JPS64293Y2 - - Google Patents

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JPS64293Y2
JPS64293Y2 JP11887384U JP11887384U JPS64293Y2 JP S64293 Y2 JPS64293 Y2 JP S64293Y2 JP 11887384 U JP11887384 U JP 11887384U JP 11887384 U JP11887384 U JP 11887384U JP S64293 Y2 JPS64293 Y2 JP S64293Y2
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JP
Japan
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drive shaft
gear
spindle
air motor
rotor
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JP11887384U
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JPS6135754U (ja
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  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、歪センサを備えたインパクトレンチ
等の気動工具の関する。
〈従来の技術〉 従来、歪センサを備えたインパクトレンチとし
ては、第2図に示すようなものが知られている。
このインパクトレンチは、ケース41内にエアモ
ータ42と、このエアモータ42で回転駆動され
図示しないアンビルをハンマで叩いて衝撃的回転
力を得る機械的衝撃発生部43とを備え、この衝
撃発生部43によつてケース41から突出するド
ライブシヤフト44を間欠的に回転させるように
しており、これらを、エアモータ42、機械式衝
撃発生部43、ドライブシヤフト44の順序で一
直線状に配置している。上記ドライブシヤフト4
4には、軸心方向に延びる部分45aと半径方向
の部分45bからなる穴45を設け、この半径方
向の部分45bの開口近傍のドライブシヤフト4
4の外周に歪ゲージ46を貼付ける一方、上記軸
心方向の部分45aの開口に小径のパイプ47を
嵌め込み、ドライブシヤフト44に固定してい
る。このパイプ47は、エアモータ42のシヤフ
ト48の軸心穴48a内に延在し、その先端にロ
ータリコネクタ49のロータ49aを固定してい
る。そして、上記穴45およびパイプ47内に信
号線50を通して、歪ゲージ46とロータ49a
を接続し、上記ロータリコネクタ49のステータ
49bをケース41に固定する。こうして、ドラ
イブシヤフト44に生じるボルト締付トルクの反
力は、歪ゲージ46によつて電気信号として検出
され、この電気信号は、信号線50を通つてロー
タリコネクタ49のロータ49aからステータ4
9bに伝えられ、ステータ49bの端子から出力
される。
ところで、上記衝撃発生部43は、長期間のア
ンビルに対するハンマーの打撃による摩耗や損傷
で使用に耐えなくなり、一般に、その都度取替え
ねばならない。
〈考案の解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記衝撃発生部43の取替えに
際しては、ドライブシヤフト44に固定され、エ
アモータ42の軸心穴48a内に伸びるパイプ4
7および穴45、パイプ47内を通りロータ49
aに接続する信号線50があるため、分解・再組
立が複雑で手間がかかるという欠点があり、点検
や修理などに際しても同様の欠点がある。また、
一直線状に配置されたドライブシヤフト44およ
びエアモータ42の軸心を貫通する長い穴45お
よび48aを加工しなければならないため、製作
に手間がかかり、従つて製品が高価になるという
欠点がある。
そこで、本考案の目的は、簡単で安価な構造で
もつて、取替、修理などのメインテナンスが容易
な歪センサ付気動工具を提供することである。
〈問題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本考案の構成は、エ
アモータと、このエアモータによつて駆動される
衝撃発生部と、この衝撃発生部によつて間欠的に
回転せしめられるスピンドルと、このスピンドル
と平行に配置され、外周に歪センサを有する一
方、その歪センサの信号線を通すための中空穴を
有するドライブシヤフトと、上記スピンドルの先
端に設けた歯車と、上記ドライブシヤフトの後部
に設けられ上記歯車と噛合する歯車と、上記ドラ
イブシヤフト後端に固定され、上記歪センサの信
号線が中空穴を通つて接続されるロータとステー
