JPS64284Y2 - - Google Patents

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JPS64284Y2
JPS64284Y2 JP1980090712U JP9071280U JPS64284Y2 JP S64284 Y2 JPS64284 Y2 JP S64284Y2 JP 1980090712 U JP1980090712 U JP 1980090712U JP 9071280 U JP9071280 U JP 9071280U JP S64284 Y2 JPS64284 Y2 JP S64284Y2
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JP
Japan
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grinding wheel
cylindrical wall
base member
grain
supporting member
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JP1980090712U
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JPS5713156U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、研削盤又は研削機のといし軸に取
付けてといし車として使用する研削といしに関す
る。
従来、この種の研削といしは、と粒を結合剤で
円板状又はカツプ形状に固めた一体構造のもので
あつて、これがといし軸に対する取付けは、研削
といしをといし軸に挿入の上といしの両側にパツ
キング及びフランジを当て、といし軸に螺着する
ナツトを締め付けて行われるものであつた。従つ
て、例えば工具の再研削作業中粗目から細目へと
粒度の異なるといしに取り替える場合は、ナツト
をゆるめてといし軸から外した後使用していた研
削といしをといし軸から抜き出し、所望粒度のと
いしを再び前述の手順でといし軸に取付けるとい
う時間のかかるものであつた。また、といしの粒
度はJisの選択標準だけでも27種、特に細目、極
細目は16種あり、これが選択の都度、研削といし
をといし軸から抜き出すことは、といしの取り替
えに多くの時間を費し、ひいては能率低下の因と
なるものであつた。
この考案は、研削盤又は研削機に取付け後とい
し軸から抜き出すことなく、別個の、例えば所望
粒度のといしに取り替えることのできる研削とい
しを得ることを目的としている。
この考案の実施例を図面にもとづいて以下説明
する。第1図において、この考案の研削といし
は、ベース部材1とと粒担持部材2の分離可能な
二部分からなつている。ベース部材1は、研削盤
又は研削機のといし軸3の軸線方向に円筒壁4が
底壁5からといし軸3の先端を越えて伸長したカ
ツプ形状を有し、底壁5に設けた孔6を通してと
いし軸3の縮径ねじ部に挿入の上、底壁5の両側
をはさんだフランジ又は押さえ金7及び7をとい
し軸3に螺着するナツト8により締め付けて、空
転しないようにといし軸3に取付けられる。こう
してベース部材1はといし軸3と共に回転する。
ベース部材1は任意の材料製でよいが、できれば
アルミニウム又はプラスチツク或は鋼板製として
軽量化を図ることが望ましい。
ベース部材1の円筒壁4の端部外周面には、第
2図に示すひも状突起9が等間隔に4個形成さ
れ、各突起9は、円筒壁4の端面10から曲部1
1まで伸長する立上り直線部12、曲部11から
右方へつまり時計方向に円筒壁の段部13との間
隔を狭ばめながら傾斜する傾斜部14、端部外周
面を区切る段部13との間に最狭のすきま15を
形成する水平直線部16、及び終点の突当部17
からなつている。
と粒担持部材2は、加工物に接触する研削部材
であつて、第1図において、円筒壁21が底壁2
2から伸長したカツプ形状の基材を有し、円筒壁
21の上面にめつきしたと粒23を担持して円筒
研削用に構成されている。と粒担持部材2のと粒
担持面につまり円筒壁21に沿つて多数の孔24
が穿設され(第3図)、中央に開口部25が形成
されている。孔24は研削中の切くずを収容して
目詰りを防止する役目と、研削熱による部材のひ
ずみを吸収する役目を有している。中央開口部2
5は部材の軽量化を図ると共に作業員の手又は工
具を挿入して取扱いに便となつている。と粒23
は、めつき以外に、結合剤を使つて基材に接着す
ることもできる。
と粒担持部材2の基材は、軽量化を図るため鋼
板である。こうして、第1図に示したと粒担持部
材2は、選択可能な各種のと粒、粒度、結合度、
組織及び結合法からなる円筒研削用研削部材を構
成する。
と粒担持部材2の円筒壁21の端縁には第3図
に示すように4個の爪26が形成され、各爪26
は、ベース部材の隣接する突起9及び9間の間隔
18よりも小さな巾と、各突起に係合する高さと
を有している(第1図)。
第1ないし3図において、と粒担持部材2は、
爪26をを突起間隔18に合わせて、押込みなが
ら(第2図で左からみて)時計方向に約90度以下
回動することにより、ベース部材1に緊縛状に連
結つまり締付けられる。即ち、と粒担持部材2の
押込み回動に従い、爪26が間隔18内に侵入し
て段部13に突当つた後、傾斜部14及び水平直
線部16を経て、突起の突当部17に至つて最狭
のすきま15の個所でベース部材の段部13と突
起9に係合するからである。この両部材1及び2
の締結時に、各突起9は、その全長にわたつてと
粒担持部材の円筒壁21の内面に接触して、円筒
壁21を支えるようになる。こうしてベース部材
1及びと粒担持部材2は、といし軸3の(第2図
で左からみて)反時計方向の回転、つまり突起の
突当部17を爪26に押付ける方向の回転によつ
て円筒研削を行う。
異なつた粒度に取り替える場合は、締結してい
ると粒担持部材2を反時計方向に約90度以下回動
