JPS6433B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6433B2 JPS6433B2 JP59017542A JP1754284A JPS6433B2 JP S6433 B2 JPS6433 B2 JP S6433B2 JP 59017542 A JP59017542 A JP 59017542A JP 1754284 A JP1754284 A JP 1754284A JP S6433 B2 JPS6433 B2 JP S6433B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnesium chloride
- water
- fish
- salt
- solid food
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
本発明は、塩化マグネシウムを利用した固形食
品の保存方法に関するものである。 従来各種食品の腐敗、細菌などの微生物を殺す
ために、食品に添加される殺菌料とか、その微生
物の発育阻止作用を防止する目的で添加される保
存料とかがあるが、これらは食品の長期保存を主
目的とするとともに、毒性が低く、その効果が確
実で持続性があり、とくに食品に悪影響を与えな
いことが大切であること、及びその使用方法が容
易であること等の諸条件を備えていることが必要
であり、その使用に大きな制限を受けているとと
もに、各種の食品によつてそれぞれ使い分けられ
ているのが一般的であり必ずしも満足するに到つ
ていないのが現況である。 一方、腐敗、細菌による腐敗変質のみならず、
空気中の酸化による変質も食品衛性上重大な問題
である。 尚一部で食塩を利用して殺菌、保存する方法も
考えられるが、この場合塩抜き時において、比較
的塩素等は流出しやすく、そのほとんどが流出す
るものの、ナトリウムの流出が難しく、食品中に
それが残留することが多いものである。それがた
め、人体に悪影響を与えかねない問題が考えられ
る処である。 上記に鑑み、本発明は、前述の保存が比較的簡
便にできるとともに、酸化防止をも可能と思われ
る固形食品の保存方法を創作したので、以下に説
明する。 以下本発明の一実施例を図面を参照しつつ具体
的に説明するが、まず本発明は、本発明者の出願
に係る特願昭58−138150号の“豆腐の製造方法”
に於ける実験並びにこれに基づく豆腐製造で会得
した、塩化マグネシウムが水に対して一定の組成
を保つ性質があること、並びにこの塩化マグネシ
ウムには一定の保存性があることに着目して本発
明を案出したものである。 そこで、図示するように水分を含有する、例え
ば魚介類、蔬菜類等の固形食品1を容器2内に収
納した後、固形食品1にスプレー等を介して略均
等に好ましくは水溶性又は粉末状の塩化マグネシ
ウム3をまぶすように添加する。これにより、前
述の如く、塩化マグネシウム3が水に対して一定
の組成を保とうとする性質があることから、細
胞、組織内に含有する水分に塩化マグネシウム3
が吸引、浸透されるとともに、細菌、組織内に
は、塩化マグネシウム3の前記性質を介して一定
の組成が形成される。 このようなことから、保存作用(微生物の発育
を阻止する作用)を固形食品1に与えることがで
き、その保存効果が期待できるものである。 更に、これら固形食品1の酸化作用(空気中の
酸化による変質)を阻止するために、例えば容器
2をビニール等の密封部材4を設けて空気と接触
を遮断する構成とする。 このようにして、密封された固形食品1は、魚
介類、水産練り製品等に於いては冷凍状態とし、
また果実類、蔬菜類等は略冷蔵状態(いわゆる冷
蔵庫の冷蔵状態)に保存することが望ましいと考
えられる。 ついで、塩化マグネシウム3を除去する実験結
果では、冷凍された固形食品1をそのままに放置
するか、又は水に浸漬する等圧力、温度変化等す
ることによつて、解凍が始まると略同時に水中に
流出され、解凍が終了するとほぼ全部が水中に流
出されて、除去されること。並びにその固形食品
1の細胞、組織は分解されずそのままの状態で保
持されるので、美味で新鮮な冷凍魚肉等の保存が
可能となる。 更に冷蔵された固形食品1はそのままの状態に
しておけば前述と同様に、塩化マグネシウム3
は、水とともに流出し、流出が完了した時点で
は、原則的には冷蔵前の組織、硬さを保有し、品
質上の変化において何ら悪影響を与えることがな
かつた。 以上のようなことから、総合的に考察すると、
前記固形食品1に塩化マグネシウム3をまぶすこ
とにより、水を媒介とする細菌を静菌するので、
例えばこの静菌により、蛋白質の変質を防止でき
る効果がある。しかもこの蛋白質の変質の防止は