タとからなるロータリコネクタを備えることを特
徴とする。
〈作用〉 本考案による気動工具において、スピンドル
は、エアモータによつて駆動される衝撃発生部に
よつて間欠的に回転せしめられ、この回転は、上
記スピンドルに固定された歯車およびこの歯車に
噛合する歯車を介して、ドライブシヤフトに伝わ
る。このドライブシヤフトは、先端に保持したボ
ルト等を間欠的に衝撃的に回転せしめて締付け
る。このとき上記ドライブシヤフトに生じる締付
トルクの反力は、外周の歪センサで電気信号とし
て検出される。この電気信号は、ドライブシヤフ
トの中空穴に通された信号線を経て、上記ドライ
ブシヤフト後端に固定されたロータリコネクタの
ロータに達し、同ロータリコネクタのステータに
伝達されて、このステータから出力される。
〈実施例〉 以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明
する。
第1図において、1はインパクトレンチの本体
ケース、2はこの本体ケース1の先端に固定した
ギヤケース2,3は上記本体ケース1内のエアモ
ータ、4はこのエアモータ3に連結し、スピンド
ル5を間欠的に回転せしめる衝撃発生部、6は上
記スピンドル5の先端5aに外嵌・固定した歯
車、7はこの歯車6に噛合する歯車、8はこの噛
合する歯車7に内嵌・固定され、上記スピンドル
5に平行なドライブシヤフト、9は上記ドライブ
シヤフト8後端に固定したロータ10と上記ギヤ
ケース2に固定したステータ11とからなるロー
タリコネクタである。
上記衝撃発生部4は、エアモータ3の回転軸1
2に螺合したハンマ13に一体回転可能に一方の
ハンマ枠14aを嵌合するとともに、他方のハン
マ枠14bをスピンドル5の回りに回転自在に取
付け、上記両ハンマ枠14a,14bに、ハンマ
16を取付けたハンマ15を回転自在に取付けて
いる。そして、上記スピンドル5の後端5bをエ
アモータ3の回転軸12の先端に回転自在に嵌合
し、上記ハンマ16によつてスピンドル5のアル
ビン5cを間欠的に打撃して、衝撃的に回転せし
めるようにしている。
上記ギヤケース2は、ギヤを収容する貫通穴を
穿設したケースブロツク17、後部カバー18
a,18a,ケースブロツク17内に嵌合される
リング状の後部軸受メタル19,19および8の
字状に一体をなす前部軸受メタル20を嵌合した
前部カバー21からなる。そして、上記後部軸受
メタル19と前部軸受メタル20に、上記歯車
6,7の外周両側に設けられた段部6a,7aを
夫々嵌合して、噛合する両歯車6,7を回転自在
に支承するとともに、ボルト22で前部カバー2
1とケースブロツク17を、ボルト23,23で
前部カバー21,ケースブロツク17および本体
ケース1前端のフランジ1aを夫々結合してい
る。上記ドライブシヤフト8には、歯車7に内
嵌・固定した後部の端面に大径穴部8aを設け、
この大径穴部8aの底部8bから軸心を通る軸心
部8cとそれから直角に曲つて前部の外周8dに
開口する径方向部8eからなる貫通孔8fを穿設
するとともに、上記径方向部8eの開口の近傍の
ドライブシヤフト8の外周に歪センサとしての歪
ゲージ24を貼付ける。上記ドライブシヤフト8
の後端側のギヤケース2には、前部25aにベア
リング26を内嵌したコネクタケース25を取付
ける。
上記ロータリコネクタ9のロータ10は、絶縁
筒10aで覆われた細径部10bとステータ11
を収容する拡径部10cからなる漏斗形をなし、
細径部10bの端面にピン係合溝10d、細径部
外周にロータ側端子10eを有する。そして、細
径部10bの先端をドライブシヤフト8後端の穴
8aに挿入して、この穴8aに設けたピン27に
上記ピン係合溝10dを係合して、ドライブシヤ
フト8と共にロータ10を回転させるとともに、
細径部10bの基部を上記ベアリング26に内嵌
する。上記歪ゲージ24と上記ロータ側端子10
eは、ドライブシヤフト8の貫通孔8fを通る信
号線28で接続する。一方、上記ロータリコネク
タ9のステータ11は、上記コネクタケース25
の後部25b内に電気的に絶縁して固定し、この
コネクタケース25の端部には、ステータ11の
ステータ先端子11aに接続した信号出力プラグ
29を固定する。なお、上記ロータリコネクタ9
は、回転側のロータ10と固定側のステータ11
を内部に密閉封入された水銀を通して接続してい
る。
上記構成のインパクトレンチにおいて、スピン
ドル5は、エアモータ3に連結する衝撃発生部4
によつて前述の如く間欠的に回転され、この回転
は、歯車6,7を介してドライブシヤフト8に伝
達される。そして、ドライブシヤフト8は、先端
に取付けた図示しないソケツトに保持したボルト
を間欠的に衝撃的に回転せしめて締付ける。この
とき上記ドライブシヤフト8に生じる締付トルク
の反力は、外周に貼付された歪ゲージ24で検出
され、電気信号として信号線28を経て、ピン2
7を介してドライブシヤフト8と共に回転するロ
