け、この圧力変換器８
と前記ソレノイドバルブ４とを電気的に接続した
ものである。
前記圧力変換器８は第４図に示すように制御圧
Ｐに応じて変位する受圧変位部材９と、この受圧
変位部材９の変位に基いて抵抗値を変化する可変
抵抗１０とから構成され、この可変抵抗１０はバ
ツテリ１１を含む駆動回路に前記リニアソレノイ
ドバルブ４のコイル１２と直列に結線されてい
る。
Ｐに応じて変位する受圧変位部材９と、この受圧
変位部材９の変位に基いて抵抗値を変化する可変
抵抗１０とから構成され、この可変抵抗１０はバ
ツテリ１１を含む駆動回路に前記リニアソレノイ
ドバルブ４のコイル１２と直列に結線されてい
る。
一方、車速に応じて発生する制御圧は、例えば
トルコン車のガバナ圧を利用し、またマニアルミ
ツシヨン車にあつては、スピードセンサ部にトロ
コイドポンプを組み込み、このポンプより車速に
応じた制御圧を取入れる。
トルコン車のガバナ圧を利用し、またマニアルミ
ツシヨン車にあつては、スピードセンサ部にトロ
コイドポンプを組み込み、このポンプより車速に
応じた制御圧を取入れる。
本考案は上記の通りであるから、制御圧Ｐに応
じて圧力変換器８の可変抵抗１０を第５図に示す
ように変化させる。従つて、可変抵抗１０の値に
応じてコイル１２に流れる電流量が制御圧Ｐ、す
なわち車速に応じて変化し、電流量変化によりコ
イル１２の吸引力を変化させスプール１４をその
吸引力に応じて変化し、車速に応じた操舵力を得
るものである。
じて圧力変換器８の可変抵抗１０を第５図に示す
ように変化させる。従つて、可変抵抗１０の値に
応じてコイル１２に流れる電流量が制御圧Ｐ、す
なわち車速に応じて変化し、電流量変化によりコ
イル１２の吸引力を変化させスプール１４をその
吸引力に応じて変化し、車速に応じた操舵力を得
るものである。
このように本考案によると高価なマイクロコン
ピユータを用いなくても簡単な構造で信頼性の高
い可変抵抗による圧力変換器を用い、車速に応じ
て発生する制御圧を利用するものであるから安価
に提供し得る利点がある。
ピユータを用いなくても簡単な構造で信頼性の高
い可変抵抗による圧力変換器を用い、車速に応じ
て発生する制御圧を利用するものであるから安価
に提供し得る利点がある。
しかもリニアソレノイドバルブを用いて操舵力
を制御するものであるので、油圧バイパス弁を用
いた場合のように配管のとりまわしを考慮する必
要がない利点がある。
を制御するものであるので、油圧バイパス弁を用
いた場合のように配管のとりまわしを考慮する必
要がない利点がある。
第１図は従来の制御装置の回路図、第２図は本
考案装置の回路図、第３図はリニアソレノイドバ
ルブの一例を示す断面図、第４図は圧力変換器の
回路図、第５図は制御圧（ガバナ圧力）の変化に
伴う圧力変換器の抵抗値の変化を示すグラフであ
る。 １……動力舵取装置、４……リニアソレノイド
バルブ、８……圧力変換器、９……受圧変位部
材、１１……可変抵抗、Ｐ……車速に応じて発生
する制御圧。
考案装置の回路図、第３図はリニアソレノイドバ
ルブの一例を示す断面図、第４図は圧力変換器の
回路図、第５図は制御圧（ガバナ圧力）の変化に
伴う圧力変換器の抵抗値の変化を示すグラフであ
る。 １……動力舵取装置、４……リニアソレノイド
バルブ、８……圧力変換器、９……受圧変位部
材、１１……可変抵抗、Ｐ……車速に応じて発生
する制御圧。
Claims (1)
- 車速に応じてシリンダをバイパスするリニアソ
レノイドバルブを備えた動力舵取装置において、
車速に応じて発生する制御圧に応じて変位する受
圧変位部材とこの受圧変位部材の変位に基いて抵
抗値が変化する可変抵抗とからなり前記制御圧を
電流量に変換する圧力変換器を設け、この圧力変
換器と前記リニアソレノイドバルブとを電気的に
接続したことを特徴とする動力舵取装置の制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980163496U JPS643740Y2 (ja) | 1980-11-17 | 1980-11-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980163496U JPS643740Y2 (ja) | 1980-11-17 | 1980-11-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5785362U JPS5785362U (ja) | 1982-05-26 |
| JPS643740Y2 true JPS643740Y2 (ja) | 1989-02-01 |
Family
ID=29522280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980163496U Expired JPS643740Y2 (ja) | 1980-11-17 | 1980-11-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS643740Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5141736A (ja) * | 1974-10-05 | 1976-04-08 | Dainippon Toryo Kk | Hifukuyososeibutsu |
| JPS5227887A (en) * | 1975-08-23 | 1977-03-02 | Hoechst Ag | Method of continuous liquid treatment of ropeeshaped fiber material |
-
1980
- 1980-11-17 JP JP1980163496U patent/JPS643740Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5141736A (ja) * | 1974-10-05 | 1976-04-08 | Dainippon Toryo Kk | Hifukuyososeibutsu |
| JPS5227887A (en) * | 1975-08-23 | 1977-03-02 | Hoechst Ag | Method of continuous liquid treatment of ropeeshaped fiber material |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5785362U (ja) | 1982-05-26 |
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