かなりの長期に亙つて維持できるものであり、保
存の効果をも見逃すことができないものである。 更には固形食品1例えば魚、肉等に塩化マグネ
シウム3をまぶし、仮に苦味等があつても前述の
如く、塩化マグネシウム3は水に対して一定の組
成を保つ性質があることから、水につけることに
より、容易に流出できるものである。 実験例()本発明と塩蔵による具体的な比較
実験データーを表示しますと下記のようになりま
す。 ところで、塩蔵とは、通常このように解釈され
ている。即ち、微生物の増殖に不適切な条件設定
することによつて、外部から微生物が侵入しても
腐敗が発生しないことに着目した方法で、従来よ
り周知となつている腐敗防止又は保存方法であり
ます。 これに対して本発明は、塩化マグネシウム3が
水に可溶性であること、及び潮解性があること等
を利用し、水を媒介として増菌又は細菌の活動が
活発となるこの種細菌の静菌を目的とするもので
あり、殊に塩化マグネシウム3が水の媒介する細
菌の活動を抑制することに着目しつつ、かつこれ
により糖を媒介する酵素を逆に活性化する現象を
採用するものである。 記 (1) 先ず、キユウリについて実験した処、下記の
ような経過又は結果と相成りました。 実験の条件 A:キユウリ1Kg 塩45g B:キユウリ1Kg 塩化マグネシウム20g C:キユウリ1Kg 添加物無しで常温とする。
品の保存方法に関するものである。 従来各種食品の腐敗、細菌などの微生物を殺す
ために、食品に添加される殺菌料とか、その微生
物の発育阻止作用を防止する目的で添加される保
存料とかがあるが、これらは食品の長期保存を主
目的とするとともに、毒性が低く、その効果が確
実で持続性があり、とくに食品に悪影響を与えな
いことが大切であること、及びその使用方法が容
易であること等の諸条件を備えていることが必要
であり、その使用に大きな制限を受けているとと
もに、各種の食品によつてそれぞれ使い分けられ
ているのが一般的であり必ずしも満足するに到つ
ていないのが現況である。 一方、腐敗、細菌による腐敗変質のみならず、
空気中の酸化による変質も食品衛性上重大な問題
である。 尚一部で食塩を利用して殺菌、保存する方法も
考えられるが、この場合塩抜き時において、比較
的塩素等は流出しやすく、そのほとんどが流出す
るものの、ナトリウムの流出が難しく、食品中に
それが残留することが多いものである。それがた
め、人体に悪影響を与えかねない問題が考えられ
る処である。 上記に鑑み、本発明は、前述の保存が比較的簡
便にできるとともに、酸化防止をも可能と思われ
る固形食品の保存方法を創作したので、以下に説
明する。 以下本発明の一実施例を図面を参照しつつ具体
的に説明するが、まず本発明は、本発明者の出願
に係る特願昭58−138150号の“豆腐の製造方法”
に於ける実験並びにこれに基づく豆腐製造で会得
した、塩化マグネシウムが水に対して一定の組成
を保つ性質があること、並びにこの塩化マグネシ
ウムには一定の保存性があることに着目して本発
明を案出したものである。 そこで、図示するように水分を含有する、例え
ば魚介類、蔬菜類等の固形食品1を容器2内に収
納した後、固形食品1にスプレー等を介して略均
等に好ましくは水溶性又は粉末状の塩化マグネシ
ウム3をまぶすように添加する。これにより、前
述の如く、塩化マグネシウム3が水に対して一定
の組成を保とうとする性質があることから、細
胞、組織内に含有する水分に塩化マグネシウム3
が吸引、浸透されるとともに、細菌、組織内に
は、塩化マグネシウム3の前記性質を介して一定
の組成が形成される。 このようなことから、保存作用(微生物の発育
を阻止する作用)を固形食品1に与えることがで
き、その保存効果が期待できるものである。 更に、これら固形食品1の酸化作用(空気中の
酸化による変質)を阻止するために、例えば容器
2をビニール等の密封部材4を設けて空気と接触
を遮断する構成とする。 このようにして、密封された固形食品1は、魚
介類、水産練り製品等に於いては冷凍状態とし、
また果実類、蔬菜類等は略冷蔵状態(いわゆる冷
蔵庫の冷蔵状態)に保存することが望ましいと考
えられる。 ついで、塩化マグネシウム3を除去する実験結
果では、冷凍された固形食品1をそのままに放置
するか、又は水に浸漬する等圧力、温度変化等す
ることによつて、解凍が始まると略同時に水中に
流出され、解凍が終了するとほぼ全部が水中に流
出されて、除去されること。並びにその固形食品
1の細胞、組織は分解されずそのままの状態で保
持されるので、美味で新鮮な冷凍魚肉等の保存が
可能となる。 更に冷蔵された固形食品1はそのままの状態に
しておけば前述と同様に、塩化マグネシウム3
は、水とともに流出し、流出が完了した時点で