ータリコネクタ9のロータ10のロータ側端子1
0eに伝送される。そして、上記電気信号は、内
部に密閉封入された水銀を介して、コネクタケー
ス25に固定されたステータ11のステータ側端
子11aに達し、信号出力プラグ29から出力さ
れる。
上記実施例のギヤケース2は、前、後部軸受メ
タル19,20により噛合する歯車6,7の外周
両側を支承する構造になつているので、歯車軸を
支承する構造のものに比べてコンパクトかつ軽量
にでき、部品取替や修理の際の分解、組立げが容
易に行なえ、操作性も向上する。また、ロータリ
コネクタ9のロータ10は、ベアリング26に内
嵌しているので円滑に回転し、係合するピン27
を介してドライブシヤフト8に連結しているの
で、ドライブシヤフト8から伝わる衝撃的回転や
振動が緩和される。このことと、前述の水銀を封
入した構造とによつて、ロータリコネクタ9は、
従来の回転子、ブラシ等を用いたコネクタに比べ
てノイズが少なく、寿命が長いという利点を有す
る。
〈考案の効果〉 以上の説明で明らかなように、本考案の気動工
具は、衝撃発生部によつて間欠的に回転せしめら
れるスピンドルに対してドライブシヤフトを平行
に配置し、両者を噛合する一対の伝達歯車で、連
結する一方、歪センサ、ロータリコネクタなどは
上記ドライブシヤフト側に設けているので、消耗
部品である上記衝撃発生部の取替、修理が、上記
歪センサ等に関係なく容易に行なえる。また、歪
センサからロータリコネクタまでの信号線用の中
空穴はドライブシヤフトだけに設ければよく、そ
の長さが短いため、簡単、安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す部分断面図、
第2図は従来の気動工具の模式図である。 1……本体ケース、2……ギヤケース、3……
エアモータ、4……衝撃発生部、5……スピンド
ル、6,7……歯車、8……ドライブシヤフト、
8f……貫通孔、9……ロータリコネクタ、10
……ロータ、11……ステータ、24……歪ゲー
ジ、25……コネクタケース、28……信号線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアモータと、このエアモータによつて駆動さ
    れる衝撃発生部と、この衝撃発生部によつて間欠
    的に回転せしめられるスピンドルと、このスピン
    ドルと平行に配置され、外周に歪センサを有する
    一方、その歪センサの信号線を通すための中空穴
    を有するドライブシヤフトと、上記スピンドルの
    先端に設けた歯車と、上記ドライブシヤフトの後
    部に設けられ上記歯車と噛合する歯車と、上記ド
    ライブシヤフト後端に固定され、上記歪センサの
    信号線が中空穴を通つて接続されるロータとステ
    ータとからなるロータリコネクタを備えることを
    特徴とする気動工具。
JP11887384U 1984-07-31 1984-07-31 歪センサ付気動工具 Granted JPS6135754U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11887384U JPS6135754U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 歪センサ付気動工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11887384U JPS6135754U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 歪センサ付気動工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6135754U JPS6135754U (ja) 1986-03-05
JPS64293Y2 true JPS64293Y2 (ja) 1989-01-06

Family

ID=30677752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11887384U Granted JPS6135754U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 歪センサ付気動工具

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5583453B2 (ja) * 2010-04-08 2014-09-03 瓜生製作株式会社 油圧式トルクレンチの締付力の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6135754U (ja) 1986-03-05

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