してベース部材1から引き出し、代りに所望粒度
のと粒担持部材2を押込みながら回動すればよ
い。この間ベース部材1はといし軸3に取付けた
ままであつて何等引き抜くことはなく、と粒担持
部材2の約90度以下の回動という単純な一挙動作
によつて短時間に研削部材の交換つまりといしの
取り替えが行われる。
第4図に示した研削といしは、平面研削用とし
てと粒担持部材2の形状を変形した点を除いて、
第1図に示した研削といしと同じ構造であり、対
応する要素には同一の符号が付されている。と粒
担持部材2は、第4図において、リング状の底壁
22を有し、この底壁の上面にと粒23を担持し
ている。この場合、両部材1及び2の締結時にベ
ース部材の端面10がと粒担持部材の底壁22の
内面に接触するように、突起9の水平直線部16
を位置決めする必要がある。第4図において、場
合によつては、円筒壁21の上面にもと粒を担持
させてもよい。
ベース部材の突起9の立上り直線部12は、場
合により省略してもよく、また突起9と爪26の
数は増減してもよい。またこの考案の研削といし
は、図示の横軸形に限らず、立て軸形に使用する
こともできる。
以上説明したように、この考案は、研削といし
を、といし軸に該軸と共に回転するように取付け
られるベース部材1及びベース部材に対し相対的
に回動してベース部材に着脱自在となると粒担持
部材2の二部分から構成したので、といし軸から
何等抜き出すことなくと粒担持部材のみを単純な
一挙動作で交換して、といし取り替えに要する時
間を短縮することができ、これにより作業能率の
向上に寄与して実用性大なる研削といしを提供す
るものである。また、この考案は、かかる回動分
離型研削といしにおいて、と粒担持部材の円筒壁
の端縁に設けた爪26がベース部材の円筒壁の端
部外周面に設けた最狭のすきま15に嵌入するこ
とにより両部材を緊縛状に締結すると共に、と粒
担持部材の円筒壁21がベース部材の円筒壁の端
部外周面上を伸長するひも状突起9に内接するこ
とにより支えられるので、両部材を円筒研削可能
に締結することができ、また、と粒担持部材をカ
ツプ形状の鋼板製基材で構成してといしの軽量化
を図ることができる。また必要に応じ円筒壁2
1、又は底壁22或は両方の壁の上面にと粒を担
持させて各種のと粒担持部材を用意し円筒研削で
あれ平面研削であれ選択することもできて汎用性
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の研削といしの縦断面図、第
2図はベース部材の平面図、第3図はと粒担持部
材の背面図、及び第4図は第1図に示した研削と
いしを一部変形した縦断面図である。 1……ベース部材、2……と粒担持部材、3…
…といし軸、9……ひも状突起、23……と粒、
24……孔、26……爪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 といし軸に該軸と共に回転するように取付け
    られるベース部材、及びベース部材に対し相対
    的に回動してベース部材に着脱自在となると粒
    担持部材の二部分からなる研削といしであつ
    て、 ベース部材1がといし軸の軸線方向に伸長す
    る円筒壁4をもつたカツプ形状を有し、該円筒
    壁4の端部外周面に複数のひも状突起9を等間
    隔に形成し、各突起は端部外周面を区切る段部
    13との間に最狭のすきま15を形成しながら
    終点の突当部17に至るまで端部外周面上を伸
    長し、 と粒担持部材2は、ベース部材の前記ひも状
    突起に内接する円筒壁21と底壁22をもつた
    カツプ形状の鋼板製基材を有し、該円筒壁又は
    底壁或は両壁の上面にと粒を担持し、かつ円筒
    壁21の端縁に前記最狭のすきまに嵌入し前記
    突起に係合する複数の爪26を形成し、 両部材の締結時に、各ひも状突起9が、その
    全長にわたつてと粒担持部材の円筒壁21の内
    面に接触して、円筒壁21を支えるようになる
    研削といし。 2 と粒担持部材2のと粒担持面に多数の孔24
    を穿設した実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の研削といし。
JP1980090712U 1980-06-30 1980-06-30 Expired JPS64284Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980090712U JPS64284Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30

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JP1980090712U JPS64284Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5713156U JPS5713156U (ja) 1982-01-23
JPS64284Y2 true JPS64284Y2 (ja) 1989-01-06

Family

ID=29452709

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007023688A1 (ja) * 2005-08-26 2007-03-01 Sanwa Kenma Kogyo Company Limited 回転工具

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JPS51133090U (ja) * 1975-04-18 1976-10-26

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JPS5713156U (ja) 1982-01-23

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