は、原則的には冷蔵前の組織、硬さを保有し、品
質上の変化において何ら悪影響を与えることがな
かつた。 以上のようなことから、総合的に考察すると、
前記固形食品1に塩化マグネシウム3をまぶすこ
とにより、水を媒介とする細菌を静菌するので、
例えばこの静菌により、蛋白質の変質を防止でき
る効果がある。しかもこの蛋白質の変質の防止は
かなりの長期に亙つて維持できるものであり、保
存の効果をも見逃すことができないものである。 更には固形食品1例えば魚、肉等に塩化マグネ
シウム3をまぶし、仮に苦味等があつても前述の
如く、塩化マグネシウム3は水に対して一定の組
成を保つ性質があることから、水につけることに
より、容易に流出できるものである。 実験例()本発明と塩蔵による具体的な比較
実験データーを表示しますと下記のようになりま
す。 ところで、塩蔵とは、通常このように解釈され
ている。即ち、微生物の増殖に不適切な条件設定
することによつて、外部から微生物が侵入しても
腐敗が発生しないことに着目した方法で、従来よ
り周知となつている腐敗防止又は保存方法であり
ます。 これに対して本発明は、塩化マグネシウム3が
水に可溶性であること、及び潮解性があること等
を利用し、水を媒介として増菌又は細菌の活動が
活発となるこの種細菌の静菌を目的とするもので
あり、殊に塩化マグネシウム3が水の媒介する細
菌の活動を抑制することに着目しつつ、かつこれ
により糖を媒介する酵素を逆に活性化する現象を
採用するものである。 記 (1) 先ず、キユウリについて実験した処、下記の
ような経過又は結果と相成りました。 実験の条件 A:キユウリ1Kg 塩45g B:キユウリ1Kg 塩化マグネシウム20g C:キユウリ1Kg 添加物無しで常温とする。
【表】
【表】
以上のような結果となりました。
そこで、総合的に観察しますと、塩は脱水作
用があるために、完全に「キユウリ」より水分
を除去するためには、略四日かかることと、こ
の時点では塩は水溶液に変わるものである。 これに対して、塩化マグネシウム3は、水に
対して一定の組成を形成する性質を有している
ことから、略2時間位で水溶液に変わるが、そ
れ以後日数が通過すると、逆に水分が「キユウ
リ」に吸収されることが判明した。 尚、塩化マグネシウム3を添加した「キユウ
リ」の場合は、圧縮しても下がらず、何も添加
物しない「キユウリ」の場合よりも、逆にその
水位が僅かであるが上に位置している。 又塩、塩化マグネシウム3、添加物無しの何
れの場合も、「キユウリ」に傷がある場合は、
腐敗が比較的速く生じることが判明した。 更には塩化マグネシウム3は塩蔵に対して浸
透性が早いことから、前記「キユウリ」への浸
透性も当然に早くなり、前述の如く「キユウ
リ」の漬物の生成時間が短くなつて、しかもよ
い風味、味が生成されるものと思われる。 尚以上の状態を肉眼で観察すると、三日目以
後にその差が徐々に表れ、五日目以後の色、
艷、臭いとか、漬かり具合いの違いが解りま
す。 (2) 次に「魚は“鰯、鯵”とする。」について実
験した処、下記のような経過又は結果と相成り
ました。 実験の条件 A:魚の内蔵を全部取り出し、水洗いした後
に、直ちに塩をまぶす。 B:魚の内蔵を全部取り出し、水洗いした後
に、直ちに塩化マグネシウム3をまぶす。 C:魚の内蔵を全部取り出し、水洗いしたまま
である。 A′:魚の内蔵を全部取り出し(前記Aの魚)
を水洗いした後、水切り(ここに水切りと
は、新聞紙に包み水分を除いた状態をいう。
以下同じ)を3時間した後に、直ちに塩をま
ぶす。 B′:魚の内蔵を全部取り出し(前記Bの魚)
を水洗いした後、水切りを3時間した後に、
直ちに塩化マグネシウム3をまぶす。 C′:魚の内蔵を全部取り出し(前記Cの魚)を
水洗いした後、水切りを3時間したままであ
る。 尚、保存方法は、常温で、日陰に置き新聞紙
で包む方法。
用があるために、完全に「キユウリ」より水分
を除去するためには、略四日かかることと、こ
の時点では塩は水溶液に変わるものである。 これに対して、塩化マグネシウム3は、水に
対して一定の組成を形成する性質を有している
ことから、略2時間位で水溶液に変わるが、そ
れ以後日数が通過すると、逆に水分が「キユウ
リ」に吸収されることが判明した。 尚、塩化マグネシウム3を添加した「キユウ
リ」の場合は、圧縮しても下がらず、何も添加
物しない「キユウリ」の場合よりも、逆にその
水位が僅かであるが上に位置している。 又塩、塩化マグネシウム3、添加物無しの何
れの場合も、「キユウリ」に傷がある場合は、
腐敗が比較的速く生じることが判明した。 更には塩化マグネシウム3は塩蔵に対して浸
透性が早いことから、前記「キユウリ」への浸
透性も当然に早くなり、前述の如く「キユウ
リ」の漬物の生成時間が短くなつて、しかもよ
い風味、味が生成されるものと思われる。 尚以上の状態を肉眼で観察すると、三日目以
後にその差が徐々に表れ、五日目以後の色、
艷、臭いとか、漬かり具合いの違いが解りま
す。 (2) 次に「魚は“鰯、鯵”とする。」について実
験した処、下記のような経過又は結果と相成り
ました。 実験の条件 A:魚の内蔵を全部取り出し、水洗いした後
に、直ちに塩をまぶす。 B:魚の内蔵を全部取り出し、水洗いした後
に、直ちに塩化マグネシウム3をまぶす。 C:魚の内蔵を全部取り出し、水洗いしたまま
である。 A′:魚の内蔵を全部取り出し(前記Aの魚)
を水洗いした後、水切り(ここに水切りと
は、新聞紙に包み水分を除いた状態をいう。
以下同じ)を3時間した後に、直ちに塩をま
ぶす。 B′:魚の内蔵を全部取り出し(前記Bの魚)
を水洗いした後、水切りを3時間した後に、
直ちに塩化マグネシウム3をまぶす。 C′:魚の内蔵を全部取り出し(前記Cの魚)を
水洗いした後、水切りを3時間したままであ
る。 尚、保存方法は、常温で、日陰に置き新聞紙
で包む方法。
【表】
【表】
以上のような結果となりました。
そこで、総合的に観察しますと、塩は脱水作
用があるので、魚に塩をまぶした直後に非常に
水分の流出がある。 これに対して、塩化マグネシウム3は、水に
対して一定の組成を形成する性質を有している
ことから、魚に塩化マグネシウム3をまぶした
直後に僅かな水の流出があつた。これは単に水
で洗浄した場合と、ほとんど変わらなかつた。 又臭いは、全体として、塩をまぶした場合
は、塩水の臭いであり、塩化マグネシウム3を
まぶした場合は、新鮮さの臭いから、発酵臭い
に変わつた。また水分の多い魚殊に鰯は、非常
に自己分解が速いことが判明した。 又前記七日目以後のそれぞれの「魚」の状態
を肉眼で判断すると、前述の実験結果の如く、
色、艷等の相違が明確であります。また魚の表
面をほぼ完全に水切りした後に、塩化マグネシ
ウム3をまぶすと、新鮮度のよい状態で品物を
保存できることが判明した。 本発明は以上詳述した通りであつて、水分を有
する固形食品を所定容器に収納し、その後塩化マ
グネシウムを略均的にまぶし、ついで容器を密封
する構成であるので、その保存の工程が誠に簡略
化されるし、保存処理の簡易化、迅速化に大いに
役立つし、またパツク商品の保存処理では、先ず
包装シートに固形食品を載置した後に、塩化マグ
ネシウムをまぶし、その後数分後にパツクすれば
塩化マグネシウムの特性又は潮解性をも始まるも
のであり、この種のパツク商品の保存又は酸化防
止には最適である。 又塩化マグネシウムのみの前述の特性を利用す
る保存方法であるので、水分を含有する固形食品
の細胞、組織を変化させずそのままの状態にし
て、しかも保存が可能となるものである。 更に本発明は固形食品に水溶性又は粉末状の塩
化マグネシウムを略均等にまぶす方法であるの
で、塩化マグネシウムが水を媒体する細菌を静菌
する特性及び塩化マグネシウムの潮解性という資
質とを有効に利用できる。 また固形食品の周辺に略均的にまぶすことによ
り、塩化マグネシウムが水を媒介する細菌を静菌
する特性を利用し、その細胞、組織を介して固形
食品に吸引、浸透されるとともに、この浸透され
た塩化マグネシウムは組織内の水の動きにより、
その細胞、組織内に万遍なく浸透される卓効があ
り、もつて固形食品全体の保存も均等にかつ有効
になし得るものである。 更には前述の如く、圧力、温度変化等をもつて
の塩化マグネシウムの流出、除去方法であるの
で、簡便であり誠に重宝する処である。
用があるので、魚に塩をまぶした直後に非常に
水分の流出がある。 これに対して、塩化マグネシウム3は、水に
対して一定の組成を形成する性質を有している
ことから、魚に塩化マグネシウム3をまぶした
直後に僅かな水の流出があつた。これは単に水
で洗浄した場合と、ほとんど変わらなかつた。 又臭いは、全体として、塩をまぶした場合
は、塩水の臭いであり、塩化マグネシウム3を
まぶした場合は、新鮮さの臭いから、発酵臭い
に変わつた。また水分の多い魚殊に鰯は、非常
に自己分解が速いことが判明した。 又前記七日目以後のそれぞれの「魚」の状態
を肉眼で判断すると、前述の実験結果の如く、
色、艷等の相違が明確であります。また魚の表
面をほぼ完全に水切りした後に、塩化マグネシ
ウム3をまぶすと、新鮮度のよい状態で品物を
保存できることが判明した。 本発明は以上詳述した通りであつて、水分を有
する固形食品を所定容器に収納し、その後塩化マ
グネシウムを略均的にまぶし、ついで容器を密封
する構成であるので、その保存の工程が誠に簡略
化されるし、保存処理の簡易化、迅速化に大いに
役立つし、またパツク商品の保存処理では、先ず
包装シートに固形食品を載置した後に、塩化マグ
ネシウムをまぶし、その後数分後にパツクすれば
塩化マグネシウムの特性又は潮解性をも始まるも
のであり、この種のパツク商品の保存又は酸化防
止には最適である。 又塩化マグネシウムのみの前述の特性を利用す
る保存方法であるので、水分を含有する固形食品
の細胞、組織を変化させずそのままの状態にし
て、しかも保存が可能となるものである。 更に本発明は固形食品に水溶性又は粉末状の塩
化マグネシウムを略均等にまぶす方法であるの
で、塩化マグネシウムが水を媒体する細菌を静菌
する特性及び塩化マグネシウムの潮解性という資
質とを有効に利用できる。 また固形食品の周辺に略均的にまぶすことによ
り、塩化マグネシウムが水を媒介する細菌を静菌
する特性を利用し、その細胞、組織を介して固形
食品に吸引、浸透されるとともに、この浸透され
た塩化マグネシウムは組織内の水の動きにより、
その細胞、組織内に万遍なく浸透される卓効があ
り、もつて固形食品全体の保存も均等にかつ有効
になし得るものである。 更には前述の如く、圧力、温度変化等をもつて
の塩化マグネシウムの流出、除去方法であるの
で、簡便であり誠に重宝する処である。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図及び第
2図は本発明の説明図である。 1:固形食品、2:容器、3:塩化マグネシウ
ム、4:密封部材。
2図は本発明の説明図である。 1:固形食品、2:容器、3:塩化マグネシウ
ム、4:密封部材。
Claims (1)
- 1 水分を含有する魚介類、畜肉類、果実類、蔬
菜類等の固形食品を所定容器に収納後、塩化マグ
ネシウムのみをスプレー等を介して略均等にまぶ
し、その後該容器を密封するようにした固形食品
の保存方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1754284A JPS60160875A (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | 固型食品の保存方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1754284A JPS60160875A (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | 固型食品の保存方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60160875A JPS60160875A (ja) | 1985-08-22 |
| JPS6433B2 true JPS6433B2 (ja) | 1989-01-05 |
Family
ID=11946802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1754284A Granted JPS60160875A (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | 固型食品の保存方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60160875A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6434532U (ja) * | 1987-08-26 | 1989-03-02 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57102136A (en) * | 1980-12-16 | 1982-06-25 | Toyomichi Nagasaka | Fish roe processing for storage |
| JPS57102160A (en) * | 1980-12-16 | 1982-06-25 | Aizen:Kk | Preparation of dried young sardines |
-
1984
- 1984-02-01 JP JP1754284A patent/JPS60160875A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6434532U (ja) * | 1987-08-26 | 1989-03-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60160875A (ja) | 1985-08-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |